論文でウラ取り|勉強と英語の常識 257本を判定

その勉強法、
ウソかもしれない。

マーカー、一夜漬け、赤ちゃんに英語のDVD、学習スタイル。
先生も親も言ってきた「勉強の常識」を、世界の研究でウソ・ホント・半分ホント・未決着に判定しました。

はじめての人へこのサイトの使い方・読み方
  • 257判定した常識
  • 499確認した文献
  • 79実はウソ
  • 257音声つき記事

このサイトでわかること勉強の「ウワサ」の答えが、ここにある。

  • 1その勉強法、効く?ムダ?が、世界の論文でわかる
  • 2今日からテストの点を上げる具体的なやり方がわかる
  • 3英語・食べ物・偉人の勉強法まで、気になるウワサの真相がわかる

論文で効くとわかった今日から成績が上がる「超絶勉強ハック」

「論文ではこうだった。だから、こうすると成績が上がる」。効果の大きさと、今日からできるやり方つきです。

超絶勉強ハックを全部見る(29本)

毎日かわる今日の常識

H01

「1問ずつ正解できるまで練習し、日を変えてくり返すと、テストの点が上がる」

ウソ? ホント? 予想してから開こう

くわしく読む →

8つのコーナーどこから読む?

まずはここからよく聞く常識ピックアップ

✕ウソ
勉強法S01

マーカーを引けば、大事なところが頭に入る

教科書を蛍光ペンで塗っても、記憶はほとんど増えません。増えるのは「勉強した気分」だけです。

✕ウソ
勉強法S02

何度も読み返すのが、いちばん確実な勉強法

読み返すと「わかった気」になれます。でも数日たつと、思い出す練習をした人に追い抜かれます。

✕ウソ
勉強法S05

一夜漬けは効率がいい

一夜漬けは、あしたのテストには間に合っても長くは残りません。同じ時間なら、日を分けたほうが覚えられます。

✕ウソ
勉強法S13

音楽を聴きながら勉強すると集中できる

BGMは気分を上げてくれます。でも文章を読む作業はじゃまされやすく、記憶にも小さなマイナスが出ています。

✕ウソ
勉強法S18

人には視覚型・聴覚型などの「学習スタイル」があり、合わせて教えると伸びる

好きな学び方があるのは本当です。でも、それに合わせて教えると伸びる、という証拠はほとんど見つかっていません。

✕ウソ
勉強法S20

睡眠は記憶の定着に関係ない。寝る間を惜しんで勉強すべき

眠っているあいだも、脳は昼間に覚えたことを固めています。睡眠を削ると、その作業の時間も削られます。

勉強法の常識を全部見る(72本)

✕ウソ
英語E01

日本人はLとRを聞き分けられない

「生まれつき無理」ではありません。苦手なのは本当ですが、聞き分けは練習で伸びることが実験で示されています。

✕ウソ
英語E04

赤ちゃんに英語のDVDを見せれば、英語の耳が育つ

生身の人からは外国語の音を学べた赤ちゃんが、同じ内容の映像や音声だけからは学べませんでした。

✕ウソ
英語E07

子どもは大人よりも速く外国語を覚える

オランダに移り住んだ人たちの調査では、最初の数か月で速く上達したのは、幼い子より12〜15歳と大人でした。

◯ホント
英語E18

多読(たくさん読むこと)は、英語力アップに効果がある

たくさんの研究をまとめた分析で、多読の効果は小〜中くらいと確かめられています。近道ではありませんが、確かに効く方法です。

✕ウソ
英語E26

英語の動画は、日本語字幕で見る方が英語の勉強になる

母語の字幕は、外国語の音に慣れる学習をじゃますることがあり、外国語の字幕はそれを助ける、という実験があります。

✕ウソ
英語E31

文法は教わらなくても、英語に触れていれば自然に身につく

メタ分析では、文法を的をしぼって教えると大きな効果があり、ルールをはっきり説明するほうが、気づかせるだけより効果的でした。

英語の常識を全部見る(52本)

✕ウソ
数字N01

英語ネイティブ(20歳)が知っている単語は、約2万語

約2万語ではなく、見出し語で数えて約4万2000語。ただし「1語」の数え方しだいで、数字は大きく変わります。

◯ホント
数字N05

英語の本を読むには8000〜9000語、会話なら6000〜7000語が必要

「知らない単語が50語に1語」まで減らすには、小説や新聞で8000〜9000語、会話で6000〜7000語。研究の推定どおりです。

◯ホント
数字N14

エビングハウスの忘却曲線は、現代の再実験でも再現された

約130年前のエビングハウスの実験を、ひとりの若者が70時間かけて再現しました。描かれた忘却曲線は、元の曲線とよく似ていました。

◯ホント
数字N19

昼寝の効果は、たった6分でも現れる

平均6分以内しか眠らなかった人でも、起きていた人より単語をよく思い出せました。眠り始めること自体に意味があるようです。

✕ウソ
数字N31NEW

読んだことは10%、体験したことは90%覚えている(ラーニングピラミッド)

学び方ごとに「記憶に残る割合」を示す数字には、実験の裏づけがありません。出典をたどっても行き止まりで、数字も図ごとにバラバラです。

◯ホント
数字N12

英語母語話者が日本語を学ぶには、約2200時間かかる

アメリカ国務省の目安では、日本語は最も難しい「カテゴリー4」で、授業だけで2200時間。フランス語などの3〜4倍です。

数字でわかるを全部見る(34本)

判定の内訳257の常識、ホントだったのは何本?

よく聞く常識の31%が、研究では支持されませんでした。

20問・約2分あなたの勉強法は、科学的に何点?科学度診断をはじめる → 10問・ランダム出題ウソかホントか、見抜けるか?判定チャレンジに挑戦 →

このサイトの約束判定は、こうして決めています

  1. 1

    論文と確かな一次資料だけ

    ネットの噂やまとめ記事ではなく、実在が確認できる研究論文と、公的資料・本人の著作などの一次資料(あわせて499件)だけを根拠にしました。

  2. 2

    文献を1本ずつ確認

    Crossrefで書誌(DOI)を確認し、記事に書いた知見は要旨などと照合。確認できなかった論文は使っていません。

  3. 3

    割れているものは正直に

    研究で結論が割れているテーマは「まだ決着していない」と判定し、反証や追試も本文に書いています。

判定の方法と運営者について

よくある質問FAQ

科学的にいちばん効果がある勉強法は?

学習法の大規模レビュー(Dunloskyら, 2013)で「高い有用性」と評価されたのは、練習テスト(本を閉じて思い出す・問題を解く)と分散学習(日を空けて何度か復習する)の2つです。くわしくは「テストは実力を測るためのもの。勉強にはならない」「一夜漬けは効率がいい」の判定をご覧ください。

マーカーを引いたり、何度も読み返したりするのは意味がない?

同じレビューで、マーカー引きと読み返しは「低い有用性」に分類されました。まったく無意味ではありませんが、思い出す練習に時間を回した方が効果的です。

判定はどうやって決めているの?

すべての記事は、実在が確認できる研究論文と、公的資料・本人の著作などの一次資料にもとづいています。論文はCrossrefで書誌を確認し、記事に書いた知見は要旨などと照合しました。一次資料は、元の文書で該当する箇所を確かめています。結論が割れているテーマは「まだ決着していない」とし、反証や追試も本文に明記しています。

「半分ホント」「まだ決着していない」とはどういう意味?

「半分ホント」は条件つきで正しい、または言い過ぎの部分がある常識です。「まだ決着していない」は研究結果が割れていて結論が出ていない常識です。

お金はかかりますか?

すべての記事・音声・診断・判定チャレンジは無料で、登録も不要です。読んだ記事や予想の記録は、お使いの端末の中だけに保存されます。