次期学習指導要領とのつながり

音声から文字へ外国語活動から外国語科への接続重要語彙の繰り返し
審議まとめは、外国語活動(音声での慣れ親しみ)から外国語科(読むこと・書くことを含む)へ円滑に接続できるよう指導する方向を示しています。資料編では、文字の読み方が発音されるのを聞いて識別することから、音声と文字の関係に慣れ親しむことへと、段階的に進めるイメージが示されています。また、国語科のローマ字の学習と関連を図りながら、外国語活動でも文字に慣れ親しむ活動を大切にすることが挙げられています。単元で何度も使う語を素材にするので、大事な語を繰り返し聞く機会にもなります。 P281資料(外⑰)P17資料(外㉑)P21資料(外㊷)P42
ねらい
慣れ親しんだ語の最初の音を聞いて、その音に当たる文字を選ぶことができる。
準備するもの
- アルファベットの小文字カード(1人1セット、または班に1セット)
- 単元で使う語の絵カード10枚程度(例:apple, bag, cat, dog, fish, milk, pen, sun)
- 国語で使っているローマ字表
手順
- 先生が絵カードを見せて語を言い、子供は繰り返します。絵と音が結び付いているかを確かめます。2分Listen and repeat. Apple. Bag. Cat.聞いてまねしてね。りんご、かばん、ねこ。
- 先生が語の最初の音だけを強調して言い(/b/, /b/, bag)、子供は手元の文字カードからその文字を選んで高く挙げます。答えは先生が文字カードを見せて確かめます。3分What's the first sound? /b/, /b/, bag. Show me the letter!最初の音は何かな。/b/、/b/、bag。その文字を見せて!
- ローマ字表と比べ、「ローマ字の『か』は ka。英語の cat も同じような最初の音を c で表している(kite のように k で表す語もある)」など、似ている点と違う点を探します。ローマ字と英語では文字の使い方が同じではないことも確かめ、子供の発見を短く共有します。3分Look at the romaji chart. Same or different?ローマ字の表を見て。同じかな、違うかな。
- 慣れてきたら、先生の代わりに子供が絵カードを1枚引いて語を言い、ほかの子供が文字を選びます。最後に、今日いちばん分かりやすかった音を一つみんなで言って終わります。2分
評価(見取り)のポイント
【知識・技能】最初の音を聞いて文字を選べているかを、カードを挙げる様子で全体的に確かめます。迷っている子供には口の形を見せて個別に支援します(記録に残す評価は、慣れ親しんだ単元の後半に行います)。
うまくいくコツ・アレンジ
- 文字の名前(エー、ビー)と音(/æ/, /b/)が混ざらないよう、先生は「名前」と「音」をはっきり言い分けます。
- 毎時間の始めの10分に同じ流れで続けると、子供が見通しをもって安心して取り組めます。
- 語は単元で使っている語から選び、新しい語を増やしすぎないようにします。
アレンジ
- 小3・4(外国語活動)では、音と文字を結び付けるところまでは扱わず、文字の名前(エー、ビー…)を聞いて文字カードを選ぶ活動や、同じ最初の音の絵カードを集める活動にとどめます。
- 小6では最初の音に加えて最後の音(cat の /t/)も聞き取り、簡単な語を読む活動へつなげます。
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※ 次期学習指導要領は告示前です。審議まとめ(2026年10月5日)の方向性をふまえた原田英語.comのオリジナルのアイデアです。