朝の満員電車、駅前の渋滞、夏のアスファルトの照り返し。いっぽうで、地方では商店街のシャッターが閉まり、空き家が増えている。どちらも同じ一つのテーマ、urbanization(都市化) と「持続可能な都市」の話です。
都市の長文は、環境問題(排出や暑さ)、経済(住宅の値段や地域の活性化)、格差(誰が住めて誰が追い出されるか)が一度に出てくる「幕の内弁当」のようなテーマです。一つ読みこなせば、ほかの社会問題の長文にも応用がききます。
3行でわかる持続可能な都市
1. 世界では都市に住む人が増え続け、都市はエネルギーと温室効果ガスの大きな発生源になっている。 2. そこで、車に頼りすぎず、歩いて暮らせる・公共交通で動けるまちづくりが注目されている。 3. 日本では逆に、人口減少による空き家や過疎、東京への一極集中も大きな課題。
なぜ入試に出るのか:「みんなの空間」をどう分けるかの問題だから
難関国公立・私大の長文では、環境や社会の変化を具体的な場所を通して論じる評論がよく出ます。都市はまさにその舞台。道路、公園、住宅といった限られた空間を、車・歩行者・住民・観光客などでどう分け合うかという問いは、立場によって答えが変わるので、論点の整理を問う設問にぴったりです。
- 環境テーマの応用編:温暖化の長文で学んだ語が、heat island や carbon emissions として都市の話に登場する。
- 具体例が見える:自転車レーン、路面電車、渋滞課金など、写真や図と組み合わせた問題にしやすい。
- 日本と世界の対比:途上国の急速な都市化と、日本の depopulation(過疎化)を比べる構成が作りやすい。
- 格差ともつながる:家賃の上昇や gentrification は、「誰のための都市か」という公平さの論点になる。
3分でわかる背景知識:数字で見る「都市の時代」
都市の長文では、国連の統計がよく引用されます。細かい数字より、「世界はますます都市に集まっている」「都市は環境への影響が大きい」「日本は別の悩みを抱えている」という3つの流れをつかんでおきましょう。
| 年 | できごと・データ | ここがポイント |
|---|---|---|
| 1868 | ロンドンの国会議事堂前に、世界初の信号機が設置される(12月) | 昼は腕木、夜はガス灯の赤と緑で合図した |
| 2003 | ロンドンが都心に入る車に1日5ポンドを課す渋滞課金を始める(2月17日) | 英語では congestion charge |
| 2006 | 富山市で、JR の路線を引き継いだ富山ライトレールが開業(4月29日) | 国内初の本格的な LRT(次世代型路面電車)とされ、コンパクトシティの代表例に |
| 2015 | 国連で SDGs が採択。目標11は「住み続けられるまちづくりを」 | 都市と人間の居住地を、包摂的・安全・強靱で持続可能にすることを目指す |
| 2018 | 国連の報告で、世界人口の55%が都市部に住み、2050年には68%になると予測 | 各国の定義に基づく「都市部」の割合 |
| 2020 | パリ市長の再選キャンペーンで「15分都市」の構想が注目される | 考え方の提唱者は研究者カルロス・モレノ |
| 2023 | 日本の空き家が900万戸、空き家率13.8%でともに過去最高に(住宅・土地統計調査) | 英語では vacant houses や akiya として海外でも報道される |
| 2025 | ニューヨークがマンハッタン南部に入る車への渋滞課金を始める(1月5日) | アメリカの都市で初の本格導入として話題に |
| 2025 | 国連の新しい報告で、世界で最も人口の多い都市はジャカルタ(約4,200万人)、2位ダッカ(約3,700万人)、3位東京(約3,300万人)と推計 | 都市を共通の物差しで数え直した結果。人口1,000万人以上のメガシティは1975年の8から33に |
都市は「地球の面積のわずか」なのに、影響は巨大
国連人間居住計画(UN-Habitat)によると、都市の面積は地球の陸地の2%にも満たません。それなのに、世界のエネルギーの78%を消費し、温室効果ガスの60%以上を排出しています。つまり、都市の暮らし方を変えることは、気候変動対策の近道でもあるのです。
- 車中心から人中心へ:渋滞課金、自転車レーン、歩行者天国、路面電車など、車以外で移動しやすくする政策が各地で広がっています。
- コンパクトシティ:住まいや病院、店を中心部や駅の近くに集め、公共交通で暮らせるようにする考え方。人口が減る日本の地方都市で特に注目されています。
- 暑さと災害への備え:heat island 現象や flash flood に備えて、緑を増やしたり、雨水をためる仕組みを作ったりする取り組みも進んでいます。
「東京が世界一」じゃなくなった?
長年「世界最大の都市は東京」とよく紹介されてきましたが、国連が2025年に都市を共通の基準で数え直した報告では、ジャカルタが1位、東京は3位になりました。東京が急に縮んだわけではなく、数え方(定義)が変わると順位も変わるという好例です。長文の統計を読むときは、いつも「何をどう数えたのか」を気にしましょう。
このテーマの必修時事英語:まちづくりのニュースが読める語
都市化、住まい、交通、都市の環境、地域の活性化に関する語を集めました。日本の地方の課題を表す語も多いので、「日本の地域社会について英語で説明せよ」というタイプの英作文にも使えます。
都市化・持続可能な都市の必修時事英語30語
- 社会中級 urbanization 都市化
- 環境中級 heat island ヒートアイランド、都市の高温化
- 社会上級 depopulation 過疎化、人口減少
- 社会中級 population decline 人口減少
- 社会上級 overconcentration in Tokyo 東京一極集中
- 政治上級 regional revitalization 地方創生
- 社会中級 relocation to rural areas 地方移住
- 社会中級 vacant houses 空き家
- 社会中級 affordable housing 手頃な価格の住宅、低価格住宅
- 社会中級 housing crisis 住宅危機、住宅難
- 経済中級 rent hikes 家賃の値上げ
- 社会上級 gentrification 高級化、ジェントリフィケーション
- 災害中級 infrastructure インフラ、社会基盤
- 環境初級 electric vehicle 電気自動車、EV
- テクノロジー中級 self-driving car 自動運転車
- テクノロジー中級 robotaxi ロボタクシー、自動運転タクシー
- テクノロジー中級 ride-hailing app 配車アプリ
- 社会中級 e-scooter 電動キックボード、電動スクーター
- 災害上級 stranded commuters 帰宅困難者
- 環境上級 decarbonization 脱炭素化
- 環境中級 carbon emissions 炭素排出、二酸化炭素排出量
- 環境初級 air pollution 大気汚染
- 災害中級 extreme heat 猛暑、酷暑
- 災害中級 flash flood 鉄砲水、突発的な洪水
- 環境中級 sea level rise 海面上昇
- 社会初級 public transportation 公共交通機関
- 社会上級 congestion pricing 混雑課金、渋滞税
- 社会中級 compact city コンパクトシティ、集約型都市
- 社会中級 15-minute city 15分都市
- 社会中級 urban sprawl 都市のスプロール化、無秩序な市街地の拡大
長文でよく出る論点:都心から車を減らすべきか
持続可能な都市の評論で特によく出るのが、「都心の道路を車から人(歩行者・自転車・公共交通)の手に取り戻すべきか」という論点です。渋滞課金や車の乗り入れ規制は、環境には良さそうに見えますが、困る人もいます。両方の言い分をセットで押さえましょう。
都心への車の乗り入れを減らす政策(渋滞課金・車線の削減など)を進めるべきか
メリット
- 排気ガスや騒音が減り、air pollution や温室効果ガスの削減につながる。
- 交通事故が減り、子どもや高齢者が安全に歩ける道になる。
- 課金で得たお金を、バスや鉄道などの public transportation の改善に使える。
- 空いた道路を公園やベンチ、自転車レーンに変えれば、まちがにぎわい、人が集まりやすくなる。
- 渋滞が減れば、救急車やバスなど本当に道路が必要な車がスムーズに動ける。
課題
- 車がないと生活できない人(障がいのある人、郊外に住む人、配送業者など)に負担が集中する。
- 課金は、お金に余裕のある人は払えるが、所得の低い人ほど重く感じる不公平がある。
- 公共交通が不便な地域で先に車を規制すると、住民の移動の自由が奪われる。
- 都心の店への客足が遠のくのではないか、と商店が心配することがある。
- 規制の範囲の外側に渋滞が移るだけで、全体としては問題が解決しないおそれがある。
キーワードは「代わりの選択肢」
英作文でこのテーマが出たら、「車を減らすべき」だけで終わらせず、「その代わりに、安くて便利な公共交通を整えることが条件だ」と書くと、課題への目配りが伝わります。英語では provide real alternatives(本当の代わりの手段を用意する)が便利です。
自由英作文で使える表現:まちづくりを論じる12文
都市のテーマで使いやすい英文を集めました。交通、住宅、地方の過疎、緑地など、お題が変わっても応用がききます。
持続可能な都市の自由英作文で使える表現
More and more people are moving from rural areas to cities.
ますます多くの人が、農村部から都市へ移り住んでいる。
More and more 〜 で増加傾向を示す。書き出しの定番
Cities should be designed for people, not just for cars.
都市は車のためだけでなく、人のために設計されるべきだ。
A, not just B でリズムよく主張する
Reliable public transportation reduces traffic congestion and air pollution.
信頼できる公共交通は、交通渋滞と大気汚染を減らす。
traffic congestion(交通渋滞)はセットで覚える
Green spaces help cool down cities during the summer.
緑地は、夏の間に都市を涼しくするのに役立つ。
cool down 〜(〜を冷やす)。ヒートアイランドの話で使える
Rising rents are making it difficult for young people to live in city centers.
家賃の上昇により、若者が都心に住むことが難しくなっている。
make it difficult for A to do の形
Many rural towns are struggling with population decline and empty houses.
多くの地方の町が、人口減少と空き家に苦しんでいる。
struggle with 〜(〜に苦しむ、〜に取り組む)
Encouraging people to walk and cycle can improve both health and the environment.
人々に歩いたり自転車に乗ったりするよう促すことは、健康と環境の両方を改善しうる。
動名詞の主語。both A and B で効果を2つ示す
Any new policy should take into account the needs of elderly and disabled people.
どんな新しい政策も、高齢者や障がいのある人のニーズを考慮に入れるべきだ。
take into account 〜(〜を考慮に入れる)は最重要熟語
A compact city allows residents to reach shops and hospitals without a car.
コンパクトシティでは、住民が車なしで店や病院に行ける。
allow A to do(A が〜できるようにする)
Concentrating too many people in one city makes the country vulnerable to disasters.
一つの都市に人を集中させすぎると、国が災害に弱くなる。
東京一極集中の論点。vulnerable to 〜(〜に弱い)
Local governments need to balance economic growth with environmental protection.
地方自治体は、経済成長と環境保護のバランスをとる必要がある。
balance A with B(A と B のバランスをとる)
A truly sustainable city is one where everyone can afford to live.
本当に持続可能な都市とは、誰もが住む余裕のある都市だ。
one where 〜 で名詞をくり返さずに定義する。締めに最適
traffic は数えない
「交通量が多い」は There is heavy traffic. / The traffic is heavy. で、many traffics は×。traffic は不可算名詞で、「多い・少ない」は heavy / light で表すのが自然です。「渋滞」は traffic jam(こちらは数えられる)です。
オリジナル長文:その道路は、誰のものか
このページのために書き下ろした評論文です。国公立二次・難関私大レベルを想定しています。筆者は車を「敵」だと考えているのか、それとも別のことを言いたいのか。最後の段落まで注意して読みましょう。
Whose Street Is It?国公立二次・難関私大レベル(約270語)
Walk down the main street of almost any large city and notice how much space is given to cars. Lanes for driving, spaces for parking and wide junctions often take up most of the ground between the buildings, while people on foot are squeezed onto narrow sidewalks. For decades, this seemed natural. A modern city, planners assumed, was a city where cars could move quickly.
ほとんどどんな大都市でもよいので、その目抜き通りを歩いて、どれほど多くの空間が車に与えられているかに注目してみてほしい。走行車線、駐車スペース、そして広い交差点が建物と建物の間の地面の大半を占めることが多く、一方で歩く人々は狭い歩道に押し込められている。何十年もの間、これは当然のことに思われていた。都市計画を担う人々は、近代的な都市とは車が速く移動できる都市だと考えていたのだ。
Today, a growing number of cities are questioning that assumption. Some charge drivers a fee to enter crowded central areas, hoping to reduce traffic and raise money for public transportation. Others are turning parking spaces into bicycle lanes, small parks or outdoor seating. The idea of the ‘15-minute city’, in which people can reach shops, schools and doctors within a short walk or bike ride, has become especially popular.
今日、その前提を疑う都市が増えている。混雑した中心部に入る運転者から料金を取り、交通量を減らして公共交通のための資金を集めようとする都市もある。駐車スペースを自転車レーンや小さな公園、屋外の座席に変えている都市もある。人々が店や学校、医者のもとへ、歩いて、あるいは自転車で少し行けばたどり着ける「15分都市」という考え方は、特に人気を集めている。
Supporters argue that such changes cut air pollution and carbon emissions while making streets safer and more pleasant. Local shops may even benefit, since people walking past can easily stop and look inside. Critics, however, point out that not everyone can simply give up a car. Delivery workers, people with disabilities and those living in suburbs with poor bus services may find that a fee or a closed road makes daily life harder, not easier.
支持する人々は、そうした変化は大気汚染や炭素排出を減らしつつ、通りをより安全で快適にすると主張する。歩いて通り過ぎる人は気軽に立ち止まって店の中をのぞけるので、地元の店が得をすることさえあるかもしれない。しかし批判する人々は、誰もがただ車を手放せるわけではないと指摘する。配達員、障がいのある人々、バスの便が悪い郊外に住む人々にとっては、料金や通行止めによって、日々の暮らしが楽になるどころか、かえって大変になるかもしれない。
The debate over streets is therefore really a debate about fairness. A sustainable city cannot be built only by removing cars; it must also offer real alternatives that are cheap, reliable and available to everyone. The goal is not to punish drivers, but to design places where driving becomes one choice among many rather than the only option.
したがって、道路をめぐる議論は、実は公平さをめぐる議論なのである。持続可能な都市は、車を取り除くことだけでは築けない。安く、信頼でき、誰でも利用できる本当の代わりの手段も提供しなければならない。目的は運転する人を罰することではなく、車の運転が唯一の選択肢ではなく、多くの選択肢の一つになるような場所を設計することなのだ。
語句
- Walk down ... and notice ...命令文+and で「〜してみれば、〜に気づくだろう」という読者への呼びかけ
- take up(場所や時間を)占める
- be squeezed onto〜に押し込められる
- planners assumed挿入された「計画者たちは考えていた」。文の主語は A modern city
- question an assumption前提を疑う。question は動詞で「疑問視する」
- charge A a feeA に料金を課す。congestion pricing(渋滞課金)の説明になっている
- in which前置詞+関係代名詞。the 15-minute city の中身を説明している
- point out that〜だと指摘する。Critics point out で反対意見の紹介
- harder, not easier楽になるのではなく、かえって大変になる。A, not B の強調
- one choice among many rather than the only option唯一の選択肢ではなく、多くの中の一つの選択肢。筆者の主張の核
「道路は誰のもの?」の長文で力試し
Q1【内容一致】本文の内容に合うものはどれですか。
第3段落の Critics ... point out that not everyone can simply give up a car が根拠です。1は歩行者が narrow sidewalks に押し込められているので逆、2は within a short walk or bike ride(徒歩や自転車で)なので誤り、4は The goal is not to punish drivers と逆です。
Q2【語彙の言い換え】第2段落の questioning that assumption に最も近い意味はどれですか。
question は動詞で「疑問視する、疑う」、assumption は「前提、思い込み」。doubting that belief(その考えを疑う)が最も近い言い換えです。4は正反対の意味です。
Q3【段落の役割】第3段落の役割として最も適切なものはどれですか。
Supporters argue ...(支持者の主張)と Critics, however, point out ...(批判者の指摘)が並んでいます。結論は第4段落の therefore 以下で述べられています。
Q4【主旨】筆者の主張として最も適切なものはどれですか。
第4段落の A sustainable city cannot be built only by removing cars; it must also offer real alternatives ... が主張の核です。筆者は車を完全に否定も肯定もせず、「公平さ」の観点から代わりの手段を求めています。
ここで差がつく:都市の長文で狙われる言い換えとワナ
都市や交通の長文には、アメリカ英語とイギリス英語で言い方が違う語がたくさん出てきます。言い換えのパターンと一緒に押さえておくと、どちらの英文が出ても慌てません。
| 本文の表現 | 選択肢での言い換え | 意味 |
|---|---|---|
| urban areas | cities / metropolitan areas | 都市部(反対は rural areas) |
| public transportation(米) | public transport(英)/ buses and trains | 公共交通 |
| sidewalk(米) | pavement(英)/ footpath | 歩道 |
| traffic congestion | traffic jams / crowded roads | 交通渋滞 |
| residents | people who live there / locals | 住民 |
| the suburbs | areas on the edge of a city / outskirts | 郊外 |
| pedestrians | people on foot | 歩行者 |
| depopulation | a shrinking population / people moving away | 過疎化、人口の減少 |
pavement はアメリカでは「舗装道路」
イギリス英語の pavement は「歩道」ですが、アメリカ英語では「舗装された路面(車道を含む)」を指すことがあります。Children were playing on the pavement. が「車道で遊んでいた」なのか「歩道で遊んでいた」なのかは、英米どちらの英文かで変わりうるのです。文脈と綴り(colour / color など)から、どちらの英語かをチェックしましょう。
「都市人口の割合」は定義で数字が変わる
「世界の都市人口は55%」という数字と「都市に住む人は45%」という数字が、別の資料に出てくることがあります。どちらかが間違いというより、「都市」の定義(各国の基準か、共通の基準か)が違うためです。図表問題で数字が合わないときは、注や定義の説明を探しましょう。
ツッコミどころ満載:都市の意外な雑学
世界初の信号機は、爆発した。 1868年12月、ロンドンの国会議事堂の前に世界初の信号機が設置されました。昼は腕木(鉄道の信号のような腕)で、夜は赤と緑のガス灯で合図し、警察官が手で操作していました。ところが翌1869年1月、ガス漏れが原因で爆発し、操作していた警察官が負傷したと伝えられています。安全のための道具が一番危なかった、という皮肉なスタートです。
「空き家」が英語のニュースで akiya に。 日本の空き家は2023年に900万戸に達し、7軒に1軒ほどが空き家という計算になります。海外のメディアでは、日本の空き家事情が akiya という日本語のまま紹介されることもあります。karaoke や tsunami ほど有名ではありませんが、都市と地方の問題を象徴する言葉として知っておくと話のタネになります。
- ロンドンの渋滞課金は2003年に1日5ポンドでスタート。20年以上続く「車に料金を払ってもらう」政策の老舗です。
- 富山ライトレール(現在は富山地方鉄道富山港線)は2006年開業。JR の路線を引き継いで路面電車に生まれ変わらせた例です。2020年には富山駅の南北を走る路面電車がつながり、直通運転が始まりました。
- 国連の2025年の推計では、人口1,000万人以上のメガシティは33。1975年の8から4倍になりました。
よくある質問
「持続可能な都市」と「環境問題」のテーマは何が違いますか?
環境問題のテーマは地球全体の気候や生態系が中心ですが、持続可能な都市のテーマは、交通・住宅・地域の人口など「人が暮らす場所の設計」が中心です。温暖化の知識を都市の具体例に当てはめると、長文も英作文もぐっと書きやすくなります。
英作文で日本の地方の問題を書くとき、使いやすい語は?
depopulation(過疎化)、vacant houses(空き家)、overconcentration in Tokyo(東京一極集中)、regional revitalization(地方創生)などが便利です。具体例として、公共交通の廃止や商店街の衰退を添えると説得力が増します。
urbanization と urban sprawl の違いは?
urbanization は「都市化」全般、つまり人口や産業が都市に集まっていく流れです。urban sprawl は、計画のないまま郊外へ住宅地などが無秩序に広がっていく現象を指し、車への依存や自然の減少といった否定的な文脈で使われることが多い語です。