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構文 17否定の構文lv2 高校基礎

not A but BA ではなく B

見抜くサインnot を見たら、同じ形の but がうしろにないか探す

原田英語2026-10-11 更新例文はすべてオリジナル

3秒でわかる

言いたいのは but のうしろ。not の側は、打ち消すためにわざわざ出した「よくある思いこみ」です

01しくみ:なぜこの意味になるのか

not A but B は「A を消して B に置きかえる」構文です。書き手が本当に伝えたいのは B で、A は「みんながそう思いがちなこと」として、打ち消すために出されています。だから英文を読んでいて not が出たら、「この先に but が来て、本題が出るな」と待ちかまえるのが正しい読み方です。

見抜くカギは A と B の形がそろっている こと。名詞なら名詞、by+名詞なら by+名詞、that 節なら that 節。but のうしろの形を見て、同じ形を not のうしろで探すと、A がどこからどこまでかが一発で決まります。長文で but が見えたら、まずその直後の形を確かめましょう。

B を先に出して B, not A(B であって A ではない)と書くこともあります。順番が変わっても「本音は B」は同じです。not A but rather B の rather は「むしろ」で、A を消す力をさらに強めています。

型

not A but B

A ではなく B

言いかえ・変形B, (and) not Anot A, but rather BIt is not A but B that ...

02例文3つを構造図で読む

色のカタマリは文の要素、カッコはカタマリの種類です。「飾り(M)を消す」を押すと、文の骨組みだけが残ります。黄色の語が、この構文の目印です。

記号と色の約束
S主語「何が・だれが」。名詞のカタマリ
V動詞「どうする・どうだ」。文の中心
O目的語「何を・だれに」。V の動作を受ける
C補語S や O の中身を説明する(S=C、O=C)
M修飾語外しても文がこわれない飾り
[ ]名詞のはたらき名詞句・名詞節。S・O・C になる
( )形容詞のはたらき名詞をうしろから説明する
< >副詞のはたらき動詞や文全体を説明する。M

仮S真S は It のような「仮の主語」と、うしろにかくれた本当の主語。接 は接続詞。カタマリの下の小さな S' V' O' は、節や句の中の要素です。

例文 1

The key to learning English is not talent but habit.

[The key to learning English]SThe key中心to learning EnglishM'isVnot talentCbut habitC

英語を身につけるカギは、才能ではなく習慣だ。

前から訳英語を身につけるカギは / である / 才能ではなく / 習慣

  1. SThe key to learning English名詞句|to learning English が key を説明
  2. Visbe 動詞は「=」
  3. Cnot talentA:打ち消される側
  4. Cbut habitB:言いたいこと

ここを見るis のうしろの補語 C(主語の中身を説明する語)が、not talent と but habit の2つに分かれています。どちらも名詞1語で形がそろっています。

例文 2

Most people remember a speech not for its facts but for the feeling it gave them.

Most peopleSrememberVa speechO<not for its facts>M<but for the feeling it gave them>Mbut接for前the feelingO'it gave themM'

たいていの人は、スピーチを中身の事実ではなく、それがくれた感情で覚えている。

前から訳たいていの人は覚えている / スピーチを / その事実のためではなく / それが与えた感情のために

  1. Mnot for its facts副詞句|A:for+名詞
  2. Mbut for the feeling it gave them副詞句|B:for+名詞。it gave them が feeling を説明
  3. M'it gave them関係代名詞 that の省略

ここを見るfor its facts と for the feeling の for がそろっているのが目印です。the feeling it gave them は「名詞+S V」の並びなので、関係代名詞が省略されています。

例文 3

What finally convinced the town to protect the old forest was not the scientists' reports but a short video that a local student posted online.

[What finally convinced the town to protect the old forest]SWhatwhatfinallyM'convincedV'the townO'to protect the old forestC'wasVnot the scientists' reportsCbut a short video that a local student posted onlineCbut接a short video中心that a local student posted onlineM'

町に古い森を守る決心をさせたのは、最終的には科学者の報告書ではなく、地元の生徒がネットに投稿した短い動画だった。

前から訳最終的に町に森を守ることを納得させたものは / だった / 科学者たちの報告書ではなく / 地元の生徒がネットに投稿した短い動画

  1. SWhat finally convinced the town to protect the old forest名詞節|what=「〜するもの」。ここまで全部が S
  2. C'to protect the old forestconvince O to V
  3. Vwas長い S のあとの本当の V
  4. Cnot the scientists' reportsA
  5. Cbut a short video that a local student posted onlineB:that 以下が video を説明

ここを見るS が what 節で長いので、まず本当の V(was)を見つけるのが先です。was のうしろは not+名詞 と but+名詞 で形がそろっています。

03誤読のわな

He was not a teacher but a writer when he moved to Kyoto.

✕ やりがち彼は京都に引っこしたとき、先生ではないが作家だった。

○ 正しく京都に引っこしたとき、彼は先生ではなく作家だった。

but を「しかし」と訳すと、A と B がばらばらの話に聞こえます。not が前にある but は「しかし」ではなく「ではなく〜だ」の but です。not と but をセットで見て、「A ではなく B」と1つにまとめて訳しましょう。

04似ている構文と見分ける

05確認問題(3問)

Q1英文の意味として正しいのは?

Success comes not from luck but from preparation.

Q2not A but B の文はどれ?

Q3空所に入るのは? The problem is not the price, ( ) the size.

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