語源で覚える記憶術

記憶の研究で確かめられた方法と、語源ならではの覚え方。この辞典の機能と組み合わせて、今日から使えるやり方をまとめました。

語源ならではの記憶術

Techniques
1

ファミリー法

1つの語根で10語まとめ覚え

  1. STEP 1語根を1つ決め、核の意味を一言で覚えます(spect=見る)。
  2. STEP 2その語根を持つ語を5〜10語集め、パーツごとに意味を言います。
  3. STEP 3何も見ずに、その語根の語をいくつ言えるか試します。

語根ページの単語一覧と家系図で仲間を集め、単語帳に★保存します。

なぜ効くの?(くわしく)
  • 英単語の多くは、少ない語根の組み合わせでできています。
  • 1つの語根を覚えたら、その語根を持つ語を一度に集めます。
  • spect(見る)なら inspect、respect、expect、spectator と、意味のつながった仲間が並びます。
  • 共通の手がかりで結ばれるので、1語ずつ覚えるより思い出しやすくなります。
  • 知らない語に出会ったときも、知っている語根から意味の見当がつきます。
2

語源の足し算

パーツ分解→意味の公式

  1. STEP 1単語をパーツに切ります(pre / dict)。
  2. STEP 2パーツの意味を並べます(前に+言う)。
  3. STEP 3今の意味へのつながりを一言で足します(前もって言う→予言する)。

単語ページのパーツ分解を見る前に自分で切り、答え合わせします。ゲーム「語源ぶった切り」でも練習できます。

なぜ効くの?(くわしく)
  • 単語を接頭辞・語根・接尾辞に分け、それぞれの意味を足すと、意味の骨組みが見えます。
  • predict なら pre(前に)+dict(言う)で、「前もって言う」から「予言する」です。
  • 足し算の答えと辞書の意味が、少しずれることもあります。
  • そのずれを埋める一言を考えるところまでが、この公式です。
3

1枚絵メソッド

コアイメージを1枚の絵で持つ

  1. STEP 1語根の意味を、動きのある1枚の絵にします。
  2. STEP 2接頭辞を、矢印や位置として絵に描き足します。
  3. STEP 3絵だけを見て、そこから単語を言います。

語根ページの語根の絵と、単語ページのコアイメージを見比べます。

なぜ効くの?(くわしく)
  • 語根の意味を、言葉ではなく1枚の絵で持っておく方法です。
  • port(運ぶ)なら、荷物を抱えて運ぶ人の絵です。
  • そこへ矢印を足すと、ex(外へ)で export(輸出する)、im(中へ)で import(輸入する)になります。
  • 絵が1枚あれば、いくつもの語を同じ場面の中で思い出せます。
  • 二重符号化の考えを、語源に当てはめた形です。
4

タイムトラベル記憶

ことばの旅を物語にする

  1. STEP 1ことばの旅で、元の言語と元の意味を確かめます。
  2. STEP 2「昔は〜。だから今は〜」の2文で物語にします。
  3. STEP 3何も見ずに、人に話すつもりで物語を言います。

単語ページのことばの旅と語源ストーリーを読み、ゲーム「ことばの旅ならべかえ」で確かめます。

なぜ効くの?(くわしく)
  • 単語がどの言語から、どう意味を変えて英語に来たかを、短い物語にして覚えます。
  • candidate の元は、ラテン語で「白い服を着た人」です。
  • 古代ローマで公職に立候補する人は、白くした服を着ていました。
  • ここから「候補者」の意味になりました。
  • candle(ろうそく)や candid(率直な)も、「白い・輝く」を表す同じ根から来ています。
5

カタカナ逆引き

カタカナ語から逆算する

  1. STEP 1身近なカタカナ語を1つ選びます(プロジェクター)。
  2. STEP 2英語のつづりに戻し、パーツに分けます(pro+ject)。
  3. STEP 3同じ語根の英単語を3つ探します(reject、inject、eject)。

語根ページで ject を開き、単語一覧から同じ語根の語を探します。

なぜ効くの?(くわしく)
  • 日本語には、英語から来たカタカナ語がたくさんあります。
  • それを語源の入り口に使います。
  • プロジェクター、インジェクション、オブジェクトには、どれも ject(投げる)が入っています。
  • プロジェクターは、前へ(pro)光を投げる機械です。
  • 知っているカタカナ語から語根を取り出せば、ゼロから覚える量が減ります。
  • ただし、カタカナ語と英語で意味がずれる語もあります。
6

矢印マップ

接頭辞を方向の矢印で覚える

  1. STEP 1主な接頭辞6〜8個を、矢印の向きで紙に描きます。
  2. STEP 21つの語根に矢印を順につけて、単語を作ります。
  3. STEP 3単語を見たら、まず矢印の向きを指で示します。

接頭辞の一覧表を印刷し、ゲーム「接頭辞スピード60」で速さを上げます。

なぜ効くの?(くわしく)
  • 多くの接頭辞は、もともと方向や位置を表します。
  • ex は外へ、in は中へ、re は後ろへ、pro は前へ、sub は下へ、de は下へ・離れて。
  • これを矢印の図にしておくと、press(押す)と組み合わせるだけで意味が出ます。
  • 外へ押し出すと express(表現する)、下へ押さえつけると suppress(抑える)です。

記憶の科学

What research says

間隔をあけて復習する(分散学習)

今日から今日覚えた語を、翌日・3日後・1週間後にもう一度思い出します。単語帳の復習モードに任せると楽です。

くわしく
  • 同じ時間を使うなら、一度にまとめて覚えるより、日をあけて何回かに分けた方が長く残ります。
  • これを分散学習(間隔効果)と呼びます。
  • 最初に調べたのはドイツのエビングハウスです。
  • 自分で無意味なつづりを覚え、時間とともに記憶が薄れる様子を記録しました。
  • これが忘却曲線です。
  • なお「20分後に42%忘れる」という有名な数字は、覚え直しの手間がどれだけ省けたか(節約率)から出したものです。
  • 「忘れた割合」そのものではありません。

エビングハウス(Ebbinghaus、1885年)/セペダら(Cepeda et al.、2006年)のメタ分析

思い出す練習をする(テスト効果)

今日から単語を見たら、意味を隠して先に言ってみます。言えなかった語だけ答えを見ます。

くわしく
  • 読み返すより、何も見ずに思い出そうとする方が記憶に残ります。
  • ローディガーとカーピキは、文章を読み直す組と、思い出して書く組を比べました。
  • 直後のテストでは、読み直す組が上でした。
  • ところが2日後と1週間後には、思い出す組が上回りました。
  • カーピキとローディガーは、スワヒリ語と英語の単語ペアでも、思い出す練習の大きな効果を確かめています。

ローディガーとカーピキ(Roediger & Karpicke、2006年)/カーピキとローディガー(Karpicke & Roediger、2008年)

まぜて練習する(交互練習)

今日からspect・port・ject の語をまぜたカードを作り、1枚ずつどの語根か言い当てます。

くわしく
  • 同じ種類の問題を続けて解くより、種類をまぜて解く方が、後のテストで成績がよくなることがあります。
  • ローラーとテイラーは数学の問題で、コーネルとビョークは画家の作風を見分ける課題で、この効果を示しました。
  • まぜると「これはどの種類か」を毎回考えることになります。
  • その分、見分ける力がつくと考えられています。
  • 練習中は難しく感じますが、それで普通です。

ローラーとテイラー(Rohrer & Taylor、2007年)/コーネルとビョーク(Kornell & Bjork、2008年)

絵と言葉の両方で覚える(二重符号化)

今日からコアイメージの絵を見たあと、目を閉じて絵を思い浮かべ、そこから単語を言います。

くわしく
  • カナダの心理学者パイヴィオは、記憶には言葉の系統とイメージの系統があると考えました。
  • 両方に記録された情報は、手がかりが2本になるので思い出しやすくなります。
  • 「りんご」のように絵が浮かぶ語が、「自由」のような抽象語より覚えやすいことも、この考えで説明されます。
  • なお、人を「視覚型」「聴覚型」に分けて教え方を変える考えとは別の話です。

パイヴィオ(Paivio、1971年)

意味を考えて覚える(処理水準)

今日から単語を1つ選び、パーツの意味から今の意味へどうつながるかを、自分の言葉で言います。

くわしく
  • クレイクとロックハートは、情報をどれだけ深く処理したかで、記憶の残り方が変わると考えました。
  • 続くクレイクとタルヴィングの実験では、単語が「大文字か」と見た目を考えるより、「この文に当てはまるか」と意味を考えた方が、よく思い出せました。
  • つづりを書き写すだけの作業は、浅い処理になりがちです。
  • なぜその意味になるのかを考えると、深い処理になります。

クレイクとロックハート(Craik & Lockhart、1972年)/クレイクとタルヴィング(Craik & Tulving、1975年)

覚えたら眠る(睡眠と記憶)

今日から寝る前の5分で今日の語を見直し、翌朝の5分で何も見ずに思い出します。

くわしく
  • ジェンキンスとダレンバックは、覚えたあとに眠った場合と、起きていた場合を比べました。
  • 眠った方が、後でよく思い出せました。
  • その後の研究でも、睡眠中に記憶が整理され、定着しやすくなることが示されています。
  • 徹夜で詰め込むと、この働きを使えません。
  • 寝る前に復習し、翌朝に思い出す流れは、睡眠の働きを生かした形です。

ジェンキンスとダレンバック(Jenkins & Dallenbach、1924年)/ディーケルマンとボルンの総説(Diekelmann & Born、2010年)

音でひっかける(キーワード法)

今日から語源で分解できない語だけ、音の似た日本語と意味を結ぶ絵を1枚作ります。

くわしく
  • アトキンソンとラウは、ロシア語の単語を覚える実験で、キーワード法の効果を示しました。
  • 外国語の音に似た身近な言葉(キーワード)を選び、それと意味を1枚の絵で結びます。
  • 音の似た言葉は、本当の語源とは関係ありません。
  • そのため、語源で分解できない語や、語源がはっきりしない語に向きます。
  • 時間がたつと効果が薄れるという報告もあるので、復習と組み合わせます。

アトキンソン(Atkinson、1975年)/アトキンソンとラウ(Atkinson & Raugh、1975年)

まとまりで覚える(チャンク化)

今日から長い単語を見たら、まず斜線でパーツに切ります。in/spect/ion のように3つ前後にします。

くわしく
  • ミラーは、人が一度に覚えておける量は、ばらばらの文字の数ではなく、意味のまとまり(チャンク)の数で決まると論じました。
  • 目安の「7±2」が有名ですが、のちにコーワンは4つ前後と見積もっています。
  • 英単語も、つづりを1文字ずつ覚えるより、in+spect+ion のようにパーツで見ると、まとまりの数が減ります。
  • 語根を知るほど、長い単語も少ないまとまりで扱えます。

ミラー(Miller、1956年)/コーワン(Cowan、2001年)

自分に説明する(自己説明)

今日から単語を1つ選び、「〜だから、この意味になる」と、人に説明するつもりで30秒話します。

くわしく
  • チーらは、物理の例題を学ぶ学生を観察しました。
  • よく理解できた学生は、例題の各手順について「なぜこうなるのか」を自分に説明していました。
  • その後の研究でも、説明しながら学ぶと理解が深まることが示されています。
  • 語源なら「respect は re(振り返って)+spect(見る)。
  • 振り返って目をかけるから、尊敬する」のように、理由をつけて声に出すことがそれに当たります。

チーら(Chi et al.、1989年)

使い方プラン

Plans

大学受験や英検に向けて、毎日少しずつ語彙を増やしたい人

  1. 1日目

    語根を1つ選びます(例:spect)。語根ページの単語一覧から5語を★保存します。最後の3分で、何も見ずに5語の意味を言います。

  2. 2日目

    単語帳の復習モードで、1日目の5語を思い出します(5分)。新しい語根を1つ選び、同じ手順で5語を保存します(10分)。

  3. 3日目

    復習モードで1〜2日目の語を思い出します。残りの時間で、ゲーム「語源ぶった切り」を遊び、パーツに切る練習をします。

  4. 4日目

    新しい語根を1つ足します。その中の1語のことばの旅を読み、2文の物語にして声に出します。寝る前に5語を見直します。

  5. 5日目

    これまでの語根をまぜて、ゲーム「語根マスター」か「仲間はずれ」を遊びます。まちがえた語を★保存します。

  6. 6日目

    長文問題から知らない語を3つ選びます。パーツで意味を推測し、文脈と辞書で確かめます。

  7. 7日目

    1週間分の語を、何も見ずに書き出します。言えなかった語だけ単語ページで見直します。覚えたチェックは、言えた語だけにつけます。

よくある失敗と直し方

✕ 語源の話だけ覚えて、意味を覚えない

◯ 物語は覚えたのに、単語を見て意味がすぐ出ないなら、目的と手段が逆になっています。試験で問われるのは語源ではなく意味です。最後は必ず、英単語を見てすぐ意味を言う練習をします。語源は、そこで詰まったときの手すりとして使います。

くわしく
  • 語源の物語は、意味を思い出すための道具です。
  • 物語は覚えたのに、単語を見て意味がすぐ出ないなら、目的と手段が逆になっています。
  • 試験で問われるのは語源ではなく意味です。
  • 最後は必ず、英単語を見てすぐ意味を言う練習をします。
  • 語源は、そこで詰まったときの手すりとして使います。

✕ 民間語源を本当の話だと信じる

◯ posh が「Port Out, Starboard Home(行きは左舷、帰りは右舷)」の頭文字だという話は、裏づけのない俗説です。SOS も何かの略ではありません。モールス信号で打ちやすく聞き取りやすい並びとして選ばれました。話がうますぎるときは、辞典で確かめます。

くわしく
  • もっともらしい語源の話には、作り話が混じっています。
  • posh が「Port Out, Starboard Home(行きは左舷、帰りは右舷)」の頭文字だという話は、裏づけのない俗説です。
  • SOS も何かの略ではありません。
  • モールス信号で打ちやすく聞き取りやすい並びとして選ばれました。
  • 話がうますぎるときは、辞典で確かめます。

✕ 語源で推測して外れる

◯ inflammable の in は否定ではなく「中へ」で、意味は「燃えやすい」です。nice はラテン語の「知らない」が元で、長い間に意味が大きく変わりました。推測は、あくまで候補です。文脈や辞書で確かめるまでは、答えにしません。

くわしく
  • 語源の推測は、いつも当たるわけではありません。
  • inflammable の in は否定ではなく「中へ」で、意味は「燃えやすい」です。
  • nice はラテン語の「知らない」が元で、長い間に意味が大きく変わりました。
  • 推測は、あくまで候補です。
  • 文脈や辞書で確かめるまでは、答えにしません。

✕ つづりが似ているだけで同じ語根だと思う

◯ pedal(ペダル)の ped は、ラテン語の「足」です。一方、pediatrician(小児科医)の ped は、ギリシャ語の「子ども」から来ています。つづりだけで決めつけると、意味をまちがえます。語根ページで、その語が本当にその語根の仲間かを確かめます。

くわしく
  • 同じ文字の並びでも、語源が別のことがあります。
  • pedal(ペダル)の ped は、ラテン語の「足」です。
  • 一方、pediatrician(小児科医)の ped は、ギリシャ語の「子ども」から来ています。
  • つづりだけで決めつけると、意味をまちがえます。
  • 語根ページで、その語が本当にその語根の仲間かを確かめます。

✕ 一覧表を眺めて満足する

◯ しかし、見て分かることと、何も見ずに思い出せることは別です。テスト効果の研究では、読み返すだけの勉強は、思い出す練習より残りにくいと分かっています。表を印刷したら、意味の欄を隠して言う練習に使います。

くわしく
  • 語根の一覧表を何度も読むと、覚えた気になります。
  • しかし、見て分かることと、何も見ずに思い出せることは別です。
  • テスト効果の研究では、読み返すだけの勉強は、思い出す練習より残りにくいと分かっています。
  • 表を印刷したら、意味の欄を隠して言う練習に使います。

✕ 一度に詰め込んで、復習しない

◯ 同じ時間なら、少ない語を何回かに分けて見る方が長く残ります。新しい語を増やす前に、前に覚えた語を思い出す時間を取ります。単語帳の復習モードは、その順番を守るための機能です。

くわしく
  • 1日に100語を覚えても、復習しなければ、数日後にはかなりの語が思い出せなくなります。
  • 同じ時間なら、少ない語を何回かに分けて見る方が長く残ります。
  • 新しい語を増やす前に、前に覚えた語を思い出す時間を取ります。
  • 単語帳の復習モードは、その順番を守るための機能です。

✕ 分解できない語にまで語源を使う

◯ dog や girl のように、語源がはっきりしない語もあります。古英語から続く短い語は、分けても手がかりにならないことが多いです。そうした語は、例文や音、キーワード法など別の方法で覚えます。語源は道具の一つです。

くわしく
  • すべての英単語が、きれいにパーツに分けられるわけではありません。
  • dog や girl のように、語源がはっきりしない語もあります。
  • 古英語から続く短い語は、分けても手がかりにならないことが多いです。
  • そうした語は、例文や音、キーワード法など別の方法で覚えます。
  • 語源は道具の一つです。

よくある質問

語源で覚えるのは、本当に効果がありますか?

接頭辞や語根の知識は、知らない語の意味を推測する手がかりの一つとされています。また、意味づけや思い出す練習など、記憶の研究で確かめられた方法と組み合わせやすい利点もあります。一方で、語源で覚える方法と他の方法を厳密に比べた研究は、多くありません。語源は万能ではなく、使える語で使う道具と考えるのが正確です。

何から始めればいいですか?

まず、よく出る接頭辞(re、pre、ex、in、con など)と、語根を10個ほど覚えます。spect、port、ject、dict、vid のように、カタカナ語にも入っている語根から始めると入りやすいです。そのあと、授業や問題集で出会った語を、その語根の仲間として足していきます。

語根はいくつ覚えればいいですか?

決まった数はありません。目安として、よく出る接頭辞20個前後と語根30〜50個を知っていると、受験や TOEIC の語で手がかりになるものがかなり増えます。ただし、数を覚えること自体は目的ではありません。1つの語根につき、実際に意味の言える語を3つ以上持つことの方が大切です。

どの単語でも語源で覚えられますか?

いいえ。英語にはラテン語やギリシャ語から来た語が多く、とくに学術的な語や長い語はパーツに分けやすい傾向があります。一方で、日常の短い語には古英語から続くものが多く、分けても意味の手がかりになりません。語源のはっきりしない語もあります。そうした語は、例文や音で覚えます。

ラテン語やギリシャ語を勉強する必要はありますか?

必要ありません。英単語を覚えるために要るのは、語根や接頭辞の意味と、それが入った英単語を結びつけることです。ラテン語の文法や活用は、ほとんど使いません。気になった語だけ、単語ページのことばの旅で元の言語を確かめれば十分です。

1日に何語覚えればいいですか?

人によって違うので、決まった正解はありません。新しい語の数より、復習を続けられることの方が大切です。新しい語を増やしすぎると、あとで復習の量が一気に増えます。まずは新しい語を1日5〜10語と、前の日までの語の復習から始め、続けられそうなら増やします。

ゲームだけで覚えられますか?

ゲームは思い出す練習として役に立ちますが、それだけでは足りないことがあります。選択肢から選ぶ形式では、自分の力で意味を出す練習が少なくなります。ゲームで見つけた苦手な語を単語帳に保存し、何も見ずに意味を言う練習や、例文で使い方を確かめる練習と組み合わせます。

語源の説明が、辞書によって違うのはなぜですか?

語源の研究は今も続いていて、古い資料の少ない語では説が分かれることがあります。また、説明を短くするために、途中の段階を省いて書く辞書もあります。この辞典では定説として確かなことを書き、はっきりしない部分は「説がある」「はっきりしない」と書いています。

単語帳で復習をはじめるゲームで思い出す練習