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AI授業プラン・中学校

交流の前にAIとリハーサル!聞かれそうな質問・聞きたい質問

海外の中学生とのオンライン交流の前に、AIを相手役にして質問を予想し、自分の言葉で答えを準備します。

中31単位時間(50分)話すこと[やり取り]・書くこと・読むこと
もくじ(8項目)
  1. 次期学習指導要領とのつながり
  2. 準備するもの
  3. 手順
  4. 評価(見取り)のポイント
  5. AIを使うなら
  6. うまくいくコツ・アレンジ
  7. ワークシート(印刷できます)
  8. ほかのアイデア

次期学習指導要領とのつながり

交流の前にAIとリハーサル!聞かれそうな質問・聞きたい質問
オンラインによる人との交流交流の準備AIの出力を吟味する自分の町のことを伝える

審議まとめは、AIや学校内外での交流機会を活用しながら、自分が伝えたいことを伝える活動を強化すること、オンラインによる人との交流等を含むデジタル学習基盤の活用を図ることを示しています。そして、AIの活用は人間同士のコミュニケーションの充実につなげることを原則としています。オンライン交流は貴重な機会ですが、準備不足で質問に答えられず、沈黙が続いてしまうこともあります。AIを相手役にして「聞かれそうな質問」を事前に洗い出し、答えは自分の言葉で準備しておけば、本番の人とのやり取りに集中できます。同時に、AIが相手の国について言うことにはかたよりや誤りがあり得ることも学びます。 P281P282

ねらい

交流相手に伝えたい自分の町や学校のことを整理し、相手からの質問に答えたり、相手に失礼にならない質問をしたりする準備ができる。

準備するもの

  • 交流相手校の基本情報(先生が確認済みのもの:国・地域、学年、交流の日時)
  • 生成AIを使える学習用端末(班に1台。学校・自治体のガイドラインと利用規約の年齢条件を確認)
  • AIへの指示文の例:「あなたは海外の中学3年生です。日本の中学生とオンラインで交流します。日本の中学生の町や学校について、やさしい英語で質問を5つしてください」
  • 質問の仕分け表(答えられる/準備が必要/失礼・不自然)
  • ALTへの事前依頼(質問の言い方の最終確認)

手順

  1. 交流の目的(自分の町や学校のことを伝え、相手の暮らしを知る)と日程を確かめます。先生が「沈黙が続いた交流」の場面を例に、準備の大切さを話します。5分
    Next week, we will talk with students in another country. Let's get ready so the conversation keeps going.来週、ほかの国の中学生と話します。会話が続くように準備しよう。
  2. 【AIを使う】班で指示文を入力し、AIが出した質問を仕分け表で「答えられる」「準備が必要」「失礼・不自然」に分けます。入力に自分たちの名前・学校名・町名を入れないことを確認します。10分
  3. 【AIを使わない】「準備が必要」に分けた質問への答えを、自分たちの言葉で準備します。AIに答えを作らせず、自分たちが本当に伝えたい町や学校のことを選びます(例:Our town is famous for pears. In summer, we have a big fireworks festival by the river.)。10分
    Don't ask AI for the answers. Your town, your words!答えはAIに作らせないで。自分たちの町は、自分たちの言葉で!
  4. 【AIを使う→人が確かめる】相手に聞きたい質問を班で考え、AIに「この質問は自然な英語か、失礼にならないか」を尋ねます。AIの意見と自分たちの考えを比べ、迷う質問はALTに確かめます。AIが相手の国について「みんな〜だ」のような決めつけを言った場合は、なぜ注意が必要かを話し合います。8分
  5. 【AIを使わない】クラスメイトを相手役にしてリハーサルします(3分)。質問に答えたあと、一言付け加えたり、相手に質問を返したりします。12分
    Answer, add one more sentence, and ask back. How about you?答えて、もう一文付け加えて、質問を返そう。How about you? だね。
  6. 本番で一番伝えたいことと、相手に一番聞きたいことを一つずつ書きます。5分

評価(見取り)のポイント

【思考・判断・表現】相手に伝えたい町や学校のことを選んで整理し、質問に答えたうえで情報を付け加えたり質問を返したりしているかを、リハーサルで見取ります。【主体的に学習に取り組む態度】相手のことを考えて質問の言い方を確かめようとしている姿を見取ります。本番の交流での姿も合わせて見取ります。

AIを使うなら

AIは「交流相手役」として質問を出させる段階と、自分たちの質問の言い方を確かめる段階だけで使います。答えの文はAIに作らせず、自分たちの言葉で準備します。AIは相手の国や文化について一般化しすぎた説明をすることがあるため、相手について分かったつもりにならず、本番で直接聞くことを大切にします。入力に名前・学校名・町名などの個人情報や、交流相手の個人情報を入れないよう指導します。

うまくいくコツ・アレンジ

  • 「失礼・不自然」に分けた質問は、なぜそう思ったかを班で話すと、相手への配慮を考えるよい機会になります。
  • 答えを長くしすぎず、「答え+一文」を基本にすると、本番で相手の話を聞く余裕が生まれます。
  • 交流後に「AIの予想どおりだった質問・予想外だった質問」を振り返ると、人と話すことの面白さが実感できます。

アレンジ

  • 交流の機会がない場合は、ALTやALTの友人をビデオ通話の相手にしたり、ALTに相手役を頼んだりして同じ流れで行います。
  • 高校では、相手校の生徒と社会的な話題(環境、地域の課題など)について意見交換する前の準備として行います。

ワークシート(印刷できます)

ワークシート:Getting Ready for Our Online Exchange

Sort the AI's questions and prepare your own answers. / AIの質問を仕分けて、自分の言葉で答えを準備しよう。

  1. AIの質問 → □答えられる □準備が必要 □失礼・不自然:________
  2. 準備が必要な質問への答え(答え+一文):________
  3. 相手に聞きたい質問:________ AIの意見:________ ALTの意見:________
  4. AIの説明で、決めつけかもしれないと思ったこと:________
  5. 本番で一番伝えたいこと:________
  6. 本番で一番聞きたいこと:________

Name: ______________________  Class: ______  No.: ______

ほかのアイデア

※ 次期学習指導要領は告示前です。審議まとめ(2026年10月5日)の方向性をふまえた原田英語.comのオリジナルのアイデアです。