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構文 22否定の構文lv3 入試標準

never (not) V without V-ing…すれば必ず〜する

見抜くサインnever(not / cannot)と without が同じ文に。否定が2つ

原田英語2026-10-11 更新例文はすべてオリジナル

3秒でわかる

「〜せずに…することはない」と否定が2つ重なると、強い肯定になります。「…するたびに必ず〜」です

01しくみ:なぜこの意味になるのか

never A without B は、直訳すると「B せずに A することは決してない」。否定の never と、「〜なしで」という否定の気持ちをふくむ without が重なっています。否定×否定=肯定 なので、「A するときはいつも B する」「A すれば必ず B する」となります。

訳すときは、直訳の「〜せずに…しない」のままより、「…すると必ず〜する」「…するたびに〜する」と肯定に直すと、自然な日本語になります。She never goes out without her phone. なら「彼女は出かけるときは必ずスマホを持っていく」。without のうしろは、A と必ずセットで起きること です。

cannot A without B も同じ形で、「B せずに A することはできない」→「A すると必ず B してしまう」。I can't hear this song without thinking of my school days. は「この曲を聞くと、いつも学校のころを思い出す」です。can't がつくと「どうしても〜してしまう」という気持ちが加わります。

型

never (not) V without V-ing

…すれば必ず〜する

言いかえ・変形cannot V without V-ingnot V without V-ingWhenever S V, S V(言いかえ)

02例文3つを構造図で読む

色のカタマリは文の要素、カッコはカタマリの種類です。「飾り(M)を消す」を押すと、文の骨組みだけが残ります。黄色の語が、この構文の目印です。

記号と色の約束
S主語「何が・だれが」。名詞のカタマリ
V動詞「どうする・どうだ」。文の中心
O目的語「何を・だれに」。V の動作を受ける
C補語S や O の中身を説明する(S=C、O=C)
M修飾語外しても文がこわれない飾り
[ ]名詞のはたらき名詞句・名詞節。S・O・C になる
( )形容詞のはたらき名詞をうしろから説明する
< >副詞のはたらき動詞や文全体を説明する。M

仮S真S は It のような「仮の主語」と、うしろにかくれた本当の主語。接 は接続詞。カタマリの下の小さな S' V' O' は、節や句の中の要素です。

例文 1

She never leaves home without checking the weather.

SheSnever leavesVhomeO<without checking the weather>Mwithout前checking the weatherO'

彼女は出かけるときは、必ず天気を確かめる。

前から訳彼女は決して家を出ない / 天気を確かめることなしには

  1. Mwithout checking the weather副詞句|家を出るとき必ずセットで起きること
  2. O'checking the weather前置詞のうしろは動名詞

ここを見るnever と without で否定が2つ。「確かめずに出ることはない」を肯定に直して「出かけるときは必ず確かめる」と訳します。

例文 2

I can't read this letter without remembering my grandmother's voice.

IScan't readVthis letterO<without remembering my grandmother's voice>Mwithout前remembering my grandmother's voiceO'

この手紙を読むと、どうしても祖母の声を思い出してしまう。

前から訳私は読めない / この手紙を / 祖母の声を思い出すことなしには

  1. Mwithout remembering my grandmother's voice副詞句
  2. O'remembering my grandmother's voice読むと必ず起きてしまうこと

ここを見るcan't が使われると「〜せずにはいられない」という気持ちが入ります。読むという動作と、思い出すという反応がいつもセットです。

例文 3

Our science teacher, who used to work at a research lab, never teaches us a new formula without showing the experiment that led to its discovery.

[Our science teacher who used to work at a research lab]SOur science teacher中心who used to work at a research labM'never teachesVusO₁a new formulaO₂<without showing the experiment that led to its discovery>Mwithout前showing the experiment that led to its discoveryO'

以前研究所で働いていた理科の先生は、新しい公式を教えるときは必ず、それが見つかるきっかけになった実験を見せてくれる。

前から訳理科の先生は / 以前研究所で働いていたのだが / 決して教えない / 私たちに / 新しい公式を / それの発見につながった実験を見せることなしには

  1. SOur science teacher who used to work at a research lab名詞句
  2. M'who used to work at a research labカンマではさんだ補足
  3. Mwithout showing the experiment that led to its discovery副詞句
  4. O'showing the experiment that led to its discoverythat 以下が experiment を説明

ここを見るnever teaches と without showing が組になっています。肯定に直して「教えるときは必ず見せてくれる」と訳します。

03誤読のわな

I can't watch this movie without crying.

✕ やりがち泣かないと、この映画を見ることができない。

○ 正しくこの映画を見ると、どうしても泣いてしまう。

without を「〜なしでは」と条件のように訳すと、泣くことが映画を見るための条件のように聞こえます。この構文の without のうしろは「見ると必ず起きてしまうこと」です。「…すると必ず〜する」と、結果として訳しましょう。

04似ている構文と見分ける

05確認問題(3問)

Q1英文の意味として正しいのは?

He never travels without taking a small notebook.

Q2I never hear this song without thinking of my friends in Osaka. とほぼ同じ意味の文は?

Q3「言葉を学べば、必ずまちがいをするものだ」の意味になるように、空所に入るのは? You cannot learn a language ( ) making mistakes.

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