締切間近 審議まとめへの意見募集(パブコメ)は 11月5日(木)23:59 まで(受付中) くわしく →
2026年11月4日 更新|審議まとめ(2026年10月5日)対応

次期学習指導要領
いつから?何が変わる?

小・中・高の先生と保護者のために、文部科学省の「審議まとめ」をかみ砕いて解説します。まず、あなたの立場をえらんでください。

あなたはどれ?ボタンを押すと、その校種の情報だけが1ページにまとまって見られます

英語の先生はこちら小・中・高の英語の変更点
保護者の方はこちらわが子はいつから?家で何をすればいい?見る
全面実施まで先行実施(移行期間)の年度まで
小学校あと1,244日2030年4月〜あと514日2028年度〜(時期・内容は今後検討)
中学校あと1,609日2031年4月〜あと514日2028年度〜(情報・技術科は2029年度〜の想定)
高校あと1,975日2032年4月の入学生からあと879日2029年度〜(時期・内容は今後検討)

※ 文部科学省「改訂スケジュール(イメージ)」と審議まとめ(P38・P51・P79)による見込み。先行実施の日数は、その年度の始まり(4月1日)までの目安です。先行実施の具体的な時期・内容は「随時検討」とされています。

ひとことで言うと

どの子も深く学べるよう、教え方・時間・評価の仕組みを見直す改訂案です。

  1. 「深い学びの実装」「多様性の包摂」「実現可能性の確保」の3つの方向性を三位一体で進め、自らの人生を舵取りできる民主的で持続可能な社会の創り手を育てる。
  2. 学習指導要領を「統合的な理解・総合的な発揮」で構造化し、表形式化・デジタル化して、先生が単元づくりに使いやすい形に変える。
  3. 調整授業時数制度や高校の単位制の柔軟化、評価と教科書の見直しで先生と子供に「余白」を生み、情報活用能力を小中高で抜本的に強化する。
全校種に共通することへ →

いま、どこまで進んでいる? 最新

  1. 2026年8月31日審議まとめ(素案)
  2. 2026年10月5日審議まとめ 了承・公表
  3. 2026年11月5日パブリックコメント締切(11/5 23:59)
  4. 2026年度 冬ごろ中教審 答申見込み
  5. 2026年度 冬ごろ告示案のパブリックコメント見込み
  6. 2027年3月ごろ改訂(告示)幼・小・中見込み
  7. 2028年3月ごろ改訂(告示)高校見込み
全体の流れを見る →

先生のための教育ニュース毎日更新

文科省の発表と報道から、先生に関係するものを3行で

ニュースをすべて見る →
働き方・教員確保

業務の精選と支援スタッフの充実を 新文科相がインタビューで

報道発言全校種

11月2日、関芳弘文部科学相が報道各社のインタビューに答え、すぐれた先生を確保するには、働き方改革で教職の魅力を高めることが大切だという考えを示した。具体策には、業務の精選と支援スタッフの配置の充実を挙げた。部活動の地域展開では、平日の実証事業を含む来年度の概算要求(155億円)にも触れた。

子ども・学校生活

松阪市、1人1台の端末を自宅からの相談窓口に

報道報道小学校中学校

三重県松阪市は2026年10月から、市立の小中学校全42校で、子どもに貸し出している学習用タブレットに相談機能のあるアプリを入れ、自宅からでも対面せずに相談できる窓口の運用を始めたと中日新聞が報じた。市の不登校の児童生徒は2025年度に392人で、3年続けて減っている。

学習指導要領・中教審

性暴力を防ぐ「生命の安全教育」、審議まとめは体育と特活に記述

報道検討中全校種

子どもが性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないための「生命(いのち)の安全教育」は、文部科学省が2023年度から全国で進めているが、取り組みに地域差があると中日新聞が報じた。審議まとめ(10月5日)には、体育・保健体育で国の教材と学習指導要領との関連をわかりやすく示すこと(p.270)、特別活動で現代的な課題への対応を明確にすること(p.353)が方向として書かれている。

調査・研究

海外6か国の学校の仕組みと統計、文科省が最新版を公開

公式発表調査全校種

文部科学省が、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・中国・韓国の6か国の教育制度と統計をまとめた「諸外国の教育情報」令和8年版を10月下旬に公開した。学校系統図、学級編成の基準、私立学校の割合、大学の学生納付金や奨学金、留学者数などを収録。これまでの「諸外国の教育統計」を引き継ぐ資料で、各国の政府のデータをそのまま載せている。

審議の動き

文部科学省・中央教育審議会の発表と報道

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  • 公式全体調整授業時数

    ヒアリング4回目:『研究・研修等枠』の運用に課題

    特別部会(第22回)で教頭会、幼稚園団体、私立中高連合会、経団連・日本商工会議所、教育委員会連合会、中学校長会、国立大学協会など13団体からヒアリング。調整授業時数で生まれる裁量的な時間の運用について、事務負担や時数管理の複雑化などの課題が指摘されたと報じられた。

  • 報道全体高校調整授業時数

    ヒアリング3回目:柔軟化の想定外の影響に懸念

    特別部会(第21回)で都市教育長協議会、全国高等学校長協会、教職員団体、経済団体など11団体からヒアリング。調整授業時数制度や高校の単位細分化(新単位)について、現場の負担や格差を懸念する声が出たと報じられた。

    出典:教育新聞
  • 報道全体

    中教審総会で審議まとめ報告(教育新聞)

    総会で次期指導要領と教員養成の両審議まとめが報告され、大臣がさらなる審議を求めたと報道。教員養成では大学ごとの強みを生かす新たな学修枠の方向も紹介された。

    出典:教育新聞

サイトの更新履歴

項目を押すとくわしく見られます

すべて →
  • NEWクイズ&ゲームで覚えるコーナーを新設:8種類のゲーム・約590問・Kahoot!研修用シート

    次期学習指導要領の案を、遊びながらしっかり覚えられるクイズコーナーを作りました。早押し○×バトル、4択タイムアタック、太鼓のリズムゲーム、シューティング、ペアめくり、年表ならべかえ、15段の超絶チャレンジ、暗記カードの8種類。校種・教科・レベル(かんたん〜超絶難問)でしぼりこめ、まちがえた問題は「にがて」として出し直します。すべての問題に審議まとめのページ番号つきの解説があります。校内研修用に、校種・教科・レベル別のKahoot!用Excel(そのまま取りこめる形式)と、生成AIで問題を作るプロンプトも用意しました。 見る →

  • NEWAIプロンプト集を新設:次期学習指導要領×生成AI 148本(コピペOK・保護者向けも)

    次期学習指導要領の案を、ChatGPT・Gemini・都立AIなどの生成AIで使うためのプロンプト148本を公開しました。内容の質問、小学校・中学校・高校の先生向け、英語、指導案づくり、授業アイデア、評価・時数、校内研修、保護者や子どもへの説明、保護者の方が家庭で使うもの、追いプロンプトまで。【 】を書きかえてコピーするだけで、AIが知らない最新の審議まとめの要点(ページ番号つきの「資料パック」)も自動で入ります。トップページに更新履歴の欄も設けました。 見る →

  • NEWダウンロードコーナーを大きく:次期学習指導要領まるごとPDF

    サイトの中身をまるごとA4のPDFに。全教科×小学校・中学校・高校に分けた「教科別まとめ」の冊子と1枚まとめ、校種別ガイド、全教科の合本、総論ブック、総則・特別支援などのまとめブック、記事のPDF、校種ごとのZIPを追加しました。文部科学省の現行学習指導要領・解説の公式PDFも校種ごとに並べています。研修・会議での印刷・配布はご自由に(連絡不要)。

  • 資料室を新設:現行の学習指導要領・解説のPDFと、マーカー付きの新旧比較

    現行の学習指導要領(小・中は平成29年告示、高は平成30年告示)と教科ごとの解説、幼稚園教育要領・特別支援学校の学習指導要領の公式PDFを1ページにまとめました。解説ごとに「どこが変わる?」のマーカー比較へ進めます。次期の審議まとめ・パブリックコメント・生成AIガイドラインなどの公式資料も掲載。新しい資料が出たら追加します。

よくある質問

すべての質問 →
次期学習指導要領はいつから始まりますか?
文部科学省の「改訂スケジュール(イメージ)」では、全面実施は幼稚園が2028年度(令和10年度)、小学校が2030年度(令和12年度)、中学校が2031年度(令和13年度)、高校は2032年度(令和14年度)の入学生から学年ごとに実施し、2034年度(令和16年度)に全学年の見込みです。資料には「今後変更の可能性がありうる」と書かれています。
答申はいつ出ますか?
中央教育審議会の教育課程部会が2026年10月5日に「審議まとめ」を了承しました。答申は2026年度の冬ごろの予定です(改訂スケジュールのイメージ)。答申が出たらこのサイトの最新ニュースですぐお知らせします。
告示(正式な学習指導要領の公表)はいつですか?
幼稚園・小学校・中学校は2026年度末(2027年3月ごろ)、高校は2027年度末(2028年3月ごろ)に改訂(告示)する予定です。告示の前には、学習指導要領の案について、もう一度パブリックコメント(冬ごろの予定)が行われます。
移行期間(先行実施)はいつからいつまでですか?
改訂スケジュールのイメージでは、先行実施は小学校2028〜2029年度、中学校2028〜2030年度、高校2029〜2031年度です。具体的な時期や内容は「随時検討」とされています。審議まとめ本文では、小学校の「情報の領域」は2028年度(令和10年度)から、中学校の「情報・技術科」は2029年度(令和11年度)から段階的に先行実施する経過措置が適当とされ、調整授業時数制度も2028年度から使えるようにする方向です。
次期学習指導要領で一番大きく変わることは何ですか?
審議まとめで示された主な方向性は7つです(告示前の案)。①学習指導要領が「統合的な理解・総合的な発揮」で構造化され、表形式・デジタル版になる、②学校が授業時数を柔軟に調整できる「調整授業時数制度」、③小学校の「情報の領域」と中学校の新教科「情報・技術科」、④「主体的に学習に取り組む態度」のABC評価をやめ、個人内評価へ(方向)、⑤教科書の精選で「余白」をつくる、⑥高校の単位制の柔軟化(1単位35コマ→17コマとする方向)、⑦不登校や特異な才能の子の特別の教育課程です。
英語(外国語)は何が変わりますか?
現行の5領域別の目標の要素を「内容」(主に思考力・判断力・表現力等)に移し、英語の目標・高校の科目目標は資質・能力の3つの柱で示す方向です。「言語活動」は「コミュニケーション活動」と「それを支える活動」に整理されます。国が「基盤語彙リスト」を作り、中学校の文法事項と話題(「身近な社会的な話題」へ)の難しさを適正化します。高校の科目は「英語コミュニケーション(総合)」「英語コミュニケーション(発信)」(いずれも仮称)になり、AIの適切な活用が学習指導要領に書かれる方向です。
英単語は何語覚えればいいのですか?
現行の目安は小学校600〜700語、中学校1,600〜1,800語(小学校の語に加える新語)、高校1,800〜2,500語で、合計4,000〜5,000語です。次期は国が「基盤語彙リスト」を作り、指導すべき語彙数を精選も含めて見直します。次期の語数はまだ決まっていません(文科省の資料でも「合計●語程度」)。
いま先生は何を準備すればいいですか?
告示前の今は、①審議まとめの要点(構造化・評価・時数・AI)をつかむ、②自分の単元を「どんな資質・能力をつけたいか」から見直す、③英語なら「コミュニケーション活動」と「それを支える活動」の往還、重要語彙の繰り返し、地域・自分の意見を伝える活動、AIの使い方のルールづくりを試す、④パブコメで現場の声を届ける、がおすすめです。校種別のチェックリストを用意しました。