2026年10月27日(火)
学校に来る外国の先生、JETプログラムが40年
外国の若者を、学校と役所に招く仕組み
外国の若者を日本に招き、学校の外国語の授業や自治体の国際交流の仕事を手伝ってもらう「JETプログラム」が、2026年で始まって40年になりました。総務省によると、2026年度の参加者は5,734人で、これまでに82か国から約8万2千人が来日しています。11月2日には、40周年の記念式典が開かれる予定です。
どんな仕組みか
JETは「The Japan Exchange and Teaching Programme」の略で、1987年に始まりました。総務省、外務省、文部科学省と、一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力のもとで、地方自治体が行う事業です。参加者を受け入れて任用するのは、主に都道府県や市町村などの自治体です。
職種は3つあります。学校で外国語の授業を手伝う外国語指導助手(ALT)、自治体の国際交流の部署で働く国際交流員(CIR)、スポーツを通じた交流を担うスポーツ国際交流員(SEA)です。2026年度はALTが5,238人、CIRが481人、SEAが15人で、参加者のほとんどがALTです。
どこから来ているか
総務省の資料によると、2026年度の参加者5,734人のうち、いちばん多いのはアメリカの2,866人で、全体のほぼ半分を占めています。次いでイギリスが760人、カナダが468人、フィリピンが396人、オーストラリアが239人でした。英語を話す国が中心ですが、それ以外の国や地域から来ている参加者もいます。
英語の授業の「相棒」
日本の学校で英語の授業を受け持つのは、基本的に日本人の教員で、ALTはその授業を手伝う立場です。発音のお手本を示したり、会話の相手になったり、自分の国の暮らしを紹介したりします。小学校では2020年度から5・6年生で英語が教科になり、ALTと接する機会は小学生にも広がっています。
ただし、学校で働くALTが、すべてJETの参加者というわけではありません。自治体が直接雇ったり、民間の会社から派遣されたりするALTもいて、どの形をとるかは自治体によって違います。
暮らしを支える仕組み
総務省は、JETを世界最大規模の人的交流プログラムだと説明しています。また、市町村の中には「JETプログラムコーディネーター」を置くところがあります。参加者の暮らしの相談に乗り、病気や事故のときに手を貸し、学校や教育委員会との連絡を手伝う人で、国は2016年度から、その費用を財政面で支えています。
英語で言うと
The JET Program brings young people from other countries to work in Japanese schools and local governments. It started in 1987, and in 2026 about 5,700 people are taking part, mostly as assistant language teachers who help Japanese teachers with English classes. Still, not every foreign English teacher in a Japanese school comes through JET; some are hired directly by towns or sent by private companies.
JETプログラムは、外国の若者を日本に招き、学校や自治体で働いてもらう仕組みです。1987年に始まり、2026年は約5,700人が参加していて、その多くは日本人の先生の英語の授業を手伝う外国語指導助手です。ただし、日本の学校にいる外国人の英語の先生が、みなJETから来ているわけではありません。町が直接雇ったり、民間の会社から派遣されたりする人もいます。
このコラムから、使えるフレーズ
- I had an ALT from Canada in junior high school.中学のとき、カナダから来たALTの先生がいました。
- ALT stands for assistant language teacher.ALTは「外国語指導助手」の略です。
- The JET Program started in 1987.JETプログラムは1987年に始まりました。
- Most JET participants help teach English at public schools.JETの参加者の多くは、公立学校で英語の授業を手伝っています。
- Some participants work at city halls, not schools.学校ではなく、市役所で働く参加者もいます。
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