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国語はどう変わる?

「話や文章の機能」で話す・書く・読むをつなぎ、高校の選択科目を再編

国語

国語はどう変わる?

話す・書く・読むを「話や文章の機能」でつなぐ教科へ

3行でいうと

国語の変更点

  • 話や文章が社会で果たす役割(「話や文章の機能」(仮称))を軸に、話す・聞く、書く、読むの学習を関連付けて計画できるよう内容を整理し直す方向。
  • 「知識及び技能」は「運用しながら深める」面と「教養として深める」面の2つに分け、漢字などの事項もまとめ直して精選する案。
  • 高校は必履修2科目の枠組みと単位数を保ったまま、選択科目を標準2科目(各8新単位)と発展4科目(各4新単位)に組み替える案(科目名は仮称)。
小学校では

国語(小学校)

国語は、話す・聞く、書く、読むの学習をつなぐ方向です。カギは「話や文章の機能」(仮称)です。これは、文章が社会で果たす役割のことです。たとえば「考えや主張の理由付けと吟味」があります。言葉の知識は、使いながら深めるものと、教養として深めるものに分けて整理する案です。小学校では、手で書く書写の指導を丁寧に進めるとされています。

  • 「話や文章の機能」で3つの領域をつなぐ
  • 言葉の知識を2つの面に分ける
  • 手で書く書写を丁寧に
中学校では

国語(中学校)

中学校も、話す・聞く、書く、読むを「話や文章の機能」(仮称)でつなぐ方向です。「思考力、判断力、表現力等」は、文章の種類と考え方をひとまとまりで示す案です。評価は、途中の見取り(形成的評価)を重くするとされています。教科書は、中心になる「基幹教材」と、調整できる「関連教材」を分けることが考えられています。

  • 文章の種類と考え方をひとまとまりに
  • 学習の過程をそろえて、領域をつなぐ
  • 評価は途中の見取りを重く
高校では

国語(高校)

高校の国語は、必履修の2科目の枠組みと単位数を保つ方向です。名前は「現代の国語Ⅰ」「言語文化Ⅰ」(いずれも仮称)とする案です。選択科目は、標準の2科目と発展の4科目に組み替える案です。理系で「論理国語」だけ、といった学びの偏りをなくすことがねらいです。古典は、文法と口語訳に偏った指導の見直しが示されています。

  • 必履修は「現代の国語Ⅰ」「言語文化Ⅰ」
  • 選択科目は「標準2科目+発展4科目」に
  • 教材は「科目のねらい」で選ぶ
新旧比較

国語の「見方・考え方」

いままで「言葉による見方・考え方」として、対象と言葉、言葉と言葉との関係を、言葉の意味・働き・使い方などに着目して捉えたり問い直したりして、言葉への自覚を高めること。
これから(方向)「様々な事象を表す自他の言葉を」、その意味や働き、使い方に着目して吟味し、「多様な立場や考えを理解して、よりよく伝え合おうとすること」と、より短く示す(案)。
新旧比較

「思考力、判断力、表現力等」の学習過程

いままで領域ごとに学習過程が違い、細かく分かれている(例:「読むこと」は「構造と内容の把握」「精査・解釈」「考えの形成」「共有」など)。
これから(方向)領域どうしでそろえる。話す・書く=「考えの形成/表現・推敲」、聞く・読む=「構造と内容の理解・解釈/考えの形成」、話し合う=「考えの形成」。
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  1. 国語はどう変わる?
    話す・書く・読むを「話や文章の機能」でつなぐ教科へ
  2. 国語の変更点
    話や文章が社会で果たす役割(「話や文章の機能」(仮称))を軸に、話す・聞く、書く、読むの学習を関連付けて計画できるよう内容を整理し直す方向。/「知識及び技能」は「運用しながら深める」面と「教養として深める」面の2つに分け、漢字などの事項もまとめ直して精選する案。/高校は必履修2科目の枠組みと単位数を保ったまま、選択科目を標準2科目(各8新単位)と発展4科目(各4新単位)に組み替える案(科目名は仮称)。
  3. 国語(小学校)
    国語は、話す・聞く、書く、読むの学習をつなぐ方向です。カギは「話や文章の機能」(仮称)です。これは、文章が社会で果たす役割のことです。たとえば「考えや主張の理由付けと吟味」があります。言葉の知識は、使いながら深めるものと、教養として深めるものに分けて整理する案です。小学校では、手で書く書写の指導を丁寧に進めるとされています。
    「話や文章の機能」で3つの領域をつなぐ/言葉の知識を2つの面に分ける/手で書く書写を丁寧に P131P134P139P131
  4. 国語(中学校)
    中学校も、話す・聞く、書く、読むを「話や文章の機能」(仮称)でつなぐ方向です。「思考力、判断力、表現力等」は、文章の種類と考え方をひとまとまりで示す案です。評価は、途中の見取り(形成的評価)を重くするとされています。教科書は、中心になる「基幹教材」と、調整できる「関連教材」を分けることが考えられています。
    文章の種類と考え方をひとまとまりに/学習の過程をそろえて、領域をつなぐ/評価は途中の見取りを重く P134P138P134P129
  5. 国語(高校)
    高校の国語は、必履修の2科目の枠組みと単位数を保つ方向です。名前は「現代の国語Ⅰ」「言語文化Ⅰ」(いずれも仮称)とする案です。選択科目は、標準の2科目と発展の4科目に組み替える案です。理系で「論理国語」だけ、といった学びの偏りをなくすことがねらいです。古典は、文法と口語訳に偏った指導の見直しが示されています。
    必履修は「現代の国語Ⅰ」「言語文化Ⅰ」/選択科目は「標準2科目+発展4科目」に/教材は「科目のねらい」で選ぶ P80P137P80P137
  6. 国語の「見方・考え方」
    いままで:「言葉による見方・考え方」として、対象と言葉、言葉と言葉との関係を、言葉の意味・働き・使い方などに着目して捉えたり問い直したりして、言葉への自覚を高めること。 → これから:「様々な事象を表す自他の言葉を」、その意味や働き、使い方に着目して吟味し、「多様な立場や考えを理解して、よりよく伝え合おうとすること」と、より短く示す(案)。 P132
  7. 「思考力、判断力、表現力等」の学習過程
    いままで:領域ごとに学習過程が違い、細かく分かれている(例:「読むこと」は「構造と内容の把握」「精査・解釈」「考えの形成」「共有」など)。 → これから:領域どうしでそろえる。話す・書く=「考えの形成/表現・推敲」、聞く・読む=「構造と内容の理解・解釈/考えの形成」、話し合う=「考えの形成」。 P129P134