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英語のマジか!?ホント

father とラテン語 pater。「p は f に」の法則を表にまとめたのは、グリム兄弟の兄だった

father とラテン語 pater。「p は f に」の法則を表にまとめたのは、グリム兄弟の兄だった

読む前に予想してみよう!

英語の father と brother の子音の違いは、ヤーコプ・グリムが1822年にきれいに説明していた

研究カード(どんな研究?)
対象
ラテン語・ギリシャ語・サンスクリット語とゲルマン語(ゴート語・古英語など)の単語
規模
多数の単語の比較
研究の種類
比較言語学(文献の比較)
確かさ
★★★★★
3秒でわかる

英語 father とラテン語 pater、three と trēs のような子音の対応を、1822年に表にまとめたのはグリム兄弟の兄ヤーコプ。表に合わない father と brother の違いは、1875年にヴェルネルが、祖先の言葉のアクセントの位置で説明した。

ひとことで言うとグリム童話のお兄さんは、英語とラテン語の音のルールを表にまとめた学者でもあった!

もくじ
  1. グリム兄弟の兄は、ことばの学者だった
  2. 1822年の表:p→f、t→th、k→h
  3. グリムより先に書いていた、デンマークのラスク
  4. 本人が注に書いた「合わない例」:father と brother
  5. 約50年後、ヴェルネルがアクセントの位置で解いた
  6. その後:「音の変化に例外なし」と、その行きすぎ
  7. まとめ
  8. もっと知りたい人へ
  9. よくある質問

英語の father(父)と、ラテン語の pater(パテル)。英語の foot(足)と、ラテン語の pēs(ペース。「足の」は pedis)。英語の three(3)と、ラテン語の trēs(トレース)。

並べると、ラテン語の p が英語では f、t が th になっています。偶然ではありません。たくさんの単語で、同じ入れかわりがくり返し起きているのです。

この対応を1822年に表にまとめたのは、ドイツのヤーコプ・グリム。あの「グリム童話」のグリム兄弟の、兄です。

01グリム兄弟の兄は、ことばの学者だった

ヤーコプ・グリム(1785〜1863)と弟ヴィルヘルム(1786〜1859)は、昔話を集めて『子どもと家庭のための昔話』(いわゆるグリム童話)を出しました。初版は2巻で、1812年と1815年です。

兄弟はドイツのカッセルを拠点に昔話を集めており、現地の博物館は2人を「昔話の収集家で言語学者」と紹介しています。

ヤーコプは昔話だけでなく、法律・神話・中世の文学も研究しました。中でも大きな仕事が、ゲルマン語(英語・ドイツ語・オランダ語・北欧の言葉やゴート語などのグループ)の歴史をまとめた『ドイツ語文法』です。1819年に第1巻を出し、すぐに書き直して、1822年に第2版を出しました。

021822年の表:p→f、t→th、k→h

その第2版の第1巻、584ページに、のちに「グリムの法則」と呼ばれる表があります(英語では Grimm's law)。ギリシャ語・ラテン語の子音と、ゴート語(昔のゲルマン語の1つ)などの子音が、どう対応するかを9つにまとめたものです。

グリムが585ページから挙げた例の一部と、それに当たる今の英語を並べます(英語の語源は辞書の印欧語根の付録で確認)。

| ラテン語・ギリシャ語 | ゴート語など | 今の英語 | 対応 ||---|---|---|---|| pater(父) | fadrs(グリムの書き方。文献に1回だけ出る形は fadar) | father | p → f || trēs(3) | þreis | three | t → th || cornu(角) | haúrn | horn | k → h || canis(犬) | hunds | hound(猟犬) | k → h || dēns, dentis(歯) | tunþus | tooth | d → t || genu(ギリシャ語 gonu。ひざ) | 古ノルド語 knê | knee | g → k || frāter(兄弟) | brōþar | brother | ラテン語 f(もとは bh)→ b |

ゴート語の þ は、英語の th の音を表す文字です。英語の paternal(父の)や canine(犬の)は、あとでラテン語から借りた単語なので、p や c が残っています。英語の中に、同じ祖先の単語が「ゲルマン語ルート」と「ラテン語ルート」の2通りで入っているわけです。

03グリムより先に書いていた、デンマークのラスク

ただし、この対応をグリムより先にはっきり書いた学者がいます。デンマークの言語学者ラスムス・ラスク(1787〜1832)です。

ラスクは、デンマークの学士院が1811年に出した懸賞課題に応えて論文を書き、1818年にコペンハーゲンで出版しました。その中で、ギリシャ語・ラテン語からアイスランド語への「よくある移り変わり」として、こう並べています。

  • p は f に:patēr(父)→ fadir
  • t は þ に:treis(3)→ þrír
  • k は h に:cornu(角)→ horn

グリムはラスクから学んだことを自分で認めています。ラスクのこの記述を知ったあと、1819年の第1巻を急いで書き直し、1822年の第2版に子音の移り変わりの節を入れました。そのため、ラスクの功績が正当に評価されてこなかったのでは、という議論が長く続いてきました。

一方で、ばらばらの対応を1つの大きな仕組みとして示したのはグリムでした。その示し方があまりに見事だったため、だれもその正しさを疑わなかったと、言語学者 W. P. レーマンは書いています。

04本人が注に書いた「合わない例」:father と brother

ところが、グリムの表には合わない単語がありました。それに気づいていたのは、グリム本人です。

1822年版の590ページの注で、グリムはこう書いています。ラテン語の pater・māter・frāter(父・母・兄弟)は、どれも同じ t をもつ。なのにゴート語では fadrs(グリム自身が「?」を付けている)と brôþar、古英語では fäder・môder と brôdher、古高ドイツ語では vatar・muotar と pruodar になる(つづりはグリムの書き方のまま)。表のとおりなら、t は th(þ)になるはずです。brother は表どおりなのに、father と mother は d になっていたのです。

今のドイツ語の Vater(父)と Bruder(兄弟)でも、t と d の違いが見えます。英語の father と mother も、古英語では fæder・mōdor と d で書かれていました。今はどちらも th なので、違いが見えにくくなっています。

グリムは例外を隠さず、種類ごとに分けて書きとめています。そこには、「音の移り変わりは、全体としては起こるが、1語1語ではけっしてきれいには進まない」という一文もあります。

グリムは1822年の文法書の注で、father と brother が自分の表に合わないことを書きとめていた
グリムは1822年の文法書の注で、father と brother が自分の表に合わないことを書きとめていた

05約50年後、ヴェルネルがアクセントの位置で解いた

この例外を解いたのが、デンマークの言語学者カール・ヴェルネル(1846〜1896)です。1875年7月の日付で論文を書き上げ、ドイツの比較言語学の雑誌の第23巻(巻の表紙の年は1877年)に「最初の子音推移の1つの例外」という題で発表しました。

ヴェルネルは101ページで、問題をはっきり書きます。印欧祖語(いんおうそご。英語・ラテン語・サンスクリット語などの共通の祖先の言葉)の bhrātar・mātar・patar(兄弟・母・父)は同じ形をしている。なのにゲルマン語では brōþar・mōdar・fadar になる。なぜ mōdar と fadar だけが、表どおりの brōþar に続かなかったのか。

それまでの説明に、「よく使う語だから変わった」というものがありました。ヴェルネルはこれを否定します。ゴート語の文献を残したウルフィラは、mōdar を一度も使わず、fadar も1回だけ。ふだんは atta という別の語を使っていたからです。

手がかりは、古いインドの言葉、サンスクリット語のアクセントでした。ヴェルネルが117ページで並べた形を見てみましょう。

| サンスクリット語 | アクセントの位置 | ゲルマン語 ||---|---|---|| bhrā́tar-(兄弟) | 1つ目の音節 | brōþar(th のまま) || pitár-(父) | 2つ目の音節 | fadar(d になった) || mātár-(母) | 2つ目の音節 | mōdar(d になった) |

単語の中の th は、すぐ前の音節にアクセントがあれば th のまま。そうでなければ、にごった音(のちに d)に変わる。これが「ヴェルネルの法則」(Verner's law)です。その後、ゲルマン語ではアクセントの位置が変わったため、この原因は見えなくなりました。

同じページには数字もあります。「100」はサンスクリット語で śatá-(アクセントが後ろ)、ゲルマン語で hunda-。ラテン語 centum と英語 hundred の c → h はグリムの法則、そのあとの d はヴェルネルの法則です。

ヴェルネルは、同じことが s にも起きたと示しました。アクセントの位置によって、s が z の音に変わったのです。この z は、英語やドイツ語などでは、のちに r になりました。

英語にも、その跡が残っています。辞書の語源欄によると、次のとおりです(ゲルマン祖語は、英語やドイツ語などの共通の祖先の言葉。* は記録がなく推定した形の印)。

  • was は古英語 wæs(ゲルマン祖語 *was-)、were は古英語 wǣron(ゲルマン祖語 *wēz-)
  • forlorn(見捨てられた)は古英語 forlēosan(失う)から。その過去分詞の -loren の r は、ゲルマン祖語 *luzana- の z にさかのぼる。lose(なくす)も同じ語根の仲間

was と were で s と r が入れかわるのは、英語の気まぐれではありません。ヴェルネルが示した「s と z(のちに r)の入れかわり」が、今の英語に残った跡です。

06その後:「音の変化に例外なし」と、その行きすぎ

ヴェルネルの論文は大きな影響を残しました。レーマンは、この論文の解説で、「言語学でいちばん影響力のある論文かもしれない」と書いています。グリムの表に残っていた最後の例外のまとまりが、きれいに説明されたからです。

ここから「音の変化に例外はない」という考えが強まりました。ライプツィヒを中心とする「青年文法学派」と呼ばれる学者たちの考え方です。この考え方が、その後2世代にわたって言語学を引っぱったとレーマンは書いています。

ただし、この学派も「どの語も機械的に変わる」とだけ言ったわけではありません。1878年にオストホフとブルクマンが書いた宣言は、音の変化は例外のない法則に従うと述べると同時に、類推(るいすい。ほかの語の形にならって新しい形が作られること)も、古い時代の言語に認めるべきだと書いています。

レーマンは行きすぎも指摘しています。ヴェルネルのあと、説明しにくい現象を何でもアクセントで説明しようとする論文が次々に出ました。その多くは、広く受け入れられませんでした。

グリムが「1語1語ではきれいに進まない」と書いたのは、移り変わりを受けずに残ったように見える語についてでした。グリムの表で説明できない語は「例外」とされ、その後の半世紀、研究の的になったとレーマンは書いています。また、英語の paternal や canine のように、あとでラテン語から借りた単語は、そもそも法則の外にあります。法則が当てはまるのは、同じ祖先から受けついだ単語どうしです。

07まとめ

father と pater、three と trēs、horn と cornu。この対応をグリムより先に書いたのはラスク、大きな表にまとめたのはグリム童話の兄ヤーコプでした。そして、グリム自身が注に残した「father と brother の謎」は、50年あまり後、ヴェルネルがアクセントの位置で解きました。

例外をごまかさずに書きとめ、別の人がそれを説明する。そのくり返しで、ことばの歴史の研究は進んできました。次に was と were を使うとき、s と r の入れかわりを思い出してみてください。

08もっと知りたい人へ

  • グリムの法則(Grimm's law):ゲルマン語で起きた子音の規則的な変化(第1次子音推移)
  • ヴェルネルの法則(Verner's law):アクセントの位置によって、グリムの法則の結果がさらに有声音(にごった音)に変わったという法則
  • 文法的交替(grammatischer Wechsel):was と were のように、同じ語の形どうしの間で子音が入れかわること
  • 青年文法学派(Neogrammarians):「音の変化に例外はない」と考えた学者たち
  • 文献:Rask (1818) Undersøgelse om det gamle Nordiske eller Islandske Sprogs Oprindelse / Grimm (1822) Deutsche Grammatik, 2. Ausg., Bd. 1 / Verner (1877) "Eine Ausnahme der ersten Lautverschiebung", KZ 23 / Lehmann ed. (1967) A Reader in Nineteenth Century Historical Indo-European Linguistics

よくある質問

グリムの法則とは何ですか?

ゲルマン語(英語・ドイツ語などのグループ)で起きた、子音の規則的な変化のことです。ラテン語の p が英語では f(pater と father)、t が th(trēs と three)、k が h(cornu と horn)になっている対応がその例です。

グリムの法則のグリムは、グリム童話のグリムですか?

はい。グリム兄弟の兄、ヤーコプ・グリム(1785〜1863)です。1822年の『ドイツ語文法』第1巻・第2版の584ページに、この対応を表にまとめました。グリム自身は「法則」とは呼ばず、9つの「規則」として書いています。

グリムの法則を最初に書いたのはグリムですか?

グリムより先に、デンマークの言語学者ラスムス・ラスクがはっきり書いていました。1818年に出版した論文で、p は f に、t は þ に、k は h に、という移り変わりを並べています。ばらばらの対応を1つの大きな仕組みとして示したのはグリムでした。

ヴェルネルの法則とは何ですか?

グリムの法則に合わない例を、アクセントの位置で説明した法則です。単語の中の th は、すぐ前の音節にアクセントがあれば th のまま、そうでなければにごった音(のちに d)に変わります。デンマークのカール・ヴェルネルが示しました。

father と brother で子音が分かれたのはなぜですか?

祖先の言葉のアクセントの位置が違ったからです。サンスクリット語では「兄弟」bhrā́tar- は1つ目、「父」pitár- は2つ目の音節にアクセントがあり、ゲルマン語で brōþar は th のまま、fadar は d になりました。古英語の father は fæder と d でした。

グリムの法則にはどんな例がありますか?

英語とラテン語で、father と pater、foot と pēs、three と trēs、horn と cornu、hound と canis などです。ラテン語 centum と英語 hundred の c → h もグリムの法則で、そのあとの d はヴェルネルの法則です。

paternal や canine に p や c が残っているのはなぜですか?

あとでラテン語から借りた単語だからです。グリムの法則が当てはまるのは、同じ祖先から受けついだ単語どうしです。英語には、father と paternal のように、同じ祖先の単語が「ゲルマン語ルート」と「ラテン語ルート」の2通りで入っています。

was と were で s と r が入れかわるのはなぜですか?

ヴェルネルの法則の跡です。アクセントの位置によって s が z の音に変わり、この z が英語などでは、のちに r になりました。辞書の語源欄によると、was は古英語 wæs、were は古英語 wǣron から来ています。

この研究を英語で読もう原田英語の English CornerThe Brothers Grimm are famous for fairy tales, but the older brother, Jacob, was also a serious language… 音声 4択クイズ9問A2・B1・B2タップして開く

原田英語の English Corner

この研究を英語で読もう

The Brothers Grimm are famous for fairy tales, but the older brother, Jacob, was also a serious language scholar. In 1822, he published a table showing how sounds in Latin and Greek match sounds in Germanic languages such as Gothic and English. Latin p matches English f, as in pater and father.

Latin t matches th, as in tres and three, and Latin c matches h, as in cornu and horn. A Danish scholar, Rasmus Rask, had already noticed many of these matches in 1818. Grimm himself pointed out a problem. Old English had a d in the word for "father" but a th in the word for "brother." This puzzle was solved more than fifty years later.

118 words ・ CEFR B1

和訳を見る

グリム兄弟は昔話で有名だが、兄のヤーコプは本格的なことばの学者でもあった。1822年、彼は、ラテン語やギリシャ語の音が、ゴート語や英語のようなゲルマン語の音とどう対応するかを示す表を発表した。ラテン語の p は、pater と father のように英語の f に対応する。

ラテン語の t は、tres と three のように th に、ラテン語の c は、cornu と horn のように h に対応する。デンマークの学者ラスムス・ラスクは、1818年にすでにこうした対応の多くに気づいていた。グリム自身が1つの問題を指摘した。古英語では「父」を表す語には d があるのに、「兄弟」を表す語には th があったのだ。この謎は、50年以上後に解かれた。

4択リーディングクイズ

Q1. According to the passage, which pair shows Latin c matching English h?

Q2. What did Rasmus Rask do?

Q3. What can we infer about Grimm's table?

重要単語

  • consonantB1
    名詞子音The word "strength" has a lot of consonants. 母音は vowel。con-(いっしょに)+sonant(鳴る)で「母音といっしょに鳴る音」。
  • correspondB2
    動詞対応するIn related words, a Latin p often corresponds to an English f. correspond to ~ で「~に対応する」。「文通する」の意味もあり、correspond with a friend。
  • exceptionB1
    名詞例外There is an exception to every rule. with the exception of ~ で「~を除いて」。形容詞 exceptional は「並外れた」。
  • stressB1
    名詞アクセント、強勢In "banana," the stress is on the second syllable. 「ストレス(精神的な負担)」と同じ語。発音の話では「強く読むところ」。
  • fairy taleB1
    名詞おとぎ話、昔話My grandmother told me fairy tales every night. fairy は「妖精」。a fairy-tale ending で「おとぎ話のような結末」。
  • paternalC1
    形容詞父の、父方のMy paternal grandmother lives in Kobe. ラテン語 pater(父)から借りた語なので p のまま。母方は maternal。
英語 father とラテン語 pater、three と tres、horn と cornu。p→f、t→th、k→h の対応を1822年の文法書で表にしたのは、グリム童話のグリム兄弟の兄ヤーコプ。しかも本人が、father と brother は表に合わないと注に書いていた。その謎は50年あまり後、デンマークのヴェルネルがアクセントの位置で解いた。

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出典・参考文献(5件)タップで表示
  1. Grimm J. (1822) Deutsche Grammatik, Erster Theil, Zweite Ausgabe, Göttingen: Dieterich(Internet Archive 所蔵の原本・バイエルン州立図書館蔵)archive.org
  2. Verner K. (1877) Eine Ausnahme der ersten Lautverschiebung, Zeitschrift für vergleichende Sprachforschung 23: 97–130(Internet Archive 所蔵の原本)archive.org
  3. Lehmann W.P. ed. (1967) A Reader in Nineteenth Century Historical Indo-European Linguistics, ch. 5 Jacob Grimm(ch. 3 Rask・ch. 11 Verner・ch. 14 Osthoff & Brugmann も参照。テキサス大学オースティン校 言語学研究センター)lrc.la.utexas.edu
  4. The American Heritage Dictionary「Appendix I: Indo-European Roots」(pəter-・bhrāter-・māter-・trei-・ker-・kwon-・dekm̥-・wes-・leu-)ahdictionary.com
  5. GRIMMWELT Kassel「The Children's and Household Tales」grimmwelt.de
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