七十二候 — 5日ごとに移る日本の季節
日本の旧暦は、一年を24の節気に分け、さらにそれぞれを3つに割って72の「候」としました。1つの候はおよそ5日。「つばめが去る」「こおろぎが戸口で鳴く」——季節の移り変わりを、これ以上ないほど細かく名づけた暦です。英語での言い方つきで全72候を収録しています。
暦のうえで春が始まる日。一年の起点とされてきた
降る雪が雨に変わり、氷が水になるころ
土の中で冬ごもりしていた虫が出てくるころ
昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。祝日
すべてが清らかで生き生きと見えるころ
穀物を育てる春の雨が降るころ
暦のうえで夏が始まる日
草木が茂り、麦の穂が実りはじめるころ
稲などの種をまくころ。梅雨入りが近い
一年でもっとも昼が長い日
暑さが本格的になりはじめるころ
一年でもっとも暑さが厳しいころ
暦のうえで秋が始まる日。まだ猛暑の最中
暑さがようやく収まりはじめるころ
草に朝露が結び、白く光って見えるころ
昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。祝日
露が冷たく感じられるころ。秋が深まる
初霜が降りるころ。紅葉が進む
暦のうえで冬が始まる日
山で雪が降りはじめるころ
本格的に雪が降り積もるころ
一年でもっとも昼が短い日。柚子湯とかぼちゃ
寒さが厳しくなりはじめる「寒の入り」
一年でもっとも寒さが厳しいころ