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外国人がビックリする日本現代の暮らし

2026年10月4日(日)

「自販機が、外に置きっぱなし?」

壊されない理由と、減りはじめた理由

日本に来た人がまず写真に撮るものの一つが、自動販売機です。驚かれるのは数の多さより、お金の入った機械が、夜の道ばたに誰もいないまま立っていることです。ただ、その自販機は、実はこの10年あまりでかなり減っています。

「自販機が、外に置きっぱなし?」 — 壊されない理由と、減りはじめた理由

置けるのは、壊されないから

国によっては、自販機は駅の構内や建物の中など、人の目があるところに置くのがふつうです。外に置けば、壊されて中のお金を取られるおそれがあるからです。日本で道ばたに置けるのは、そうした被害が比較的少なく、置く側が「外に置いても割に合う」と判断できるからです。

とはいえ、被害がまったく無いわけではありません。機械そのものも、こじ開けにくい頑丈な作りになっています。治安のよさと機械の丈夫さの両方があって、外に置きっぱなしにできているのです。

置いているのは、土地の持ち主

道ばたの自販機は、飲料会社が勝手に置いているわけではありません。よくあるのは、その土地や店の持ち主が場所を貸し、売れた本数に応じて手数料を受け取るしくみです。電気代は持ち主が払うことが多く、家の前の空いた場所が小さな収入源になります。

1台の中身も、外国の人には珍しく映ります。冷たい飲みものと温かい飲みものを同じ機械で売り、秋から冬にかけては、一部のボタンの下の表示が青い「つめた〜い」から赤い「あったか〜い」に変わります。缶のコーンスープやお茶が温かいまま出てくるのは、日本ではごく普通の光景です。

実は、10年あまりで2割以上減った

日本自動販売システム機械工業会がまとめた数字では、2025年末の自販機は約388万台で、そのうち飲料の自販機は約218万台でした。ピークだった2013年の約509万台から、2割以上減っています。

理由としてよく挙げられるのは、飲みものの値上げです。スーパーやドラッグストアのほうが安く買えるため、割高な自販機を避ける人が増えました。商品を補充する人の人件費や運ぶ費用も上がっています。「どこにでもある日本の自販機」も、少しずつ姿を変えているのです。

英語で言うと

In Japan, vending machines can stand outside on a dark street because people rarely break into them, and the machines are built to be hard to open. Many stand on private land, and the landowner usually gets a cut of the sales. But there are fewer than before: about 3.88 million at the end of 2025, down from about 5.09 million in 2013, partly because drinks are cheaper at supermarkets.

日本では、自販機が暗い道ばたにも置けます。こじ開けられることがめったになく、機械も開けにくく作られているからです。多くは私有地に置かれていて、土地の持ち主はふつう、売り上げに応じた手数料を受け取ります。ただ、数は前より減っています。2025年末で約388万台と、2013年の約509万台から減りました。スーパーのほうが飲みものが安い、というのも理由の一つです。

このコラムから、使えるフレーズ

  • You can buy hot and cold drinks from the same machine.
    同じ機械で、温かい飲みものも冷たい飲みものも買えるよ。
  • Red labels mean the drink is hot.
    赤い表示のものは、温かい飲みものだよ。
  • The person who owns the land gets a share of the sales.
    土地の持ち主が、売り上げの一部を受け取るんです。
  • Please don't put your trash in the recycling box next to the machine. It's only for cans and bottles.
    横の回収箱にごみを捨てないでね。缶とペットボトル専用なんだ。
  • Drinks are usually cheaper at the supermarket.
    飲みものは、たいていスーパーのほうが安いよ。

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