原田英語の英語大全勉強法ぜんぶ入り

構文 49関係詞で読む構文lv2 高校基礎

what S V / what V ...〜すること・〜するもの

見抜くサインwhat の前に先行詞がなく、後ろが欠けた文なら what 節

原田英語2026-10-11 更新例文はすべてオリジナル

3秒でわかる

what は the thing(s) which を1語にまとめたもの。先行詞を飲みこんでいるので、what 節はまるごと1つの名詞になります

01しくみ:なぜこの意味になるのか

関係代名詞の what は the thing(s) which(〜するもの・こと)です。先行詞を中に含んでいるので、what の前に名詞はいりません。what 節は全体で名詞のカタマリ(名詞節)になり、文の S・O・C や前置詞の目的語になります。後ろは which のときと同じく、S か O か C が欠けた文です。疑問詞の what(何を〜か)とは形が同じなので、「〜こと」と「何〜か」のどちらが文に合うかで選びます。

決まった言い方も理屈で読めます。what S is は、is の後ろの C が欠けた形で「S が今そうであるもの」、つまり 今の S(人柄・ありさま)。what S was なら昔の S です。what S has は「S が持っているもの」で財産。what is called / what we call は「〜と呼ばれているもの」で「いわゆる」。what is more は「さらに大事なことには」→「そのうえ」です。

what little money S has は「S が持っている少ないお金のすべて」。what+名詞は all the 名詞 that と同じ意味で、little / few がつくと 「少ないながらも全部」(なけなしの)になります。「少ししか〜ない」と否定に訳すと、意味が逆になるので注意します。

型

what S V / what V ...

〜すること・〜するもの

言いかえ・変形what S is / what S haswhat is called / what we callwhat is more / what is worsewhat little 〜 / what few 〜

02例文3つを構造図で読む

色のカタマリは文の要素、カッコはカタマリの種類です。「飾り(M)を消す」を押すと、文の骨組みだけが残ります。黄色の語が、この構文の目印です。

記号と色の約束
S主語「何が・だれが」。名詞のカタマリ
V動詞「どうする・どうだ」。文の中心
O目的語「何を・だれに」。V の動作を受ける
C補語S や O の中身を説明する(S=C、O=C)
M修飾語外しても文がこわれない飾り
[ ]名詞のはたらき名詞句・名詞節。S・O・C になる
( )形容詞のはたらき名詞をうしろから説明する
< >副詞のはたらき動詞や文全体を説明する。M

仮S真S は It のような「仮の主語」と、うしろにかくれた本当の主語。接 は接続詞。カタマリの下の小さな S' V' O' は、節や句の中の要素です。

例文 1

What you do every day matters more than what you do once a year.

[What you do every day]SWhat関youS'doV'every dayM'mattersVmoreM<than what you do once a year>Mthan前what you do once a yearO'

毎日やることのほうが、年に一度やることより大切だ。

前から訳あなたが毎日することは / 大切だ / より多く / あなたが年に一度することより

  1. SWhat you do every day名詞節|what 節がまるごと S
  2. 関What節の中で O
  3. Vmattersmatter「重要である」
  4. Mthan what you do once a year副詞句
  5. O'what you do once a yearここも what 節

ここを見るWhat you do every day の do には O がなく、その穴を What が埋めています。what 節は day で終わり、matters が主節の V です。

例文 2

Thanks to the new coach, the team is not what it was two years ago.

<Thanks to the new coach>Mthe teamSis notV[what it was two years ago]Cwhat関itS'wasV'two years agoM'

新しいコーチのおかげで、チームは2年前とはまるで別物だ。

前から訳新しいコーチのおかげで / チームは / ではない / 2年前にそうだったもの

  1. MThanks to the new coach副詞句
  2. Cwhat it was two years ago名詞節|what S was=昔の S
  3. 関what節の中で C

ここを見るwas の後ろの C(主語の中身を説明する語)が欠けていて、その穴が what です。「2年前にそうであったもの」→「2年前のチーム」と訳します。

例文 3

What surprised the researchers most was that the students spent what little free time they had reading in the library.

[What surprised the researchers most]SWhat関surprisedV'the researchersO'mostM'wasV[that the students spent what little free time they had reading in the library]Cthat接the studentsS'spentV'what little free time they hadO'reading in the libraryM'

研究者たちがいちばん驚いたのは、生徒たちがわずかな自由時間をすべて図書館での読書にあてていたことだった。

前から訳研究者たちをいちばん驚かせたのは / だった / 生徒たちが使っていたこと / 持っている少ない自由時間のすべてを / 図書館で本を読んで

  1. SWhat surprised the researchers most名詞節
  2. 関What節の中で S
  3. VwasWhat 節のあとの本当の V
  4. Cthat the students spent what little free time they had reading in the library名詞節
  5. V'spentspend 時間 V-ing「〜して過ごす」
  6. O'what little free time they hadなけなしの自由時間のすべて

ここを見る文頭の What 節は was の前まで。what little +名詞+S V は「少ないながら S が持つ〜のすべて」で、ここでは自由時間を全部読書に使ったという意味です。

03誤読のわな

She owes what she is today to her grandmother.

✕ やりがち彼女は、今日自分が何者なのかを祖母に負っている。

○ 正しく今日の彼女があるのは、祖母のおかげだ。

owe A to B は「A は B のおかげだ」。A にあたる what she is today を「何者か」と疑問で訳すと、文がくずれます。is の C が欠けた what 節で、「今の彼女(の人柄・立場)」です。

04似ている構文と見分ける

05確認問題(3問)

Q1空所に入るのは? ( ) I need now is a good night's sleep.

Q2英文の意味として正しいのは?

He gave the child what little money he had.

Q3「〜すること・もの」の意味の what を含むのはどれ?

英文法大全でくわしく

ドリルで手を動かす

構文ドリルV はどれ? S はどこまで? 文型は? どの構文? 10問ずつ、正解すると構造図が出ますはじめる
X でポストLINEB!

関係詞で読む構文のほかの構文

46the 〜 (that) S V ... VS が V する〜(that の省略)英語では、名詞と名詞が接続詞もなしに並ぶことはまずありません。並んだら、そこが関係詞節の入口です関係詞で読む構文lv2 高校基礎47名詞 + where / when / why + S V ...S が V する場所・時・理由・やり方関係代名詞の後ろは欠けた文、関係副詞の後ろは完全な文。先行詞が場所かどうかではなく、後ろの形で決まります関係詞で読む構文lv2 高校基礎48名詞 + 前置詞 + which / whom + S V ...S がそれと(で・に)V する〜前置詞の相棒は、前の名詞ではなく後ろの節の中にいます。節を読み終えてから前置詞を元の場所に戻すと、意味が決まります関係詞で読む構文lv3 入試標準50名詞 / 文, which V ...そしてそれは〜/それは〜なのだがカンマは「ここで一度、話が区切れた」の合図。, which は「そしてそれは」と前から訳し下ろすと、長文でも流れが止まりません関係詞で読む構文lv3 入試標準51A + V ... + who / which / that 〜(A を説明)〜する A が V する(A と説明が離れる)英語は頭でっかちの文をきらいます。長い説明は文の最後に回されるので、関係詞が説明している名詞は、ずっと前にあることがあります関係詞で読む構文lv3 入試標準52A who (S think) V ...S が〜だと思う(言う・信じる)AI thought を( )でくくって消すと、the man who was honest というふつうの関係詞節が出てきます関係詞で読む構文lv4 難関大53such 〜 as ... / the same 〜 as ... / more 〜 than ...…するような〜/…より多くの〜as・than・but は本来、接続詞です。前の such・same・比較級と組むと、which と同じように「欠けた文」を連れてきます関係詞で読む構文lv4 難関大