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構文 03it の構文lv3 入試標準

It is X that ...…なのは X だ(X を強調)

見抜くサインIt is と that を消しても、残りが文として成り立つ

原田英語2026-10-11 更新例文はすべてオリジナル

3秒でわかる

It is と that をかくしても文が残るなら強調構文、残らないなら形式主語。消して確かめるのがいちばん確実です

01しくみ:なぜこの意味になるのか

強調構文は、ふつうの文の一部を It is と that ではさんで前に出し、「ほかでもなく X が」と照明を当てる形です。Ken broke the vase. の Ken を強調すると It was Ken that broke the vase.(花びんを割ったのはケンだ)。訳は that 以下を先に読み、X を最後に置いて「…なのは X だ」とすると、強調の感じが日本語にも残ります。

形式主語との見分け方は2つです。①It is と that を消してみる:残りが文になれば強調構文(Ken broke the vase.)、ならなければ形式主語。②that のうしろに欠けがあるか:強調構文は X を前に抜き出したので、that のうしろの S や O が1つ欠けます。ただし副詞句を抜き出したときは欠けが見えないので、①で確かめます。

X には名詞だけでなく、in the library のような副詞句や because 節も入ります。X が人なら that の代わりに who、モノなら which も使えます。また、強調構文の X に 形容詞 が入ることはありません。It is important that ... のように It is のうしろが形容詞なら、形式主語と決まります。

型

It is X that ...

…なのは X だ(X を強調)

言いかえ・変形It is X who ...It is X which ...It is not A but B that ...

02例文3つを構造図で読む

色のカタマリは文の要素、カッコはカタマリの種類です。「飾り(M)を消す」を押すと、文の骨組みだけが残ります。黄色の語が、この構文の目印です。

記号と色の約束
S主語「何が・だれが」。名詞のカタマリ
V動詞「どうする・どうだ」。文の中心
O目的語「何を・だれに」。V の動作を受ける
C補語S や O の中身を説明する(S=C、O=C)
M修飾語外しても文がこわれない飾り
[ ]名詞のはたらき名詞句・名詞節。S・O・C になる
( )形容詞のはたらき名詞をうしろから説明する
< >副詞のはたらき動詞や文全体を説明する。M

仮S真S は It のような「仮の主語」と、うしろにかくれた本当の主語。接 は接続詞。カタマリの下の小さな S' V' O' は、節や句の中の要素です。

例文 1

It was my sister that found the lost key.

It was強調my sisterSthat強調foundVthe lost keyO

なくした鍵を見つけたのは、妹だった。

前から訳ほかでもなく妹だった / 見つけたのは / なくした鍵を

  1. 強調It was強調構文の枠
  2. Smy sister強調される X。もとは S
  3. 強調that強調構文の枠

ここを見るIt was と that を消すと My sister found the lost key. が残ります。文になるので強調構文。that のうしろは S が欠けています。

例文 2

It is in the first three minutes that most viewers decide whether to keep watching a video.

It is強調<in the first three minutes>Mthat強調most viewersSdecideV[whether to keep watching a video]O

多くの視聴者が動画を見続けるかどうかを決めるのは、最初の3分間のうちだ。

前から訳最初の3分間のうちだ / 多くの視聴者が決めるのは / 動画を見続けるかどうかを

  1. Min the first three minutes副詞句|強調される X:時を表す副詞句
  2. Owhether to keep watching a video名詞句|whether to V「V するかどうか」

ここを見るX が副詞句なので、that のうしろに欠けは見えません。It is と that を消すと In the first three minutes most viewers decide ... と文が残るので強調構文です。

例文 3

It was not the expensive equipment but a patient teacher who stayed after school every day that finally helped our robotics club win the contest.

It was強調not the expensive equipmentSbut a patient teacher who stayed after school every daySbut接a patient teacher中心who stayed after school every dayM'that強調finallyMhelpedVour robotics clubOwin the contestC

ロボット部が大会で優勝できたのは、高価な機材のおかげではなく、毎日放課後まで残ってくれた辛抱強い先生のおかげだった。

前から訳高価な機材ではなく / 毎日放課後に残ってくれた辛抱強い先生だった / ついにロボット部が大会で勝つのを助けたのは

  1. Snot the expensive equipmentX その1:打ち消される側
  2. Sbut a patient teacher who stayed after school every dayX その2:who 以下が teacher を説明
  3. 強調that強調構文の that
  4. Cwin the contesthelp O V「O が V するのを助ける」

ここを見るwho は teacher を説明する関係代名詞、that は強調構文の枠です。It was と that を消すと Not A but B finally helped ... と文が成り立ちます。

03誤読のわな

It was this old map that led the team to the cave.

✕ やりがちそれは、チームを洞窟へ導いたこの古い地図だった。

○ 正しくチームを洞窟へと導いたのは、この古い地図だった。

that を map にかかる関係代名詞と読み、It を「それ」と訳すと、何を強調しているのかが消えます。It was と that を消すと This old map led the team to the cave. が残るので強調構文。「…したのは X だ」と訳します。

04似ている構文と見分ける

05確認問題(3問)

Q1強調構文はどれ?

Q2英文の意味として正しいのは?

It is not the score but the effort that matters most.

Q3空所に入るのは? It was in 2019 ( ) the bridge was finally completed.

動画でも確かめる

強調構文を見抜けるように「ただよび」文系チャンネル|強調構文【基礎英文法講座第76講】

強調構文だけを扱った講義です。見終わったら、このページの「誤読のわな」で It is と that を消すテストを自分でやってみてください。

英文法大全でくわしく

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