- -tion・-sion で終わる語は、原則としてその直前の音節にアクセントが来ます。
- informátion、competítion、decísion がその例です。
- ただし télevision は、米音で TEL- を強く読むことが多いです。
- 元の動詞とアクセントの位置がずれることがあります。
- inform は in-FORM ですが、information は in-for-MA-tion です。
- 共通テストや私大のアクセント問題では、まずこの語尾を探すと速く解けます。
受験に効く語源ミニ知識
入試・英検で点になる、語源・接頭辞・語尾・アクセントの小ワザ100本。カードをタップすると解説が開きます。
- -ity・-ety で終わる名詞は、その直前の音節にアクセントが来ます。
- そのため、元の形容詞からアクセントが動く語が多くあります。
- públic → publícity、nátional → nationálity、cúrious → curiósity、áble → abílity と比べてみてください。
- 派生語のアクセントを問う問題でよく狙われる組です。
publícitynationálitycuriósityvaríety
- 人を表す -ian は、直前の音節にアクセントが来ます。
- librárian、vegetárian、Canádian、histórian などです。
- -ician も同じで、musícian、politícian、technícian、electrícian となります。
- músic → musícian、Cánada → Canádian のように元の語から位置が動くので、発音・アクセント問題で狙われます。
librárianCanádianmusícianelectrícian
- -ious・-eous・-uous で終わる形容詞は、その直前の音節にアクセントが来ます。
- delícious、mystérious、courágeous、spontáneous、contínuous などです。
- cóurage → courágeous、hármony → harmónious、mýstery → mystérious のように、名詞と形容詞でアクセントが動く組が多くあります。
mystériouscourágeousspontáneousharmónious
- 国名や言語を表す -ese は、語尾にアクセントが来ます(Japanése、Chinése、Vietnamése)。
- -oo・-oon で終わる語も同じで、bambóo、kangaróo、shampóo、ballóon、cartóon と読みます。
- どれも語尾の母音を長く強く発音する形です。
- ただし igloo は例外で、頭にアクセントが来ます(ígloo)。
Japanésebambóokangaróoballóon
- 2音節で名詞と動詞が同じつづりの語は、名詞なら前、動詞なら後ろにアクセントが来るものが多くあります。
- これを「名前動後」と呼びます。
- récord(記録)と recórd(記録する)、présent と presént、óbject と objéct、íncrease と incréase、éxport と expórt などです。
- ただし contról・respéct・repórt は名詞でも後ろにアクセントが来ます。
récord / recórdóbject / objéctíncrease / incréaseéxport / expórt
- 3音節以上で -ate で終わる動詞は、-ate の2つ前の音節にアクセントが来るのが基本です。
- éducate、cóncentrate、commúnicate、appréciate のようになります。
- 名詞の -ation にすると、アクセントは -tion の直前の a に移ります(educátion、communicátion)。
- 動詞と名詞の組で位置を確かめてください。
- -ate で終わる語は、動詞なら「エイト」、形容詞・名詞なら弱い「アト(ət)」と読むものが多くあります。
- separate は動詞なら「セパレイト」、形容詞なら「セパレット」に近い音です。
- estimate(見積もる/見積もり)、graduate(卒業する/卒業生)、appropriate(充当する/適切な)も同じです。
- 発音問題でよく出る組です。
- con-(共に・すっかり)は、b・p・m の前で com- になります(combine、compose、commit)。
- l の前では col-(collect、collapse)、r の前では cor-(correct、correspond)です。
- 母音や h の前では co-(coexist、cooperate、cohere)になります。
- どの形でも「共に」の意味は変わらないので、形に惑わされずに語根を探してください。
- 否定の in- は、l の前で il-(illegal、illogical)、b・m・p の前で im-(imbalance、immoral、impossible)、r の前で ir-(irregular、irresponsible)になります。
- それ以外は in-(inactive、incapable)のままです。
- illegal の ll、irregular の rr のように子音が2つ並ぶのはこの同化のためで、つづりを書く問題でも役に立ちます。
illegalimmoralimpossibleirregular
- accommodate は、つづりを間違えやすい語の代表です。
- ac(ad- の同化)+com(con- の同化)+mod(尺度)と分けると、c も m も2つになる理由がわかります。
- 同じように occurrence は oc+cur、recommend は re+com+mend なので、c は1つで m は2つです。
- 語を部品に分けて書けば、二重子音で迷うことが減ります。
- invaluable は「価値がない」ではなく「評価できないほど貴重な」です。
- priceless も「値段が付けられないほど高価な」で、どちらも valuable より強い意味になります。
- inflammable は in-(中に)+flame で「燃えやすい」なので、flammable と同じ意味です。
- 誤解を防ぐため、表示では flammable が使われることが増えました。
invaluablepricelessinflammableflammable
- un- はゲルマン系で、英語本来の語にもラテン系の語にも広く付きます(unhappy、unusual)。
- in- はおもにラテン系の語に付きます(incorrect、inaccurate)。
- dis- は動詞・名詞にも付き、反対の動作を表せます(dislike、disagree)。
- non- は評価を含まない分類です。
- non-professional は「専門職でない」、unprofessional は「プロらしくない」という悪い評価になります。
unusualinaccuratedisagreeunprofessional
- 否定の接頭辞が違うと、意味が変わる組があります。
- immoral は「不道徳な」で悪い評価ですが、amoral は「道徳と関係がない・道徳観念のない」です。
- inhuman は「残酷な」、nonhuman は「人間以外の」です。
- unable(できない)と disable(できなくする)は、形容詞と動詞の違いになります。
- 同意語選択では、この評価の有無がよく問われます。
immoralamoralinhumannonhuman
- de- には「下へ」のほかに、「取り除く・逆にする」の意味があります。
- defrost(霜を取る・解凍する)、decode(暗号を解く)、deforestation(森林伐採)、dehydrate(脱水する)、decentralize(分権化する)などです。
- 環境や社会の長文では deforestation がよく出ます。
- de- と残りの部分を分ければ、初めて見る語でも意味をつかめます。
defrostdecodedeforestationdehydrate
- -able は多くの場合、受け身の意味で「〜されうる」を表します。
- readable は「読まれうる=読みやすい」、portable は「運ばれうる=持ち運べる」です。
- rely on のように前置詞と組む動詞では、前置詞が消えて reliable(頼りになる)となります。
- depend on から dependable(頼れる)ができるのも同じです。
readableportablereliabledependable
- historic は「歴史に残る・歴史的に重要な」です(a historic victory 歴史的勝利)。
- historical は「歴史の・歴史に関する」で、a historical novel(歴史小説)、historical records(史料)のように使います。
- -ic と -ical は意味が同じ語も多いですが、この組のように意味が分かれた語は空所補充でよく狙われます。
historichistoricalhistoryhistorian
- -er が「する人」なのに対し、-ee は「される人」を表します。
- employer(雇う人)と employee(雇われる人)、interviewer と interviewee、trainer と trainee、examiner と examinee の組で覚えてください。
- ただし refugee(難民)、absentee(欠席者)、escapee(脱走者)は「される人」ではありません。
employeremployeeintervieweetrainee
- 人を表す語尾は -er・-or 以外にもあります。
- -ist は「専門家・〜主義者」(scientist、pianist、optimist)、-ant・-ent は「〜する人」(assistant、applicant、participant、resident)、-ian は「〜に属する人」(librarian、historian)です。
- applicant(応募者)、participant(参加者)、resident(住民)は TOEIC や共通テストの頻出語です。
scientistapplicantparticipantlibrarian
- respect から作られた3語は、意味がまったく違います。
- respectable は「(人から)尊敬されるに足る・まともな」、respectful は「(人に)敬意を払う・丁寧な」、respective は「それぞれの」です。
- -able は「〜されうる」、-ful は「〜に満ちた」と、語尾の意味から考えると区別できます。
- 副詞の respectively(それぞれ)は長文によく出ます。
respectablerespectfulrespectiverespectively
- imaginary は「想像上の・架空の」(an imaginary friend)、imaginative は「想像力に富む」(an imaginative writer)、imaginable は「想像できる限りの」です。
- imaginable は最上級や every とともに使い、every means imaginable(考えられるあらゆる手段)のようになります。
- -ary(〜に関する)、-ive(〜する性質の)、-able(〜されうる)の違いが、そのまま意味の違いです。
imaginaryimaginativeimaginableimagination
- industrial は「産業の・工業の」です(the Industrial Revolution 産業革命)。
- industrious は「勤勉な」で、hardworking と同じ意味です。
- 名詞の industry に「産業」と「勤勉」の2つの意味があり、それぞれから形容詞ができました。
- -ous は「〜に満ちた」なので、「勤勉さに満ちた」と考えると区別できます。
industrialindustriousindustryhardworking
- considerable は「かなりの・相当な」で、量や程度に使います(a considerable amount of money)。
- considerate は「思いやりのある」で、人の性質に使います(It is considerate of you to help me.)。
- -able は「考慮されるに足る→無視できないほどの」、-ate は「よく考えた→相手のことを考えた」とたどると区別しやすくなります。
considerableconsiderateconsiderationconsiderably
- succeed には「成功する」と「あとに続く」の2つの意味があります。
- そのため形容詞も2つに分かれます。
- successful は「成功した」、successive は「連続した」です(three successive wins 3連勝)。
- 名詞も success(成功)と succession(連続・継承)に分かれます。
- succeed は sub(下に)+cedere(行く)で、「すぐ下に続いて行く」が元の意味です。
successfulsuccessivesuccesssuccession
- comprehend には「理解する」と「含む」の意味があります。
- comprehensible は「理解できる」、comprehensive は「包括的な・広く含む」です(a comprehensive study 総合的な研究)。
- prehend は「つかむ」で、「全部まとめてつかむ」が元のイメージです。
- incomprehensible(理解できない)は難関大の長文や英検準1級で見かけます。
comprehensivecomprehensiblecomprehendincomprehensible
- alternate は「交互の・1つおきの」です(on alternate days 1日おきに)。
- alternative は「代わりの・代替の」で、名詞では「選択肢」です(alternative energy 代替エネルギー)。
- どちらも alter(別の)から来ています。
- アメリカ英語では alternate を「代わりの」の意味でも使うので、英作文では alternative を選ぶと誤解がありません。
alternatealternativealteralternatively
- social は「社会の・社交の」(social problems 社会問題)、sociable は「人づきあいのよい」です(a sociable person)。
- soci は「仲間」で、-al は「〜に関する」、-able は「〜しやすい」です。
- 同じように practical(実際的な)と practicable(実行できる)、regretful(人が後悔して)と regrettable(事が残念な)も、語尾で意味が分かれます。
socialsociablepracticableregrettable
- confident は「自信のある・確信している」です(be confident of success)。
- confidential は「秘密の・内密の」で、confidential documents(機密書類)のように使います。
- どちらも fid(信じる)から来ていますが、confidential は「信頼して打ち明けた」が元の意味です。
- TOEIC のメール文では confidential がよく出ます。
confidentconfidentialconfidencefidelity
- stationary(止まっている)と stationery(文房具)は、発音が同じでつづりが1字違うだけです。
- どちらもラテン語 statio(立っている場所)から来ています。
- stationery は、中世に決まった店を構えて本や紙を売った人 stationer から生まれました。
- 英語圏では、stationery の e は envelope(封筒)の e、と覚える方法が知られています。
stationarystationerystationstationer
- hyper-(過度に)と hypo-(下に・不足して)は、1字違いで正反対の意味です。
- hypertension(高血圧)と hypotension(低血圧)、hyperthermia(高体温)と hypothermia(低体温症)の組があります。
- 医療や健康の長文で、どちらかを選ばせる問題が出ます。
- hypothesis(仮説)は「下に置くもの=議論の土台となる考え」が元の意味です。
hypertensionhypotensionhypothermiahypothesis
- bene(良い)と mal(悪い)は、同じ語根に付いて反対の意味を作ります。
- benevolent(善意の)と malevolent(悪意のある)、benediction(祝福)と malediction(のろい)、benign(良性の)と malignant(悪性の)です。
- vol は「望む」、dict は「言う」なので、「よく望む」「よく言う」と分解できます。
- benign と malignant は腫瘍の説明で使われます。
benevolentmalevolentbenignmalignant
- 長文で知らない単語に出会ったら、次の順で考えます。
- ①語尾で品詞を決める(-tion なら名詞、-ive なら形容詞)。
- ②接頭辞を外して、意味の向きを見る(un- なら否定、re- なら再び・元へ)。
- ③残った語根の意味を考える。
- ④最後に文脈に当てはめて確かめる。
- unforeseeable なら un+fore+see+able で「前もって見ることができない=予見できない」となります。
unforeseeableirreversiblemisinterpretationunprecedented
- 同じつづりに見えても、違う語根のことがあります。
- ped は pedal・pedestrian では「足」(ラテン語 pes)ですが、pediatrics(小児科)・pedagogy(教育学)では「子ども」(ギリシャ語 pais)です。
- vice も vice president では「代わり」ですが、vice(悪徳)は別の語です。
- mal(悪い)と mall(商店街)も関係ありません。
pedestrianpediatricspedagogyvice president
- 18世紀末にフランスでメートル法が作られたとき、倍の単位にはギリシャ語、分の単位にはラテン語の数が使われました。
- kilo(1000倍)・hecto(100倍)・deca(10倍)はギリシャ系、milli(1000分の1)・centi(100分の1)・deci(10分の1)はラテン系です。
- kilometer と millimeter で、同じ「千」でも大小の向きが逆になるのはこのためです。
kilometerhectopascalcentimetermillimeter
- bi-(2)の付いた期間の語は、意味が2通りになることがあります。
- biweekly は「2週間に1回」にも「週に2回」にも使われます。
- biannual は「年2回」、biennial は「2年に1回」と区別されますが、混同されることもあります。
- 誤解を避けるため、ビジネス文書では every two weeks や twice a week と言いかえることが勧められます。
biweeklybiannualbiennialbimonthly
- 同じ語根の動詞は、名詞の形もそろいます。
- -ceive は -ception(receive→reception、perceive→perception、deceive→deception)、-mit は -mission(admit→admission、permit→permission)、-scribe は -scription(describe→description)、-sume は -sumption(consume→consumption)になります。
- 1語覚えれば、同じグループ全体の名詞形を作れます。
perceptionpermissiondescriptionconsumption
- -duce は -duction(reduce→reduction)、-pel は -pulsion(compel→compulsion、expel→expulsion)、-solve は -solution(resolve→resolution)になります。
- -tend は2通りあり、attend→attention・intend→intention と、extend→extension・pretend→pretension に分かれます。
- -tend の語は1語ずつ確かめてください。
reductioncompulsionresolutionextension
- 派生語の空所補充では、同じ語根の品詞セットを知っていれば語尾で選べます。
- produce(動詞)、product・production(名詞)、productive(形容詞)、productivity(名詞・生産性)。
- decide(動詞)、decision(名詞)、decisive(形容詞・決定的な)。
- 空所の前に冠詞があれば名詞、be動詞の後なら形容詞のように、まず文の形から必要な品詞を決めます。
productiveproductivitydecisiondecisive
- -th は形容詞から名詞を作るゲルマン系の語尾です。
- long→length、strong→strength、wide→width、deep→depth、warm→warmth、true→truth などです。
- broad→breadth、wide→width のように母音が変わる語もあり、つづりを書かせる問題で狙われます。
- 「長さ」「強さ」のような、日常の基本語に多い語尾です。
lengthstrengthwidthbreadth
- 学術的な語には、元の言語の複数形を残すものがあります。
- ギリシャ語式は phenomenon→phenomena、criterion→criteria、analysis→analyses です。
- ラテン語式は datum→data、medium→media、curriculum→curricula、stimulus→stimuli です。
- data・media は複数扱いが伝統的ですが、今は単数扱いもふつうです。
- 長文の主語と動詞の一致で問われます。
phenomenacriteriacurriculastimuli
- ラテン系の動詞は、部品の意味がそのまま句動詞に対応することがあります。
- postpone は post(後に)+pone(置く)で put off、deposit は de(下に)+pos(置く)で put down、suppress は sub(下に)+press(押す)で hold down です。
- extinguish は ex(外へ)を含み put out、ascend は go up にあたります。
- 長文の言い換え問題で正解の手がかりになります。
- 英語では、動物と肉で語が違うものがあります。
- cow と beef、pig と pork、sheep と mutton、calf と veal です。
- 肉を表す beef・pork・mutton・veal は、いずれも古フランス語から入った語です。
- 1066年のノルマン征服のあと、フランス語を話す支配層が肉料理を食べたからだ、という説明がよく知られています。
- ただし、単純化しすぎだという指摘もあります。
beefporkmuttonveal
- 語尾を見れば、知らない単語でも品詞の見当がつきます。
- -tion・-ment・-ness・-ity は名詞、-ive・-ous・-ful・-able・-al は形容詞、-ize・-ify・-ate・-en は動詞、-ly はたいてい副詞です。
- ただし -al には名詞(arrival)、-ly には形容詞(friendly)、-ate には形容詞(fortunate)もあるので、最後は文中の位置で確かめます。
arrivalfriendlyfortunatestrengthen
- 英検1級の語彙問題には、語根で分けられる動詞が多く出ます。
- alleviate は ad+lev(軽い)で「軽くする=和らげる」です。
- exacerbate は ex+acerb(苦い)で「さらに悪化させる」、exonerate は ex+onus(重荷)で「罪を晴らす」です。
- obliterate は ob+littera(文字)で「文字を消す=跡形もなく消す」です。
- loquacious(おしゃべりな)は loqu(話す)、voracious(貪欲な)は vor(むさぼり食う)、gregarious(社交的な)は greg(群れ)から来ています。
- culpable(罪のある)は culp(罪)、insatiable(飽くことのない)は in+sat(満ちた)です。
- 英検1級では、こうした語の意味を4択で問う問題が出ます。
- 語根を知っていれば、選択肢をしぼれます。
loquaciousvoraciousgregariousinsatiable
- 英検準1級の語彙問題でも、語根の知識が役に立ちます。
- procrastinate は pro(前へ)+crastinus(明日の)で「明日へ回す=先延ばしにする」です。
- deteriorate はラテン語 deterior(より悪い)から「悪化する」です。
- consolidate は con+solid(固い)で「強化する・統合する」、disperse は dis+spargere(まく)で「散らす」です。
procrastinatedeteriorateconsolidatedisperse
- TOEIC のビジネス語彙も、語根で分けると覚えやすくなります。
- reimburse(払い戻す)は re+im+burse(財布)、expenditure(支出)は ex+pend(量る・支払う)です。
- itinerary(旅程)はラテン語 iter(旅)、subscription(定期購読)は sub+script(書く)から来ています。
- どれも請求書・出張・契約のメールで頻出する語です。
reimburseexpenditureitinerarysubscription
- 語源の意味と、今の意味が大きく違う語もあります。
- nice はラテン語 nescius(知らない)から来て、中世の英語では「愚かな」の意味でした。
- silly は、もとは「幸せな・祝福された」でした。
- manufacture は manu(手で)+facture(作ること)ですが、今は機械での大量生産も指します。
- 語源は意味の手がかりですが、答えそのものではありません。
nicesillymanufactureterrific
- economics、physics、mathematics、ethics のような -ics の学問名は、形は複数でも単数扱いです(Physics is my favorite subject.)。
- アクセントは -ics の直前に来ます(económics、mathemátics)。
- ただし politics は例外で、pólitics と頭にアクセントがあります。
- また politics は「政治的な考え」の意味では複数扱いになることもあります。
economicsphysicsmathematicspolitics
- analysis、crisis、thesis、hypothesis、diagnosis のようなギリシャ語系の -sis の名詞は、複数形が -ses になります(analyses、crises、theses)。
- 読みは「シーズ」に近くなります。
- 単数と複数でつづりが1字しか違わないので、長文では主語と動詞の一致から見分けます。
- basis→bases、emphasis→emphases も同じです。
analysescriseshypothesesbases
- -cracy(〜による支配)は直前にアクセントが来ます(demócracy、bureáucracy、aristócracy)。
- 人を表す -crat になると、アクセントは前に移ります(démocrat、búreaucrat、arístocrat)。
- 形容詞の -cratic では -ic の規則に従い、democrátic、bureaucrátic となります。
- 3つの形でアクセントの位置が全部違う、発音問題の定番です。
demócracydémocratdemocráticbureáucracy
- spect(見る)は、接頭辞を変えるだけで多くの語を作ります。
- inspect(中を見る=検査する)、respect(振り返って見る=尊敬する)、suspect(下から見上げる=疑う)、expect(外を見る=期待する)、prospect(前を見る=見通し)、perspective(見通す=視点)です。
- 接頭辞の意味と組み合わせて、意味の筋道をたどってみてください。
- pend・pens は「つるす」と「(てんびんで)量る・支払う」を表します。
- depend(下にぶら下がる=頼る)、suspend(つるす・一時停止する)、pending(未決定の)は「つるす」の側です。
- expense(費用)、expensive、compensate(埋め合わせる)、pension(年金)は「支払う」の側です。
- 昔はお金を量って払ったため、2つの意味がつながっています。
- cap(つかむ)は、形を変えて cept・ceive・cip にもなります。
- capture(捕らえる)、capable(能力がある)、accept(受け取る)、concept(概念)、receive(受け取る)、perceive(気づく)、participate(参加する=部分を取る)です。
- receive の名詞が reception と receipt の2つになるのも、同じ語根の別の形です。
- sta(立つ)は、stable(安定した)、status(地位)、obstacle(前に立ちはだかるもの=障害)、circumstance(周りに立つもの=状況)を作ります。
- sist も同じ仲間で、assist(そばに立つ=助ける)、resist(逆らって立つ=抵抗する)、insist(上に立つ=主張する)、consist(共に立つ=成り立つ)となります。