多読研究ライブラリー 91本の論文・書籍をやさしく解説

「多読は本当に効くの?」に、研究で答えます。メタ分析から、語彙・読む速さ・聞き読み・動機づけ・文法・ライティングまで。すべて原典(DOI)と抄録で確認した内容です。

研究でわかっていること(まとめ)

  • 多読は読む力を伸ばす。多くの研究をまとめたメタ分析で、多読をした学習者のほうが読解力が伸びていることが示されています。
  • 「やさしい英文」が大事。辞書なしで楽しく読むには、知っている語が95〜98%以上ある英文がよいとされます(語彙カバー率)。英文レベル判定Proで確かめられます。
  • 単語は「何度も出会う」ことで身につく。読んで出会うだけでも単語は少しずつ覚えられますが、1回では足りず、何度も出会うことが必要です。
  • 聞きながら読むと、速く・楽に読める。聞き読み(音声つきの多読)は、読む速さや聞く力にもよい影響があると報告されています。
  • 量と期間がものをいう。短い期間より、長く続けたプログラムほど効果がはっきり出やすい傾向があります。

くわしくは下の一つひとつの研究ページで、対象・方法・数字・限界まで確認できます。

メタ分析2015

多読の効果を34研究まとめたメタ分析:中程度の効果がはっきり出た

Nakanishi, T. (2015)

対象:34研究・43効果量・合計3,942名

メタ分析2016

49研究のメタ分析:多読は大人・EFL環境・授業に組み込んだ形で特に効く

Jeon, E.-Y., & Day, R. R. (2016)

多読群と統制群の比較:d = 0.57(95%信頼区間 0.46〜0.68)、事前→事後:d = 0.79

実験2000

辞書なしで物語を楽しむには、知っている単語が約98%必要

Hu, M. (Hsueh-chao), & Nation, P. (2000)

参加者66名、文章は673語の物語、4つの版(100%・95%・90%・80%)

実験2012

日本の大学生97名を1年追跡:精読より多読のほうが読む速さが伸びた

Beglar, D., Hunt, A., & Kite, Y. (2012)

参加者:日本の大学1年生97名、期間1年

長期の研究2014

読む速さが最も伸びた学生は年20万語、やさしいGR中心に読んでいた

Beglar, D., & Hunt, A. (2014)

最も伸びた14名:年間平均208,607標準語、読む速さは97.27→130.26語/分(+32.99語/分)

レビュー2015

多読で語彙を伸ばす原則:何より「量」、最低でも2週間にGR1冊

Nation, P. (2015)

最低読書量の目安:2週間にGR 1冊(Nation & Wang, 1999 に基づく)

実験2003

GRを1冊読んで覚える新出語はわずか:3か月後に意味を言えたのは25語中1語ほど

Waring, R., & Takaki, M. (2003)

使用した本:400見出し語レベルのGR(全5,872語)、置き換えた語25語

実験2008

「読む」「聞き読み」「聞くだけ」で単語の覚え方を比較:聞くだけでは残らない

Brown, R., Waring, R., & Donkaewbua, S. (2008)

参加者35名、物語3冊×置き換えた語28語

実験2014

リスニングの流暢さは「聞きながら読む」グループが最も安定して伸びた

Chang, A. C.-S., & Millett, S. (2014)

使用教材:レベル1のGR10冊、期間13週間

実験2015

音声付きGRを10冊聞き読み:何冊も読むと単語は大きく伸びる

Webb, S., & Chang, A. C.-S. (2015)

多読クラス61名・比較クラス21名、GR10冊(計56,188語)を約13週間で

長期の研究2015

多読で覚えられる単語の量は、もともとの語彙力で大きく変わる

Webb, S., & Chang, A. C.-S. (2015)

参加者60名、期間37週間(2学期)、GR計20冊(レベル1・2を10冊ずつ)

実験1983

フィジーの「ブック・フラッド」:絵本を大量に置いた小学校で英語力が2倍の速さで伸びた

Elley, W. B., & Mangubhai, F. (1983)

参加:農村部の小学校8校の4・5年生380名、比較群234名

長期の研究2010

英語が苦手な高専生が5年間の多読授業で変わった:読書量が多いほどTOEICも高い

Nishizawa, H., Yoshioka, T., & Itoh, K.(西澤一・吉岡貴芳・伊藤和晃) (2010)

読書量別のTOEIC平均:約31万語群 435点(9名)/約66万語群 498点(13名)/約181万語群 604点(8名)

実験2008

訳読中心の公立高校でも、7週間の多読で読む速さが約3割アップ

Iwahori, Y. (2008)

読む速さの平均:事前 84.18語/分 → 事後 112.82語/分(平均差28.64語/分、有意)

調査2007

多読を続ける高校生の原動力は「読む楽しさ」:日本語の読書好きとは別物

Takase, A. (2007)

対象:女子高校2年生219名、各1年間(約11か月)

実験2010

読解に必要な語彙は? 最低ライン4,000〜5,000語、理想は8,000語

Laufer, B., & Ravenhorst-Kalovski, G. C. (2010)

参加者745名

実験2011

知っている単語の割合と理解度はほぼ比例:急に読めるようになる「境目」はない

Schmitt, N., Jiang, X., & Grabe, W. (2011)

参加者:8か国の661名、文章2つ

実験2023

「98%ルール」をスリランカで追試:文章の種類や問題形式で必要な語彙率は変わる

Kremmel, B., Indrarathne, B., Kormos, J., & Suzuki, S. (2023)

参加者:スリランカの成人104名(元の研究は66名)

コーパス研究2006

原書を辞書なしで読むには8,000〜9,000語、聞くには6,000〜7,000語

Nation, I. S. P. (2006)

作成した語彙リスト:1,000語族×14本

コーパス研究2013

ネイティブの子ども向けの本は意外に難しい:多読にはGRのほうが向いている

Webb, S., & Macalister, J. (2013)

分析した文章:688

実験2014

GRの最上級から原書の小説へ:語彙カバー率は下がっても楽しんで読めた

Uden, J., Schmitt, D., & Schmitt, N. (2014)

参加者4名、レベル5・6のGR計20冊(週1冊)+原書2冊、約29週間

実験2006

1か月の多読で、対象語の約3分の2の知識が深まった:特に綴りがよく伸びる

Pigada, M., & Schmitt, N. (2006)

対象語133語のうち65%で知識が向上(約1.5語に1語)

実験2005

自分で選んだ本を読む多読でも、語彙は予想以上に伸びた:新しい測り方の提案

Horst, M. (2005)

参加者:ESL学習者21名(本は各自が自由に選択)

メタ分析2018

多読と語彙の21研究をメタ分析:効果は大きいが、研究ごとのばらつきも大きい

Liu, J., & Zhang, J. (2018)

対象:21研究(2007〜2016年)・合計1,268名

実験2017

精読の一部を多読に置き換えるだけで、読解・速さ・語彙がそろって伸びた

Suk, N. (2017)

比較クラス88名・多読クラス83名(計171名)、期間15週間

実験1997

日本の大学・短大での3つの実験:多読クラスは3回とも通常授業を上回った

Mason, B., & Krashen, S. (1997)

実験1:再履修クラスは1学期で平均約30冊(目標50冊)を読んだ

実験1989

日本の大学生で多読と技能練習を1年比較:多読は同等以上で、読む速さは上回った

Robb, T. N., & Susser, B. (1989)

参加者:英語専攻1年生125名(4クラス)、期間1年

実験1989

GRで3か月の多読:読む力に加えて、特に書く力がはっきり伸びた

Hafiz, F. M., & Tudor, I. (1989)

期間:3か月

実験2015

授業の15〜20分の黙読を1年続けたら、英作文の力がより大きく伸びた

Mermelstein, A. D. (2015)

参加者:211名(多読群107名・比較群104名)、期間1年

調査2004

多読を続ける力は「役に立つ」より「読むのが心地よい」という気持ちから

Yamashita, J. (2004)

参加者:日本の大学生59名、期間13〜14週

長期の研究2007

中学生2人の多読を2年半追跡:やる気は読めるようになるにつれて変わっていく

Nishino, T. (2007)

期間:2年半、1回約15分×週4回、面接4回

レビュー2002

多読指導の10原則:やさしい本を、自分で選んで、できるだけたくさん

Day, R. R., & Bamford, J. (2002)

原則は全10項目

書籍2002

日本に「100万語多読」を広めた本:辞書なし・とばし読み・合わない本はやめる

酒井邦秀 (2002)

刊行:2002年6月10日、文庫判320頁

書籍2020

多読の研究と実践をまるごと解説:ネーションとウェアリングによる教科書

Nation, I. S. P., & Waring, R. (2020)

全13章

書籍1998

多読を世界に広めた古典:「苦労せずに読む力を得る」ための教室づくり

Day, R. R., & Bamford, J. (1998)

全238頁(Cambridge University Press, 1998)

書籍2004

自分で選んで楽しむ「自由読書」の力:研究から読書の効果を論じた本

Krashen, S. D. (2004)

初版1993年、第2版2004年(199頁)

実験2004

音声つきの「繰り返し読み」は、多読と同じくらい読む速さを伸ばす

Taguchi, E., Takayasu-Maass, M., & Gorsuch, G. J. (2004)

参加者:20名(各群10名)、17週間・42セッション

実験2014

1学期の多読で、精読クラスより読む速さが約21語/分多く伸びた

Huffman, J. (2014)

参加者:66名(多読群34名・精読群32名)

実験2012

時間を計って速読する練習と、音読の繰り返しでは、速読練習のほうが読む速さを伸ばした

Chang, A. C.-S. (2012)

TR群:+50語/分(約49%)、52本の文章を読む

実験2013

同じ文章を5回読む練習で、初見の文章も速く・よくわかるようになった

Chang, A. C.-S., & Millett, S. (2013)

参加者:各群13名、13週間で26本の文章

実験2010

速読コースで速くなった力は、本物の英文を読むときにもある程度生きる

Macalister, J. (2010)

分析対象:36名(速読クラス24名・比較クラス12名)

実験2021

速読・音読・多読を組み合わせた12週間で、初級の大学生の読む速さが約46語/分伸びた

Milliner, B. (2021)

参加者:56名(TOEIC平均338点)

実験1999

日本人学習者でも「ちょうどよい聞く速さ」と「読む速さ」はほぼ同じだった

Hirai, A. (1999)

参加者:日本の大学生56名

実験1991

日本の高校生・大学生も、短い物語を楽しく読むだけで単語を覚えた

Day, R. R., Omura, C., & Hiramatsu, M. (1991)

物語:1,032語、目標語17語、読む時間 約30分

実験1998

本を1冊まるごと読むと、5つに1つの割合で知らない単語を覚えた

Horst, M., Cobb, T., & Meara, P. (1998)

参加者:34名、簡略版小説 21,232語を10日間で読む

実験2007

単語は文脈で10回出会うとかなり身につくが、すべてを知るにはもっと必要

Webb, S. (2007)

参加者:日本人学習者121名

実験1999

読書中に未知語に6回出会うと、2回・4回より明らかに多く覚えた

Rott, S. (1999)

出会う回数の条件:2回・4回・6回

実験2010

本物の小説を1冊読むと、10回以上出会った語は8割以上意味がわかるようになった

Pellicer-Sánchez, A., & Schmitt, N. (2010)

参加者:20名、目標語34語

実験2016

視線の動きで見ると、知らない単語も8回ほど出会うと既知語のように読めるようになる

Pellicer-Sánchez, A. (2016)

8回出会ったあと:形を見分ける86%、意味を見分ける75%、意味を思い出す55%

メタ分析2019

26の研究をまとめると、くり返し出会うほど単語を覚えやすいことは中くらいの強さで確か

Uchihara, T., Webb, S., & Yanagisawa, A. (2019)

26研究・45効果量・合計1,918名

メタ分析2023

読む・聞く・聞きながら読むで覚えられる未知語は、およそ1〜2割

Webb, S., Uchihara, T., & Yanagisawa, A. (2023)

24研究・29効果量・合計2,771名

コーパス研究1999

Graded Readersを週1冊ペースで読めば、新しい語にくり返し出会える

Nation, P., & Wang Ming-tzu, K. (1999)

分析した本:42冊(6レベル×7冊)、シリーズ全体の語彙 2,410ワード・ファミリー

実験2013

Graded Readerを聞きながら読むと、決まった言い回し(コロケーション)も自然に身につく

Webb, S., Newton, J., & Chang, A. (2013)

目標コロケーション:18個

実験2016

多聴のあとに「聞く活動」を多くこなした学生ほど、TOEICのリスニングが伸びた

Chang, A. C.-S., & Millett, S. (2016)

参加者:5回群30名・10回群20名・15回群26名、統制群39名、15週間で15冊

レビュー2011

「先生、テープが速すぎます!」——初級者には聞き方の戦略より多聴を

Renandya, W. A., & Farrell, T. S. C. (2011)

実験2013

聞いて理解するには、読む場合ほど多くの単語は要らないかもしれない(95%で十分)

van Zeeland, H., & Schmitt, N. (2013)

参加者:母語話者36名、非母語話者40名

実験2020

同じドキュメンタリーを「読む」「聞く」「見る」で、覚える単語の量は変わらなかった

Feng, Y., & Webb, S. (2020)

参加者:76名を4群にランダムに分ける

実験2011

単語を覚えるなら、講義を聞くより文章を読むほうが効果的。ただし上級者では差が縮む

Vidal, K. (2011)

参加者:230名(読む群・聞く群・インプットなしの群)

調査2012

Graded Readersは「買う先生」向けに作られ、いちばん必要な初級の本が少ない

Claridge, G. (2012)

聞き取りの対象:大手出版社4社の編集者

調査2002

英語を読む動機は「楽しさ」「自分にとっての価値」「役に立つ」「できそう」の4つに分かれる

Mori, S. (2002)

参加者:447名(15クラス)

調査2013

1学期の多読で、英語を読むことへの「心地よさ」が増え「不安」が減った

Yamashita, J. (2013)

参加者:61名、週1回90分×15週間、教室の本 約500冊

調査2013

Graded Readersを読むと多くの学生が「没頭(フロー)」を体験したが、読書時間とは結びつかなかった

Kirchhoff, C. (2013)

毎週フローを報告した割合:グループA 43〜72%、グループB 56〜74%

実験2011

多読にシャドーイングを加えても、1年間の読解テストの伸びに差は出なかった

Nakanishi, T., & Ueda, A. (2011)

参加者:89名(20名・22名・21名・24名の4クラス)

実験2009

厳しい環境でも、多読は精読と同じくらい力を伸ばし、学生の態度はずっと前向きになった

Al-Homoud, F., & Schmitt, N. (2009)

レビュー1991

「本の洪水」で第二言語を学んだ子どもは、型どおりの授業の子より速く伸びた

Elley, W. B. (1991)

レビュー2000

1クラス約100冊の本と短い研修で、読みの伸びが約2倍に:各国の「本の洪水」研究

Elley, W. B. (2000)

本の量の目安:1クラスあたり約100冊(興味をひく本)

メタ分析2011

99研究のメタ分析:よく読む子ほど読む力が伸び、伸びた子はさらに読む「上向きのらせん」

Mol, S. E., & Bus, A. G. (2011)

対象:99研究・合計7,669名

長期の研究1997

小1で早く読めるようになった子は、10年後もよく読み、読む力も伸び続けていた

Cunningham, A. E., & Stanovich, K. E. (1997)

追跡期間:10年(小学1年生→11年生)

調査1988

放課後の過ごし方の中で、読む力の伸びを最もよく予測したのは「本を読む時間」

Anderson, R. C., Wilson, P. T., & Fielding, L. G. (1988)

参加者:小学5年生155名、記録期間8〜26週間(技術報告版)

メタ分析2013

夏休みの読書プログラムは、特に低所得家庭の子どもの読解力を伸ばす:41介入のメタ分析

Kim, J. S., & Quinn, D. M. (2013)

対象:41の介入(1998〜2011年、米国・カナダ、幼稚園〜8年生)

レビュー2001

学校での自由読書(SSR)は効果なし?米国の報告書を批判し、長期では有利と反論

Krashen, S. (2001)

報告書が扱った研究:14本(うちSSR研究10本、自由読書の群が上回ったのは3本)

レビュー2008

授業中の黙読(SSR)は研究でも支持されている:誤解をほどき、実践の工夫を示す

Garan, E. M., & DeVoogd, G. (2008)

長期の研究2002

6年間「読む・聞く」中心で英語を学んだ子どもたち:理解と会話は同等、作文は不足

Lightbown, P., Halter, R., White, J., & Horst, M. (2002)

理解中心のプログラムでの学習期間:約6年(8年生時点の追跡)

実験1996

書く練習を増やすより、多読を加えたほうが作文がうまくなった:香港の中高生

Tsang, W.-K. (1996)

実験1990

パキスタンでGRを90時間読んだ学習者、表現の流暢さと正確さが向上

Hafiz, F. M., & Tudor, I. (1990)

参加者:25名(パキスタン)

調査2005

台湾の大学生の英作文力を最もよく説明したのは「自由な読書」だった

Lee, S.-Y. (2005)

実験2016

作文と文法の授業より、多読を中心にした授業のほうが英作文が伸びた

Park, J. (2016)

期間:1学期

実験2014

工夫した多読で、韓国の中高生が英語の前置詞を正しく使えるように

Song, J., & Sardegna, V. G. (2014)

参加者:24名(強化型多読12名・比較群12名)

実験2004

読書中心の授業を受けた大学生、文法と語彙のテストで従来型の授業を上回る

Rodrigo, V., Krashen, S., & Gribbons, B. (2004)

実験2020

同じ文法を含む文を何度も読むだけで、日本の高校生がその文法に気づき習得した

Aka, N. (2020)

参加者:157名(実験群74名・統制群83名)

実験2019

文法の授業を多読に置きかえた1年間、高専1年生の文法・語彙と読解がともに上昇

Aka, N. (2019)

参加者:405名(統制群205名・多読群200名)、置きかえた授業:年間60時間

実験2008

多読の効果はまず「読む力」に出て、文法・語彙などの言語知識には出るのが遅い

Yamashita, J. (2008)

長期の研究2007

台湾の大学で3年連続の多読研究:長く続けるほど従来の授業より有利に

Lee, S.-Y. (2007)

研究の数:3年連続の3研究

実験1999

年配の大人の学習者でも多読は効く:伸びを説明したのは「読んだ量」だけ

Renandya, W. A., Sundara Rajan, B. R., & Jacobs, G. M. (1999)

実験2013

授業外の多読を全学で必修に:京都の大学で約2,200名、前年の学年より読解の点が上昇

Robb, T., & Kano, M. (2013)

2009年度の対象:約2,200名(レベル別合計2,220名)、教員約70名

長期の研究2011

高専で9年間の多読授業:TOEICを伸ばしたのは「やさしい本」を長く大量に読むこと

Nishizawa, H., Yoshioka, T., Ito, K., Nagaoka, M., Hiroyama, S., & Asai, H. (2011)

5年継続の専攻科1年生20名:読書量中央値87万語、TOEIC平均572点(最低470点)、2〜3年受講の学生より平均102点高い

メタ分析2020

多読の効果は見積もりすぎ?公平な比較に絞ると1学期の効果は「やや小さめ」

Hamada, A. (2020)

研究1:22研究・33データ・6,806名、全体の効果量 d = 0.55

メタ分析2025

73研究の最新メタ分析:多読は読解・語彙だけでなく、書く力・話す力にも小〜中程度の効果

Sangers, N. L., van der Sande, L., Welie, C., Dobber, M., & van Steensel, R. (2025)

対象:73研究・82介入(介入数の内訳:大学46、中等教育19、初等教育7)

レビュー2024

教室での多読の最新研究レビュー:放っておいても自立した読み手にはならない

Robb, T. N., & Ewert, D. (2024)

レビュー2015

「多読」とは何か?研究ごとに定義がバラバラな問題と、多読の核になる要素

Waring, R., & McLean, S. (2015)

多読財団の文献リスト:題名に「Extensive Reading」を含む論文530本以上(約35%は最近10年)

レビュー2015

多読に「読後クイズ」はダメなのか?MReaderの開発者が反論

Robb, T. (2015)

クイズ数:4,500以上、利用者:約25か国の約80,000人(執筆時点)