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AIプロンプト集|研修・職員会議・教科会

校内研修・会議の
AIプロンプト

校内研修・職員会議・教科会の準備に。説明原稿やワークショップの進め方をつくれます。

収録10本更新2026年11月4日
使い方

「【 】に書きこんで使う」をひらいて書きかえ →「コピーする」→ 生成AIに貼りつけ。資料パックつきのものは、審議まとめの要点が自動で最後に入ります。くわしい使い方

マイ設定入れておくと、どのプロンプトでも【校種】【教科】【学年】と資料パックが自動で入ります(この端末だけに保存)。
10本

校内研修のスライド構成案

研修の時間に合わせたスライドの骨組み

★★☆ ふつう約15分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは校内研修の企画が得意な研究主任です。
次期学習指導要領の審議まとめを紹介する校内研修のスライド構成案を作ってください。

【校種:小学校】【時間:30分】【参加者:全教職員】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・1枚目は「審議まとめ段階の案であり、今後変わる可能性がある」ことを示すスライドにする。
・各スライドに、タイトル・のせる内容(3点以内)・根拠ページ・話す時間を書く。
・途中に、参加者が考えたり話したりする時間を1回入れる。

出力形式:スライド番号ごとの表(タイトル/内容/ページ/時間)と、最後に参加者への問いかけ1つ

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

構成案ができたら、スライドを1枚ずつ「この内容で話す原稿を」と続けて頼むと準備が進みます。参加者の関心に合わせて、評価・時数・情報教育などの重点を変えましょう。数字はスライドに入れる前に原文で確かめてください。

答えで確かめること:スライドの内容と根拠ページが合っているか、時間の合計が研修時間に収まっているかを確かめます。

職員会議の説明原稿

短い時間で要点を伝える話し言葉の原稿

★☆☆ かんたん約10分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは話がわかりやすいと評判の教務主任です。
職員会議で、次期学習指導要領の審議まとめについて【時間:5分】で説明する原稿を作ってください。私の学校は【校種:中学校】です。

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・話し言葉で、1分あたり300字程度を目安にする。
・最初に「まだ案の段階であること」、最後に「いま学校で考えておきたいこと」を入れる。
・数字は多くても3つまでにする。

出力形式:原稿本文(段落ごとに目安の時間を書く)と、配布するなら載せたい要点3つ

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

原稿は声に出して読み、自分の話し方に合わせて直しましょう。職員の関心が高いテーマ(評価や時数など)に重点を置くと伝わりやすくなります。配布用の要点は、そのままA4の半分ほどのメモにできます。

答えで確かめること:話す内容が断定口調になっていないか、数字やページが資料パックと合っているかを確かめます。

ワークショップの進め方

先生どうしで話し合う研修の流れを作る

★★☆ ふつう約15分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは参加型研修のファシリテーターです。
次期学習指導要領の審議まとめをもとに、先生どうしで話し合うワークショップの進め方を考えてください。

【テーマ:生まれた「余白」をどう使うか】【人数:20人】【時間:45分】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・最初の5分で、テーマに関係する資料の要点をページ番号つきで伝える。
・グループでの話し合いと全体での共有を入れる。
・話し合いが「できない理由」ばかりにならない工夫を入れる。

出力形式:時間ごとの流れ(時間/活動/進行役のせりふ例/準備物)と、話し合いのお題2つ

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

テーマは「評価の見直し」「学年相当の考え方」などにも変えられます。進行役のせりふ例は、そのまま使うより自分の言葉に直すと場が和みます。出た意見は記録して、次の研修や学校の計画につなげましょう。

答えで確かめること:冒頭で伝える要点が資料パックの記述どおりか、時間配分が無理なく収まっているかを確かめます。

教科会で話し合う論点

教科の先生で話し合うべき点を整理する

★★☆ ふつう約10分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは教科会の運営に慣れた教科主任です。
審議まとめをもとに、【校種:高等学校】の【教科:数学】の教科会で話し合いたい論点を整理してください。

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・論点ごとに、資料の該当部分(ページ番号つき)と、話し合いの問いを書く。
・「いますぐ考えること」と「答申・告示を待って考えること」に分ける。
・教科について資料に記述がない場合は、その旨を書く。

出力形式:
1. いますぐ考える論点(3つまで)
2. 答申・告示を待って考える論点(3つまで)
3. 教科会の進め方(30分の時間配分)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

教科会の議題を作るときに使えます。論点を事前に配っておくと、当日の話し合いが深まります。資料パックに自分の教科の要点が入っているかを確かめ、入っていない場合は総論の部分から論点を考えてもらいましょう。

答えで確かめること:論点の根拠ページが資料パックと合っているか、他の校種の話が混ざっていないかを確かめます。

管理職向けの要点整理

学校経営の視点で押さえたいことをまとめる

★★☆ ふつう約10分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは学校経営にくわしい元校長のアドバイザーです。
【校種:小学校】の管理職向けに、審議まとめの要点を学校経営の視点で整理してください。

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・教育課程の編成、時数、評価、教職員の研修、保護者への説明の5つの観点で整理する。
・それぞれ「資料の内容」「学校経営への影響」「いま判断しなくてよいこと」を書く。

出力形式:
1. 観点ごとの表(観点/資料の内容/影響/いま判断しなくてよいこと/ページ)
2. 今年度中に管理職が考えておきたいこと(3つ)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

管理職への報告資料や、管理職自身の頭の整理に使えます。「いま判断しなくてよいこと」を明確にすると、あわてて準備を進めすぎるのを防げます。今年度中の行動案は、学校の状況に合わせて選んでください。

答えで確かめること:表の「資料の内容」が資料パックの記述どおりか、資料にない制度の詳細が書かれていないかを確かめます。

移行期間までの準備ロードマップ

全面実施の見込みまでの準備を年度ごとに並べる

★★★ じっくり約20分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは学校の中期計画づくりを支える教育コンサルタントです。
審議まとめに示された日程の見込みをもとに、私の学校の準備ロードマップを作ってください。

【校種:中学校】【いまの年度:2026年度】【学校の重点:探究と情報活用能力】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・国の予定の見込みは、資料にある年度と内容だけを使う。
・学校の準備は「研修」「教育課程」「評価」「保護者・地域への説明」の4つに分ける。
・それぞれの年度に、学校でやることを1〜2個にしぼる。

出力形式:年度ごとの表(年度/国の予定の見込み/研修/教育課程/評価/説明)と、最初の一歩(1つ)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

先行実施や全面実施の時期は見込みで、告示までに変わることがあります。ロードマップは毎年度はじめに見直す前提で作りましょう。研究部や教務部で共有し、学校の重点に合わせて準備の中身を入れかえてください。

答えで確かめること:国の予定の年度と内容が資料パックの記述と合っているか、見込みが確定のように書かれていないかを確かめます。

保護者向けのお知らせ文

学校だよりにのせる、やさしい説明文を作る

★☆☆ かんたん約10分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは保護者向けの文章を書くのが得意な先生です。
学校だよりにのせる、次期学習指導要領についてのお知らせ文を作ってください。

【校種:小学校】【字数:400字】【伝えたいこと:学び方や評価が見直される方向であること】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・保護者が不安にならないよう、落ち着いた、やさしい言葉で書く。
・専門用語はできるだけ使わず、使うときは短く説明する。
・「現在は国で検討中の案で、今後変わる可能性がある」ことを必ず入れる。
・ページ番号は本文には入れず、最後に「根拠ページ」としてまとめる。

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

学校だよりに出す前に、管理職の確認を受けてください。伝えたいことを1つにしぼると読みやすくなります。最後の根拠ページは、問い合わせがあったときに自分が答えるための控えとして残しておくと安心です。

答えで確かめること:保護者が「もう決まった」と受け取る表現がないか、学校の方針として書いてよい内容かを確かめます。

職員の質問に答えるQ&A集

校内で集めた質問をQ&Aにまとめて共有する

★★☆ ふつう約15分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは校内の情報共有を担当する研究主任です。
職員から集まった質問に答えるQ&A集を作ってください。

【校種:中学校】
集まった質問:
【集まった質問:評価の観点は変わるのか/部活動や行事の時間はどうなるのか/情報の授業はだれが担当するのか】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・質問ごとに、答え(3文以内)と根拠ページを書く。
・資料に答えがない質問は「資料には書かれていません」とし、いつごろ明らかになりそうかも資料にあれば書く。
・質問の重複はまとめる。

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

質問をアンケートなどで集めてから使うと便利です。質問には職員の名前を書かず、内容だけを入れてください。資料に答えがない質問は「今後の答申・告示を待つもの」として一覧にしておくと、次の研修の材料になります。

答えで確かめること:答えが資料パックの範囲を超えていないか、「書かれていません」とすべき質問に推測で答えていないかを確かめます。

校内研究のテーマを考える

次期の方向と学校の課題をつなぐ研究テーマ案

★★☆ ふつう約15分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは校内研究の企画を支える大学の研究者です。
次期学習指導要領の審議まとめの方向と、私の学校の課題をつなぐ校内研究のテーマ案を考えてください。

【校種:小学校】【学校の課題:自分で学び方を選べる子が少ない】【研究の期間:2年間】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・テーマ案を3つ出し、それぞれ審議まとめのどの考え方とつながるかをページ番号つきで示す。
・テーマごとに、1年目と2年目に取り組むことを書く。
・案の段階の内容に依存しすぎず、現行の学習指導要領のもとでも意味のある研究にする。

出力形式:テーマ案/つながる考え方とページ/1年目/2年目/成果を確かめる方法

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

研究テーマは、学校の課題から出発するのがいちばん大切です。テーマ案はそのまま使わず、研究推進委員会などで話し合う材料にしてください。3つの案を比べたいときは、追いプロンプトの「3つの案を比較」が役立ちます。

答えで確かめること:テーマと審議まとめの考え方のつながりが、ページの記述から見て無理のないものかを確かめます。

研修のふり返りシートを作る

研修後の気づきと次の一歩を書くシート

★☆☆ かんたん約5分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは研修の効果を高める工夫にくわしい研修担当者です。
次期学習指導要領について学ぶ校内研修のあとに使う、ふり返りシートを作ってください。

【研修テーマ:審議まとめの全体像と評価の見直し】【記入時間:5分】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・問いは4つまでにし、5分で書ける分量にする。
・内容の理解を確かめる問いを1つ、自分の授業や仕事に結びつける問いを1つ以上入れる。
・理解を確かめる問いには、資料をもとにした答えの例とページ番号を、先生用として別に付ける。

出力形式:ふり返りシート(記入用)/先生用の答えの例

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

ふり返りは無記名にすると本音が集まりやすくなります。集まった回答を読んで、多かった疑問を次の研修のテーマにしましょう。オンラインのアンケートに入れる場合も、問いの数はしぼったほうが回答率が上がります。

答えで確かめること:先生用の答えの例が資料パックの記述どおりか、問いが研修の内容と合っているかを確かめます。

資料パック

プロンプトとは別に、資料だけをコピーしたいときに

<資料:次期学習指導要領「審議まとめ」の要点 ― 全校種共通>
・もとの資料:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)
・要約:原田英語の次期学習指導要領ナビ(https://www.haradaeigo.com/jikigakushushido/)。(P○)は審議まとめ本体PDFのページです。
・告示前の「案」の段階です。答申・告示で変わることがあります。日付は見込みです。

■ ひとことで
どの子も深く学べるよう、教え方・時間・評価の仕組みを見直す改訂案です。

■ 3つの方向
・「深い学びの実装」「多様性の包摂」「実現可能性の確保」の3つの方向性を三位一体で進め、自らの人生を舵取りできる民主的で持続可能な社会の創り手を育てる。
・学習指導要領を「統合的な理解・総合的な発揮」で構造化し、表形式化・デジタル化して、先生が単元づくりに使いやすい形に変える。
・調整授業時数制度や高校の単位制の柔軟化、評価と教科書の見直しで先生と子供に「余白」を生み、情報活用能力を小中高で抜本的に強化する。

■ 大事なポイント
・深い学びと確かな知識:今回の見直しの中心は「深い学び」です。深い学びとは、ばらばらの知識をつなげて、ほかの場面でも使える力にしていく学び方です。AIが何でも答える時代でも、知識そのものの価値は下がっていないと整理されました。価値が下がったのは、意味の分からない丸暗記などのほうです。意味が分かり、つながった知識を「確かな知識」と呼び、これを大切にします。(P7・P9)
・分かりやすく使いやすい学習指導要領への構造の見直し:学習指導要領の書き方を大きく変える案です。内容のまとまりごとに「最後にどんな理解や力にたどり着くか」を示し、その下に細かい知識や技能を並べます。文章の羅列をやめて表の形にし、ウェブで検索できる「デジタル学習指導要領」も作る方向です。新しい内容を足すものではなく、むしろ内容をしぼることにつながるとされています。(P13・P14・P17・P21)
・学びに向かう力と一人一人の学び方:「学びに向かう力」は項目が多く、分かりにくいとされていました。次期は、これを4つの要素に整理する案です。最初の一歩を踏み出す力・好奇心、自分で学びを調整する力、人と話し合い協力する力、学びを方向づける人間性です。また、子供が自分で学びを調整できるよう、学び方(学習方略)の指導も重視します。一律の宿題から、家庭学習の中身を自分で決められるよう段階的に指導する方向も示されました。(P10・P16・P27・P28)
・多様な子供を包み込む柔軟な教育課程:子供の多様さが増し、今の仕組みだけでは対応しにくいとされました。そこで、教育課程(学校の教える計画)を層に分けて柔らかくします。学校全体では、小・中の「調整授業時数制度」や高校の単位制の見直しです。一人一人には、不登校の子や特異な才能のある子のための特別な教育課程を新しく作れるようにします。土台として、日々の授業で安心して学べる環境づくりも大切にします。(P8・P30・P31・P53・P54)
・余白の創出:「余白」とは、ただのひまではありません。子供が深く学び、先生が授業を磨くための時間のゆとりです。今は、予備の授業時間を多く取りすぎたり、厚い教科書を全部教えようとしたりして、ゆとりが生まれにくいと指摘されました。そこで、授業時数の見直し、年間40週を標準とする書き方、教科書の精選(内容をしぼること)などを組み合わせる方向です。(P8・P36・P55・P57・P58)
・学習評価の見直し:成績のつけ方も変わる方向です。いまの「主体的に学習に取り組む態度」のABC評価は、ノートの提出回数のような形だけの評価になりがちでした。次期は、この力を所見欄で一人一人の伸びとして書く形(個人内評価)にする案です。さらに、学校が学習指導要領の文末を変えて作ってきた「内容のまとまりごとの評価規準」は不要とし、単元の目標をそのまま評価規準として使う方向です。評定をまとめるのは学年末だけでもよいと明確にする方向です。(P62・P63・P69・P70)
・情報活用能力と探究:AIなどの情報技術が社会の土台になる時代に向けて、情報技術を使いこなす力を小・中・高で育てます。小学校は総合に「情報の領域」を加え、中学校は「情報・技術科」を作り、高校は情報科を充実させる方向です。あわせて、小・中の「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」に名前をそろえます。ネットの情報を切り貼りするだけの調べ学習から抜け出すことも課題とされています。(P74・P76・P77)
・AIの適切な活用:AIは学びを助ける道具として期待される一方、考える過程を飛ばしてしまう心配もあると書かれています。そこで、書く・話すなど自分の言葉で表す活動(外化)を大切にします。評価では、AIに頼って自分で考えていない成果物が通用しない工夫を求めています。技術の変化が速いため、細かい扱いはガイドラインなどで柔軟に示す方向です。外国語でのAI活用の考え方も、国が示すべきとされました。(P9・P26・P28・P75・P88)
・実現のための方策:仕組みを変えるだけでなく、実現を支える手立ても示されました。1年間の授業時間の合計(標準総授業時数)は増やしません。新しい教科・領域の時間は、ほかの教科から少しずつ(3〜4%程度)減らして生み出す考え方です。カリキュラム・マネジメント(学校全体の計画づくり)は、3つのステップで示し直します。高校入試の改善、授業動画の提供、教職員の数の改善なども挙げられています。(P75・P78・P79・P84・P86・P89・P90)

■ キーワード
・統合的な理解・総合的な発揮:内容のまとまりごとに示す「たどり着きたい姿」です。統合的な理解は知識がつながって使える状態、総合的な発揮は考える力を組み合わせて使える状態です。到達度を測る目標ではなく、向かう方向を示すものです。(P13・P14)
・見方・考え方:その教科を学ぶ本当の意味を示すものです。次期は解説ではなく学習指導要領の本体に、目標のすぐ下の別の欄で書く方向です。先生が「教科の本質を外していないか」を確かめる目安になると期待されています。(P23)
・調整授業時数制度:小・中で、教科の内容はすべて扱う前提で、標準の授業時数より少なく計画できる仕組みの案です。生まれた時間は、ほかの教科や「裁量的な時間」に回せます。国への申請はいらず、学校の判断で使える方向です。(P31・P32)
・裁量的な時間:調整授業時数制度で生んだ時間を、教科以外に使う時間です。子供向けの「学習枠」と、先生の組織的な研究・研修のための「研究・研修等枠」があります。全体で週2コマ程度までが上限の想定です。(P32・P37・P38)
・研究・研修等枠:裁量的な時間のうち、先生たちが授業をよくするために組織で研究・研修する枠です。上限は週1コマ(年間最大35コマ)程度の想定です。教育課程の時間を使って学び合えるようにするねらいです。(P32・P36)
・余白:ただのひまではなく、子供の深い学びを実現するための時間のゆとりのことです。学校や先生にとっては、仕事をよりよく進めるためのゆとりを指し、子供の力を育てることにつなげるものとされています。(P8・P55)
・見取る姿:「学びに向かう力」が表れている子供の具体的な姿の例です。国が教科ごとに示す方向です。単元ごとの姿は示さず、単元ごとに「◯」を付ける運用も求めないとされています。(P65)
・「◯」の付記:思考・判断・表現の評価の中で、最初の一歩・自分での調整・対話と協働の姿が特に見られたときに「◯」を書き添える案です。思考・判断・表現と一体的に考えられ、評定に影響し得るとされています。(P63・P64・P67)
・情報活用能力:情報技術を使いこなして学んだり、問題を解決したりする力です。次期は「活用」「適切な取扱い」「特性の理解」の3つの要素で整理します。言語能力と並び、すべての学習を支える力とする方向です。(P24・P73・P74)
・特別の教育課程:一部の子供のために、通常とは違う計画で学べるようにする仕組みです。日本語指導や通級による指導などで今もあります。次期は、教育支援センター等に通う不登校の子や、特異な才能のある子にも作れるようにする方向です。(P53・P54)
・◯学年相当:学習指導要領で学年を示すときの新しい書き方の案です。その学年に縛られずに計画できることを示します。「上の学年の内容は扱えない」といった思い込みを改めるねらいです。(P18)
・デジタル学習指導要領:ウェブで見られる学習指導要領の案です。キーワードで検索したり、指導書からリンクで開いたりできるようにします。生成AIでも読み取りやすいデータの形で提供する方向です。(P21)
・確かな知識:意味が分かり、ほかの知識とつながって頭の中で整理され、別の学習や生活の場面でも使える知識のことです。AI時代だからこそ、これまで以上に必要になるとされています。(P9)
・外化:書く・話す・作るなどで、自分の考えを外に表すことです。読む・聞くで取り込む「内化」と行き来させ、理解を深めます。AIの答えをそのまま使い、考える過程を飛ばさないためにも大切とされています。(P28)
・新単位:高校で、50分の授業17コマを1単位の標準とする新しい数え方の案です。今の1単位はおおむね2新単位にあたります。卒業に必要な単位は148新単位とすることが適当とされました。(P46)

■ いつから(見込み)
・小学校:小学校の全面実施は2030年度(令和12年度)からの見込みです。その前の2028年度(令和10年度)から、調整授業時数制度や総合の「情報の領域」を先に始められるようにする方向です。どれも告示前の予定で、変わることがあります。
・中学校:中学校の全面実施は2031年度(令和13年度)からの見込みです。調整授業時数制度は2028年度(令和10年度)から使えるようにする方向です。「情報・技術科」は2029年度(令和11年度)から段階的に先に始める方向です。どれも告示前の予定で、変わることがあります。
・高校:高校の学習指導要領の改訂(告示)は2027年度末(令和9年度末)の予定です。実施は2032年度(令和14年度)の入学生から学年ごとに進む見込みです。単位制の見直しは、2029年度か2030年度(令和11年度か12年度)に先に始める方向です。どれも予定で、変わることがあります。

資料パックは、このサイトの要約(審議まとめのページ番号つき)をまとめたものです。審議まとめは告示前の案で、答申・告示で変わることがあります。

AIを使うときの3つの約束

うのみにしないAIはまちがえます。日付・数字・制度名は、資料パックのページ番号から審議まとめの原文で確かめましょう。
個人情報を入れない児童生徒やお子さんの名前・学校名・写真・成績など、だれのことかわかる情報は入れません。
ルールを守る学校や自治体が認めたAIを、利用規約(年齢制限・保護者の同意など)にしたがって使います。

文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」の、利用規約・年齢制限・保護者の同意、個人情報を入れないことについての記述をもとにまとめました。