The Exchange Student, Episode 4: The Secret(交換留学生 第4話:ひみつ)の挿絵

📕 交換留学生 全8話の 4番目 目次 ↓

The Exchange Student, Episode 4: The Secret

交換留学生 第4話:ひみつ

  • 📖 352 words
  • ⏱ 約4分
  • YL 0.5–0.9
  • 英検5〜4級目安
  • 📝 全訳つき

あらすじ【連載第4話】エマとサキの「ひみつ」が気になって、ミオはエマに冷たくしてしまいます。そして迎えたミオの誕生日。だれも「おめでとう」と言ってくれなくて……。

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キーワード(9語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • knockedノックした
  • seventeenth17番目の
  • sea wall防波堤
  • waves波
  • out of breath息を切らして
  • planned計画した
  • sillyおばかさん
  • typhoon台風
  • coast海岸

🔊 音声は準備中です。もうしばらくお待ちください。

After the festival, Mio did not talk to Emma much. Emma said, "Good morning!" Mio said, "Morning," and looked away.

祭りのあと、ミオはあまりエマと話さなくなった。エマが「おはよう!」と言っても、ミオは「おはよ」とだけ言って目をそらした。

At school, Emma often talked with Saki. They talked quietly and laughed. When Mio came near, they stopped. "Emma has a new friend now," Mio thought. "A better friend."

学校で、エマはよくサキと話していた。ふたりは小声で話しては笑っていた。ミオが近づくと、話をやめた。「エマにはもう新しい友だちがいるんだ」とミオは思った。「わたしよりいい友だちが」

One night, Emma knocked on Mio's door. "Mio, are you angry with me?" "No," said Mio. "I'm busy." Emma waited for a minute. Then she walked away slowly.

ある夜、エマがミオの部屋のドアをノックした。「ミオ、わたしのこと怒ってる?」「ううん」とミオは答えた。「忙しいだけ」エマはしばらくドアの前で待っていた。それから、ゆっくりと離れていった。

Kota saw everything. "Why are you so cold to Emma?" he asked. "She likes you so much." "You don't understand," Mio said.

コウタは全部見ていた。「なんでエマにそんなに冷たくするの?」とコウタは聞いた。「エマはお姉ちゃんのこと、あんなに好きなのに」「あんたにはわかんないよ」とミオは言った。

Friday came. It was Mio's seventeenth birthday. But nobody said "Happy birthday" in the morning. Not her mother, not her father, and not Kota. Not Emma. Mio walked to school alone.

金曜日が来た。ミオの十七歳の誕生日だった。それなのに、朝、だれも「おめでとう」と言ってくれなかった。母も、父も、コウタも。そしてエマも。ミオはひとりで学校へ向かった。

After school, Mio did not go home. She sat on the sea wall and looked at the waves. She opened her sketchbook, but she could not draw.

放課後、ミオは家に帰らなかった。防波堤に座って、波を眺めていた。スケッチブックを開いたが、何も描けなかった。

"Mio! There you are!" Emma ran to her. She was out of breath. "Come with me! Quick!" "Why?" "Just come!"

「ミオ! ここにいたんだ!」エマが走ってきた。息を切らしていた。「一緒に来て! 早く!」「なんで?」「いいから来て!」

Emma pulled her back to school, all the way to their classroom. Then she opened the door.

エマはミオの手を引いて学校へ戻り、そのまま自分たちの教室まで連れていった。そして、ドアを開けた。

"Happy birthday, Mio!"

「ミオ、誕生日おめでとう!」

The whole class was there. Saki and Mr. Mori were there, and Mio's family too. There was a big cake on the desk. On the wall, there were copies of Mio's drawings of the sea, and around them were messages from everyone.

クラス全員がそろっていた。サキも森先生も、ミオの家族までいた。机の上には大きなケーキ。壁には、ミオが描いた海の絵のコピーが何枚も貼られ、そのまわりに、みんなからのメッセージが並んでいた。

"This was the secret," said Emma. "Saki and I planned it for two weeks. I'm sorry I couldn't tell you."

「これが秘密だったの」とエマが言った。「サキとふたりで、二週間かけて準備したんだ。言えなくてごめんね」

Mio started to cry. "I'm sorry, Emma. I thought... I thought you didn't like me."

ミオは泣きだした。「ごめんね、エマ。わたし……わたし、エマに嫌われたんだと思ってた」

Emma hugged her. "Silly Mio! You are my Japanese sister. Sisters fight sometimes. But they always make up."

エマはミオを抱きしめた。「ミオのばか! ミオはわたしの日本の妹だよ。姉妹って、ときどきけんかする。でも、必ず仲直りするの」

That evening, the family ate more cake at home. Then the news came on TV. "A big typhoon is coming," the man said. "It will hit the coast on Sunday."

その晩、家族は家でもう一度ケーキを食べた。そのときテレビでニュースが始まった。「大型の台風が近づいています」とアナウンサーが言った。「日曜日には沿岸部に上陸する見込みです」

Mio's father looked out at the dark sea. "This one is going to be big," he said quietly.

父は暗い海を見つめた。「今度のは、でかいぞ」と父は静かに言った。

Emma's face went white. "A typhoon?" she asked. "What do we do?"

エマの顔が真っ白になった。「台風? どうすればいいの?」

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

祭りのあと、ミオはあまりエマと話さなくなった。エマが「おはよう!」と言っても、ミオは「おはよ」とだけ言って目をそらした。

学校で、エマはよくサキと話していた。ふたりは小声で話しては笑っていた。ミオが近づくと、話をやめた。「エマにはもう新しい友だちがいるんだ」とミオは思った。「わたしよりいい友だちが」

ある夜、エマがミオの部屋のドアをノックした。「ミオ、わたしのこと怒ってる?」「ううん」とミオは答えた。「忙しいだけ」エマはしばらくドアの前で待っていた。それから、ゆっくりと離れていった。

コウタは全部見ていた。「なんでエマにそんなに冷たくするの?」とコウタは聞いた。「エマはお姉ちゃんのこと、あんなに好きなのに」「あんたにはわかんないよ」とミオは言った。

金曜日が来た。ミオの十七歳の誕生日だった。それなのに、朝、だれも「おめでとう」と言ってくれなかった。母も、父も、コウタも。そしてエマも。ミオはひとりで学校へ向かった。

放課後、ミオは家に帰らなかった。防波堤に座って、波を眺めていた。スケッチブックを開いたが、何も描けなかった。

「ミオ! ここにいたんだ!」エマが走ってきた。息を切らしていた。「一緒に来て! 早く!」「なんで?」「いいから来て!」

エマはミオの手を引いて学校へ戻り、そのまま自分たちの教室まで連れていった。そして、ドアを開けた。

「ミオ、誕生日おめでとう!」

クラス全員がそろっていた。サキも森先生も、ミオの家族までいた。机の上には大きなケーキ。壁には、ミオが描いた海の絵のコピーが何枚も貼られ、そのまわりに、みんなからのメッセージが並んでいた。

「これが秘密だったの」とエマが言った。「サキとふたりで、二週間かけて準備したんだ。言えなくてごめんね」

ミオは泣きだした。「ごめんね、エマ。わたし……わたし、エマに嫌われたんだと思ってた」

エマはミオを抱きしめた。「ミオのばか! ミオはわたしの日本の妹だよ。姉妹って、ときどきけんかする。でも、必ず仲直りするの」

その晩、家族は家でもう一度ケーキを食べた。そのときテレビでニュースが始まった。「大型の台風が近づいています」とアナウンサーが言った。「日曜日には沿岸部に上陸する見込みです」

父は暗い海を見つめた。「今度のは、でかいぞ」と父は静かに言った。

エマの顔が真っ白になった。「台風? どうすればいいの?」

日本語訳:多読ベスト

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理解度チェック Quick Quiz

読み終わったら、3問だけ。間違えても大丈夫。多読は「だいたいわかる」で十分です。

Q1. Why did Mio walk to school alone on Friday?

Q2. What was the secret?

Q3. What did the TV news say?

この読み物の使い方 3ステップ

  1. 聞きながら読む 音声に合わせて光る文を目で追う(聞き読み)。わからない語は飛ばしてOK。
  2. 音声なしで読む ⏱計測ボタンで読む速さ(WPM)を測ってみる。
  3. 耳だけで聞く 🎧聞くだけモードで、文字を見ずに内容がわかるか試す。🔁1文リピートで音読・シャドーイングも。

聞き読みの効果とやり方/多読三原則

📕 交換留学生 The Exchange Student

全8話・3,332語。1話ずつ、音声と全訳つきで読めます。

目次(全8話)
  1. 交換留学生 第1話:新しい顔 320語
  2. 交換留学生 第2話:わたしはカニです 375語
  3. 交換留学生 第3話:花火 304語
  4. 交換留学生 第4話:ひみつ 352語
  5. 交換留学生 第5話:台風 487語
  6. 交換留学生 第6話:ビーチ・プロジェクト 495語
  7. 交換留学生 第7話:海の向こうから来た姉 466語
  8. 交換留学生 第8話:空港でさよなら 533語

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