🎓 多読の超絶講義

第1講 プロは「やさしすぎる」から始める:レベルを下げる技

多読の超絶講義、第1講のテーマは「レベルを下げる技」です。上達した人ほど、驚くほどやさしい本を、驚くほどたくさん読んでいます。なぜやさしい本で伸びるのかを頭の中の仕組みから解き明かし、毎日使える技に変えていきます。

上達した人の本棚には、やさしい本が並んでいる

多読の超絶講義へようこそ。全12講で、多読を長く続けてきた人たちが実際に使っている「技」を、研究の裏づけと一緒に伝授していきます。多読の基本ルールは英語多読とは?完全ガイドと多読三原則に、レベルの目安はレベルの選び方にまとめてあります。この講義は、その一歩先から始めます。

第1講のテーマは、いきなり意外なものです。レベルを下げる技。

英語が得意な人ほど、多読では背伸びをしがちです。ところが、多読で本当に読めるようになった人の読書記録を見ると、共通点があります。びっくりするほどやさしい本を、びっくりするほどたくさん読んでいるのです。研究もこれを裏づけています。

  • 日本の大学1年生の多読を1年間調べた研究で、読む速さが最も伸びた14人は、1年間に平均208,607語を読み、その多くは見出し語1,600語レベルまでのやさしい本でした。14人の読む速さは、平均で1分あたり約33語伸びていました(Beglar & Hunt, 2014)
  • 同じ研究者たちの別の研究(日本の大学1年生97人・1年間)では、書きかえていない原書を読んだ人より、やさしく書きかえた本を読んだ人のほうが読む速さが伸び、速くなっても理解の正確さは下がりませんでした(Beglar, Hunt & Kite, 2012)
  • 日本の高校2年生33人が7週間、グレーデッド・リーダー(学習者向けにやさしく書いた本)や英語のマンガを読んだ研究では、読む速さの平均が1分84.18語から112.82語に伸びました(Iwahori, 2008)

この講義では、「やさしい本がなぜ効くのか」を頭の中の仕組みから解き明かし、それを毎日使える技に変えていきます。

頭の中で起きていること:「注意のお財布」

読むとき、頭の中では何段階もの処理が同時に進んでいます。文字の形を見分ける、単語だとわかる、音を思い浮かべる、意味を取り出す、文の形をつかむ、話の流れにつなげる……。

読みの研究で有名なラバージとサミュエルズの理論(LaBerge & Samuels, 1974)は、こうした各段階の処理は学習によって身につくもので、その身につき方には2つのレベルがあると考えました。

  • 正確さのレベル:正しく処理できるが、そのために注意(意識して集中する力)が必要な状態
  • 自動化のレベル:注意を使わなくても処理できる状態

ここで、注意を「お財布の中のお金」にたとえてみましょう。お財布の中身は限られています。単語の意味を思い出したり、文の形を考えたりするたびに、お金が出ていきます。単語や文法の処理にお金を使い果たすと、話の内容を味わうためのお金が残りません。これが「一語一語はわかるのに、話が頭に入ってこない」状態の正体です。

反対に、単語を見た瞬間に意味が浮かぶ(自動化している)なら、その処理にはお金がかかりません。お財布のお金を、話の展開や登場人物の気持ちを味わうことに使えます。

大事なのはここからです。「正確さのレベル」から「自動化のレベル」へ進むには、すでに正確にできることを、何度も何度もくり返す必要があります。知っている単語、知っている文の形に、大量に出会うこと。それができるのが、やさしい本です。むずかしい本では、いつまでも「正確さのレベル」で苦労し続けることになります。

つまり、やさしい本は「知っている」を「使える」に変える工場なのです。単語帳で覚えた語は「知っている」の段階。やさしい本の中で何百回も出会って、はじめて「見た瞬間にわかる」の段階に進みます。プロがレベルを下げるのは、楽をするためではなく、この工場を一日中フル稼働させるためです。

体験してみよう:知らない語が増えると何が起きるか

「98%の語がわかる本がよい」と言われても、ピンとこないかもしれません。そこで、実際に体験してもらいます。次の英文は、多読ベストの『ガルシアへの手紙(やさしい版)』(L2)の一節です(55語)。

The President of the United States, William McKinley, had an important problem. He needed to send a message to General Garcia, the leader of the Cuban fighters. But Garcia was somewhere in the mountains of Cuba. Nobody knew where he was. No letter could reach him by mail, and no telegraph could reach him either.

この英文の一部を、講義用に作った「意味のないニセの単語」に置きかえてみます。

A:知らない語が1つ(約98%がわかる)

… No letter could reach him by mail, and no plonder could reach him either.

plonder が何かはわかりません。でも「手紙のほかの、何かの連絡手段」だろうと見当がつき、話の理解には何の問題もありません。実はもとの語は telegraph(電信)。この語を知らなかった人にとっては、もとの英文がまさに「98%の英文」だったわけです。

B:知らない語が6つ(約89%がわかる)

The President of the United States, William McKinley, had an important drame. He needed to brask a message to General Garcia, the tolmer of the Cuban fighters. But Garcia was somewhere in the feddons of Cuba. Nobody knew where he was. No letter could wint him by mail, and no telegraph could wint him either.

大筋はつかめますが、「何が問題なの?」「Garcia はどこにいるの?」と、推測のたびにお財布のお金が出ていきます。

C:知らない語が11(約80%がわかる)

The President of the United States, William McKinley, had an ospry drame. He needed to brask a message to General Garcia, the tolmer of the Cuban fendish. But Garcia was somewhere in the feddons of Cuba. Nobody crent where he was. No letter could wint him by pell, and no plonder could wint him either.

もう、何の話かわかりません。

これは、ヒューとネーションの有名な研究(Hu & Nation, 2000)とほぼ同じやり方です。物語の文章の一部の語を作り語に置きかえて理解度を測ったところ、知っている語が80%では、十分に理解できた人は一人もいませんでした。90%や95%でも十分に理解できたのは一部の人だけで、辞書なしで十分に理解するには約98%が必要だと推定されました。

1ページ300語の本に置きかえると、こうなります。

わかる語の割合1ページ(300語)の知らない語読んだ感じ
98%約6語ときどき推測しながらも、楽しく読める
95%約15語読めるが、推測で疲れる
90%約30語1行に1語は知らない語。多読には向かない

「たった2%と5%のちがい」に見えて、1ページでは6語と15語。この差が、楽しい読書と疲れる勉強の分かれ目です。

誤解をくつがえす3つの事実

誤解1:「むずかしい本を読んだほうが力がつく」

読む速さについては逆です。最初に紹介したとおり、速さが伸びた人たちはやさしい本を大量に読んでおり、原書よりやさしく書きかえた本のほうが速さが伸びました(Beglar & Hunt, 2014;Beglar, Hunt & Kite, 2012)。むずかしい本で主にきたえられるのは、「止まって考える力」です。それも大切ですが、それは精読の役割です。

誤解2:「98%に届かない本は、まったく読めない」

8か国の661人を調べた研究では、知っている語の割合と理解度の関係はほぼ直線的で、「ここを超えると急にわかる」という境目は見つかりませんでした(Schmitt, Jiang & Grabe, 2011)。95%の本も、それなりには読めるのです。ただし、直線ということは、わかる語が減れば、その分だけ確実にわかりにくくなるということでもあります。95%を「最低限」、98%を「理想」とする2段階の目安を示した研究もあります(Laufer & Ravenhorst-Kalovski, 2010)。多読の主食は、理想の側に置きましょう。

誤解3:「98%は、どんな文章でも通用する絶対の基準」

ヒューとネーションの研究を、スリランカの成人104人でやり直した研究があります。その結果、元の研究の結果は完全には再現されず、文章の種類(物語か説明文か)や設問の形式によって、必要な割合が大きく変わることがわかりました(Kremmel et al., 2023)。98%は便利な目安ですが、最後は自分の感覚で確かめる必要があります。その感覚をきたえるのが、これから紹介する技です。

技1:ドロップダウン(2段下げの1週間)

プロがよく使うのが「ドロップダウン」です。自分が「ちょうどいい」と思うレベルから、あえて2段下げて1週間読む方法です。

手順

  • 0日目(測定):今のレベル(例:L3)の初めて読む話で、WPM(読む速さ)計測を使って1分あたりの語数を測り、後で説明する「スラスラ度」をつける
  • 1〜7日目(ドロップダウン):2段下(例:L1)を、1日15分以上か3話以上読む。読み返しはせず、どんどん次の話へ
  • 8日目(再測定):0日目と同じレベルの、別の初めての話で、速さとスラスラ度を測る

目標の目安

  • ドロップダウン中の速さは、0日目の速さの1.3倍以上を目指す。これは研究で決まった数字ではなく、この講義の目安です。1.3倍に届かないなら、まだ自動化の練習になっていないので、もう1段下げてもよいくらいです
  • 8日目に、速さかスラスラ度のどちらかが上がっていれば成功

8日目に「あれ、前より楽だ」と感じる人は少なくありません。2段下の英語を大量に読んだことで、よく出る語や言い回しの処理が自動化に近づき、それが元のレベルでも効いてくるのです。自転車にたとえると、ドロップダウンは「軽いギアで、ペダルを速く回す練習」です。

高校生や大人なら、L0のイソップ物語やなぞなぞ・ジョークも立派なドロップダウン先です。たとえば「ライオンとネズミ」は、こう始まります。

A big lion is sleeping. A little mouse runs on his face. Run, run, run! The lion wakes up.

「簡単すぎる」と思った人こそ、この話を1分間に何語で読めるか測ってみてください。簡単な英文を、日本語の本と同じくらいの速さで読めるかどうか。そこに、あなたの自動化の本当のレベルが表れます。

技2:レベル・ラダー(同じ話を3段で読む)

レベルの差を体で知る、とっておきの方法があります。同じ内容を、ちがうレベルで読み比べることです。多読ベストでは、『ガルシアへの手紙』を3つのレベルで読めます。ガルシアの居場所がだれにもわからない場面を比べてみましょう。

  • L2(やさしい版):But Garcia was somewhere in the mountains of Cuba. Nobody knew where he was.
  • L4(ガルシアへの手紙):この話を書いた作家ハバードの一日から始まり、背景が詳しく語られます
  • L6(原文):Garcia was somewhere in the mountain fastnesses of Cuba—no one knew where.

原文には fastnesses(人が近づけない、とりでのような場所)という、ふだん見かけない語が出てきます。でも L2 を読んでいれば、「山の中のどこか」という意味だとすぐに見当がつきます。レベルの差とは、単語の数だけではありません。文の長さ、古い言い回し、説明の省き方の差でもあるのです。

手順

  • ① L2 を普通に読み、スラスラ度をつける
  • ② L4 を読み、スラスラ度をつける(同じ話なので、筋を追う負担が少ない)
  • ③ 原文の最初の数段落だけを、音声を聞きながら読む
  • ④ 3つのスラスラ度を並べ、「主食はどこか」「挑戦はどこか」を決める

同じように何段かで読める話には、「人は考えたとおりの人になる」(L3)と原文の『原因と結果の法則』第1章などがあります(→第5講「縦の沼」)。

技3:「スラスラ度」を5段階で自己チェック

1話読み終えるごとに、次の5段階で「スラスラ度」をつけます。

  • 5:日本語の本とほぼ同じ感覚。気づいたら読み終わっていた
  • 4:ときどき知らない語があるが、止まらずに読めた
  • 3:何度か前に戻って読み直した。少し疲れた
  • 2:1文ごとに引っかかる。頭の中で日本語に訳していた
  • 1:訳さないと意味がわからない。読むのが苦しい

多読の主食はスラスラ度4〜5の本です。3はときどきならよい刺激ですが、続くと疲れて量が落ちます。1〜2は今の多読には向きません。

迷ったときは、次の3つのサインを見てください。

  • 戻った回数:1ページに3回以上、意味がとれずに戻ったら、むずかしすぎるサイン
  • 頭の中の日本語:訳している自分に気づいたら、1段下げる
  • 読んだあとの気分:「もう1話読みたい」ならちょうどいい。「ちょっと休みたい」ならむずかしい

技4:感覚の「答え合わせ」

プロはページを開いて数行読んだだけで、「これは今の自分の主食」「これはまだ早い」と判断できます。この感覚は、予想と結果の答え合わせで育ちます。

  • ① 読む前に、タイトルと最初の1文だけを見て、スラスラ度を予想する
  • ② 最後まで読んで、本当のスラスラ度をつける
  • ③ ときどき、同じ英文を英文レベル判定Proに貼り、語彙カバー率やむずかしい単語の一覧と比べる

予想と結果がずれたら、そこに学びがあります。「単語はやさしいのに読みにくかった」なら、文の長さや話題のなじみが原因です。「むずかしい単語があったのに楽だった」なら、筋を知っていたり、文脈が助けてくれたりしたのでしょう。

先ほどの「98%は文章の種類で変わる」という研究を思い出してください。プロは、初めてのジャンルに入るときは1段下げて入ります。物語では L3 が楽でも、ノンフィクションや自己啓発の文章では L2 がちょうどいい、ということはよくあります。

技5:「7:2:1」の配分と、プライドの下げ方

全部をやさしい本にすると、物足りなくなる人もいます。そこでプロは、読む語数を次のように配分します。

  • 7割:スラスラ度5の本(自動化の工場をフル稼働させる)
  • 2割:スラスラ度4の本(新しい語や表現に出会う)
  • 1割:スラスラ度3の本(大好きな話や、読みたくてたまらない本だけ)

挑戦の1割は「好き」が条件です。好きでもない本で背伸びをすると、ただの苦行になります。

レベルを下げられない最大の理由は、技術ではなく気持ちです。「こんなやさしい本、恥ずかしい」。でも、日本の大学生の研究では、多読への取り組みを後押ししていたのは「読書は役に立つ」という考えより、「読むのが心地よい」という気持ちでした(Yamashita, 2004)。楽に読める本は、続ける力そのものです。読んだ語数がどんどん増えて、多読の称号・バッジが増えていくのも、やさしい本ならではの楽しみです。

プロの1週間メニュー(1日15〜20分・ふだん L3 の人の例)

曜日やること読むもの記録すること
月0日目の測定+ドロップダウン開始L3 を1話で測定 → L1 を2話WPM・スラスラ度
火ドロップダウンL1 を3〜4話速さが測定時の1.3倍に近いか
水ドロップダウン(ジャンル替え)L1 のノンフィクションを3話退屈ならジャンルを変える
木レベル・ラダーガルシアへの手紙 L2 → L42つのスラスラ度の差
金超ドロップダウンL0 を5話「日本語並みの速さ」の体感
土7:2:1で読むL1 を7割・L2 を2割・L3 を1割予想と結果のスラスラ度
日再測定L3 の初めての話月曜との差

よくある落とし穴

  • 下げすぎて退屈になる:退屈なときは、レベルではなくジャンルを変えましょう。同じ L1 でも、昔話からノンフィクションに変えると新鮮になります
  • 「一度上げたら戻れない」病:レベルは行ったり来たりしてよいものです。上のレベルを読んだ日に下のレベルを読んでも、まったく問題ありません
  • 知っている話だから簡単、と思いこむ:桃太郎の筋を知っていても、英文がむずかしければ読みにくいもの。筋を知っていることと、英語がやさしいことは別です
  • 数字だけで決める:レベル表示や英検の級は目安です。最後は自分のスラスラ度で決めましょう

第1講のチェックリスト

  • □ 「注意のお財布」と「自動化」の考え方を、自分の言葉で説明できる
  • □ 多読の主食が「スラスラ度4〜5」の本になっている
  • □ ドロップダウンを1週間試し、0日目と8日目の速さを比べた
  • □ レベル・ラダーで、同じ話を2段以上で読み比べた
  • □ 初めてのジャンルは1段下げて入っている
  • □ 読む語数を「7:2:1」で配分している

次の第2講「返り読みゼロ」では、英語を前から順番に理解する技を伝授します。やさしい本でこそ身につく技なので、今日のドロップダウンとセットで練習してください。

よくある質問

レベルを2段も下げたら、力が落ちませんか?

落ちません。やさしい本では、すでに知っている語や文の形に大量に出会えるので、「知っている」を「見た瞬間にわかる」に変える練習になります。日本の大学生の研究でも、読む速さが最も伸びた人たちは、主にやさしい本を大量に読んでいました。1週間試して、元のレベルの読みやすさがどう変わるか確かめてみてください。

やさしすぎて退屈なときはどうすればいいですか?

レベルはそのままで、ジャンルを変えるのがおすすめです。昔話に飽きたらノンフィクションや偉人伝、ジョークなどに変えると新鮮に読めます。それでも退屈なら、「挑戦の1割」に大好きな話を入れてみましょう。

「98%」を毎回数えないといけませんか?

数える必要はありません。98%は目安で、文章の種類によっても変わることがわかっています。ふだんはスラスラ度の5段階で判断し、ときどき英文レベル判定Proなどで自分の感覚と数字を答え合わせすれば十分です。

参考文献

  1. Beglar, D., & Hunt, A. (2014). Pleasure reading and reading rate gains. Reading in a Foreign Language, 26(1), 29–48. doi.org/10.64152/10125/66684
  2. Beglar, D., Hunt, A., & Kite, Y. (2012). The effect of pleasure reading on Japanese university EFL learners’ reading rates. Language Learning, 62(3), 665–703. doi.org/10.1111/j.1467-9922.2011.00651.x
  3. Iwahori, Y. (2008). Developing reading fluency: A study of extensive reading in EFL. Reading in a Foreign Language, 20(1), 70–91. doi.org/10.64152/10125/66626
  4. LaBerge, D., & Samuels, S. J. (1974). Toward a theory of automatic information processing in reading. Cognitive Psychology, 6(2), 293–323. doi.org/10.1016/0010-0285(74)90015-2
  5. Hu, M. H.-c., & Nation, P. (2000). Unknown vocabulary density and reading comprehension. Reading in a Foreign Language, 13(1), 403–430. doi.org/10.64152/10125/66973
  6. Schmitt, N., Jiang, X., & Grabe, W. (2011). The percentage of words known in a text and reading comprehension. The Modern Language Journal, 95(1), 26–43. doi.org/10.1111/j.1540-4781.2011.01146.x
  7. Laufer, B., & Ravenhorst-Kalovski, G. C. (2010). Lexical threshold revisited: Lexical text coverage, learners’ vocabulary size and reading comprehension. Reading in a Foreign Language, 22(1), 15–30. doi.org/10.64152/10125/66648
  8. Kremmel, B., Indrarathne, B., Kormos, J., & Suzuki, S. (2023). Unknown vocabulary density and reading comprehension: Replicating Hu and Nation (2000). Language Learning, 73(4), 1127–1163. doi.org/10.1111/lang.12622
  9. Yamashita, J. (2004). Reading attitudes in L1 and L2, and their influence on L2 extensive reading. Reading in a Foreign Language, 16(1), 1–19. doi.org/10.64152/10125/66597

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