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AIプロンプト集|評価・年間計画・時数

評価・時数・カリキュラムの
AIプロンプト

学習評価の見直し、年間指導計画、調整授業時数など、カリキュラムの検討に。

収録10本更新2026年11月4日
使い方

「【 】に書きこんで使う」をひらいて書きかえ →「コピーする」→ 生成AIに貼りつけ。資料パックつきのものは、審議まとめの要点が自動で最後に入ります。くわしい使い方

マイ設定入れておくと、どのプロンプトでも【校種】【教科】【学年】と資料パックが自動で入ります(この端末だけに保存)。
10本

学習評価の変化を自分の教科で

評価の見直しの方向を教科の場面で考える

★★☆ ふつう約10分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは学習評価にくわしい指導主事です。
審議まとめで示された学習評価の見直しの方向が、【校種:中学校】【教科:社会】の評価にどう関係するかを整理してください。

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・「学びに向かう力」の扱い、評価規準の作り方、評定の時期の3点に分けて書く。
・それぞれ「いまの一般的なやり方」と「案の方向」を比べる。

出力形式:
1. 3点の比較表(列:論点/いま/案の方向/ページ)
2. 教科でいまから試せる評価の工夫(3つ)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

評価は学校全体で足並みをそろえる必要があるので、ここで出た案は個人で決めず、教科会や学年会で相談する材料にしてください。「試せる工夫」は現行の評価のルールの中でできるかどうかも確かめましょう。

答えで確かめること:「案の方向」が資料パックの記述どおりか、現行のルールに反する工夫が提案されていないかを確かめます。

単元計画を資質・能力から見直す

教科書の順番ではなく、つけたい力から組み直す

★★★ じっくり約20分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは単元づくりを支援する授業研究の専門家です。
私の単元計画を、審議まとめが示す「資質・能力から単元を考える」方向に沿って見直してください。

【教科:国語】【学年:5年】【単元名:意見文を書こう】
いまの計画の要点:
【いまの計画:1〜2時間目 教材文を読む、3〜6時間目 構成を考えて書く、7時間目 発表】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・資料の考え方(統合的な理解・総合的な発揮など)をどう生かせるかを、ページ番号つきで示す。
・内容を増やす提案はせず、組み直しや精選を中心にする。

出力形式:
1. いまの計画のよい点と見直したい点
2. 見直し案(時間ごとの表)
3. 単元を通して子供に身につけたい姿(2〜3文)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

計画は要点だけで十分です。児童生徒の名前など個人が特定できる情報は入れないでください。見直し案はたたき台なので、学級の実態に合わせて調整し、教科書や現行の学習指導要領との関係も自分で確かめましょう。

答えで確かめること:見直し案が現行の学習指導要領の内容を外れていないか、資料の考え方の説明がページの記述と合っているかを確かめます。

生まれた時間の使い道を考える

調整授業時数制度で生まれる時間の活用案

★★☆ ふつう約15分小学校中学校資料パックつき
あなたは学校の教育課程編成を支援するアドバイザーです。
調整授業時数制度の案で時間が生まれたと仮定して、その使い道を考えてください。

私の学校:【校種:小学校】
学校の課題:【学校の課題:学習の遅れがある子への支援の時間が足りない】
考えたい時間の量:【時間:年間35コマ程度】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・<資料>に示された使い道の種類ごとに、案を1つずつ出す。
・それぞれの案に、ねらい・やり方・注意点を書く。
・資料に示された上限や条件にふれる場合は、ページ番号を付ける。

出力形式:使い道の種類/案/ねらい/やり方/注意点 の表

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

制度はまだ案の段階なので、ここでの案は「もし使えたら」の検討用です。学校の課題を具体的に書くほど、案が現実的になります。表は職員会議や研究部会で、使い道を話し合うたたき台に使えます。

答えで確かめること:使い道の種類や上限の数字が資料パックの記述と合っているか、案が断定口調になっていないかを確かめます。

カリマネ3ステップで点検

学校の教育課程を3つのステップで見直す

★★★ じっくり約20分小学校中学校高校資料パックつき
あなたはカリキュラム・マネジメントの研修講師です。
審議まとめで示されたカリキュラム・マネジメントの考え方に沿って、私の学校の取組を点検する問いを作ってください。

【校種:中学校】【学校の重点:探究的な学びの充実】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・まず資料にあるステップの名前と考え方を、ページ番号つきで短くまとめる。
・ステップごとに、学校で話し合うための点検の問いを3つずつ作る。
・「やめてもよい取組はないか」という見直しの視点も入れる。

出力形式:ステップ/ねらい/点検の問い(3つ)の表

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

研究主任や教務主任が、年度末の教育課程の見直しに使うのに向いています。点検の問いは、そのまま職員の話し合いのお題にできます。学校の重点を変えると問いの中身も変わります。

答えで確かめること:ステップの名前と内容が資料パックの記述どおりか、資料にないステップが足されていないかを確かめます。

教科等横断のテーマを探す

2つの教科をつなぐ単元のアイデアを出す

★★☆ ふつう約10分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは教科等横断的な学習の授業づくりに強い先生です。
【校種:小学校】【学年:6年】で、【教科A:理科】と【教科B:社会】をつなぐ学習のアイデアを考えてください。

条件:
・次期改訂の制度や方向の説明は<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にし、資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。授業案・計画・評価課題は、資料の方向と私が入力した条件(いまの学習指導要領・教科書の内容など)をもとにした提案として書き、提案部分には資料のページを付けない。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・審議まとめのどの考え方とつながるかを、ページ番号つきで示す。
・横断そのものを目的にせず、それぞれの教科のねらいが深まることを重視する。
・内容は現行の学習指導要領の範囲で実施できるものにする。

出力形式:アイデア3つ(テーマ/つなぐ内容/それぞれの教科のねらい/時数の目安/資料とのつながり)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

教科の組み合わせを変えて何度か試すと、学年の年間計画に入れやすい組み合わせが見つかります。審議まとめでは「カリマネ=教科等横断」という受け取り方への指摘もあるので、ねらいがはっきりした案を選びましょう。

答えで確かめること:提案された内容がその学年の教科の内容と合っているかを、教科書や現行の学習指導要領で確かめます。

年間指導計画のたたき台

次期の方向を意識した年間計画の下書き

★★★ じっくり約30分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは年間指導計画づくりを支援する教務主任です。
【校種:中学校】【教科:数学】【学年:1年】の年間指導計画のたたき台を作ってください。年間の授業時数は【年間時数:140コマ】で考えます。教科書の単元は【教科書の単元:(目次の単元名を貼る。なければ空欄)】です。

条件:
・次期改訂の制度や方向の説明は<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にし、資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。授業案・計画・評価課題は、資料の方向と私が入力した条件(いまの学習指導要領・教科書の内容など)をもとにした提案として書き、提案部分には資料のページを付けない。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・単元の内容は現行の学習指導要領と、私が使っている教科書の単元にもとづく(不明な点は空欄にして私に確かめる)。
・審議まとめの方向(資質・能力から単元を考える、余白を生むなど)をどう反映したかを、ページ番号つきで説明する。

出力形式:
1. 月ごとの表(月/単元/時数/単元で育てたい力/評価の場面)
2. 計画に生かした審議まとめの考え方(3つ)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

AIは教科書の単元構成を正しく知らないことがあります。単元名の一覧を先に貼ると精度が上がります。時数の合計が年間時数と合うか、自分で計算して確かめてください。あくまでたたき台として使いましょう。

答えで確かめること:単元名と時数が教科書・学校の計画と合っているか、時数の合計が正しいかを確かめます。

テスト以外の評価課題を作る

思考・判断・表現を見取る課題とルーブリック

★★☆ ふつう約15分小学校中学校高校資料パックつき
あなたはパフォーマンス評価にくわしい授業研究者です。
【教科:理科】【学年:中学2年】の【単元名:電流とその利用】で、思考・判断・表現を見取る評価課題を作ってください。

条件:
・次期改訂の制度や方向の説明は<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にし、資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。授業案・計画・評価課題は、資料の方向と私が入力した条件(いまの学習指導要領・教科書の内容など)をもとにした提案として書き、提案部分には資料のページを付けない。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・審議まとめが示す評価の方法の方向を、ページ番号つきで最初に短くまとめる。
・ペーパーテスト以外の形(レポート、口頭での説明、発表など)で2案作る。
・それぞれに3段階の簡単なルーブリックを付ける。

出力形式:課題の説明(生徒向けの文)/ルーブリック表/先生が見るポイント

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

課題文はそのまま生徒に配れる形で出てきますが、学級の実態に合わせて言葉を直してください。ルーブリックは同じ教科の先生と見合わせると、評価のぶれを減らせます。いまの評価のルールの中で使えるかも確かめましょう。

答えで確かめること:課題が単元の内容と合っているか、ルーブリックの段階の差が子供にもわかる表現かを確かめます。

「見取る姿」に備えて言葉にする

評価の「◯」の考え方を授業の姿で考える

★★★ じっくり約15分小学校中学校高校資料パックつき
あなたは学習評価の研修を担当する指導主事です。
審議まとめで示された「学びに向かう力」の評価の見直し(「◯」の付記など)について、【教科:体育】【学年:小学4年】の授業で考えてみたいです。

条件:
・次期改訂の制度や方向の説明は<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にし、資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。授業案・計画・評価課題は、資料の方向と私が入力した条件(いまの学習指導要領・教科書の内容など)をもとにした提案として書き、提案部分には資料のページを付けない。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・まず、資料で示された考え方と、まだ国が示していないこと(今後示される予定のもの)を分けて整理する。
・そのうえで、授業の中で見られそうな子供の姿を、資料の観点ごとに2つずつ例として挙げる。
・例は「校内で話し合うための仮の例」と明記する。

出力形式:資料の整理/観点ごとの子供の姿の例/校内で話し合いたい問い(3つ)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

具体的な「見取る姿」はこれから国が示す見込みなので、ここでの例は校内で考えを深めるための材料です。子供の名前など個人情報は入れないでください。正式な資料が出たら、必ずそちらに合わせて見直しましょう。

答えで確かめること:資料で示されたことと、まだ示されていないことがきちんと分けられているかを確かめます。

週時程・時間割の見直し案

年間の週数と週のコマ数から時間割を考える

★★★ じっくり約20分小学校中学校資料パックつき
あなたは時間割づくりにくわしい教務主任です。
審議まとめで示された授業時数の見直しの方向(年間の授業週数、週のコマ数など)をもとに、私の学校の週時程を見直す案を考えてください。

【校種:小学校】【いまの週コマ数:29コマ】【学校の事情:水曜は午後に会議が多い】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・まず資料の該当する数字と考え方を、ページ番号つきで整理する。
・いまの週時程と見直し案を並べて示す。
・見直しで生まれる時間をどう使うかの案も2つ出す。

出力形式:資料の整理/週時程の比較表(いま/見直し案)/生まれる時間の使い道

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

時間割は学校全体に関わるので、ここでの案は教務部の検討材料として使ってください。数字は案の段階で今後変わる可能性があります。学校の事情(行事・会議・専科の配置など)を具体的に書くと、案が現実に近づきます。

答えで確かめること:週数やコマ数などの数字が資料パックの記述と合っているか、時数の計算に誤りがないかを確かめます。

高校の新単位で教育課程を検討

単位制の柔軟化の案を自校に当てはめる

★★★ じっくり約20分高校資料パックつき
あなたは高等学校の教育課程編成にくわしい指導主事です。
審議まとめで提案された高校の単位制の柔軟化について、私の学校で検討するための整理をしてください。

【学科:普通科】【検討したいこと:学校設定科目を増やして探究の時間を厚くしたい】

条件:
・<資料>(中教審「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」2026年10月5日の要点)だけを根拠にする。資料にないことは推測で補わず「資料には書かれていません」と書く。
・資料を使った部分には(P○)のページ番号を残す。
・審議まとめ段階の案で、答申・告示で変わる可能性がある。「決まった」と書かず「案」「方向」と書く。
・まず関係する提案(新単位、減単、科目の組替え、学校設定科目の上限など)を、ページ番号つきで表にまとめる。
・検討したいことに関係する点と、注意すべき点を分けて書く。
・実施時期は見込みとして書く。

出力形式:提案の表(項目/いま/案/ページ)/関係する点/注意点/校内で確かめたい問い(3つ)

<資料>
【資料パック】
【 】に書きこんで使う(資料パックもここでえらぶ)

JavaScript を有効にすると、ここで【 】の中身を書きこめます。

使い方とコツ

高校の単位制の柔軟化は審議まとめ段階の提案で、実施の時期や細かい条件はこれから決まります。教務部や教育課程委員会での勉強会の資料づくりに使い、数字は必ず原文で確かめてください。

答えで確かめること:単位数や上限などの数字が資料パックの記述と一致しているか、提案が決定のように書かれていないかを確かめます。

資料パック

プロンプトとは別に、資料だけをコピーしたいときに

<資料:次期学習指導要領「審議まとめ」の要点 ― 全校種共通>
・もとの資料:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)
・要約:原田英語の次期学習指導要領ナビ(https://www.haradaeigo.com/jikigakushushido/)。(P○)は審議まとめ本体PDFのページです。
・告示前の「案」の段階です。答申・告示で変わることがあります。日付は見込みです。

■ ひとことで
どの子も深く学べるよう、教え方・時間・評価の仕組みを見直す改訂案です。

■ 3つの方向
・「深い学びの実装」「多様性の包摂」「実現可能性の確保」の3つの方向性を三位一体で進め、自らの人生を舵取りできる民主的で持続可能な社会の創り手を育てる。
・学習指導要領を「統合的な理解・総合的な発揮」で構造化し、表形式化・デジタル化して、先生が単元づくりに使いやすい形に変える。
・調整授業時数制度や高校の単位制の柔軟化、評価と教科書の見直しで先生と子供に「余白」を生み、情報活用能力を小中高で抜本的に強化する。

■ 大事なポイント
・深い学びと確かな知識:今回の見直しの中心は「深い学び」です。深い学びとは、ばらばらの知識をつなげて、ほかの場面でも使える力にしていく学び方です。AIが何でも答える時代でも、知識そのものの価値は下がっていないと整理されました。価値が下がったのは、意味の分からない丸暗記などのほうです。意味が分かり、つながった知識を「確かな知識」と呼び、これを大切にします。(P7・P9)
・分かりやすく使いやすい学習指導要領への構造の見直し:学習指導要領の書き方を大きく変える案です。内容のまとまりごとに「最後にどんな理解や力にたどり着くか」を示し、その下に細かい知識や技能を並べます。文章の羅列をやめて表の形にし、ウェブで検索できる「デジタル学習指導要領」も作る方向です。新しい内容を足すものではなく、むしろ内容をしぼることにつながるとされています。(P13・P14・P17・P21)
・学びに向かう力と一人一人の学び方:「学びに向かう力」は項目が多く、分かりにくいとされていました。次期は、これを4つの要素に整理する案です。最初の一歩を踏み出す力・好奇心、自分で学びを調整する力、人と話し合い協力する力、学びを方向づける人間性です。また、子供が自分で学びを調整できるよう、学び方(学習方略)の指導も重視します。一律の宿題から、家庭学習の中身を自分で決められるよう段階的に指導する方向も示されました。(P10・P16・P27・P28)
・多様な子供を包み込む柔軟な教育課程:子供の多様さが増し、今の仕組みだけでは対応しにくいとされました。そこで、教育課程(学校の教える計画)を層に分けて柔らかくします。学校全体では、小・中の「調整授業時数制度」や高校の単位制の見直しです。一人一人には、不登校の子や特異な才能のある子のための特別な教育課程を新しく作れるようにします。土台として、日々の授業で安心して学べる環境づくりも大切にします。(P8・P30・P31・P53・P54)
・余白の創出:「余白」とは、ただのひまではありません。子供が深く学び、先生が授業を磨くための時間のゆとりです。今は、予備の授業時間を多く取りすぎたり、厚い教科書を全部教えようとしたりして、ゆとりが生まれにくいと指摘されました。そこで、授業時数の見直し、年間40週を標準とする書き方、教科書の精選(内容をしぼること)などを組み合わせる方向です。(P8・P36・P55・P57・P58)
・学習評価の見直し:成績のつけ方も変わる方向です。いまの「主体的に学習に取り組む態度」のABC評価は、ノートの提出回数のような形だけの評価になりがちでした。次期は、この力を所見欄で一人一人の伸びとして書く形(個人内評価)にする案です。さらに、学校が学習指導要領の文末を変えて作ってきた「内容のまとまりごとの評価規準」は不要とし、単元の目標をそのまま評価規準として使う方向です。評定をまとめるのは学年末だけでもよいと明確にする方向です。(P62・P63・P69・P70)
・情報活用能力と探究:AIなどの情報技術が社会の土台になる時代に向けて、情報技術を使いこなす力を小・中・高で育てます。小学校は総合に「情報の領域」を加え、中学校は「情報・技術科」を作り、高校は情報科を充実させる方向です。あわせて、小・中の「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」に名前をそろえます。ネットの情報を切り貼りするだけの調べ学習から抜け出すことも課題とされています。(P74・P76・P77)
・AIの適切な活用:AIは学びを助ける道具として期待される一方、考える過程を飛ばしてしまう心配もあると書かれています。そこで、書く・話すなど自分の言葉で表す活動(外化)を大切にします。評価では、AIに頼って自分で考えていない成果物が通用しない工夫を求めています。技術の変化が速いため、細かい扱いはガイドラインなどで柔軟に示す方向です。外国語でのAI活用の考え方も、国が示すべきとされました。(P9・P26・P28・P75・P88)
・実現のための方策:仕組みを変えるだけでなく、実現を支える手立ても示されました。1年間の授業時間の合計(標準総授業時数)は増やしません。新しい教科・領域の時間は、ほかの教科から少しずつ(3〜4%程度)減らして生み出す考え方です。カリキュラム・マネジメント(学校全体の計画づくり)は、3つのステップで示し直します。高校入試の改善、授業動画の提供、教職員の数の改善なども挙げられています。(P75・P78・P79・P84・P86・P89・P90)

■ キーワード
・統合的な理解・総合的な発揮:内容のまとまりごとに示す「たどり着きたい姿」です。統合的な理解は知識がつながって使える状態、総合的な発揮は考える力を組み合わせて使える状態です。到達度を測る目標ではなく、向かう方向を示すものです。(P13・P14)
・見方・考え方:その教科を学ぶ本当の意味を示すものです。次期は解説ではなく学習指導要領の本体に、目標のすぐ下の別の欄で書く方向です。先生が「教科の本質を外していないか」を確かめる目安になると期待されています。(P23)
・調整授業時数制度:小・中で、教科の内容はすべて扱う前提で、標準の授業時数より少なく計画できる仕組みの案です。生まれた時間は、ほかの教科や「裁量的な時間」に回せます。国への申請はいらず、学校の判断で使える方向です。(P31・P32)
・裁量的な時間:調整授業時数制度で生んだ時間を、教科以外に使う時間です。子供向けの「学習枠」と、先生の組織的な研究・研修のための「研究・研修等枠」があります。全体で週2コマ程度までが上限の想定です。(P32・P37・P38)
・研究・研修等枠:裁量的な時間のうち、先生たちが授業をよくするために組織で研究・研修する枠です。上限は週1コマ(年間最大35コマ)程度の想定です。教育課程の時間を使って学び合えるようにするねらいです。(P32・P36)
・余白:ただのひまではなく、子供の深い学びを実現するための時間のゆとりのことです。学校や先生にとっては、仕事をよりよく進めるためのゆとりを指し、子供の力を育てることにつなげるものとされています。(P8・P55)
・見取る姿:「学びに向かう力」が表れている子供の具体的な姿の例です。国が教科ごとに示す方向です。単元ごとの姿は示さず、単元ごとに「◯」を付ける運用も求めないとされています。(P65)
・「◯」の付記:思考・判断・表現の評価の中で、最初の一歩・自分での調整・対話と協働の姿が特に見られたときに「◯」を書き添える案です。思考・判断・表現と一体的に考えられ、評定に影響し得るとされています。(P63・P64・P67)
・情報活用能力:情報技術を使いこなして学んだり、問題を解決したりする力です。次期は「活用」「適切な取扱い」「特性の理解」の3つの要素で整理します。言語能力と並び、すべての学習を支える力とする方向です。(P24・P73・P74)
・特別の教育課程:一部の子供のために、通常とは違う計画で学べるようにする仕組みです。日本語指導や通級による指導などで今もあります。次期は、教育支援センター等に通う不登校の子や、特異な才能のある子にも作れるようにする方向です。(P53・P54)
・◯学年相当:学習指導要領で学年を示すときの新しい書き方の案です。その学年に縛られずに計画できることを示します。「上の学年の内容は扱えない」といった思い込みを改めるねらいです。(P18)
・デジタル学習指導要領:ウェブで見られる学習指導要領の案です。キーワードで検索したり、指導書からリンクで開いたりできるようにします。生成AIでも読み取りやすいデータの形で提供する方向です。(P21)
・確かな知識:意味が分かり、ほかの知識とつながって頭の中で整理され、別の学習や生活の場面でも使える知識のことです。AI時代だからこそ、これまで以上に必要になるとされています。(P9)
・外化:書く・話す・作るなどで、自分の考えを外に表すことです。読む・聞くで取り込む「内化」と行き来させ、理解を深めます。AIの答えをそのまま使い、考える過程を飛ばさないためにも大切とされています。(P28)
・新単位:高校で、50分の授業17コマを1単位の標準とする新しい数え方の案です。今の1単位はおおむね2新単位にあたります。卒業に必要な単位は148新単位とすることが適当とされました。(P46)

■ いつから(見込み)
・小学校:小学校の全面実施は2030年度(令和12年度)からの見込みです。その前の2028年度(令和10年度)から、調整授業時数制度や総合の「情報の領域」を先に始められるようにする方向です。どれも告示前の予定で、変わることがあります。
・中学校:中学校の全面実施は2031年度(令和13年度)からの見込みです。調整授業時数制度は2028年度(令和10年度)から使えるようにする方向です。「情報・技術科」は2029年度(令和11年度)から段階的に先に始める方向です。どれも告示前の予定で、変わることがあります。
・高校:高校の学習指導要領の改訂(告示)は2027年度末(令和9年度末)の予定です。実施は2032年度(令和14年度)の入学生から学年ごとに進む見込みです。単位制の見直しは、2029年度か2030年度(令和11年度か12年度)に先に始める方向です。どれも予定で、変わることがあります。

資料パックは、このサイトの要約(審議まとめのページ番号つき)をまとめたものです。審議まとめは告示前の案で、答申・告示で変わることがあります。

AIを使うときの3つの約束

うのみにしないAIはまちがえます。日付・数字・制度名は、資料パックのページ番号から審議まとめの原文で確かめましょう。
個人情報を入れない児童生徒やお子さんの名前・学校名・写真・成績など、だれのことかわかる情報は入れません。
ルールを守る学校や自治体が認めたAIを、利用規約(年齢制限・保護者の同意など)にしたがって使います。

文部科学省「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」の、利用規約・年齢制限・保護者の同意、個人情報を入れないことについての記述をもとにまとめました。