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2026年10月15日(木)

大雨の警報に「レベル」の数字が付いた

避難の目安を、名前ではなく数字でそろえる

2026年5月下旬から、気象庁が出す大雨や土砂災害などの警報に、「レベル3」「レベル4」といった数字が付くようになりました。2026年は、新しい呼び方で迎える最初の台風と秋雨の季節になりました。

大雨の警報に「レベル」の数字が付いた — 避難の目安を、名前ではなく数字でそろえる

何が変わったのか

対象は、河川の氾濫、大雨、土砂災害、高潮の4つです。危険の度合いに合わせて、注意報はレベル2、警報はレベル3、特別警報はレベル5になり、警報と特別警報の間に、レベル4の「危険警報」が新しくできました。

名前も変わりました。たとえば「大雨警報」は「レベル3大雨警報」に、これまでの「土砂災害警戒情報」は「レベル4土砂災害危険警報」になりました。「洪水警報」と「洪水注意報」はなくなり、大きな川の情報と、大雨の情報に分けて出す形に整理されています。

なぜ数字なのか

日本では、避難を呼びかける情報を出すのは気象庁ではなく、市町村です。市町村の避難情報には、もともと5段階の警戒レベルがあります。2021年5月からは、レベル3が「高齢者等避難」、レベル4が「避難指示」、レベル5が「緊急安全確保」です。このとき「避難勧告」はなくなり、「避難指示」に一本化されました。

ところが、気象庁の警報や注意報の名前は、この警戒レベルとの対応が分かりにくいと指摘されてきました。「警戒情報」と「警報」のどちらが危ないのか、すぐには分かりません。そこで、気象の情報にも同じ数字を付け、「レベル4が出たら、危険な場所から避難する」と、数字だけで判断できるようにしたのが今回の見直しです。

数字だけでは足りないこと

すべての警報に数字が付いたわけではありません。レベルが付くのは上の4つの災害に関する情報で、暴風や大雪などは今回の見直しの対象に入っていません。また、避難指示を出すかどうかは、これまでどおり市町村が決めます。

警報のレベルは、自分がどう動くかを決めるための目安です。同じ「レベル4」でも、川のそばや崖の近くに住む人と、高台のマンションに住む人では、とるべき行動が違います。気象庁や自治体は、ハザードマップで自分の家の場所を確かめ、気象庁の「キキクル」などで危険度を見ながら、早めに動くよう呼びかけています。

英語で言うと

Since late May 2026, Japan's weather warnings for heavy rain, floods, landslides and storm surges come with a level number. The numbers match the five evacuation levels that local governments already use, so Level 4 means people in risky areas should get out. The number is a guide, though. Whether you need to leave depends on where you live, so it helps to check a hazard map first.

2026年5月下旬から、日本の大雨・洪水・土砂災害・高潮の警報には、レベルの数字が付くようになりました。この数字は、市町村がすでに使っている5段階の避難のレベルとそろえてあり、レベル4は危険な場所にいる人が避難すべきだという意味です。ただし、数字はあくまで目安です。逃げる必要があるかどうかは住んでいる場所で変わるので、先にハザードマップを確かめておくと役に立ちます。

このコラムから、使えるフレーズ

  • Weather warnings in Japan now come with a level number.
    日本の気象警報には、今はレベルの数字が付いています。
  • Level 4 means you should leave if you're in a risky area.
    レベル4は、危険な場所にいるなら避難すべきだという意味です。
  • Evacuation orders come from your city or town, not the weather agency.
    避難指示を出すのは気象庁ではなく、市町村です。
  • Check the hazard map to see if your hotel is near a river or a slope.
    ハザードマップで、ホテルが川や斜面の近くにないか確かめてください。
  • If you're on a high floor away from the river, staying inside may be safer.
    川から離れた建物の上の階にいるなら、外に出ないほうが安全なこともあります。

この記事のもとにした資料

数字と事実は、次の資料で確かめています。ご自分でも確かめられます。

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