もくじ(13項目)
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ひとことで言うと
覚える社会から、問いと確かな情報で探究する社会へ
- 中学校社会に、地理・歴史・公民をつなぐ「分野横断」の単元として、A・Bを新たに設け、現行のまとめに当たるCを位置付け直す案。地域調査などの地域学習は単元B「私たちと社会(仮称)」でまとめて扱う方向。
- 学ぶ内容は増やさず、重なる事項や教科書の用語をしぼり込む方向。教科書「を」教えるから、教科書「で」教える授業への転換をめざす。
- ネットやAIの情報が正しいかを確かめる「情報の妥当性の確認」の技能を新たに位置付け、模擬選挙などの主権者教育や外部機関との連携を強める方向。
校種ごとに、やさしく解説
小学校 社会・地理歴史・公民はどう変わる?
やさしく言うと小学校の社会は、身近な地域から国際社会へと広げる考え方を続ける方向です。そのうえで、グローバル化などの地域の変化も内容に入れるとされています。内容は重なりを整理してしぼる案です。調べてまとめる力には、情報が確かかどうかを確かめる力が加わる方向です。教科書が歴史の通史にならないようにすることも示されています。
4年「県内の特色ある地域」は3つから2つへ
今は、地場産業、国際交流、資源の保護・活用の3つの地域を同じように扱うことになっています。次期は、このうち2つの地域を選ぶ方向でしぼる案です。5年の「産業と情報」は、新しい「情報の領域」と役割を分け、情報を生かす産業の役割に重点を置くとされています。 P153
教室では、たとえば:県内の2つの地域を選び、それぞれの特色を時間をかけてじっくり比べて調べる。そんな単元の組み方が考えられます。
「確かな」情報で調べてまとめる
ネットの情報には、真偽や意図、背景が分かりにくいものがあります。そこで、調べてまとめる技能に「情報の妥当性の確認」(情報が確かか確かめること)を新たに位置付ける方向です。小中学校では「確かな」情報に基づき、「適切かつ」効果的に調べまとめるとしています。 P148P159
教室では、たとえば:調べ学習のカードに「この情報はだれが出したか」「ほかの資料でも同じか」を書く欄を作る。そんな工夫が一例です。
歴史は人物と文化遺産で大まかに
小学校の歴史は、人物の業績や優れた文化遺産を通して、世の中の動きを大まかに理解する構成です。事象を網羅的に扱うものではないとされています。そのため、教科書が通史(すべての時代を順に追う形)にならないよう促す方向です。 P155
教室では、たとえば:ある人物の働きを中心に「なぜこの人は人々に支持されたのか」という問いで1時間を組み立てる。そんな授業が考えられます。
主権者教育を体験から
主権者教育を「深める」と「広げる」の両方から進める方向です。子供が主体となる模擬選挙や模擬議会などの実践的な活動を進めるとしています。こども基本法をふまえ、特別活動とも連携し、子供が実感をもって活動する機会を充実するとしています。 P157P158
教室では、たとえば:学校のきまりや地域の課題について意見を出し合い、話し合って決める模擬議会を開く。そんな活動が一例です。
中学校 社会・地理歴史・公民はどう変わる?
やさしく言うと中学校の社会は、地理・歴史・公民をつなぐ「分野横断」の単元を設ける方向です。単元A「社会へのまなざし」、B「私たちと社会」、C「よりよい社会を目指して」(いずれも仮称)です。地域調査は、主に単元Bでまとめて行う方向です。日本の諸地域の数を減らすなど、内容をしぼる例も示されています。調べる技能に情報の確かさを確かめる力を加え、AIに頼った成果物が通用しない評価の工夫も求められています。
分野横断の単元A・B・C
Aは、小学校の学びをふまえて中学校社会への動機付けをする単元です。Bは、地理と歴史の学びをふまえて公民へつなぐ単元です。Cは、課題を探究して社会のまとめとする単元に位置付け直します。どれも仮称で、教科書での扱いは今後検討とされています。 P151
教室では、たとえば:入学直後に、小学校で学んだ地図や年表を使って「中学校の社会で何を学ぶか」を見通す授業。そんな導入が単元Aの方向に沿う例です。
地域調査は単元Bで地理・歴史の両面から
中学校の地域調査は、小学校に比べて実施率が低いとされています。そこで、地域を題材とした学習を単元B「私たちと社会」(仮称)に位置付ける方向です。地理と歴史の両面から扱います。実施時期や方法は柔軟にできる方向です。 P153P160
教室では、たとえば:学校の周りの土地利用と、その土地の昔の様子を両方調べ、地域の課題を考える。そんな地域調査が考えられます。
内容をしぼる具体例
地理の「日本の諸地域」は、考察の仕方が重なる2つの地域を関連させ、扱う地域の数を減らす方向です。歴史は、政治・文化・外交・社会を一体的に扱い、時代の特色をつかむよう整理します。公民の情報化の学習は、新しい「情報・技術科」(仮称)と役割を分けるとされています。 P153
教室では、たとえば:「産業」の視点で2つの地方を続けて比べ、共通点と違いを考える。そうした組み合わせが、この方向の一例です。
AIに頼った成果物が通用しない評価
検索結果のAIの要約をそのまま写す実態が課題とされています。最終的な評価で、自分で考えていない成果物が通用しない工夫が急がれるとしています。例として、口頭試問(口頭での質問)を取り入れることなどがあげられています。 P146P159
教室では、たとえば:レポート提出後に、根拠にした資料と自分の考えを1分で説明してもらう。そんな確認の場面を入れる工夫が考えられます。
高校 社会・地理歴史・公民はどう変わる?
やさしく言うと高校の地理歴史科・公民科は、科目名と単位数は今と同じとされています。そのうえで、探究的な学びを進める見直しが示されています。地理総合には導入単元「地理と私たち」(仮称)を設ける方向です。「公共」の事柄や課題は13から10にしぼる案です。調べる技能では、情報の妥当性を吟味する視点をより重視する方向です。
地理総合に導入単元
地理総合の大項目Aを再編し、導入単元「地理と私たち」(仮称)とする方向です。地理を学ぶ意味に気付き、科目の見通しをもつための単元です。景観観察で集めた情報をGIS(地図に情報を重ねる仕組み)で見える形にすることが示されています。 P151
教室では、たとえば:学校周辺の景観を撮影し、GISの地図上に並べて気付いたことを話し合う。そこから1年間の学びを見通す授業が考えられます。
歴史は生徒の「問い」を生かす
歴史の3科目では、生徒が課題意識を問いとして表すことを明記する方向です。教師はその問いを後の学習で生かします。教科書の歴史用語は、網羅的に載せない編集が大事だと周知するとしています。その方向は「教科書等における用語の精選方針(仮称)」で示すとしています。 P152P155
教室では、たとえば:単元の初めに生徒が出した問いを掲示し、単元のまとめで「自分の問いにどう答えるか」を書かせる。そんな流れが一例です。
「公共」は13の事柄・課題を10に
公共では、主題を設定しやすくするため、13の事柄や課題を10にしぼる案です。たとえば「職業選択」と「雇用と労働問題」を一つにまとめる例が示されています。協働して追究する活動では、細かな制度の解説より基本的な原理に焦点を当てるとしています。 P152P154
教室では、たとえば:「働き方」をテーマに、職業選択と労働問題をまとめて扱い、原理をもとに意見を比べる。そんな授業が考えられます。
妥当性を吟味し、主権者として行動へ
高校では、批判的に情報を扱う視点をより重視し、「その妥当性を吟味しながら」調べまとめる方向です。主権者教育では、現実の政治的な事象も扱う方向が示されています。選挙管理委員会などとの連携を進めます。政治的中立性の確保が重要とされています。 P148P157P158
教室では、たとえば:同じ政策について立場の違う資料を読み比べ、出典と根拠を確かめてから模擬投票をする。そんな学習が一例です。
小・中・高で10秒
| 小学校 | 4年「県内の特色ある地域」は3地域→2地域に精選。情報の正しさを確かめる技能を加える |
|---|---|
| 中学校 | 3分野をつなぐ分野横断の単元A・Bを設け、Cをまとめ単元に位置付け直す。地域調査は単元Bで |
| 高校 | 科目名は現行どおり。地理総合に導入単元を新設、「公共」の事柄・課題は13→10に精選 |
| 高校の科目 | 科目名・単位数は現行どおり |
社会・地理歴史・公民の指導案(試案)
社会・地理歴史・公民の授業アイデア(次期を先取り)
主な変更点(審議まとめより)
中学校社会科に、地理・歴史・公民の3分野をつなぐ単元を3つ位置付ける案です。A・Bは各分野の既存の内容を統合・整理して新たに設け、Cは現行のまとめの内容を分野横断の単元として位置付け直します。A「社会へのまなざし(仮称)」は小学校から中学校への入り口、B「私たちと社会(仮称)」は地理・歴史から公民への橋渡し、C「よりよい社会を目指して(仮称)」は3年間のまとめとして課題を探究する単元です。これに合わせて、今の各分野の内容の一部または全部がこれらの単元に移される方向です。今の教科書は分野別なので、分野横断の内容の扱い方は今後検討するとされています。 P151
今は地理的分野と歴史的分野にそれぞれある地域を題材にした学習(地域調査を含む)を、分野横断の単元Bの中で地理・歴史の両面から一体的に扱う案です。地域の課題やその解決を見通した学習課題を立て、地域の人材を積極的に活用します。実施の時期や方法は、学校行事との連携も含めて柔軟にできる方向です。国が指導事例を集めて周知するとされています。 P153P160
全体として学習内容は増やさず、重なっている事項などを整理する方向です。小学校4年「県内の特色ある地域の様子」は、3つの地域を同じように扱うのをやめ、2つを選ぶ方向です。中学校地理「日本の諸地域」は、考察の仕方が重なる2地域を関連させて扱い、地域の数を減らすとしています。中学校歴史は文化・政治・外交・社会を一体的に扱って時代の特色をつかむ形に整理し、高校「日本史探究」は近現代の項目を、より上位の考え方でまとめる方向です。 P153P154
新しく設ける案の「情報の領域」(小学校は「総合的な学習の時間」の中に設け、名称を「総合的な探究の時間」に改める案)や「情報・技術科」と役割を分けて、社会科の内容をしぼる方向です。小学校5年「我が国の産業と情報との関わり」は、情報を活用する産業の役割に重点を置きます。中学校公民「私たちと現代社会」の情報化の影響の学習は、それによる社会の変化や課題を考える学習に重点を置きます。 P153
審議まとめでは、地理総合は大項目Aを、地理を学ぶ意味に気付き見通しをもつ導入単元「地理と私たち(仮称)」に作り直し、景観観察で集めた情報をGIS(地図で情報を見える化する仕組み)で示す活動を入れる案です。地理探究はB(2)「現代世界の諸地域」を「現代世界の地誌的考察と課題の研究(仮称)」に作り直し、世界をくまなく扱うのではなく、テーマで区切った地域で課題を考える案です。歴史総合・日本史探究・世界史探究では、生徒が自分の疑問を「問い」として表し、教師がそれを後の学習で生かすことを明記する方向です。さらに日本史探究・世界史探究では、各単元のまとめで探究的に学習した結果を表現することを明記するとしています。 P151P152
「公共」のBとCで扱う事柄や課題を13から10にしぼる案で、主題を立てやすくします。例として「職業選択」と「雇用と労働問題」を「雇用と労働問題(職業選択を含む)」にまとめます。話し合いの活動では、細かい制度の説明ではなく基本的な原理に焦点を当てるよう示します。「倫理」と「政治・経済」は、「公共」との関係がよりわかるように示し、探究で扱う課題を社会の情勢に合わせて見直します。 P152P154
ネットなどで集めた情報の真偽や意図、背景をつかむことがより大切になったため、情報の信ぴょう性を確かめる新しい技能(「情報の妥当性の確認」に関する技能)を位置付ける方向です。目標では、小中学校は「確かな」情報に基づき「適切かつ」効果的に調べまとめる技能、高校は「その妥当性を吟味しながら」調べまとめる技能を身に付ける方向です。図書や新聞を使うことも大事だと注意されています。 P148P159
AIの要約をそのままコピーする児童生徒への指導が十分でない、という課題が示されました。最終的には児童生徒が自分で考え、自分の言葉で説明し、責任を持つという考え方を当面の基本とします。評価の例として、口頭試問の要素を入れることや、端末のテストモードでブラウザが使えない状態で根拠をもって記述させることが挙げられています。 P146P159
主権者教育を学校の年間指導計画に位置付ける方向です。模擬選挙・模擬投票・模擬議会・模擬請願など、子供が主体となって実感をもてる活動を重視し、形だけで終わらず合意形成を図る活動にするとしています。選挙管理委員会や議会事務局、NPO法人などとの連携や、特別活動・総合的な学習(探究)の時間との連携を強める方向です。政治的中立性の確保と、国の通知に沿った指導が重要とされています。 P157P158
国際情勢、自然災害・防災、海洋を含む環境、生成AIの影響、食料安全保障、金融経済、自衛隊、領土、経済安全保障、拉致問題、アイヌに関する理解などの視点で必要な見直しを行う方向です。こども基本法・障害者差別解消法・理解増進法などをふまえた人権の内容や、旧優生保護法やハンセン病の歴史と被害の実態も扱うとしています。研修などで教師の指導力を高めることも必要とされています。 P156
今からできる準備
社会・地理歴史・公民とAI
生成AIやSNSで大量の情報が簡単に手に入る一方、その真偽や信頼性を判断する力が求められています。資料や情報の真偽・意図・背景をつかみ、信ぴょう性を確かめ、根拠に基づいて自分の考えをつくる力を育てます。 P147
「社会的事象等について調べまとめる技能」の中に、集めた・読み取った・まとめた情報の信ぴょう性を確かめる新しい技能として「情報の妥当性の確認」を位置付ける方向です。総合の「情報の領域」などでの学習と関連させます。図書や新聞の活用も大切とされています。 P159
最終的には子供が自分で考え、判断し、成果物の内容を自分の言葉で説明し、責任を持つという考え方のもとで、課題を追究・解決する学習とその評価方法を改善することが当面の基本とされています。 P159
AI要約をそのままコピーする子供への指導が足りていない実態があり、最後の評価で自分で考えていない成果物が通用しない工夫が急ぎの課題とされています。例として、口頭試問の要素を入れる、端末のアンケートソフトのテストモードでブラウザを使えない状態にして、根拠を示して自分の考えを書かせる、が挙がっています。 P146P159
社会科の教師の端末活用は「資料を大きく映す」「ネットで自由に調べる」が中心で、道具的な使い方にとどまっています。課題把握(統計資料の検索など)、課題追究(根拠資料・原典資料の収集・分析や共有)、課題解決(レポート作成・発表)の各場面で、学習の質を高める基盤としてICTを位置付け直すとされています。 P146P159
内容を見直す視点の一つとして「生成AIをはじめとするデジタル技術の進展が社会にもたらす意義や影響」が挙げられています。高校の科目の内容例にも「生成AIなどデジタル技術の発展が進む社会」が示されています。 P156資料P173
社会参加にあたっては、SNSの影響や生成AIの普及が選択・判断に影響することをふまえる必要があり、情報モラルやメディアリテラシーの重要性がますます高まっているとされています。 P145
AIなどの技術がさらに進む中で、身近な題材を扱い実感を持って学ぶことが重要とされ、中学校の新しい接続単元で地域調査を含む学習を進めます。訪問が難しい場合は、1人1台端末で博物館などのデジタルコンテンツを活用する例も示されています。 P160
- 調べ学習では「情報の妥当性の確認」を手順に入れ、出典・意図・背景を確かめさせる(根拠P159)
- 最終評価に口頭試問を入れたり、テストモードでブラウザを使えない状態で根拠を示して記述させたりする(根拠P159)
- 生成AIなどデジタル技術が社会にもたらす意義や影響を、学習内容の視点として扱う(根拠P156)
現行⇔次期 新旧比較
中学校社会の構成
地理的分野・歴史的分野・公民的分野の分野別で、教科書も分野別。地域を題材にした学習(地域調査を含む)は地理・歴史それぞれにある。
3分野をつなぐ分野横断の単元として、A「社会へのまなざし(仮称)」・B「私たちと社会(仮称)」を新たに設け、まとめの単元C「よりよい社会を目指して(仮称)」を位置付け直す案。地域学習は単元Bで地理・歴史の両面から一体的に扱う方向。
見方・考え方
小学校では、社会的事象を位置や空間的な広がり、時期や時間の経過、人々の相互関係などに着目して捉え、比較・分類・総合したり、人々の生活と関連付けたりすること。
学ぶ対象を「社会的事象や言説」に広げ、よりよい社会の形成に向けて課題を「多面的・多角的」に考え、確かな根拠に基づいて「公正に判断」することとして整理。具体的な視点や方法は「統合的な理解・総合的な発揮」に移し、「社会的な視点や方法等」と呼ぶ。
教科目標の柱書
「グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者」に必要な資質・能力の育成。
骨格は小中高共通のまま、地域・国・世界を含めたよりよい社会の形成をふまえて「グローバル化する国際社会」の記載を見直す。「主体的に生きる」も、多様な他者と「協働的に」生きることをふまえて見直す。
調べまとめる技能
現行の技能の具体的な書き方は本文に引用されていない(「現行の関連する内容を含め整理・充実する」とだけある)。資料編m4 P206にも同じ要約あり
小中学校は「確かな」情報に基づき「適切かつ」効果的に調べまとめる技能、高校は「その妥当性を吟味しながら」調べまとめる技能。情報の信ぴょう性を確かめる「情報の妥当性の確認」に関する技能を新たに位置付ける。
小学校4年「県内の特色ある地域の様子」
地場産業が盛んな地域、国際交流に取り組む地域、地域の資源を保護・活用している地域の3つを同様に扱う。
2つの地域を選んで扱う方向で精選する。
高校「公共」のB・Cで扱う事柄や課題
13の事柄や課題。「職業選択」と「雇用と労働問題」は別の事柄・課題。
10の事柄や課題にしぼる案。「雇用と労働問題(職業選択を含む)」にまとめる案。
高校地理の単元
地理総合は大項目Aから始まる。地理探究にはB(2)「現代世界の諸地域」がある(解説に「世界全体を隈なく取り上げるものではない」との記述)。
地理総合の大項目Aを導入単元「地理と私たち(仮称)」に作り直し、GISで景観観察の情報を見える化。地理探究B(2)は「現代世界の地誌的考察と課題の研究(仮称)」に作り直し、テーマで区切った地域で課題を探究。
現行の学習指導要領・解説の原文(公式PDF)は資料室にまとめています。
高校の科目構成
地理歴史(地理総合・地理探究・歴史総合・日本史探究・世界史探究)と公民(公共・倫理・政治・経済)の科目名・構成は現行のままとする案(P82の「構成(案)」の表)。科目内では、地理総合の導入単元「地理と私たち(仮称)」、地理探究の「現代世界の地誌的考察と課題の研究(仮称)」への再編、公共の事柄・課題を13から10へ精選などの見直しが示されている(P151〜152)。
授業時数・単位
小・中学校の社会の標準授業時数を変えるという記述は、この教科の節にはない。高校は標準単位数が新単位で示され、地理総合4・地理探究6・歴史総合4・日本史探究6・世界史探究6・公共4・倫理4・政治・経済4新単位(現行の2・3単位を新単位に直した値。現行1単位=新2単位、P81〜82)。内容の精選では調整授業時数制度で標準を下回る場合も考慮する(P153)。学年区分は示しつつ学年をこえた前倒し・後ろ倒しを認め、配当時数の目安の示し方は告示文で検討。高校は単位の細分化や増単・減単の仕組みの下で示し方を検討(P161)。
校種ごとのページ・図解アニメ
ほかの教科も見る
出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。





