超絶勉強ハック12本
◯ホント1問ずつ正解できるまで練習し、日を変えてくり返すと、テストの点が上がる
📈 大学の本番試験で成績が10%以上アップ(Janesら, 2020)
◯ホント教科書を閉じて自力で思い出す勉強をしておくと、本番で緊張しても忘れにくい
📈 ストレス下で、読み直しより成績が上。10研究のまとめでg=0.45
◯ホント覚えたかどうかは、直後ではなく少し時間をおいてから確かめると、正しくわかる
📈 時間をおいた自己判定は、直後よりずっと正確(g=0.93)
◯ホント授業動画は、途中でミニテストをはさむと集中が続き、成績も上がる
📈 最後のパートの正答率が59%→84%に(Szpunarら, 2013)
◯ホント自分でテスト問題を作ると、問題を解くのと同じくらい覚えられる
📈 1週間後の記憶が読み直しより良く、小テストと同程度
◯ホント例題は1問ずつ解くより、2問を並べて「どこが同じか」比べると応用が利く
📈 比べる学習で成績が向上。57実験のまとめでd=0.50
◯ホント用語は意味を覚えるだけでなく、具体例とセットで覚えると使える知識になる
📈 例を見て用語を当てるテストで、効果量d=0.74〜1.67
◯ホント「この勉強は自分の生活にどう役立つ?」を書くと、苦手科目の成績が上がる
📈 親が大学を出ていない少数派の学生の成績が0.51ポイント(4点満点)上がり、成績の差が61%縮まった
◯ホント合格した自分を思い描いたら、「じゃまになるもの」と対策も考えると勉強がはかどる
📈 30分の作文で、高校生が解いた練習問題の数が60%以上増えた
◯ホント勉強の前後に軽く運動すると、記憶が長持ちする
📈 1回の運動で、長く残る記憶がよくなった(効果量0.52、中〜大)
◯ホントテストの前に20〜30分休むと、点数が上がる
📈 デンマークの子どもの全国テストで、直前に20〜30分休むと、点が標準偏差の1.7%上がった
◯ホント暑い日が多い年は、1年間の学力の伸びが小さくなる
📈 冷房がないと、学年を通した気温が華氏1度(約0.56℃)上がるごとに学びが1%減
勉強法の常識11本
◯ホント覚えたら、寝るまで時間を空けない方がいい
覚えてから数時間以内に眠ると、単語は残りやすくなります。高校生の英単語で確かめられた結果です。
◯ホント答えを見て覚えるより、自分で答えを作り出す方が覚えやすい
同じ単語でも、ただ読むより、手がかりから自分で作り出したほうが記憶に残ります。「生成効果」と呼ばれる現象です。
◯ホント人に教えると、自分がいちばん学べる
「あとで教える」つもりで学ぶだけで、覚え方が変わります。実際に説明まですると、1週間後にも差が残りました。
◯ホント「なぜそうなるのか」を自分に説明すると理解が深まる
読みながら「なぜ?」を自分に説明すると、理解が深まります。64の研究をまとめた分析でも、中くらいの効果が確かめられています。
◯ホント絵が下手でも、描いて覚えると記憶に残る
単語を絵に描くと、何度も書き写すよりずっと覚えやすくなります。絵の上手さは関係ありませんでした。
◯ホント声に出して読むと覚えやすい
黙読した単語より、声に出した単語のほうが記憶に残ります。ただし効くのは、一部だけを声に出したときです。
◯ホント試験前の不安は、紙に書き出すと成績が上がる
大事な試験の直前に、心配ごとを10分ほど書き出すと、成績が上がった実験があります。不安の強い人ほど効果が大きく出ました。
◯ホント自然の中を散歩すると、集中力が回復する
木の多い公園を歩いたあとや、自然の写真を見たあとで、注意力のテストの成績が上がった実験があります。人数は少なめですが、結果は一貫していました。
◯ホントできない人ほど、自分を過大評価しがち
いわゆる「ダニング=クルーガー効果」。成績が下位の人ほど、自分の実力を高く見積もる傾向が実験で示されています。
◯ホント勉強の計画は、たいてい予定より時間がかかる
人は自分の作業時間を、いつも甘く見積もります。「計画錯誤」と呼ばれる心のクセで、過去の実績と結びつけると直せます。
◯ホント「いつ・どこで・何をやるか」まで決めておくと、勉強をサボりにくい
「もし〇〇になったら、△△する」と決めておくと、目標を達成しやすくなります。94の検証をまとめた効果は、中〜大でした。
英語の常識9本
◯ホント大人になってから学ぶと、訛りが残る
英語を学び始めた年齢が遅いほど、訛りは強く聞こえる傾向があります。子どものうちに始めた人でも、訛りが残ることは珍しくありません。
◯ホントバイリンガルの「良い結果」は、論文になりやすい
学会で発表された研究のその後を追うと、バイリンガルの有利さを支持する研究ほど、論文として出版されていました。
◯ホント多読(たくさん読むこと)は、英語力アップに効果がある
たくさんの研究をまとめた分析で、多読の効果は小〜中くらいと確かめられています。近道ではありませんが、確かに効く方法です。
◯ホント単語の復習は、間隔を空けると効果的
外国語の学習でも、間隔をあけた練習には中から大の効果がありました。長く覚えておきたいなら、間隔は長めがよいようです。
◯ホント新しく覚えた単語は、寝ると定着する
新しい単語は、覚えた直後ではなく、ひと晩眠ったあとに「頭の中の辞書」へ組みこまれていくことが、実験で示されています。
◯ホント字幕付き動画は、リスニングにも単語学習にも効く
英語の音声に英語の字幕をつけた動画は、聞き取りにも単語の学習にも効果あり。複数のメタ分析で確かめられています。
◯ホントジェスチャーをつけると、単語を覚えやすい
意味に合った身ぶりを添えると、新しい単語が記憶に残りやすくなります。ただ手を動かすだけでは効きません。
◯ホント語学には、向き不向き(才能)がある
語学の才能(適性)は実際にあり、外国語の総合力をよく予想します。ただし単語の学習や英作文は、才能では予想しにくい分野でした。
◯ホント英語圏の子どもは、フォニックス(つづりと音のルール)を学ぶと読む力が伸びる
英語圏の子どもでは、つづりと音のルールを順序立てて教えると、読む力が伸びることが多くの実験で確かめられています。
数字でわかる28本
◯ホント教養ある大人のネイティブの語彙は、約1万7000語(基本語)
数え方を「基本語」にそろえると、約1万7000語。1日に2〜3語ずつ増えていくペースにあたります。
◯ホント英語の本を読むには8000〜9000語、会話なら6000〜7000語が必要
「知らない単語が50語に1語」まで減らすには、小説や新聞で8000〜9000語、会話で6000〜7000語。研究の推定どおりです。
◯ホントある程度読むなら4000〜5000語、しっかり読むなら8000語
最低ラインは4000〜5000語で文章の95%、理想ラインは8000語で98%。イスラエルの研究者が出した2本の線です。
◯ホント英語の映画を理解するのに必要な語彙は、約3000語から
よく使う3000語に固有名詞などを加えると、映画のせりふの約95%がわかります。98%には約6000語が必要です。
◯ホント単語は文章で10回出会えば、かなり身につく
1回、3回、7回、10回と比べると、文章で10回出会った単語には大きな学習効果がありました。ただし、完全に身につけるには10回では足りないようです。
◯ホント出会う回数と単語の覚えやすさの関係は、r=.34
26の研究、1918人分をまとめると、出会う回数と覚えやすさの相関は0.34。はっきりした関係ですが、回数だけで決まるわけではありません。
◯ホント単語カードなどで覚えた単語、後で残るのは約4割
覚えた直後は約60%の単語の意味を言えても、時間がたつと約39%に下がります。残るのは、おおよそ4割です。
◯ホント英語母語話者が日本語を学ぶには、約2200時間かかる
アメリカ国務省の目安では、日本語は最も難しい「カテゴリー4」で、授業だけで2200時間。フランス語などの3〜4倍です。
◯ホント文法の学習能力は、17.4歳ごろまでほぼ保たれる
約67万人のデータを分析すると、文法を学ぶ力は17.4歳ごろまでほぼ保たれ、そのあと少しずつ下がっていました。
◯ホントエビングハウスの忘却曲線は、現代の再実験でも再現された
約130年前のエビングハウスの実験を、ひとりの若者が70時間かけて再現しました。描かれた忘却曲線は、元の曲線とよく似ていました。
◯ホント人間の言語は、どれも1秒あたり約39ビットの情報を伝えている
早口の言語も、ゆっくりの言語も、1秒あたりに伝える情報量はほぼ同じ。17言語の平均は、毎秒約39ビットでした。
◯ホント大人の英語の黙読スピードは、平均で1分間に約238語
よく言われる「1分間に300語」は多すぎました。190の研究をまとめると、大人の黙読の平均は、ノンフィクションで1分間に238語です。
◯ホント人間の短期記憶の容量は、3〜5個程度
有名な「7±2」は大まかな目安でした。覚え方の工夫を封じて測ると、限界は3〜5個、平均すると約4個です。
◯ホント昼寝の効果は、たった6分でも現れる
平均6分以内しか眠らなかった人でも、起きていた人より単語をよく思い出せました。眠り始めること自体に意味があるようです。
◯ホント先生たちは、脳に関する神話の約半分を信じていた
イギリスとオランダの教師242人に聞くと、脳についての思い込み(神経神話)の49%を正しいと答えていました。
◯ホント学習者の72%が、効果の低い勉強法の方が効いたと感じていた
実験では90%の人が「間をあける」方法で得をしていたのに、72%は「まとめて覚える」ほうが効いたと感じていました。
◯ホントキーワード法(語呂合わせ)で、正答率は46%から72%へ
ロシア語の単語テストで、キーワード法のグループは72%、自由に覚えたグループは46%の正解でした。
◯ホント英語不安と成績の相関は、r=-.36
23か国・約2万人分の研究をまとめると、外国語への不安が強い人ほど、成績が低い傾向がはっきり出ました。
◯ホント単語の注釈付きで読むと、単語の習得率は約1.7倍に
42の研究をまとめると、単語に注釈がついた英文を読んだ人は、直後のテストで45.3%、注釈なしは26.6%の単語を覚えていました。
◯ホント先生の話を聞くだけの授業だと、単位を落とす人が1.5倍に増える
225の研究をまとめると、先生の話を聞くだけの授業では、学生が参加する授業より、不合格になる人が1.5倍多くなっていました。
◯ホント起きている時間のほぼ半分、人は今していることと別のことを考えている
スマホで人の頭の中を調べると、目の前にないことを考えている時間は、目の前のことを考えている時間とほぼ同じくらいありました。
◯ホント13〜18歳に推奨される睡眠時間は、1日8〜10時間
アメリカ睡眠医学会の専門家たちの結論は「13〜18歳は8〜10時間」。受験生も例外ではありません。
◯ホントたった3秒弱の中断で、作業のミスは2倍になる
平均2.8秒の割り込みで、手順の順番を間違えるミスは2倍に。4.4秒なら3倍になりました。
◯ホント同じ文章でも、スマホやパソコンより紙で読むほうがよく理解できる
17万人以上が参加した54の研究をまとめると、紙で読んだほうが、小さいながらもはっきりと理解度が上でした。
◯ホント本を読む量と言葉の力の結びつきは、学年が上がるほど強くなる
99の研究をまとめると、自由に読む本の量と言葉の力の結びつきは、学年が上がるほど強くなっていました。
◯ホント夏休みの間に、学力は約1か月分逆戻りする
39の研究を見直すと、夏休み明けの学力テストの点は、学年に直して約1か月分下がっていました。
◯ホントスマホをよく使う人ほど、成績は少しだけ低い
10年分の研究をまとめると、スマホをよく使う人ほど成績が低い傾向がありました。ただし、結びつきは弱めです。
◯ホント小さいころに読み聞かせをしてもらった子ほど、言葉の力が高い
親が就学前の子に本を読む回数は、子どもの言葉の伸びや、のちの読む力と、中くらいの強さで結びついていました。
教科別の常識3本
◯ホント数学ができる人は、覚えながら考えるのが得意だ
📈 数学の成績とワーキングメモリの相関は0.35(110研究)
◯ホント文章を読む機会を増やすと、作文もうまくなる
📈 文章を読む機会を増やすと、書く力の効果量0.35(36実験)
◯ホント動くアニメ教材は、止まった図より学びやすい
📈 アニメは止まった図より学習効果が高い(効果量0.37)
有名な勉強法を判定1本
偉人の勉強法2本
◯ホントフランクリンの「毎晩つける反省表」で、習慣は変えられる
📈 進み具合の記録で目標達成が向上(効果量0.40、138研究)
◯ホントダ・ヴィンチ流「見ないで描いて手本と重ねる」と、よく覚えられる
📈 テストの後に答え合わせをすると、正しく思い出せる量がさらに増えた
食べ物と頭1本
20問・約2分あなたの勉強法は、科学的に何点?科学度診断をはじめる →
10問・ランダム出題ウソかホントか、見抜けるか?判定チャレンジに挑戦 →

