原田英語の英語大全勉強法ぜんぶ入り

構文 56不定詞・分詞の構文lv3 入試標準

S be to V〜する予定だ/すべきだ/できる/運命だ

見抜くサインbe 動詞の直後に to V。「〜することだ」で訳せないなら be to 構文

原田英語2026-10-11 更新例文はすべてオリジナル

3秒でわかる

be to の5つの意味は、根っこは1つ。「これから〜することになっている」という、まだ起きていない方向を指す矢印です

01しくみ:なぜこの意味になるのか

be to V は「予定・義務・可能・運命・意図」と5つの意味で習いますが、もとは1つです。to は「〜へ向かう」矢印で、be to V は「〜へ向かう状態にある」=「〜することになっている」。それが決まった予定なら「〜する予定だ」、ルールなら「〜すべきだ」、否定で「〜できない」、過去をふり返って「〜する運命だった」、if 節の中なら「〜しようと思うなら」と、文脈で訳し分けます。

意味を決める手がかりは文の中にあります。未来を示す語(next week など)があれば予定。you が主語で指示なら義務(You are to finish this by Friday.)。否定+受け身(not to be seen / found)なら可能。was / were と、あとからふり返る文脈なら運命。If 節の中なら意図で、「〜しようと思うなら」と訳します。

注意したいのは、be+to V がいつも be to 構文とはかぎらないことです。My dream is to become a doctor. は「私の夢は医者になることだ」で、to V は補語(主語の中身を説明する語)。主語が「夢・目標・仕事」のように中身を言いかえられる名詞なら「〜すること」、主語が人やモノで「〜すること」と訳すとおかしいなら be to 構文です。

型

S be to V

〜する予定だ/すべきだ/できる/運命だ

言いかえ・変形If S are to V, ...S was (never) to V(運命)S is not to V(禁止)S was not to be seen(可能)

02例文3つを構造図で読む

色のカタマリは文の要素、カッコはカタマリの種類です。「飾り(M)を消す」を押すと、文の骨組みだけが残ります。黄色の語が、この構文の目印です。

記号と色の約束
S主語「何が・だれが」。名詞のカタマリ
V動詞「どうする・どうだ」。文の中心
O目的語「何を・だれに」。V の動作を受ける
C補語S や O の中身を説明する(S=C、O=C)
M修飾語外しても文がこわれない飾り
[ ]名詞のはたらき名詞句・名詞節。S・O・C になる
( )形容詞のはたらき名詞をうしろから説明する
< >副詞のはたらき動詞や文全体を説明する。M

仮S真S は It のような「仮の主語」と、うしろにかくれた本当の主語。接 は接続詞。カタマリの下の小さな S' V' O' は、節や句の中の要素です。

例文 1

The new library is to open next April.

The new librarySis to openVnext AprilM

新しい図書館は、来年の4月に開館する予定だ。

前から訳新しい図書館は / 開館することになっている / 来年の4月に

  1. Vis to open予定(next April が手がかり)

ここを見る「図書館は開くことだ」では意味が通らないので be to 構文です。next April という未来の語から「予定」と決まります。ニュースでよく見る言い方です。

例文 2

The small program he wrote as a student was to change the way millions of people communicate.

[The small program he wrote as a student]SThe small program中心he wrote as a studentM'was to changeV[the way millions of people communicate]Othe way中心millions of people communicateM'

彼が学生時代に書いた小さなプログラムは、やがて何百万人もの人のコミュニケーションの仕方を変えることになった。

前から訳小さなプログラムは / 彼が学生時代に書いた / 変えることになった / 仕方を / 何百万人もの人がやりとりする

  1. SThe small program he wrote as a student名詞句
  2. M'he wrote as a student関係代名詞の省略
  3. Vwas to change運命「〜することになる」
  4. Othe way millions of people communicate名詞句
  5. M'millions of people communicatethe way S V=S が V する仕方

ここを見るwas to は、書き手があとからふり返って「この時はまだ知らなかったが、やがて〜することになる」と語る言い方です。伝記や物語でよく使われます。

例文 3

If we are to protect the rare birds that visit this lake every winter, we must stop building new roads along its shore.

<If we are to protect the rare birds that visit this lake every winter>MIf接weS'are to protectV'the rare birds that visit this lake every winterO'weSmust stopV[building new roads along its shore]O

毎年冬にこの湖にやってくる珍しい鳥たちを守ろうと思うなら、湖岸に新しい道路を造るのをやめなければならない。

前から訳もし私たちが守ろうと思うなら / 珍しい鳥たちを / 毎年冬にこの湖を訪れる / 私たちはやめなければならない / 新しい道路を造るのを / 湖岸に沿って

  1. MIf we are to protect the rare birds that visit this lake every winter副詞節
  2. V'are to protect意図「〜しようと思うなら」
  3. O'the rare birds that visit this lake every winterthat 以下が birds を説明
  4. Obuilding new roads along its shore名詞句|stop V-ing「〜するのをやめる」

ここを見るIf S are to V は「目的を果たすつもりなら」。主節の must は、その目的のために必要な条件です。「守る予定なら」と訳すと、意味が通らなくなります。

03誤読のわな

If you are to succeed in this job, you must learn to listen.

✕ やりがちこの仕事で成功する予定なら、人の話を聞けるようにならなければならない。

○ 正しくこの仕事で成功したいと思うなら、人の話を聞けるようにならなければならない。

be to=予定 と1つだけ覚えていると、if 節の中で意味が通らなくなります。if のうしろの be to は「〜しようと思うなら」という意図です。主節に must や need があれば、目的と条件の関係だと見ます。

04似ている構文と見分ける

05確認問題(3問)

Q1英文の意味として正しいのは?

Not a sound was to be heard in the library.

Q2be to 構文(be to V)を含むのはどれ?

Q3be to の意味として正しいのは?

If you are to win the match, you need to practice every day.

英文法大全でくわしく

ドリルで手を動かす

構文ドリルV はどれ? S はどこまで? 文型は? どの構文? 10問ずつ、正解すると構造図が出ますはじめる
X でポストLINEB!

不定詞・分詞の構文のほかの構文

54知覚動詞・使役動詞+O+原形 / V-ing / p.p.O が〜するのを見る/O に〜させるI heard my name called. の called は過去形ではありません。「名前が呼ばれる」という受け身の関係を、p.p. 1語で表しています不定詞・分詞の構文lv2 高校基礎55for 人 to V / of 人 to V / 所有格・目的格+V-ing(人)が〜することfor を「〜のために」と訳すと意味がずれます。for him to go は「彼が行く」。for 人は、不定詞の動作をする人を示すラベルです不定詞・分詞の構文lv3 入試標準57V-ing ..., S V / p.p. ..., S V〜すると/〜なので/〜しながら分詞構文は、接続詞と主語をけずって短くした副詞節です。けずった接続詞を「時・理由・〜しながら」から選び直すのが、訳す作業です不定詞・分詞の構文lv3 入試標準58with O C(C=V-ing / p.p. / 形容詞 / 前置詞句)O が C の状態で/O を C にしてwith his eyes closed の with は「〜と一緒に」ではありません。「目が・閉じられている」という小さな場面を、文に貼りつけるはたらきです不定詞・分詞の構文lv3 入試標準59S'+V-ing / p.p. ..., S V(独立分詞構文)S' が〜するので/S' が〜すると独立分詞構文は、分詞に「自分専用の主語」がついた形です。主節の S とはちがう人やモノが、分詞の動作をしています不定詞・分詞の構文lv4 難関大