現行⇔次期 新旧比較
現行の学習指導要領と、次期(審議まとめの方向性)を左右に並べました。全146項目。上のボタンで総論・教科を切り替え、マーカーのON/OFF、次期だけの表示、印刷ができます。英語は英語の新旧比較へ。現行の原文(公式PDF)は資料室に。
黄色のマーカー=次期で新しく入る・強調される言葉赤の取り消し線=現行から消える・変わる言葉
総論学習指導要領の内容の示し方
現行
個別の知識や技能などを文章で示している。資質・能力の「深まり」や「一体的育成」が書きぶりから見えにくい。
個別の知識や技能などを文章で示している。資質・能力の「深まり」や「一体的育成」が書きぶりから見えにくい。
次期(審議まとめの案・告示前)
内容のまとまりごとに「統合的な理解・総合的な発揮」を示し、その下に個別の資質・能力をぶら下げる構造にする方向。
内容のまとまりごとに「統合的な理解・総合的な発揮」を示し、その下に個別の資質・能力をぶら下げる構造にする方向。
総論学習指導要領のレイアウト
現行
文章中心で、記載が冗長・複雑になっている部分がある。
文章中心で、記載が冗長・複雑になっている部分がある。
次期(審議まとめの案・告示前)
一文を短くしスリム化したうえで、表形式で示す方向。教科に応じて「並列」パターンか「並行」パターンを選ぶ。
一文を短くしスリム化したうえで、表形式で示す方向。教科に応じて「並列」パターンか「並行」パターンを選ぶ。
総論学習指導要領の提供形態
現行
紙の冊子とそのPDF版で提供。検索しにくく(改行で切れた語は検索できない)、AIで使いにくい。
紙の冊子とそのPDF版で提供。検索しにくく(改行で切れた語は検索できない)、AIで使いにくい。
次期(審議まとめの案・告示前)
ウェブサイトで提供する「デジタル学習指導要領」をつくる方向。リンク・キーワード検索・多様な出力・生成AIが読みやすいデータ・学習指導要領コードで教材や問題を探せる。
ウェブサイトで提供する「デジタル学習指導要領」をつくる方向。リンク・キーワード検索・多様な出力・生成AIが読みやすいデータ・学習指導要領コードで教材や問題を探せる。
総論学年区分の示し方
現行
学年別、複数学年別、学年を示さないものがあり、学年別目標もある。「上級学年の内容は扱ってはならない」との誤解(例:習っていない漢字は使ってはいけない)も生じている。
学年別、複数学年別、学年を示さないものがあり、学年別目標もある。「上級学年の内容は扱ってはならない」との誤解(例:習っていない漢字は使ってはいけない)も生じている。
次期(審議まとめの案・告示前)
学年別に目標は定めない方向。指導学年を示す場合も「◯学年相当」と書き、それに囚われず編成できることを明確にする。
学年別に目標は定めない方向。指導学年を示す場合も「◯学年相当」と書き、それに囚われず編成できることを明確にする。
総論「学びに向かう力、人間性等」の示し方
現行
多岐にわたる項目が羅列的に書かれ、関係性が見えにくい。評価の「粘り強さ」「自己調整」に狭めて理解されがち。
多岐にわたる項目が羅列的に書かれ、関係性が見えにくい。評価の「粘り強さ」「自己調整」に狭めて理解されがち。
次期(審議まとめの案・告示前)
「初発の思考や行動を起こす力・好奇心」「学びの主体的な調整」「他者との対話や協働」「学びを方向付ける人間性」の4要素に再整理し、各教科等の目標にバランスよく含める方向。
「初発の思考や行動を起こす力・好奇心」「学びの主体的な調整」「他者との対話や協働」「学びを方向付ける人間性」の4要素に再整理し、各教科等の目標にバランスよく含める方向。
総論「見方・考え方」
現行
各教科等の目標の一部だが、具体は解説を読まないと分からない。学びの深まりと教科の本質的意義の2側面が混在し、抽象的で分かりにくい。
各教科等の目標の一部だが、具体は解説を読まないと分からない。学びの深まりと教科の本質的意義の2側面が混在し、抽象的で分かりにくい。
次期(審議まとめの案・告示前)
教科を学ぶ本質的な意義に焦点化し、学習指導要領本体の目標直下に別欄で記載する方向。3要素(事象や対象・捉える視点・考え方や判断の仕方)を含める。
教科を学ぶ本質的な意義に焦点化し、学習指導要領本体の目標直下に別欄で記載する方向。3要素(事象や対象・捉える視点・考え方や判断の仕方)を含める。
総論学習の基盤となる資質・能力
現行
「言語能力」「情報活用能力」「問題発見・解決能力」の3つ。
「言語能力」「情報活用能力」「問題発見・解決能力」の3つ。
次期(審議まとめの案・告示前)
「言語能力・情報活用能力」の2つに絞る方向(情報活用能力は情報技術の活用に限る)。問題発見・解決能力は教育課程全体の取組で実質化。
「言語能力・情報活用能力」の2つに絞る方向(情報活用能力は情報技術の活用に限る)。問題発見・解決能力は教育課程全体の取組で実質化。
総論ICT・デジタルの前提
現行
5人に1台程度の端末整備(平成30年当時)を前提に、情報手段の積極的な活用を記載。学習者の学習ツールとしての発想が書かれていない。
5人に1台程度の端末整備(平成30年当時)を前提に、情報手段の積極的な活用を記載。学習者の学習ツールとしての発想が書かれていない。
次期(審議まとめの案・告示前)
デジタル学習基盤が常に利用可能であることを前提に示す方向。総則に意義を明記し、学習者の学習ツール・合理的配慮の基盤としても位置付ける。
デジタル学習基盤が常に利用可能であることを前提に示す方向。総則に意義を明記し、学習者の学習ツール・合理的配慮の基盤としても位置付ける。
総論総則の「個に応じた」項目
現行
総則に「個に応じた指導の充実」を記載。令和答申の「個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実」は総則に反映されていない。
総則に「個に応じた指導の充実」を記載。令和答申の「個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実」は総則に反映されていない。
次期(審議まとめの案・告示前)
「個に応じた学習過程の充実」に発展させる方向で、教師主語と学習者主語の2つの視点で記載。令和答申の考え方も整理して位置付ける。
「個に応じた学習過程の充実」に発展させる方向で、教師主語と学習者主語の2つの視点で記載。令和答申の考え方も整理して位置付ける。
総論授業時数の運用(小・中)
現行
年度当初に各教科等の標準授業時数を確保して編成。柔軟化には特例校制度があるが国の審査・指定が必要で「特別なこと」になっている。
年度当初に各教科等の標準授業時数を確保して編成。柔軟化には特例校制度があるが国の審査・指定が必要で「特別なこと」になっている。
次期(審議まとめの案・告示前)
「調整授業時数制度」の創設が提案された。内容を全部扱う前提で標準を下回って編成でき、生まれた時間を上乗せ・新教科・裁量的な時間に充てられる。国への申請は不要とする方向。
「調整授業時数制度」の創設が提案された。内容を全部扱う前提で標準を下回って編成でき、生まれた時間を上乗せ・新教科・裁量的な時間に充てられる。国への申請は不要とする方向。
総論授業時数特例校制度との違い
現行
対象教科等の10%まで下回ることが可能。教科等横断・探究の推進が趣旨のため総合的な学習の時間は対象外。標準総授業時数内で教科等以外の内容は入れられない。
対象教科等の10%まで下回ることが可能。教科等横断・探究の推進が趣旨のため総合的な学習の時間は対象外。標準総授業時数内で教科等以外の内容は入れられない。
次期(審議まとめの案・告示前)
下回ってよい幅は最大15%程度(小138・中128コマ程度)を想定。総合的な学習の時間も対象。教科等以外の「裁量的な時間」にも充てられる(いずれも案で、具体の数字は今後決定)。
下回ってよい幅は最大15%程度(小138・中128コマ程度)を想定。総合的な学習の時間も対象。教科等以外の「裁量的な時間」にも充てられる(いずれも案で、具体の数字は今後決定)。
総論教育課程特例校制度
現行
設置者の申請と審査を経た文部科学大臣の指定で、内容の組替えやイマージョン教育などを認めている(毎年1900校超)。
設置者の申請と審査を経た文部科学大臣の指定で、内容の組替えやイマージョン教育などを認めている(毎年1900校超)。
次期(審議まとめの案・告示前)
不適切な運用を防ぐ取組を講じたうえで調整授業時数制度に統合し、各学校の判断で実施可能とすべきとされた。
不適切な運用を防ぐ取組を講じたうえで調整授業時数制度に統合し、各学校の判断で実施可能とすべきとされた。
総論教師の研究・研修の時間
現行
標準授業時数を確保して編成するため、研究・研修等の時間を教育課程の中で確保しにくい。
標準授業時数を確保して編成するため、研究・研修等の時間を教育課程の中で確保しにくい。
次期(審議まとめの案・告示前)
裁量的な時間の「研究・研修等枠」で週1コマ(最大35コマ)程度を上限に、組織的な研究・研修を教育課程の時間を使って行えるようにする案。
裁量的な時間の「研究・研修等枠」で週1コマ(最大35コマ)程度を上限に、組織的な研究・研修を教育課程の時間を使って行えるようにする案。
総論年間の授業週数(小・中)
現行
年間35週(小1は34週)以上にわたって行うよう計画。これが「35週で割って週29コマ」という認識につながっている。
年間35週(小1は34週)以上にわたって行うよう計画。これが「35週で割って週29コマ」という認識につながっている。
次期(審議まとめの案・告示前)
年間40週を標準とし、週当たりの授業時数が過重負担にならないよう配慮して計画する示し方とすべきとされた。特定期間に集中して授業できることも明確化する方向。
年間40週を標準とし、週当たりの授業時数が過重負担にならないよう配慮して計画する示し方とすべきとされた。特定期間に集中して授業できることも明確化する方向。
総論1単位時間の示し方(小・中)
現行
学校教育法施行規則の備考で「一単位時間は四十五分」(中学校は50分)と示し、各学校で適切に定められることは総則に書かれているが認識が広がっていない。
学校教育法施行規則の備考で「一単位時間は四十五分」(中学校は50分)と示し、各学校で適切に定められることは総則に書かれているが認識が広がっていない。
次期(審議まとめの案・告示前)
規則の備考欄で各学校が単位時間を適切に定める旨を明確にし、総則でさらに丁寧に書くことが適当とされた。
規則の備考欄で各学校が単位時間を適切に定める旨を明確にし、総則でさらに丁寧に書くことが適当とされた。
総論高校の1単位の計算
現行
50分×35コマで1単位。卒業に必要なのは74単位。35コマ未満の学習は単位にできず、学期ごとの柔軟な選択も難しい。
50分×35コマで1単位。卒業に必要なのは74単位。35コマ未満の学習は単位にできず、学期ごとの柔軟な選択も難しい。
次期(審議まとめの案・告示前)
50分×17コマを1単位の標準とする案(半期で1単位を認定)。卒業に必要な単位は148新単位とすることが適当とされた。2学期制への移行を前提とするものではない。
50分×17コマを1単位の標準とする案(半期で1単位を認定)。卒業に必要な単位は148新単位とすることが適当とされた。2学期制への移行を前提とするものではない。
総論高校の減単
現行
必履修科目は原則減単できず、標準2単位の必履修科目は減単不可。3単位を2単位にする(約33%減)ことは特に必要な場合に可能。
必履修科目は原則減単できず、標準2単位の必履修科目は減単不可。3単位を2単位にする(約33%減)ことは特に必要な場合に可能。
次期(審議まとめの案・告示前)
「一定の限度の下で可」を基本とする案。2単位科目(4新単位)も1新単位の範囲で、4単位科目(8新単位)は3新単位まで減単可。ただし各教科の合計が3新単位以下になる減単は不可。
「一定の限度の下で可」を基本とする案。2単位科目(4新単位)も1新単位の範囲で、4単位科目(8新単位)は3新単位まで減単可。ただし各教科の合計が3新単位以下になる減単は不可。
総論高校の科目の組替え
現行
原則として科目間の内容の移行・入れ替えは認められない(教育課程特例校等では可能だが国の審査が必要)。
原則として科目間の内容の移行・入れ替えは認められない(教育課程特例校等では可能だが国の審査が必要)。
次期(審議まとめの案・告示前)
一定の要件(目標の趣旨を損なわない等3つ)の下、学校の判断で必履修を含む科目の移行・統合を可能にする案。既存科目だけの「組替え後科目」は単位数上限を設けない方向。
一定の要件(目標の趣旨を損なわない等3つ)の下、学校の判断で必履修を含む科目の移行・統合を可能にする案。既存科目だけの「組替え後科目」は単位数上限を設けない方向。
総論高校の必履修科目の履修免除
現行
既に高い資質・能力を身に付けている生徒も必履修科目から履修する必要がある。
既に高い資質・能力を身に付けている生徒も必履修科目から履修する必要がある。
次期(審議まとめの案・告示前)
社会的信頼性のある外部試験の合格などの要件を満たせば、学校や教育委員会の判断で履修を免除し上位科目等に振り替えられる仕組みが提案された。まず外国語と数学から(英語はCEFR B2相当以上とすることが考えられるとされ、対象試験や水準は今後解説等で定める)。
社会的信頼性のある外部試験の合格などの要件を満たせば、学校や教育委員会の判断で履修を免除し上位科目等に振り替えられる仕組みが提案された。まず外国語と数学から(英語はCEFR B2相当以上とすることが考えられるとされ、対象試験や水準は今後解説等で定める)。
総論高校の週当たり授業時数
現行
週30単位時間(30コマ)が標準。そのため3年間で90単位以上の履修が一般的で、余白が少ない。
週30単位時間(30コマ)が標準。そのため3年間で90単位以上の履修が一般的で、余白が少ない。
次期(審議まとめの案・告示前)
週30コマの標準は示さないこととすべきとされ、卒業に必要な単位の範囲で各学校が柔軟に週時程を組める。
週30コマの標準は示さないこととすべきとされ、卒業に必要な単位の範囲で各学校が柔軟に週時程を組める。
総論高校の学校設定教科・科目の単位上限(普通教育を主とする学科)
現行
卒業単位に含められるのは20単位まで(専門学科は上限なし)。
卒業単位に含められるのは20単位まで(専門学科は上限なし)。
次期(審議まとめの案・告示前)
普通科は28単位(56新単位)、「その他普通教育を主とする学科」は必履修分を除く全て(70新単位)まで可能とする案。
普通科は28単位(56新単位)、「その他普通教育を主とする学科」は必履修分を除く全て(70新単位)まで可能とする案。
総論高校の授業週数
現行
全日制の各教科・科目とホームルーム活動は年間35週を標準。
全日制の各教科・科目とホームルーム活動は年間35週を標準。
次期(審議まとめの案・告示前)
標準と実態の大きなずれはないとして、35週の標準を維持することが適当とされた(変更なし)。
標準と実態の大きなずれはないとして、35週の標準を維持することが適当とされた(変更なし)。
総論「主体的に学習に取り組む態度」の評価
現行
教科ごとに観点別評価(ABC)で目標準拠評価。「粘り強さ」「自己調整」の2側面で見るが、形式的な勤勉さの評価になりがち。
教科ごとに観点別評価(ABC)で目標準拠評価。「粘り強さ」「自己調整」の2側面で見るが、形式的な勤勉さの評価になりがち。
次期(審議まとめの案・告示前)
「学びに向かう力」は総合所見欄で教育課程全体を通じた個人内評価に。3要素が継続的に表れたら「思・判・表」に「◯」を付記する方向。
「学びに向かう力」は総合所見欄で教育課程全体を通じた個人内評価に。3要素が継続的に表れたら「思・判・表」に「◯」を付記する方向。
総論評価規準の作り方
現行
各学校が「内容のまとまりごとの評価規準」を作り、その上で単元の評価規準を作る。単元の目標と評価規準も別々に作る(多くは語尾を変えただけ)。
各学校が「内容のまとまりごとの評価規準」を作り、その上で単元の評価規準を作る。単元の目標と評価規準も別々に作る(多くは語尾を変えただけ)。
次期(審議まとめの案・告示前)
国が「内容のまとまりごとの評価規準例」を示し、各学校の作成は不要とする方向。単元の目標をそのまま評価規準として用いる。
国が「内容のまとまりごとの評価規準例」を示し、各学校の作成は不要とする方向。単元の目標をそのまま評価規準として用いる。
総論指導と評価の計画・評定の時期
現行
評価参考資料で「指導と評価の計画」の作成を求める。学期ごとに評定を確定し変えない学校が多い。形成的評価と総括的評価の役割分担は解説に明示されていない。
評価参考資料で「指導と評価の計画」の作成を求める。学期ごとに評定を確定し変えない学校が多い。形成的評価と総括的評価の役割分担は解説に明示されていない。
次期(審議まとめの案・告示前)
文書の作成ではなく授業の「構想」として示す方向。評定への総括は学年末のみも可能と明示し、学期中は形成的評価中心に。解説で役割分担を明確化。
文書の作成ではなく授業の「構想」として示す方向。評定への総括は学年末のみも可能と明示し、学期中は形成的評価中心に。解説で役割分担を明確化。
総論小学校の情報教育
現行
教科等上の明確な位置付けや固有の授業時数がない。総則で文字入力やプログラミング体験などの学習活動を示し、各教科等や総合的な学習の時間の内容の取扱いでも扱うが、授業時数や内容の具体がなく学校差が大きい。
教科等上の明確な位置付けや固有の授業時数がない。総則で文字入力やプログラミング体験などの学習活動を示し、各教科等や総合的な学習の時間の内容の取扱いでも扱うが、授業時数や内容の具体がなく学校差が大きい。
次期(審議まとめの案・告示前)
総合的な探究の時間に「情報の領域」を加え、「探究の領域」と「情報の領域」の2領域で構成することが適切とされた。それぞれ別に標準授業時数を設定する方向。
総合的な探究の時間に「情報の領域」を加え、「探究の領域」と「情報の領域」の2領域で構成することが適切とされた。それぞれ別に標準授業時数を設定する方向。
総論中学校の技術・家庭科
現行
技術・家庭科の技術分野の一領域「情報の技術」で情報を扱う。教員免許・担当は別だが評定は1つの教科として記載。
技術・家庭科の技術分野の一領域「情報の技術」で情報を扱う。教員免許・担当は別だが評定は1つの教科として記載。
次期(審議まとめの案・告示前)
家庭科を独立の教科にし、技術分野は適切な時数を確保して「情報・技術科」とすることが適当とされた。
家庭科を独立の教科にし、技術分野は適切な時数を確保して「情報・技術科」とすることが適当とされた。
総論高校の情報科
現行
情報Ⅰ(必履修)・情報Ⅱ。中学校までの蓄積不足で基礎に時間が割かれ、大学の数理・データサイエンス・AI教育を見越した内容になっていない。情報Ⅱの開講率は低い。
情報Ⅰ(必履修)・情報Ⅱ。中学校までの蓄積不足で基礎に時間が割かれ、大学の数理・データサイエンス・AI教育を見越した内容になっていない。情報Ⅱの開講率は低い。
次期(審議まとめの案・告示前)
情報Ⅰ・Ⅱの内容をさらに充実し、データサイエンスやAIを強化する方向。高校卒業生全員にリテラシーレベルの力を育てる。
情報Ⅰ・Ⅱの内容をさらに充実し、データサイエンスやAIを強化する方向。高校卒業生全員にリテラシーレベルの力を育てる。
総論カリキュラム・マネジメントの示し方
現行
総則に「3つの側面」、解説に6段階の手順例。「カリマネ=教科等横断」と理解され単元配列表づくりが目的化する例も。
総則に「3つの側面」、解説に6段階の手順例。「カリマネ=教科等横断」と理解され単元配列表づくりが目的化する例も。
次期(審議まとめの案・告示前)
「ねらいの明確化」→「編成・実施・調整と環境整備」→「評価・改善」の「カリマネの3ステップ」に再整理する方向。調整授業時数制度等の活用を中核に、教科等横断は視点として位置付け。
「ねらいの明確化」→「編成・実施・調整と環境整備」→「評価・改善」の「カリマネの3ステップ」に再整理する方向。調整授業時数制度等の活用を中核に、教科等横断は視点として位置付け。
総論高校数学の科目構成
現行
数学Ⅰ(3単位・必履修)、数学Ⅱ(4単位)、数学Ⅲ(3単位)、数学A・B・C(各2単位)。
数学Ⅰ(3単位・必履修)、数学Ⅱ(4単位)、数学Ⅲ(3単位)、数学A・B・C(各2単位)。
次期(審議まとめの案・告示前)
A・B・Cの区分をなくし一つの新選択科目(数理活用(仮称)、2〜12新単位)にする方向。数学Ⅰの新しい学習内容として「社会を読み解く数学」「数学ガイダンス」を加え、数学Ⅰは最大8新単位程度、数学Ⅱは6新単位とすることが適当とされた。
A・B・Cの区分をなくし一つの新選択科目(数理活用(仮称)、2〜12新単位)にする方向。数学Ⅰの新しい学習内容として「社会を読み解く数学」「数学ガイダンス」を加え、数学Ⅰは最大8新単位程度、数学Ⅱは6新単位とすることが適当とされた。
総論高校外国語・国語の科目
現行
外国語:英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲ。国語の選択科目:論理国語・文学国語・国語表現・古典探究(各4単位)。
外国語:英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲ。国語の選択科目:論理国語・文学国語・国語表現・古典探究(各4単位)。
次期(審議まとめの案・告示前)
外国語:「英語コミュニケーション(総合)(仮称)」「英語コミュニケーション(発信)(仮称)」に名称変更する方向(単位数は現行同様)。国語:選択科目を「現代の国語Ⅱ(仮称)」「言語文化Ⅱ(仮称)」(各8新単位)と「論説と批評(仮称)」「対話と表現(仮称)」「文学と創作(仮称)」「古典と文化(仮称)」(各4新単位)に再編する方向。正式名称は告示まで未確定。
外国語:「英語コミュニケーション(総合)(仮称)」「英語コミュニケーション(発信)(仮称)」に名称変更する方向(単位数は現行同様)。国語:選択科目を「現代の国語Ⅱ(仮称)」「言語文化Ⅱ(仮称)」(各8新単位)と「論説と批評(仮称)」「対話と表現(仮称)」「文学と創作(仮称)」「古典と文化(仮称)」(各4新単位)に再編する方向。正式名称は告示まで未確定。
総論高校の必履修単位数と学習時間
現行
必履修38単位(減単時最低35単位)、必履修科目の総学習時間1330コマ。
必履修38単位(減単時最低35単位)、必履修科目の総学習時間1330コマ。
次期(審議まとめの案・告示前)
改訂後案では必履修78新単位(減単時最低64新単位)、総学習時間1326コマ(わずかに減少)。
改訂後案では必履修78新単位(減単時最低64新単位)、総学習時間1326コマ(わずかに減少)。
総論通級による指導
現行
各教科等の学びは通常の学級で行い、内容によっては困難があっても教育課程上の対応は難しい。
各教科等の学びは通常の学級で行い、内容によっては困難があっても教育課程上の対応は難しい。
次期(審議まとめの案・告示前)
特例的な措置として、通級による指導の中で各教科の指導を部分的に行えるようにする方向。
特例的な措置として、通級による指導の中で各教科の指導を部分的に行えるようにする方向。
総論教育支援センター等に通う不登校の子
現行
特別の教育課程を組む制度がない。下学年の学び直しに取り組んでも在籍学年の基準で評価するため「1」や「ー」の評定になりやすい。
特別の教育課程を組む制度がない。下学年の学び直しに取り組んでも在籍学年の基準で評価するため「1」や「ー」の評定になりやすい。
次期(審議まとめの案・告示前)
必要な場合に特別の教育課程を編成できる仕組みを新設する方向。子供自身が関わる新しい性質の個別の指導計画を前提とする。
必要な場合に特別の教育課程を編成できる仕組みを新設する方向。子供自身が関わる新しい性質の個別の指導計画を前提とする。
総論キャリア・パスポート
現行
例示資料が示されている(本文では廃止対象として言及)。
例示資料が示されている(本文では廃止対象として言及)。
次期(審議まとめの案・告示前)
例示資料を廃止し、デジタル活用を進め、学校による引継ぎを求めないことを明確化する方向。
例示資料を廃止し、デジタル活用を進め、学校による引継ぎを求めないことを明確化する方向。
総論小学校体育の内容の示し方
現行
具体的な運動の種類を示している(小4までについて改めるとの記述から)。
具体的な運動の種類を示している(小4までについて改めるとの記述から)。
次期(審議まとめの案・告示前)
小4までは、どのような「動き」ができるようになってほしいかを軸に示す方向。各領域は2年間のまとまりで計画的に学ぶことを基本とする。
小4までは、どのような「動き」ができるようになってほしいかを軸に示す方向。各領域は2年間のまとまりで計画的に学ぶことを基本とする。
総論高校入学者選抜の規定
現行
学校教育法施行規則第90条で、特別な事情がある場合を除き調査書と学力検査に基づいて行うとされている。
学校教育法施行規則第90条で、特別な事情がある場合を除き調査書と学力検査に基づいて行うとされている。
次期(審議まとめの案・告示前)
学力検査を行わない選抜や調査書を用いない選抜を必要に応じて実施できることが明確になるよう、規定の在り方を検討する。
学力検査を行わない選抜や調査書を用いない選抜を必要に応じて実施できることが明確になるよう、規定の在り方を検討する。
国語国語の「見方・考え方」
現行
「言葉による見方・考え方」として、対象と言葉、言葉と言葉との関係を、言葉の意味・働き・使い方などに着目して捉えたり問い直したりして、言葉への自覚を高めること。
「言葉による見方・考え方」として、対象と言葉、言葉と言葉との関係を、言葉の意味・働き・使い方などに着目して捉えたり問い直したりして、言葉への自覚を高めること。
次期(審議まとめの案・告示前)
「様々な事象を表す自他の言葉を」、その意味や働き、使い方に着目して吟味し、「多様な立場や考えを理解して、よりよく伝え合おうとすること」と、より短く示す(案)。
「様々な事象を表す自他の言葉を」、その意味や働き、使い方に着目して吟味し、「多様な立場や考えを理解して、よりよく伝え合おうとすること」と、より短く示す(案)。
P132 ※次期の全文は資料編m2 P119(国①-1)
国語「思考力、判断力、表現力等」の学習過程
現行
領域ごとに学習過程が違い、細かく分かれている(例:「読むこと」は「構造と内容の把握」「精査・解釈」「考えの形成」「共有」など)。
領域ごとに学習過程が違い、細かく分かれている(例:「読むこと」は「構造と内容の把握」「精査・解釈」「考えの形成」「共有」など)。
次期(審議まとめの案・告示前)
領域どうしでそろえる。話す・書く=「考えの形成/表現・推敲」、聞く・読む=「構造と内容の理解・解釈/考えの形成」、話し合う=「考えの形成」。
領域どうしでそろえる。話す・書く=「考えの形成/表現・推敲」、聞く・読む=「構造と内容の理解・解釈/考えの形成」、話し合う=「考えの形成」。
国語言語活動例・指導事項の示し方
現行
学習過程ごとに細分化した事項と、3領域別・話や文章の種類別の言語活動例を別々に示している。
学習過程ごとに細分化した事項と、3領域別・話や文章の種類別の言語活動例を別々に示している。
次期(審議まとめの案・告示前)
「話や文章の機能」(仮称)を軸に、扱う話や文章の種類と、思考・判断・表現の要素を一体にした「一括りの事項」として示す。
「話や文章の機能」(仮称)を軸に、扱う話や文章の種類と、思考・判断・表現の要素を一体にした「一括りの事項」として示す。
国語「知識及び技能」の示し方
現行
個々の事項が独立して並ぶ(例:「漢字の読みと書き」と「漢字の偏やつくり、由来や特質」が別の内容)。どの知識を活用重視にし、どれを取り立てて学ぶのかが明確でない。
個々の事項が独立して並ぶ(例:「漢字の読みと書き」と「漢字の偏やつくり、由来や特質」が別の内容)。どの知識を活用重視にし、どれを取り立てて学ぶのかが明確でない。
次期(審議まとめの案・告示前)
「(1)運用しながら深める事項」と「(2)教養として深める事項」に分け、「事項のまとまり」で構造的に示す。漢字の読み書きと漢字の構成などは一つの事項に統合。
「(1)運用しながら深める事項」と「(2)教養として深める事項」に分け、「事項のまとまり」で構造的に示す。漢字の読み書きと漢字の構成などは一つの事項に統合。
国語高校の必履修科目
現行
「現代の国語」2単位、「言語文化」2単位。
「現代の国語」2単位、「言語文化」2単位。
次期(審議まとめの案・告示前)
「現代の国語Ⅰ」(仮称)4新単位、「言語文化Ⅰ」(仮称)4新単位。枠組みと単位数は変えず、科目の特質を目標で明確に示す案。
「現代の国語Ⅰ」(仮称)4新単位、「言語文化Ⅰ」(仮称)4新単位。枠組みと単位数は変えず、科目の特質を目標で明確に示す案。
国語高校の選択科目
現行
「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」(全て4単位)。単位数が多く時間割上の制約が大きい。進学校で「国語表現」が選ばれにくい、理系で「論理国語」中心の履修にとどまるなど偏りがある。
「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」(全て4単位)。単位数が多く時間割上の制約が大きい。進学校で「国語表現」が選ばれにくい、理系で「論理国語」中心の履修にとどまるなど偏りがある。
次期(審議まとめの案・告示前)
標準科目「現代の国語Ⅱ」「言語文化Ⅱ」(各8新単位)を大多数の生徒向けに新設する案で、その履修を前提に発展科目「論説と批評」「対話と表現」「文学と創作」「古典と文化」(各4新単位)を新設する案。科目名はすべて仮称。
標準科目「現代の国語Ⅱ」「言語文化Ⅱ」(各8新単位)を大多数の生徒向けに新設する案で、その履修を前提に発展科目「論説と批評」「対話と表現」「文学と創作」「古典と文化」(各4新単位)を新設する案。科目名はすべて仮称。
国語高校の古典学習
現行
本文は、文語文法と口語訳に指導が偏っていることを見直すべき点として挙げている。
本文は、文語文法と口語訳に指導が偏っていることを見直すべき点として挙げている。
次期(審議まとめの案・告示前)
古典を身近に感じ主体的に関心をもつことを重視し、小中との接続の強化、文語文法・口語訳への偏りの見直し、言語文化への理解を深める学習の充実の3つを進める。
古典を身近に感じ主体的に関心をもつことを重視し、小中との接続の強化、文語文法・口語訳への偏りの見直し、言語文化への理解を深める学習の充実の3つを進める。
国語ローマ字とタイピング
現行
小学校3年の国語でローマ字を学び、それに関連してコンピュータでローマ字などを入力する基本操作も学習している。
小学校3年の国語でローマ字を学び、それに関連してコンピュータでローマ字などを入力する基本操作も学習している。
次期(審議まとめの案・告示前)
ローマ字の学習は今どおり国語の小学校3年で行う。ローマ字入力のタイピングは「総合的な学習の時間・情報の領域」が中心に担う方向。
ローマ字の学習は今どおり国語の小学校3年で行う。ローマ字入力のタイピングは「総合的な学習の時間・情報の領域」が中心に担う方向。
P140 ※現行の入力操作の扱いは資料編m3 P186
社会・地理歴史・公民中学校社会の構成
現行
地理的分野・歴史的分野・公民的分野の分野別で、教科書も分野別。地域を題材にした学習(地域調査を含む)は地理・歴史それぞれにある。
地理的分野・歴史的分野・公民的分野の分野別で、教科書も分野別。地域を題材にした学習(地域調査を含む)は地理・歴史それぞれにある。
次期(審議まとめの案・告示前)
3分野をつなぐ分野横断の単元として、A「社会へのまなざし(仮称)」・B「私たちと社会(仮称)」を新たに設け、まとめの単元C「よりよい社会を目指して(仮称)」を位置付け直す案。地域学習は単元Bで地理・歴史の両面から一体的に扱う方向。
3分野をつなぐ分野横断の単元として、A「社会へのまなざし(仮称)」・B「私たちと社会(仮称)」を新たに設け、まとめの単元C「よりよい社会を目指して(仮称)」を位置付け直す案。地域学習は単元Bで地理・歴史の両面から一体的に扱う方向。
社会・地理歴史・公民見方・考え方
現行
小学校では、社会的事象を位置や空間的な広がり、時期や時間の経過、人々の相互関係などに着目して捉え、比較・分類・総合したり、人々の生活と関連付けたりすること。
小学校では、社会的事象を位置や空間的な広がり、時期や時間の経過、人々の相互関係などに着目して捉え、比較・分類・総合したり、人々の生活と関連付けたりすること。
次期(審議まとめの案・告示前)
学ぶ対象を「社会的事象や言説」に広げ、よりよい社会の形成に向けて課題を「多面的・多角的」に考え、確かな根拠に基づいて「公正に判断」することとして整理。具体的な視点や方法は「統合的な理解・総合的な発揮」に移し、「社会的な視点や方法等」と呼ぶ。
学ぶ対象を「社会的事象や言説」に広げ、よりよい社会の形成に向けて課題を「多面的・多角的」に考え、確かな根拠に基づいて「公正に判断」することとして整理。具体的な視点や方法は「統合的な理解・総合的な発揮」に移し、「社会的な視点や方法等」と呼ぶ。
P149 ※資料編m3 P40に社会科の見方・考え方(案)が示されている
社会・地理歴史・公民教科目標の柱書
現行
「グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者」に必要な資質・能力の育成。
「グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者」に必要な資質・能力の育成。
次期(審議まとめの案・告示前)
骨格は小中高共通のまま、地域・国・世界を含めたよりよい社会の形成をふまえて「グローバル化する国際社会」の記載を見直す。「主体的に生きる」も、多様な他者と「協働的に」生きることをふまえて見直す。
骨格は小中高共通のまま、地域・国・世界を含めたよりよい社会の形成をふまえて「グローバル化する国際社会」の記載を見直す。「主体的に生きる」も、多様な他者と「協働的に」生きることをふまえて見直す。
社会・地理歴史・公民調べまとめる技能
現行
現行の技能の具体的な書き方は本文に引用されていない(「現行の関連する内容を含め整理・充実する」とだけある)。資料編m4 P206にも同じ要約あり
現行の技能の具体的な書き方は本文に引用されていない(「現行の関連する内容を含め整理・充実する」とだけある)。資料編m4 P206にも同じ要約あり
次期(審議まとめの案・告示前)
小中学校は「確かな」情報に基づき「適切かつ」効果的に調べまとめる技能、高校は「その妥当性を吟味しながら」調べまとめる技能。情報の信ぴょう性を確かめる「情報の妥当性の確認」に関する技能を新たに位置付ける。
小中学校は「確かな」情報に基づき「適切かつ」効果的に調べまとめる技能、高校は「その妥当性を吟味しながら」調べまとめる技能。情報の信ぴょう性を確かめる「情報の妥当性の確認」に関する技能を新たに位置付ける。
社会・地理歴史・公民小学校4年「県内の特色ある地域の様子」
現行
地場産業が盛んな地域、国際交流に取り組む地域、地域の資源を保護・活用している地域の3つを同様に扱う。
地場産業が盛んな地域、国際交流に取り組む地域、地域の資源を保護・活用している地域の3つを同様に扱う。
次期(審議まとめの案・告示前)
2つの地域を選んで扱う方向で精選する。
2つの地域を選んで扱う方向で精選する。
社会・地理歴史・公民高校「公共」のB・Cで扱う事柄や課題
現行
13の事柄や課題。「職業選択」と「雇用と労働問題」は別の事柄・課題。
13の事柄や課題。「職業選択」と「雇用と労働問題」は別の事柄・課題。
次期(審議まとめの案・告示前)
10の事柄や課題にしぼる案。「雇用と労働問題(職業選択を含む)」にまとめる案。
10の事柄や課題にしぼる案。「雇用と労働問題(職業選択を含む)」にまとめる案。
社会・地理歴史・公民高校地理の単元
現行
地理総合は大項目Aから始まる。地理探究にはB(2)「現代世界の諸地域」がある(解説に「世界全体を隈なく取り上げるものではない」との記述)。
地理総合は大項目Aから始まる。地理探究にはB(2)「現代世界の諸地域」がある(解説に「世界全体を隈なく取り上げるものではない」との記述)。
次期(審議まとめの案・告示前)
地理総合の大項目Aを導入単元「地理と私たち(仮称)」に作り直し、GISで景観観察の情報を見える化。地理探究B(2)は「現代世界の地誌的考察と課題の研究(仮称)」に作り直し、テーマで区切った地域で課題を探究。
地理総合の大項目Aを導入単元「地理と私たち(仮称)」に作り直し、GISで景観観察の情報を見える化。地理探究B(2)は「現代世界の地誌的考察と課題の研究(仮称)」に作り直し、テーマで区切った地域で課題を探究。
社会・地理歴史・公民高校の地理歴史・公民の科目と標準単位数
現行
地理総合2、地理探究3、歴史総合2、日本史探究3、世界史探究3、公共2、倫理2、政治・経済2(単位)。
地理総合2、地理探究3、歴史総合2、日本史探究3、世界史探究3、公共2、倫理2、政治・経済2(単位)。
次期(審議まとめの案・告示前)
構成(案)では科目名は同じ。新単位で地理総合4、地理探究6、歴史総合4、日本史探究6、世界史探究6、公共4、倫理4、政治・経済4。
構成(案)では科目名は同じ。新単位で地理総合4、地理探究6、歴史総合4、日本史探究6、世界史探究6、公共4、倫理4、政治・経済4。
算数・数学高校数学の選択科目
現行
数学A(図形の性質、場合の数と確率、数学と人間の活動)、数学B(数列、統計的な推測、数学と社会生活)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面、数学的な表現の工夫)の3科目(各2単位)。
数学A(図形の性質、場合の数と確率、数学と人間の活動)、数学B(数列、統計的な推測、数学と社会生活)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面、数学的な表現の工夫)の3科目(各2単位)。
次期(審議まとめの案・告示前)
3科目を1つの新科目に統合する案で、内容を「場合の数と確率」「統計的な推測」「行列」「数列」「幾何ベクトル」「複素数と複素数平面」の6つに整理。名称は「数理活用(仮称)」などの案があり、2〜12新単位。
3科目を1つの新科目に統合する案で、内容を「場合の数と確率」「統計的な推測」「行列」「数列」「幾何ベクトル」「複素数と複素数平面」の6つに整理。名称は「数理活用(仮称)」などの案があり、2〜12新単位。
算数・数学数学Ⅰ(必履修)の内容と単位数
現行
数と式、図形と計量、二次関数、データの分析。3単位。
数と式、図形と計量、二次関数、データの分析。3単位。
次期(審議まとめの案・告示前)
これに「数学ガイダンス」と「社会を読み解く数学」を加える案。単位数は最大8新単位程度(現行の1単位分ほど増)。
これに「数学ガイダンス」と「社会を読み解く数学」を加える案。単位数は最大8新単位程度(現行の1単位分ほど増)。
算数・数学学習内容の区分の仕方
現行
小学校算数・中学校数学は「領域」、高校数学は「項目」という名前で区分。
小学校算数・中学校数学は「領域」、高校数学は「項目」という名前で区分。
次期(審議まとめの案・告示前)
小学校算数〜高校数学Ⅰまでを、共通の6つの「分野」(数と式、図形、変化と関係、データと確からしさ、論証、社会を読み解く数学)で整理し、さらに「区分」に分ける方向。
小学校算数〜高校数学Ⅰまでを、共通の6つの「分野」(数と式、図形、変化と関係、データと確からしさ、論証、社会を読み解く数学)で整理し、さらに「区分」に分ける方向。
算数・数学見方・考え方
現行
事象を「数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉え」、「論理的、統合的・発展的に考える」こと。
事象を「数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉え」、「論理的、統合的・発展的に考える」こと。
次期(審議まとめの案・告示前)
「事象や言説を数理の視点から捉え、論理的、統合的・発展的、批判的に考察すること」。小・中・高で文言を統一する案。
「事象や言説を数理の視点から捉え、論理的、統合的・発展的、批判的に考察すること」。小・中・高で文言を統一する案。
P169 ※現行・改訂案の並記は資料編m2 P183(算③)。「批判的」は建設的な目的の意味と解説で示す
算数・数学中学・高校の「数学ガイダンス」
現行
新設の内容のため現行の対応する記述なし(本文では入学時の「数学開き」の実践を参考にするとある)
新設の内容のため現行の対応する記述なし(本文では入学時の「数学開き」の実践を参考にするとある)
次期(審議まとめの案・告示前)
数学全体の見取り図と、数学と社会・職業との関係を学ぶ内容を中学校と高校(数学Ⅰ)に新設する方向。総授業時数は増やさないことが前提。
数学全体の見取り図と、数学と社会・職業との関係を学ぶ内容を中学校と高校(数学Ⅰ)に新設する方向。総授業時数は増やさないことが前提。
算数・数学数学的活動の位置付け
現行
これまでの学習指導要領で、算数科・数学科の学習過程として位置付けられてきた。
これまでの学習指導要領で、算数科・数学科の学習過程として位置付けられてきた。
次期(審議まとめの案・告示前)
「数学的活動」を個々の学習内容として規定するのではなく、教科全体を通じて充実に取り組む旨を規定すべきとされた。
「数学的活動」を個々の学習内容として規定するのではなく、教科全体を通じて充実に取り組む旨を規定すべきとされた。
算数・数学評価規準づくり
現行
各学校が、内容のまとまりごとの評価規準、単元の目標、単元の評価規準を作成。
各学校が、内容のまとまりごとの評価規準、単元の目標、単元の評価規準を作成。
次期(審議まとめの案・告示前)
「内容のまとまりごとの評価規準例」は国が示し、学校での作成は不要にする方向。算数・数学の「内容のまとまり」は「区分」ごと・学年ごとの「内容」とする方向。単元の目標がそのまま単元の評価規準になる考え方。
「内容のまとまりごとの評価規準例」は国が示し、学校での作成は不要にする方向。算数・数学の「内容のまとまり」は「区分」ごと・学年ごとの「内容」とする方向。単元の目標がそのまま単元の評価規準になる考え方。
理科教科の目標(柱書)
現行
小学校は「問題を科学的に解決するために必要な資質・能力」、中・高は「科学的に探究するために必要な資質・能力」など、学校段階ごとに文言が少しずつ違う。
小学校は「問題を科学的に解決するために必要な資質・能力」、中・高は「科学的に探究するために必要な資質・能力」など、学校段階ごとに文言が少しずつ違う。
次期(審議まとめの案・告示前)
基本の方向は変えずに、小・中・高で同じ文言に統一する方向(到達の目安は解説で学校段階ごとに説明)。
基本の方向は変えずに、小・中・高で同じ文言に統一する方向(到達の目安は解説で学校段階ごとに説明)。
P185 ※現行の文言は資料編m3 P1(理①)
理科目標の「学びに向かう力」で育てたい心情
現行
「自然を愛する心情」などは小学校理科だけに書かれている。
「自然を愛する心情」などは小学校理科だけに書かれている。
次期(審議まとめの案・告示前)
小・中・高共通で「生命を尊重する心情や人と自然環境の調和に寄与しようとする心情」と示す案。
小・中・高共通で「生命を尊重する心情や人と自然環境の調和に寄与しようとする心情」と示す案。
理科見方・考え方
現行
「(身近な)自然の事物・現象」を「科学的な視点」で捉え、比較したり関係付けたりする方法で考える(小は問題解決、中高は科学的に探究する方法)。
「(身近な)自然の事物・現象」を「科学的な視点」で捉え、比較したり関係付けたりする方法で考える(小は問題解決、中高は科学的に探究する方法)。
次期(審議まとめの案・告示前)
「自然や社会の事象・言説」を「自然科学的な視点」から捉え、観察・実験の結果や科学的知見に基づいて客観的・論理的・批判的に考える、と小中高で統一する案。
「自然や社会の事象・言説」を「自然科学的な視点」から捉え、観察・実験の結果や科学的知見に基づいて客観的・論理的・批判的に考える、と小中高で統一する案。
理科学習内容の分け方
現行
中学校は第1分野・第2分野、内容は「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」の4領域で整理されている。
中学校は第1分野・第2分野、内容は「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」の4領域で整理されている。
次期(審議まとめの案・告示前)
小・中・高共通で4つの「分野」(物理・化学・生物・地学)に分け、各分野をさらに3つ程度の「区分」にする方向。4領域で育てていた中心の考えは「統合的な理解・総合的な発揮」で表す考え方。
小・中・高共通で4つの「分野」(物理・化学・生物・地学)に分け、各分野をさらに3つ程度の「区分」にする方向。4領域で育てていた中心の考えは「統合的な理解・総合的な発揮」で表す考え方。
P186 ※再編の図は資料編m3 P21(理⑫)
理科探究の過程の用語
現行
学校種によって探究の過程の用語などが違う(小学校は「問題解決の過程」で「問題の設定」「予想や仮説の設定」など)。
学校種によって探究の過程の用語などが違う(小学校は「問題解決の過程」で「問題の設定」「予想や仮説の設定」など)。
次期(審議まとめの案・告示前)
「科学的な探究」の過程として小中高で用語をそろえる方向(例:「課題の設定」「仮説の設定」「検証計画の立案」「考察・結論」「表現・伝達」)。言い換えは妨げない。
「科学的な探究」の過程として小中高で用語をそろえる方向(例:「課題の設定」「仮説の設定」「検証計画の立案」「考察・結論」「表現・伝達」)。言い換えは妨げない。
理科高校の必履修科目の組合せ
現行
「科学と人間生活」+「○○基礎」1科目(4単位)、または「○○基礎」3科目(6単位)のどちらか。
「科学と人間生活」+「○○基礎」1科目(4単位)、または「○○基礎」3科目(6単位)のどちらか。
次期(審議まとめの案・告示前)
上の2通りに加え、「科学と人間生活(8新単位)」1科目を新設することが適当とされた。組合せは8新単位・8新単位・12新単位の3通りになる案。
上の2通りに加え、「科学と人間生活(8新単位)」1科目を新設することが適当とされた。組合せは8新単位・8新単位・12新単位の3通りになる案。
理科「科学と人間生活」の学び方
現行
物理・化学・生物・地学に関する各項目で、それぞれ2つのうち1つを選んで学ぶ。
物理・化学・生物・地学に関する各項目で、それぞれ2つのうち1つを選んで学ぶ。
次期(審議まとめの案・告示前)
両方を学ぶことも可能にすることが適当とされた(その場合は4単位程度=8新単位)。内容も中学校とのつながりと身近さを重視して見直す方向。
両方を学ぶことも可能にすることが適当とされた(その場合は4単位程度=8新単位)。内容も中学校とのつながりと身近さを重視して見直す方向。
P188 ※内容構成の新旧は資料編m3 P25(理⑮)
理科高校理科の標準単位数
現行
科学と人間生活2、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎 各2、物理・化学・生物・地学 各4(単位)。
科学と人間生活2、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎 各2、物理・化学・生物・地学 各4(単位)。
次期(審議まとめの案・告示前)
科学と人間生活「4 or 8」、各「○○基礎」4、各「○○」8(新単位)とする案(P82「構成(案)」)。
科学と人間生活「4 or 8」、各「○○基礎」4、各「○○」8(新単位)とする案(P82「構成(案)」)。
P82 ※総論の単位数表(P82)。1新単位=50分×17コマ(P46)
理数目標で示す資質・能力
現行
「課題を解決するために必要な資質・能力」
「課題を解決するために必要な資質・能力」
次期(審議まとめの案・告示前)
「数理的・科学的に探究する資質・能力」(課題解決型以外の探究もあるため)
「数理的・科学的に探究する資質・能力」(課題解決型以外の探究もあるため)
P197 ※目標全体の現行・改訂案の並記は資料編m3 P27(理数①)
理数見方・考え方
現行
数学的な見方・考え方や理科の見方・考え方を組み合わせるなどして働かせる。
数学的な見方・考え方や理科の見方・考え方を組み合わせるなどして働かせる。
次期(審議まとめの案・告示前)
対象を「事象や社会の課題、言説」とし、「数理的・科学的」な視点から捉え、批判的思考の重要性をふまえて考察する。
対象を「事象や社会の課題、言説」とし、「数理的・科学的」な視点から捉え、批判的思考の重要性をふまえて考察する。
P197 ※現行の記述と改訂案の全文は資料編m3 P27・P28(理数①②)
理数学びに向かう力(情意・感性)
現行
粘り強く考え行動する態度や倫理的な態度などを規定。
粘り強く考え行動する態度や倫理的な態度などを規定。
次期(審議まとめの案・告示前)
倫理的な態度・粘り強く探究する態度は引き続き示しつつ、知的好奇心や問題意識、他者と対話・協働して学びを調整する態度を加える。情意・感性は「数理的・科学的な美しさや不思議さを感じる感性」などで整理。
倫理的な態度・粘り強く探究する態度は引き続き示しつつ、知的好奇心や問題意識、他者と対話・協働して学びを調整する態度を加える。情意・感性は「数理的・科学的な美しさや不思議さを感じる感性」などで整理。
P197 ※現行の規定は資料編m3 P27(理数①)
理数探究の対象とする事象の例示
現行
社会的事象や学際的領域も想定されているが、学校現場では選ばれにくいとの指摘がある。
社会的事象や学際的領域も想定されているが、学校現場では選ばれにくいとの指摘がある。
次期(審議まとめの案・告示前)
科学的・数学的なものに偏らず、文理横断・文理融合(STEAM)の課題も充実させることが望ましいとされた。数学的事象の例示への追加も検討すべきとされた。
科学的・数学的なものに偏らず、文理横断・文理融合(STEAM)の課題も充実させることが望ましいとされた。数学的事象の例示への追加も検討すべきとされた。
理数指導する教師
現行
指導の担当を数学や理科の教師以外にも広げるべきとの指摘がある(課題として記述)。
指導の担当を数学や理科の教師以外にも広げるべきとの指摘がある(課題として記述)。
次期(審議まとめの案・告示前)
数学・理科担当に限らない全校での指導体制の構築が望ましいとされた。国が仕掛けづくりの好事例を周知し、数学・理科の探究的な学びとの関係を示す必要があるとされた。
数学・理科担当に限らない全校での指導体制の構築が望ましいとされた。国が仕掛けづくりの好事例を周知し、数学・理科の探究的な学びとの関係を示す必要があるとされた。
生活目標の柱書の学び方の言葉
現行
「具体的な活動や体験」を通して学ぶ。
「具体的な活動や体験」を通して学ぶ。
次期(審議まとめの案・告示前)
「身体性を伴う体験と多様な表現活動」を通して学ぶ。体験(内化)と表現(外化)の行き来をはっきりさせる。
「身体性を伴う体験と多様な表現活動」を通して学ぶ。体験(内化)と表現(外化)の行き来をはっきりさせる。
生活内容の示し方
現行
資質・能力の3つの柱に分けずに内容を示している(「知識及び技能の基礎」「思考力、判断力、表現力等の基礎」と「の基礎」を付ける)。
資質・能力の3つの柱に分けずに内容を示している(「知識及び技能の基礎」「思考力、判断力、表現力等の基礎」と「の基礎」を付ける)。
次期(審議まとめの案・告示前)
この方針を続け、3つの柱を一体として一文で示す。「統合的な理解・総合的な発揮」も3つの階層ごとに一文で示す。
この方針を続け、3つの柱を一体として一文で示す。「統合的な理解・総合的な発揮」も3つの階層ごとに一文で示す。
P205 ※大きな変更ではなく現行方針の継続
生活架け橋期のカリキュラムとスタートカリキュラム
現行
スタートカリキュラムは各学校で作るよう求めているが、架け橋期のカリキュラムは全ての学校には求めておらず、関係が分かりにくい。
スタートカリキュラムは各学校で作るよう求めているが、架け橋期のカリキュラムは全ての学校には求めておらず、関係が分かりにくい。
次期(審議まとめの案・告示前)
架け橋期のカリキュラムを「5歳児のカリキュラム」と「1年生のカリキュラム(スタートカリキュラム)」の総称と位置付ける。スタートカリキュラムの期間は柔軟に設定できると明確化。
架け橋期のカリキュラムを「5歳児のカリキュラム」と「1年生のカリキュラム(スタートカリキュラム)」の総称と位置付ける。スタートカリキュラムの期間は柔軟に設定できると明確化。
生活合科的・関連的な指導の時期
現行
入学当初の時期に限られ、年間を通じた取組になっていない場合が多い(現状の課題として指摘)。
入学当初の時期に限られ、年間を通じた取組になっていない場合が多い(現状の課題として指摘)。
次期(審議まとめの案・告示前)
各教科との関連をスタートカリキュラムや年間指導計画に位置付け、1年間を見通して計画的に行う(接続の「見える化」)。
各教科との関連をスタートカリキュラムや年間指導計画に位置付け、1年間を見通して計画的に行う(接続の「見える化」)。
生活動物飼育
現行
学校で動物を飼育する。飼う動物は魚や昆虫など、哺乳類や鳥類に限らない。
学校で動物を飼育する。飼う動物は魚や昆虫など、哺乳類や鳥類に限らない。
次期(審議まとめの案・告示前)
学校での飼育を基本としつつ、他の持ち主からの借用(ホスティング)や、近くの施設・団体の動物と継続的に触れ合うことも学校での飼育と同等の扱いと明確化。
学校での飼育を基本としつつ、他の持ち主からの借用(ホスティング)や、近くの施設・団体の動物と継続的に触れ合うことも学校での飼育と同等の扱いと明確化。
生活学習評価
現行
生活科の節には現行の評価方法の記述がないため current は空欄
生活科の節には現行の評価方法の記述がないため current は空欄
次期(審議まとめの案・告示前)
他教科と同様に観点別評価を行う案。「学びに向かう力」は個人内評価で総合所見欄などに反映し、「見取る姿」の継続的な発揮が見られたら「思・判・表」に「○」を付ける。
他教科と同様に観点別評価を行う案。「学びに向かう力」は個人内評価で総合所見欄などに反映し、「見取る姿」の継続的な発揮が見られたら「思・判・表」に「○」を付ける。
生活見方・考え方
現行
本文・資料編に現行の生活科の見方・考え方の文言が示されていないため current は空欄(資料編m3 P34 生①は改訂案のみ)
本文・資料編に現行の生活科の見方・考え方の文言が示されていないため current は空欄(資料編m3 P34 生①は改訂案のみ)
次期(審議まとめの案・告示前)
①対象=「身近な人々、社会及び自然」、②視点=「自分との関わりで捉える」、③考え方=「よりよい生活に向けて思いや願いを実現しようとすること」の3つの要素で整理する。
①対象=「身近な人々、社会及び自然」、②視点=「自分との関わりで捉える」、③考え方=「よりよい生活に向けて思いや願いを実現しようとすること」の3つの要素で整理する。
芸術(音楽・図画工作・美術・書道等)小学校音楽の表現の区分
現行
「歌唱」「器楽」「音楽づくり」の3つに分かれ、歌唱と器楽で別々に事項が示されている。
「歌唱」「器楽」「音楽づくり」の3つに分かれ、歌唱と器楽で別々に事項が示されている。
次期(審議まとめの案・告示前)
「歌唱・器楽」と「音楽づくり」の2つに整理し、歌唱と器楽に共通する事項はまとめて示す。
「歌唱・器楽」と「音楽づくり」の2つに整理し、歌唱と器楽に共通する事項はまとめて示す。
芸術(音楽・図画工作・美術・書道等)図画工作・美術・工芸の「思考・判断・表現」と「技能」の線引き
現行
発想や構想をする段階は「思考・判断・表現」、材料や用具を使い工夫して表す段階は「技能」と位置付けている。
発想や構想をする段階は「思考・判断・表現」、材料や用具を使い工夫して表す段階は「技能」と位置付けている。
次期(審議まとめの案・告示前)
発想や構想をし、工夫して表現するまでのつながり全体を「思考・判断・表現」として示す。
発想や構想をし、工夫して表現するまでのつながり全体を「思考・判断・表現」として示す。
芸術(音楽・図画工作・美術・書道等)小学校音楽の具体的な記述(調性など)
現行
第5・6学年の歌唱・器楽の技能に「ハ長調及びイ短調の楽譜を見たりして」歌う・演奏する、と具体的に示している。
第5・6学年の歌唱・器楽の技能に「ハ長調及びイ短調の楽譜を見たりして」歌う・演奏する、と具体的に示している。
次期(審議まとめの案・告示前)
「ハ長調・イ短調」のような具体性の高い記述は、内容の取扱いへの移行を検討する。
「ハ長調・イ短調」のような具体性の高い記述は、内容の取扱いへの移行を検討する。
芸術(音楽・図画工作・美術・書道等)書道の指導事項の示し方
現行
漢字仮名交じりの書・漢字の書・仮名の書と鑑賞のそれぞれの事項で、字形や全体の構成などを具体的に示している。
漢字仮名交じりの書・漢字の書・仮名の書と鑑賞のそれぞれの事項で、字形や全体の構成などを具体的に示している。
次期(審議まとめの案・告示前)
〔共通事項〕で「書を構成する要素などの働き・関係」として整理し、学校の実態に応じて柔軟に指導できるようにする。
〔共通事項〕で「書を構成する要素などの働き・関係」として整理し、学校の実態に応じて柔軟に指導できるようにする。
芸術(音楽・図画工作・美術・書道等)高校芸術科で学ぶ内容
現行
選択した科目の専門に関する内容が中心で、教科目標の「芸術との関わり」が意識されにくい。
選択した科目の専門に関する内容が中心で、教科目標の「芸術との関わり」が意識されにくい。
次期(審議まとめの案・告示前)
Ⅰを付した科目の導入で芸術の全体像や学ぶ意味を考え、まとめの段階で芸術分野の探究的な学習を行うなど、「芸術そのもの」を学ぶ機会を設ける。
Ⅰを付した科目の導入で芸術の全体像や学ぶ意味を考え、まとめの段階で芸術分野の探究的な学習を行うなど、「芸術そのもの」を学ぶ機会を設ける。
芸術(音楽・図画工作・美術・書道等)学習評価(総括のしかた)
現行
短い題材でも3観点すべてを評価しようとして記録に残す評価だけになったり、完成作品だけで技能や思考・判断・表現を評価したりする実態がある。
短い題材でも3観点すべてを評価しようとして記録に残す評価だけになったり、完成作品だけで技能や思考・判断・表現を評価したりする実態がある。
次期(審議まとめの案・告示前)
複数の題材・単元・区分でまとめて総括的評価をしてもよい。形成的評価を重視し、思考・判断・表現は学習の過程の中の姿でとらえる。
複数の題材・単元・区分でまとめて総括的評価をしてもよい。形成的評価を重視し、思考・判断・表現は学習の過程の中の姿でとらえる。
P221 ※現行側は本文の「現状の課題」として書かれている実態
芸術(音楽・図画工作・美術・書道等)高校芸術科の標準単位数
現行
音楽Ⅰ〜Ⅲ、美術Ⅰ〜Ⅲ、工芸Ⅰ〜Ⅲ、書道Ⅰ〜Ⅲ 各2単位
音楽Ⅰ〜Ⅲ、美術Ⅰ〜Ⅲ、工芸Ⅰ〜Ⅲ、書道Ⅰ〜Ⅲ 各2単位
次期(審議まとめの案・告示前)
同じ12科目で各4新単位とする案。必履修の芸術(Ⅰの科目)は減単不可とすべきとされた。
同じ12科目で各4新単位とする案。必履修の芸術(Ⅰの科目)は減単不可とすべきとされた。
家庭領域(内容)の構成
現行
A 家族・家庭生活/B 衣食住の生活/C 消費生活・環境(高校はさらにD ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動)
A 家族・家庭生活/B 衣食住の生活/C 消費生活・環境(高校はさらにD ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動)
次期(審議まとめの案・告示前)
A 家族・家庭と生涯発達/B 生活の経営と消費生活/C 食生活/D 衣生活/E 住生活(いずれも仮称)。「家庭総合」のみF 総合生活実践(仮称)を加えた6領域。
A 家族・家庭と生涯発達/B 生活の経営と消費生活/C 食生活/D 衣生活/E 住生活(いずれも仮称)。「家庭総合」のみF 総合生活実践(仮称)を加えた6領域。
P230 ※現行の構成は資料編m3 P104の図による
家庭中学校の教科の形
現行
技術・家庭科(家庭分野)。免許・担当教員は別だが、評定は1つの教科として記載。
技術・家庭科(家庭分野)。免許・担当教員は別だが、評定は1つの教科として記載。
次期(審議まとめの案・告示前)
家庭科を独立の教科とし、技術分野は「情報・技術科」とすることが適当とされた。
家庭科を独立の教科とし、技術分野は「情報・技術科」とすることが適当とされた。
家庭ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動(高校)
現行
独立した領域として位置付けられている。
独立した領域として位置付けられている。
次期(審議まとめの案・告示前)
各領域の中に位置付ける「生活の課題と実践」(仮称)とし、「個人探究(ホームプロジェクト)」(仮称)と「協働探究(学校家庭クラブ活動)」(仮称)を家庭基礎・家庭総合のどちらでも実施。
各領域の中に位置付ける「生活の課題と実践」(仮称)とし、「個人探究(ホームプロジェクト)」(仮称)と「協働探究(学校家庭クラブ活動)」(仮称)を家庭基礎・家庭総合のどちらでも実施。
家庭「家庭総合」の履修年次
現行
複数年次に分けて履修する場合は原則として連続する2か年。内容のCは原則として入学年次とその次の年次の2か年のうちに取り上げる。
複数年次に分けて履修する場合は原則として連続する2か年。内容のCは原則として入学年次とその次の年次の2か年のうちに取り上げる。
次期(審議まとめの案・告示前)
連続2か年の規定を見直し、隔年での実施なども可能に。2か年のうちに取り上げる規定はB領域(生活の経営と消費生活)として明記。
連続2か年の規定を見直し、隔年での実施なども可能に。2か年のうちに取り上げる規定はB領域(生活の経営と消費生活)として明記。
家庭「家庭基礎」と「家庭総合」の違い
現行
科目の目標や学習内容に明確な差異が見いだしにくく、教科書の記述にも大きな差がない。
科目の目標や学習内容に明確な差異が見いだしにくく、教科書の記述にも大きな差がない。
次期(審議まとめの案・告示前)
家庭基礎=生活を営み家庭や地域の生活を「支える」力、家庭総合=多面的に生活を捉え家庭や地域の生活を「向上させる」力を育てる科目として趣旨を明確化。
家庭基礎=生活を営み家庭や地域の生活を「支える」力、家庭総合=多面的に生活を捉え家庭や地域の生活を「向上させる」力を育てる科目として趣旨を明確化。
家庭見方・考え方
現行
「協力・協働」「健康・快適・安全」「生活文化の継承・創造」「持続可能な社会の構築」等の事項を示していた。
「協力・協働」「健康・快適・安全」「生活文化の継承・創造」「持続可能な社会の構築」等の事項を示していた。
次期(審議まとめの案・告示前)
家庭科の本質に焦点化して短く示し、小・中・高で統一。上記の要素は「統合的な理解・総合的な発揮」の中で内容に即して示す。
家庭科の本質に焦点化して短く示し、小・中・高で統一。上記の要素は「統合的な理解・総合的な発揮」の中で内容に即して示す。
P229 ※新しい見方・考え方の案文は資料編m3 P94
家庭中学校の消費生活の項目
現行
C(1)「金銭の管理と購入」とC(2)「消費者の権利と責任」に分かれている。
C(1)「金銭の管理と購入」とC(2)「消費者の権利と責任」に分かれている。
次期(審議まとめの案・告示前)
新しいB領域で整理・統合し、消費と環境を一体的に学ぶ。思考・判断・表現の指導事項も統合。
新しいB領域で整理・統合し、消費と環境を一体的に学ぶ。思考・判断・表現の指導事項も統合。
家庭住まいの働き・家庭内事故の防ぎ方
現行
小学校B(6)ア(ア)「住まいの主な働き」、中学校B(6)ア(イ)「家庭内事故の防ぎ方など」で扱う。
小学校B(6)ア(ア)「住まいの主な働き」、中学校B(6)ア(イ)「家庭内事故の防ぎ方など」で扱う。
次期(審議まとめの案・告示前)
高校へ移管。家庭内の事故の防ぎ方は高校の「ライフステージに応じた住生活」で重点的に学ぶ。
高校へ移管。家庭内の事故の防ぎ方は高校の「ライフステージに応じた住生活」で重点的に学ぶ。
情報・技術、情報中学校での位置付け
現行
技術・家庭科の「技術分野」。A材料と加工、B生物育成、Cエネルギー変換、D情報の技術の4領域で、評定は家庭分野と合わせて1教科。
技術・家庭科の「技術分野」。A材料と加工、B生物育成、Cエネルギー変換、D情報の技術の4領域で、評定は家庭分野と合わせて1教科。
次期(審議まとめの案・告示前)
家庭科と分けて独立させた新教科「情報・技術科」とする案。「情報技術」領域と「情報を基盤とした生産技術」領域の2領域。
家庭科と分けて独立させた新教科「情報・技術科」とする案。「情報技術」領域と「情報を基盤とした生産技術」領域の2領域。
情報・技術、情報中学校での情報技術の学習
現行
デジタル技術の学習が「D情報の技術」に閉じ、コンピュータやネットワークの仕組み、データ活用が十分に扱われていない。他の3領域ではデジタル技術との関連が図られていない。
デジタル技術の学習が「D情報の技術」に閉じ、コンピュータやネットワークの仕組み、データ活用が十分に扱われていない。他の3領域ではデジタル技術との関連が図られていない。
次期(審議まとめの案・告示前)
「情報技術」領域を独立させ、デジタル化・自動化・システム化を段階的に学ぶ。生産技術でも3Dプリンターやセンサーのデータなどを活用し、両方を組み合わせる「技術の統合」を新設する案。
「情報技術」領域を独立させ、デジタル化・自動化・システム化を段階的に学ぶ。生産技術でも3Dプリンターやセンサーのデータなどを活用し、両方を組み合わせる「技術の統合」を新設する案。
情報・技術、情報小学校での情報の学習
現行
教科等に明確な位置付けがなく、授業時数や指導内容の具体も示されていないため、地域や学校による差が大きい。コンピュータやネットワークの仕組みは扱われていない。
教科等に明確な位置付けがなく、授業時数や指導内容の具体も示されていないため、地域や学校による差が大きい。コンピュータやネットワークの仕組みは扱われていない。
次期(審議まとめの案・告示前)
総合的な探究の時間に「情報の領域」を加え、3・4年は各学年最大30コマ程度、5・6年は各学年最大35コマ程度を目安に、仕組みの理解やAIも含めて系統的に学ぶ案。
総合的な探究の時間に「情報の領域」を加え、3・4年は各学年最大30コマ程度、5・6年は各学年最大35コマ程度を目安に、仕組みの理解やAIも含めて系統的に学ぶ案。
情報・技術、情報情報活用能力のとらえ方
現行
「情報及び情報技術を活用する力」として、学習の基盤となる資質・能力に位置付け。
「情報及び情報技術を活用する力」として、学習の基盤となる資質・能力に位置付け。
次期(審議まとめの案・告示前)
情報活用能力は「情報技術の活用」に絞って整理し、「情報の活用」は各教科で育てる。「活用」「適切な取扱い」「特性の理解」の3要素で小中高を通して整理。
情報活用能力は「情報技術の活用」に絞って整理し、「情報の活用」は各教科で育てる。「活用」「適切な取扱い」「特性の理解」の3要素で小中高を通して整理。
情報・技術、情報高校情報科の科目と単位
現行
情報Ⅰ(共通必履修、2単位)と情報Ⅱ(選択、2単位)。
情報Ⅰ(共通必履修、2単位)と情報Ⅱ(選択、2単位)。
次期(審議まとめの案・告示前)
情報Ⅰ・情報Ⅱの構成は維持し、標準単位数はともに4新単位(1新単位=17コマ)。情報Ⅱは追加で単位を配当できる例を解説等で示し、柔軟に配当できるようにする案。
情報Ⅰ・情報Ⅱの構成は維持し、標準単位数はともに4新単位(1新単位=17コマ)。情報Ⅱは追加で単位を配当できる例を解説等で示し、柔軟に配当できるようにする案。
情報・技術、情報高校情報科の内容項目
現行
情報Ⅰは「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」の4項目。AIやデータの学習、探究的な学びが十分でなく、仕組みやセキュリティが複数項目に分散。
情報Ⅰは「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」の4項目。AIやデータの学習、探究的な学びが十分でなく、仕組みやセキュリティが複数項目に分散。
次期(審議まとめの案・告示前)
情報Ⅰは「情報の仕組みと社会との関わり」「情報デザインとデザイン思考」「データ分析とモデル化・シミュレーション」「アルゴリズムとシステム開発」「PBLによる課題解決の実践」。情報Ⅱには「社会課題とデータサイエンス」「AI」などを新設する案(すべて仮称)。
情報Ⅰは「情報の仕組みと社会との関わり」「情報デザインとデザイン思考」「データ分析とモデル化・シミュレーション」「アルゴリズムとシステム開発」「PBLによる課題解決の実践」。情報Ⅱには「社会課題とデータサイエンス」「AI」などを新設する案(すべて仮称)。
情報・技術、情報プログラミング的思考
現行
前回改訂で小・中・高を通じたプログラミング教育を充実したが、内容や指導にばらつきがあり、問題解決にプログラミングを使う学習も十分でない。
前回改訂で小・中・高を通じたプログラミング教育を充実したが、内容や指導にばらつきがあり、問題解決にプログラミングを使う学習も十分でない。
次期(審議まとめの案・告示前)
AIへの指示も含め、作ったものを論理的・批判的に評価・改善し、責任を持って使うまでを含む考え方に捉え直し、小学校だけでなく中学・高校でも育てる。
AIへの指示も含め、作ったものを論理的・批判的に評価・改善し、責任を持って使うまでを含む考え方に捉え直し、小学校だけでなく中学・高校でも育てる。
情報・技術、情報中学校での学習の順序
現行
技術分野は第1学年の導入で各領域に触れることのほかは、学習の順序や学年の割り振りを定めていない。
技術分野は第1学年の導入で各領域に触れることのほかは、学習の順序や学年の割り振りを定めていない。
次期(審議まとめの案・告示前)
学習順序は引き続き先生の裁量にまかせる。調整授業時数制度の対象にもなる(35コマ以下になれば第3学年のみ対象外)。
学習順序は引き続き先生の裁量にまかせる。調整授業時数制度の対象にもなる(35コマ以下になれば第3学年のみ対象外)。
体育・保健体育公正・協力・責任などの態度の位置づけ
現行
「学びに向かう力、人間性等」の中に、愛好的な態度と並んで公正、協力、責任、参画、共生、健康・安全の態度が位置付けられている。
「学びに向かう力、人間性等」の中に、愛好的な態度と並んで公正、協力、責任、参画、共生、健康・安全の態度が位置付けられている。
次期(審議まとめの案・告示前)
これらは「運動との関わり方」として「知識及び技能」を中心に整理し直す方向。愛好的な態度は「運動やスポーツの多様な楽しみ方を目指す態度(仮称)」として「学びに向かう力」に残す。
これらは「運動との関わり方」として「知識及び技能」を中心に整理し直す方向。愛好的な態度は「運動やスポーツの多様な楽しみ方を目指す態度(仮称)」として「学びに向かう力」に残す。
体育・保健体育体育の12年間の時期の分け方
現行
小1〜4「各種の運動の基礎を培う時期」、小5〜中2「多くの領域の学習を経験する時期」、中3〜高3「卒業後も運動やスポーツに多様な形で関わることができるようにする時期」。
小1〜4「各種の運動の基礎を培う時期」、小5〜中2「多くの領域の学習を経験する時期」、中3〜高3「卒業後も運動やスポーツに多様な形で関わることができるようにする時期」。
次期(審議まとめの案・告示前)
4年ごとの区切りは保ちつつ、小5〜中2を「多くの領域の運動を経験しスポーツの基礎に触れる時期」、中3以降を「卒業後も運動やスポーツに多様な楽しみ方で豊かに関わることができるようにする時期」と再整理。小1〜4は「遊び」の要素を取り入れた学習に。
4年ごとの区切りは保ちつつ、小5〜中2を「多くの領域の運動を経験しスポーツの基礎に触れる時期」、中3以降を「卒業後も運動やスポーツに多様な楽しみ方で豊かに関わることができるようにする時期」と再整理。小1〜4は「遊び」の要素を取り入れた学習に。
体育・保健体育体育の領域名「体育理論」
現行
中学校・高校に「体育理論」の領域がある(中学校:運動やスポーツの多様性など、高校:スポーツの文化的特性や現代のスポーツの発展など)。
中学校・高校に「体育理論」の領域がある(中学校:運動やスポーツの多様性など、高校:スポーツの文化的特性や現代のスポーツの発展など)。
次期(審議まとめの案・告示前)
領域名を「スポーツ理論」に改め、改正スポーツ基本法の趣旨にも留意して内容を改善する案。
領域名を「スポーツ理論」に改め、改正スポーツ基本法の趣旨にも留意して内容を改善する案。
P270 ※現行の内容構成は資料編m3 P207(保体⑲)
体育・保健体育高2以上で求める技能の水準
現行
学校段階が上がるにつれて技能の内容が積み上がっていく(例:ベースボール型で中3・高校の技能の記述が中1〜2より高度になる)。
学校段階が上がるにつれて技能の内容が積み上がっていく(例:ベースボール型で中3・高校の技能の記述が中1〜2より高度になる)。
次期(審議まとめの案・告示前)
高2以上(最終段階)で示す技能は、現行の中3〜高1程度を置くことを基本に全体の系統を整理。発展的な学習の余地は示す。
高2以上(最終段階)で示す技能は、現行の中3〜高1程度を置くことを基本に全体の系統を整理。発展的な学習の余地は示す。
P272 ※ベースボール型の現行と改善イメージの例は資料編m3 P211(保体㉓)
体育・保健体育学習指導要領での運動の示し方
現行
「○○(運動)では、XXをする」のように、具体的な運動を限定して示していると読み取れる部分があり、教師・子ども双方の負担になる面がある。
「○○(運動)では、XXをする」のように、具体的な運動を限定して示していると読み取れる部分があり、教師・子ども双方の負担になる面がある。
次期(審議まとめの案・告示前)
小4までは具体的な運動のやり方を示すのをやめ、身に付けたい「動き」を軸に示す方向。小5以降も運動や種目の示し方を柔軟にする方向で検討。各領域は2年間のまとまりで計画的に学ぶ。
小4までは具体的な運動のやり方を示すのをやめ、身に付けたい「動き」を軸に示す方向。小5以降も運動や種目の示し方を柔軟にする方向で検討。各領域は2年間のまとまりで計画的に学ぶ。
体育・保健体育保健の学校段階ごとの学び方
現行
小学校「身近な生活における健康・安全に関する基礎的な内容」、中学校「個人生活における健康・安全に関する内容」、高校「個人及び社会生活における健康・安全に関する内容」のスパイラル構造。
小学校「身近な生活における健康・安全に関する基礎的な内容」、中学校「個人生活における健康・安全に関する内容」、高校「個人及び社会生活における健康・安全に関する内容」のスパイラル構造。
次期(審議まとめの案・告示前)
小学校は「身近な生活を中心とした」内容を実践的に、中学校は「個人生活を中心とした」内容を科学的に、高校は個人及び社会生活の内容を総合的に学ぶ系統に再整理。健康・安全の「概念」と「それに関わる原則」をスパイラルで深める。
小学校は「身近な生活を中心とした」内容を実践的に、中学校は「個人生活を中心とした」内容を科学的に、高校は個人及び社会生活の内容を総合的に学ぶ系統に再整理。健康・安全の「概念」と「それに関わる原則」をスパイラルで深める。
体育・保健体育体育・保健の「見方・考え方」
現行
体育は、運動やスポーツを価値や特性に着目し、楽しさや喜びとともに体力の向上に果たす役割の視点から捉え、「する・みる・支える・知る」の多様な関わり方と関連付けること(92字)。
体育は、運動やスポーツを価値や特性に着目し、楽しさや喜びとともに体力の向上に果たす役割の視点から捉え、「する・みる・支える・知る」の多様な関わり方と関連付けること(92字)。
次期(審議まとめの案・告示前)
体育は、運動やスポーツを心身の充実に果たす役割や多様な楽しみ方の視点から捉え、自他の豊かな生活と活力あふれる社会づくりにつなげること。全学校種で1つにそろえ、短く分かりやすく示す。
体育は、運動やスポーツを心身の充実に果たす役割や多様な楽しみ方の視点から捉え、自他の豊かな生活と活力あふれる社会づくりにつなげること。全学校種で1つにそろえ、短く分かりやすく示す。
P267 ※現行と改善案の文案は資料編m3 P192(保体④)。本文P267は改善の方向性のみ
体育・保健体育高校専門学科の教科名
現行
専門学科の教科名は「体育」。科目はスポーツ概論、スポーツⅠ〜Ⅵ、スポーツ総合演習。実際の指導は「する」に関する実践が多い。
専門学科の教科名は「体育」。科目はスポーツ概論、スポーツⅠ〜Ⅵ、スポーツ総合演習。実際の指導は「する」に関する実践が多い。
次期(審議まとめの案・告示前)
教科名を「スポーツ」に改める案。現行の科目構成を基本に、スポーツの推進・発展の担い手の育成を軸にする。
教科名を「スポーツ」に改める案。現行の科目構成を基本に、スポーツの推進・発展の担い手の育成を軸にする。
産業教育(専門教科)学習指導要領の内容の示し方
現行
各科目の内容が「〔指導項目〕を指導する」という指導項目ベースで示されている(例:建築構造「(1)建築構造の概要」)。
各科目の内容が「〔指導項目〕を指導する」という指導項目ベースで示されている(例:建築構造「(1)建築構造の概要」)。
次期(審議まとめの案・告示前)
「何ができるようになるか」の視点から資質・能力ベースの書き方に改めるべきとされた。「知識・技能」と「思考・判断・表現」を並べた表の形で示す案。
「何ができるようになるか」の視点から資質・能力ベースの書き方に改めるべきとされた。「知識・技能」と「思考・判断・表現」を並べた表の形で示す案。
産業教育(専門教科)資質・能力の観点の名前
現行
専門教科では「知識及び技術」という観点を使ってきた。
専門教科では「知識及び技術」という観点を使ってきた。
次期(審議まとめの案・告示前)
「知識及び技能」とし、三つの柱を「知・技」「思・判・表」「学びに向かう力」の表現に整理するべきとされた。
「知識及び技能」とし、三つの柱を「知・技」「思・判・表」「学びに向かう力」の表現に整理するべきとされた。
産業教育(専門教科)「課題研究」の位置づけ
現行
実践的・探究的な学びは主に卒業年次の「課題研究」で行われ、内容は「指導事項」ベースで示されている。
実践的・探究的な学びは主に卒業年次の「課題研究」で行われ、内容は「指導事項」ベースで示されている。
次期(審議まとめの案・告示前)
解説で履修学年を示さず、探究課題・指導内容は各学校に委ねる方向。内容は身に付けるべき資質・能力や配慮事項中心とし、導入段階で実社会・実生活の課題を探究する活動を入れるべきとされた。
解説で履修学年を示さず、探究課題・指導内容は各学校に委ねる方向。内容は身に付けるべき資質・能力や配慮事項中心とし、導入段階で実社会・実生活の課題を探究する活動を入れるべきとされた。
産業教育(専門教科)専門教科による「情報Ⅰ」の代替
現行
「同様の成果が期待される場合」に代替が認められ、解説では各専門教科の情報に関する科目で「情報Ⅰ」と代替することが例示されている。多くの専門学科で代替が行われている。
「同様の成果が期待される場合」に代替が認められ、解説では各専門教科の情報に関する科目で「情報Ⅰ」と代替することが例示されている。多くの専門学科で代替が行われている。
次期(審議まとめの案・告示前)
代替の規定自体は妥当としつつ、安易な代替が行われないよう解説の例示の記述を見直し、代替する場合の配慮事項をさらに示す方向。
代替の規定自体は妥当としつつ、安易な代替が行われないよう解説の例示の記述を見直し、代替する場合の配慮事項をさらに示す方向。
産業教育(専門教科)ホームプロジェクトの授業時数への充当
現行
総則で、ホームプロジェクトについて各教科・科目の授業時数の10分の2以内を充てることができるとされている。
総則で、ホームプロジェクトについて各教科・科目の授業時数の10分の2以内を充てることができるとされている。
次期(審議まとめの案・告示前)
この規定を削除し、必要な場合は関連する科目や学校外の学修の単位認定などで単位として認める方向。
この規定を削除し、必要な場合は関連する科目や学校外の学修の単位認定などで単位として認める方向。
産業教育(専門教科)産業界等との連携
現行
約90%の専門高校で取り組まれているが、数回の出前授業や講演にとどまるなど、単発的で学校全体として持続的になっていない例がある。
約90%の専門高校で取り組まれているが、数回の出前授業や講演にとどまるなど、単発的で学校全体として持続的になっていない例がある。
次期(審議まとめの案・告示前)
共通の目的を共有し、計画から評価まで一貫した持続的な協働関係をめざす。「課題研究」などで取扱いを明示する必要があるとされ、外部人材からの評価材料も積極的に加味する方向。
共通の目的を共有し、計画から評価まで一貫した持続的な協働関係をめざす。「課題研究」などで取扱いを明示する必要があるとされ、外部人材からの評価材料も積極的に加味する方向。
産業教育(専門教科)産業教育の目標(思考・判断・表現)
現行
これまで産業教育では「倫理観」や「合理的」という要素を重視してきた。
これまで産業教育では「倫理観」や「合理的」という要素を重視してきた。
次期(審議まとめの案・告示前)
「倫理観」「合理的」は引き続き示しつつ、データを集めて分析し考察することを前提に「科学的な根拠に基づいて探究」することを新たに明示し、「合理的かつ創造的に解決する力」を養うとする目標の案が示された。
「倫理観」「合理的」は引き続き示しつつ、データを集めて分析し考察することを前提に「科学的な根拠に基づいて探究」することを新たに明示し、「合理的かつ創造的に解決する力」を養うとする目標の案が示された。
P291 ※目標・見方・考え方の素案と各教科の見方・考え方イメージは資料編m4 P49(産①)
産業教育(専門教科)専門教科「情報」の科目構成
現行
本文に現行の情報科の科目構成の記述がないため current は空欄
本文に現行の情報科の科目構成の記述がないため current は空欄
次期(審議まとめの案・告示前)
「データサイエンス、AI」分野を新設する方向で科目構成を整理し直す。「情報システム・構築分野」「情報デザイン・社会表現分野」「データ・AI分野」それぞれに「基礎的な科目群」と「統合・発展科目」を新設して構造化する案。
「データサイエンス、AI」分野を新設する方向で科目構成を整理し直す。「情報システム・構築分野」「情報デザイン・社会表現分野」「データ・AI分野」それぞれに「基礎的な科目群」と「統合・発展科目」を新設して構造化する案。
道徳授業の進め方
現行
1授業で1つの読み物教材を扱うことが多い。学習指導要領には「一つの内容項目を複数の時間で扱う指導」も例として書かれている。
1授業で1つの読み物教材を扱うことが多い。学習指導要領には「一つの内容項目を複数の時間で扱う指導」も例として書かれている。
次期(審議まとめの案・告示前)
1つの教材を翌週にまたがるなど複数コマで扱い、2コマ目に「深める教材」や問題解決的・体験的な学習を組み合わせて「じっくりと深く学ぶ」。
1つの教材を翌週にまたがるなど複数コマで扱い、2コマ目に「深める教材」や問題解決的・体験的な学習を組み合わせて「じっくりと深く学ぶ」。
道徳教科書の教材構成
現行
各学年の教科書に35コマ分のいわゆる「読み物教材」が載っているのが基本。
各学年の教科書に35コマ分のいわゆる「読み物教材」が載っているのが基本。
次期(審議まとめの案・告示前)
読み物教材を精選し、「深める教材」と合わせて35コマ分に。深める教材の目安は中学校13、小学校高学年8、中学年4、低学年0。
読み物教材を精選し、「深める教材」と合わせて35コマ分に。深める教材の目安は中学校13、小学校高学年8、中学年4、低学年0。
P312 ※資料編m4 P88では、教科書のイメージであり現場の実践を制限しない、「深める教材」も使わなければならないものではないと注記。示し方は教科書検定基準との関係も含め今後検討(P312注)。
道徳問題解決的な学習で扱う「問題」の例
現行
平成28年の報告で4項目(価値が実現されていない問題、理解不足や誤解の問題、分かっているのにできない葛藤、複数の価値の対立)を例示。
平成28年の報告で4項目(価値が実現されていない問題、理解不足や誤解の問題、分かっているのにできない葛藤、複数の価値の対立)を例示。
次期(審議まとめの案・告示前)
「価値の実現をめぐる葛藤」「価値の対立をめぐる葛藤」の2項目に整理して解説で例示。価値の対立を扱う際は複数の内容項目を設定できると明確化。
「価値の実現をめぐる葛藤」「価値の対立をめぐる葛藤」の2項目に整理して解説で例示。価値の対立を扱う際は複数の内容項目を設定できると明確化。
道徳道徳科の授業者
現行
中学校は「学級担任が行うことを原則」。解説で、教師が交代で学年の全学級を回る取組も効果的と記載。
中学校は「学級担任が行うことを原則」。解説で、教師が交代で学年の全学級を回る取組も効果的と記載。
次期(審議まとめの案・告示前)
学校の実態に応じ、教師が交代で学年・学級を回って授業する方策の導入が可能と明確化(導入時の留意点も示す)。
学校の実態に応じ、教師が交代で学年・学級を回って授業する方策の導入が可能と明確化(導入時の留意点も示す)。
P315 ※資料編m4 P89に、小中それぞれで内容項目を分担し週ごとに授業交換するイメージあり。
道徳全体計画の書き方(高校)
現行
小中は「重点目標」を設定、高校は「指導の方針や重点」を明らかにする。
小中は「重点目標」を設定、高校は「指導の方針や重点」を明らかにする。
次期(審議まとめの案・告示前)
高校も全体計画に「重点目標」を書くなど、小・中・高で規定に連続性を持たせる。
高校も全体計画に「重点目標」を書くなど、小・中・高で規定に連続性を持たせる。
道徳高校の「人間としての在り方生き方に関する中核的な指導の場面」
現行
公民科(公共、倫理)と特別活動。
公民科(公共、倫理)と特別活動。
次期(審議まとめの案・告示前)
公民科(公共、倫理)と特別活動に加え、総合的な探究の時間を新たに位置付ける。
公民科(公共、倫理)と特別活動に加え、総合的な探究の時間を新たに位置付ける。
道徳目標・見方考え方・評価
現行
目標は発達段階に応じて書き分け。見方・考え方は目標と別に示さない。評価は数値でなく記述式、大くくりのまとまりで、他者と比べない個人内評価。調査書に書かず入試に使わない。
目標は発達段階に応じて書き分け。見方・考え方は目標と別に示さない。評価は数値でなく記述式、大くくりのまとまりで、他者と比べない個人内評価。調査書に書かず入試に使わない。
次期(審議まとめの案・告示前)
いずれも現行の考え方を維持。資質・能力を観点別に分けて扱わない整理も継続。
いずれも現行の考え方を維持。資質・能力を観点別に分けて扱わない整理も継続。
道徳内容項目の文言(中学校の例)
現行
[家族愛,家庭生活の充実]「父母,祖父母を敬愛し」、[友情,信頼]「心から信頼できる友達をもち」。
[家族愛,家庭生活の充実]「父母,祖父母を敬愛し」、[友情,信頼]「心から信頼できる友達をもち」。
次期(審議まとめの案・告示前)
例えば「父母、祖父母等の家族」、「友達と互いに信頼し合い」とするなど記載を見直す。
例えば「父母、祖父母等の家族」、「友達と互いに信頼し合い」とするなど記載を見直す。
P307 ※「例えば」とされており、最終的な文言は未確定。
総合的な学習の時間/総合的な探究の時間名称
現行
小中学校は「総合的な学習の時間」、高校は「総合的な探究の時間」
小中学校は「総合的な学習の時間」、高校は「総合的な探究の時間」
次期(審議まとめの案・告示前)
小学校から高校まで一貫して「総合的な探究の時間」とすることが適当とされた
小学校から高校まで一貫して「総合的な探究の時間」とすることが適当とされた
総合的な学習の時間/総合的な探究の時間小学校の総合の構成
現行
「情報の領域」はなく、各学校が定める探究の学習として行う
「情報の領域」はなく、各学校が定める探究の学習として行う
次期(審議まとめの案・告示前)
「探究の領域」と「情報の領域」の2つの領域で構成する案。情報の領域は内容を国が具体的に示し、「ミニ探究ユニット」と「情報ブロック」を組み合わせて学ぶ
「探究の領域」と「情報の領域」の2つの領域で構成する案。情報の領域は内容を国が具体的に示し、「ミニ探究ユニット」と「情報ブロック」を組み合わせて学ぶ
総合的な学習の時間/総合的な探究の時間探究の質を考える視点
現行
「高度化」(整合性・効果性・鋭角性・広角性の4要素)と「自律化」(自己課題・運用・社会参画の3要素)で示され、分かりにくいとの指摘がある
「高度化」(整合性・効果性・鋭角性・広角性の4要素)と「自律化」(自己課題・運用・社会参画の3要素)で示され、分かりにくいとの指摘がある
次期(審議まとめの案・告示前)
「課題の質」「プロセスの質」「成果の質」の3つの視点に整理して参考資料等で示す
「課題の質」「プロセスの質」「成果の質」の3つの視点に整理して参考資料等で示す
総合的な学習の時間/総合的な探究の時間探究のプロセス
現行
平成20年改訂の「課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現」の4つの流れ。順に回すこと自体が目的化している例がある
平成20年改訂の「課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現」の4つの流れ。順に回すこと自体が目的化している例がある
次期(審議まとめの案・告示前)
4つの流れは典型的な姿の一例とし、課題の設定を強調。「振り返り」は様々な場面で随時行うものとし、プロセスの独立した一段階には位置付けない。課題によって「研究系」「行動系」「創作系」で進め方が違うことを示す
4つの流れは典型的な姿の一例とし、課題の設定を強調。「振り返り」は様々な場面で随時行うものとし、プロセスの独立した一段階には位置付けない。課題によって「研究系」「行動系」「創作系」で進め方が違うことを示す
総合的な学習の時間/総合的な探究の時間評価規準のつくり方
現行
3観点を10の要素(視点)に分けた詳しい評価規準を単元ごとに作る扱いが例示され、細かな評価場面や評価材料集めが必要になっている(指導要録には身に付いた力を文章で端的に記述)
3観点を10の要素(視点)に分けた詳しい評価規準を単元ごとに作る扱いが例示され、細かな評価場面や評価材料集めが必要になっている(指導要録には身に付いた力を文章で端的に記述)
次期(審議まとめの案・告示前)
文章で記述する基本は維持しつつ、評価の視点例を5要素程度に絞る。細かな評価場面の設定は求めず、形成的評価と自己評価・相互評価を一層重視
文章で記述する基本は維持しつつ、評価の視点例を5要素程度に絞る。細かな評価場面の設定は求めず、形成的評価と自己評価・相互評価を一層重視
総合的な学習の時間/総合的な探究の時間総合で学校行事を代替できる範囲
現行
代替できる例として修学旅行等の「旅行(遠足)・集団宿泊的行事」と職場体験等の「勤労生産・奉仕的行事」、できない例として「文化的行事」「健康安全・体育的行事」の準備が挙げられるが、解説に曖昧さが残る
代替できる例として修学旅行等の「旅行(遠足)・集団宿泊的行事」と職場体験等の「勤労生産・奉仕的行事」、できない例として「文化的行事」「健康安全・体育的行事」の準備が挙げられるが、解説に曖昧さが残る
次期(審議まとめの案・告示前)
両方の目標・内容に照らした学習の実態で判断。「儀式的行事」と、文化的行事・健康安全・体育的行事の準備(学習発表会を除く)は原則代替しない。旅行・勤労生産の行事は探究として成り立つ部分だけ代替可能
両方の目標・内容に照らした学習の実態で判断。「儀式的行事」と、文化的行事・健康安全・体育的行事の準備(学習発表会を除く)は原則代替しない。旅行・勤労生産の行事は探究として成り立つ部分だけ代替可能
総合的な学習の時間/総合的な探究の時間総合の目標を決めるよりどころ
現行
各学校の総合の目標は学校教育目標との関連を図る
各学校の総合の目標は学校教育目標との関連を図る
次期(審議まとめの案・告示前)
学校教育目標に加えて、校長が作る学校運営の「基本的な方針」とも関連を図る。目標を定める視点として「重点化」「付加」を示す
学校教育目標に加えて、校長が作る学校運営の「基本的な方針」とも関連を図る。目標を定める視点として「重点化」「付加」を示す
P334 ※資料編m4 P129に現行の総則・総合の記載との対比あり
総合的な学習の時間/総合的な探究の時間考えるための技法
現行
比較する・分類する・関連付けるなど10個の例が並べて示されているだけで、考えを広げる(発散)思考が含まれていない
比較する・分類する・関連付けるなど10個の例が並べて示されているだけで、考えを広げる(発散)思考が含まれていない
次期(審議まとめの案・告示前)
当面「発散」の観点を加え、「発散と収束」の観点から分類して示す。学習方略とともに使いやすく具体化
当面「発散」の観点を加え、「発散と収束」の観点から分類して示す。学習方略とともに使いやすく具体化
特別活動学級活動(ホームルーム活動)の項目名
現行
(1)学級や学校における生活づくりへの参画、(2)日常の生活や学習への適応と自己の成長及び健康安全、(3)一人一人のキャリア形成と自己実現。
(1)学級や学校における生活づくりへの参画、(2)日常の生活や学習への適応と自己の成長及び健康安全、(3)一人一人のキャリア形成と自己実現。
次期(審議まとめの案・告示前)
(1)学級や学校における生活の創造、(2)日常生活における自己の成長と健康安全、(3)将来に向けた自己の成長とキャリア形成(いずれも案)。
(1)学級や学校における生活の創造、(2)日常生活における自己の成長と健康安全、(3)将来に向けた自己の成長とキャリア形成(いずれも案)。
P354 ※現行の項目名は資料編m4 P165。(2)から「適応」の語が外れる点はP351の用語整理とも関係。
特別活動学級活動(1)ア
現行
学級や学校における生活上の諸問題の解決(否定的な状況の改善に限ってとらえられがちと指摘)。
学級や学校における生活上の諸問題の解決(否定的な状況の改善に限ってとらえられがちと指摘)。
次期(審議まとめの案・告示前)
学級における生活づくりへの参画(アは学級内の課題、ウは学級を越えた学校の課題と区別。ウも学級での話合いが原則)とする案。
学級における生活づくりへの参画(アは学級内の課題、ウは学級を越えた学校の課題と区別。ウも学級での話合いが原則)とする案。
特別活動学級活動(2)の項目(中学校)
現行
ア自他の個性の理解と尊重、よりよい人間関係の形成、イ男女相互の理解と協力、ウ思春期の不安や悩みの解決、性的な発達への対応、エ心身ともに健康で安全な生活態度や習慣の形成、オ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成の5項目。
ア自他の個性の理解と尊重、よりよい人間関係の形成、イ男女相互の理解と協力、ウ思春期の不安や悩みの解決、性的な発達への対応、エ心身ともに健康で安全な生活態度や習慣の形成、オ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成の5項目。
次期(審議まとめの案・告示前)
ア相互の理解と尊重、よりよい人間関係、イ生命尊重と思春期の悩み、ウ心身の健康と安全、エ学校給食と食育の4項目(案)。アに「男女の性別や障害の有無、異なる文化を含む」多様な個性の尊重を含める。
ア相互の理解と尊重、よりよい人間関係、イ生命尊重と思春期の悩み、ウ心身の健康と安全、エ学校給食と食育の4項目(案)。アに「男女の性別や障害の有無、異なる文化を含む」多様な個性の尊重を含める。
特別活動三つの視点
現行
人間関係形成・社会参画・自己実現。
人間関係形成・社会参画・自己実現。
次期(審議まとめの案・告示前)
人間関係形成を基盤に、社会創造・自己実現が往還的に高まる関係として整理(「社会参画」を「社会創造」に)する方向。
人間関係形成を基盤に、社会創造・自己実現が往還的に高まる関係として整理(「社会参画」を「社会創造」に)する方向。
特別活動評価の仕方
現行
知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度ごとに目標に準拠した評価を行い、各活動ごとに十分満足できる場合に「○」。
知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度ごとに目標に準拠した評価を行い、各活動ごとに十分満足できる場合に「○」。
次期(審議まとめの案・告示前)
3つの柱に分けた目標準拠の評価は行わず、「学びに向かう力」を一体的に個人内評価。成長が特に顕著な場合に「○」を付記。形成的評価・自己評価・相互評価を重視(案)。
3つの柱に分けた目標準拠の評価は行わず、「学びに向かう力」を一体的に個人内評価。成長が特に顕著な場合に「○」を付記。形成的評価・自己評価・相互評価を重視(案)。
特別活動キャリア・パスポート
現行
事務連絡(H31)にもとづく様式例(例示資料)を参考に各学校が作成・蓄積。
事務連絡(H31)にもとづく様式例(例示資料)を参考に各学校が作成・蓄積。
次期(審議まとめの案・告示前)
例示資料を廃止し、見通し・振り返りのための多様な取組へ見直す方向。蓄積はクラウド上などでの個人管理を基本とし、学校による引継ぎは求めない方向。
例示資料を廃止し、見通し・振り返りのための多様な取組へ見直す方向。蓄積はクラウド上などでの個人管理を基本とし、学校による引継ぎは求めない方向。
特別活動児童会・生徒会活動の役割
現行
児童会・生徒会の役割として「学校行事への協力」が規定されている。
児童会・生徒会の役割として「学校行事への協力」が規定されている。
次期(審議まとめの案・告示前)
「学校行事への協力」を見直し、校則など生活上の課題について子供が提案し、教師等との話合いを通して学校運営に関わるなど、学校運営への意見表明の記載を設けることが適当とされた。
「学校行事への協力」を見直し、校則など生活上の課題について子供が提案し、教師等との話合いを通して学校運営に関わるなど、学校運営への意見表明の記載を設けることが適当とされた。
特別活動学校行事の種類(文化的行事)
現行
「文化的行事」。学習発表会は解説で具体例として挙がっている。
「文化的行事」。学習発表会は解説で具体例として挙がっている。
次期(審議まとめの案・告示前)
学習発表会の要素を名称に加え「文化・学習発表的行事(仮称)」とする案。
学習発表会の要素を名称に加え「文化・学習発表的行事(仮称)」とする案。
出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。
※「現行」は審議まとめ本文・資料編に書かれている現行の姿をもとにしています。次期は告示前の方向性で、今後変わることがあります。