7月の日本文化
この月の節気は小暑・大暑。
この月の行事・文化
- 武道必修 ラジオ体操rajio taisothe national radio exercise routine 音楽を聞けば体が動く。日本人ならほぼ全員が同じ動きを覚えている。
- 年中行事必修 夏祭りの屋台yataifestival food stalls たこ焼き、焼きそば、りんご飴、金魚すくい。祭りの楽しみの半分は参道の屋台にある。
- 年中行事必修 花火大会hanabi taikaithe summer fireworks festival 何万発も上がるのに、観客はシートに座って静かに見ている。そこが驚かれる。
- 年中行事必修 祭りの屋台matsuri no yataithe food and game stalls at a festival 焼きそば、金魚すくい、射的。祭りの中身の半分は、参道に並ぶ店。
- 年中行事必修 盆踊りbon odorithe summer circle dance 誰でも入れる。振りは繰り返しなので、見ているうちに覚えられる。
- 食べもの必修 うなぎunagifreshwater eel, grilled and glazed 夏に食べる高級魚。おいしいが、絶滅危惧種でもある。両方を言わないと正確にならない。
- 食べもの必修 かき氷kakigorishaved ice 『枕草子』に出てくる。千年前から食べられている。
- 現代の暮らし必修 台風taifuthe typhoons that reach Japan each year 年に25個ほど生まれ、3個前後が上陸する。名前ではなく番号で呼ぶ。
- 季節必修 ツバメの巣tsubame no suthe swallow nests built above shop entrances every spring 軒先に巣を作ると縁起がいいとされる。店は糞よけの受け皿を置いて共存する。
- 季節必修 梅雨tsuyuthe rainy season 6月の日本は「雨の季節」。旅行の相談を受けたら、必ず伝えるべきこと。
- 季節必修 猛暑日moshoextreme summer heat in Japan 三十五度以上は猛暑日。夜も下がらないのが日本の夏。
- 学校生活必修 夏休みの宿題natsuyasumi no shukudaithe summer holiday homework, including the free research project ドリルと絵日記と自由研究。最後の三日で全部やる子が、毎年いる。
- 神道必修 神輿mikoshithe portable shrine carried through the streets at a festival 担いでいるのは神様の乗り物。わざと揺らすのは、乱暴ではなく作法。
- 武道標準 大相撲の本場所honbashothe six official grand sumo tournaments held each year 奇数月に15日間。東京で3回、大阪・名古屋・福岡で1回ずつ。
- 着物標準 甚平と作務衣jinbei and samueeasy Japanese clothes you can actually wear 着付けが要らない和服。土産に買って本当に着られるのはこれ。
- 工芸標準 扇子sensufolding fan 折りたたむ扇は日本で生まれ、中国を経てヨーロッパへ渡ったとされる。
- 工芸標準 風鈴furinwind chimes 音で涼しくなるわけがない。それでも日本人は涼しいと感じる。
- 年中行事標準 海の日umi no hiMarine Day, the third Monday of July 海に囲まれた国なのに、祝日になったのは1996年から。もとは明治天皇が船で帰ってきた日。
- 年中行事標準 七夕tanabatathe star festival 一年に一度だけ会える恋人たちの話。願いを書いた紙を笹に結ぶのはなぜ?
- 年中行事標準 土用の丑の日doyo no ushithe day everyone eats eel 夏に鰻を食べる日。「江戸時代の広告だった」という話が定番だが、確証はない。
- 妖怪標準 河童kappariver spirits with a dish on the head 頭の皿の水が乾くと力を失う。だから相手にお辞儀をさせる。
- 妖怪標準 怪談kaidanJapanese ghost stories 怖い話は夏のもの。涼しくなるからと言われてきた。
- 妖怪標準 雷様とおへそhiding your belly button from thunderthe saying that the thunder god will steal your belly button if you leave it uncovered 雷が鳴ったら、おへそを隠せ。子どもが本気で信じた、夏の言い伝え。
- 食べもの標準 そうめんsomenvery thin cold noodles 真夏の昼。氷水で冷やした細い麺をつゆにつけて食べる。
- 食べもの標準 麦茶mugichacold barley tea 冷蔵庫のポットに入った茶色い飲み物。お茶なのにカフェインなし、緑茶より夏の日常。
- 住まい標準 蚊取り線香katori senkomosquito coil 緑の渦巻きと豚の焼き物。あの匂いは日本人にとって夏の記憶そのもの。
- 住まい標準 打ち水uchimizusprinkling water on the ground to cool the air 夕方、店先に水をまく。涼しくするためと、迎えるためと。
- マナー標準 傘のマナーkasa no mannerhow umbrellas are handled in Japan 店の入口で袋に入れる。持ち歩くときは、後ろの人のために先を下げる。
- 現代の暮らし標準 エアコンと節電air conditioningcooling a Japanese summer, and saving power 夏は我慢する対象ではなくなった。冷房28度の目安と、熱中症の警告が同時にある夏。
- 季節標準 金魚kingyogoldfish, and the summer festival game of scooping them 祭りの夜、紙の網ですくう。破れる前に何匹取れるか。
- 季節標準 蛍hotarufireflies 光る間隔が、西日本と東日本で違う。
- 季節標準 蝉の声cicada songthe sound of a Japanese summer 種類ごとに鳴き方が違う。日本人は音で夏の進み具合を測っている。
- 季節標準 線状降水帯senjo kosuitaithe linear rainband that causes Japan's worst flash flooding 同じ場所に何時間も雨雲が並び続ける現象。近年の水害の多くの原因。
- 季節標準 朝顔asagaothe morning glory 小学一年生が鉢で育て、夏休みに持ち帰る花。江戸には品種改良の大流行があった。
- 学校生活標準 水泳の授業school swimming lessonsswimming as a compulsory school subject ほとんどの小学校にプールがある。泳げるようになるのは、学校の仕事だった。
- 学校生活標準 部活の引退bukatsu no intaileaving your school club after the last tournament 最後の大会に負けた日が、引退の日。三年生はそこで部を去る。
- 学校生活標準 部活の合宿bukatsu training campthe multi-day training camp a school club holds, often in summer 夏休み、部員だけで合宿所に泊まり込み、朝から晩まで練習する。
- 学校生活標準 林間学校rinkan-gakkoa short class trip to the mountains or coast built around group living and outdoor activities 修学旅行とは別物。観光ではなく、山や海でみんなで暮らす数日間。
- 神道標準 祇園祭Gion Matsurithe month-long Kyoto festival that began as a rite against plague 始まりは869年、疫病を鎮めるための祈り。山鉾はその後に大きくなった。
- 仕事標準 ボーナスbonusthe twice-yearly lump-sum pay 夏と冬に給料の数か月分。日本の「ボーナス」は成果報酬ではなく、給料の一部の後払いに近い。
- 年中行事応用 五節句go-sekkuthe five seasonal festivals of the old calendar 七草、雛祭り、こどもの日、七夕、重陽。ばらばらに見える行事が実は一つの体系。
- 住まい応用 網戸amidothe sliding screen door 夏に窓を開けて風を通すための、もう一枚の戸。
- 冠婚葬祭応用 お中元・お歳暮ochugen and oseibothe two seasonal gift-giving periods 夏と冬、年に二度。感謝を伝える贈り物だが、返さなくてよい、という点が重要。