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授業アイデア・小学校

AIの英文、ほんとかな?日本紹介を確かめよう

先生が用意したAIの英文を、みんなで「本当?」と確かめてから自分の言葉で伝えます。

小620分読むこと・話すこと[発表]
もくじ(8項目)
  1. 次期学習指導要領とのつながり
  2. 準備するもの
  3. 手順
  4. 評価(見取り)のポイント
  5. AIを使うなら
  6. うまくいくコツ・アレンジ
  7. ワークシート(印刷できます)
  8. ほかのアイデア

次期学習指導要領とのつながり

AIの英文、ほんとかな?日本紹介を確かめよう
AIの出力を吟味する発達の段階に応じたAIの活用日本のことを伝える

審議まとめは、発達の段階に応じたAIの適切な活用を位置付ける方向を示したうえで、児童生徒がAIの生成物を鵜呑みにせず、出力を吟味しながら学習につなげられるよう教師が支援することが重要だとしています。小学校段階では、子供が直接操作しなくても、先生が生成AIで作った英文をもとにした教材で「AIの答えにも間違いや言い過ぎがあり得るので確かめる」ことを体験させることができます。題材を日本のことにすると、子供は自分の知識や生活と照らし合わせて判断できます。最後は自分の言葉で日本を紹介し、人間同士のやり取りにつなげます。 P278P281P282

ねらい

日本について書かれた短い英文を読み、自分の知識や生活と比べて内容が正しいかを考え、より正確な文に直して伝えることができる。

準備するもの

  • 先生が生成AIの出力をもとに作った「日本の紹介」の練習文5文程度(小学生が慣れ親しんだ語に直したもの。AIの出力に実際にあった誤りや言い過ぎを生かし、足りない場合は先生が練習用に加える。使ったプロンプトと元の出力は保存しておく)
  • 〇・×・?のカード(1人1組)
  • 英文を映す大型提示装置
  • 文に合う写真や絵

手順

  1. 先生が「この英文は、生成AIに『日本を紹介する英文を作って』と頼んで出てきた英文をもとに、先生が練習用に作ったものです。正しくない文や言い過ぎの文も入れてあります」と正直に伝え、一文ずつ一緒に読みます。写真や絵を添えて意味を確かめます。3分
    Let's read together. In Japan, people eat sushi every day.一緒に読もう。日本では、人々は毎日すしを食べます。
  2. 一文ごとに、〇(正しい)・×(違う)・?(わからない)のカードを挙げます。「毎日すしを食べる?」「日曜日も学校がある?」など、自分の生活と比べて、理由を日本語で話し合います。5分
    Is it true? Do you eat sushi every day?本当かな?みんなは毎日すしを食べる?
  3. ×だと思った文を、知っている英語で直します(例:We eat sushi on special days. / Some people eat sushi every week.)。先生は子供の案を板書し、一緒に言えるようにします。5分
  4. 自分が本当に伝えたい日本のことを一つ選び、We have 〜 in Japan. / I like 〜 in Japan. などでペアに伝えます。聞き手は That's nice! / Me, too. などで反応します。5分
  5. 「AIが作った英文を読むときに気を付けたいこと」を全体でまとめ、振り返りに書きます。2分

評価(見取り)のポイント

【思考・判断・表現】英文の内容を自分の知識や生活と比べて判断し、伝えたいことを選んで話しているかを見取ります。【主体的に学習に取り組む態度】「本当かな」と立ち止まって考えようとする姿を、話し合いや振り返りで見取ります。

AIを使うなら

生成AIを操作するのは先生だけにし、子供には出力された英文を教材として示します。出力をそのまま見せず、学年に合う語に直します。AIの出力に実際にあった誤りや言い過ぎを使い、練習のために先生が加えた文がある場合は、そのことを子供に伝え、AI自身の誤りとは区別します(プロンプトと元の出力は保存しておきます)。入力に子供の名前や学校名などの個人情報を入れないこと、利用する生成AIの年齢条件や学校・自治体のルールを確かめることも必要です。「AIはだめ」で終わらせず、「便利だけれど確かめて使う」「最後は自分の言葉で伝える」という使い方のモデルとして扱います。

うまくいくコツ・アレンジ

  • 間違いの文は、子供が自分の生活から判断できるものにします。歴史や数字の細かい事実は避けます。
  • 「?(わからない)」も大切な判断として認め、図鑑で調べる、家の人に聞くなどの確かめ方につなげます。
  • 「日本人はみんな着物を着る」のような決めつけを扱う場合は、いろいろな暮らし方があることにも触れます。

アレンジ

  • 小5では英文を3文に減らし、写真を見て正しいかどうかを判断する活動にします。
  • 中学校では、生徒が自分で生成AIに例文を作らせ、内容と英語の両面から吟味する活動に発展させます。

ワークシート(印刷できます)

ワークシート:True or Not? AI Sentences about Japan

Read and check. / 英文を読んで、〇(正しい)・×(違う)・?(わからない)をつけましょう。

  1. 1. In Japan, people eat sushi every day. 〇 × ?
  2. 2. Japanese children go to school on Sundays. 〇 × ?
  3. 3. Mt. Fuji is the highest mountain in Japan. 〇 × ?
  4. 4. People in Japan take off their shoes at home. 〇 × ?
  5. 5. ×をつけた文を直そう:________________
  6. 6. わたしが伝えたい日本のこと:We have ________ in Japan.

Name: ______________________  Class: ______  No.: ______

ほかのアイデア

※ 次期学習指導要領は告示前です。審議まとめ(2026年10月5日)の方向性をふまえた原田英語.comのオリジナルのアイデアです。