締切間近 審議まとめへの意見募集(パブコメ)は 11月5日(木)23:59 まで(受付中) くわしく →
コピペOK|ChatGPT・Gemini・都立AI対応

次期学習指導要領
AIプロンプト集

次期学習指導要領の案を、生成AIで「聞く・考える・つくる」ためのプロンプト集です。小・中・高の先生にも、保護者の方にも。【 】を書きかえてコピーし、AIに貼るだけ。AIが知らない最新の審議まとめは「資料パック」でいっしょに渡せます。

収録148本対象小・中・高・保護者更新2026年11月4日

使い方は3ステップ

はじめての方は、まずくわしい使い方を3分で

  1. えらぶ自分の立場(小・中・高・保護者)や目的から、使いたいプロンプトをえらびます。
  2. 【 】を書きかえる「【 】に書きこんで使う」をひらいて、学年や教科を入れます。資料パック(審議まとめの要点)もえらべます。
  3. コピーしてAIに貼る「コピーする」を押して、ChatGPT・Gemini・都立AIなど、ふだん使っている生成AIの入力らんに貼りつけて送信します。
いちばん大事なコツ:「資料パック」をいっしょに貼る

審議まとめ(2026年10月5日)は出たばかりで、生成AIはその中身を知らないことがあります。資料パックつきのプロンプトは、コピーするとこのサイトの要約(審議まとめのページ番号つき)が自動で最後に入るので、AIはそれをもとに答えます。

あなたはどれ?

立場をえらぶと、その人向けのプロンプトがまとまっています

まずはこの10本

各カテゴリのいちばん使いやすいものから

マイ設定入れておくと、どのプロンプトでも【校種】【教科】【学年】と資料パックが自動で入ります(この端末だけに保存)。

審議まとめを3行で

忙しい日でも全体像を3行でつかむ

★☆☆ かんたん約3分小学校中学校高校資料パックつき内容を知る・AIに質問
あなたは学習指導要領にくわしい教育アドバイザーです。
次期学習指導要領の全体像を、【読む人:同僚の先生】がすぐにつかめるように要約してください。

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・専門用語は使ってよいが、1行に1つまでにする。

出力形式:
1. 3行まとめ(各60字以内)
2. 3行それぞれの根拠ページ
3. 「まず押さえたい言葉」を3つ(各1文の説明つき)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

はじめての1回目におすすめです。3行まとめを読んだら、気になった行について「この行をもう少しくわしく」と続けて聞くと理解が深まります。読む人を「管理職」「新任の先生」などに変えると言葉づかいが変わります。

答えで確かめること:3行に資料にない内容が混ざっていないか、ページ番号が資料パックの記載と合っているかを確かめます。

担任の毎日で何が変わる?

時間割・授業づくり・評価の変化を担任目線で整理

★☆☆ かんたん約5分小学校資料パックつき小学校の先生
あなたは小学校の教育課程にくわしい先輩教員です。次期学習指導要領で、学級担任の毎日の仕事がどう変わる方向なのかを、【学年:4年】の担任向けに整理してください。

■条件
・<資料>(審議まとめの要点)にもとづいて答え、資料にないことは「資料には書かれていません」と書く
・引用するときは資料の(P○)を残す
・審議まとめ段階の案なので、決定のように書かず「〜の方向」「〜の案」と書く(答申・告示で変わることがあります)
・専門用語には短い言い換えを添える

■出力形式
「時間割」「授業づくり」「評価」「学級経営」の見出しごとに、「いま」「次期の方向」「担任として今からできること」を各1〜2文で。最後に、まだ決まっていない点を3つ挙げる。

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

最初の1本におすすめです。学年を入れるだけで、担任の仕事に引きつけた全体像がつかめます。気になった見出しは「ここをもっとくわしく」と続けて聞くと、深掘りできます。学年会の最初の話題づくりにも使えます。

答えで確かめること:「方向」「案」の書き方になっているか、ページ番号が付いた内容が資料パックの該当ページと合っているかを確かめる。

担当教科の変更点を整理

中学校の教科担任向けに変更点を表でつかむ

★☆☆ かんたん約5分中学校資料パックつき中学校の先生
あなたは中学校の教科指導にくわしい指導主事です。次期学習指導要領の審議まとめのうち、中学校の【教科:数学】に関わる変更の方向を、教科担任が最初に押さえる形で整理してください。

■条件
・<資料>(審議まとめの要点)にもとづいて答え、資料にないことは「資料には書かれていません」と書く
・引用するときは資料の(P○)を残す
・審議まとめ段階の案なので、決定のように書かず「〜の方向」「〜の案」と書く(答申・告示で変わることがあります)
・中学校に関係する部分を中心にし、小学校・高校とのつながりは最後に短く書く
・「内容がしぼられる」「扱いが変わる」「新しく加わる」を区別する

■出力形式
表(列:項目/いま/次期の方向(案)/授業への影響/ページ)を6行程度。最後に「教科会で確かめたい点」を3つ。

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

教科を入れかえれば、どの教科にも使えます。最初の情報収集に向いています。気になる項目は「この項目を原文に近い形でくわしく」と続けて聞き、ページ番号を手がかりに原文で確かめましょう。

答えで確かめること:中学校の話と高校・小学校の話がまざっていないか、ページ番号が資料パックの記載と合っているかを確かめる。

担当教科の科目構成を確かめる

教科を入れると高校の科目と単位の案を整理する

★☆☆ かんたん約5分高校資料パックつき高校の先生
あなたは高校の教育課程にくわしい指導主事です。審議まとめで示された高校の【教科:国語】の科目構成(必履修科目・選択科目・単位数)の案を整理してください。

■条件
・<資料>(審議まとめの要点)にもとづいて答え、資料にないことは「資料には書かれていません」と書く
・引用するときは資料の(P○)を残す
・審議まとめ段階の案なので、決定のように書かず「〜の方向」「〜の案」と書く(答申・告示で変わることがあります)
・科目名は資料のとおり書き、(仮称)が付いているものはそのまま残す
・単位数は「いまの単位」と「新単位」の違いが分かるように書く
・科目の変更が示されていない教科の場合は、そう書く

■出力形式
①表(列:科目/区分(必履修・選択)/いま/次期の案/ページ)②授業や教育課程表への影響3つ

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

教科を入れかえれば、どの教科にも使えます。科目の再編が示されているのは一部の教科とされているので、自分の教科がどうなのかをまず確かめましょう。新しい科目名は仮称で、告示で変わることがあります。

答えで確かめること:科目名と単位数が資料の表と合っているか、新単位といまの単位を取りちがえていないかを確かめる。

英語の変更点を3分で整理

次期の外国語(英語)の主な変更点を校種別にまとめる

★☆☆ かんたん約5分小学校中学校高校資料パックつき英語の先生
あなたは日本の英語教育に詳しい研修講師です。次期学習指導要領の外国語(英語)で何が変わる方向なのかを、【校種:中学校】の英語の先生向けに整理してください。

条件:
・答えは<資料>(次期学習指導要領の審議まとめ段階の案。答申・告示で変わる可能性があります)にもとづき、「〜の方向」「〜の案」と書いて断定しないでください。
・<資料>に無いことは「資料には書かれていません」と書き、推測で補わないでください。
・<資料>から引くときは(P○)のページ番号を残してください。
・専門用語には短い説明を付けてください。

出力形式:
1. 3行まとめ
2. 主な変更点(5つまで。各項目に「いま」「次期の方向」「授業で意識すること」を1文ずつ)
3. まだ決まっていないこと

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

校種を「小学校」「高校」に変えると、その校種に関係する変更点が中心になります。まず全体像をつかみ、気になった項目は「この点をくわしく」と続けて聞くと深められます。研修の冒頭資料にも使えます。

答えで確かめること:ページ番号が付いているか、資料に無い数字や日程が混ざっていないか、案を「決定」と書いていないかを確かめます。

本時の展開案

1時間の導入・展開・まとめを表にして下書きする

★☆☆ かんたん約10分小学校中学校高校指導案づくり
あなたは経験豊かな授業づくりの相談相手です。次の1時間の展開案を作ってください。

校種:【校種:小学校】
教科:【教科:理科】
学年:【学年:4年】
本時のねらい:【ねらい:空気を温めると体積が大きくなることを、実験の結果をもとに説明できる】

条件:
・導入・展開・まとめの3つに分け、45分(中学・高校は50分)に収めてください。
・子供が考えを書いたり話したりする場面を必ず入れてください。
・個人情報は扱わないでください。

出力形式:
表(時間/学習活動/指導上の留意点/評価)と、本時の板書のイメージ(箇条書き)
【 】に書きこんで使う

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

ねらいは「〜を〜して〜できる」の形で書くと、活動と評価がそろった展開が返ってきます。板書のイメージは、実際の黒板の広さに合わせて削りましょう。校種・教科・ねらいを入れかえれば、毎日の授業準備にも使えます。

答えで確かめること:ねらいと評価が対応しているか、時間配分が現実的か、安全上の注意が抜けていないかを確かめます。

導入のアイデアを5つ

子供が「なぜ?」と思う授業のはじめ方を集める

★☆☆ かんたん約5分小学校中学校高校授業アイデア
あなたは授業の導入づくりが得意な先生です。次の単元の最初の授業で使う導入のアイデアを考えてください。

校種:【校種:小学校】
教科:【教科:算数】
単元:【単元:割合】

条件:
・子供が「なぜ?」「どうして?」と思うずれや驚きのある導入にしてください。
・準備に時間がかからないものを中心にしてください。
・特定の子供の家庭の事情などに触れる話題は避けてください。

出力形式:
アイデアを5つ。それぞれ「やり方(2〜3文)」「先生の最初の一言」「つながる学習内容」を示す
【 】に書きこんで使う

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

5つの中から、クラスの子供の顔を思い浮かべて1つ選ぶのがコツです。出てきた数字や事例は正しいかを確かめてから使いましょう。単元名を変えれば何度でも使えます。子供の名前は入れずに依頼しましょう。

答えで確かめること:事例や数字が正しいか、単元の学習内容につながっているか、子供を傷つける話題がないかを確かめます。

学習評価の変化を自分の教科で

評価の見直しの方向を教科の場面で考える

★★☆ ふつう約10分小学校中学校高校資料パックつき評価・時数・カリキュラム
あなたは学習評価にくわしい指導主事です。
審議まとめで示された学習評価の見直しの方向が、【校種:中学校】【教科:社会】の評価にどう関係するかを整理してください。

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・「学びに向かう力」の扱い、評価規準の作り方、評定の時期の3点に分けて書く。
・それぞれ「いまの一般的なやり方」と「案の方向」を比べる。

出力形式:
1. 3点の比較表(列:論点/いま/案の方向/ページ)
2. 教科でいまから試せる評価の工夫(3つ)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

評価は学校全体で足並みをそろえる必要があるので、ここで出た案は個人で決めず、教科会や学年会で相談する材料にしてください。「試せる工夫」は現行の評価のルールの中でできるかどうかも確かめましょう。

答えで確かめること:「案の方向」が資料パックの記述どおりか、現行のルールに反する工夫が提案されていないかを確かめます。

職員会議の説明原稿

短い時間で要点を伝える話し言葉の原稿

★☆☆ かんたん約10分小学校中学校高校資料パックつき校内研修・会議
あなたは話がわかりやすいと評判の教務主任です。
職員会議で、次期学習指導要領の審議まとめについて【時間:5分】で説明する原稿を作ってください。私の学校は【校種:中学校】です。

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・話し言葉で、1分あたり300字程度を目安にする。
・最初に「まだ案の段階であること」、最後に「いま学校で考えておきたいこと」を入れる。
・数字は多くても3つまでにする。

出力形式:原稿本文(段落ごとに目安の時間を書く)と、配布するなら載せたい要点3つ

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

原稿は声に出して読み、自分の話し方に合わせて直しましょう。職員の関心が高いテーマ(評価や時数など)に重点を置くと伝わりやすくなります。配布用の要点は、そのままA4の半分ほどのメモにできます。

答えで確かめること:話す内容が断定口調になっていないか、数字やページが資料パックと合っているかを確かめます。

学校ホームページのお知らせ

短く正確で、公式情報へ案内する告知文

★☆☆ かんたん約5分小学校中学校高校資料パックつき保護者・子どもへの説明
あなたは、学校のウェブサイトを担当する広報係の先生です。
【校種:小学校】のウェブサイトにのせる、次の学習指導要領についてのお知らせ文を【文字数:300字】程度で書いてください。

条件
・<資料>(2026年10月の審議まとめ段階の案の要点)だけをもとに答える。まだ決定ではなく、日付は見込みで答申・告示で変わりうるので、断定せず「〜の方向」「〜の見込み」と書く。
・資料にないことは推測せず「資料には書かれていません」と書く。
・「現在の段階」「実施時期の見込み」「学校の対応はあらためてお知らせすること」を入れる。
・公的な文章として、ていねいで簡潔に書く。あおる表現や推測は入れない。
・最後に「最新の情報は文部科学省の発表をご確認ください」と入れる。
・学校名や個人名は入れない。

出力形式
見出しと本文。日付の欄は「(日付)」とする。

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

ウェブサイトは長く残るので、「○年○月時点」の日付を必ず入れて公開しましょう。答申や告示が出たら、最新の資料パックで作り直すと更新が楽です。公開前に管理職の確認を受け、文部科学省の発表と照らしてください。

答えで確かめること:時点の分かる書き方になっているか。見込みの日程を確定した日程のように書いていないか。

資料パック(AIに貼る前提資料)

自分で書いたプロンプトに足すときや、AIと続けて話すときに

<資料:次期学習指導要領「審議まとめ」の要点 ― 全校種共通>
・もとの資料:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)
・要約:原田英語の次期学習指導要領ナビ(https://www.haradaeigo.com/jikigakushushido/)。(P○)は審議まとめ本体PDFのページです。
・告示前の「案」の段階です。答申・告示で変わることがあります。日付は見込みです。

■ ひとことで
どの子も深く学べるよう、教え方・時間・評価の仕組みを見直す改訂案です。

■ 3つの方向
・「深い学びの実装」「多様性の包摂」「実現可能性の確保」の3つの方向性を三位一体で進め、自らの人生を舵取りできる民主的で持続可能な社会の創り手を育てる。
・学習指導要領を「統合的な理解・総合的な発揮」で構造化し、表形式化・デジタル化して、先生が単元づくりに使いやすい形に変える。
・調整授業時数制度や高校の単位制の柔軟化、評価と教科書の見直しで先生と子供に「余白」を生み、情報活用能力を小中高で抜本的に強化する。

■ 大事なポイント
・深い学びと確かな知識:今回の見直しの中心は「深い学び」です。深い学びとは、ばらばらの知識をつなげて、ほかの場面でも使える力にしていく学び方です。AIが何でも答える時代でも、知識そのものの価値は下がっていないと整理されました。価値が下がったのは、意味の分からない丸暗記などのほうです。意味が分かり、つながった知識を「確かな知識」と呼び、これを大切にします。(P7・P9)
・分かりやすく使いやすい学習指導要領への構造の見直し:学習指導要領の書き方を大きく変える案です。内容のまとまりごとに「最後にどんな理解や力にたどり着くか」を示し、その下に細かい知識や技能を並べます。文章の羅列をやめて表の形にし、ウェブで検索できる「デジタル学習指導要領」も作る方向です。新しい内容を足すものではなく、むしろ内容をしぼることにつながるとされています。(P13・P14・P17・P21)
・学びに向かう力と一人一人の学び方:「学びに向かう力」は項目が多く、分かりにくいとされていました。次期は、これを4つの要素に整理する案です。最初の一歩を踏み出す力・好奇心、自分で学びを調整する力、人と話し合い協力する力、学びを方向づける人間性です。また、子供が自分で学びを調整できるよう、学び方(学習方略)の指導も重視します。一律の宿題から、家庭学習の中身を自分で決められるよう段階的に指導する方向も示されました。(P10・P16・P27・P28)
・多様な子供を包み込む柔軟な教育課程:子供の多様さが増し、今の仕組みだけでは対応しにくいとされました。そこで、教育課程(学校の教える計画)を層に分けて柔らかくします。学校全体では、小・中の「調整授業時数制度」や高校の単位制の見直しです。一人一人には、不登校の子や特異な才能のある子のための特別な教育課程を新しく作れるようにします。土台として、日々の授業で安心して学べる環境づくりも大切にします。(P8・P30・P31・P53・P54)
・余白の創出:「余白」とは、ただのひまではありません。子供が深く学び、先生が授業を磨くための時間のゆとりです。今は、予備の授業時間を多く取りすぎたり、厚い教科書を全部教えようとしたりして、ゆとりが生まれにくいと指摘されました。そこで、授業時数の見直し、年間40週を標準とする書き方、教科書の精選(内容をしぼること)などを組み合わせる方向です。(P8・P36・P55・P57・P58)
・学習評価の見直し:成績のつけ方も変わる方向です。いまの「主体的に学習に取り組む態度」のABC評価は、ノートの提出回数のような形だけの評価になりがちでした。次期は、この力を所見欄で一人一人の伸びとして書く形(個人内評価)にする案です。さらに、学校が学習指導要領の文末を変えて作ってきた「内容のまとまりごとの評価規準」は不要とし、単元の目標をそのまま評価規準として使う方向です。評定をまとめるのは学年末だけでもよいと明確にする方向です。(P62・P63・P69・P70)
・情報活用能力と探究:AIなどの情報技術が社会の土台になる時代に向けて、情報技術を使いこなす力を小・中・高で育てます。小学校は総合に「情報の領域」を加え、中学校は「情報・技術科」を作り、高校は情報科を充実させる方向です。あわせて、小・中の「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」に名前をそろえます。ネットの情報を切り貼りするだけの調べ学習から抜け出すことも課題とされています。(P74・P76・P77)
・AIの適切な活用:AIは学びを助ける道具として期待される一方、考える過程を飛ばしてしまう心配もあると書かれています。そこで、書く・話すなど自分の言葉で表す活動(外化)を大切にします。評価では、AIに頼って自分で考えていない成果物が通用しない工夫を求めています。技術の変化が速いため、細かい扱いはガイドラインなどで柔軟に示す方向です。外国語でのAI活用の考え方も、国が示すべきとされました。(P9・P26・P28・P75・P88)
・実現のための方策:仕組みを変えるだけでなく、実現を支える手立ても示されました。1年間の授業時間の合計(標準総授業時数)は増やしません。新しい教科・領域の時間は、ほかの教科から少しずつ(3〜4%程度)減らして生み出す考え方です。カリキュラム・マネジメント(学校全体の計画づくり)は、3つのステップで示し直します。高校入試の改善、授業動画の提供、教職員の数の改善なども挙げられています。(P75・P78・P79・P84・P86・P89・P90)

■ キーワード
・統合的な理解・総合的な発揮:内容のまとまりごとに示す「たどり着きたい姿」です。統合的な理解は知識がつながって使える状態、総合的な発揮は考える力を組み合わせて使える状態です。到達度を測る目標ではなく、向かう方向を示すものです。(P13・P14)
・見方・考え方:その教科を学ぶ本当の意味を示すものです。次期は解説ではなく学習指導要領の本体に、目標のすぐ下の別の欄で書く方向です。先生が「教科の本質を外していないか」を確かめる目安になると期待されています。(P23)
・調整授業時数制度:小・中で、教科の内容はすべて扱う前提で、標準の授業時数より少なく計画できる仕組みの案です。生まれた時間は、ほかの教科や「裁量的な時間」に回せます。国への申請はいらず、学校の判断で使える方向です。(P31・P32)
・裁量的な時間:調整授業時数制度で生んだ時間を、教科以外に使う時間です。子供向けの「学習枠」と、先生の組織的な研究・研修のための「研究・研修等枠」があります。全体で週2コマ程度までが上限の想定です。(P32・P37・P38)
・研究・研修等枠:裁量的な時間のうち、先生たちが授業をよくするために組織で研究・研修する枠です。上限は週1コマ(年間最大35コマ)程度の想定です。教育課程の時間を使って学び合えるようにするねらいです。(P32・P36)
・余白:ただのひまではなく、子供の深い学びを実現するための時間のゆとりのことです。学校や先生にとっては、仕事をよりよく進めるためのゆとりを指し、子供の力を育てることにつなげるものとされています。(P8・P55)
・見取る姿:「学びに向かう力」が表れている子供の具体的な姿の例です。国が教科ごとに示す方向です。単元ごとの姿は示さず、単元ごとに「◯」を付ける運用も求めないとされています。(P65)
・「◯」の付記:思考・判断・表現の評価の中で、最初の一歩・自分での調整・対話と協働の姿が特に見られたときに「◯」を書き添える案です。思考・判断・表現と一体的に考えられ、評定に影響し得るとされています。(P63・P64・P67)
・情報活用能力:情報技術を使いこなして学んだり、問題を解決したりする力です。次期は「活用」「適切な取扱い」「特性の理解」の3つの要素で整理します。言語能力と並び、すべての学習を支える力とする方向です。(P24・P73・P74)
・特別の教育課程:一部の子供のために、通常とは違う計画で学べるようにする仕組みです。日本語指導や通級による指導などで今もあります。次期は、教育支援センター等に通う不登校の子や、特異な才能のある子にも作れるようにする方向です。(P53・P54)
・◯学年相当:学習指導要領で学年を示すときの新しい書き方の案です。その学年に縛られずに計画できることを示します。「上の学年の内容は扱えない」といった思い込みを改めるねらいです。(P18)
・デジタル学習指導要領:ウェブで見られる学習指導要領の案です。キーワードで検索したり、指導書からリンクで開いたりできるようにします。生成AIでも読み取りやすいデータの形で提供する方向です。(P21)
・確かな知識:意味が分かり、ほかの知識とつながって頭の中で整理され、別の学習や生活の場面でも使える知識のことです。AI時代だからこそ、これまで以上に必要になるとされています。(P9)
・外化:書く・話す・作るなどで、自分の考えを外に表すことです。読む・聞くで取り込む「内化」と行き来させ、理解を深めます。AIの答えをそのまま使い、考える過程を飛ばさないためにも大切とされています。(P28)
・新単位:高校で、50分の授業17コマを1単位の標準とする新しい数え方の案です。今の1単位はおおむね2新単位にあたります。卒業に必要な単位は148新単位とすることが適当とされました。(P46)

■ いつから(見込み)
・小学校:小学校の全面実施は2030年度(令和12年度)からの見込みです。その前の2028年度(令和10年度)から、調整授業時数制度や総合の「情報の領域」を先に始められるようにする方向です。どれも告示前の予定で、変わることがあります。
・中学校:中学校の全面実施は2031年度(令和13年度)からの見込みです。調整授業時数制度は2028年度(令和10年度)から使えるようにする方向です。「情報・技術科」は2029年度(令和11年度)から段階的に先に始める方向です。どれも告示前の予定で、変わることがあります。
・高校:高校の学習指導要領の改訂(告示)は2027年度末(令和9年度末)の予定です。実施は2032年度(令和14年度)の入学生から学年ごとに進む見込みです。単位制の見直しは、2029年度か2030年度(令和11年度か12年度)に先に始める方向です。どれも予定で、変わることがあります。

資料パックは、このサイトの要約(審議まとめのページ番号つき)をまとめたものです。審議まとめは告示前の案で、答申・告示で変わることがあります。

AIを使うときの3つの約束

うのみにしないAIはまちがえます。日付・数字・制度名は、資料パックのページ番号から審議まとめの原文で確かめましょう。
個人情報を入れない児童生徒やお子さんの名前・学校名・写真・成績など、だれのことかわかる情報は入れません。
ルールを守る学校や自治体が認めたAIを、利用規約(年齢制限・保護者の同意など)にしたがって使います。

文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」の、利用規約・年齢制限・保護者の同意、個人情報を入れないことについての記述をもとにまとめました。

よくある質問

無料で使えますか?
このページのプロンプトと資料パックは無料で、登録もいりません。研修や校内での共有もご自由にどうぞ。使う生成AIの料金や利用条件は、それぞれのサービスで確かめてください。
ChatGPT・Gemini・都立AIのどれでも使えますか?
ふつうの日本語で書いたプロンプトなので、文章でやりとりできる生成AIならどれでも使えます。都立AIのように学校や自治体が用意したAIは、学校のアカウントで、学校のルールにしたがって使ってください。
なぜ「資料パック」を貼るのですか?
審議まとめは2026年10月5日に出たばかりで、生成AIはその中身を知らないことがあります。知らないことを聞くと、もっともらしい作り話をすることもあります。資料パック(このサイトの要約・ページ番号つき)をいっしょに貼ると、AIはそれをもとに答えるので、まちがいが減り、どのページを確かめればよいかもわかります。
【 】の部分はどうすればいいですか?
「【 】に書きこんで使う」をひらいて入力すると、コピーするときに自動で入ります。空のままコピーしたときは【 】がそのまま残るので、AIに貼ってから書きかえても大丈夫です。
AIの答えはそのまま使っていいですか?
そのままは使わないでください。次期学習指導要領はまだ告示前の案で、AIの答えにはまちがいもあります。日付・数字・制度名は、資料パックのページ番号から審議まとめの原文で確かめてから使いましょう。
児童生徒の情報を入れてもいいですか?
入れないでください。名前・学校名・写真・成績など、だれのことかわかる情報はAIに入力しません。クラスの様子は「4年生・30人・話し合いが苦手な子が多い」のように、個人がわからない書き方にします。
答申や告示が出たら、プロンプトは使えなくなりますか?
プロンプトはそのまま使えます。資料パックの中身は、答申・告示など新しい公式資料が出たら、このサイトの更新にあわせて新しくします。