原田英語の英語大全勉強法ぜんぶ入り

構文 35条件・譲歩・時lv3 入試標準

no matter what / who / how 〜何を/誰が/どんなに〜しても

見抜くサインno matter+疑問詞を見たら「〜しても」。文頭ならカンマのあとが主節

原田英語2026-10-11 更新例文はすべてオリジナル

3秒でわかる

matter は動詞で「問題になる」。no matter what は「何であろうと問題ではない」。だから主節はどんな場合でも変わりません

01しくみ:なぜこの意味になるのか

matter は動詞で「重要だ・問題になる」という意味です(It doesn't matter.=どうでもいい)。no matter what he says は、もとは「彼が何を言うかは問題ではない」。そこから 「彼が何を言っても」 という譲歩(相手の言い分を一歩ゆずって認めること)の意味になりました。うしろの節の中身がどう変わっても、主節は変わらない、というのがこの構文の芯です。

no matter what は whatever に、no matter how は however に置きかえられます(who・where も同じ)。ただし -ever の形は 名詞節 にもなります。Take whatever you like.(好きなものを何でも取って)の whatever 節は take の目的語なので、no matter what にはできません。文の S・O なら名詞節「〜するものは何でも」、外に付け足されていれば「何を〜しても」です。

no matter how のうしろには、形容詞か副詞がすぐ来ます。no matter how hard you try(どんなに一生懸命やっても)の how は「どうやって」ではなく「どれほど」。how と hard を1つにまとめて読みます。

型

no matter what / who / how 〜

何を/誰が/どんなに〜しても

言いかえ・変形whatever / whoever / wherever S Vno matter how 形容詞 S Vhowever 形容詞 S V

02例文3つを構造図で読む

色のカタマリは文の要素、カッコはカタマリの種類です。「飾り(M)を消す」を押すと、文の骨組みだけが残ります。黄色の語が、この構文の目印です。

記号と色の約束
S主語「何が・だれが」。名詞のカタマリ
V動詞「どうする・どうだ」。文の中心
O目的語「何を・だれに」。V の動作を受ける
C補語S や O の中身を説明する(S=C、O=C)
M修飾語外しても文がこわれない飾り
[ ]名詞のはたらき名詞句・名詞節。S・O・C になる
( )形容詞のはたらき名詞をうしろから説明する
< >副詞のはたらき動詞や文全体を説明する。M

仮S真S は It のような「仮の主語」と、うしろにかくれた本当の主語。接 は接続詞。カタマリの下の小さな S' V' O' は、節や句の中の要素です。

例文 1

No matter what happens, I will be on your side.

<No matter what happens>MNo matter譲歩whatS'happensV'ISwill beVon your sideC

何が起きても、私はあなたの味方だ。

前から訳何が起きても / 私は / いるだろう / あなたの側に

  1. MNo matter what happens副詞節|=Whatever happens
  2. S'whathappens の主語
  3. Con your sidebe on 〜's side「〜の味方だ」

ここを見るwhat が節の中の主語で、happens が動詞です。「何が起きるかは問題ではない」→「何が起きても」。主節の I will be on your side は、どんな場合でも変わりません。

例文 2

No matter how many times I listen to this song, I still can't catch the last line.

<No matter how many times I listen to this song>MNo matter譲歩how many timesM'IS'listen toV'this songO'ISstillMcan't catchVthe last lineO

この歌を何度聞いても、最後の1行がまだ聞き取れない。

前から訳何度〜しても / 私がこの歌を聞く / 私は / まだ / 聞き取れない / 最後の1行を

  1. MNo matter how many times I listen to this song副詞節
  2. M'how many times何回〜しても

ここを見るhow many times で1つのカタマリ「何回」。no matter がつくと「何回〜しても」になります。However many times I listen ... と言いかえることもできます。

例文 3

Whatever you post online can be copied and shared by strangers, no matter how carefully you choose your privacy settings.

[Whatever you post online]SWhateverO'youS'postV'onlineM'can be copied and sharedVby strangersM<no matter how carefully you choose your privacy settings>Mno matter譲歩how carefullyM'youS'chooseV'your privacy settingsO'

プライバシー設定をどれほど慎重に選んでも、ネットに投稿したものは何であれ、知らない人にコピーされ、広められることがある。

前から訳ネットに投稿するものは何でも / コピーされ広められうる / 知らない人によって / どれほど慎重に選んでも / プライバシー設定を

  1. SWhatever you post online名詞節|主語。no matter what にはできない
  2. O'Whateverpost の目的語
  3. Mno matter how carefully you choose your privacy settings副詞節|=however carefully

ここを見る文頭の Whatever 節のすぐあとに can be copied(V)が来るので、Whatever 節は主語の名詞節です。後半の no matter how は however に置きかえられる副詞節で、2種類が1文に並んでいます。

03誤読のわな

Whoever wins the race will get a free ticket to the concert.

✕ やりがち誰がレースに勝っても、コンサートの無料チケットがもらえる。

○ 正しくレースに勝った人は誰でも、コンサートの無料チケットをもらえる。

Whoever を no matter who と同じだと思いこむと、チケットをもらうのが誰なのかがあいまいになります。Whoever 節のあとにカンマがなく、すぐ will get が来るので、Whoever 節は主語の名詞節「〜する人は誰でも」です。

04似ている構文と見分ける

05確認問題(3問)

Q1No matter where you go, you will find people who speak English. の No matter where と同じ意味になるのは?

Q2「何を〜しても」(譲歩)の意味の whatever はどれ?

Q3英文の意味として正しいのは?

No matter how tired she is, she always reads before bed.

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