原田英語の英語大全勉強法ぜんぶ入り

構文 37条件・譲歩・時lv4 難関大

形容詞/副詞/無冠詞名詞 as S V〜だけれども

見抜くサイン文頭の形容詞や冠詞のない名詞のすぐうしろに as S V が来たら「〜けれど」

原田英語2026-10-11 更新例文はすべてオリジナル

3秒でわかる

Young as he is は「若いので」ではなく「若いけれど」。前に飛び出した語は、書き手が「そこは認める」と差し出した事実です

01しくみ:なぜこの意味になるのか

Young as he is は Though he is young と同じで、「彼は若いけれど」 という意味です。he is young の補語 young が、as の前に飛び出した形です。「確かに若い。それは認める。しかし」と、事実を一歩ゆずって認めるのが譲歩です。わざわざ前に出すことで、「若いこと」を強く押し出してから、それに反する主節につなげています。

名詞が前に出るときは冠詞が消えます。Though she was a child は Child as she was になり、A child as she was とは言いません。この「冠詞のない名詞+as」は、見抜くための大きな手がかりです。副詞(Much as I like him=大好きではあるが)や、動詞(Try as he might=どんなにやってみても)が前に出ることもあります。

理由の as(〜なので)は As he is young, ... のように as が先頭で、うしろはふつうの語順です。譲歩の as は「X as S V」で、as の前に X が来ます。まれに理由で読める文もあるので、最後は主節が「予想に反する内容」になっているかで確かめます。

型

形容詞/副詞/無冠詞名詞 as S V

〜だけれども

言いかえ・変形形容詞 though S VThough S V+形容詞(ふつうの語順)Try as S may(どんなに〜しても)

02例文3つを構造図で読む

色のカタマリは文の要素、カッコはカタマリの種類です。「飾り(M)を消す」を押すと、文の骨組みだけが残ります。黄色の語が、この構文の目印です。

記号と色の約束
S主語「何が・だれが」。名詞のカタマリ
V動詞「どうする・どうだ」。文の中心
O目的語「何を・だれに」。V の動作を受ける
C補語S や O の中身を説明する(S=C、O=C)
M修飾語外しても文がこわれない飾り
[ ]名詞のはたらき名詞句・名詞節。S・O・C になる
( )形容詞のはたらき名詞をうしろから説明する
< >副詞のはたらき動詞や文全体を説明する。M

仮S真S は It のような「仮の主語」と、うしろにかくれた本当の主語。接 は接続詞。カタマリの下の小さな S' V' O' は、節や句の中の要素です。

例文 1

Young as she is, she speaks three languages.

<Young as she is>MYoungC'as接sheS'isV'sheSspeaksVthree languagesO

若いけれど、彼女は3つの言語を話す。

前から訳若いけれど / 彼女は / 話す / 3つの言語を

  1. MYoung as she is副詞節|=Though she is young
  2. C'Youngis の補語が前に出た

ここを見る「若い」と「3つの言語を話す」は、ふつうは結びつきにくい組み合わせです。主節が予想に反する内容なので、理由ではなく譲歩の as だとわかります。

例文 2

Child as he was, he noticed the mistake that the adults had missed.

<Child as he was>MChildC'as接heS'wasV'heSnoticedV[the mistake that the adults had missed]Othe mistake中心that the adults had missedM'

子どもだったけれど、彼は大人たちが見落としていた間違いに気づいた。

前から訳子どもだったけれど / 彼は / 気づいた / 間違いに / 大人たちが見落としていた

  1. MChild as he was副詞節|冠詞 a が消えている
  2. C'Childwas の補語が前に出た
  3. Othe mistake that the adults had missed名詞句
  4. M'that the adults had missedhad missed は気づくより前

ここを見る文頭がいきなり冠詞のない Child。名詞なのに a がないのは、補語が as の前に飛び出したしるしです。ふつうの語順なら Though he was a child になります。

例文 3

Strange as it may sound, the scientists who studied the island found that the birds living there had learned to open shells with stones.

<Strange as it may sound>MStrangeC'as接itS'may soundV'[the scientists who studied the island]Sthe scientists中心who studied the islandM'foundV[that the birds living there had learned to open shells with stones]Othat接the birds living thereS'had learnedV'to open shells with stonesO'

奇妙に聞こえるかもしれないが、その島を調べた科学者たちは、そこにすむ鳥が石を使って貝をこじあけることを身につけていたと知った。

前から訳奇妙に聞こえるかもしれないが / 科学者たちは / その島を調べた / 知った / 鳥たちが / そこにすむ / 身につけていたと / 石で貝をこじあけることを

  1. MStrange as it may sound副詞節|=Though it may sound strange
  2. C'Strangesound の補語が前に出た
  3. Sthe scientists who studied the island名詞句
  4. Vfoundwho 節のあとの本当の V
  5. Othat the birds living there had learned to open shells with stones名詞節
  6. S'the birds living thereliving there が birds を説明

ここを見るStrange as it may sound は「奇妙に聞こえるかもしれないが」という決まった言い方で、意外な話を切り出すときに使います。主節では studied と found の2つの動詞のうち、found が本当の V です。

03誤読のわな

Rich as he was, he lived in a small apartment.

✕ やりがち彼は金持ちだったので、小さなアパートに住んでいた。

○ 正しく金持ちだったけれど、彼は小さなアパートに住んでいた。

as を見て「〜なので」と理由で読んだ誤りです。as の前に形容詞 rich が飛び出しています。理由の as なら As he was rich の語順です。「金持ちなのに小さなアパート」と、主節が予想に反していることも確かめましょう。

04似ている構文と見分ける

05確認問題(3問)

Q1英文の意味として正しいのは?

Small as the town is, it has three libraries.

Q2「〜だけれども」の as を含むのは?

Q3空所に入るのは? ( ) as she was, she carried the heavy box up the stairs alone.

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条件・譲歩・時のほかの構文

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