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社会・地理歴史・公民はどう変わる?

中学に分野横断単元を設ける案、用語を精選し、情報の真偽を確かめる力と主権者教育を重視

社会・地理歴史・公民

社会・地理歴史・公民はどう変わる?

覚える社会から、問いと確かな情報で探究する社会へ

3行でいうと

社会・地理歴史・公民の変更点

  • 中学校社会に、地理・歴史・公民をつなぐ「分野横断」の単元として、A・Bを新たに設け、現行のまとめに当たるCを位置付け直す案。地域調査など…
  • 学ぶ内容は増やさず、重なる事項や教科書の用語をしぼり込む方向。教科書「を」教えるから、教科書「で」教える授業への転換をめざす。
  • ネットやAIの情報が正しいかを確かめる「情報の妥当性の確認」の技能を新たに位置付け、模擬選挙などの主権者教育や外部機関との連携を強める方向。
小学校では

社会・地理歴史・公民(小学校)

小学校の社会は、身近な地域から国際社会へと広げる考え方を続ける方向です。そのうえで、グローバル化などの地域の変化も内容に入れるとされています。内容は重なりを整理してしぼる案です。調べてまとめる力には、情報が確かかどうかを確かめる力が加わる方向です。教科書が歴史の通史にならないようにすることも示されています。

  • 4年「県内の特色ある地域」は3つから2つへ
  • 「確かな」情報で調べてまとめる
  • 歴史は人物と文化遺産で大まかに
中学校では

社会・地理歴史・公民(中学校)

中学校の社会は、地理・歴史・公民をつなぐ「分野横断」の単元を設ける方向です。単元A「社会へのまなざし」、B「私たちと社会」、C「よりよい社会を目指して」(いずれも仮称)です。地域調査は、主に単元Bでまとめて行う方向です。日本の諸地域の数を減らすなど、内容をしぼる例も示されています。調べる技能に情報の確かさを確かめる力を加え、AIに頼った成果物が通用しない評価の工夫も求められています。

  • 分野横断の単元A・B・C
  • 地域調査は単元Bで地理・歴史の両面から
  • 内容をしぼる具体例
高校では

社会・地理歴史・公民(高校)

高校の地理歴史科・公民科は、科目名と単位数は今と同じとされています。そのうえで、探究的な学びを進める見直しが示されています。地理総合には導入単元「地理と私たち」(仮称)を設ける方向です。「公共」の事柄や課題は13から10にしぼる案です。調べる技能では、情報の妥当性を吟味する視点をより重視する方向です。

  • 地理総合に導入単元
  • 歴史は生徒の「問い」を生かす
  • 「公共」は13の事柄・課題を10に
新旧比較

中学校社会の構成

いままで地理的分野・歴史的分野・公民的分野の分野別で、教科書も分野別。地域を題材にした学習(地域調査を含む)は地理・歴史それぞれにある。
これから(方向)3分野をつなぐ分野横断の単元として、A「社会へのまなざし(仮称)」・B「私たちと社会(仮称)」を新たに設け、まとめの単元C「よりよい社会を目指して(仮称)」を位置付け直す案。地域学
新旧比較

見方・考え方

いままで小学校では、社会的事象を位置や空間的な広がり、時期や時間の経過、人々の相互関係などに着目して捉え、比較・分類・総合したり、人々の生活と関連付けたりすること。
これから(方向)学ぶ対象を「社会的事象や言説」に広げ、よりよい社会の形成に向けて課題を「多面的・多角的」に考え、確かな根拠に基づいて「公正に判断」することとして整理。具体的な視点や方法は「統合的な
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  1. 社会・地理歴史・公民はどう変わる?
    覚える社会から、問いと確かな情報で探究する社会へ
  2. 社会・地理歴史・公民の変更点
    中学校社会に、地理・歴史・公民をつなぐ「分野横断」の単元として、A・Bを新たに設け、現行のまとめに当たるCを位置付け直す案。地域調査など…/学ぶ内容は増やさず、重なる事項や教科書の用語をしぼり込む方向。教科書「を」教えるから、教科書「で」教える授業への転換をめざす。/ネットやAIの情報が正しいかを確かめる「情報の妥当性の確認」の技能を新たに位置付け、模擬選挙などの主権者教育や外部機関との連携を強める方向。
  3. 社会・地理歴史・公民(小学校)
    小学校の社会は、身近な地域から国際社会へと広げる考え方を続ける方向です。そのうえで、グローバル化などの地域の変化も内容に入れるとされています。内容は重なりを整理してしぼる案です。調べてまとめる力には、情報が確かかどうかを確かめる力が加わる方向です。教科書が歴史の通史にならないようにすることも示されています。
    4年「県内の特色ある地域」は3つから2つへ/「確かな」情報で調べてまとめる/歴史は人物と文化遺産で大まかに P153P148P159P155
  4. 社会・地理歴史・公民(中学校)
    中学校の社会は、地理・歴史・公民をつなぐ「分野横断」の単元を設ける方向です。単元A「社会へのまなざし」、B「私たちと社会」、C「よりよい社会を目指して」(いずれも仮称)です。地域調査は、主に単元Bでまとめて行う方向です。日本の諸地域の数を減らすなど、内容をしぼる例も示されています。調べる技能に情報の確かさを確かめる力を加え、AIに頼った成果物が通用しない評価の工夫も求められています。
    分野横断の単元A・B・C/地域調査は単元Bで地理・歴史の両面から/内容をしぼる具体例 P151P153P160P153
  5. 社会・地理歴史・公民(高校)
    高校の地理歴史科・公民科は、科目名と単位数は今と同じとされています。そのうえで、探究的な学びを進める見直しが示されています。地理総合には導入単元「地理と私たち」(仮称)を設ける方向です。「公共」の事柄や課題は13から10にしぼる案です。調べる技能では、情報の妥当性を吟味する視点をより重視する方向です。
    地理総合に導入単元/歴史は生徒の「問い」を生かす/「公共」は13の事柄・課題を10に P151P152P155P152
  6. 中学校社会の構成
    いままで:地理的分野・歴史的分野・公民的分野の分野別で、教科書も分野別。地域を題材にした学習(地域調査を含む)は地理・歴史それぞれにある。 → これから:3分野をつなぐ分野横断の単元として、A「社会へのまなざし(仮称)」・B「私たちと社会(仮称)」を新たに設け、まとめの単元C「よりよい社会を目指して(仮称)」を位置付け直す案。地域学 P151P153P160
  7. 見方・考え方
    いままで:小学校では、社会的事象を位置や空間的な広がり、時期や時間の経過、人々の相互関係などに着目して捉え、比較・分類・総合したり、人々の生活と関連付けたりすること。 → これから:学ぶ対象を「社会的事象や言説」に広げ、よりよい社会の形成に向けて課題を「多面的・多角的」に考え、確かな根拠に基づいて「公正に判断」することとして整理。具体的な視点や方法は「統合的な P149