2026年11月4日(水)
宿泊税、那須町でも10月から 1泊100円〜3,000円
泊まる人に、町の観光の費用を少し払ってもらう仕組み
栃木県の那須町が、2026年10月1日の宿泊から宿泊税を取り始めました。宿泊料金に応じて1人1泊100円から3,000円で、2026年は6月に長野県でも始まり、宿泊税を取り入れる自治体が増えています。
那須町の宿泊税の中身
那須町の宿泊税は、宿泊料金で6段階に分かれています。1人1泊1万円未満なら100円、1万円以上2万円未満は300円、2万円以上3万円未満は500円です。さらに3万円以上5万円未満は800円、5万円以上10万円未満は1,500円、10万円以上は3,000円になります。
ここでいう宿泊料金は、素泊まりの料金とそのサービス料で、食事代や消費税は含みません。12歳未満の子どもと、修学旅行など学校行事で泊まる児童・生徒と引率の先生は課税されません。町によると、集めたお金は観光地のトイレや案内看板の整備など、観光の振興に限って使われます。
法律にない税を、町が条例で作る
宿泊税は、所得税や消費税のように法律で決まった税ではありません。地方税法には、自治体が条例で独自の税を作れる「法定外税」という仕組みがあり、使い道を決めて作るものを「法定外目的税」と呼びます。宿泊税はこれに当たり、作るには総務大臣の同意が要ります。那須町は2025年9月30日に同意を得ました。
最初に宿泊税を始めたのは東京都で、2002年10月1日からです。東京都はその仕組みも見直し、2027年4月1日からは、1人1泊いくらの定額をやめて宿泊料金の3%にし、民泊に泊まる人も対象にすると決めています。
温泉地では、入湯税と並ぶ
温泉地には、もともと別の税があります。温泉に入る人にかかる入湯税で、こちらは地方税法に定めのある市町村の税です。那須町では宿泊すると1人1日150円、日帰りなら50円です。
このため那須町で温泉旅館に泊まると、入湯税と宿泊税の両方がかかります。素泊まりの料金が1人1泊1万円台なら、合わせて1人450円です。観光客が多い町は、住んでいる人の数に比べてトイレや道路、ごみの処理にお金がかかります。その費用の一部を泊まる人に分けて持ってもらうことが、宿泊税のねらいの一つです。
英語で言うと
Some places in Japan now charge an accommodation tax, a small fee added to your hotel bill for each night. Nasu, a hot spring town in Tochigi, started one in October 2026, from 100 to 3,000 yen depending on the room rate, and the money can only be used for things like public toilets and signs for tourists. At a hot spring inn, there's also a separate bath tax, usually 150 yen a night.
日本では、宿泊税を取る場所が出てきています。1泊ごとに宿の料金に少し上乗せされる税金です。栃木県の温泉の町、那須町は2026年10月に始め、部屋の料金に応じて100円から3,000円で、そのお金は観光客向けのトイレや案内板などにしか使えません。温泉旅館では、それとは別に入湯税もかかり、たいてい1泊150円です。
このコラムから、使えるフレーズ
- There's a local accommodation tax, so the total will be a little higher.地元の宿泊税があるので、合計は少し高くなります。
- The tax depends on how much the room costs per night.税額は、1泊の部屋の料金で変わります。
- Children under 12 don't have to pay it.12歳未満の子どもは払わなくて大丈夫です。
- The money goes to things for visitors, like toilets and signs.そのお金は、トイレや案内板など、訪れる人のためのものに使われます。
- It's usually added to your bill at the front desk.ふつうは、フロントで宿の料金に足して払います。
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