As a Man Thinketh: Thought and Purpose(原因と結果の法則 第4章 思いと目標)の挿絵

📕 原因と結果の法則 全7章の 4番目 目次 ↓

As a Man Thinketh: Thought and Purpose

原因と結果の法則 第4章 思いと目標

  • 📖 656 words
  • ⏱ 約6分
  • 🔊 3:41
  • YL 5.0+
  • 英検1級・ネイティブ目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ思いが目的と結びつかないかぎり、本当の達成はない。第4章では、人生の中心に目的を持つこと、そして目的を持てない人はまず目の前の義務を完璧に果たすことから始めよ、と説かれます。

ジェームズ・アレン『原因と結果の法則(As a Man Thinketh)』(1903年)原文。底本: Project Gutenberg eBook #4507 第4章

キーワード(12語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • bark小舟
  • drift漂う
  • pettyささいな
  • self-pityings自己憐憫
  • legitimate正当な
  • centralizing中心となる
  • insignificant取るに足らない
  • concentration集中
  • resolution決意
  • doubts疑い
  • fears恐れ
  • wielder使い手
音声に合わせて文が光ります0:00 / 3:41

Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・アメリカ英語・Charon)

UNTIL thought is linked with purpose there is no intelligent accomplishment. With the majority the bark of thought is allowed to "drift" upon the ocean of life. Aimlessness is a vice, and such drifting must not continue for him who would steer clear of catastrophe and destruction.

思いが目標と結びつかないかぎり、知恵のある成果は生まれません。たいていの人は、思いという小舟を、人生の海に「ただよう」ままにしています。目的のないことは悪です。災いや破滅を避けて舵を取りたいなら、そんなふうにただよい続けてはいけません。

They who have no central purpose in their life fall an easy prey to petty worries, fears, troubles, and self-pityings, all of which are indications of weakness, which lead, just as surely as deliberately planned sins (though by a different route), to failure, unhappiness, and loss, for weakness cannot persist in a power evolving universe.

人生に中心となる目標を持たない人は、ささいな心配や恐れ、もめごとや、自分をあわれむ気持ちに、たやすくとらわれてしまいます。これらはどれも弱さのしるしです。そして弱さは、わざとたくらんだ罪と同じくらい確実に、失敗と不幸と損失へと人を導きます。道すじはちがっても、行きつく先は同じです。力によって進化していくこの宇宙では、弱いものは生き残れないからです。

A man should conceive of a legitimate purpose in his heart, and set out to accomplish it. He should make this purpose the centralizing point of his thoughts. It may take the form of a spiritual ideal, or it may be a worldly object, according to his nature at the time being; but whichever it is, he should steadily focus his thought-forces upon the object, which he has set before him. He should make this purpose his supreme duty, and should devote himself to its attainment, not allowing his thoughts to wander away into ephemeral fancies, longings, and imaginings. This is the royal road to self-control and true concentration of thought. Even if he fails again and again to accomplish his purpose (as he necessarily must until weakness is overcome), the strength of character gained will be the measure of his true success, and this will form a new starting-point for future power and triumph.

人は、心の中に正当な目標をえがき、それをなしとげようと歩み出すべきです。その目標を、自分の思いの中心にすえるのです。その時のその人のありように応じて、それは心の理想であってもいいし、この世の目的であってもかまいません。どちらにしても、自分の前にかかげた目標に、思いの力をしっかりと集め続けることです。その目標をいちばん大事な務めとし、それを果たすことに身をささげます。はかない空想や、あこがれや、思いつきに、思いがふらふらとさまようのを許してはいけません。これこそが、自分をおさえ、本当に思いを集中させるための王道です。目標をなしとげられず、何度も何度も失敗するかもしれません。弱さに打ち勝つまでは、それも避けられないことです。けれども、そのあいだに身についた人格の強さこそが、その人の本当の成功をはかるものさしになります。そしてそれが、これから先の力と勝利のための、新しい出発点となるのです。

Those who are not prepared for the apprehension of a great purpose should fix the thoughts upon the faultless performance of their duty, no matter how insignificant their task may appear. Only in this way can the thoughts be gathered and focussed, and resolution and energy be developed, which being done, there is nothing which may not be accomplished.

大きな目標をつかむ準備がまだできていない人は、自分の務めを完ぺきに果たすことに、思いを集中させるとよいでしょう。その仕事がどんなにつまらないものに見えてもかまいません。そうすることでしか、思いを集めて一つに向け、決意と気力を育てることはできないのです。それができれば、なしとげられないことは何もありません。

The weakest soul, knowing its own weakness, and believing this truth that strength can only be developed by effort and practice, will, thus believing, at once begin to exert itself, and, adding effort to effort, patience to patience, and strength to strength, will never cease to develop, and will at last grow divinely strong.

どんなに弱い魂でも、自分の弱さを知り、強さは努力と練習によってしか育たないという真理を信じれば、すぐに力をふりしぼりはじめるでしょう。そして努力に努力を、忍耐に忍耐を、力に力を重ねて、休むことなく成長し続け、ついには神のように強くなるのです。

As the physically weak man can make himself strong by careful and patient training, so the man of weak thoughts can make them strong by exercising himself in right thinking.

体の弱い人も、注意深く根気よく鍛えれば、強くなれます。それと同じように、思いの弱い人も、正しく考える練習を積めば、思いを強くできるのです。

To put away aimlessness and weakness, and to begin to think with purpose, is to enter the ranks of those strong ones who only recognize failure as one of the pathways to attainment; who make all conditions serve them, and who think strongly, attempt fearlessly, and accomplish masterfully.

目的のなさと弱さを捨てて、目標をもって考えはじめること。それは、強い人たちの仲間入りをすることです。そういう人たちは、失敗を、目標にたどりつくための道の一つとしか見ません。どんな状況も自分の役に立て、力強く考え、恐れずに挑み、みごとになしとげるのです。

Having conceived of his purpose, a man should mentally mark out a straight pathway to its achievement, looking neither to the right nor the left. Doubts and fears should be rigorously excluded; they are disintegrating elements, which break up the straight line of effort, rendering it crooked, ineffectual, useless. Thoughts of doubt and fear never accomplished anything, and never can. They always lead to failure. Purpose, energy, power to do, and all strong thoughts cease when doubt and fear creep in.

目標を心にえがいたら、そこへ向かう一本のまっすぐな道を、頭の中にはっきりと引きましょう。そして、右にも左にも目をそらさないことです。疑いと恐れは、きびしく締め出さなければなりません。疑いと恐れは、ものを壊すはたらきをします。努力のまっすぐな線を断ち切って、曲がった、効き目のない、役に立たないものにしてしまうのです。疑いと恐れの思いが、何かをなしとげたことはありません。これからも決してありません。いつも失敗につながるだけです。疑いと恐れがしのびこむと、目標も、気力も、やりとげる力も、あらゆる強い思いも、消えてしまうのです。

The will to do springs from the knowledge that we can do. Doubt and fear are the great enemies of knowledge, and he who encourages them, who does not slay them, thwarts himself at every step.

やろうという意志は、自分にはできると知っていることから生まれます。疑いと恐れは、この知る力の大敵です。疑いと恐れを育て、退治しようとしない人は、一歩進むごとに自分で自分の足を引っぱることになるのです。

He who has conquered doubt and fear has conquered failure. His every thought is allied with power, and all difficulties are bravely met and wisely overcome. His purposes are seasonably planted, and they bloom and bring forth fruit, which does not fall prematurely to the ground.

疑いと恐れに打ち勝った人は、失敗に打ち勝ったのです。その人の思いはどれも力と手を結び、どんな困難にも勇敢に立ち向かい、賢く乗り越えていきます。その人の目標は、ちょうどよい時期にまかれた種のように、花を咲かせ、実を結びます。その実は、熟さないうちに地面に落ちることはありません。

Thought allied fearlessly to purpose becomes creative force: he who knows this is ready to become something higher and stronger than a mere bundle of wavering thoughts and fluctuating sensations; he who does this has become the conscious and intelligent wielder of his mental powers.

恐れることなく目標と結びついた思いは、ものを生み出す力になります。これを知っている人は、揺れ動く思いや移ろう気分の寄せ集めにすぎない存在から、もっと高く、もっと強い存在へと変わる準備ができています。そして、これを実行する人は、自分の心の力を自覚して、賢く使いこなす人になっているのです。

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

思いが目標と結びつかないかぎり、知恵のある成果は生まれません。たいていの人は、思いという小舟を、人生の海に「ただよう」ままにしています。目的のないことは悪です。災いや破滅を避けて舵を取りたいなら、そんなふうにただよい続けてはいけません。

人生に中心となる目標を持たない人は、ささいな心配や恐れ、もめごとや、自分をあわれむ気持ちに、たやすくとらわれてしまいます。これらはどれも弱さのしるしです。そして弱さは、わざとたくらんだ罪と同じくらい確実に、失敗と不幸と損失へと人を導きます。道すじはちがっても、行きつく先は同じです。力によって進化していくこの宇宙では、弱いものは生き残れないからです。

人は、心の中に正当な目標をえがき、それをなしとげようと歩み出すべきです。その目標を、自分の思いの中心にすえるのです。その時のその人のありように応じて、それは心の理想であってもいいし、この世の目的であってもかまいません。どちらにしても、自分の前にかかげた目標に、思いの力をしっかりと集め続けることです。その目標をいちばん大事な務めとし、それを果たすことに身をささげます。はかない空想や、あこがれや、思いつきに、思いがふらふらとさまようのを許してはいけません。これこそが、自分をおさえ、本当に思いを集中させるための王道です。目標をなしとげられず、何度も何度も失敗するかもしれません。弱さに打ち勝つまでは、それも避けられないことです。けれども、そのあいだに身についた人格の強さこそが、その人の本当の成功をはかるものさしになります。そしてそれが、これから先の力と勝利のための、新しい出発点となるのです。

大きな目標をつかむ準備がまだできていない人は、自分の務めを完ぺきに果たすことに、思いを集中させるとよいでしょう。その仕事がどんなにつまらないものに見えてもかまいません。そうすることでしか、思いを集めて一つに向け、決意と気力を育てることはできないのです。それができれば、なしとげられないことは何もありません。

どんなに弱い魂でも、自分の弱さを知り、強さは努力と練習によってしか育たないという真理を信じれば、すぐに力をふりしぼりはじめるでしょう。そして努力に努力を、忍耐に忍耐を、力に力を重ねて、休むことなく成長し続け、ついには神のように強くなるのです。

体の弱い人も、注意深く根気よく鍛えれば、強くなれます。それと同じように、思いの弱い人も、正しく考える練習を積めば、思いを強くできるのです。

目的のなさと弱さを捨てて、目標をもって考えはじめること。それは、強い人たちの仲間入りをすることです。そういう人たちは、失敗を、目標にたどりつくための道の一つとしか見ません。どんな状況も自分の役に立て、力強く考え、恐れずに挑み、みごとになしとげるのです。

目標を心にえがいたら、そこへ向かう一本のまっすぐな道を、頭の中にはっきりと引きましょう。そして、右にも左にも目をそらさないことです。疑いと恐れは、きびしく締め出さなければなりません。疑いと恐れは、ものを壊すはたらきをします。努力のまっすぐな線を断ち切って、曲がった、効き目のない、役に立たないものにしてしまうのです。疑いと恐れの思いが、何かをなしとげたことはありません。これからも決してありません。いつも失敗につながるだけです。疑いと恐れがしのびこむと、目標も、気力も、やりとげる力も、あらゆる強い思いも、消えてしまうのです。

やろうという意志は、自分にはできると知っていることから生まれます。疑いと恐れは、この知る力の大敵です。疑いと恐れを育て、退治しようとしない人は、一歩進むごとに自分で自分の足を引っぱることになるのです。

疑いと恐れに打ち勝った人は、失敗に打ち勝ったのです。その人の思いはどれも力と手を結び、どんな困難にも勇敢に立ち向かい、賢く乗り越えていきます。その人の目標は、ちょうどよい時期にまかれた種のように、花を咲かせ、実を結びます。その実は、熟さないうちに地面に落ちることはありません。

恐れることなく目標と結びついた思いは、ものを生み出す力になります。これを知っている人は、揺れ動く思いや移ろう気分の寄せ集めにすぎない存在から、もっと高く、もっと強い存在へと変わる準備ができています。そして、これを実行する人は、自分の心の力を自覚して、賢く使いこなす人になっているのです。

日本語訳:多読ベスト

押すと、この端末の読書記録(100万語メーター)に語数が加わります。

このお話の教訓 Moral

タップして見る

Link thought to purpose, and doubt and fear fall away.

思いを目的と結びつければ、疑いと恐れは消えていく。

理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. What is the bark of thought allowed to do for most people?

Q2. What should people do if they are not ready for a great purpose?

Q3. According to Allen, what are the two great enemies that must be removed?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

📕 原因と結果の法則 As a Man Thinketh

全7章・7,442語。1章ずつ、音声と全訳つきで読めます。

目次(全7章)
  1. 原因と結果の法則 第1章 思いと人格 812語
  2. 原因と結果の法則 第2章 思いと環境 2,842語
  3. 原因と結果の法則 第3章 思いと健康 634語
  4. 原因と結果の法則 第4章 思いと目標 656語
  5. 原因と結果の法則 第5章 思いと達成 866語
  6. 原因と結果の法則 第6章 ビジョンと理想 1,107語
  7. 原因と結果の法則 第7章 穏やかな心 525語

次に読む

Level 6 の読み物をもっと見る →