
ホッピン・ジョン
Hoppin' Johnアメリカ南部の豆とお米の料理。豆はコイン、青菜はお札の意味。
七面鳥、月餅、パンケーキ、おせち、ひなあられ…。世界と日本の行事で食べる料理とお菓子289品を、絵と英語の名前、「なぜその日に食べるのか」つきで紹介します。
1月の行事食 January ・ 16品
アメリカ南部の豆とお米の料理。豆はコイン、青菜はお札の意味。

ドイツなどで贈る幸運のお菓子。「ブタを持っていた」は「ついてた」の意味。

イタリアの年越しの料理。コインの形のレンズ豆で、お金がたまるよう願う。

ギリシャの元日のケーキ。中にかくれた硬貨が当たると、その年は幸運。

ハイチのカボチャのスープ。1804年1月1日の独立から、自由のしるし。

韓国のおもちのスープ。白いおもちは清らかな新しい始まりを表す。

重箱に詰めた正月料理。日もちするように煮しめたり酢に漬けたりしてある。一品ごとに願いがこもる。

もち入りのお汁。東は角もちのすまし汁、西は丸もちのみそ仕立てが多く、地域差がとても大きい。

「まめ(元気)に暮らせるように」という願い。祝い肴三種の一つ。

ニシンの卵。粒の多さから「子孫がたくさん栄えるように」。

長いひげと曲がった腰から「腰が曲がるまで長生きできるように」。

黄金色の見た目から「金運」の願い。「きんとん」は漢字で「金団」と書く。

お祝いの日の定番。家族で成人を祝って炊く家庭もある。

「めでたい」に通じるお祝いの魚。

20歳になった人にとっては、家族とのはじめてのお酒の乾杯も思い出に。お酒は今も20歳から。

成人の日がもとあった1月15日(小正月)に食べる行事食。
2月の行事食 February ・ 42品
アメリカ南部の黒人の家庭料理。フライドチキン、青菜の煮込み、コーンブレッドなど。月間の食事会で出されることもある。

さつまいものパイ。南部の黒人家庭の定番のデザート。

科学者カーヴァーが研究した作物。1916年に「105通りの食べ方」を紹介する冊子を出した。ピーナッツバターの発明者ではない。
ダグラス・デーでは、自分で誕生日を選んだダグラスのためにケーキを焼くコンテストがある。

フランスやベルギーでは同じ2月2日(シャンドルール)にクレープを焼く。春の訪れと結びつけられる食べ物。

メキシコでは2月2日の「カンデラリアの日」にトウモロコシの蒸し料理を食べる。

フィルが毎年飲むという「長生きの薬」。もちろんお話の中の飲み物。

初期のパンクサトーニーでは、つかまえたグラウンドホッグを料理して食べる会があった。

太巻きずしを恵方を向いて、だまって1本食べる。福を「巻きこむ」とも言われる。

年の数だけ食べる。歯ごたえがあって香ばしい。

西日本などでは、節分にイワシを焼いて食べる地域がある。においで鬼を遠ざけるとも。

福豆に梅干しや昆布を入れてお湯を注いだお茶。年の数だけ豆を食べられない人にも。

雪国などでは殻つきの落花生をまき、拾って食べる。

赤と白はお祝いの色。祝日や記念の行事で配られる定番のお菓子。

祝日に赤飯を炊く家庭もある。お祝いの日の定番。

2月11日は一年でいちばん寒いころ。家でゆっくり過ごす人も多い。

1868年にイギリスのキャドバリー社が売り出したのが始まりとされる。日本でもバレンタインのチョコの定番の形。

BE MINE、HUG ME などの短い言葉が印刷された、パステルカラーのハート形のお菓子。アメリカのクラスでの交換の定番。

イチゴを溶かしたチョコにくぐらせたもの。欧米の手作りデザートの人気者。

韓国で4月14日の「ブラックデー」に、恋人のいない人が食べる黒いみそ味の麺。

日本では、溶かして型に入れたチョコやトリュフ、ブラウニーを手作りして友だちと交換する人が多い。

中国北部の大みそかの定番。昔のお金に形が似ていて、金運の食べ物。

「魚」と「余」が同じ音。毎年ゆとりがあるよう、少し食べ残す。

南部のおもち菓子。「年々高く」に通じる縁起物。

韓国のおもちのスープ。ソルラルの朝ごはん。

ベトナムの四角いちまき。大地を表すといわれる。

シンガポール・マレーシアのサラダ。みんなで高くかき混ぜて運を上げる。

ニューオーリンズの名物。紫・緑・金の砂糖がけの輪のパンで、中にプラスチックの赤ちゃん人形がかくれている。

イギリスでは薄いクレープのような形。レモン汁と砂糖をかけるのが定番。卵・牛乳・バターを使い切るための料理だった。

ヴェネツィアでカーニバルの時期だけ売られる丸い揚げ菓子。松の実と干しぶどう入りや、クリーム入りがある。

スウェーデンの、アーモンドペーストと生クリームをはさんだ丸パン。「1771年に国王が食べすぎて亡くなった」という話は言い伝えとされる。

ポーランドの揚げドーナツ。カーニバル最後の木曜日「太った木曜日」に大量に食べる。

ロシアなどの春を迎える祭り「マースレニツァ」で食べる薄いパンケーキ。

イフタールの最初のひと口の定番。預言者ムハンマドがナツメヤシで断食を破ったという言い伝えから。甘くて栄養がある。

インドネシアやマレーシアのイード料理。ヤシの若葉で編んだ小さな袋にお米を入れて炊く。

エジプトやレバノンなどでイードに食べるクッキー。ナツメヤシやナッツが入ったものも多い。

パキスタンのイードの甘いデザート。牛乳に細い麺とナツメヤシを入れて煮る。

トルコの「砂糖の祭り」に欠かせない、薄い生地を重ねてシロップをかけたお菓子。

お祝いの日の定番。紅白はめでたい色とされる。

お祝いの行事で配られる定番のお菓子。

祝日の名前にちなんで、家でケーキを食べる家庭も。

宮中の「茶会の儀」では、天皇皇后両陛下が外国の大使夫妻をもてなされる。
3月の行事食 March ・ 48品3月の図書館や本屋では、女性の伝記を集めたコーナーが作られる。
生徒が選んだ女性について調べ、ポスターにまとめて発表するのは定番の授業。
全米女性史アライアンスが毎年決める。2026年は「変化を導く:持続可能な未来をつくる女性たち」。

酢飯に錦糸卵・えび・れんこんなどを散らした華やかな料理。はっきりした由来の記録は少ないが、今ではひな祭りの定番。

はまぐりの貝がらは相方としか合わないことから、良い結婚の願いが込められている。

ピンク・白・緑の三色のひし形の餅。色やひし形の意味には諸説ある。

色とりどりの米菓子。関東は甘く、関西は塩・しょうゆ味が多いとされる。

アルコールを含むお酒。子どもには米こうじで作るアルコールのない甘酒を用意する。

桜の葉の塩漬けで包んだ餅菓子。春の行事によく並ぶ。

半月形の揚げ菓子。ミルクを煮つめたコーヤ、ココナッツ、ナッツ、干しぶどうを包む。北インドのホーリーの定番。

アーモンド、フェンネル、カルダモン、バラの花びら、サフランなどを牛乳と混ぜた冷たい飲み物。

甘いシロップにひたしたパンケーキのようなお菓子。西ベンガルのホーリー(ドル・ジャトラ)で好まれる。

甘い豆のあんを包んで焼いた平たいパン。マハーラーシュトラ州のホーリーのごちそう。

すりつぶした豆の生地を揚げた団子を、ヨーグルトにひたした軽食。タンダイといっしょに出されることが多い。

細かく切ったスポンジを表面にまぶし、ミモザの花に見立てたイタリアのケーキ。考案者とされるリエーティの料理人が1962年の菓子コンテストで優勝して広まり、のちに女性の日の定番になった。

ロシアなどでは、花束といっしょにチョコレートの箱を贈ることが多い。

食べ物の不足に怒った1917年の行進のシンボル。「パンとバラ(Bread and Roses)」という合言葉もある。

休日になる国では、家族や職場で乾杯することも。祝う日か、考える日か、国によって雰囲気が違う。

アメリカでいちばん定番のパイ。表面に π の形の切りこみを入れて焼く人も多い。

赤いフィリングが目立つので、π の模様の飾りが映える。

アメリカでは pizza pie とも呼ぶので仲間入り。3ドル14セントの割引をする店もある。

本来は秋の感謝祭のパイだが、丸ければ円周率の日にも登場する。

食べるだけでなく、先生の顔に投げる「パイ投げ」にも使われる。

かたくて長持ちすることから、関係が長く続くようにという意味をこめる人もいる。

チョコをマシュマロで包んだお菓子が、マシュマロデーの始まりとされる。

職場や学校でまとめて配りやすい定番。手焼きクッキーの売り場も増えた。

「ホワイト」の名前にぴったりのお菓子として、菓子会社が売り出した。

韓国で4月14日の「ブラックデー」に食べる、黒いみそソースの麺。

アメリカのセント・パトリックス・デーの定番料理。実はアメリカに渡ったアイルランド移民が生んだ料理。corned は粒の大きい塩(corns)で漬けたという意味。

アイルランドの家庭料理。塩漬けの豚肉とキャベツ、ジャガイモをいっしょに煮る。

イーストの代わりに重曹でふくらませる、アイルランドの素朴なパン。表面に十字の切れ目を入れて焼く。

羊肉、ジャガイモ、タマネギをじっくり煮込んだ、アイルランドを代表する煮込み料理。

マッシュポテトにキャベツやケールを混ぜた料理。バターをたっぷりのせて食べる。

もち米とうるち米をあんこで包んだお供え。春に咲く牡丹にちなむ名前とされる。

ぼたもちと基本的に同じもの。秋のお彼岸では萩にちなんでこう呼ぶ。

お墓参りのあと、家族でぼたもちといっしょに味わう。

肉や魚を使わない仏教の料理。お彼岸には生き物の命をとらない習わしがあった。

ハーブをたっぷり混ぜた緑色のご飯に、焼いた魚や揚げた魚を添える。ノウルーズの夜のごちそう。

芽を出した小麦をじっくり煮た甘いペースト。中央アジアでは女性たちが歌いながら夜通しかき混ぜ、クルミを入れて願いごとをする。

ハフト・スィーンの7品の1つ。健康や美しさのしるし。

ピスタチオやアーモンド、レーズンなどのミックス。火の夜に食べると願いがかなうと言われる。

アゼルバイジャンの、ナッツを包んで模様をつけた半月形の焼き菓子。

ピンク・白・緑の三色団子。「花より団子」の語源。

江戸時代から欠かせない重箱のお弁当。

桜の葉の塩漬けで包んだ餅菓子。関東の長命寺と関西の道明寺の二系統がある。

北海道の花見の定番。羊肉を焼いて桜の下で食べる。

青森で花見の時期に親しまれるカニ。

桜の花の塩漬けにお湯を注いだ飲み物。お祝いの席でも出される。
4月の行事食 April ・ 22品
4月1日が近づくと、フランスのパン屋やお菓子屋に並ぶ。紙の魚のお菓子版。

もちろん木にはならない。小麦粉をこねて作るパスタ。1957年のBBCの放送で、エイプリルフールの主役になった。

1998年、バーガーキングがウソの広告で発表したハンバーガー。何千人もの客が本気で注文した。

1978年、シドニー湾に運ばれた「南極の氷山」。氷を1個10セントで売ると宣伝されたが、正体は消火用の泡とシェービングクリームだった。

表面に十字の模様をつけた甘いパン。イギリスでは聖金曜日に食べる伝統がある。

中が空洞で、小さなお菓子が入っていることも。イギリスでは1870年代から売られている。

ギリシャやイタリアなどのイースターのごちそう。地域ごとに焼き方がちがう。

ギリシャで、復活の真夜中の礼拝のあとに食べる、子羊の内臓と青菜のスープ。長い断食明けの最初の食事。

イタリアの、鳩の形をしたイースターのパン菓子。

ギリシャなど正教会の国で、卵を赤く染めて、ぶつけ合って遊ぶ。最後まで割れなかった人が勝ち。

ジャスミンの香りの冷たい水にご飯をひたし、甘辛いおかずと食べる暑い季節の料理。ラーマ2世の時代にモン族の料理から伝わり、はじめは王宮だけの料理だった。

ココナッツミルクで甘くしたもち米に、熟したマンゴーをそえる。マンゴーがいちばんおいしい4〜5月の定番。

ミャンマーのティンジャンで作る、黒砂糖を包んだもち米の団子。ゆでて浮いてきたら食べごろ。

もち米・豆・ココナッツを竹筒につめて焼いたお菓子。カンボジアのお正月に作る。

ココナッツミルクで炊いたご飯。スリランカのお正月に、縁起のよい時刻に合わせて作る。

ペットボトルを買う代わりに、自分の水筒を持ち歩く。アースデーに始めやすい行動の一つ。

遠くから運ぶ食べ物は、運ぶときに燃料を使う。近くでとれた旬の野菜を選ぶのも地球を思う工夫。

使い捨ての包みを使わず、ふたつきの容器につめる。毎日のお昼から始められる工夫。

昭和の家庭料理の代表。給食や家庭で広く親しまれた。

昭和の戦後に日本で生まれ、世界に広まった食べ物。

昭和の喫茶店の定番メニュー。今も「昭和レトロ」の人気者。

銭湯や給食でおなじみだった、昭和の風景の一つ。
5月の行事食 May ・ 26品
焼いたスパムをごはんにのせ、のりで巻いたハワイの軽食。日系の「おむすび」がもと。

1900年代の初め、日系移民がサトウキビ畑の働き手に売ったかき氷が始まり。

生の魚を角切りにして味つけしたハワイの料理。ハワイ語で「切る」という意味。

憲法記念日に決まった食べ物はない。ゴールデンウィークの行楽で、お弁当を持って出かける家族が多い。

2日後のこどもの日に向けて、5月3日ごろには和菓子屋やスーパーに柏餅が山積みになる。

ノルウェーの憲法記念日(5月17日)は、ホットドッグとアイスクリームを食べる日として知られる。

ノルウェーの5月17日は、アイスクリームも子どもたちのお楽しみの一つ。

ヨーダやR2-D2の形に焼いたクッキー。この日のパーティーで手作りするファンもいる。

1作目で主人公ルークの家の食卓に出てくる青い牛乳。食紅などで再現して楽しむファンもいる。

映画を一気に見るマラソン鑑賞のおとも。

決まった行事食はないが、公園でお弁当を広げるのが定番の過ごし方。

立春から八十八日目の「八十八夜」は5月2日ごろ。みどりの日のころは新茶が出回る季節。

翌日のこどもの日に向けて店に並ぶ。柏の葉の緑も季節を感じさせる。

タラの芽やコゴミなど、春の若芽を天ぷらなどで味わう地域も多い。

プエブラ名物。チョコレート、何種類もの唐辛子、ナッツ、スパイスなどを煮こんだ黒っぽいソースを、鶏肉にかける。修道院の修道女が考えたという伝説がある。

トウモロコシの薄焼き(トルティーヤ)で肉や野菜を包む。アメリカの5月5日にいちばん売れる料理のひとつ。

アボカドをつぶして、玉ねぎ・トマト・ライムをまぜたディップ。アメリカではこの日に向けて大量のアボカドが出荷される。

1980年代の広告で「シンコ・デ・マヨ=メキシコビール」のイメージが定着。今はこの日の売り上げの多さで知られる。

あん入りの餅を柏の葉で包む。新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家が絶えない」縁起物。関東から広まった。

笹などの葉で包んだ餅や団子。奈良時代に中国から伝わったとされ、関西で特に人気。

菖蒲を刻んで酒にひたしたもの。中国の端午の古い習慣に由来する。

お祝いの膳に、旬の初鰹や「めでたい」鯛を用意する家庭もある。

イギリスのフルーツケーキ。昔はマザリング・サンデーに両親へのおみやげとして持って帰った。今はイースターのお菓子としても有名。

アメリカの母の日の定番。母の日は一年でいちばん外食が多い日と言われ、レストランは予約でいっぱいになる。

エチオピアの秋の母の祭り「アントロシュト」で作る料理。娘は野菜やバター、息子は羊や牛を持ちより、家族みんなで作る。

イギリス・ブリストルに伝わる、マザリング・サンデーの甘いパン。
6月の行事食 June ・ 15品スポンジを6色に重ねたケーキ。6月にはにじ色のお菓子を売る店もある。
ほおに小さなにじや旗をかいてパレードに出かける人が多い。
パレードの沿道で配られたり、見物する人が振ったりする小さな旗。

もち米と具を竹や葦の葉で包んで蒸す。北は甘いあずきやナツメ、南は卵の黄身や豚肉入りのしょっぱい味が好まれる。

ヒ素をふくむ鉱物の粉をまぜた酒。昔は毒消しや虫よけに使われたが、今は体に悪いと知られている。

広東や香港で端午節に食べる、5種類の豆を煮たおかゆ。

日本の端午の節句のお菓子。中国にはない、日本生まれの食べ物。柏の葉は「家が絶えない」縁起物。

韓国の端午(タノ)に食べる、車輪の模様をつけたおもち。よもぎのおもちを食べる地域もある。

イチゴ味の赤い炭酸飲料。ジューンティーンスの定番の「赤い飲み物」。

赤いスポンジに白いクリームのケーキ。赤は強さと喜びを表すとされる。

祭りの主役。昔は、ふだん食べられない肉を家族が持ち寄った。

ハンバーガー、ステーキ、ホットドッグ、とうもろこし。アメリカの父の日の定番。

イタリアで3月19日の聖ヨセフの日に食べる揚げ菓子。クリームとチェリーをのせることが多い。

ドイツの父の日(昇天日)に、男性グループが手押し車に積んで出かける飲み物。

日本の父の日の人気ギフト。名前入りのグラスや地酒のセットもよく選ばれる。
7月の行事食 July ・ 17品
独立記念日のバーベキューの定番。コニーアイランドでは早食い大会も。

裏庭のグリルで焼く。お父さんの腕の見せどころ。

as American as apple pie(アップルパイのようにアメリカ的)という言い方があるほどの国民的デザート。

夏のピクニックに欠かせない果物。

バターを塗って丸ごとかじる、アメリカの夏の味。

ルーツとされる索餅を、平安時代の宮中で七夕に食べていた。麺を織姫の糸に見立てる説も。

江戸の七夕飾りには、ホオズキやスイカの形の色紙も使われた。夏の果物の代表。

中国の七夕で食べられる、油で揚げた小麦粉の菓子。「巧」の字に技芸上達の願いがこもる。

韓国のチルソクのころはカボチャやキュウリが実る季節で、カボチャを焼いて北斗七星に供える習わしがあった。

7月14日に決まったごちそうはないが、公園や川辺のピクニックにはバゲットが欠かせない。

バゲットといっしょにピクニックへ。地方ごとに自慢のチーズがある。

お祭りの屋台でおなじみの軽食。

大人は花火の前に乾杯することも。日本の「パリ祭」イベントでも人気。

海の日に決まった料理はないが、海の恵みを味わう日として魚料理を楽しむ人も多い。

海の家の定番。夏の始まりの3連休にぴったり。

海水浴場の「海の家」の名物として親しまれている。

わかめ、昆布、のりなど、日本の食卓は海の恵みにささえられている。
8月の行事食 August ・ 14品
山ごはんの定番。頂上で食べるおにぎりは格別。

歩きながら少しずつ食べるナッツ・チョコ・ドライフルーツ。体力切れを防ぐ。

高い山では気圧が低く、お湯が100℃より低い温度で沸く。だから山のカップめんは少しかために仕上がることも。

ワラビ・ゼンマイなど山でとれる植物。山のふもとの宿や食堂でよく出る。

山の森がたくわえた雨や雪が、長い時間をかけてわき出た水。まさに山の恩恵。

迎え団子・送り団子など、地域によって形や供える日がちがう。

精霊棚に季節の果物を供え、あとで家族でいただく。

肉や魚を使わない料理。お盆のあいだ精進料理を食べる家もある。

暑い時期にさっぱり食べられ、お盆に仏壇へ供えたり、家族で食べたりする地域が多い。

夏の贈り物。道教の「中元」(旧暦7月15日)という言葉から来ている。

平たい鍋で米を炊く、バレンシア地方生まれの料理。トマティーナと同じバレンシア州の名物。

カヤツリグサの塊茎(チュファ)から作る、バレンシア名物の甘く冷たい飲み物。暑い8月にぴったり。

トマトを使ったスペイン南部生まれの冷たいスープ。投げるトマトとは別に、食べるトマトの代表。

フランスパンにハムやチーズをはさんだスペインのサンドイッチ。祭りの前後の腹ごしらえに。
9月の行事食 September ・ 24品
結び目の形をした大きなパン。表面に粗い塩がついている。

皮がパリパリの丸焼きのチキン。半羽ずつ注文するのがふつう。

魚を棒にさして炭火でじっくり焼いた料理。日本の塩焼きに少し似ている。

砂糖をからめてローストしたアーモンド。甘いにおいが会場に広がる。

はちみつとスパイスを使ったドイツの焼き菓子。ハート形にしてメッセージを書く。

地域の敬老会で配られることが多い、紅白のかまぼこなどが入ったお祝い弁当。

やわらかい和菓子は、祖父母への手みやげの定番。

「養老の滝」は滝の水が酒になった伝説。長寿のお祝いの席にもよく登場する。

「めでたい」に通じる祝いの魚。長寿のお祝いの席に出される。

秋のお彼岸の定番。秋に咲く萩の花にちなむ名前という説が有名。春は「ぼたもち」。

秋分のころが旬。季節の食卓に並ぶ。

肉や魚を使わない料理。お彼岸に食べる家もある。

秋の味覚。おはぎのように、お供えのあとで家族で食べる。

ハスの実あんや小豆あん、塩漬け卵の黄身入りなど。丸い形は団らんのしるし。明の時代から中秋節の贈り物に。

韓国のチュソクの半月形の餅。ゴマや豆を包み、松の葉といっしょに蒸す。

日本の十五夜のお供え。江戸時代に広まり、江戸と上方で形が違った。

台湾やベトナムで食べる大きな柑橘。台湾では皮を子どもの帽子にし、ベトナムでは月見のごちそうの飾りにも使う。

日本では十五夜に供える地方が多く、「芋名月」の名の由来になった。

江戸時代に広まる。十五夜にちなんで15個積む家が多いといわれる。関西には里芋形のものも。

十五夜は里芋の収穫期。だから十五夜は「芋名月」とも呼ばれる。

お月見のお供えの一つ。十三夜は「豆名月」とも。

十三夜は「栗名月(くりめいげつ)」。秋の実りを月に供える。

中国・台湾の中秋節に食べる丸い焼き菓子。

卵の黄身を月に見立てた料理。月見バーガーは1991年に登場。
10月の行事食 October ・ 9品
家族がシートを広げて食べる、重箱に入った特別なお弁当。運動会のもう一つの主役。

片手で食べられて、動いたあとのエネルギー補給にぴったり。

運動会のお弁当の人気おかず。英語では Japanese fried chicken と説明できる。

マラソン大会や運動のあとの軽食の定番。

白・オレンジ・黄色の3色のトウモロコシ形キャンディー。1880年代にフィラデルフィアで生まれたとされ、最初は「チキン・フィード(ニワトリのえさ)」という名前で売られた。

アイルランドの干しぶどう入りパン。中に指輪を入れて焼き、当たった人は1年以内に結婚すると言われる。昔は豆や硬貨、布切れも入っていた。

マッシュポテトにキャベツやケールを混ぜたアイルランド料理。肉を食べない前夜の料理として、ハロウィンに食べられてきた。

リンゴを砂糖やキャラメルでコーティングしたお菓子。イギリスやアイルランドではハロウィンや11月5日の定番。

死者のための祈りと引きかえに配られた小さな焼き菓子。トリック・オア・トリートのルーツ「ソウリング」の主役。
11月の行事食 November ・ 30品
丸いパンの上に骨の形の飾りと、頭蓋骨を表す丸い玉。オレンジの花の香りやアニスで風味をつける。

砂糖で作ったカラフルなガイコツ。祭壇に供えるほか、子どもたちのお菓子にもなる。

トウモロコシの生地に具を包んで蒸した料理。故人の好物として供えられることが多い。

トウモロコシの粉でとろみをつけた温かい飲み物。チョコレート入りがチャンプラード。

かぼちゃを黒っぽい未精製の砂糖で煮た甘いお菓子。死者の日の祭壇によく供えられる。

秋の行楽の定番。文化祭の模擬店でも人気。

11月はじめの旬の味。秋の家庭料理の代表。

行楽や作品展めぐりのおやつに。英語では sweet rice dumplings と説明できる。

文化祭の茶道部のお点前で味わえることも。日本の文化を英語で紹介する話題に。

オートミール・黒い糖蜜・ショウガのケーキ。イングランド北部、特にヨークシャーの名物。リーズでは11月5日を「パーキン・ナイト」と呼んだ。

黒い糖蜜で作る、ほろ苦い固いあめ。別名トリークル・トフィー、プロット(陰謀)・トフィー。

りんごを赤いあめでくるんだお菓子。ハロウィンからボンファイア・ナイトの時期の定番。

ディワリに箱で贈り合う甘いお菓子の総称。牛乳や豆の粉、ナッツ、砂糖をたっぷり使う。

豆の粉などを丸めた甘いボール形のお菓子。お祝いの定番で、神さまへのお供えにもなる。

カシューナッツと砂糖で作るひし形のお菓子。銀箔をのせることもある。

牛乳で米を甘く煮たインドのライスプディング。お祝いの日によく作られる。

4日目に、たくさんの料理を山のように盛って神に供える習わし。名前は「食べ物の山」の意味。

紅白の細長い飴。「千年」生きるようにという願い。浅草の七兵衛説と大坂の甚左衛門説がある。

お祝いの日の定番。小豆の赤い色には魔よけの意味があるといわれる。

「めでたい」に通じる祝い魚。七五三の食事会でも人気。

今は洋風にケーキで祝う家族も多い。

その年にとれたお米。昔は新嘗祭(にいなめさい)が終わるまで食べない風習があったといわれる。

新米から造り、新嘗祭で神に供えるお酒。

新嘗祭の神饌(しんせん)の一つ。アワビやイカ、鮭とともに供えられる。

神饌の果物として、かち栗や干し柿、なつめが供えられる。

七面鳥の丸焼き。大きいものは焼くのに何時間もかかる。2024年には約2億7600万人のアメリカ人が七面鳥を食べる見込みとされた。

スパイスのきいたかぼちゃのパイ。ホイップクリームをのせて食べる。

パンや野菜、ハーブを混ぜて七面鳥に詰めて焼く(または別に焼く)料理。地域によって dressing とも呼ぶ。

北米原産の赤い実で作る甘ずっぱいソース。七面鳥にかけて食べる。

つぶしたじゃがいもに、肉汁のソースをかける。アメリカでもカナダでも定番。
12月の行事食 December ・ 26品
すりおろしたジャガイモを油で揚げ焼きにしたパンケーキ。アップルソースかサワークリームを添えます。

イスラエルの国民的ハヌカおやつ。ハヌカの時期に約2000万個売れるという報道もあります。

セファルディム系のユダヤ教徒が作る揚げ菓子。はちみつやシロップをかけて食べます。

ラトケの古い形。英雄ユディトの物語にちなんで、ハヌカに乳製品を食べる習慣があります。

ドレイドル遊びの賭け金にもなる、金色のチョコ。子どもたちのお楽しみです。

アメリカやイギリスのクリスマスディナーの主役。詰め物(スタッフィング)とクランベリーソースを添えます。

イギリスの、干しぶどうなどがぎっしり入った蒸しプディング。ブランデーをかけて火をつけて出します。

ドイツ・ザクセン地方名物の、ドライフルーツ入りの甘いパン。粉砂糖で真っ白です。

しょうが入りのクッキー。人の形に焼いたり、お菓子の家を作ったりします。

ドライフルーツとスパイスを詰めたイギリスの小さなパイ。サンタのために置いておく家もあります。

白いクリームに赤いいちご。日本ならではのクリスマスケーキです。

クリスマスの残りの七面鳥をはさんだ、この日いちばんの定番。

残った七面鳥をカレーにするのも、イギリスのボクシング・デーらしい一皿です。

ハムや冷たい肉、ピクルス、パイを並べて、料理をしないでのんびり食べる家庭もあります。

スペインのカタルーニャでは、聖ステファノの日にクリスマスの残り物を詰めたパスタ料理を食べます。

残ったジャガイモやキャベツを混ぜて焼くイギリス料理。名前は、焼くときのジュージュー、キューキューという音から来たとされます。残り物で作るのが伝統です。

スペインの年越し。最近は皮と種を取った12粒入りの缶や容器も売られている。

オランダの大みそかの揚げドーナツ。粉砂糖をかけて食べる。

デンマークの輪を積み上げたアーモンド菓子。真夜中にシャンパンと。

フィリピンの麺料理。長い麺は長生きの願い。日本の年越しそばと同じ発想。

フィリピンでは丸い形がお金を表し、12か月分そろえる。

大晦日の夜に食べるそば。災いを断ち切る、長生き、金運など由来は諸説ある。

大晦日の夕食にそえる魚。東日本は鮭、西日本は鰤が多い。

正月料理。大晦日の夜から食べ始める地域や家庭もある。

こたつで紅白を見ながら食べる、冬の定番。

スペインの大みそかの習慣。真夜中の鐘に合わせて1粒ずつ食べる。
見つかりませんでした。別の言葉や「全部」で探してみてください。
料理の絵と英語の名前を見て、どの行事の料理かを当てよう。1問10秒・全10問。答えると日本語の説明が出ます。
ローストターキー(roast turkey)、パンプキンパイ(pumpkin pie)、スタッフィング(stuffing)、クランベリーソース(cranberry sauce)、マッシュポテトとグレービー(mashed potatoes and gravy)など。七面鳥の丸焼き。大きいものは焼くのに何時間もかかる。2024年には約2億7600万人のアメリカ人が七面鳥を食べる見込みとされた。
七面鳥の丸焼き(roast turkey)、クリスマスプディング(Christmas pudding)、シュトレン(Stollen)、ジンジャーブレッド(gingerbread)、ミンスパイ(mince pie)、いちごのクリスマスケーキ(Christmas cake (Japan))など。アメリカやイギリスのクリスマスディナーの主役。詰め物(スタッフィング)とクランベリーソースを添えます。
キャンディーコーン(candy corn)、バーンブラック(barmbrack)、コルカノン(colcannon)、トフィーアップル(キャンディーアップル)(toffee apple)、ソウルケーキ(soul cake)など。白・オレンジ・黄色の3色のトウモロコシ形キャンディー。1880年代にフィラデルフィアで生まれたとされ、最初は「チキン・フィード(ニワトリのえさ)」という名前で売られた。
ホット・クロス・バン(hot cross bun)、チョコレートの卵(chocolate egg)、子羊のロースト(roast lamb)、マギリツァ(magiritsa)、コロンバ(colomba)、赤い卵(red eggs)など。表面に十字の模様をつけた甘いパン。イギリスでは聖金曜日に食べる伝統がある。
ギョーザ(餃子)(dumplings)、魚(fish)、年糕(ニェンガオ)(nian gao)、トックク(tteokguk)、バインチュン(banh chung)、魚生(ユーシェン)(yusheng)など。中国北部の大みそかの定番。昔のお金に形が似ていて、金運の食べ物。
月餅(mooncake)、ソンピョン(songpyeon)、月見団子(tsukimi dango)、文旦(ブンタン)(pomelo)、里芋(taro)など。ハスの実あんや小豆あん、塩漬け卵の黄身入りなど。丸い形は団らんのしるし。明の時代から中秋節の贈り物に。
おせち料理(osechi ryori (New Year food in boxes))、お雑煮(ozoni (New Year soup with mochi))、黒豆(kuromame (sweet black beans))、数の子(kazunoko (herring roe))、えび(ebi (shrimp))、栗きんとん(kuri kinton (sweet chestnut paste))など。重箱に詰めた正月料理。日もちするように煮しめたり酢に漬けたりしてある。一品ごとに願いがこもる。
恵方巻(ehomaki (lucky direction sushi roll))、福豆(roasted soybeans)、焼きイワシ(grilled sardines)、福茶(fuku-cha (lucky tea))、落花生(peanuts)など。太巻きずしを恵方を向いて、だまって1本食べる。福を「巻きこむ」とも言われる。
ちらし寿司(chirashi-zushi)、はまぐりのお吸い物(clam soup)、菱餅(hishi-mochi)、ひなあられ(hina-arare)、白酒(shirozake (white sake))、桜餅(sakura-mochi)など。酢飯に錦糸卵・えび・れんこんなどを散らした華やかな料理。はっきりした由来の記録は少ないが、今ではひな祭りの定番。
ミターイー(インドのお菓子)(mithai (Indian sweets))、ラドゥ(laddoo)、カジュ・カトリ(kaju katli)、キール(kheer)、アンナクート(annakut)など。ディワリに箱で贈り合う甘いお菓子の総称。牛乳や豆の粉、ナッツ、砂糖をたっぷり使う。
ラトケ(latkes)、スフガニヤ(ジャムドーナツ)(sufganiyot)、ブニュエロス(ビムエロス)(bimuelos)、チーズのパンケーキ(cheese pancakes)、チョコレートのコイン(chocolate gelt)など。すりおろしたジャガイモを油で揚げ焼きにしたパンケーキ。アップルソースかサワークリームを添えます。
コンビーフとキャベツ(corned beef and cabbage)、ベーコンとキャベツ(bacon and cabbage)、ソーダブレッド(soda bread)、アイリッシュシチュー(Irish stew)、コルカノン(colcannon)など。アメリカのセント・パトリックス・デーの定番料理。実はアメリカに渡ったアイルランド移民が生んだ料理。corned は粒の大きい塩(corns)で漬けたという意味。