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授業アイデア・高校

中学の英語で十分伝わる!自己紹介アップデート

高1の4月、中学校の既習事項を使い倒して自分を語り直し、学習状況もつかみます。

高1(4〜5月)英語コミュニケーション(総合)Ⅰ(仮称)1単位時間(50分)話すこと[やり取り]・話すこと[発表]・書くこと
もくじ(7項目)
  1. 次期学習指導要領とのつながり
  2. 準備するもの
  3. 手順
  4. 評価(見取り)のポイント
  5. うまくいくコツ・アレンジ
  6. ワークシート(印刷できます)
  7. ほかのアイデア

次期学習指導要領とのつながり

中学の英語で十分伝わる!自己紹介アップデート
高1初期の中学既習事項の繰り返し活用英語コミュニケーション(総合)授業は生徒の理解に応じた英語で

審議まとめは、高校では入学初期に生徒の学習状況を適切に把握し、中学校での学習内容の習熟を図りつつ、中学校の既習事項を繰り返し活用しながら「思・判・表」を発揮する活動を重視する方向を示しています。資料編でも、中学校での既習の言語材料を繰り返し活用しながら思考・判断・表現を発揮する活動を重視することが、科目共通の方向性とされています。入学直後の自己紹介を、中学校で学んだ文法を意図的に使う活動にすると、生徒は「中学校の英語でこんなに伝えられる」と実感でき、先生は一人一人のつまずきを把握できます。先生の英語も中学校の既習事項を中心にすれば、「授業を生徒の理解に応じた英語で行う」ことを入学初期から無理なく実践できます。 P281P284資料(外⑩)P10資料(外㉒)P22

ねらい

中学校で学んだ表現を組み合わせて、相手に興味をもってもらえるように自分のことを話したり書いたりすることができる。

準備するもの

  • 中学校の主な文法を使った「自己紹介の材料」リスト(先生の例文付き)
  • やり取り用の質問カード
  • 教師用の学習状況メモ(文法・発音・流暢さのチェック欄)

手順

  1. 先生が、中学校の文法を意図的に入れた自己紹介をします。生徒は聞いて、知っている文法をいくつ見つけられるかを数えます。5分
    I've lived in this city for ten years. The thing I like most about it is the river. When I was your age, I wanted to be a pilot, but I was terrible at math!この市に10年住んでいます。いちばん好きなところは川です。みなさんくらいの年の頃はパイロットになりたかったのですが、数学がまったくできなかったんです!
  2. 見つけた文法(現在完了、関係代名詞の省略、過去形、比較など)を全体で確かめ、すべて中学校の英語でできていることを伝えます。5分
    Everything I said is junior high school English. You can do it, too!先生が言ったことは全部中学校の英語です。みなさんにもできますよ!
  3. 材料リストを見て、自己紹介に使う文を4〜5文準備します。少なくとも3種類の文法を使うことを目標にします。12分
  4. 相手を替えて3回、自己紹介と質問のやり取りを行います(各3分)。聞き手は質問カードを参考に、少なくとも2つ追加の質問をします。先生は巡回しながら、教師用メモに学習状況を記録します。15分
    After your partner finishes, ask two follow-up questions.相手が話し終わったら、追加の質問を2つしよう。
  5. やり取りで受けた質問への答えも加え、自己紹介を80語程度で書きます。10分
  6. 「中学校の英語で言えたこと」「言えなかったこと」を振り返り、高校での英語学習の目標を一文で書きます。3分

評価(見取り)のポイント

【知識・技能】中学校の既習の文法を正しく使っているかを、書いた自己紹介で見取ります。この時期は評定よりも、つまずきの把握と指導の調整に重点を置きます。【思考・判断・表現】相手の質問を受けて内容を付け足しているかを、やり取りの観察で見取ります。

うまくいくコツ・アレンジ

  • 教師用メモで多くの生徒がつまずいている文法を把握し、その後の授業の帯活動で繰り返し扱います。
  • 部活動や修学旅行など、中学校の教科書で扱った話題を材料にすると、話す内容に困りません。
  • 英語に苦手意識のある生徒には、文法の種類を2つにして、まず話して伝わったという経験を優先します。

アレンジ

  • 中3の卒業前に、3年間の学習を振り返る「中学英語の総まとめ自己紹介」として行います。
  • 英語コミュニケーション(発信)(仮称)では、自己紹介をミニスピーチに発展させ、聞き手との質疑応答を加えます。

ワークシート(印刷できます)

ワークシート:Self-introduction Update(中学英語で自己紹介をアップデート)

Use at least three grammar points from junior high school. / 中学校で学んだ文法を3種類以上使って、自己紹介を書きましょう。

  1. 過去形:When I was in junior high school, I ________.
  2. 現在完了:I have ________ for ________ years.
  3. 比較:I like ________ better than ________.
  4. 関係代名詞:________ is something that ________.
  5. 不定詞:I want to ________ in high school.
  6. ペアからの質問とわたしの答え:________
  7. 中学校の英語で言えなかったこと:________

Name: ______________________  Class: ______  No.: ______

ほかのアイデア

※ 次期学習指導要領は告示前です。審議まとめ(2026年10月5日)の方向性をふまえた原田英語.comのオリジナルのアイデアです。