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AI授業プラン・中学校

AIに伝わる?友達に伝わる?発音チャレンジ

端末の音声入力で発音を文字にして確かめ、友達にも伝わるかを試し、音と綴りのつながりに気付きます。

中11単位時間(50分)話すこと[発表]・聞くこと
もくじ(8項目)
  1. 次期学習指導要領とのつながり
  2. 準備するもの
  3. 手順
  4. 評価(見取り)のポイント
  5. AIを使うなら
  6. うまくいくコツ・アレンジ
  7. ワークシート(印刷できます)
  8. ほかのアイデア

次期学習指導要領とのつながり

AIに伝わる?友達に伝わる?発音チャレンジ
発音と綴りの関連付け恥ずかしがらずに話す練習量AIの出力を吟味する中1の初期段階

審議まとめは、中学校の3年間を通して発音と綴りとを関連付けて丁寧に指導することを示しています。また資料編は、AIの活用で恥ずかしがらずに話す練習量を大幅に増やすことを挙げています。端末の音声入力(文字起こし)を使うと、生徒は自分の発音がどう聞き取られたかを文字で確かめられ、一人で何度も試せます。ただし、音声認識も前後の語などの文脈を使って候補を選ぶため、表示結果が発音だけを正確に判定したものとは限りません。まわりの音や機器、話す速さにも左右されます。AIの判定と友達の聞き取りを比べることで、「AIを練習の目安として使い、最後は人に伝わるかを大切にする」という使い方を体験させます。 P281P282資料(外⑮)P15

ねらい

音の違いに気を付けて単語や文を発音し、綴りと音のつながりに気付きながら、相手に伝わるように話すことができる。

準備するもの

  • 音声入力(文字起こし)が使える学習用端末(音声データの保存設定と、学校・自治体のガイドラインを事前に確認)
  • ペアの絵カード:ship / sheep、cap / cup、pen / pin、lock / rock
  • 文カード:I can see a ship. / I can see a sheep. など(I can see a ___. の形)
  • 伝わったかゲーム用の絵シート

手順

  1. 【AIを使わない】小学校で親しんだ動物や身の回りの物の単語を、絵カードで発音して確かめます。5分
  2. 【AIを使わない】先生が ship / sheep などを言い、生徒はどちらの絵かを指さします。違いの出る口の形や舌の位置、母音の質(必要に応じて長さも)を確かめます。8分
    Listen. Ship or sheep? Point to the picture.よく聞いて。船かな、羊かな。絵を指さしてね。
  3. 【AIを使う】ペアで端末の音声入力を使い、文カードを1枚ずつ読み上げます。文字になった英文が、言おうとした文と同じかを確かめ、違った場合は口の形を変えて3回まで挑戦します。うまくいかなかった語に印を付けます。12分
    Read the card to the tablet. Check the words on the screen.カードを端末に読み上げて、画面の文字を確かめよう。
  4. 【AIを使わない】伝わったかゲーム。一人が絵シートの中から一つを選んで I can see a ___. と言い、相手がどの絵かを指さします。AIでうまくいかなかった語も、友達には伝わったかを確かめます。10分
  5. 全体で、AIでうまく文字にならなかった語と、友達に伝わった・伝わらなかった語を比べます。ship / sheep の母音(i と ee)、cap / cup の母音(a と u)、pen / pin の母音(e と i)、lock / rock の l と r など、綴りと音のつながりを整理し、「音声認識は練習の目安になるが、完ぺきな判定役ではない」「人は前後の文や表情からも理解してくれる」ことを確かめます。10分
    The tablet is a good helper, but it's not a perfect judge.端末はよい手助けになるけれど、完ぺきな審判ではないよ。
  6. 次に練習したい音と、家でどう練習するかを振り返りに書きます。5分

評価(見取り)のポイント

【知識・技能】音の違いに気を付けて、単語や文を発音しているかを、伝わったかゲームの観察で見取ります。また、綴りと音のつながりに気付いているかを振り返りで見取ります。【主体的に学習に取り組む態度】うまくいかなかった音を、口の形を変えながら繰り返し試そうとしている姿を見取ります。

AIを使うなら

音声入力は「自分の発音がどう聞き取られたかを確かめる道具」として使い、結果を点数や成績にはしません。認識はまわりの音や話す速さにも左右されるため、うまくいかなかったことを「発音が悪い」と決めつけないよう、友達との聞き取りと必ず比べます。音声が外部に送られたり保存されたりする場合があるので、使う機能の設定を事前に確認し、文カード以外の個人的なことを話さないよう指導します。

うまくいくコツ・アレンジ

  • ペアの片方が話し、もう片方が画面を見る役にすると、教室の音がうるさくても確かめやすくなります。
  • うまく認識されたときに「Nice!」と声をかけ合うと、繰り返し試す雰囲気が生まれます。
  • 苦手な音は人によって違うので、全員に同じ音を練習させず、自分の印を付けた語を練習させます。

アレンジ

  • 小学校では、端末を使わずに先生の発音を聞き分ける活動にとどめ、音と文字の関係に慣れ親しませます。
  • 中2・3では、教科書の音読の一部を音声入力で確かめ、区切りや強勢にも気を付けて練習する活動にします。

ワークシート(印刷できます)

ワークシート:Can They Hear It? Sound Challenge

Say the sentences. Check with the tablet and with your friend. / 文を言って、端末と友達の両方で確かめよう。

  1. I can see a ship. / I can see a sheep. 端末:□OK □もう一度 友達:□OK □もう一度
  2. I can see a cap. / I can see a cup. 端末:□OK □もう一度 友達:□OK □もう一度
  3. I can see a pen. / I can see a pin. 端末:□OK □もう一度 友達:□OK □もう一度
  4. I can see a lock. / I can see a rock. 端末:□OK □もう一度 友達:□OK □もう一度
  5. 気付いた音と綴りのつながり(例:sh、ee):________
  6. 次に練習したい音と練習のしかた:________

Name: ______________________  Class: ______  No.: ______

ほかのアイデア

※ 次期学習指導要領は告示前です。審議まとめ(2026年10月5日)の方向性をふまえた原田英語.comのオリジナルのアイデアです。