原田英語の英語大全勉強法ぜんぶ入り

英文解釈・大学入試・英検準1級〜

長い英文が、骨組みから見える超絶英語構文

単語は全部知っているのに、訳せない。その原因は、たいてい単語ではなく「構文」です。71の構文を、色分けの構造図と「見抜くサイン」で。

  • 71構文
  • 213構造図つき例文
  • 334ドリルの問題文

構文図鑑へドリルで試す

長い英文の光の帯が、色のついた骨組みに分かれていく様子を見つめる高校生
3秒でわかる

英文は、飾り(M)を外すと必ず S と V が残ります。構文とは、その骨組みに名前をつけたものです。

このコーナーでは、入試や英検の長文に出る構文71個を、1つずつ「どこを見れば気づけるか(見抜くサイン)」「なぜその意味になるか(しくみ)」「実際の構造(色分けの図)」「受験生がやりがちな誤訳(わな)」の順で解説します。最後に、長い1文を5つの手順で読む腕だめしと、ゲーム感覚の構文ドリルで仕上げます。

TRY IT

まず体験:飾りを消すと、骨が残る

21語の文です。ボタンを押すと、外しても文がこわれない飾り(M)が消えます。

The students who joined the program last summer finally found the courage to speak English in front of the whole school.

The studentsS(who joined the program last summer)MfinallyMfoundVthe courageO(to speak English)M<in front of the whole school>M

去年の夏にそのプログラムに参加した生徒たちは、ついに全校の前で英語を話す勇気を手に入れた。

残ったのはThe students found the courage.(生徒たちは勇気を手に入れた)。S・V・O の3つだけです。長い文も、まず骨を見つければ意味の中心がわかります。

知ってた? 目から鱗の3連発

「長い文が読めない」の正体は、V を見失っていること

英文の意味を決めるのは V(動詞)です。長い文で迷うのは、たいてい S が長すぎて、どれが本当の V かわからなくなったとき。だから読むときは、S からではなく V から探します。V が決まれば、その左が S、右が O や C です。

英語の文は、飾りを外すと全部「5つの形」のどれかになる

前置詞のカタマリ、副詞、関係詞の節など、外しても文がこわれない部分を M(修飾語)といいます。M をくくって外すと、どんなに長い文も SV・SVC・SVO・SVOO・SVOC の5つのどれかに縮みます。構文は、その骨組みに目印がついたものです。

構文は「丸暗記の訳」ではなく「理屈」で訳せる

たとえばクジラ構文の no more A than B は、no=「差がゼロ」、more than=「比べる」から、「A でないのは B でないのと同じ」と理屈で出せます。意味を丸暗記するより、しくみを知ったほうが、形が少し変わっても読めます。

HOW TO READ

長い1文は、5つの手順で読む

どの構文でも、読む順番は同じです。S からではなく、V から探すのがコツです。

  1. 1V を探す

    まず文の中心になる動詞をさがします。to V・V-ing・関係詞の節の中の動詞は「中の V」なので、本当の V ではありません。

  2. 2S を決める

    V の左にある名詞のカタマリが S です。V までに関係詞や前置詞のカタマリがあれば、それは S の飾りです。

  3. 3文型を決める

    V の右を見ます。何もない=SV、S=の関係=SVC、名詞が1つ=SVO、2つ=SVOO、O=C の関係=SVOC。

  4. 4M をくくって外す

    前置詞のカタマリ・副詞・副詞節・名詞を説明する節を、< > や ( ) でくくって外します。骨だけになると意味が見えます。

  5. 5前から訳す

    骨組みがわかったら、英語の語順のままカタマリごとに意味をとります。最後に、日本語として自然な順に整えます。

記号と色の約束

S主語「何が・だれが」。名詞のカタマリ
V動詞「どうする・どうだ」。文の中心
O目的語「何を・だれに」。V の動作を受ける
C補語S や O の中身を説明する(S=C、O=C)
M修飾語外しても文がこわれない飾り
[ ]名詞のはたらき名詞句・名詞節。S・O・C になる
( )形容詞のはたらき名詞をうしろから説明する
< >副詞のはたらき動詞や文全体を説明する。M

仮S真S は It のような「仮の主語」と、うしろにかくれた本当の主語。接 は接続詞。カタマリの下の小さな S' V' O' は、節や句の中の要素です。

CHALLENGE

腕だめし:入試級の1文を5手順で

問題をえらび、①〜⑤のボタンを順に押してください。その手順で見るカタマリが光ります。訳は最後に。

The idea that we learn a language best by memorizing long lists of words has been questioned by researchers who found that children pick up new words not from lists but from stories and conversations.

[The idea that we learn a language best by memorizing long lists of words]SThe idea中心that we learn a language best by memorizing long lists of wordsM'has been questionedV<by researchers who found that children pick up new words not from lists but from stories and conversations>Mby前researchersO'who found that children pick up new words not from lists but from stories and conversationsM'
  1. 1. V を探すlearn・memorizing・found・pick up と動詞らしい語は多いですが、that 節や who 節の中のものは外します。助動詞 has から始まる has been questioned が主節の V です。
  2. 2. S を決めるV の前の The idea から words までが全部 S です。that 以下は「どんな考えか」を説明する同格の節で、ここを切り離すと S は The idea だけになります。
  3. 3. 文型を決めるV が受け身(be+過去分詞)なので、うしろに O はいりません。S+V だけの第1文型で、「その考えは疑問視されてきた」が骨組みです。
  4. 4. M をくくって外すby 以下は「誰によって」を足す副詞句です。中の who 節が researchers を説明し、さらにその中で not from lists but from stories と not A but B が使われています。
  5. 5. 前から訳す「〜という考えは、疑問視されてきた、研究者たちによって、その人たちは子どもが単語をリストではなく物語や会話から覚えると発見した」と前から追い、最後に日本語の語順に整えます。
訳と、使われている構文

言語は長い単語リストを暗記するのがいちばんよく身につくという考えは、子どもが新しい単語をリストからではなく物語や会話から覚えていることを発見した研究者たちによって、疑問視されてきた。

前から訳〜という考え / 私たちは言語を一番よく学ぶ / 長い単語リストを暗記することで / は疑問視されてきた / 研究者たちによって / その人たちは発見した / 子どもは新しい単語を身につける / リストからではなく / 物語や会話から

ここを見るthat が2回出ますが、役目がちがいます。idea の直後の that は「〜という」の同格、found の直後の that は「〜ということを」の名詞節。名詞のうしろか動詞のうしろかで見分けます。

名詞 + that + 完全な文not A but B

ALL 71

構文図鑑 全71構文

カテゴリ・レベルでしぼりこめます。英語でも日本語でもさがせます。

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レベル

IT

it の構文 7

文頭の It が「何も指していない」とき。後ろに本当の主語がかくれています

01It is 〜 (for A) to V(A が)V するのは〜だ英語は頭でっかちをきらいます。長い主語をうしろへ回し、空いた席に It を置いただけですit の構文lv1 中学〜高102It is 〜 that S VS が V するということは〜だthat 以下が完全な文なら形式主語。この「欠けがあるかどうか」の1点が、強調構文との分かれ道ですit の構文lv2 高校基礎03It is X that ...…なのは X だ(X を強調)It is と that をかくしても文が残るなら強調構文、残らないなら形式主語。消して確かめるのがいちばん確実ですit の構文lv3 入試標準04S V it C to V / that S VV することを C だと思う/C にする動詞と形容詞のすきまに長い to V は入れられません。だから it を代わりに置き、to V を文末へ送りますit の構文lv3 入試標準05It takes (A) 〜 to V(A が)V するのに〜かかる/いるtake の芯は「必要とする」。必要なのが時間なら「かかる」、勇気なら「いる」と訳し分けますit の構文lv1 中学〜高106It seems that S V = S seem(s) to VS は V するらしい/と言われている同じ中身を2つの形で言えます。that 節の主語を文の主語に引っぱり出すと、that S V が to V に変わりますit の構文lv2 高校基礎07It is not until A that BA して初めて B する「A まで B しなかった」を強調構文で組みかえた形。だから「A して初めて B」と前から訳せますit の構文lv3 入試標準

COMPARE

比較の構文 9

than と as が出たら、何と何を比べているかを先に決める

08as 〜 as ...…と同じくらい〜1つ目の as は「同じくらい」という副詞、2つ目の as は比べる相手を連れてくる接続詞。同じ as でも役目がちがいます比較の構文lv1 中学〜高109比較級 than any other 単数名詞ほかのどの〜よりも…(=最も…)最上級を使わずに「一番」を言う形。比べる相手を「ほかの全員」にすれば、勝ち残るのは1人だけです比較の構文lv2 高校基礎10The 比較級 S V, the 比較級 S V〜すればするほど、ますます…この the は冠詞ではなく「その分だけ」という副詞。だからうしろに名詞がなくても the+比較級が言えます比較の構文lv2 高校基礎11no more than 〜 / no less than 〜わずか〜 / 〜もno は「差がゼロ」。more を消せば「上回る分がない」=たった〜、less を消せば「足りない分がない」=〜も比較の構文lv3 入試標準12not so much A as BA というより(むしろ)B元は「A の度合いは B ほど大きくない」。比べると B のほうが当てはまるから「A というより B」になります比較の構文lv3 入試標準13A is no more B than C is (D)A が B でないのは C が D でないのと同じno=差ゼロ、more than=比べる。「A の B らしさは、C の D らしさと差がゼロ」と読めば、丸暗記はいりません比較の構文lv4 難関大14all the 比較級 for 名詞 / because S V〜だから、それだけいっそう…the は「その分だけ」。理由の分だけ上がるのが all the 比較級、少しも上がらないのが none the 比較級です比較の構文lv3 入試標準15the last 名詞 to V / (that) S V最も〜しそうにない…「〜する人の列」のいちばん最後は、いちばん〜しそうにない人。順番の最後が、可能性の最低になります比較の構文lv3 入試標準16A is to B what C is to DA と B の関係は C と D の関係と同じwhat は「〜であるもの」。「A の B に対するあり方は、C の D に対するあり方だ」が元の意味です比較の構文lv4 難関大

NOT

否定の構文 8

not の位置と、not が何を打ち消しているか。ここで訳が逆になります

17not A but BA ではなく B言いたいのは but のうしろ。not の側は、打ち消すためにわざわざ出した「よくある思いこみ」です否定の構文lv2 高校基礎18not only A but (also) BA だけでなく B もnot A but B と違い、A は消されません。A は「読み手も知っている前提」、B が「書き手が足したい新情報」です否定の構文lv2 高校基礎19not + all / every / always / necessarilyすべて(いつも)〜というわけではないnot が打ち消すのは「100%」の部分だけ。「100%ではない」は「0%」とはまったく別物です否定の構文lv2 高校基礎20S not V because 〜〜だからといって…するわけではないnot が打ち消すのは動詞ではなく、because の「理由」のほうかもしれません。そのときは「…はした、でも理由が違う」という意味です否定の構文lv3 入試標準21cannot 〜 too ...いくら〜してもしすぎることはない「〜しすぎることはできない」をひっくり返すと「どれだけ〜しても足りない」。否定と too の組み合わせで、強いすすめになります否定の構文lv3 入試標準22never (not) V without V-ing…すれば必ず〜する「〜せずに…することはない」と否定が2つ重なると、強い肯定になります。「…するたびに必ず〜」です否定の構文lv3 入試標準23anything but 〜決して〜ではないこの but は「しかし」ではなく「〜以外」。anything but は「〜以外なら何でも」、だから「〜だけは違う」になります否定の構文lv3 入試標準24No sooner had S p.p. than 〜〜するとすぐに…直訳は「…が起きたのより早くはなかった」。それほど間をおかずに次のことが起きた、という意味です否定の構文lv3 入試標準

SO / TOO

程度・目的・結果 6

so・such・too・enough。「どれくらい」と「その結果どうなる」がセット

IF / EVEN

条件・譲歩・時 9

文頭の副詞節がどこで終わり、主節がどこから始まるか

31unless S VS が V しない限りunless は「〜という例外がない限り」。主節が原則で、unless 節はそこからぬけ出す唯一の出口です条件・譲歩・時lv2 高校基礎32Once S V, S Vいったん S が V すると接続詞の once は「一度」でも「かつて」でもありません。「スイッチが入ったら、あとはずっと」を表します条件・譲歩・時lv2 高校基礎33as long as S V / as far as S V〜する限り(条件)/〜の範囲ではlong は時間の長さ、far は距離の遠さ。「〜する間はずっと」が条件に、「〜が届く所までは」が範囲になりました条件・譲歩・時lv3 入試標準34whether A or B / whether or not〜かどうか/〜であろうとなかろうとwhether は「2つのうちどちらか」。決まっていない話が文の中に入れば「〜かどうか」、外に置かれれば「どちらでも」です条件・譲歩・時lv3 入試標準35no matter what / who / how 〜何を/誰が/どんなに〜してもmatter は動詞で「問題になる」。no matter what は「何であろうと問題ではない」。だから主節はどんな場合でも変わりません条件・譲歩・時lv3 入試標準36However 形容詞/副詞 S Vどんなに〜でもHowever のうしろがカンマなら「しかし」、形容詞なら「どんなに〜でも」。点が1つあるかないかで、訳がまるで変わります条件・譲歩・時lv3 入試標準37形容詞/副詞/無冠詞名詞 as S V〜だけれどもYoung as he is は「若いので」ではなく「若いけれど」。前に飛び出した語は、書き手が「そこは認める」と差し出した事実です条件・譲歩・時lv4 難関大38provided (that) S V〜という条件で/もし〜ならprovided は「与えられた」。「that 以下が前提として与えられたなら」と読むと、条件の意味が自然に出てきます条件・譲歩・時lv3 入試標準39It will not be long before S V(現在形)まもなく〜する直訳は「〜するまでに長い時間はない」。before を「〜の前」と訳さず、「〜するまで」と前から読むと一瞬で意味が見えます条件・譲歩・時lv3 入試標準

IF ONLY

仮定法の構文 6

時制を1つ過去にずらして「現実ではない」を表す。if がなくても仮定法

40I wish S+過去形 / 過去完了〜ならいいのに/〜だったらよかったのにI wish は「願う」ではなく「ないものねだり」。動詞が過去形なのは、今の現実から1歩はなれた話だという合図です仮定法の構文lv2 高校基礎41as if / as though S+過去形 / 過去完了まるで〜であるかのようにas if のうしろが過去形なら「本当はちがう」、現在形なら「本当にそうかも」。時制1つで書き手の判断が見えます仮定法の構文lv2 高校基礎42It is (high / about) time S+過去形もう〜してもいいころだ(まだしていない)It's time you went to bed. の went は過去ではありません。「もう寝ていていい時間なのに、まだ起きている」という不満の過去形です仮定法の構文lv3 入試標準43If it were not for A / If it had not been for AA がなければ/A がなかったらIf it were not for A は、A を頭の中で消してみる実験です。消した世界を語ることで、A のありがたさや大きさが浮かび上がります仮定法の構文lv3 入試標準44Were S ... / Had S p.p. ... / Should S V ...もし〜なら(if の省略と倒置)文頭の Had を見て「疑問文かな」と思ったら、文の終わりを見ます。? がなく、うしろに would があれば、それは消えた if のしるしです仮定法の構文lv4 難関大45if のない仮定法:otherwise / with A / to V / 主語に条件そうでなければ〜/A があれば〜/〜ならwould を見たら「どこが if のかわりか」を探します。副詞1語、前置詞句、不定詞、ときには主語そのものが条件になっています仮定法の構文lv4 難関大

WHO / WHICH

関係詞で読む構文 8

名詞の後ろに続く長い説明。どこまでが説明かが読めれば長文は怖くない

46the 〜 (that) S V ... VS が V する〜(that の省略)英語では、名詞と名詞が接続詞もなしに並ぶことはまずありません。並んだら、そこが関係詞節の入口です関係詞で読む構文lv2 高校基礎47名詞 + where / when / why + S V ...S が V する場所・時・理由・やり方関係代名詞の後ろは欠けた文、関係副詞の後ろは完全な文。先行詞が場所かどうかではなく、後ろの形で決まります関係詞で読む構文lv2 高校基礎48名詞 + 前置詞 + which / whom + S V ...S がそれと(で・に)V する〜前置詞の相棒は、前の名詞ではなく後ろの節の中にいます。節を読み終えてから前置詞を元の場所に戻すと、意味が決まります関係詞で読む構文lv3 入試標準49what S V / what V ...〜すること・〜するものwhat は the thing(s) which を1語にまとめたもの。先行詞を飲みこんでいるので、what 節はまるごと1つの名詞になります関係詞で読む構文lv2 高校基礎50名詞 / 文, which V ...そしてそれは〜/それは〜なのだがカンマは「ここで一度、話が区切れた」の合図。, which は「そしてそれは」と前から訳し下ろすと、長文でも流れが止まりません関係詞で読む構文lv3 入試標準51A + V ... + who / which / that 〜(A を説明)〜する A が V する(A と説明が離れる)英語は頭でっかちの文をきらいます。長い説明は文の最後に回されるので、関係詞が説明している名詞は、ずっと前にあることがあります関係詞で読む構文lv3 入試標準52A who (S think) V ...S が〜だと思う(言う・信じる)AI thought を( )でくくって消すと、the man who was honest というふつうの関係詞節が出てきます関係詞で読む構文lv4 難関大53such 〜 as ... / the same 〜 as ... / more 〜 than ...…するような〜/…より多くの〜as・than・but は本来、接続詞です。前の such・same・比較級と組むと、which と同じように「欠けた文」を連れてきます関係詞で読む構文lv4 難関大

TO / -ING

不定詞・分詞の構文 6

動詞が形を変えて、文の中で名詞・形容詞・副詞の仕事をする

54知覚動詞・使役動詞+O+原形 / V-ing / p.p.O が〜するのを見る/O に〜させるI heard my name called. の called は過去形ではありません。「名前が呼ばれる」という受け身の関係を、p.p. 1語で表しています不定詞・分詞の構文lv2 高校基礎55for 人 to V / of 人 to V / 所有格・目的格+V-ing(人)が〜することfor を「〜のために」と訳すと意味がずれます。for him to go は「彼が行く」。for 人は、不定詞の動作をする人を示すラベルです不定詞・分詞の構文lv3 入試標準56S be to V〜する予定だ/すべきだ/できる/運命だbe to の5つの意味は、根っこは1つ。「これから〜することになっている」という、まだ起きていない方向を指す矢印です不定詞・分詞の構文lv3 入試標準57V-ing ..., S V / p.p. ..., S V〜すると/〜なので/〜しながら分詞構文は、接続詞と主語をけずって短くした副詞節です。けずった接続詞を「時・理由・〜しながら」から選び直すのが、訳す作業です不定詞・分詞の構文lv3 入試標準58with O C(C=V-ing / p.p. / 形容詞 / 前置詞句)O が C の状態で/O を C にしてwith his eyes closed の with は「〜と一緒に」ではありません。「目が・閉じられている」という小さな場面を、文に貼りつけるはたらきです不定詞・分詞の構文lv3 入試標準59S'+V-ing / p.p. ..., S V(独立分詞構文)S' が〜するので/S' が〜すると独立分詞構文は、分詞に「自分専用の主語」がついた形です。主節の S とはちがう人やモノが、分詞の動作をしています不定詞・分詞の構文lv4 難関大

INVERSION

倒置・省略・挿入・同格 8

語順がくずれた文を、ふつうの語順に戻して読む

60Never / Little / Rarely + 助動詞 + S + V決して〜ない(否定を強める)否定語を文頭に出すと、うしろは疑問文の語順になる。質問ではなく「この文はまるごと打ち消すぞ」という合図です倒置・省略・挿入・同格lv3 入試標準61Only + 副詞(句・節) + 助動詞 + S + V〜して初めて S は V するonly は「〜のときだけ」、つまり「それまではちがった」。だから「〜して初めて」と訳すと、すっと日本語になります倒置・省略・挿入・同格lv3 入試標準62場所・方向の副詞(句) + V + S〜に S がある/〜へ S が V する主語を最後に置くのは、読み手の目を場所から主役へ動かすため。カメラが景色から人物へ寄っていくのと同じです倒置・省略・挿入・同格lv3 入試標準63C + V + SS は C だ(C を強める)形容詞で始まる文は、主語が長すぎて前に置けなかった合図。be のうしろで主語を拾い直せば、ふつうの S V C に戻ります倒置・省略・挿入・同格lv4 難関大64名詞 + that + 完全な文S が V するという〜that のうしろに穴がなければ同格、穴があれば関係代名詞。見るのは前の名詞ではなく、that のうしろの文です倒置・省略・挿入・同格lv3 入試標準65S, 〈挿入〉, V ...(挿入をはずして)S は V するカンマ2つ・ダッシュ2本ではさまれた部分は、指でかくして読める。かくしても文が成り立てば、それが挿入です倒置・省略・挿入・同格lv3 入試標準66接続詞 +(S+be)+ 〜消えた語を補って訳す英語は同じことを2度言うのをきらいます。消えた語は必ず近くにあるので、前から拾ってきて戻せば読めます倒置・省略・挿入・同格lv3 入試標準67(A and B) X / X (A and B)A と B の両方に X がかかる前置詞や他動詞が目的語なしで止まったら、その目的語はうしろでほかの語と共有されています。(A+B)X と書けば一目でわかります倒置・省略・挿入・同格lv4 難関大

NOUN

無生物主語・名詞構文 4

モノが主語の文、名詞に動詞がかくれた文。直訳をやめると自然な日本語になる

LOOK-ALIKES

似ている構文、ここで見分ける

入試の誤訳は、たいてい「形が似ている別の構文」とのとりちがえです。

It is 〜 that … :強調構文か、形式主語か

It is と that を消して、残りで文が完成すれば強調構文(We first met in Kyoto.)。完成しなければ形式主語です。強調構文の that の後ろは、何かが1つ欠けた形になります。

so that:目的か、結果か

so と that が離れていて、間に形容詞・副詞があれば「とても〜なので」。so that がくっついていて、後ろに can・will があれば「〜するために」です。

that 節:同格か、関係代名詞か

that の後ろが完全な文(S も O も欠けていない)なら同格「〜という」。後ろの文に欠けた部分(told の目的語)があれば関係代名詞です。

whether:名詞節か、副詞節か

whether 節の後ろにすぐ V(doesn't matter)が来れば、節全体が S の名詞節「〜かどうか」。カンマのあとに S V が続けば副詞節「〜であろうと」です。

as:理由か、譲歩か

形容詞や副詞が as の前に飛び出していたら譲歩「〜だけれども」。as が文頭にあって、ふつうの語順で S V が続くなら理由「〜なので」です。

not … because:「だから〜ない」か「だからといって〜ない」か

not が because 節まで打ち消すと「簡単だから勉強しているのではない」。後ろに but because が続けば、こちらの読みに決まります。

2 WEEKS

2週間で全部まわすプラン

1日20〜30分。読むだけで終わらせず、例文を声に出して、ドリルで確かめます。

1〜3日目

it の構文・否定・程度。1日に5〜6構文。例文を「骨だけ」ボタンで骨にしてから、声に出して読む

4〜6日目

比較・条件と譲歩・仮定法。誤読のわなを先に読み、自分の訳と比べる

7〜9日目

関係詞・不定詞と分詞・倒置。長い3つ目の例文を、見ないで構造図にかけるか試す

10〜11日目

無生物主語・名詞構文と、似ている構文の見分け方。訳を自然な日本語に整える練習

12〜14日目

腕だめし8問と構文ドリル。まちがえた構文のページだけ戻って、確認問題を解き直す

構文ドリルV はどれ? S はどこまで? 文型は? どの構文? 334文から10問ずつはじめる

VIDEOS

動画で学ぶ英文解釈

日本の先生の英文解釈の講座から、このコーナーと一緒に使いやすいものを選びました。見方の目安つきです。

動画ライブラリ
英文解釈の基礎を徹底講義Stardy -河野玄斗の神授業|英文解釈で無双できる講座が完成しました。【徹底基礎講座】

最初に1本だけ見るならこれ。品詞と文の要素から入る基礎講座なので、このコーナーの「5手順」の前提がそろいます。見たあとに、上の「骨だけにする」を試してください。

長文に必須の英語構文10選をおさらいPASSLABO in 東大医学部発「朝10分」の受験勉強cafe|【忘れてない?】長文読解で必須の英語構文10選を総復習

長文に出る構文の総復習。動画で出てきた構文を、このコーナーの図鑑で1つずつ引き、3つ目の長い例文で確かめると定着します。

難構文のしくみを一気に理解する講座Morite2 English Channel|炎の英文解釈講座【2時間一気見で難構文の仕組みを理解せよ!】

難しい構文をまとめて扱う長い講座です。一気に見ず、倒置・省略・共通関係など、図鑑でつまずいたカテゴリの部分だけ見るのがおすすめです。

英文解釈の参考書をどう使いこなすかPASSLABO in 東大医学部発「朝10分」の受験勉強cafe|【決定版】英文解釈のおすすめの使い方【ノート公開】(英文解釈の技術100 使い方)

英文解釈の参考書を使ったノートの作り方の実演です。このコーナーの例文も、同じように「英文を写す → 記号を書きこむ → 訳す」で進められます。

ツッコミを入れて読む精読のやり方ハンナのTOEIC部屋|【実演あり】リーディングが爆伸びした精読のやり方!「ツッコミ」入れて読めば英語がスイスイ頭に入ってきます。

1文ずつ「これは何?」とつっこみながら読む精読の実演です。TOEIC の英文ですが、構文を意識して読む手順は入試と同じです。

FAQ

よくある質問

英文法と英語構文は何がちがいますか?

英文法は「時制」「関係詞」のように文法の項目ごとの決まりです。構文は、その決まりが組み合わさってできる「文の型」で、not A but B や It is 〜 that … のように、目印の語と訳し方がセットになっています。文法を知っていても、型として見抜けないと長文で気づけません。

何から始めればいいですか?

まず上の「5手順」と「記号と色の約束」を読み、図鑑の lv1・lv2 の構文から始めてください。高校生なら「it の構文」「否定の構文」「程度・目的・結果」の3カテゴリが入り口に向いています。

大学入試や英検の何級に役立ちますか?

lv1〜2 は共通テストや英検2級、lv3 は国公立・私立大の二次試験や英検準1級、lv4 は難関大の下線部和訳や英検1級の長文に出るものです。和訳問題がある大学では、構文を見抜けるかが点数を分けます。

構文の訳は丸暗記したほうが早いですか?

訳の丸暗記は、形が少し変わると使えなくなります。各ページの「しくみ」で、なぜその意味になるかを先に理解し、例文を声に出して読んで型ごと覚えるのが近道です。

例文の英語はどこから取っていますか?

すべて原田英語のオリジナルです。入試問題や参考書の英文は使っていません。音声は合成音声で、ページの英文だけを読み上げます。

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英語大全でくわしく:精読・返り読み・語順