A2名詞ラテン系

audienceの語源と意味

/ˈɔːdiəns/オーディエンス

聴衆、観客

パーツに分けると

audi語根聞くラテン語 audire
ence接尾辞〜すること

聞く+こと → 聞くこと・聞く場 → 聞く人々 → 聴衆

コアイメージ
耳をかたむける人々

audience の語源ストーリー

audience は最初、人の集まりではなく「聞くこと」そのものを指しました。ラテン語 audientia「傾聴」が古フランス語を通り、14世紀に英語に入ります。王が臣下の訴えを聞く場は、今も an audience with the King「国王への謁見」と言います。やがて「聞く行為」から「聞いている人々」へ意味が移りました。今では劇場やテレビの観客、本の読者まで audience と呼びます。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    audire
    聞く
  2. 2
    ラテン語
    audientia
    聞くこと・傾聴
  3. 3
    古フランス語
    audience
    聞くこと・謁見
  4. 4
    英語14世紀
    audience

例文

The audience gave the brass band a big hand after the performance.
演奏のあと、観客は吹奏楽部に大きな拍手を送った。

よく使う形:a large audience(大勢の観客)

暗記フック

audi=「聞く」(audio, オーディションも仲間)。「聞く人の集まり」なので単数形で大勢を表す

入試・使い方のポイント

集合名詞なので「多い・少ない」は large / small で表す(many audience は誤り)。an audience with 〜 は「〜との謁見」。

受験ミニ情報 a large audience が正しく、many audience は誤り。集団を1つと見れば単数、一人ひとりを見れば複数扱いもある点が正誤問題の定番。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

spectators観客(見る人)
listeners聴取者
viewers視聴者

同じ語源の仲間(6語)

audio音声の(聞く)
auditionオーディション(聞いて審査する)
auditorium講堂(聞く場所)
audible聞こえるaudit監査obey従う(〜の方へ耳を傾ける)

語根 aud(聞く)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語audience謁見・審理
スペイン語audiencia謁見・聴衆

語源で推理!ミニクイズ

audience と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

audienceの語源は?

audi(聞く ← ラテン語 audire)+ence(名詞化)→ 聞いている人々 audience は最初、人の集まりではなく「聞くこと」そのものを指しました。ラテン語 audientia「傾聴」が古フランス語を通り、14世紀に英語に入ります。

audienceの意味は?

聴衆、観客(名詞)。コアイメージは「耳をかたむける人々」です。

audienceの覚え方は?

audi=「聞く」(audio, オーディションも仲間)。「聞く人の集まり」なので単数形で大勢を表す 同じ語源の audio・audition・auditorium とまとめて覚えると効率的です。

audienceの発音は?

/ˈɔːdiəns/(オーディエンス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。