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問題と答えの一覧(全589問)

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全体・いつから98問

かんたん小次期学習指導要領の小学校での全面実施は、何年度からの想定?

答え2030年度(令和12年度)

ほかの選択肢:2028年度(令和10年度)/2029年度(令和11年度)/2031年度(令和13年度)

審議まとめは全面実施を小学校が令和12年度~と想定。その前の令和10年度から調整授業時数制度などを先に使える先行実施期間を置く方向で、準備は全面実施を待たずに始まる。

覚え方小30・中31(年度の下2けた)

根拠:P38

かんたん中中学校で次期学習指導要領が全面実施となる想定の年度は?

答え2031年度(令和13年度)

ほかの選択肢:2029年度(令和11年度)/2030年度(令和12年度)/2032年度(令和14年度)

中学校は小学校の1年後、令和13年度からの全面実施を想定。新教科「情報・技術科」は全面実施を待たず、令和11年度から段階的に先行実施する経過措置が適当とされた。

覚え方小→中は1年ずつ後ろへ

根拠:P38P79

かんたん小中審議まとめで、小・中学校などの学習指導要領を改訂(告示)するとされた時期は?

答え本年度末(令和8年度末)

ほかの選択肢:令和7年度末/令和9年度末/令和10年度末

審議まとめは「本年度末に学習指導要領を改訂した後」に本格的な周知を図るとしている(2027年3月ごろの見込み)。告示前のいまは、中身が変わりうる「案」の段階だ。

根拠:P88

かんたん小中高教育課程部会が「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」を了承・公表した日は?

答え2026年10月5日

ほかの選択肢:2025年9月25日/2026年8月31日/2026年12月25日

第136回教育課程部会で了承され、同日公表された。翌日から11月5日まで意見募集(パブリックコメント)が行われた。この先、答申・告示へと進む。

根拠:P1

かんたん小中内容を全部扱う前提で、標準授業時数を下回って時間割を組めるようにする新制度(案)の名前は?

答え調整授業時数制度

ほかの選択肢:授業時数特例校制度/教育課程特例校制度/弾力的授業時数制度

生み出した時間(調整授業時数)は、他教科への上乗せ、新教科の開設、裁量的な時間に充てられる案。今ある特例校制度を発展させ、どの学校でも使える仕組みにする方向だ。

覚え方「調整」で余白を生む

根拠:P31

かんたん小中調整授業時数制度を学校が使うとき、国への申請はどうする方向?

答え不要(学校の判断で使える)

ほかの選択肢:文部科学大臣の指定が必要/毎年度の国への申請が必要/国の審査に合格が必要

特例校制度は国の審査・指定が要り「特別なこと」になっていた。これを「常に利用可能な選択肢」にする方向。代わりに学校はウェブで活用状況を公表するなどして質を確保する。

覚え方特別な選択肢→常に使える選択肢

根拠:P31P40

かんたん小中高審議まとめでいう「余白」とは何のこと?

答え深い学びを実現するための時間的余裕

ほかの選択肢:授業のない自由時間/多めにとる予備の授業時数/学校行事のための空き時間

余白はただのひまではない。教師が授業を磨き、子供が深く学ぶための時間のゆとりで、過剰な予備時数の見直しや教科書の精選、調整授業時数制度などを組み合わせて生み出す。

根拠:P8P55

かんたん小中高次期学習指導要領で、内容のまとまりごとに示して構造化の軸とするものは?

答え統合的な理解・総合的な発揮

ほかの選択肢:見方・考え方の3要素/学年別の到達目標/単元ごとの評価規準

個別の知識・技能や思考力等をその下にぶら下げる形で示し、資質・能力の「深まり」を見えるようにする。単元づくりの出発点が「教科書のどこまで」から「どんな力をつけたいか」へ変わる。

根拠:P13P14

かんたん小中指導学年を示しても、それに縛られずに編成できると分かるよう使う書き方(案)は?

答え◯学年相当

ほかの選択肢:◯学年以上/◯学年限定/◯学年必修

「上の学年の内容は扱ってはいけない」という誤解をなくすねらい。学年別の目標も定めない方向で、相当学年外で扱うときの留意点は総則に書かれる。

覚え方「相当」=目安であって枠ではない

根拠:P18

かんたん小中高検索やリンク、生成AIでの利用ができるようにする、ウェブ版の学習指導要領の名前は?

答えデジタル学習指導要領

ほかの選択肢:学習指導要領アプリ/オンライン解説集/電子版指導書

今は紙の冊子とPDFだけで、改行で切れた語は検索できず、AIにも読み込ませにくい。指導書からのリンクやキーワード検索で、授業準備中にすぐ目標を確かめられるようにする。

根拠:P21

かんたん小中高「見方・考え方」に、教科の本質を外していないかを確かめる何の役割が期待された?

答え灯台

ほかの選択肢:羅針盤/地図/物差し

見方・考え方は「各教科等を学ぶ本質的な意義」に絞って示す方向。授業がずれていないかを照らして知らせる目印として、単元を考えるときに立ち返る使い方が想定される。

覚え方迷ったら灯台を見る

根拠:P23

かんたん小中高書く・話す・作るなどで理解や考えを外に表すこと。審議まとめが重視したこの学習活動は?

答え外化

ほかの選択肢:内化/暗記/要約

読む・聞くで取り込む「内化」と行き来させて理解を深める。AIの出力をそのまま使って考える過程を飛ばさないためにも、自分の言葉で書く・説明する場面を授業に組み込むことが大切になる。

根拠:P28

かんたん小中高AI時代について、審議まとめが「価値が一層低下した」と整理したのは?

答え意味理解を伴わない丸暗記など

ほかの選択肢:知識そのもの/教科の学習全体/読み書きの力

AIへの指示や出力の正誤の見極めにも知識が要る。だから知識同士をつなげて使える「確かな知識」として身に付けることが一層大切とされた。量だけを競う評価も見直しの対象だ。

根拠:P9

かんたん小中高改訂の土台となる3つの方向性は「主体的・対話的で深い学び」の実装、多様性の包摂と、もう1つは?

答え実現可能性の確保

ほかの選択肢:学力の向上/教員定数の増加/授業時数の増加

先生の努力と熱意に過度に頼らず、働き方改革とも整合させるための柱。教師と子供の双方に「余白」を生むことを重視し、内容と教科書の精選や時数の見直しにつなげている。

根拠:P7P8

かんたん小中高目指す子供の姿は「自らの人生を○○することができる、民主的で持続可能な社会の創り手」。○○は?

答え舵取り

ほかの選択肢:設計/選択/開拓

社会の先行きが不確かで、人生の「場面転換」も増える。学校を出た後も自分で学び続け、方向を決めていける力が必要とされた。「好き」を伸ばすことと対話・合意を「両輪」で進める。

根拠:P4P7P9

かんたん小中高教科ごとの「主体的に学習に取り組む態度」のABC評価に代え、学びに向かう力を評価する場は?

答え総合所見欄での個人内評価

ほかの選択肢:教科ごとの5段階評定/学期ごとのABC評価/単元テストの点数

「粘り強さ」がノート提出の頻度など形式的な材料集めになりがちだった反省から。一人一人の良さや成長を肯定的に見取る。あわせて思・判・表に「◯」を付け加える仕組みが示された。

根拠:P62P63

かんたん小小学校で情報活用能力を育てるため、総合的な探究の時間に加えるとされた領域は?

答え情報の領域

ほかの選択肢:プログラミングの領域/デジタルの領域/技術の領域

今の小学校には情報教育の固有の時数がなく学校差が大きい。2領域それぞれに標準授業時数を設け、国が授業でそのまま使える動画を含む教材も用意する方向。令和10年度から段階的に先行実施する。

根拠:P74P78P79

かんたん中中学校の技術・家庭科の技術分野は、どんな新しい教科にする方向?

答え情報・技術科

ほかの選択肢:情報科/技術・工学科/プログラミング科

家庭分野は独立した家庭科にする方向。全国規模の免許法認定講習や全担当教員への研修など、国が指導体制の整備を進めるとしている。令和11年度から段階的に先行実施する想定だ。

根拠:P74P75P79

かんたん高高校の1単位を、50分の授業何コマとする案が示された?

答え17コマ

ほかの選択肢:18コマ/20コマ/35コマ

今は35コマで1単位のため、35コマ未満の学習は単位にできない。半分に細かくして学期ごとの選択や学習量の調整をしやすくする。18コマ案は高校の授業日数の実態から運用が難しいとされた。

覚え方35の約半分=17

根拠:P42P46

かんたん高新単位の案で、高校卒業に必要な単位数は?

答え148新単位

ほかの選択肢:74新単位/96新単位/120新単位

1単位を約半分に細かくするので、今の74単位がほぼ2倍の数字になる。学習量そのものを増やすわけではない。今の1単位はおおむね2新単位にあたると考えると覚えやすい。

覚え方74×2=148

根拠:P46P50

かんたん小中不登校や特異な才能のある子のための特別の教育課程は、教育課程の柔軟化の中で何と呼ばれる?

答え2階部分

ほかの選択肢:1階部分/3階部分/土台部分

1階は学校全体の柔軟化(調整授業時数制度・単位制の柔軟化)、2階は一人一人のための特別の教育課程、土台は日々の授業での包摂。2階も令和10年度からの先行実施期間から取り組める方向だ。

根拠:P30P38

かんたん小中高教科書「を」網羅的に教える授業と並んで課題とされた、各時間を単独で完結させようとする考え方は?

答え本時主義

ほかの選択肢:単元主義/到達主義/系統主義

1時間ごとに完結させようとすると、単元全体でどんな力を育てるかが見えにくくなる。構造化された学習指導要領を手がかりに、単元を通した問いや課題から授業を組み立てる方向へ転換を促している。

根拠:P13P63

かんたん小中高デジタルとリアルについて、審議まとめが示したバランス感覚は?

答えデジタルの力も使ってリアルな学びを支える

ほかの選択肢:学びをすべてデジタルに置き換える/デジタルは家庭学習だけで使う/リアルな体験学習を減らしていく

紙かデジタルかといった二項対立に陥らないことが大切とされた。五感を通じた体験や身体性、芸術・スポーツの価値も再確認している。端末は使う前提だが、目的はあくまでリアルな学びの充実だ。

根拠:P5P8

かんたん小中高「学びに向かう力、人間性等」は、いくつの基本要素に再整理する方向?

答え4つ

ほかの選択肢:2つ/3つ/5つ

初発の思考や行動を起こす力・好奇心、学びの主体的な調整、他者との対話や協働、学びを方向付ける人間性の4つ。今は項目が羅列的で、評価の「粘り強さ」「自己調整」に狭めて理解されがちだった。

根拠:P16

かんたん小中小・中学校の「総合的な学習の時間」の名称は、どうする方向?

答え総合的な探究の時間

ほかの選択肢:総合的な情報の時間/探究学習の時間/総合学習の時間

高校はすでに「総合的な探究の時間」。小学校から高校まで名称をそろえ、ネットやAI要約の切り貼りだけの「調べ学習」から抜け出す探究の充実を目指す。テーマ探究とマイ探究を組み合わせる方向だ。

根拠:P11P76P77

かんたん小中年間の標準総授業時数について、審議まとめの前提は?

答え現在以上に増加させない

ほかの選択肢:1割程度増やす/15%程度減らす/学校ごとに自由に決める

大臣諮問が求めた前提。新教科・領域(情報)の時数は例外的に増えるため、その分は他の教科等から同じ割合で少しずつ減らして確保する考え方が示された。

根拠:P78P79

かんたん小中高評定への総括(成績をまとめること)の時期について、明確にする方向とされたことは?

答え学年末だけでもよい

ほかの選択肢:毎月行う必要がある/学期ごとに必ず確定する/単元ごとに必ず確定する

学期ごとに評定を確定させる学校が多く、通知表作業が重かった。学期中は途中で返して伸ばす形成的評価を中心にし、評価のための評価を減らすねらいだ。

根拠:P62P70

ふつう高審議まとめで、高等学校学習指導要領の改訂(告示)を予定している時期は?

答え令和9年度末

ほかの選択肢:令和8年度末/令和10年度末/令和11年度末

小・中より1年遅れ(2028年3月ごろの見込み)。その後、単位制の柔軟化を令和11年度か12年度に先行実施し、令和10年度からは「高校版サキドリ研究校」で事例をつくる方向だ。

根拠:P51

ふつう小中小・中学校で、全面実施を待たずに調整授業時数制度を使える先行実施期間はいつから?

答え令和10年度から

ほかの選択肢:令和8年度から/令和9年度から/令和12年度から

現行の標準授業時数を基礎にしつつ活用できるようにする案。不登校・特異な才能の子の特別の教育課程(2階部分)も一体的に取り組めるようにする。小学校「情報の領域」の段階的な先行実施も同じ年度からだ。

根拠:P38P79

ふつう中中学校の「情報・技術科」を段階的に先行実施する経過措置は、何年度からが適当とされた?

答え令和11年度から

ほかの選択肢:令和9年度から/令和10年度から/令和13年度から

全面実施(令和13年度)まで待つと、社会の変化に追いつけないとの考えから。小学校「情報の領域」は令和10年度から。国は告示後すぐ扱えるよう、学習動画・教材の整備に令和7年度補正予算で着手している。

根拠:P79

ふつう小中高次期学習指導要領の検討が始まった、文部科学大臣の中教審への諮問はいつ?

答え2024年12月(令和6年12月)

ほかの選択肢:2022年12月(令和4年12月)/2023年12月(令和5年12月)/2025年12月(令和7年12月)

諮問からおよそ1年10か月で審議まとめに至った。諮問では「年間の標準総授業時数を現在以上に増加させない」ことが前提とされ、これが情報の時数確保の考え方にもつながっている。

根拠:P4P78

ふつう高文部科学省の改訂スケジュール(イメージ)で、高校が次期学習指導要領で学年ごとに実施を始めるのは何年度の入学生から?

答え2032年度(令和14年度)

ほかの選択肢:2030年度(令和12年度)/2031年度(令和13年度)/2033年度(令和15年度)

改訂スケジュール(イメージ)による見込みで、「今後変更の可能性がありうる」と注記されている。入学生から1学年ずつ広がるので、全学年にそろうのは2034年度の見込みだ。

覚え方小30・中31・高32

根拠:P51参考資料7 改訂スケジュール(イメージ)

ふつう小中調整授業時数制度で、標準授業時数を下回ってよい幅の上限は、対象教科等の最大何%程度を想定?

答え15%程度

ほかの選択肢:5%程度/10%程度/25%程度

今の授業時数特例校制度は10%まで。それより広げ、生まれた時間を裁量的な時間にも使えるようにする。具体の数字は先行校の実践も踏まえて今後決めるとされている(案の段階)。

覚え方特例校10%→新制度15%

根拠:P37P38

ふつう小中裁量的な時間のうち「研究・研修等枠」の上限として想定されたのは?

答え週1コマ(最大35コマ)程度

ほかの選択肢:週2コマ(最大70コマ)程度/週3コマ(最大105コマ)程度/月1コマ(最大12コマ)程度

教育課程の時間を使って、先生が組織的に授業研究や研修をできるようにする枠。各学校・学年で同じ時間帯に行うのが基本。週27コマの授業+研究・研修1コマという週時程につながる。

根拠:P34P36P38

ふつう小中調整授業時数を充てる「裁量的な時間」の2つの類型は?

答え学習枠と研究・研修等枠

ほかの選択肢:学習枠と学校行事枠/補充枠と発展枠/探究枠と部活動枠

学習枠は子供の実態に応じた学習支援など(マイ探究の深掘り、学び直し、いじめ防止の学習など)。研究・研修等枠は授業改善に直結する組織的な研究・研修。要件と類型を法令等で示す方向だ。

根拠:P32P33P34

ふつう小中調整授業時数制度で、標準授業時数を減らすことができないとされた教科等は?

答え標準授業時数が35コマ以下のもの

ほかの選択肢:標準授業時数が70コマ以下のもの/標準授業時数が105コマ以下のもの/国語と算数・数学

どの教科等も学習の継続性から週1コマ程度は確保したいという考え。調整後に35コマ未満となる減らし方も不可とされた。情報の時数確保のための一律の時数減でも、35コマ以下の教科等は対象外だ。

覚え方週1コマ=年35コマは守る

根拠:P32P79

ふつう小中小・中学校の年間授業週数の示し方は「35週以上」から、何を標準とする方向?

答え40週を標準

ほかの選択肢:30週を標準/38週を標準/45週を標準

実際にはほとんどの学校が約40週授業をしている。40週を前提にすれば週28コマ程度になり、週当たりの授業時数が過重にならないよう平らにならしやすくなる。

覚え方40週で割って週28コマ

根拠:P39P57

ふつう小中調整授業時数制度の下で、一般的にできるようにするとされた週時程は?

答え週27コマの授業+研究・研修1コマ

ほかの選択肢:週29コマの授業+研究・研修1コマ/週25コマの授業+研究・研修3コマ/週30コマの授業+研究・研修0コマ

40週を前提に週28コマとし、そのうち1コマを先生の組織的な研究・研修に充てるイメージ。空いた時間に学年の先生が集まって授業を話し合える。

根拠:P36P57

ふつう小中情報の新教科・領域に必要な時数は、どう確保する考え方が示された?

答え35コマ以下を除く各教科等から一律3〜4%程度を減らす

ほかの選択肢:国語と算数・数学の時数から減らす/外国語の時数をすべて充てる/標準総授業時数を増やして確保する

特定の教科から削るのではなく、小3以上の各教科等(35コマ以下を除く)から同じ割合で減らす考え方。具体の時数は教育課程企画特別部会で精査して示すとされ、まだ決まっていない。

根拠:P79

ふつう小中高到達の水準を示さない「統合的な理解・総合的な発揮」は、目標としていわゆる何の性質をもつ?

答え方向目標

ほかの選択肢:到達目標/行動目標/数値目標

どこまで達成すればよいかは引き続き個別の資質・能力で示す。だからそれだけを取り出して評価規準を作ることは求めない。新しい内容を足すものではなく、むしろ内容の精選につながる。

根拠:P14P68

ふつう小中高学習指導要領の表形式化で、教科の特質に応じて使い分ける2つのパターンは?

答え並列パターンと並行パターン

ほかの選択肢:縦型パターンと横型パターン/単元型パターンと領域型パターン/学年型パターンと段階型パターン

並列は知・技のまとまりごとに対応する思・判・表を並べる型、並行は思・判・表の深まりを知・技が全体として支える型。見やすさが目的ではなく、資質・能力のつながりを俯瞰して授業づくりに生かすためだ。

根拠:P17P18

ふつう小中学年区分の誤解から生じている指導の例として、審議まとめが挙げたのは?

答え習っていない漢字は使ってはいけない

ほかの選択肢:九九は2年生の間に覚えなければならない/体育は男女別に行わなければならない/宿題は毎日出さなければならない

「上級学年の内容は扱ってはならない」という思い込みが、子供が学びを深めようとするときのブレーキになっていた。「◯学年相当」の示し方で、学年に縛られない柔軟な指導ができることを明確にする。

根拠:P18

ふつう小中高次期では「見方・考え方」を、どこに書く方向とされた?

答え学習指導要領本体の目標のすぐ下(別欄)

ほかの選択肢:学習指導要領解説の巻末/各教科書の単元の冒頭/評価の参考資料の別冊

今は目標の一部だが、具体は解説を読まないと分からなかった。「各教科等を学ぶ本質的な意義」に絞り、本体で目立つ位置に置くことで、単元づくりのたびに立ち返れるようにする。

根拠:P23

ふつう小中高「学習の基盤となる資質・能力」は、どの2つに絞る方向?

答え言語能力と情報活用能力

ほかの選択肢:言語能力と問題発見・解決能力/情報活用能力と問題発見・解決能力/読解力と計算力

現行は問題発見・解決能力を含む3つ。問題発見・解決能力は総合や各教科の問い・評価課題を通じて教育課程全体で実質化する。情報活用能力は情報技術の活用に限って整理する。

根拠:P24

ふつう小中高総則の「個に応じた指導の充実」は、次期で何に発展させる方向?

答え個に応じた学習過程の充実

ほかの選択肢:個別最適な学びの徹底/習熟度別指導の充実/少人数指導の推進

先生が一人一人に合わせて工夫する「教師主語」の視点と、子供が自分で学習を調整する「学習者主語」の視点の両方で書く。学習方略の指導などは国が具体的な指導資料を出して支える方向だ。

根拠:P27P28

ふつう小中高3つの方向性(深い学びの実装・多様性の包摂・実現可能性の確保)は、どう進めるべきとされた?

答え三位一体で

ほかの選択肢:順番に一つずつ/学校種ごとに一つ選んで/教科ごとに分担して

3つは切り離せない。深い学びも多様な子の包摂も、余白がなければ実現しない。まとめると「多様な子供たちの『深い学び』を確かなものに」という共通理念になる。

根拠:P7P8

ふつう小中高「『好き』を育み『得意』を伸ばす」と「両輪」で進めるとされたのは?

答え自分の意見を形成し、対話と合意ができる

ほかの選択肢:決められた答えを速く正確に出せる/全員が同じ進度で学び終える/学力テストの順位を上げる

正式には「当事者意識を持って、自分の意見を形成し、対話と合意ができる」。例として、特別活動で校則を含む学校生活の課題を話し合う活動や、外国語で意見を発信する活動が挙げられている。

根拠:P9P10

ふつう小中高学びに向かう力の3要素が思考・判断・表現の過程で継続的に表れたとき、「◯」を付け加えるのはどの観点?

答え思考・判断・表現

ほかの選択肢:知識・技能/主体的に学習に取り組む態度/学びに向かう力・人間性

学びに向かう力は思考・判断・表現の過程で表に出やすいので、一体的に見取る。3要素は「初発の思考や行動」「学びの主体的な調整」「対話と協働」で、規準の達成ではなく継続的な発揮を見る。

根拠:P63P64P66

ふつう小中高「◯」を付ける着眼点として、国が教科等ごとに示す具体的な子供の姿を何と呼ぶ?

答え見取る姿

ほかの選択肢:評価規準例/到達基準/目指す児童生徒像

評価規準にすると「ABC」が「◯あり・なし」に変わるだけで材料集めがなくならない。そこで規準は設けず、国が示す姿を学校がそのまま使える前提にする。中学校数学の例も示された。

根拠:P65

ふつう小中高各学校が作ってきた「内容のまとまりごとの評価規準」は、どうする方向?

答え各学校の作成は不要(国が例を示す)

ほかの選択肢:単元ごとにさらに詳しく作る/毎年都道府県に提出する/教科ごとに2種類作る

多くは学習指導要領の文末を変えただけで、二重の作業になっていた。単元の目標をそのまま評価規準として使う前提にし、浮いた労力を授業の構想や形成的評価に回せるようにする。

根拠:P69

ふつう高外部試験を使った必履修科目の履修免除・振替は、まずどの教科から始める方向?

答え外国語と数学

ほかの選択肢:国語と数学/外国語と情報/理科と数学

英語・数学には社会的信頼性と実績のある外部試験があるため。免除した分と同じ単位数を上位科目などで修得する。学校が実施できる場合の選択肢で、必ず免除しなければならない制度ではない。

根拠:P48P49

ふつう高英語の必履修科目の履修免除に必要な英語力は、CEFRのどのレベル相当以上とすることが考えられる?

答えB2レベル相当以上

ほかの選択肢:A2レベル相当以上/B1レベル相当以上/C1レベル相当以上

今の必履修科目はおおむねA2〜B1相当の修得を想定。それを大きく上回る水準としてB2が示された。対象となる試験の種類や級は、今後解説等で定めるとされている。

根拠:P49

ふつう高高校の必履修科目の減単について、基本的な考え方はどう改める方向?

答え「原則不可」から「一定の限度の下で可」へ

ほかの選択肢:「可能」から「原則不可」へ/「原則不可」から「無制限に可」へ/「一定の限度で可」から「全面禁止」へ

たとえば標準2単位(4新単位)の科目も1新単位の範囲で減単できる案。ただし各教科の合計が3新単位以下になる減単は不可。普通教育としてのバランスを守るためだ。

根拠:P47

ふつう小中高情報活用能力の3要素「活用」「適切な取扱い」「特性の理解」のうち、中核とされたのは?

答え情報技術の「活用」

ほかの選択肢:情報技術の「適切な取扱い」/情報技術の「特性の理解」/プログラミングの「技能」

小学校は体験的な活動で「活用」を中心に、中学校以降は「適切な取扱い」や「特性の理解」を専門的・体系的に学ぶ。どの学校種でも3要素をバランスよく育てる。

根拠:P73P74

ふつう小中高子供個人を起点に、自分の「好き」「得意」から課題を立てる探究を何と呼ぶ?

答えマイ探究

ほかの選択肢:テーマ探究/ミニ探究/共同探究

先生を起点に共通テーマで取り組む「テーマ探究」と組み合わせてバランスよく進める。調整授業時数制度の学習枠でマイ探究を深掘りすることも考えられるとされた。

根拠:P11P12P77

ふつう小中高1人1台端末やクラウドなどのデジタル学習基盤について、次期で前提とする方向とされたのは?

答え常に利用可能であること

ほかの選択肢:必要なときだけ申請して使うこと/小学校では使わないこと/授業時間外にだけ使うこと

現行は5人に1台程度の端末整備(平成30年当時)を前提にしていた。次期は総則にその意義を示し、学習者自身の学習ツールや合理的配慮の基盤としても位置付ける方向だ。

根拠:P25P26

ふつう小中高学習の自己調整や学習方略の指導を経て、家庭学習はどうする方向が示された?

答え一律の宿題から、内容を自分で決める形へ

ほかの選択肢:全員に同じ宿題を毎日出す形へ/家庭学習をすべてなくす形へ/宿題の量を学年ごとに倍にする形へ

いきなり任せるのではなく、学校での学習方略の指導を経て段階的に移していく。国は学習の自己調整や学習方略についての具体的な指導資料を出して支える方向だ。

根拠:P10P28

むずかしい高高校の単位制の柔軟化を先行実施する時期として示されたのは?

答え令和11年度あるいは12年度

ほかの選択肢:令和9年度あるいは10年度/令和13年度あるいは14年度/令和15年度あるいは16年度

具体の年度は、都道府県教育委員会の検討状況や「高校版サキドリ研究校」の進み具合を見て最終的に決める。全面実施の前に、各高校が新しい仕組みに試行錯誤で挑戦できる期間を設けるねらいだ。

根拠:P51

むずかしい高単位制柔軟化の事例づくりのため「高校版サキドリ研究校」を指定するとされたのは、何年度から?

答え令和10年度から

ほかの選択肢:令和8年度から/令和9年度から/令和12年度から

義務教育段階のサキドリ研究校の枠組みを参考にする。高校では令和8年度から研究開発学校制度で実践研究を進めているが、事例の蓄積がまだ少ないため、各都道府県が事例をつくれる環境を整える。

根拠:P51

むずかしい小中「見取る姿」と運用方法を、小中学校・教育委員会に確実に周知するとされた期限は?

答え令和10年度末まで

ほかの選択肢:令和8年度末まで/令和9年度末まで/令和12年度末まで

改訂後すぐに文部科学省で検討を始め、国立教育政策研究所の参考資料も含めて示す。令和12年度からの小学校の全面実施までに、十分な準備期間をとるための逆算だ。

根拠:P65

むずかしい小下回ってよい幅を最大15%程度とした場合、小学校(5年生で試算)で生み出せる時数は何コマ程度?

答え138コマ程度

ほかの選択肢:68コマ程度/93コマ程度/175コマ程度

中学校2年では128コマ程度で、どちらも週4コマ程度に当たる。現行の標準授業時数をもとにした参考値で、具体の上限は今後決めるとされている。

覚え方小138・中128

根拠:P37P38

むずかしい小中裁量的な時間(学習枠と研究・研修等枠)全体の上限として想定されたのは?

答え週2コマ(最大70コマ)程度

ほかの選択肢:週1コマ(最大35コマ)程度/週4コマ(最大140コマ)程度/週6コマ(最大210コマ)程度

研究・研修等枠を上限の週1コマまで使っても、学習枠を計画的に行える幅を残す設計。制度の始めから過大な時間を充てるのは望ましくないとして、施行状況を見て見直す方向だ。

覚え方研修1+学習1=週2

根拠:P37P38

むずかしい小中授業時数特例校制度では対象外だったが、調整授業時数制度では調整対象にすべきとされたのは?

答え総合的な学習の時間

ほかの選択肢:特別活動の学校行事/特別の教科 道徳/外国語活動

特例校制度は教科等横断・探究の推進が趣旨だったので総合を除いていた。新制度は多様性を包摂する柔軟な教育課程という、より広い趣旨でつくるため、総合も含めることにした。

根拠:P32

むずかしい小中毎年1900校を超える学校が活用し、調整授業時数制度に統合する方向とされた制度は?

答え教育課程特例校制度

ほかの選択肢:研究開発学校制度/学びの多様化学校制度/学校運営協議会制度

内容の組替えやイマージョン教育などを、国の審査・指定なしに各学校の判断でできるようにする。不適切な運用を防ぐ取組を講じたうえでの統合とされている。

根拠:P36

むずかしい小中「年間35週以上」の規定が生んだとされる習慣は、週何コマで時間割を組むこと?

答え週29コマ

ほかの選択肢:週26コマ/週28コマ/週32コマ

標準授業時数を35週で割って週29コマとする習慣が根強く、余白が生まれにくかった。40週を標準にすれば週28コマ程度になり、先生一人当たりの持ちコマ数の減少にもつながる。

根拠:P55P56

むずかしい高高校全日制の年間授業週数の標準(35週)は、どうする方向?

答え35週の標準を維持する

ほかの選択肢:40週を標準にする/30週に減らす/授業週数の標準を示さない

授業日数200日未満の全日制高校が7割以上あり、標準と実態に大きなずれはないとされた。小・中は40週標準へ改める方向なので、校種で扱いが違う点に注意。

覚え方小中は40週・高校は35週のまま

根拠:P51

むずかしい小小学校総合の「情報の領域」で、3・4年に必要とされた時数は?

答え各学年最大30コマ程度

ほかの選択肢:各学年最大15コマ程度/各学年最大35コマ程度/各学年最大70コマ程度

5・6年は各学年最大35コマ程度。「探究の領域」とは別に標準授業時数を設ける方向だ。必要な時数は、学習活動を最小単位で積み上げて算出したとされる。

覚え方小3・4は30、小5・6は35

根拠:P78

むずかしい中中学校「情報・技術科」で、1・2年に必要とされた時数は?

答え各学年最大70コマ程度

ほかの選択肢:各学年最大30コマ程度/各学年最大35コマ程度/各学年最大105コマ程度

3年は最大35コマ程度。いずれも現行の技術・家庭科の技術分野の内容を含む時数だ。情報の新教科・領域は、標準授業時数が増える唯一の例外とされている。

覚え方中1・2は70、中3は35

根拠:P78

むずかしい小中高時数を最大15%程度減らしても教科書の内容をおおむね扱える分量にする仕組みを、どこで検討するとされた?

答え教科書検定調査審議会

ほかの選択肢:中央教育審議会総会/国立教育政策研究所/全国学力・学習状況調査の専門家会議

今の教科書は網羅的で、「全部教えなければ」という意識や多めの時数確保の原因とされた。統合的な理解・総合的な発揮をつかみやすい形に精選し、教科書以外の教材とは役割分担する。

根拠:P57P58

むずかしい小中高内容の精選について、審議まとめは端的に言えば「○○に資する精選」でなければならないとした。○○は?

答え学力向上

ほかの選択肢:時数削減/働き方改革/入試対策

減らすこと自体が目的ではない。本質的な概念の理解や思考力を質高く身に付けるための精選だ。国語の小3タイピングを情報へ移すなど、教科ごとの精選の方針も示されている。

根拠:P59P60

むずかしい小中高審議中に使われたが、誤解を招くため次期学習指導要領では用いないとされた語は?

答え高次の資質・能力

ほかの選択肢:確かな知識/見方・考え方/資質・能力の3つの柱

統合的な理解・総合的な発揮の総称として使われていたが、「高度な内容を足す」と受け取られかねない。実際は新しい内容を加えるものではなく、今の内容の本質を示すものだ。

根拠:P15

むずかしい小中高表形式の「並行」パターンで示すとされた教科の組み合わせは?

答え国語・外国語・芸術

ほかの選択肢:社会・理科・算数数学/体育・家庭・情報技術/国語・社会・理科

並行は、思考力・判断力・表現力等の深まりを知識・技能が全体として支える型。言葉や表現を繰り返し使いながら深める教科に合う。社会・算数数学・理科などは「並列」パターンだ。

覚え方ことばと表現の教科は並行

根拠:P17P19P20

むずかしい小中高学びに向かう力の4要素のうち、学習過程で表に出にくい内面的な側面とされたのは?

答え学びを方向付ける人間性

ほかの選択肢:初発の思考や行動を起こす力・好奇心/学びの主体的な調整/他者との対話や協働

ほかの3つは学習中に表に出やすく、思・判・表への「◯」の付記で見取る対象になる。人間性は総合所見での個人内評価などで、一人一人の成長として受け止める。

根拠:P16P63

むずかしい小中高AIなどに考える作業を任せすぎ、学習過程が省略される危険として注意されたのは、過度な何?

答え認知的オフロード

ほかの選択肢:フィルターバブル/エコーチェンバー/デジタルデバイド

道具に頼ること自体が悪いのではなく、行き過ぎて意図的な認知的努力がなくなることが問題。外化を重視し、口頭試問など自分の頭で考えたかを確かめる評価の工夫も示された。

根拠:P28P72

むずかしい小中高知・技A、思・判・表「B◯」の場合の評定(5段階)について、審議まとめの説明は?

答え5もあり得るが、自動的に上がるわけではない

ほかの選択肢:必ず5にしなければならない/必ず4のままにする/◯は評定に一切影響しない

◯は独立した観点ではなく、思・判・表と一体で勘案されて評定に影響し得る。どの程度結びつくかは子供によって違うので、B◯でも4のことがある。評定の決め方は教育委員会の方針と教師の判断による。

根拠:P67

むずかしい小中高「見取る姿」と「◯」の運用で、示さない・求めないとされたのは?

答え単元ごとの見取る姿と◯付け

ほかの選択肢:教科等ごとの見取る姿/思・判・表と一体の評価/総合所見での個人内評価

単元ごとにすると、また評価材料集めが過熱する。できるだけ長い期間で「継続的な発揮」を見取る。全教科で◯を取ることが目的化したり、動機付けだけのために◯を付けたりすることも想定していない。

根拠:P65P66

むずかしい小中高審議まとめが示した「カリマネの3ステップ」の最初のステップは?

答えねらいの明確化

ほかの選択肢:単元配列表の作成/教科等横断の計画づくり/評価・改善

ねらいの明確化→教育課程の編成・実施・調整と環境整備→評価・改善の3段階。「カリマネ=教科等横断」と受け取られ単元配列表づくりが目的化していた反省から、時数や日課を決める実務を中心に置く。

根拠:P83P84P85

むずかしい高高校の週当たり授業時数の標準(週30コマ)は、どうする方向?

答え標準を示さないこととする

ほかの選択肢:週28コマを標準にする/週32コマを標準にする/週35コマを標準にする

卒業に必要なのは74単位なのに、週30コマの標準と相まって3年間で90単位以上の履修が一般的だった。標準をなくし、集中して学ぶ時期と余白のある時期にメリハリをつけやすくする。

根拠:P42P51

むずかしい高普通科で、学校設定教科・科目を卒業単位に含められる上限を何単位に引き上げる案?

答え28単位(56新単位)

ほかの選択肢:20単位(40新単位)/36単位(72新単位)/74単位(148新単位)

今は20単位まで。卒業に必要な単位の4割程度にあたる量まで広げ、地域や学校の特色を生かした教育課程を組めるようにする。「その他普通教育を主とする学科」は70新単位までとする案だ。

根拠:P45P50

むずかしい高高校の情報科で、文理を問わず卒業生全員に育てる方向とされた数理・データサイエンス・AIの力のレベルは?

答えリテラシーレベル

ほかの選択肢:応用基礎レベル/エキスパートレベル/研究者レベル

大学の数理・データサイエンス・AI教育との接続を意識し、情報Ⅰ・Ⅱの内容をさらに充実する方向。今は中学校までの蓄積不足で基礎に時間が割かれ、情報Ⅱの開講率も低いことが課題とされた。

根拠:P73P74

むずかしい小中高総合の探究の類型として、「研究系」「行動系」に加えて明示するとされたのは?

答え創作系

ほかの選択肢:体験系/発表系/調査系

子供の興味・関心や課題の性質に応じて多様な探究を認める。ものづくりや科学技術の探究が少ないことも課題とされており、作品や表現を生み出す探究にも光を当てる。

根拠:P11P76P77

むずかしい小中高AIに頼って自分で考えていない成果物への対策として示された、評価の工夫の例は?

答え口頭試問の要素を取り入れる

ほかの選択肢:手書きの提出物だけで評価する/端末の持ち帰りを禁止する/成果物の評価をやめる

端末でのテストのときにブラウザ閲覧などをできなくするソフトの活用も例に挙がる。技術の変化が速いため、細かな扱いはガイドライン等で対応する方向。論述やプレゼンなど多様な評価方法を核にする流れと重なる。

根拠:P26P64

むずかしい小中授業時数を数える1単位時間(小45分・中50分)について、規則の備考欄で明確にする方向とされたのは?

答え各学校が適切に定められること

ほかの選択肢:全国一律に45分とすること/中学校も45分にそろえること/40分を新たな標準とすること

今も総則には書かれているが、認識が広がっていなかった。先行研究開発学校の多くは、デジタル学習基盤の活用などで45分を40分に短くしても大きな問題なく授業できている。

根拠:P37P39

超絶難問小中調整授業時数制度に向けて、現在全国で取り組まれている「サキドリ研究校」は何校?

答え332校

ほかの選択肢:68校/400校/1900校

先行研究開発学校(68校)と合わせて400校を指定済み。今年度中に追加募集し、令和9年度に実施校を大幅に増やして、市町村レベルでのモデルづくりを加速する方向だ。

覚え方332+68=400

根拠:P38

超絶難問小先行研究開発学校68校で、標準を下回って生み出している調整授業時数の平均は、小学校で何コマ?

答え124コマ(14%相当)

ほかの選択肢:93コマ(10%相当)/138コマ(15%相当)/68コマ(8%相当)

中学校は126コマ(15%相当)。国が上限を設けずに取り組んだ結果がこの水準で、新制度の上限を15%程度と想定する根拠の一つになった。

根拠:P37

超絶難問小中調整授業時数の上限(対象教科等の15%程度)は、教育課程全体に占める割合だと約何%程度?

答え約13%程度

ほかの選択肢:約5%程度/約8%程度/約20%程度

35コマ以下の教科等は減らせないため、対象教科等で15%減らしても全体では少し小さくなる。数字は小5・中2の現行標準授業時数をもとにした参考値だ。

根拠:P37

超絶難問小中先行研究開発学校の多くが、授業改善などで問題なく行っているとされた1コマの長さの工夫は?

答え45分を40分に短縮

ほかの選択肢:45分を30分に短縮/50分を60分に延長/45分を90分に延長

デジタル学習基盤による効率化や、先生の発話テンポをよくするなどの授業改善で実現しているとされる。短縮で生まれた時間を裁量的な時間などに回す仕組みにつながる。

根拠:P37

超絶難問小令和6年度の調査で、総授業日数が196日以上(40週以上)だった小学校の割合は約何%?

答え約99%

ほかの選択肢:約31%/約60%/約75%

中学校も約98%。実際にはほとんどの学校が約40週授業をしているのに、規定は「35週以上」だった。このずれを直し、40週を標準にする根拠になった。

根拠:P39

超絶難問小令和7年度の通知で「標準を大きく上回る」とされた小学1年の目安は、年間何コマ以上?

答え956コマ以上

ほかの選択肢:850コマ以上/1,016コマ以上/1,086コマ以上

小1は週28コマ以上に当たる。小2は1,016コマ以上、小3は1,051コマ以上。目安がなかった低学年にも示し、改訂を待たずに過剰な予備時数の見直しを促している。

根拠:P56

超絶難問小中高国際対話で通用する表現として、3つの方向性のうち「実現可能性」は英語で何と総括された?

答えfeasibility

ほかの選択肢:excellence/equity/sustainability

深い学びの実装による質の高い教育は「excellence」、多様性の包摂がめざす公正性は「equity」。3語で改訂の柱を海外にも説明できるようにしている。

覚え方E・E・F(質・公正・実現性)

根拠:P7P8

超絶難問小中高審議まとめは、AI時代に人間が知識を持つ意義を何点に整理した?

答え4点

ほかの選択肢:2点/3点/6点

AIへの指示や問いを出す、出力の正誤を見極める、社会の分断に対処する、AIを制御・発展させる、の4つ。どれも一定の知識の基盤がなければできない、という論理だ。

根拠:P9

超絶難問高50分授業を45分にして同じコマ数にすると、8新単位の科目は何新単位として認定できる例が示された?

答え7新単位

ほかの選択肢:3新単位/6新単位/8新単位

現行では4単位科目が3.6単位分となり、端数を切り捨てて3単位認定と取りこぼしが大きかった。新単位なら細かく認定でき、1コマの長さを柔軟に変えやすくなる。

根拠:P46

超絶難問高各教科の合計が3新単位以下になるため減単できない必履修科目の例として挙げられたのは?

答え公共・情報Ⅰ・家庭基礎など

ほかの選択肢:数学Ⅰ・英語コミュニケーションⅠなど/現代の国語・言語文化など/物理基礎・化学基礎など

芸術(音楽Ⅰ等)も同じ。2単位(4新単位)だけで教科の必履修が終わる科目は、1新単位減らすと教科の合計が3新単位になるため。入試に出ない教科ばかり削られるのを防ぐ歯止めだ。

根拠:P47

超絶難問高改訂後案で、高校の必履修科目の総学習時間は1330コマから何コマになる?

答え1326コマ

ほかの選択肢:1190コマ/1360コマ/1500コマ

必履修単位は38単位(38×35=1330コマ)から78新単位(78×17=1326コマ)へ。単位の数字は増えて見えても、学習時間はほぼ同じでわずかに減るという計算だ。

覚え方78×17=1326

根拠:P81

超絶難問中高学力検査を行わない選抜なども必要に応じて実施できるよう、在り方を検討するとされた学校教育法施行規則は第何条?

答え第90条

ほかの選択肢:第50条/第72条/第104条

今は特別な事情がある場合を除き、調査書と学力検査に基づいて選抜するとされている。概念の理解や思考力を問う出題の充実、不登校の生徒の評定の扱いなどとあわせて、高校入試の改善が求められた。

根拠:P86

超絶難問小中調整授業時数を他の教科等への「上乗せ」に充てることができないとされたのは?

答え特別活動の学校行事など

ほかの選択肢:国語/総合的な学習の時間/算数・数学

上乗せは、標準授業時数が定められた教科等の間で時数を移し替える仕組み。標準授業時数の定めがない学校行事・クラブ活動・生徒会活動などには充てられない。

根拠:P32

超絶難問小中高「確かな知識」は、認知的な努力を通じて身体化された知識とも言い換えられた。この身体化を別の言葉で何と言う?

答え記号接地

ほかの選択肢:認知的オフロード/精緻化/内化

言葉や記号だけの知識が、経験や考える努力を通して実感を伴う意味と結びつくこと。だから答えだけ覚えるのでなく、自分で考え、書き、説明する過程が大切になる。

根拠:P9P16

超絶難問小中高「探究」と「探究的な学び」の整理で、「探究」は何のすべてを学習者が自己決定できるもの?

答え課題・プロセス・成果

ほかの選択肢:時間・場所・人数/教材・教具・教室/評価・評定・記録

課題以外のどれかに学習者の裁量があるものは「探究的な学び」と整理された。探究的な学びの充実は知識の軽視ではなく、確かな知識と探究は往還して高まり合う関係だとされている。

根拠:P76P77

英語・外国語103問

かんたん高審議まとめで、高校の「論理・表現」を改める案として示された科目名(仮称)は?

答え英語コミュニケーション(発信)

ほかの選択肢:英語コミュニケーション(表現)/英語コミュニケーション(論理)/論理・表現(発信)

話すこと[やり取り][発表]と書くことで発信力をさらに強める趣旨を名前で示す案。両科目に「英語コミュニケーション」を付け、英語で伝え合うことが中核だと分かるようにする。

覚え方論理・表現→「発信」

根拠:P281P80資料(外㉒)P22

かんたん高高校の「英語コミュニケーション」は、審議まとめの案でどんな科目名(仮称)になる?

答え英語コミュニケーション(総合)

ほかの選択肢:英語コミュニケーション(基礎)/英語コミュニケーション(共通)/英語コミュニケーション(統合)

5つの領域を総合的に扱う科目だと名前で示す案。中身は、読んだり聞いたりしたことを基に話す・書く「領域統合」をいっそう重視する方向。

覚え方5領域まるごと=「総合」

根拠:P281P80資料(外㉒)P22

かんたん小中高審議まとめで、国が語彙選定のために作るとされたリストの名前は?

答え基盤語彙リスト

ほかの選択肢:標準語彙リスト/必修英単語リスト/学習語彙一覧表

現行は語数の目安だけでリストがなく、教科書ごとに扱う語にばらつきが出た。リストで語の選び方と難しさをならし、大事な語を何度も扱えるようにするねらい。

覚え方語彙の「基盤」を国がそろえる

根拠:P283P61資料(外㉙)P29

かんたん小中高審議まとめで、「基盤語彙リスト」を作成するのはだれとされた?

答え国

ほかの選択肢:各教科書発行者/各都道府県教育委員会/各学校

国が複数のコーパスを参照するなどして作り、教科書発行者にはリストの語を教科書で使うよう推奨する。各社がばらばらに語を選んでいた状態を改めるための仕組み。

根拠:P283P61

かんたん中審議まとめで、中学校の「社会的な話題」は何に改める方向とされた?

答え身近な社会的な話題

ほかの選択肢:地域の社会的な話題/国際的な社会的な話題/日常的な社会的な話題

解説の例に環境問題や世界情勢など難しいものが多く、語彙も難しくなっていた。生徒が自分と結び付けて考えられる話題を中心にし、自分の意見を言いやすくする。

覚え方「社会的」の前に「身近な」

根拠:P283P61資料(外㉚)P30

かんたん小中高審議まとめで、外国語の「言語活動」は、何と何に整理し直す方向とされた?

答えコミュニケーション活動とそれを支える活動

ほかの選択肢:発信活動と受信活動/言語活動と文法活動/練習活動と応用活動

「言語活動」の受け止め方がばらばらで、知識・技能を育てる活動の位置付けもあいまいだった。2つを行き来しながら単元を進める形を目標の柱書に書く方向。

覚え方伝え合う活動+支える活動

根拠:P279P284資料(外㉛)P31

かんたん高高校の必履修科目の免除・振替で、必要な英語力とされたCEFRのレベルは?

答えB2レベル相当以上

ほかの選択肢:A2レベル相当以上/B1レベル相当以上/C1レベル相当以上

現行の高校の科目はおおむねA2~B1相当の習得を念頭に置き、今回も大きく変えない。それを大きく上回る水準としてB2相当以上とされた。B2だけで自動的に免除されるわけではない。

覚え方高校の目安A2~B1の上=B2

根拠:P49P284

かんたん小中高審議まとめで、外国語でAIを使うときの「最終的な目標」とはっきりさせるとされたのは?

答え人間同士のコミュニケーション

ほかの選択肢:AIとの自然な英会話/翻訳ツールの使いこなし/AIによる発音の自動矯正

AIとの会話練習は手段であり、目標は人と人が外国語で伝え合う力。AIで例文を作るなどしても、最後はクラスメイトやALTとのやり取りにつなげる授業の組み方が求められる。

覚え方AIは手段、目標は人と人

根拠:P282

かんたん小中高審議まとめは家庭学習の課題について、単純な英作文など、何を提出するだけで済むような出し方をしないよう求めた?

答えAI翻訳

ほかの選択肢:音読の録音/単語の書き取り/教科書の写し

訳すだけの英作文は、AI翻訳に入れれば終わってしまう。自分の考えを整理させる、AIの出力を吟味させるなど、AIがあっても学びが残る課題に変えることが求められる。

根拠:P282

かんたん小現行で、音声中心に外国語に慣れ親しむ「外国語活動」を行っているのは小学校の何年生?(審議まとめも枠組みを維持)

答え3・4年

ほかの選択肢:1・2年/5・6年/4・5年

3・4年で音声に慣れ親しみ、5・6年で読む・書くを加える現行の形は成果が出ているとされた。次期も目標で「素地」(活動)と「基礎」(外国語科)を分ける形が続く方向。

覚え方3・4年は耳と口、5・6年で文字

根拠:P276資料(外①)P1資料(外⑰)P17

かんたん小中高英語の目標(高校は科目目標)は、現行の「5つの領域別」から何で示す方向とされた?

答え資質・能力の3つの柱

ほかの選択肢:4技能の到達段階/CEFRの6段階/学年別のCAN-DOリスト

領域別の目標は「内容」と重なり、評価も3観点なので規準作りが煩雑だった。目標は3つの柱で短く示し、領域ごとの「できること」は「内容」へ移す。

覚え方目標は3本柱、領域は「内容」へ

根拠:P279P280資料(外⑯)P16

かんたん中高中・高で堅持するとされたのは「授業を生徒の理解に応じた( )で行うこと」。空所に入るのは?

答え英語

ほかの選択肢:日本語/やさしい日本語/英語と日本語半々

英語で授業する原則は変えない。そのうえで国が表現集や動画を出し、教師の補助的な日本語使用や、AI活用も含む母語使用の考え方を解説で示す方向。

根拠:P284

かんたん小中学校の文法指導につなげるため、小学校外国語科で気付かせるとされたのは、日本語と英語の何の違い?

答え語順

ほかの選択肢:敬語の使い方/文字の数/書き順

中1では語順を意識して書くことがつまずきやすい。小学校で「I like soccer.」と日本語を並べて順番の違いを見つけるなど、気付きを積んでおくと中学校の文法につながる。

覚え方小で気付き、中で理解

根拠:P281資料(外⑲)P19

かんたん中審議まとめで、中1の初期段階に重視するとされた活動は?

答え音声を中心とした活動

ほかの選択肢:文法解説を中心とした活動/長文読解を中心とした活動/英作文を中心とした活動

小学校とのつなぎ目で急に文字や文法に入るとつまずく。小学校で扱った話題や表現を声で繰り返してから、語順を意識して書く活動へ進める流れが示された。

根拠:P281資料(外⑲)P19

かんたん小中高審議まとめで、「内容のまとまりごとの評価規準例」はだれが示す方向とされた?

答え国

ほかの選択肢:各学校/各教育委員会/各教科書発行者

現行は学校が評価規準を何段階も作っていた。国が例を示せば、学校は単元の目標づくりに力を注げる。外国語の「内容のまとまり」は5つの領域とする方向。

根拠:P285

かんたん小中高審議まとめで、CEFRは何の略と説明されている?

答えヨーロッパ共通言語参照枠

ほかの選択肢:国際英語能力評価基準/アジア共通言語到達枠/世界共通英語検定基準

外国語の学習・教授・評価のための国際的な基準。現行学習指導要領も、CEFRを参照して英語の目標を5つの領域でCAN-DO形式で設定した。次期もレベルの点検に使う。

根拠:P276

かんたん小現行の小学校(外国語)で扱う語数の目安は?

答え600~700語程度

ほかの選択肢:300~400語程度/1,000~1,200語程度/1,600~1,800語程度

3・4年の外国語活動で扱った語を含む数。中学校では、この小学校の語も読み書きできるようにすることが求められ、負担が上がっていると指摘された。

覚え方小は「ろく・なな百」

根拠:資料(外⑮)P15資料(外㉙)P29

かんたん中現行の中学校で、小学校で学んだ語に加える新語の数の目安は?

答え1,600~1,800語程度

ほかの選択肢:600~700語程度/1,200~1,400語程度/2,500~3,000語程度

目安の数はあっても選ぶ基準やリストがなく、教科書ごとにばらつきが出た。そこで国の基盤語彙リストを作り、指導すべき語彙数も精選を含めて見直す方向になった。

根拠:資料(外⑮)P15資料(外㉙)P29

かんたん中審議まとめで、中学校の文法事項は、何を本文で具体的に示して指導対象を絞る方向?

答え使用頻度の高いもの等

ほかの選択肢:入試に出やすいもの/難易度の高いもの/英語圏の大学で使うもの

前回改訂で文法事項が増え、教科書に難しい用法も入った。よく使うものに焦点を当て、場面を変えて繰り返し使わせる授業にしやすくするねらい。

覚え方よく使う文法を、何度も

根拠:P283P61

かんたん小次期学習指導要領の小学校の全面実施は、何年度からが想定されている?

答え令和12年度

ほかの選択肢:令和10年度/令和11年度/令和13年度

審議まとめ段階の想定。外国語の新しい「内容」の示し方や評価の考え方も、このころから本格的に使われる見込み。いまのうちに単元の組み方を少しずつ試しておける。

覚え方小12・中13

根拠:P38

かんたん中次期学習指導要領の中学校の全面実施は、何年度からが想定されている?

答え令和13年度

ほかの選択肢:令和11年度/令和12年度/令和14年度

小学校の1年あと。全面実施を待たず、調整授業時数制度などは令和10年度からの先行実施が検討されている。告示前の想定なので、今後の発表で確かめたい。

覚え方小12・中13

根拠:P38

かんたん小R4の学習指導要領実施状況調査で、小学校で「一文を書き写す問題の正答率に学校間の差」が出た領域は?

答え書くこと

ほかの選択肢:聞くこと/話すこと[発表]/話すこと[やり取り]

「読むこと」「書くこと」は、子供が興味をもちにくく理解しにくいと答えた教師が多い領域。次期は、書き写す→選んで書き写す→例を参考に書く、と段階を細かく示す方向。

根拠:P277資料(外⑰)P17

かんたん高履修免除の要件を満たす生徒がいる場合、学校は必ず免除しなければならない?

答え必ずではなく、学校の選択肢

ほかの選択肢:必ず免除しなければならない/教育委員会が一律に決める/生徒が希望すれば必ず免除

振替先の時間割が組めない、希望者がわずかで科目を開けないといった場合もあるため、実施できる学校が選べる仕組みとされた。慌てず、解説等の公表を待って検討すればよい。

根拠:P48

かんたん小中高生成AIで自分の興味に合う例文を作る活動で、審議まとめが教師の支援として重要としたのは?

答え出力を吟味させること

ほかの選択肢:出力をそのまま覚えさせること/出力をそのまま提出させること/出力の確認を省くこと

AIの英文にも不自然さや誤りがありうる。友達と確かめ合う、教科書の表現と比べるなど、吟味を授業の手順に入れると、AIを使うこと自体が学びになる。

覚え方うのみにせず、たしかめる

根拠:P282

かんたん小中高改訂の重点を伝えるため、文部科学省が全国の教師向けに行うとされた研修は?

答え大規模なオンライン研修

ほかの選択肢:全員参加の海外派遣研修/大学院での長期研修/各校での英語面接試験

英語力・指導力の向上と授業改善のための研修。国が作る動画や資料は、自治体の研修でそのまま使えるように作るとされ、学校の負担を増やさない工夫も示された。

根拠:P285

かんたん中高生徒の理解に応じた英語で指導する際に使えるよう、国が提供するとされた表現集の例は?

答えクラスルームイングリッシュ

ほかの選択肢:ビジネス英語の文例集/大学入試の頻出表現集/英文法用語の一覧

「授業は英語で」を続けるための支え。生徒の理解に合わせた言い回しを手元に持てるようにする。補助的な日本語使用の考え方も、あわせて解説で示す方向。

根拠:P284

かんたん小小学校外国語で「読むこと」「書くこと」を指導するとき、前提とされていることは?

答え音声で十分に慣れ親しむこと

ほかの選択肢:アルファベットを全部書けること/文法の用語を理解すること/単語を100語覚えること

外国語活動では読む・書くを扱わないため、まず音で慣れ親しむ順番が大事とされた。歌やチャンツで聞いた語句を、絵と文字で見比べてから書き写すといった流れになる。

覚え方耳で慣れてから、目と手へ

根拠:資料(外③)P3資料(外㉟)P35

かんたん小外国語活動で、コミュニケーション活動とそれを支える活動を行う領域は?

答え聞くこと・話すこと

ほかの選択肢:読むこと・書くこと/聞くこと・読むこと/話すこと・書くこと

外国語活動は音声中心で、読む・書くは5・6年の外国語科から。ただし外国語活動でも、文字の読み方を聞いて分かるなど、文字に慣れ親しむ活動は大切にする方向。

根拠:資料(外①)P1資料(外㊱)P36

かんたん小中高審議まとめで、外国語の学習指導要領にAI活用をどう書く方向とされた?

答え発達の段階に応じた適切な活用を明記

ほかの選択肢:高校に限って活用を認める/授業中の使用を禁止する/教師の校務に限って認める

今はAI活用が学習指導要領に位置付けられておらず、学校間で活用の差が出ることが心配されている。明記したうえで、国が考え方や実践事例、留意点を具体的に示す。

根拠:P278P282P88

かんたん高審議まとめで、高校の入学初期にまず行うとされたことは?

答え生徒の学習状況の把握

ほかの選択肢:文法事項の総復習テスト/習熟度別クラスの固定/大学入試問題の演習

中学校での学びは生徒によって差がある。最初に状況をつかみ、中学校の既習事項を繰り返し使いながら、考えて表現する活動を重視するのが中高接続のポイント。

根拠:P281

ふつう小中高「コミュニケーション活動」が主に育てるとされた資質・能力は?

答え思考力、判断力、表現力等

ほかの選択肢:知識及び技能/学びに向かう力、人間性等/情報活用能力

目的・場面・状況に応じて理解し、表現し、伝え合う活動。語彙や文法を理解して使う「支える活動」は主に知識及び技能を育てる。両方を行き来させるのが単元づくりの基本。

覚え方伝え合う=思判表、支える=知技

根拠:P279P284資料(外㉛)P31

ふつう小中高「思・判・表の総合的な発揮」は、CEFRの分類を参考に何と何と何に分けて書く方向?

答え理解する・表現する・伝え合う

ほかの選択肢:聞く・話す・書く/受容・産出・仲介/読む・考える・書く

5つの領域をバランスよく育てる授業をうながすための分け方。目的・場面・状況に応じた情報の整理、表現の工夫、互いに伝え合うことの大切さを示すねらいがある。

根拠:P280資料(外⑧)P8

ふつう小中小中で各学校が作ることになっている「学年ごとの目標」は、審議まとめでどうする方向?

答え一律の作成義務をなくし任意に

ほかの選択肢:学期ごとの目標も義務化/国が全国共通で作成/教育委員会が一括で作成

次期は学習指導要領そのものが「〇学年相当」の目安つきで段階を示すため、その役割を学習指導要領が担う。校種間の接続などで必要な場合に、学校が任意で作る位置付けになる見込み。

根拠:P280資料(外⑲)P19

ふつう小中高外国語の新しい見方・考え方では、コミュニケーションを「( )や社会及び相手との関わり」に着目して捉える。空所は?

答え文化の違い

ほかの選択肢:言語の構造/目的や場面/情報の正確さ

相手の文化的背景も含め、相手に配慮して伝え合う観点を入れた。考え方は「多様な他者の考えを受け止めるとともに、表現等を工夫して自分の考えを伝え、相互理解を図ること」。

根拠:P279資料(外⑦)P7

ふつう小中高審議まとめで、外国語の「学びに向かう力」はいくつの要素に整理された?

答え4つ

ほかの選択肢:2つ/3つ/5つ

興味・関心と伝えたい考えの形成、対話・協働で考えを広げ深める態度、自己イメージを持ち学習を調整する態度、相互理解を深めようとする心情の4つ。目標の文もこれに合わせる。

覚え方態度3つ+心情1つ

根拠:P279

ふつう小小学校外国語活動の目標で、コミュニケーションを図る何となる資質・能力を育てるとされている?

答え素地

ほかの選択肢:基礎/基盤/土台

外国語活動は「素地」、5・6年の外国語科は「基礎」。改善イメージでもこの区別は残る。言葉の違いを押さえると、中学年と高学年で何を目指すかの違いが見える。

覚え方活動は「素地」、教科は「基礎」

根拠:資料(外①)P1

ふつう小中高現行の「言語の働き」の例は、次期では何という名前で示す方向?

答えコミュニケーションの意図(仮称)

ほかの選択肢:コミュニケーションの機能(仮称)/コミュニケーションの働き(仮称)/言語の使用目的(仮称)

「言語の使用場面」は「コミュニケーションの場面」に。どちらも「内容」から「指導計画の作成と内容の取扱い」へ移る。挨拶する・依頼する・意見を言うなどを例示するイメージ。

根拠:P280資料(外㊲)P37

ふつう小小学生への質問調査で、英語を学ぶ意欲が高いと答えた児童は全学年でどのくらい?

答え8割以上

ほかの選択肢:3割程度/5割程度/6割程度

意欲は高いが、学年が上がるにつれ下がる傾向も出ている。外国語活動から外国語科への移り目で読む・書くにつまずかないよう、段階を細かく示すことが改善の柱になった。

根拠:P276資料(外⑰)P17資料(外⑱)P18

ふつう中中1が英語を好きではない理由の上位に入っていたのは?

答え文法が難しい

ほかの選択肢:発表の機会が多い/ALTの話が速い/ペア活動が多い

ほかに「単語のつづりや文字を覚えるのが難しい」「英語の文を書くのが難しい」も上位。文法の焦点化や、発音と綴りを結び付ける丁寧な指導が打ち出された背景にある。

根拠:資料(外⑱)P18

ふつう高「英語力を高める学習方法が分からない」と答えた高3の割合は?

答え6割

ほかの選択肢:2割/4割/8割

学び続ける力が課題とされ、第二言語習得や認知心理学などの知見にもとづく学習方略の指導が打ち出された。国が教師や学習者向けの動画・資料を作る方向。

根拠:P281資料(外⑮)P15

ふつう高資料編で、「論理・表現」の授業によく見られるとされた展開は?

答え文法解説と問題演習が中心

ほかの選択肢:ディベートが中心/ALTとの会話が中心/多読が中心

文法事項を網羅的に扱う教科書や副教材が使われ、英語を使う機会が少ないとされた。新しい発信科目では、教材をコミュニケーション活動中心の単元構成にする方向。

根拠:P277資料(外㉓)P23

ふつう小中高審議まとめで、外国語の学習指導要領本文では使わない方向とされた言葉は?

答え練習

ほかの選択肢:活動/指導/理解

「練習」から思い浮かべるものが人によって違い、本文でこの語を使う教科もごく一部だから。必要な活動は「コミュニケーション活動を支える活動」などとして具体的に書く。

覚え方「練習」→「支える活動」

根拠:P284資料(外㉗)P27

ふつう小中高審議まとめ(2026年10月)の時点で、国の「基盤語彙リスト」はどんな状態?

答え作成する方向で、まだ示されていない

ほかの選択肢:CEFR-J A1・A2として公表済み/中学校の分だけ公表済み/作らないことに決定

審議まとめは国が作成すべきとした段階で、資料編も「作成予定」。当サイトの単語リストはCEFR-JのA1・A2をもとにした準備用で、国の基盤語彙リストではない。公表されたら差し替える。

覚え方リストは「これから」

根拠:P283資料(外⑱)P18

ふつう小中高基盤語彙リストの語について、教科書発行者にはどうする方向とされた?

答え教科書で使うよう推奨する

ほかの選択肢:リスト外の語の使用を禁止する/リストの語だけで作るよう義務付ける/使用は求めない

禁止や義務ではなく推奨。高校は教科書の多様性を守り、小中も多様な話題を扱えるよう配慮する。リストは研究を続けて必要に応じて更新する。

根拠:P283P61

ふつう高現行の高校(英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ)で扱う語数の目安の合計は?

答え1,800~2,500語

ほかの選択肢:600~700語/1,600~1,800語/4,000~5,000語

英コミュⅠで400~600、Ⅱ・Ⅲで各700~950の新語を加える。小中高を合わせると4,000~5,000語。次期の合計は資料編で「●語程度」とされ、まだ決まっていない。

根拠:資料(外⑮)P15資料(外㉙)P29

ふつう中審議まとめが中学校の文法事項を絞る理由として挙げたのは?

答え内容が過度に高度化した

ほかの選択肢:文法事項が少なすぎた/高校との重複が多すぎた/小学校で文法を教え始めた

前回改訂で中学校の文法事項が増え、教科書に難易度の高い用法も入った。語彙の増加や話題の高度化と重なって授業づくりが難しくなり、焦点化と難易度の適正化が打ち出された。

根拠:P277P283

ふつう小小学校外国語で、文を書き写すときに注意させるとされたことは?

答え語と語の区切り

ほかの選択肢:大文字だけで書くこと/筆記体で書くこと/発音記号を添えること

日本語は語と語の間をあけないため、英語の区切りは意識しないと身に付かない。語順の違いへの気付きとあわせて、中学校の書く指導につなぐ大事な足場になる。

根拠:資料(外㊸)P43

ふつう高審議まとめの案で、高校の外国語科の必履修科目になるのは?

答え英語コミュニケーション(総合)Ⅰ

ほかの選択肢:英語コミュニケーション(発信)Ⅰ/英語コミュニケーション(総合)Ⅱ/英語コミュニケーション(発信)Ⅱ

現行の英語コミュニケーションⅠの位置付けを引き継ぐ。発信の科目は選択科目のまま。外部試験による免除・振替の対象もこの科目とされている(科目名はいずれも仮称)。

根拠:P80P284資料(外㉔)P24

ふつう高高校の単位計算の見直しで、1単位の学習量は35コマから何コマにする方向?

答え17コマ

ほかの選択肢:15コマ/18コマ/20コマ

半分にすると17.5コマだが17コマとする。このため英コミュ(総合)Ⅰは「6新単位」と数字は約2倍になるが、学習量は現行とおおむね同じで、コマ数はわずかに減る。

覚え方35の半分を切り下げて17

根拠:P80

ふつう高審議まとめで、外国語科の必履修科目の単位数等はどう整理された?

答え現行から変化なし

ほかの選択肢:新単位で4に削減/必履修を2科目に増加/必履修科目を廃止

変わるのは科目名と中身の充実で、学習量の位置付けは現行相当。表示は新単位になるので、英コミュⅠの3単位は英コミュ(総合)Ⅰ(仮称)の6新単位に当たる。

根拠:P80P81

ふつう高英語コミュニケーション(発信)(仮称)で、スピーチ・プレゼン・ディベートなどに加えて扱う活動は?

答え日常的な会話

ほかの選択肢:英文和訳/文法問題の演習/教科書本文の暗唱

コミュニケーション方略を使って会話を続けたり発展させたりする力を育てる。授業のはじめに、相手の話に質問や感想を返す短い会話を入れるといった工夫が考えられる。

根拠:資料(外㉓)P23資料(外㊻)P46

ふつう高中高の接続から、高校の「社会的な話題」に含めるようにするとされたものは?

答え身近なもの

ほかの選択肢:時事問題に限るもの/大学入試の頻出テーマ/専門的な学術テーマ

中学校で「身近な社会的な話題」に変えるのに合わせ、高校でも急に難しくならないようにする。中学校の既習の言語材料を繰り返し使いながら考えを伝える活動を重視する。

根拠:資料(外㉒)P22資料(外㊺)P45

ふつう高高校の必履修科目の免除・振替は、いくつの要件をすべて満たす場合が対象とされた?

答え3つ

ほかの選択肢:1つ/2つ/5つ

外部試験で知識・技能がおおむね習得されている、振替科目で総合的に代わりになる、振り替えた方が大きく上回る成果が期待できる、の3つ。B2相当だけで免除されるわけではない。

覚え方試験・代替性・比較優位

根拠:P48P284

ふつう高免除の対象とする外部試験の種類や必要な級は、どこで具体的に定めるとされた?

答え解説等

ほかの選択肢:学習指導要領の本文/各高校の内規のみ/大学入試の要項

審議まとめの時点では、どの試験の何級かは決まっていない。高卒認定試験の基準をそのまま使うのも適当でないとされた。公表されてから校内で実施できるか検討すればよい。

根拠:P49P284

ふつう小外国語活動でも文字に慣れ親しむ活動を大切にするとき、関連を図るとされた国語科の学習は?

答えローマ字

ほかの選択肢:書写/漢字/古典

中学年で国語のローマ字や、総合に加わる「情報の領域(仮称)」のタイピングなどと結び付けながら文字に慣れ、5年からの読む・書くへなめらかにつなぐねらい。

根拠:資料(外⑰)P17

ふつう中資料編で「身近な社会的な話題」の例として挙げられたのは?

答えスクリーンタイム

ほかの選択肢:エネルギー問題/世界情勢/人権問題

ほかに健康的な食生活、皆が過ごしやすい学校づくり。エネルギー問題や世界情勢は現行の解説の例で、難しいとされたもの。自分の生活から意見を言える話題で意見文を書かせたい。

根拠:P283資料(外㉚)P30

ふつう中中学校で3年間を通じて丁寧に指導するとされたのは、発音と何の関連付け?

答え綴り

ほかの選択肢:文法用語/アクセント記号/ローマ字

小学校では音声で慣れ親しみ、書き写すところまで。中学校で綴りを覚えるところにつまずきが多いため、音と文字の結び付きを3年間かけて育てる方向が示された。

根拠:P281資料(外⑲)P19

ふつう小中高審議まとめで、外国語のAI活用として「有効と考えられる」とされた例は?

答え興味・関心に応じた例文の生成

ほかの選択肢:定期テストの自動作成/英作文の宿題の代行/成績の自動判定

自分の好きなことを使った例文は覚えやすく、使ってみたくなる。ただしその場合も、出力を鵜呑みにせず吟味できるよう教師が支えることが前提とされた。

根拠:P282

ふつう小中高審議まとめで、学校が作る「単元の目標」はどうなる方向とされた?

答えそのまま単元の評価規準になる

ほかの選択肢:国が全国共通で作る/評価規準とは別に作る/作らなくてよくなる

目標と評価規準を別々に書く手間を減らす。外国語では外国語の目標・英語の目標(高校は科目目標)を踏まえつつ、「内容」を基に作る方向で検討するとされた。

根拠:P285資料(外㊳)P38

ふつう小中高外国語で、国の評価規準例の「内容のまとまり」とする方向とされたのは?

答え5つの領域

ほかの選択肢:資質・能力の3つの柱/学年ごとの単元/話題の種類

外国語の特質から、引き続き聞く・読む・話す[やり取り]・話す[発表]・書くの5領域で評価することが重要とされた。領域別目標の要素が「内容」に移るので、「内容」から作れる。

根拠:P285資料(外㊴)P39

ふつう中改訂前の議論で想定されていた中学校のCEFRレベルは?

答えA1~A2程度

ほかの選択肢:~A1程度/A2~B1程度/B1~B2程度

小学校は~A1程度、高校はA2~B1程度。現行ではこれより高い内容が書かれている場合があるため、次期は「内容」や活動例をCEFRに照らして適切な文言にする。

覚え方小~A1/中A1~A2/高A2~B1

根拠:P283

ふつう小中資料編で、「内容」の学年段階の目安はどう示すとされた?

答え「〇学年相当」と柔軟に示す

ほかの選択肢:学年別に厳密に区切る/2学年ずつ固定して示す/校種ごとに1つだけ示す

話題や活動がだんだん高度になる様子を見せつつ、学校の実態に合わせて動かせる余地を残す。指導事項が増えないよう留意することも明記されている。

根拠:P280資料(外⑱)P18

むずかしい小中高「理解する」「表現する」「伝え合う」の3分類は、CEFRのどの分類を参照したもの?

答えReception・Production・Interaction

ほかの選択肢:Listening・Speaking・Writing/Input・Output・Feedback/Reception・Production・Mediation

受容(Reception)が「理解する」、産出(Production)が「表現する」、やり取り(Interaction)が「伝え合う」に当たる。高校の発信科目もProductionとInteractionで発信力を強める趣旨。

覚え方R理解・P表現・I伝え合う

根拠:資料(外⑧)P8P280

むずかしい小中高外国語の「内容」を表形式にするとき採るとされた、「知・技」と「思・判・表」の並べ方は?

答え「並行」パターン

ほかの選択肢:「対応」パターン/「階層」パターン/「循環」パターン

外国語では、特定の知識・技能に対応する思考・判断・表現を決めにくく、知・技が全体として思・判・表の深まりを支える構造だと考えられた。そのため並べて示す。

根拠:P280

むずかしい小中高「学びに向かう力」の4要素のうち、「情意・感性」に分類されたのは?

答え他者との相互理解を深めようとする心情

ほかの選択肢:コミュニケーションへの興味・関心/対話・協働で考えを広げ深める態度/振り返りながら学習を調整する態度

残りの3つは「学びや生活に向かう態度」。態度は活動の様子から見取れるが、心情は内面なので、見取り方にも配慮がいる。目標の文もこの整理に合わせて書き換える。

根拠:P279

むずかしい小小学校外国語活動の目標で「身近で簡単な事柄」は、何に改める方向?

答えごく身近な事柄

ほかの選択肢:身の回りの簡単な事柄/日常的な話題/身近な社会的な話題

5・6年の外国語は「身近な事柄」。中学年は「ごく身近」、高学年は「身近」と段階を付け、話題の広がりを学年相当で示していく考え方。

覚え方中学年「ごく」→高学年「身近」

根拠:資料(外③)P3

むずかしい中中学校の英語の目標で「日常的な話題や社会的な話題」は、何に置き換える方向?

答え様々な話題

ほかの選択肢:幅広い話題/身近な社会的な話題/ごく身近な事柄

高校は「幅広い話題」。目標では大きくくくり、何をいつ扱うかは「内容」で学年相当の目安とともに示す役割分担になる。

覚え方中「様々」・高「幅広い」

根拠:資料(外③)P3

むずかしい小中高次期の「知識及び技能」の目標で、音声・語彙・文法などの列挙に代えて使う言葉は?

答え外国語の特徴やきまり

ほかの選択肢:外国語の仕組みと働き/言語材料と言語の働き/外国語の規則と例外

目標から各言語材料や領域の列挙を省き、短くする。細かい中身は「内容」で示す。資料編の単元例でも「英語の特徴やきまり」という言い方が使われている。

根拠:資料(外②)P2

むずかしい小中高現行で「内容」にある言語活動・言語の使用場面・言語の働きの例は、どこへ移す方向?

答え指導計画の作成と内容の取扱い

ほかの選択肢:学習指導要領解説だけ/各学校の年間指導計画/目標の柱書

これらは活動で扱う事項なので、「内容」は資質・能力だけに絞る。その結果、「内容」から評価規準を作りやすくなる。

根拠:P280資料(外⑯)P16

むずかしい中英語教育実施状況調査で、CEFR A1レベル相当以上の中学生の割合は、H25の32.2%からR6で何%に?

答え52.4%

ほかの選択肢:41.6%/51.6%/68.0%

現行改訂の成果の一つ。高校生のA2レベル相当以上も31.0%から51.6%に増えた。英語力は伸びた一方、意欲や発信には課題が残るというのが審議まとめの見立て。

根拠:P276

むずかしい小資料編で、小学校の「一文を書き写す問題」の学校ごとの正答率は、どのくらいの幅があった?

答え約30~90%

ほかの選択肢:約70~90%/約50~60%/約10~20%

同じ問題でも学校によって大きく違う。指導の差が出やすい領域なので、文字を丁寧に書く→書き写す→選んで書き写す→例を参考に書く、と段階を示すことになった。

根拠:資料(外⑰)P17

むずかしい小中高資料編で、日本の小中高の外国語の授業時間はどのくらいとされた?

答え600~1,000時間程度

ほかの選択肢:2,200時間程度/1,500~2,000時間程度/300~500時間程度

英語話者が日本語の一般的な専門能力を身に付けるには2,200時間とされる。学校だけでは時間に限界があるので、AIや家庭学習との連携、学び方の指導が打ち出された。

根拠:資料(外⑮)P15P278

むずかしい小中高外国語を学ぶ本質的意義の観点は「言葉、文化、コミュニケーションへの深い理解」と「自分の考えが磨かれ…( )が豊かになること」。空所は?

答え人間関係

ほかの選択肢:語彙/国際感覚/表現技術

翻訳がAIで手軽になっても、多様な他者と直接意思疎通できること、考えが磨かれることは人に残したい価値。見方・考え方や目標にこの整理を反映させる。

根拠:P278資料(外⑭)P14

むずかしい高基盤語彙リストを作るにあたり、高校の教科書について配慮するとされたことは?

答え教科書の多様性を担保する

ほかの選択肢:全社で同じ語彙に統一する/語数の上限を一律に設ける/中学校と同じ語彙に限る

目的に応じた到達水準が高校ごとに違うため。小中の教科書も、難しくなりすぎないようにしつつ、多様な話題を扱えるよう配慮するとされた。

根拠:P283資料(外㉙)P29

むずかしい小中高入試や調査の作問に役立つよう、各教科書の新出語彙リストはどう提供されるべきとされた?

答え電子データ

ほかの選択肢:紙の冊子のみ/教師用指導書のみ/非公開

どの教科書でどの語が出るかがデータで分かれば、入試や調査の問題を作る側も、教科書ごとの差に配慮しやすくなる。

根拠:P283資料(外㉙)P29

むずかしい小中高「統合的な理解」がうながす授業で、単に語彙や文法を覚えるのでなく子供に実感させたいことは?

答え組み合わせて使うと理解や表現の質が高まる

ほかの選択肢:暗記するほどテストの点が上がる/文法用語を知ると便利だ/辞書を引かずに読める

たとえば接続詞を使うと理由まで伝えられ、聞く・読むでも話の流れがつかみやすくなる。そうした変化を子供が感じられる単元にすることが求められる。

根拠:P280資料(外⑬)P13

むずかしい中資料編の中2相当の単元例「My Favorite Food in 〇〇」で新たに学ぶ文法は?

答え接続詞

ほかの選択肢:関係代名詞/現在完了/受け身

because、when、if、thatなどを使い、住んでいる町のおすすめの食べ物と理由を伝える。理由を言いたくなる場面を先に作ってから文法を扱う、往還の例になっている。

根拠:資料(外⑫)P12資料(外⑬)P13

むずかしい高英語コミュニケーション(総合)Ⅰ(仮称)の標準単位数は、新単位でいくつとされた?

答え6新単位

ほかの選択肢:3新単位/4新単位/8新単位

現行の英語コミュニケーションⅠの3単位に当たる。1新単位が17コマなので数字は約2倍になるが、学習量の位置付けは現行相当。

根拠:P80資料(外㉔)P24

むずかしい高英語コミュニケーション(発信)(仮称)で扱いを充実させる「知識及び技能」は?

答え論理の構成や展開

ほかの選択肢:発音記号の読み方/英文法の用語/語源の知識

様々な論理の構成・展開と、それに合う表現を理解して話す・書くで使えるようにする。書くことはプロセス重視の指導を強め、オンライン上で書いて伝え合うやり取りも位置付ける。

根拠:資料(外㉓)P23資料(外㊻)P46

むずかしい高現行の高校の必履修科目は、おおむねCEFRのどのレベル相当の習得を念頭に置いている?

答えA2~B1レベル相当

ほかの選択肢:A1~A2レベル相当/B1~B2レベル相当/B2~C1レベル相当

今回の改訂でもこのレベルを大きく変えない。だから免除には「これを大きく上回る水準」としてB2レベル相当以上が必要とされた。

根拠:P49P284

むずかしい高英語の必履修科目を免除した時間に置くことが考えられるとされた学校設定科目の例は?

答え英語以外の外国語を学ぶ科目

ほかの選択肢:芸術系の科目/保健体育の科目/情報の科目

振替先は免除科目の属する教科の目標に向けた発展的な学習でなければならない。審議まとめは、英コミュⅠを免除して芸術系教科に振り替えるような関係の薄いものは不可としている。

根拠:P284P49

むずかしい高外部試験による必履修科目の免除・振替を、外国語とともにまず始めるとされた教科は?

答え数学

ほかの選択肢:国語/理科/情報

英語・数学には社会的信頼性と実績のある外部試験があり、高卒認定試験の科目免除にも組み入れられているため。英語はCEFRに対応した外部試験が複数ある点も理由に挙げられた。

根拠:P49

むずかしい高総論で、高等学校学習指導要領の改訂は何年度末を予定とされている?

答え令和9年度末

ほかの選択肢:令和8年度末/令和10年度末/令和11年度末

単位制の柔軟化に関する箇所で触れられている予定。高校の新科目名や単位数は、告示で正式に決まるまでは「案」として受け止めておきたい。

根拠:P51

むずかしい小外国語活動で文字に慣れ親しむ活動を、タイピングなどと関連付けるとされた新しい領域は?

答え情報の領域(仮称)

ほかの選択肢:探究の領域(仮称)/技術の領域(仮称)/表現の領域(仮称)

総合的な学習の時間に加わる「情報の領域(仮称)」。ローマ字やタイピングで文字にふれる機会と結び付け、外国語活動でも文字に慣れ親しめるようにする。

根拠:資料(外⑰)P17

むずかしい小中高教師の補助的な日本語使用と並び、解説で考え方を示すとされた英語学習での児童生徒の何の使用?

答え母語(AI活用を含む)

ほかの選択肢:第二外国語/手話/ローマ字

英語で授業を行う原則は堅持しつつ、言いたいことを母語で整理する、AIで母語を英語にしてみるといった場面をどう位置付けるか、解説で目安が示される見込み。

根拠:P284

むずかしい小中高「統合的な理解」「総合的な発揮」の育成状況について、当面の評価の扱いは?

答え一律に直接評価することは求めない

ほかの選択肢:毎単元で直接評価する/評定に直接反映する/学期ごとに直接評価する

2つは単元構想を含む指導と評価の計画の質を支える役割とされた。評価そのものは、単元の目標(評価規準)にもとづいて行う形になる。

根拠:資料(外㊵)P40

むずかしい小中高CEFRに照らすとレベルが高めでも、ある前提で示すのが有効なら解説で趣旨を示すとされた。その前提は?

答え教師による足場かけ

ほかの選択肢:生徒の自習/保護者の協力/塾での補習

教師がモデルを示したり支援したりすれば届く内容まで一律に削るわけではない。だれがどう支えるかを解説で示し、授業で使えるようにする考え方。

根拠:P283

むずかしい小中高定期テストやパフォーマンステストに使えるよう、CEFRを参照した問題を充実させるとされたシステムは?

答えMEXCBT

ほかの選択肢:デジタル教科書/校務支援システム/学習指導要領コード

学校の定期テストやパフォーマンステストで使える問題を国が用意する方向。あわせて、AIを活用したパフォーマンステストツールの可能性も検討するとされた。

根拠:P285

超絶難問小中高資料編で、外国語の見方・考え方の字数は、現行の101字から何字になると示された?

答え91字

ほかの選択肢:81字/95字/111字

現行の「情報を整理しながら考えなどを形成し、再構築すること」から、「多様な他者の考えを受け止め」「相互理解を図ること」へ。短くなっても相手との関わりが前に出た。

根拠:資料(外⑦)P7

超絶難問小中高資料編の「最も頻度の高い3,000語で一般的なテキストの約95%」の3,000語は、どんな単位で数えている?

答えワード・ファミリー

ほかの選択肢:見出し語/品詞別の語/綴りが同じ語

includeにincludes、included、inclusionなどを含めて1語と数える。現行学習指導要領の語数の数え方とは違うので、数字を比べるときは単位に注意したい。

根拠:資料(外⑮)P15

超絶難問小中高資料編で、日常会話に必要な語彙は何語というデータが紹介された?

答え721語

ほかの選択肢:300語/1,200語/3,000語

出典はThe New General Service List – Spoken。よく使う語にしぼって繰り返し扱えば、話す力の土台を作れることを示すデータとして、基盤語彙リストの話と並べて載っている。

根拠:資料(外⑮)P15

超絶難問中外国語WGの語彙資料で、前回改訂前の中学校の語数は何語程度だったとされた?

答え1,200語程度

ほかの選択肢:600語程度/900語程度/2,000語程度

前回改訂で小学校600~700語(新設)、中学校1,200→1,600~1,800語、高校1,800→1,800~2,500語へ大幅に増えた。この増加が負担の一因とされ、精選の議論につながった。

根拠:外国語WG第7回資料1 P3

超絶難問中外国語WGの語彙資料で、中3の教科書の新出語彙の半数以上を占めるとされたCEFRのレベルは?

答えB1・B2レベル

ほかの選択肢:Pre-A1レベル/A1レベル/A2レベル

審議まとめの整理では、中学校で想定するCEFRレベルはA1~A2程度(本体P283)。それより上のB1・B2の語が新出語の多くを占めることが、「教科書が難しくなりすぎた」という指摘の根拠の一つになった。

根拠:P283外国語WG第7回資料1 P3

超絶難問中外国語WGの語彙資料で、小学校既習語の読み書きも含め、中学校で実質指導が必要とされた語数は?

答え2,200~2,500語

ほかの選択肢:1,200~1,500語/1,600~1,800語/4,000~5,000語

小学校では語に慣れ親しむところまでなので、中学校で読み書きできるようにする分が上乗せになる。目安の数字以上に負担が大きいことを示すデータ。

根拠:外国語WG第7回資料1 P4

超絶難問中外国語WGの語彙資料で、中学校の6種類すべての教科書に出てくる語彙(頻度6)はどのくらいとされた?

答え約3~4割

ほかの選択肢:約1割/約6~7割/約9割

教科書によって扱う語彙のばらつきが大きいことを示すデータ。国の基盤語彙リストで語の選び方をならす必要があるとされた背景の一つ。

根拠:外国語WG第7回資料1 P8

超絶難問小中高資料編で、語の重要度を考えるときに使用頻度などとあわせて含めるとされたのは、何との対応?

答えカタカナ語との対応

ほかの選択肢:漢字との対応/ローマ字との対応/方言との対応

日本語にカタカナ語として入っている語は、意味をつかみやすい一方で発音や意味のずれもある。こうした点も考えて優先順位を付け、小中高に振り分けることを検討する。

根拠:資料(外㉙)P29

超絶難問中資料編の単元例「My Favorite Food in 〇〇」は、パフォーマンステストを含めて何時間で構成されている?

答え9時間

ほかの選択肢:5時間/7時間/12時間

第1時で目的・場面・状況を共有し、支える活動とコミュニケーション活動を往還。第7時にクラスメイトやALTと、第8時に海外の生徒とオンラインで紹介し合い、第9時がテスト。

根拠:資料(外⑫)P12資料(外⑬)P13

超絶難問中単元例「My Favorite Food in 〇〇」のパフォーマンス課題で、おすすめの食べ物を紹介する相手は?

答え日本に来たことがないALTの家族

ほかの選択肢:日本に住む外国人留学生/地域を訪れた観光客/姉妹都市の中学校の先生

相手の好みや食文化を想像して、伝える内容と順番を考えさせる設定。単元目標の相手は「日本に来たことがない海外の生徒」で、テストでは相手を変えて力を確かめる。

根拠:資料(外⑬)P13

超絶難問高審議まとめの案で、英語コミュニケーション(発信)Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(仮称)の単位数は?

答え各4新単位

ほかの選択肢:各2新単位/各6新単位/各8新単位

現行の論理・表現Ⅰ~Ⅲは各2単位なので、新単位で約2倍の表示になる。英コミュ(総合)はⅠが6、Ⅱ・Ⅲが各8新単位。

覚え方総合6・8・8、発信4・4・4

根拠:P80資料(外㉔)P24

超絶難問高高校で、在学中の外部検定等(技能審査)の学修成果を単位認定できるのは、現行で何単位まで?

答え36単位

ほかの選択肢:20単位/30単位/40単位

これは単位を認める仕組みで、新しく提案された必履修科目の免除・振替とは別物。外部試験は知識・技能の一部しか証明できないという前提で、免除には3要件が置かれた。

根拠:P48

超絶難問高総論の科目組替えの適用例で、英語コミュニケーションⅠと論理・表現Ⅰを組み替えた外国語科の科目名は?

答え英語総合Ⅰ

ほかの選択肢:英語探究Ⅰ/英語表現Ⅰ/総合英語Ⅰ

単位制の柔軟化で、既存の科目を組み替えた「組替え後科目」の例。現行の特例校の事例を踏まえた適用例として示されたもので、科目を並行履修する場合と同様、内容のつながりが大事になる。

根拠:P45

超絶難問小中学びに向かう力の「見取る姿」や運用方法を、小中の学校や教育委員会に周知する期限は?

答え令和10年度末まで

ほかの選択肢:令和8年度末まで/令和9年度末まで/令和12年度末まで

令和12年度からの小学校の全面実施までに準備期間をとるため。「見取る姿」は単元ごとでなく、学年・学期など長い期間を通じて見取るものとされている。

根拠:P65資料(外⑬)P13

超絶難問小中令和7年4月時点の教育課程特例校1,915校のうち、外国語に関する内容の学校は何校?

答え1,483校

ほかの選択肢:483校/915校/1,815校

特例校の多くが外国語の取組。制度は調整授業時数制度に統合される見込みのため、質を保てるよう、参照できる実践事例を国が教育委員会などに積極的に提供するとされた。

根拠:P284

国語28問

かんたん小中高審議まとめで、国語の「話す・聞く」「書く」「読む」の学習をつなぐ軸として示された考え方(仮称)は?

答え話や文章の機能

ほかの選択肢:言語活動の型/文章の種類別単元/学習過程の段階

話や文章が社会で果たす主な役割(機能)ごとに指導事項を整理する方向。領域ごとに完結させず、同じ機能の学習を領域をまたいでつなぐ年間計画が立てやすくなる。

覚え方領域の壁を「機能」でこえる

根拠:P131P134

ふつう小中高「論説を読む」「意見文を書く」「提案のスピーチをする」を同じ学習としてつなぐ「話や文章の機能」(仮称)は?

答え考えや主張の理由付けと吟味

ほかの選択肢:事実や知識の整理と理解/思いや経験の表出と想像/協働による考えの深化や合意

どれも主張を理由や根拠と結び付けて示し、相手の判断や納得を促す話や文章。読む単元で学んだ主張と根拠の関係を、次の書く・話す単元で繰り返し使える。

覚え方読む→書く→話すを「主張と根拠」で串刺し

根拠:P131P139

むずかしい小中高資料編の整理で、詩・短歌・俳句・物語・小説などの文章が主に当たる「話や文章の機能」(仮称)は?

答え思いや経験の表出と想像

ほかの選択肢:事実や知識の整理と理解/考えや主張の理由付けと吟味/協働による考えの深化や合意

経験や想像した出来事、思いや心情を表現の工夫で描き出し、読み手の想像を促す機能。報告文・説明文は「整理と理解」、論説・批評は「理由付けと吟味」に当たる。

根拠:資料P130P134

超絶難問中高資料編で、古文・漢文など近世までに書かれた文章が当たるとされた「話や文章の機能」(仮称)は?

答え伝統的な言語文化の継承と創造

ほかの選択肢:思いや経験の表出と想像/事実や知識の整理と理解/考えや主張の理由付けと吟味

本文の機能一覧は「一部抜粋」の4つで、資料編ではこの5つ目も示されている。先人の知や洗練された言語感覚を伝え、その価値を現代に生かすことを促す機能とされる。

覚え方本文は4つ、資料編は5つ

根拠:資料P130P134

ふつう小中高国語の「知識及び技能」を2つの側面で整理する案。「運用しながら深める」と、もう一つは?

答え教養として深める

ほかの選択肢:暗記して定着させる/鑑賞を通して味わう/探究しながら広げる

文章の構造や表現の仕方は話す・書く・読む中で使って身に付け、言葉のきまりや古典、書写、読書は意味や価値と結び付けて理解する。どの知識を何のために教えるかが見えやすくなる。

覚え方使って深める/教養で深める

根拠:P131P135

むずかしい小中高「教養として深める」側面に主に位置付く国語の知識として、審議まとめが挙げたものは?

答え古典・書写・読書など

ほかの選択肢:話や文章の構造/表現の仕方の工夫/主張と根拠との関係

文章の構造や表現の仕方は「運用しながら深める」側。古典や書写、読書は、自分の考え方や他者・社会とのつながりの中で意義を理解する「教養」側に整理される。

根拠:P131P135

むずかしい小中高現行では別々の内容の「漢字の読みと書き」と、一つの事項にまとめる例として示されたのは?

答え漢字の偏やつくり、由来や特質

ほかの選択肢:語句の量を増やすこと/文や文章の組み立て/敬語の働き

漢字の構成や意味と関連付けて読み方・書き方を身に付けられるよう、一括りの事項にする例。新出漢字を部首や成り立ちと結び付けて学ぶ授業が、この方向に合う。

覚え方読み書き+成り立ち=ひとまとまり

根拠:P138

かんたん高審議まとめの案で、高校国語の必履修科目(仮称)の組み合わせは?

答え現代の国語Ⅰ・言語文化Ⅰ

ほかの選択肢:現代の国語Ⅰ・現代の国語Ⅱ/論理国語・文学国語/言語文化Ⅰ・古典と文化

今の「現代の国語」「言語文化」の枠組みと単位数は保ち、科目の特質を目標で明確にする案。論理・伝え合いの力を中心に育てる科目と、感性・情緒を中心に育てる科目の2本立て。

根拠:P80P82P137

ふつう高構成(案)の表で、「現代の国語Ⅰ」(仮称)の標準単位数は?

答え4新単位

ほかの選択肢:2新単位/6新単位/8新単位

新単位は1単位の学習量を17コマとした細かい単位で、今の1単位がおよそ新2単位。必履修の単位数は変わらないという整理で、「言語文化Ⅰ」(仮称)も4新単位。

覚え方新単位数は今の単位数のおよそ2倍

根拠:P80P82

ふつう高大多数の生徒の履修を想定して新設する標準科目「現代の国語Ⅱ」「言語文化Ⅱ」(仮称)の単位数は?

答え各8新単位

ほかの選択肢:各4新単位/各6新単位/各10新単位

今の選択4科目(各4単位)から標準的な内容を抜き出して組み合わせた科目。論理的思考力と感性・情緒の両面を偏りなく育て、学びの偏りを解消するねらい。

根拠:P80P82P137

かんたん高標準科目の履修を前提に新設する、高校国語の発展科目4つ(仮称)の一つは?

答え文学と創作

ほかの選択肢:文学国語/論理と表現/古典探究

いずれも各4新単位で、生徒の興味・関心や進路に応じて選ぶ科目。「文学国語」「古典探究」は今の選択科目の名前で、次期の案では標準2科目と発展4科目に組み替える。

覚え方発展は「〇〇と〇〇」の形

根拠:P80P82P137

むずかしい高現行の高校国語の課題として、私立理系で多いとされた選択科目の履修のしかたは?

答え「論理国語」のみ

ほかの選択肢:「文学国語」のみ/「古典探究」のみ/「国語表現」のみ

国公立理系では「論理国語」と「古典探究」のみの例が多く、バランスが悪いと指摘された。これが標準科目を大多数の生徒に履修させる案の背景にある。

根拠:P129

むずかしい高進学希望者が多い高校で、大学入試につながらない等の理由で選ばれにくいとされた現行の選択科目は?

答え国語表現

ほかの選択肢:論理国語/古典探究/文学国語

実社会でのコミュニケーション能力を育てる科目だが、進学校で選ばれにくいことが課題とされた。選択科目がすべて4単位で、時間割の制約が大きいことも背景にある。

根拠:P129

超絶難問高高校国語の教材で、実用文は「話や文章の機能」に即して何を中心に扱うと明記する方向とされた?

答え報道文や広告など

ほかの選択肢:手紙や日記など/詩や短歌など/古文や漢文など

教材は科目のねらいに合うかで選ぶ整理。論理の科目でも趣旨に合えば文学作品を扱え、感性の科目でも論説文や批評文を扱える。実用文は報道文や広告などが中心とされた。

根拠:P138

かんたん小中高国語の学習評価で、学習の途中に重点を置いて行い、学習の改善に生かすとされた評価は?

答え形成的評価

ほかの選択肢:総括的評価/相対評価/外部評価

短い単元ごとに最終評価まで行おうとして、途中の見取りや声かけがしにくい実態が課題とされた。単元の成果として力が総合的に発揮されているかで総括的評価をする流れになる。

根拠:P129P142

むずかしい小中高「運用しながら深める事項」について、総括的評価を行う場面の例として示されたのは?

答え複数の単元での学習を経た後

ほかの選択肢:毎時間の授業の終わり/単元の導入の時間/年度当初の診断テスト

使いながら身に付く知識は、各単元で活用できているかを形成的に見て改善に生かし、まとめの評価は複数単元の後に。教養として深める知識は単元末や学期末にまとめて評価する例が示された。

根拠:P142

かんたん小審議まとめで、ローマ字の学習はどの学年の国語で行うとされた?

答え小学校3年

ほかの選択肢:小学校2年/小学校4年/小学校5年

ローマ字は現行どおり小学校3年の国語。ローマ字入力のタイピングは「総合的な学習の時間・情報の領域」が中心に担い、その学習を通じてローマ字の習熟も見込まれるとしている。

根拠:P140

ふつう小審議まとめで、ローマ字入力によるタイピングの学習を中心に担うとされたのは?

答え総合的な学習の時間・情報の領域

ほかの選択肢:国語科の書写/外国語活動/図画工作科

ローマ字を学ぶのは国語、入力の練習は情報の領域、という役割分担。国語の時間を、言葉の学習そのものに使いやすくなる。

根拠:P140

ふつう小中高国語で、生成AIを不用意に使うことに慎重になるべき場面の例として示されたのは?

答え初発の思考を文章化する活動

ほかの選択肢:AIの出力を比較・吟味する活動/書字が困難な子が入力で書く場面/図書館で本を選ぶ活動

要約する、最初の考えを書く、構成を考える、といった活動で、子供自身が行うべき思考がAIに置き換わらないよう留意する。AIの出力は比べて吟味する対象と位置付けられている。

根拠:P140

かんたん小中文字入力の機会が増える中、小学校で特に推進するとされた書写の指導は?

答え手書きによる丁寧な指導

ほかの選択肢:タイピング中心の指導/毛筆に限った指導/書写の時間の廃止

書字能力は全ての学びを支える基礎とされた。字形や点画、筆順に注意して整えて書く力を育てる。書くことに困難のある子には、デジタルの活用や代わりの方法を積極的に用意する。

根拠:P141

超絶難問小中書写の節で参考に示された、通常の学級で学習面または行動面で著しい困難を有する児童生徒の割合は?

答え約8.8%

ほかの選択肢:約4.5%/約6.5%/約12.0%

令和4年度の調査結果で、35人学級なら3人ほどに当たる。書字に困難のある子へのデジタル活用や代替措置を明確にすることとあわせて、参考に示された。

根拠:P141

かんたん小中高教科書の教材を2つに分ける考え方で、資質・能力の育成を主に担う教材は?

答え基幹教材

ほかの選択肢:関連教材/補充教材/参考教材

基幹教材で育てた力を、学校や子供の状況に応じて使い方を変えられる関連教材で繰り返し使う。時数を増減するときは、必要な内容を保障したうえで関連教材の扱いで調整できる。

覚え方基幹=幹、関連=枝

根拠:P139

ふつう小中高学習過程の再整理案で、「話すこと」「書くこと」の学習過程は?

答え考えの形成/表現・推敲

ほかの選択肢:構造と内容の理解・解釈/考えの形成/構造と内容の把握/精査・解釈/題材の設定/記述/共有

聞く・読むは「構造と内容の理解・解釈/考えの形成」。領域ごとに違っていた細かい過程をそろえ、ある領域で学んだことを別の領域で使いやすくする。

根拠:P134

超絶難問小中高学習過程の再整理案で、「話し合うこと」について示された学習過程は?

答え考えの形成

ほかの選択肢:表現・推敲/構造と内容の理解・解釈/精査・解釈

話し合いは話すと聞くがほぼ同時に行き来するため、詳しい学習過程は示さないとされた。過程を細かく分けて教えるより、考えを深める場として計画するのが趣旨に合う。

根拠:P134

むずかしい小中高国語の新しい見方・考え方(案)で、教科固有の考え方として示されたのは?

答え多様な立場や考えを理解して、よりよく伝え合おうとすること

ほかの選択肢:言葉の正しさを守り、美しく使おうとすること/文章を正確に読み取り、要約しようとすること/言葉の由来を調べ、知識を増やそうとすること

現行の「言葉による見方・考え方」より短く示す案。ネット上の分断の危険も指摘される中、異なる価値観の人と言葉を選んで伝え合うことを、卒業後も働く考え方としている。

根拠:P132

ふつう小中高国語の新しい見方・考え方(案)で、教科で扱う対象として示された言葉は?

答え様々な事象を表す自他の言葉

ほかの選択肢:社会的事象や言説/自然や社会の事象・言説/日常生活の言語活動

自分の言葉と他者の言葉の両方を、意味や働き、使い方に着目して吟味する。社会科は「社会的事象や言説」、理科は「自然や社会の事象・言説」と、教科ごとに対象の示し方が違う。

根拠:P132

ふつう小中高情報の扱い方で、発達段階に応じて系統的に示すとされた2つの力の一つは?

答え情報の信頼性や妥当性を見極める力

ほかの選択肢:情報を大量に集めて覚える力/情報を速く入力する力/情報を見栄えよく飾る力

もう一つは情報と情報との関係を吟味し整理する力。性質の違う2つの力として学年に応じて示す方向。検索結果の上に出るAIの要約をそのまま写す実態も課題とされている。

根拠:P129P136

かんたん高高校の古典学習で、見直すとされた指導の偏りは?

答え文語文法と口語訳への偏り

ほかの選択肢:音読と暗唱への偏り/鑑賞と創作への偏り/近代文学への偏り

古典を身近で親しみのあるものと捉え、関心をもつことを重視。小中と高校の学びの接続強化、言語文化への理解を深める学習の充実とあわせた3つの方向で進める。

根拠:P136

社会28問

かんたん中中学校社会に設ける分野横断の単元で、小学校から中学校社会への入り口となる単元A(仮称)は?

答え社会へのまなざし

ほかの選択肢:私たちと社会/よりよい社会を目指して/身近な地域の調査

小学校社会科の学習をふまえ、中学校社会の学びへの動機付けを行う単元。各分野の既存の内容を統合・整理して設ける案で、教科書での扱い方は今後検討とされている。

覚え方A=入口、B=橋、C=まとめ

根拠:P151

ふつう中地理的分野と歴史的分野の学習をふまえ、公民的分野への動機付けを行う分野横断の単元B(仮称)は?

答え私たちと社会

ほかの選択肢:社会へのまなざし/よりよい社会を目指して/地域の在り方

地理・歴史の学びを公民につなぐ単元。中学校の地域調査など地域を題材とした学習も、この単元Bで地理・歴史の両面から一体的に扱う方向とされている。

根拠:P151P160

ふつう中中学校社会の単元C「よりよい社会を目指して」(仮称)について、審議まとめの示し方は?

答え現行のまとめを分野横断の単元に位置付け直す

ほかの選択肢:新たに設ける導入の単元/地理的分野だけで扱う単元/選択で履修する単元

A・Bは各分野の既存内容を統合・整理して「設ける」、Cは「位置付け直す」と書き分けられている。生徒が課題を探究し、解決すべき課題を考察・構想する3年間のまとめの単元。

根拠:P151

かんたん中中学校社会で、地域調査を含む地域を題材にした学習を主に位置付ける方向とされた単元は?

答え単元B「私たちと社会」(仮称)

ほかの選択肢:単元A「社会へのまなざし」(仮称)/単元C「よりよい社会を目指して」(仮称)/公民的分野の地方自治

今は地理と歴史にそれぞれある地域の学習を、単元Bで両面から一体的に扱う。実施時期や方法は学校行事との連携も含め柔軟にでき、地域の人材を積極的に活用する方向。

根拠:P153P160

むずかしい中地域調査の実施率について、審議まとめが示した状況は?

答え小学校に比べ中学校が低い

ほかの選択肢:中学校に比べ小学校が低い/小中とも全校で実施/中学校だけ全校で実施

この状況を受け、中学校では新しく設ける分野横断の単元に地域調査を位置付ける。AIが進んでも、身近な題材で実感をもって学ぶことが重要とされている。

根拠:P160

かんたん小小学校4年「県内の特色ある地域の様子」で扱う地域は、審議まとめでどうする方向とされた?

答え3つの地域から2つを選ぶ

ほかの選択肢:3つの地域すべてを扱う/1つの地域にしぼる/4つの地域に増やす

今は地場産業が盛んな地域、国際交流に取り組む地域、資源を保護・活用している地域の3つを同様に扱う。2つにしぼる分、1つの地域をじっくり調べる時間をとりやすくなる。

覚え方3つを同様に→2つを選んで

根拠:P153

ふつう中中学校地理「日本の諸地域」の精選の方法として示されたのは?

答え考察の仕方が重なる2地域を関連させる

ほかの選択肢:扱う地方を1つにしぼる/世界の諸地域とまとめて扱う/高校の地理総合に移す

たとえば同じ「産業」の視点で2つの地方を続けて比べ、扱う地域の数を減らす。全体として学習内容を増やさず、重なりを整理して学びの余白を生む方針の一つ。

根拠:P153

超絶難問中中学校地理「日本の諸地域」で、地域を学ぶ基になる「考察の仕方」は全部でいくつと示された?

答え5つ

ほかの選択肢:3つ/4つ/6つ

①自然環境、②人口や都市・村落、③産業、④交通や通信、⑤その他の事象。考察の仕方が重なる2地域を関連させて学ぶことで、扱う地域の数を減らす精選の土台になる。

根拠:P153

かんたん小中高社会科の「調べまとめる技能」に新たに位置付ける方向とされた技能は?

答え情報の妥当性の確認

ほかの選択肢:情報の速報性の重視/情報の網羅的な収集/情報の発信力の強化

ネットで集めた情報の真偽や意図、背景を確かめる技能。インターネットだけでなく図書や新聞の活用も重要とされる。「だれが・いつ・何をもとに」を確かめる手順が授業に入る。

根拠:P148P159

むずかしい高社会科等の目標の見直しで、高校の「調べまとめる技能」に入る方向とされた言葉は?

答えその妥当性を吟味しながら

ほかの選択肢:「確かな」情報に基づき/網羅的かつ迅速に/教科書の記述に沿って

小中学校は「確かな」情報に基づき「適切かつ」効果的に調べまとめる技能。高校は批判的に情報を扱う視点をより重視し、妥当性の吟味まで求める。発達段階で書き分けている。

根拠:P148

ふつう小中高社会科等の新しい見方・考え方(案)で、学ぶ対象として整理された言葉は?

答え社会的事象や言説

ほかの選択肢:社会的事象のみ/自然や社会の事象・言説/様々な事象を表す自他の言葉

現実社会には事象と、それを表す言説が混ざって存在するため。ただし言説は思考のきっかけで、事象との関係の中で扱うべきものとされる。ニュースや意見の吟味が授業に入る。

根拠:P149

ふつう小中高新しい見方・考え方(案)で、社会の課題を「多面的・多角的」に考えたうえで何をするとされた?

答え確かな根拠に基づき公正に判断する

ほかの選択肢:多数派の意見に合わせる/教科書の結論を覚える/専門家の判断に従う

「よりよい社会の形成」に向けて課題を考える教科の考え方を端的に示す。授業では、立場の違う資料を比べ、根拠を確かめてから判断する場面が中心になる。

根拠:P149

むずかしい小中高従来「見方・考え方」として扱っていた具体的な視点や方法を、今後呼ぶときの呼称例は?

答え社会的な視点や方法等

ほかの選択肢:社会的な見方・考え方/公民的資質/社会的思考の型

位置や空間的な広がり、時期や時間の経過などの視点は現場に広く浸透しているため、継続性を確保する呼び方を示した。新しい「統合的な理解・総合的な発揮」の中に位置付けられる。

根拠:P149

かんたん高高校「公共」のB・Cで扱う事柄や課題の数は、審議まとめの案でどう変わる?

答え13から10へ

ほかの選択肢:10から13へ/13から8へ/12から10へ

現実社会の事柄や課題を関連付けた主題を立てやすくするための精選。協働して追究する活動では、細かな制度の解説ではなく基本的な原理に焦点を当てて利益を比べるよう示す。

覚え方公共は「13→10」で主題を立てやすく

根拠:P152P154

むずかしい高「公共」の精選で、「職業選択」と一つにまとめる例として示された事柄・課題は?

答え雇用と労働問題

ほかの選択肢:消費者の権利と責任/社会保障/金融の働き

2つの事柄・課題を「雇用と労働問題(職業選択を含む)」にまとめる例。働く前に条件を確かめることと、働く中での問題を一続きで考える授業がつくりやすくなる。

根拠:P154

ふつう高地理総合の大項目Aを作り直して設ける導入単元(仮称)は?

答え地理と私たち

ほかの選択肢:私たちと社会/世界と日本/生活圏の調査と地域の展望

地理を学ぶ意味に気付き、科目の見通しをもつための単元。科目のまとめのC(2)「生活圏の調査と地域の展望」まで全体を見通して学べるよう、導入単元と各項目を関連付ける。

根拠:P151

かんたん高地理総合の導入単元で、景観観察で集めた情報を見える化するのに活用するとされたのは?

答えGIS

ほかの選択肢:GPS/VR/SNS

GISは地図に情報を重ねて示す仕組み。地理の学習と実社会のつながりを感じさせるねらい。その後の学習でも生徒が主体的に使えるよう、解説に事例を示したり活用場面を設定したりする。

根拠:P151

超絶難問高地理探究のB(2)「現代世界の諸地域」を作り直した新項目(仮称)は?

答え現代世界の地誌的考察と課題の研究

ほかの選択肢:現代世界の系統地理的考察/世界の諸地域と国家の研究/生活圏の調査と地域の展望

今の解説にある「世界全体を隈なく取り上げるものではない」という趣旨を徹底し、テーマで区分された地域で課題を立てて地誌的に考察する。大項目Cとの接続も強める。

根拠:P151P152

ふつう高歴史総合・日本史探究・世界史探究で明記する方向とされたことは?

答え生徒の課題意識を問いとして表現させる

ほかの選択肢:用語を網羅的に暗記させる/通史を年代順にすべて扱う/教師が問いをすべて与える

生徒が表した問いを、教師がその後の学習で生かすことも明記する方向。日本史探究・世界史探究では、各単元のまとめで探究的に学習した結果を表現することも明記するとされた。

根拠:P152

むずかしい小小学校の歴史学習について、教科書がどのような構成にならないよう促すとされた?

答え通史的な構成

ほかの選択肢:人物中心の構成/文化遺産中心の構成/問い中心の構成

小学校の歴史は、人物の業績や優れた文化遺産を通して世の中の動きを大まかに理解する構成で、事象を網羅的に扱うものではないため。人物の働きを中心に問いを立てる授業が合う。

根拠:P155

かんたん小中高主権者教育で、子供が主体となって実感をもてる実践的な活動の例として挙がったのは?

答え模擬選挙や模擬議会

ほかの選択肢:特定政党の応援活動/選挙運動の手伝い/政党ポスターの掲示作業

形だけで終わらせず、多様な意見を交わして合意形成を図る活動にすることが大切とされた。政治的中立性の確保が重要で、国の通知に沿った指導が求められる。

根拠:P157P158

超絶難問中高審議まとめが示した、直近の衆議院議員総選挙での10代の投票率は?

答え43.45%

ほかの選択肢:33.45%/56.26%/63.45%

全体の投票率56.26%に比べ、10代は43.45%と低い状況が示された(総務省)。社会参画意識の課題として、主権者教育を「深める」「広げる」両面から進める根拠の一つになっている。

根拠:P145

超絶難問中中学校の調査で、「資料などから疑問を見つけたり問いを作ったりしている生徒」の割合は?

答え60%前後

ほかの選択肢:30%前後/45%前後/80%前後

令和5年度の中学校学習指導要領実施状況調査。課題を追究・解決する学習過程が求められる中で、問いづくりは4割ほどの生徒に届いていない。生徒が問いを立てる場面を意図してつくりたい。

根拠:P145

ふつう小中高AIに頼った成果物が通用しない評価の工夫として、審議まとめが例示したのは?

答え口頭試問の要素を取り入れる

ほかの選択肢:レポートの字数を増やす/AIの要約を添付させる/提出期限を短くする

ほかに、端末のテストモードでブラウザを使えない状態で根拠をもって記述させる例も。最終的には自分で考え、自分の言葉で説明し、責任を持つことを当面の基本とする。

根拠:P146P159

むずかしい中中学校公民「私たちと現代社会」の情報化の影響の学習は、どの新教科(仮称)と役割を分けるとされた?

答え情報・技術科

ほかの選択肢:技術・家庭科/情報科/総合的な探究の時間

情報化やAIなど先端技術が社会に与える影響は情報・技術科で体系的に扱い、社会科はそれによる社会の変化や課題を考える学習に重点を置く。小学校5年の「産業と情報」も同様に役割を分ける。

根拠:P153

超絶難問中高「教科書等における用語等の精選方針(仮称)」で、一定の方向性を示すことが求められる時期は?

答え令和9年秋まで

ほかの選択肢:令和8年春まで/令和10年秋まで/令和12年春まで

入試の影響もあり用語の暗記量で評価される風潮が根強く、教科書の分量が膨らんでいる。課題(問い)の解決に必要な用語にしぼる方向で、中学・高校の教科書編集に間に合わせる。

根拠:P154

かんたん高高校の地理歴史科・公民科の科目名について、審議まとめの構成(案)はどうなっている?

答え現行と同じ

ほかの選択肢:地理総合を地理探究に統合/公共を倫理と統合/歴史総合を選択科目に

科目の再編を伴うのは外国語・国語・数学で、それ以外は科目名は現行と同じ、標準単位数も現行と同程度を新単位で示す案。科目の中で、導入単元の新設や事柄・課題の精選などの見直しが進む。

根拠:P80P82

むずかしい高構成(案)の表で、「公共」の標準単位数(新単位)は?

答え4新単位

ほかの選択肢:2新単位/6新単位/8新単位

新単位は今の1単位を2つに分けたもの。地理総合・歴史総合・公共・倫理・政治・経済は4新単位、地理探究・日本史探究・世界史探究は6新単位で、量は今と同じ。

根拠:P81P82

算数・数学28問

かんたん小中高審議まとめで、小学校算数から高校数学Ⅰまでの内容を整理する共通の「分野」はいくつ?

答え6つ

ほかの選択肢:4つ/5つ/8つ

数と式、図形、変化と関係、データと確からしさ、論証、社会を読み解く数学の6つ。今の「領域」(小中)と「項目」(高校)を「分野」にそろえ、小中高の目線を合わせる。

覚え方理科は4分野、算数・数学は6分野

根拠:P167P170

ふつう小中高算数・数学の共通の6つの「分野」に含まれるのは?

答え論証

ほかの選択肢:量と測定/数量関係/関数

6つは数と式、図形、変化と関係、データと確からしさ、論証、社会を読み解く数学。「論証」は、証明などの論理的な学習を特に強めるために独立させた分野とされる。

根拠:P167資料P216

むずかしい小中高資料編の説明で、「論証」分野はどの分野に散らばっていた学習内容を独立させたもの?

答え「数と式」「図形」

ほかの選択肢:「変化と関係」「データと確からしさ」/「図形」「データと確からしさ」/「社会を読み解く数学」

論証指導を特に強めるための整理。ただし論理的に説明する活動(小)や証明などの学習(中・高)は、ほかの分野も含めて教科全体で充実を図るとされている。

根拠:資料P216

むずかしい小中高算数・数学で、各「分野」をさらに分ける「区分」の数は?

答え1〜2

ほかの選択肢:3つ程度/4〜5/6つ

区分ごと・学校種等ごとに「統合的な理解・総合的な発揮」を示す。教師が単元を考えるときに使いやすい抽象度にするため。理科は各分野を3つ程度の区分に分ける案で、数が違う。

根拠:P170

かんたん小中高算数・数学の新しい見方・考え方(案)で、「論理的、統合的・発展的」に加わった考察の言葉は?

答え批判的

ほかの選択肢:直観的/網羅的/経験的

社会でクリティカル・シンキングの重要性が高まり、メディアリテラシーも意識したため。あくまで建設的な目的での「批判的」であることを、解説で丁寧に示すとされている。

根拠:P169

ふつう小中高算数・数学の新しい見方・考え方(案)で、教科固有の視点として端的に示された言葉は?

答え数理の視点

ほかの選択肢:自然科学的な視点/数量の視点/計算の視点

小中高を通じて内容が広がり、社会で生かすものでもあるため「数理の視点」とまとめた。数や形、確からしさ、関係や変化などが例。対象も「事象や言説」と社会を意識した形になる。

根拠:P169

かんたん小先行して改めるとされた、算数の公的な英語表記は?

答えMathematics

ほかの選択肢:Arithmetic/Math Science/Numeracy

教科名称の国際通用性を確保するためで、特段の異論もなく先行実施するとされた。一方、算数・数学という教科名そのものの統一は意見の隔たりが大きく、引き続き検討課題。

根拠:P166

かんたん小小学校で、確実な定着のため学習内容や配列の改善を検討するとされた内容は?

答え割合・比・分数など

ほかの選択肢:たし算・ひき算など/時計の読み方など/図形の名前など

概念の理解が難しく、身に付いていない児童が相当数いるため。単元に入る前に既習事項(レディネス)を確かめることや、意味の理解を伴う指導が大切になる。

根拠:P165P171

ふつう小発達段階をふまえて本当に必要か点検するとされた、「足掛かり」として学ぶ事項の例は?

答え帯分数

ほかの選択肢:小数/九九/筆算

身近な事物から段階的に数学的概念に近づく中で学ぶ事項の例。教育的意義があるものは、その必要性を保護者や国民が理解できるよう解説で丁寧に説明するとされた。

根拠:P171

ふつう小速さや割合での「みはじ」「くもわ」のような指導について、審議まとめの考え方は?

答え最終的に意味理解を伴わせる

ほかの選択肢:学習指導要領で禁止する/公式として必ず暗記させる/中学校で扱う

学習指導要領に定めのある指導ではないが、単に暗記させるだけではかえって知識の習得を妨げかねないとされた。数直線や図で「なぜこの式か」を説明させる時間を入れたい。

根拠:P164

かんたん中高数学全体の見取り図や、数学と社会・職業との関係を学ぶため、中学校・高校に新設する内容は?

答え数学ガイダンス

ほかの選択肢:科学ガイダンス/数学開き/数学探究

高校では必履修の数学Ⅰに置く。入学時や学年初めの「数学開き」の実践も参考にし、体験的な活動で楽しさや好奇心を引き出す内容を検討。総授業時数を増やさないことが前提。

根拠:P167P171

むずかしい高数学ガイダンスで高校が扱う内容「数学的に考えることが〇〇を支えること」の〇〇は?

答え職業生活

ほかの選択肢:日常生活や社会/受験勉強/学校生活

中学校は「日常生活や社会を支えること」、高校は「職業生活を支えること」。ほかに、前の学校段階との接続や、内容の広がりと系統性も扱う。

根拠:P171

かんたん高審議まとめの案で、高校の数学A・B・Cはどうなる?

答え1つの新選択科目に統合

ほかの選択肢:数学Aだけ必履修になる/3科目とも廃止/数学Ⅱに吸収

重要な内容が3科目に散らばり、私大文系志望者に十分履修されていない実態などが背景。進路や興味に合わせて必要な内容を選びやすくする。単独校で難しければ遠隔授業の分担も例示。

根拠:P80P172

ふつう高数学A・B・Cを統合した新選択科目の名称として、審議まとめで例示された案は?

答え数理活用

ほかの選択肢:数学探究/応用数学/数理情報

数学Ⅱ・Ⅲと別系統の科目であることをふまえ、趣旨を簡潔に表す名前にする。「選択」の意味を記号で表す「数学E」「数学S」も例に挙がり、まだ決まっていない。

根拠:P82P172

むずかしい高構成(案)の表で、数学A・B・Cを統合した新選択科目の標準単位数は?

答え2〜12新単位

ほかの選択肢:2〜6新単位/4〜8新単位/6〜12新単位

今は数学A・B・C各2単位。内容を選んで履修する科目なので幅が広い。進路に合わせて、場合の数と確率や行列など必要な内容を組み合わせる履修が考えられる。

根拠:P80P82

かんたん高数学Ⅰに新設する、実社会の場面をもとに確率・統計・行列・数列の基礎を学ぶ内容は?

答え社会を読み解く数学

ほかの選択肢:数学と人間の活動/数学と社会生活/数学的な表現の工夫

数学Ⅰだけで卒業する生徒にも欠かせない内容として新設。数理モデル、等比数列と漸化式、確率と期待値などを扱う。「数学と人間の活動」などは今の数学A・B・Cにある項目。

根拠:P167P172

ふつう高「数学ガイダンス」「社会を読み解く数学」の新設に伴う、数学Ⅰの単位数(案)は?

答え最大8新単位程度

ほかの選択肢:6新単位/最大10新単位程度/4新単位

苦手な生徒も含めて理解できるよう、今の1単位(新2単位)程度を追加する考え方。必履修の総学習時間は1330コマから1326コマとなり、わずかに減るとされている。

根拠:P81P82

むずかしい高数学Ⅰの増加に合わせ、数学科全体の量が増えないよう減らす案とされた数学Ⅱの単位数は?

答え6新単位(3単位)

ほかの選択肢:8新単位(4単位)/4新単位(2単位)/10新単位(5単位)

数学Ⅱは数学科で唯一の4単位科目。内容を他科目へ移したり精選したりして単位数をならす。数学Ⅰ→Ⅱ→Ⅲの履修順序は引き続き維持される。

根拠:P81P171P172

むずかしい高数学A・B・Cを統合した新科目の学習内容6つに含まれるのは?

答え幾何ベクトル

ほかの選択肢:微分・積分/三角関数/指数・対数関数

6つは場合の数と確率、統計的な推測、行列、数列、幾何ベクトル、複素数と複素数平面。微分・積分は数学Ⅱ・Ⅲで発展的に学ぶ構成を維持するとされている。

根拠:P167P171P172

超絶難問高資料編に示された、現行の数学Cの履修率は?

答え34%

ほかの選択肢:45%/87%/60%

行列を含む数学Cは履修が少ない。AIやデータサイエンスの基礎になる線型代数の扱いが十分でないという指摘とあわせ、統合した新科目で必要な内容を選びやすくする背景になっている。

根拠:資料P219P165

ふつう高外部試験の合格で数学Ⅰの履修を免除する場合、対象とする級の水準は?

答え数学Ⅰ相当より上位の級

ほかの選択肢:数学Ⅰ相当の級/中学校数学相当の級/算数相当の級

まず外国語と数学の必履修科目を対象とする方向。免除した時間には、数学の発展的な学習を行う学校設定科目などを履修することが考えられる。

根拠:P175P176

ふつう高数学Ⅰの履修免除の仕組みを、大学入試対策のための早修に使うことについての評価は?

答え極めて不適切

ほかの選択肢:積極的に推奨/条件付きで推奨/特に問題ない

数学に優れた才能のある生徒の伸長支援に使うなら、「好き」を育み「得意」を伸ばす改訂の方向と合うとされた。目的によって評価がはっきり分かれる。

根拠:P176

ふつう小中高数学的推論や論証(証明)の学習を中・高で充実する理由として、必須とされた力は?

答えクリティカル・シンキング

ほかの選択肢:ラテラル・シンキング/デザイン思考/ロジカル・ライティング

変化が激しく不確実な社会では、論理的・批判的に考え判断する力が必須とされた。中学校では証明などを多くの生徒が苦手とする状況が改善していないことも背景にある。

根拠:P165P167P171

超絶難問中令和7年度全国学調で、低SESでも高SESの非実施層より数学の正答率が高かった生徒が取り組んでいたのは?

答え文字式や証明を読む+説明活動

ほかの選択肢:計算ドリルの反復+毎日の宿題/塾の利用+予習/暗記カード+小テスト

家庭の社会経済的背景(SES)が低いほど正答率が低い傾向がある中での結果。SESの影響を和らげる手がかりとして、こうした学習活動の重要性を解説でも明示すべきとされた。

根拠:P176P177

むずかしい小中高算数・数学の学習過程「数学的活動」について、今回の改訂での規定の仕方として示されたのは?

答え教科全体を通じて充実を図る旨を規定

ほかの選択肢:個々の学習内容として規定/規定から削除/高校だけで規定

探究的な学びを進める観点から、数学的活動の重要性は一層高まっているとされた。特定の単元だけの活動ではなく、毎日の授業全体で問題発見・解決を進める位置付けになる。

根拠:P178

超絶難問小中高国が示す「内容のまとまりごとの評価規準例」で、算数・数学の「内容のまとまり」とする方向とされたのは?

答え「区分」ごと・学年ごとの内容

ほかの選択肢:「分野」ごとの内容/単元ごとの内容/学期ごとの内容

評価規準例は国が示し、各学校での作成は不要にする方向。学校が作る単元の目標が、そのまま単元の評価規準になるようにする。単元の目標も「内容」を基に作る方向で検討する。

根拠:P179

ふつう小小学校算数で、社会・職業との関係はどう扱うとされた?

答え独立した内容は設けず各単元で充実

ほかの選択肢:小6に独立した単元を新設/数学ガイダンスを小学校にも設置/扱わない

小学校ではこれまでも日常生活や社会とのつながりを重視した指導がなされてきたため。中学校・高校では「数学ガイダンス」として独立した内容を新設する。

根拠:P171

超絶難問小算数で「統合的な理解・総合的な発揮」を示す単位として、小学校はどの期間を通したものとされた?

答え第1〜第6学年の6年間

ほかの選択肢:第3〜第6学年の4年間/第5〜第6学年の2年間/学年ごと

小・中学校は修了段階で身に付けてほしい姿を示し、高校は科目ごと。理科は小学校3年から始まるため、第3〜第6学年の4年間を通して示すとされている。

根拠:P170P186

理科・理数30問

かんたん小中高審議まとめで、小中高共通で理科の学習内容を整理する4つの「分野」は?

答え物理・化学・生物・地学

ほかの選択肢:エネルギー・粒子・生命・地球/力・物質・生命・宇宙/物理・化学・生物・環境

今は学校種で分野・領域の分け方や用語が違い、つながりが見えにくい。小中高で分け方をそろえて学びをつなぐ。ただし小学校の内容が難しくなるわけではないと、国が丁寧に周知する。

覚え方4領域から4分野へ

根拠:P183P186

むずかしい小中4分野への整理後、今の4領域「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」で育てていた中核的な概念はどこで表す?

答え「統合的な理解・総合的な発揮」

ほかの選択肢:各分野の名称/教科書の章立て/単元の名前

分け方は4分野に変えても、エネルギーや粒子などの考え方は捨てない。分野をまたぐ学問のつながりは「区分」と学習内容で確保するとされている。

根拠:P186

ふつう小中高理科で、各「分野」をさらに分けて「統合的な理解・総合的な発揮」を示す「区分」はいくつ程度?

答え3つ程度

ほかの選択肢:1〜2/5つ程度/8つ程度

分野単位ではなく区分単位にすることで、個々の知識がつながって身に付いた姿をイメージしやすい抽象度になる。算数・数学は各分野を1〜2の区分に分ける案。

根拠:P186

かんたん小小学校理科に新設する、分野をまたぐ課題を学ぶ学習内容は?

答え理科と日常生活

ほかの選択肢:科学ガイダンス/科学と人間生活/理科と職業

エネルギー問題や環境問題のように、一つの分野に収まらない社会の課題が増えたため。これまでの既習事項をもとに考える。社会・職業との関係だけを扱う独立の内容は小学校には設けない。

覚え方小は「日常生活」、高は「人間生活」

根拠:P184P187

かんたん中高中学校・高校に新設する、「科学とは何か」や研究倫理などを学ぶ学習内容は?

答え科学ガイダンス

ほかの選択肢:理科と日常生活/数学ガイダンス/科学と人間生活

理科の全体像と分野の関係、研究倫理、検証の方法、研究・社会とのつながりなどを学ぶ。理科を学ぶ意味を実感させ、知的好奇心を引き出す導入で、総授業時数を増やさないことが前提。

根拠:P184P187

ふつう高高校の「科学ガイダンス」は、どの科目に位置付けるとされた?

答え各「○○基礎」

ほかの選択肢:「科学と人間生活」のみ/「理数探究基礎」/総合的な探究の時間

実際は、最初に学ぶ基礎科目の冒頭である程度まとめて学び、ほかの基礎科目では内容を重点化して扱う。関連する内容は各単元でも行き来しながら指導する。

根拠:P187

ふつう中高「科学ガイダンス」の指導で、注意が必要とされたことは?

答え知識の暗記を求める指導にしない

ほかの選択肢:必ず定期テストで評価する/専門の研究者が担当する/観察・実験は扱わない

市民教養と専門教養の両方の内容をバランスよく含めつつ、教科の学びの入口として好奇心を誘うものにする。身近な主張をどう確かめるかを考える活動などが合う。

根拠:P187

かんたん高高校理科の必履修の満たし方に、新しく加える道(案)は?

答え「科学と人間生活(8新単位)」1科目

ほかの選択肢:「○○基礎」2科目/「理数探究基礎」1科目/「科学と人間生活(4新単位)」1科目

今の「科学と人間生活+基礎1科目」「基礎3科目」に加える3つ目の道。生徒の多様なニーズに合わせて、学校がより柔軟に教育課程を組めるようにするため。

根拠:P184P188

ふつう高「科学と人間生活」で、各分野の2つの学習事項の両方を履修できるようにする場合の単位数は?

答え4単位程度(8新単位)

ほかの選択肢:2単位程度(4新単位)/6単位程度(12新単位)/8単位程度(16新単位)

今は物理・化学・生物・地学の各項目で2つのうち1つを選ぶ。両方を学べば4分野を広くカバーでき、理科を4分野すべて学ばずに卒業する生徒にも科学の素養を確保しやすい。

根拠:P184P188資料P25

かんたん高高校理科の「○○基礎」→「○○」という履修順序は、審議まとめでどうする方向とされた?

答え引き続き維持

ほかの選択肢:廃止する/順序を逆にする/同時履修を必須にする

物理・化学・生物・地学の分野別の科目と、基礎科目から発展科目への順序は、親学問の系統性と学習内容の発展性から妥当とされた。

根拠:P188

むずかしい高構成(案)の表で、「物理」「化学」など各「○○」の標準単位数(新単位)は?

答え8新単位

ほかの選択肢:4新単位/6新単位/12新単位

今の物理などの4単位、基礎科目の2単位を新単位で表した値。新単位は1単位の学習量を17コマとした単位で、今の1単位の半分(17.5コマ)よりわずかに少ない。

根拠:P80P82

かんたん小中高理科の新しい見方・考え方(案)で、見方・考え方を働かせる対象として示されたのは?

答え自然や社会の事象・言説

ほかの選択肢:身近な自然の事物・現象/社会的事象や言説/様々な事象を表す自他の言葉

デマやフェイクニュースがSNSで急速に広がる時代をふまえた変更。社会の言説も、観察・実験の結果や科学的知見に基づいて客観的・論理的・批判的に考察する対象になる。

根拠:P183P185

ふつう小中高理科の新しい見方・考え方(案)で、これまでの「科学的な視点」を言い換えた言葉は?

答え自然科学的な視点

ほかの選択肢:数理の視点/実証的な視点/理科的な視点

「科学的」だと人文科学や社会科学も含みうるため、違いをはっきりさせた。具体的な中身は各校種・科目の解説で説明するとされている。

根拠:P185

むずかしい小中高現行は小学校理科だけにある「自然を愛する心情」などに代え、小中高共通で示す案とされた心情は?

答え生命を尊重する心情など

ほかの選択肢:科学技術を信頼する心情/郷土を愛する心情/実験を楽しむ心情

小学校理科が大事にしてきた自然・生命への情意を、中高にも通用する形に広げる整理。小学校では引き続き生活科との接続をふまえ、自然と関わる体験を通じて学ぶことが考えられる。

根拠:P185

むずかしい小中高資料編の探究の過程の用語統一案で、授業で言い換えてもよいとされた例は?

答え「課題」を「問い」と言う

ほかの選択肢:「考察」を「感想」と言う/「結論」を「予想」と言う/「仮説」を「結果」と言う

学校種で違っていた探究の過程の用語を「科学的な探究」の過程としてそろえる案。発達段階に応じた言い換えは何ら妨げられず、小学校の学習過程を難しくするものでもない。

根拠:資料P10P183

かんたん小中高理科は再実験などで時間を組み替えることが多いため、授業時間に何を生み出すことが不可欠とされた?

答え余白

ほかの選択肢:宿題/予習/小テスト

そのため「統合的な理解・総合的な発揮」に欠かせない内容を中心に並べ、不可欠でない内容や学年・学校種間で重なりの大きい内容は整理する。余白は再実験や条件を変えた実験に使える。

根拠:P189

超絶難問小資料編の精選の検討例で、小学校3年「風とゴムの力の働き」はどう見直す例とされた?

答え「力の働き」に見直す

ほかの選択肢:「ゴムの力の働き」に見直す/中学校1年に移す/削除して扱わない

風とゴムの2つを扱うことが不可欠とは言えないため、規定としては1つにする例。指導でもう一方を扱うことは妨げない。3年の「磁石の力」とあわせて「力」の理解を図る。

根拠:資料P26

超絶難問高科目の組替えの仕組みで、「物理基礎+物理」(現行6単位)を組み合わせて開く科目の例は何単位?

答え5〜6単位

ほかの選択肢:3〜4単位/6〜8単位/8〜10単位

単位計算を細分化しない場合の例。基礎4科目の組合せ(現行8単位)は6〜8単位。時数を減らしても知識・技能の定着が疎かにならないよう注意が必要とされる。

根拠:P190

超絶難問中高審議まとめが示した、大学入学者のうち理工系の割合は?

答え19%

ほかの選択肢:29%/35%/8%

学士で理工系を専攻する割合は男性29%、女性8%と男女差も大きい。2040年に大学・院卒の理系人材が約120万人不足するとの推計もあり、科学ガイダンス新設などの背景になっている。

根拠:P182P187

超絶難問小理科で「統合的な理解・総合的な発揮」を示す単位として、小学校はどの期間を通したものとされた?

答え第3〜第6学年の4年間

ほかの選択肢:第1〜第6学年の6年間/第5〜第6学年の2年間/学年ごと

中学校は3年間、高校は「○○基礎」「○○」の科目ごと。小・中は修了段階の姿を示せるが、高校は履修する科目や学年が学校で大きく違うため。算数は小学校6年間を通して示す。

根拠:P186

ふつう小中調整授業時数の「裁量的な時間(学習枠)」で、理科に資する取組の例として挙がったのは?

答え発展させた観察・実験の体験プログラム

ほかの選択肢:次の学年の内容の先取り授業/受験用の問題演習/定期テストの実施

学習枠は、教科等に当たらないが資質・能力の育成に役立つプログラム。研究・研修等枠では、単元構想の校内研究や学校種をまたいだ理科教育の研究などが例に挙がっている。

根拠:P190

むずかしい小中高実験計測用センサーなどの整備のため、対象設備の見直しと周知が必要とされた補助金は?

答え理科教育設備整備費等補助金

ほかの選択肢:学校施設環境改善交付金/高等学校教育改革促進基金/成長分野転換基金

センサーでデータ取得を効率化すると、分析・考察に時間を割ける。観察・実験の器具の整備が十分でない学校もあり、地域間・学校間の格差が懸念されている。

根拠:P182P192

かんたん高高校の共通教科「理数科」の探究で、対象を科学・数学に偏らせず充実が望ましいとされた課題は?

答え文理横断・文理融合(STEAM)の課題

ほかの選択肢:大学入試の過去問題/理科の実験の追試のみ/数学の定理の暗記

社会的事象や学際的なテーマも本来想定されているが、現場では選ばれにくいとされた。テーマが広がれば数学・理科以外の先生も指導に関わりやすくなる。

根拠:P195P196P197

かんたん高共通教科「理数科」の指導体制として、望ましいとされたのは?

答え数学・理科に限らない全校での体制

ほかの選択肢:数学・理科の担当者だけの体制/外部講師に任せる体制/大学教員が担当する体制

全ての教員が自主的・協働的に関われる「仕掛けづくり」が重要で、国が好事例を周知する。社会科や国語科の先生がテーマの相談役になるなどの関わり方が考えられる。

根拠:P196P198

ふつう高理数科の目標で、「課題を解決するために必要な資質・能力」を改める案とされた言葉は?

答え数理的・科学的に探究する資質・能力

ほかの選択肢:科学的に探究するために必要な資質・能力/数学的に考える資質・能力/課題を発見する資質・能力

探究には課題解決型ではないものもあるため。「探究の過程を通して」は理数科の本質として引き続き示す。対象も「様々な事象」から「事象や社会の課題」に改める方向。

根拠:P197

むずかしい高理数科の目標で扱う対象を、社会とのつながりを明確にするため「様々な事象」から何に改める?

答え事象や社会の課題

ほかの選択肢:自然の事物・現象/身近な生活の事象/数学的な事象

見方・考え方で扱う対象は「事象や社会の課題、言説」とし、批判的思考の重要性をふまえた記載にする。地域の課題をデータで確かめる探究などが考えやすくなる。

根拠:P197

むずかしい高理数科の見方・考え方で、「数学」「理科」という教科名に代えて示すとされた視点は?

答え数理的・科学的

ほかの選択肢:自然科学的/学際的・総合的/実証的・実験的

教科ベースの書き方をやめ、理数科として一つの視点を示す。理科の「自然科学的な視点」、算数・数学の「数理の視点」と並べると、教科ごとの違いが見えやすい。

根拠:P197

ふつう高理数探究基礎または理数探究の履修で、一部または全部に代えられる現行の仕組みがあるのは?

答え総合的な探究の時間

ほかの選択肢:情報Ⅰ/数学Ⅰ/科学と人間生活

探究には十分な時間が必要なため、この現行の仕組みや、単位を細かく分けて増減できる新しい仕組みの活用を、国が積極的に周知すべきとされた。

根拠:P196P198

むずかしい高構成(案)の表で、「理数探究基礎」の標準単位数(新単位)は?

答え2新単位

ほかの選択肢:1新単位/4新単位/6新単位

今の理数探究基礎1単位、理数探究2〜5単位と同程度の設定を新単位に換算した案。学習内容は探究に最低限必要なものとして、精選は特に示されていない。

根拠:P80P82P197

超絶難問高理数科の探究で大学と連携しやすくするため、大学側に設けることが有効とされたのは?

答え連絡調整を一元的に担う窓口

ほかの選択肢:高校生専用の入試枠/高校への教員派遣の義務/高校生向けの研究費

高校側が大学教員に個別に連絡するのではなく、大学が組織として対応する体制づくりを国が検討することが望ましいとされた。卒業生を含む学生の協力にも効用があるとされる。

根拠:P198

生活12問

かんたん小生活科の目標の柱書の「具体的な活動や体験」を改める案とされた言葉は?

答え身体性を伴う体験と多様な表現活動

ほかの選択肢:豊かな体験と言語活動/直接体験と探究活動/具体的な体験と振り返り

体で体験して感じ取ること(内化)と、言葉・絵・動作などで表すこと(外化)を行き来させる学び方を明確にするため。単元には体験と表現をセットで組むことが求められる。

覚え方体で感じて、表して、深める

根拠:P203

ふつう小柱書の改正で明確にするとされたのは、体験を通した「内化」と、表現活動による何との往還?

答え外化

ほかの選択肢:同化/定着/転移

例として、植物に水をやっていても成長との関係に気付いていない子が、言葉や絵で表すことで「成長には水が必要」と自覚する姿が示されている。

覚え方体験で入れて(内化)表現で出す(外化)

根拠:P203

ふつう小生活科の本質的意義の4つは「身体性」「対象と自分との関わり」「他者と自分との関わり」と何?

答え自己認識

ほかの選択肢:社会認識/自然認識/生活習慣

AIで代わりができない「実感を伴う知」を育てる教科として整理し直した。「やってみたい」から主体性が生まれ、自分のよさや可能性に気付く機会を提供するのが自己認識。

根拠:P202

かんたん小動物飼育で「学校での飼育と同等の扱い」と明確にする方向とされた「ホスティング」とは?

答え他の持ち主から借りて飼うこと

ほかの選択肢:家庭で交代して飼うこと/動画で成長を観察すること/飼育を業者に任せること

動物飼育はAI時代にこそ大切な体験として重視し、学校での飼育が基本。休日の世話などが難しい場合は、近くの動物関連施設などの動物と継続的に触れ合う機会も同等の扱いとする。

根拠:P208

ふつう小生活科で飼育する動物の範囲について、明確にするとされたのは?

答え魚や昆虫など哺乳類・鳥類に限らない

ほかの選択肢:哺乳類と鳥類に限る/哺乳類に限る/昆虫は除く

学校の実態に応じた柔軟な飼育のための整理。獣医師などとの連携、休日の管理体制、繁殖制限や災害時の対応などへの配慮も必要とされ、教師用手引きも見直す。

根拠:P208

むずかしい小審議まとめで、「架け橋期のカリキュラム」はどう位置付ける方向とされた?

答え5歳児と小1のカリキュラムの総称

ほかの選択肢:小1の1学期のカリキュラム/幼稚園3年間のカリキュラム/小1・小2の2年間のカリキュラム

スタートカリキュラムは各学校で作る一方、架け橋期のカリキュラムは全校には求めておらず、関係が分かりにくかった。概念を整理し、教育の連続性・一貫性につなげる。

根拠:P206

かんたん小スタートカリキュラムの対象とする時期について、明確にするとされたことは?

答え実態に応じて柔軟に設定できる

ほかの選択肢:入学後2週間に限る/入学後1か月に限る/1学期全体とする

様々な実施形態を例示し、国が多様なモデルや質の高い授業の動画などを示す方向。幼児教育施設と対話しながら、子供の実態に合わせて期間を見直すことが考えられる。

根拠:P206

かんたん小生活科のICT活用の位置付けで、前提とされたことは?

答え直接体験の代わりではない

ほかの選択肢:直接体験より優先する/低学年では使わない/観察の代わりに動画を見る

たとえば同じ対象を何度も撮って比べる、拡大して見る、画像を見ながら言葉にするなどの補助として使う。AI要約を含む検索で事前に調べてから対象に関わる使い方も例に挙がった。

根拠:P209

ふつう小生活科の「学びに向かう力、人間性等」の評価はどう行うとされた?

答え個人内評価

ほかの選択肢:相対評価/ABCの3段階評価/評価しない

一人一人のよさや変化、成長を丁寧に見取る。生活科全体としては他教科と同様に観点別評価を行う案で、単元ごとは形成的評価を中心に、学期末・年度末にまとめの評価をする。

根拠:P210

むずかしい小生活科で「見取る姿」に示す行動の継続的な発揮が見られたとき、評価でどうするとされた?

答え「思・判・表」に「○」を付す

ほかの選択肢:「知・技」に「○」を付す/「学びに向かう力」をAとする/評定を1段階上げる

「見取る姿」は改訂後に具体化するが、思いや願いをもった働きかけ、他者との伝え合いや協働、試行錯誤や自己調整を検討事項とする。単元を通して記録しておくことが大切。

根拠:P210

超絶難問小審議まとめで示された、幼稚園等と小学校との連携・接続の取組が不十分な市町村の割合は?

答え約65%

ほかの選択肢:約35%/約50%/約80%

令和7年度幼児教育実態調査による。幼児教育での学びが小学校で十分生かされていない状況があり、架け橋期のカリキュラムの整理やスタートカリキュラムの見直しの背景になっている。

根拠:P201

超絶難問小生活科の活動と各教科のつながりのイメージで、「見つける」活動に算数でつながる力として示されたのは?

答え数・量で捉える

ほかの選択肢:形や色で捉える/言葉に着目する/順序立てて説明する

図画工作では「形や色で捉える」。活動や題材だけでなく、資質・能力の関連でつながりを捉えることが大切とされた。年間指導計画に関連を書き込み、1年間を見通した指導にする。

根拠:P206

音楽・図工・美術25問

かんたん小審議まとめで、小学校音楽の表現は「音楽づくり」ともう1つの区分に整理する案。もう1つは?

答え歌唱・器楽

ほかの選択肢:歌唱・鑑賞/器楽・合奏/表現・創作

同じ曲を歌と楽器の両方で扱うとき、ねらいを絞った指導や評価がしにくい課題があったため。1つの教材を歌唱・器楽・合唱奏と柔軟に行き来する授業がしやすくなる。

覚え方歌う・吹くは1区分、つくるは別

根拠:P215P216P219

かんたん小中高図画工作・美術・工芸で、発想や構想をし「工夫して表現するまで」の過程全体を、どの資質・能力として示す方向?

答え思考・判断・表現

ほかの選択肢:知識及び技能/学びに向かう力/〔共通事項〕

現行は発想・構想が「思考・判断・表現」、材料や用具で工夫して表す段階が「技能」と分かれていたが、両者は連続していて区別しにくかった。作品の出来より表す過程を見取る授業につながる。

覚え方考える→表すを切らずに一続き

根拠:P212P214

ふつう小中高図画工作・美術などで、作品から特徴を見付けたり情報を読み取ったりすることを、新たに何として示す方向?

答え鑑賞に関する技能

ほかの選択肢:鑑賞に関する態度/表現に関する技能/鑑賞に関する感性

鑑賞で育てる力をはっきりさせ、効果的な指導につなげるねらい。書道では作品や書から読み取った情報を精査することなどが鑑賞の技能になる。見方の手掛かりを教える鑑賞の授業が組みやすくなる。

根拠:P216P219

かんたん高審議まとめで、高校芸術科の「Ⅰを付した科目」の導入段階に設けるとされた機会は?

答え芸術の全体像や学ぶ意味を考える

ほかの選択肢:専門の実技試験を受ける/4科目をすべて体験する/中学校の作品を作り直す

高校芸術科は選んだ科目の専門に寄りやすく、教科として目指す「芸術との関わり」が意識されにくいとされた。音楽Ⅰでも書道Ⅰでも、最初に「芸術そのもの」を考える時間をとる方向。

覚え方Ⅰの最初に「芸術とは」

根拠:P217

ふつう高高校芸術科で、科目の「まとめの段階など」に設定する例として示された学習は?

答え芸術分野に関わる探究的な学習

ほかの選択肢:実技検定に向けた集中練習/他校との合同コンクール/作品の校外販売の体験

身に付けた力をもとに芸術の意味や価値を追求し、自分や社会にとって芸術がどう関わるかを考えるねらい。導入で全体像、まとめで探究という1年の流れを意識すると計画が立てやすい。

覚え方最初は全体像、最後は探究

根拠:P217

かんたん小中高芸術系教科の評価で、年間指導計画を踏まえたうえで可能だと促すとされたのは?

答え複数の題材をまとめて総括する

ほかの選択肢:題材ごとに全観点を必ず記録する/完成作品だけで総括する/学期末の筆記テストで総括する

短い題材でも3観点すべてを記録しようとして、記録に残す評価ばかりになる実態があった。どの題材でどの観点を記録するか先に決め、ほかの時間は形成的評価に力を注げる。

覚え方記録は年間で配分

根拠:P221

ふつう小中高芸術系の評価の課題として、制作の過程での評価が難しいため、技能や思考・判断・表現を何だけで評価している現状が挙げられた?

答え完成作品

ほかの選択肢:授業中の発言/自己評価カード/鑑賞文の文字数

次期では、思考・判断・表現は歌ったり作ったりする学習の過程の中で姿を捉える方向。途中の写真や録音、構想メモを残しておくと、過程を見取る評価に近づける。

根拠:P221

かんたん小中高審議まとめでは、芸術系教科で「表現する過程など」を安易に何に委ねることは適切でないとされた?

答え生成AI

ほかの選択肢:保護者/外部講師/上級生

生成AIもデジタル学習基盤の活用に含まれるが、人間ならではの感性や身体性を土台にした創造的な表現を大切にし、ツールとして適切に使うことが重要とされた。

覚え方AIは道具、表現は自分の手で

根拠:P221

ふつう小中高漫画・アニメーションなどメディア芸術の学習は、特別なソフトウェアがなくても端末の何を使って進められることが望まれる?

答え撮影・記録、描画・加工などの基本機能

ほかの選択肢:専用のアニメ制作ソフト/有料の動画編集アプリ/学校独自の制作サーバー

図工・美術・工芸では、端末を使った漫画・アニメーション・映像の表現や鑑賞、発表・展示の機会を発達の段階に応じて充実させる方向。コマ撮りアニメなら標準のカメラ機能で始められる。

根拠:P218

超絶難問小中高審議まとめが文化芸術基本法に沿って示した「メディア芸術」の例は、映画・漫画・アニメーションと何?

答えコンピュータ等を利用した芸術

ほかの選択肢:伝統芸能/舞台芸術/書道

文化芸術基本法第8条から第12条に示される芸術・メディア芸術・伝統芸能・芸能などを「多様な芸術や文化」として扱う。伝統芸能はメディア芸術とは別のくくりである点に注意。

覚え方伝統芸能は別枠

根拠:P218

むずかしい小小学校音楽の「ハ長調・イ短調」のような具体性の高い記述は、どこへ移すことを検討するとされた?

答え内容の取扱い

ほかの選択肢:解説の付録/教科書の巻末資料/総則

授業のねらいや子供の実態に応じて柔軟に指導できるようにするため。現行では第5・6学年の歌唱・器楽の技能に具体的に書かれている。まだ「検討」の段階である点も押さえたい。

根拠:P216

むずかしい小学びの方向性を明確にする区分の例として、小学校図画工作に挙げられたものは?

答え自分と材料や場所

ほかの選択肢:自分と美術/生活や社会と美術/材料と用具の扱い

「自分と美術」「生活や社会と美術」は中学校美術の例。どちらも「自分と〇〇」の形で、子供が何と関わりながら学ぶのかが見える区分にしようとしている。

覚え方小は材料・場所、中は美術・社会

根拠:P215

ふつう小中高図画工作・美術・工芸の区分を「学びの方向性」が分かる形に整理する理由とされた課題は?

答え活動自体が目的化している

ほかの選択肢:授業時数が多すぎる/教材費の負担が大きい/作品の保管場所がない

作って終わり、見て終わりではなく、その活動でどんな資質・能力を育てるのかを教師が意識できるようにするため。題材の計画で「何が育つか」を先に書く習慣が大切になる。

根拠:P215

ふつう小中高音楽で、子供が技能の必要性を感じ実感を伴って理解できるよう、知識と技能はどう示す方向?

答え関係を明確にし一文で示す

ほかの選択肢:知識を先に別の項目で示す/技能だけを独立させて示す/鑑賞の事項の中で示す

「自分でやってわかる」ことを前提に、知識と技能の関連を意識した指導ができるようにする。たとえば息の使い方を変えて歌い比べ、響きの違いを理解する流れが想定しやすい。

覚え方やってわかる=一文で

根拠:P216P219

かんたん小中高音楽の歌唱や器楽で、様々な歌い方や楽器に適応できる技能として重視するとされたのは?

答え身体の使い方

ほかの選択肢:楽譜の暗記/音域の広さ/楽器の手入れ

芸術系では身体性を伴った技能が中核とされる。思いや意図を音で表すには、息の支えや口の形、腕の使い方など体の使い方の工夫が欠かせないという考え方。

覚え方思いを音にするのは体

根拠:P215P216

むずかしい高書道で各分野に具体的に示していた字形や全体の構成などは、どこで「書を構成する要素などの働き」として整理する?

答え〔共通事項〕

ほかの選択肢:内容の取扱い/鑑賞の事項/仮名の書の事項

漢字仮名交じりの書・漢字の書・仮名の書と鑑賞のそれぞれで細かく示していたものをまとめ、学校の実態に応じて柔軟に指導できるようにする。表現と鑑賞の関連も図りやすくなる。

根拠:P216P219

超絶難問高書道の「書の表現性」は、「線質」「字形」「構成」等の複合的な働きにより生じる何を示すものとされた?

答え変化・律動・性情

ほかの選択肢:筆順・画数・字数/楷書・行書・草書/紙・筆・墨

書道の思考・判断・表現では、この書の表現性を重視し、自分の感興や意図に基づいて創造的に表現することを示す方向。線の質や形が作品にどんな動きや味わいを生むかを考える学習になる。

覚え方線・形・構成→変化・律動・性情

根拠:P216

ふつう小中高芸術系の「見方・考え方」は、教科の系統(音楽/図画工作・美術・工芸/書道)ごとに、小・中・高でどう示す方向?

答え文言を統一して示す

ほかの選択肢:校種ごとに書き分ける/学年ごとに書き分ける/示すのをやめる

教師と子供が卒業後までを視野に共通の認識をもてるようにするため。感性や想像力を働かせることや、文化に関する視点、意味や価値を追求することを示す方向とされた。

根拠:P214

超絶難問小中高芸術系教科に関わる伝統や文化への興味・関心の調査で、否定的な回答の割合はどの程度とされた?

答え3割程度

ほかの選択肢:1割程度/5割程度/7割程度

一定の成果は見られるものの、子供が伝統や文化の意義を感じられるようにすることが課題とされた。そのため地域や文化施設、専門的な人材と連携し、本物に触れる体験を充実させる方向。

根拠:P217

超絶難問小中高芸術系教科の調査で、外部の人の協力や学校外の施設を活用した授業についての教師の肯定的な回答は?

答え小・中・高とも半数に満たない

ほかの選択肢:小・中・高とも約8割/小学校だけ半数に満たない/高校だけ9割を超える

学校から地域への一方的な依存になっている例もあるとされた。学校が自律性をもち、育てたい資質・能力と結び付けた連携にすること、国や行政が支援することが方向として示された。

根拠:P220

むずかしい小中高芸術系教科・科目の内容を表形式で構造化するときのパターンは?

答え並行パターン

ほかの選択肢:並列パターン/往還パターン/螺旋パターン

知識・技能を活用して表現と鑑賞を往還しながら力が育つため、「知・技」が全体として「思・判・表」の深まりを支える「並行」の形をとる。家庭・体育・産業教育は「並列パターン」。

覚え方芸術は並行、家庭・体育は並列

根拠:P215

かんたん小中高子供が芸術に関する様々なコンテンツに接する機会が多いことを踏まえ、発達の段階に応じて充実するとされた指導は?

答え知的財産の保護と活用

ほかの選択肢:有名作家の作品の暗記/端末の操作技能/作品コンクールへの応募

キャラクターや画像、音源に日常的に触れる子供たちにとって、作品には作った人の権利があると知ることは表現の土台になる。題材の中で他人の作品の扱い方を確かめる場面を入れたい。

根拠:P221

むずかしい高高校芸術科の12科目(音楽Ⅰ〜書道Ⅲ)について、次期の標準単位数の案は?

答え各4新単位

ほかの選択肢:各2新単位/各3新単位/各6新単位

1単位の学習量を35コマから17コマにする数え方の変更によるもので、実質は現行と同様。必履修の芸術(Ⅰの科目)は減単不可とすべきとされた。

覚え方新単位は2倍の数字=中身は同じ

根拠:P80P82P47

かんたん小中高マンガ、ゲーム、演劇、舞踊などを含む多様な芸術や文化に関する学びは、どこで充実を図るべきとされた?

答え教育課程全体

ほかの選択肢:芸術系教科だけ/部活動だけ/高校芸術科だけ

身近で興味をもちやすく、自分の可能性に気付いたり他者への共感を深めたりする機会になるため。国語の物語の創作や体育の身体表現など、他教科と連携した取組も考えられている。

根拠:P218

むずかしい高高校芸術科の教科目標の「思考・判断・表現」で、意識できるようにするとされたものは?

答え作品のメッセージ性や社会への影響力

ほかの選択肢:作品の市場価格や販売戦略/作者の経歴や受賞歴/技法の名称の正確な暗記

文化的・歴史的な意義や価値も含め、卒業後に社会との関わりが大きくなる高校段階だからこそ、芸術が社会の中でどう働くかを考えさせる。作品を「社会に向けた発信」として見る授業につながる。

根拠:P214

家庭26問

ふつう中中学校で家庭科を独立の教科にする理由として、免許や担当教員は別なのに何を1つの教科として記載していることが挙げられた?

答え評定

ほかの選択肢:時間割/教科書/授業時数

こうしたデメリットが大きいとして、家庭科を独立の教科とし、技術分野は情報・技術科とすることが適当とされた。家庭分野だけで評定の根拠を説明できる記録の取り方を今から整えておきたい。

根拠:P74P223

かんたん中審議まとめで、中学校の技術・家庭科から独立した教科とする方向が示されたのは?

答え家庭科

ほかの選択肢:技術科/生活科/家政科

技術分野は「情報・技術科」とする方向。家庭科は独立した教科として、新たに目標を検討する必要があるとされている。中学校の教育課程表や評定の欄が変わる大きな変更になる。

覚え方技・家が分かれて「家庭科」

根拠:P74P223

かんたん小中高審議まとめで、小・中・高を通した家庭科の領域はいくつに再編する案?(高校「家庭総合」を除く)

答え5つ

ほかの選択肢:3つ/4つ/6つ

現行のA家族・家庭生活、B衣食住の生活、C消費生活・環境を、A家族・家庭と生涯発達、B生活の経営と消費生活、C食生活、D衣生活、E住生活(いずれも仮称)に組み直す。

覚え方衣食住がばらけて3→5

根拠:P225P230

かんたん小中高食生活・衣生活・住生活(いずれも仮称)の3領域を並べる順として適当とされたのは?

答え食・衣・住

ほかの選択肢:衣・食・住/住・衣・食/衣・住・食

従前の順序性に加え、食育の重要性の高まりなどを踏まえた並び。ふだん口にする「衣食住」とは順番が違うので、年間計画を新領域で書き直すときに注意したい。

覚え方食育が先頭

根拠:P230

ふつう小中高生涯の生活設計と消費生活を関連付けて扱い、消費者教育や金融経済教育も明示する新B領域(仮称)の名称は?

答え生活の経営と消費生活

ほかの選択肢:消費生活・環境/家族・家庭生活/衣食住の生活

生活を営むうえでのマネジメント(営み方)に関する領域。高校で生活設計とリスク管理が別々の事項で関連付けにくかった課題を受けた整理。「消費生活・環境」は現行のC領域の名前。

根拠:P230

ふつう小中高生活を営む主体である「人」に特化して扱うことを明確にするために名付けられた新A領域(仮称)は?

答え家族・家庭と生涯発達

ほかの選択肢:家族・家庭生活/生活の経営と消費生活/家族と地域社会

現行のA家族・家庭生活が、「人」の新A領域と「営み方」の新B領域に分かれる。「家族・家庭の機能」は中学と高校で重なっていたこともあり、B領域で整理する方向。

根拠:P231

むずかしい小中高家庭科の5領域は2つの観点から整理される。「生活を構成する要素に関する領域」ともう1つは?

答え生活の基盤に関する領域

ほかの選択肢:生活の文化に関する領域/生活の環境に関する領域/生活の技能に関する領域

基盤がA家族・家庭と生涯発達とB生活の経営と消費生活、要素がC食生活・D衣生活・E住生活(いずれも仮称)。家庭科として必要な概念を確実に身に付けるための整理とされた。

覚え方基盤=人と営み、要素=食衣住

根拠:P230

かんたん小高小学校の「住まいの主な働き」は、最も効果的に概念理解ができるとして、どの学校段階に移す方向?

答え高等学校

ほかの選択肢:中学校/小学校の生活科/総合的な探究の時間

小・中・高の系統性を見直す中で、最も効果的に理解できる段階に移すという考え方。社会の変化に対応して内容を充実させつつ、全体の学習量は増やさず精選する方針の一例。

根拠:P227

むずかしい中高中学校の「家庭内の事故の防ぎ方」は、高校のどの内容の中で重点的に学習する方向?

答えライフステージに応じた住生活

ほかの選択肢:総合生活実践/生活の経営と消費生活/ライフステージに応じた衣生活

中学校の住まいの整え方で得た概念を生かし、中学の幼児、高校の乳児や高齢者の心身の特徴の学習を踏まえるほうが効果的とされた。中学校は家全体で危険を見付けて対策する学習を丁寧に行う。

根拠:P227P232

むずかしい中高高校「家庭総合」にあった「生活の営みに必要な金銭」と「生活時間などの生活資源」は、どこへ移す方向?

答え中学校の新B領域

ほかの選択肢:小学校の新B領域/家庭基礎のA領域/中学校の新E領域

小学校と高校をつなぐ中学校の内容「家庭生活と生活資源のマネジメント」で学ぶほうが効果的とされた。住まいの働きは高校へ、お金と時間は中学へと、向きが逆の移管がある点が覚えどころ。

覚え方住まいは上へ、お金は下へ

根拠:P227

ふつう中中学校の「金銭の管理と購入」と「消費者の権利と責任」を新B領域で統合し、一体的に学ぶとされたのは何と何?

答え消費と環境

ほかの選択肢:消費と健康/生産と流通/家族と福祉

現行のC(1)とC(2)を整理・統合し、思考・判断・表現の指導事項もまとめる。キャッシュレス化への対応やリスク管理を踏まえた家計管理なども、発達段階に応じて扱う方向。

根拠:P227P231

かんたん高高校のホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動は、各領域の中に置く形に改め、何という名称(仮称)にする案?

答え生活の課題と実践

ほかの選択肢:総合生活実践/家庭生活プロジェクト/課題研究

独立した領域だったが、学習が形骸化しているとの声もあり、中学校と同じように各領域の中に置く形にする。どの領域で取り組むかは年間指導計画に位置付ける。「総合生活実践」は家庭総合のF領域。

根拠:P224P228

ふつう高学校家庭クラブ活動の、探究的な学びとしての趣旨を明確にする新しい名称の案は?

答え協働探究(仮称)

ほかの選択肢:個人探究(仮称)/地域探究(仮称)/総合探究(仮称)

ホームプロジェクトは「個人探究」、学校家庭クラブ活動は「協働探究」(いずれも仮称)。一人で家庭の課題に取り組むか、仲間と学校や地域で取り組むかの違いで覚えるとよい。

覚え方ホームは個人、クラブは協働

根拠:P228

ふつう高「個人探究」「協働探究」(いずれも仮称)は、どの科目で実施する案?

答え家庭基礎と家庭総合の両方

ほかの選択肢:家庭総合のみ/家庭基礎のみ/専門教科「家庭」のみ

家庭総合だけにあるのはF領域「総合生活実践」(仮称)。ホームプロジェクトにあたる学びはどちらの科目でも行うので、家庭基礎の年間計画にも位置付ける必要がある。

根拠:P228

かんたん高高校「家庭総合」だけに新設され、地域の実情を踏まえた生活上の課題に取り組むF領域(仮称)の名称は?

答え総合生活実践

ほかの選択肢:生活の課題と実践/生活デザイン探究/地域生活と福祉

A〜Eの各領域と関連付けた問題解決的な学習を、実践的・体験的な活動を通して行う領域。家庭総合だけが6領域になる理由がこのF領域。

覚え方Fは家庭総合だけ

根拠:P227P232

むずかしい高「総合生活実践」(仮称)のテーマの方向性の例は、福祉・子育て・生活文化・環境と何?

答え防災

ほかの選択肢:金融/観光/情報

これらは5つの領域を貫くテーマの方向性。たとえば防災なら、家族の連絡、備蓄の予算、非常食、衣服、住まいの安全と、A〜Eすべての領域から問いが立つ。

根拠:P232

むずかしい高「総合生活実践」(仮称)では、教師が地域の実態等から定めたテーマの方向性をもとに、どこでテーマを設定する?

答えホームルーム

ほかの選択肢:職員会議/学校運営協議会/生徒会

方向性は教師、テーマはホームルーム、課題は生徒自身という役割分担。振り返りの段階では、他の生徒の実践も踏まえてテーマを5領域を貫いて考え直す場面を重視する。

覚え方方向性→HR→個人の課題

根拠:P232

かんたん高「家庭総合」は、家庭基礎で培う力に加え、多面的に生活を捉え、家庭や地域の生活を〇〇させる力を育成する科目。〇〇は?

答え向上

ほかの選択肢:維持/安定/継承

現行の2科目は目標や内容、教科書の記述に大きな差が見られないことが課題だった。役割をはっきり分けることで、科目選択の意味や指導の重点が見えやすくなる。

覚え方基礎は支える、総合は向上

根拠:P224P227

ふつう高食生活の学習で、「家庭総合」が科学的な理解を深めるために通すとされた活動は?

答え調理実験

ほかの選択肢:調理実習/献立コンテスト/食品工場の見学

「高校家庭科の科目の考え方」を踏まえた書き分け。たとえば加熱時間を変えて野菜の色や食感を比べ、理由を科学的に説明するような学習が家庭総合で想定される。

覚え方基礎は実習、総合は実験

根拠:P231

むずかしい高「家庭総合」の住生活で、より創造的に住まいの空間を捉えるために示された内容は?

答え3Dにより住まいを計画する

ほかの選択肢:粘土の模型で住まいを再現する/住宅展示場を見学する/間取り図を手で写し取る

家庭科では1人1台端末を問題解決的な学習の基盤と位置付け、調理や製作の様子を動画で分析する、実践の前後を画像で比べるなどの活用例も示されている。

根拠:P232P233

ふつう高「家庭総合」を複数の年次に分けて履修する場合の、見直す方向とされた現行の規定は?

答え連続する2か年で履修させる

ほかの選択肢:第1学年ですべて履修させる/3か年に分けて履修させる/最終学年で履修させる

柔軟な教育課程の編成を難しくしているため。学習が隔年になっても困らないよう、指導計画づくりの留意事項は国が示すとされた。

根拠:P224P228

超絶難問高成年年齢の引下げに伴う「原則として入学年次とその次の年次の2か年のうちに取り上げる」規定は、次期では何として明記する方向?

答えB領域(生活の経営と消費生活)

ほかの選択肢:A領域(家族・家庭と生涯発達)/E領域(住生活)/F領域(総合生活実践)

現行では「内容のC」(消費生活・環境)に付いている規定。成年年齢の引下げは令和4年度。消費者として自立する前に学ぶべき内容なので、新しいB領域に引き継がれる。

根拠:P228

超絶難問中令和5年度調査で、教科別の免許外教科担任の許可件数全体のうち、中学校技術・家庭科(家庭分野)が占める割合は?

答え約29%

ほかの選択肢:約9%/約49%/約69%

免許外教科担任の許可件数全体のうち約3割を家庭分野が占め、専門性の確保が課題とされた。国は教師向け動画コンテンツの作成などで指導力の向上を支える方向。

根拠:P225P233

むずかしい小中高家庭科では、「見取る姿」の継続的な発揮を学習過程全体で見取れた場合、どの観点に「○」を付記する方向?

答え思考・判断・表現

ほかの選択肢:知識・技能/主体的に学習に取り組む態度/総合所見

学びに向かう力は、思考・判断・表現の過程の中で個人内評価として一体的に見取る方向。課題設定から振り返りまでの過程を記録しておくことが評価の手掛かりになる。

覚え方○は思判表に付く

根拠:P233

超絶難問小中高家庭科の「見取る姿」の3要素は、「学びの主体的な調整」「対話や協働」と何?

答え初発の思考や行動・好奇心

ほかの選択肢:粘り強い取組・自己調整/知識の確実な習得/生活経験の豊かさ

自分の生活を見つめて「よりよくしたい」と願い、自分事の課題につなげようとする姿が「初発の思考や行動・好奇心」のイメージ。具体は今後検討とされている。

根拠:P233

むずかしい中高地域の高齢者が占める割合が増えていることを踏まえ、中学校・高校で扱う方向とされた学習は?

答え認知機能などの低下と関わり方

ほかの選択肢:介護福祉士の実技試験/高齢者施設の経営方法/認知症の診断の方法

認知機能、身体機能、言語機能の低下や、状況に応じた関わり方を学ぶ。地域の高齢者の方と交流するとき、聞こえにくさなどに配慮した話し方を考える授業などにつながる。

根拠:P231

技術・情報28問

かんたん中審議まとめで、中学校の技術・家庭科の技術分野をもとに創設するとされた教科の名称は?

答え情報・技術科

ほかの選択肢:情報技術科/技術・情報科/デジタル技術科

家庭科は独立した教科になり、技術分野は時数を確保したうえで情報・技術科とする。名前の「・」には、情報技術だけでなく生産技術も一体的に学ぶという意味がこめられている。

覚え方「・」を忘れない

根拠:P74P241

ふつう中新教科を「情報技術科」ではなく「情報・技術科」という名称にする理由として示されたのは?

答え生産技術も含め一体的に学ぶから

ほかの選択肢:高校の情報科と区別するため/免許を2種類にするため/教科名を短くするため

生産技術を含む多様な技術を「技術の統合」を通して領域横断的に学ぶ教科なので、その趣旨が正しく理解されるよう丁寧な周知・啓発に努めるとされた。

根拠:P241

かんたん中「情報・技術科」を構成する2つの領域は、「情報技術」領域と何?

答え情報を基盤とした生産技術

ほかの選択肢:ものづくりと生産/材料と加工の技術/情報モラルとセキュリティ

現行の技術分野はA材料と加工、B生物育成、Cエネルギー変換、D情報の4領域。情報技術を独立の領域にし、残りの3つは情報技術を基盤とする生産技術の領域にまとめる。

覚え方4領域→2領域

根拠:P72P241

ふつう中「情報・技術科」の「情報技術」領域の内容項目(仮称)として示されたものは?

答えプログラミングと自動化

ほかの選択肢:エネルギー変換とスマート化/材料加工とデジタル製作/生物育成とデータ活用

情報技術領域は「情報の表現とデジタル化」「プログラミングと自動化」「情報基盤とシステム化」の3項目。誤答の3つは生産技術領域の項目で、合わせて7項目になる。

覚え方デジタル化・自動化・システム化

根拠:P241P252

ふつう中生産技術の3項目を横断的・統合的に扱い、複数の技術を組み合わせて課題を解決する新しい内容項目(仮称)は?

答え技術の統合

ほかの選択肢:技術の融合/技術の総合演習/ものづくり探究

自動運転や介護ロボットのように、技術が組み合わさって働く仕組みを理解し活用するねらい。まとまった時間を確保できるよう、柔軟な指導計画を可能にすることが考えられている。

根拠:P241P252P254

ふつう中情報・技術科の生産技術で、情報技術との関わりを強める例として挙げられたのは?

答え3Dプリンターやシミュレータ

ほかの選択肢:のこぎりやかんなの使い方/木材の種類の暗記/手作業による検品

材料と加工・生物育成・エネルギー変換を受けつぐ内容でも、デジタルとの関わりを強める。国は3Dプリンター等の整備状況の把握・可視化や、財政措置の検討も進めるとされた。

根拠:P241P262

かんたん小審議まとめで、小学校の総合的な探究の時間に付加する方向とされたのは?

答え情報の領域

ほかの選択肢:情報科/プログラミング科/情報の時間

小学校総合は「探究の領域」と「情報の領域」の2つで構成する案。情報の領域は探究や各教科の学びを支える土台とされ、情報技術の学習自体が総合の目的と誤解されないよう位置付けられた。

覚え方小は教科でなく「領域」

根拠:P240

ふつう小小学校総合の「探究の領域」と「情報の領域」の標準授業時数は、どう設定するとされた?

答えそれぞれ別に設定する

ほかの選択肢:合わせて1つで設定する/情報の領域には設定しない/探究の領域の内数で示す

情報の領域を一定の独立性をもったまとまりとして位置付けるため。時数が別なので、情報の時間が探究の時間に食い込むのを防ぎ、両方を計画的に確保しやすくなる。

根拠:P78P240

かんたん小「情報の領域」で、探究のプロセスの中で情報技術を学び、実際の課題解決に活用する小単元の名称は?

答えミニ探究ユニット

ほかの選択肢:情報ブロック/探究モジュール/デジタル小単元

探究に位置付けにくい基礎的な内容は独立した「情報ブロック」で学び、両方を組み合わせる。ミニ探究の例として、マイルールづくりやロボットを動かすプログラムが示されている。

覚え方使うはユニット、基礎はブロック

根拠:P240P251

かんたん小中高小・中・高を通して整理された情報活用能力の3つの構成要素は、「活用」「適切な取扱い」と何?

答え特性の理解

ほかの選択肢:情報モラル/基本的な操作/プログラミング

小学校は「活用」を中心に体験的に、中学・高校は抽象的・科学的な理解が必要な「特性の理解」をより重視する。発達段階で重点が移っていくと捉えると系統が見えやすい。

覚え方使う・守る・しくみを知る

根拠:P239P240P241

むずかしい小「情報の領域」で必要となる時数の目安(各学年最大)で、3・4年は何コマ程度とされた?

答え30コマ程度

ほかの選択肢:15コマ程度/35コマ程度/70コマ程度

学習活動を最小単位で積み上げた最大値の見込みで、標準授業時数の実数は今後示される。1学期に集中的に配置するなど、学校ごとの工夫も可能とされている。

覚え方3・4年30、5・6年35

根拠:P78

むずかしい中「情報・技術科」の時数の目安(各学年最大)で、1・2年は何コマ程度とされた?

答え70コマ程度

ほかの選択肢:35コマ程度/50コマ程度/105コマ程度

現行の技術分野に含まれる内容を含んだ時数。各学年の最大の見込みであり、具体の標準授業時数は今後精査して示される。

覚え方1・2年70、3年35

根拠:P78

かんたん小中新教科・領域の時数を確保するため、小3以上の多くの教科等から一律に減じるとされた割合(現時点の試算)は?

答え3〜4%程度

ほかの選択肢:1〜2%程度/5〜6%程度/10%程度

総時数を増やさない前提で、特定の教科から削るのは適当でないとされた。現在35コマ以下の教科等は、週1コマ程度は必要として減じない。具体の数字は今後示される。

覚え方広く薄く3〜4%

根拠:P79

かんたん小中新教科・領域を先行実施する経過措置は、小学校では何年度から段階的に講じる方向?

答え令和10年度

ほかの選択肢:令和9年度/令和11年度/令和12年度

全面実施(小は令和12年度、中は令和13年度の想定)を待つと、社会の変化に育成が遅れかねないため。小学校から先に始めることで中学校への接続もなめらかになる。

覚え方小は10、中は11

根拠:P262

かんたん高高校情報科の科目構成について示された方向は?

答え情報Ⅰ・情報Ⅱの構成を維持

ほかの選択肢:情報Ⅰを廃止して再編/情報Ⅲを新設/情報Ⅰを選択科目に変更

情報Ⅰが共通必履修になったのは前回改訂で、共通テストへの追加も最近のため、安易な変更は混乱を招くとされた。そのうえでAIやデータサイエンスの内容を加える。

根拠:P242

むずかしい高審議まとめに書かれている、情報Ⅰが大学入学共通テストに追加された年度は?

答え令和7年度

ほかの選択肢:令和4年度/令和6年度/令和8年度

科目構成を維持する理由の一つ。追加されたばかりで科目を組み替えると現場が混乱するため、構成は保ちつつ中身を充実させる方針になった。

根拠:P242

むずかしい高情報Ⅱの最後の内容項目(仮称)は「PBLによる〇〇の実践」。〇〇は?

答え価値創造

ほかの選択肢:課題解決/社会貢献/地域連携

両科目とも、学んだことを総合的に活用する課題解決型の学習を最後に置く案。情報Ⅱでは作ったものを実際に使い、改善を何度も重ねる過程を学ぶため、単位の弾力化も考えられている。

覚え方Ⅰは解決、Ⅱは創造

根拠:P242P261

むずかしい高情報Ⅱの内容項目(仮称)として示されたものは?

答え社会課題とデータサイエンス

ほかの選択肢:情報デザインとデザイン思考/アルゴリズムとシステム開発/データ分析とモデル化

情報Ⅱは「社会課題とデータサイエンス」「コンテンツデザイン」「AI」「先端技術と情報システムデザイン」「PBLによる価値創造の実践」。誤答の3つは情報Ⅰの項目。

根拠:P242

ふつう高情報Ⅱの単位数について示された方向は?

答え一定の幅で柔軟に配当できる

ほかの選択肢:2新単位に固定する/必履修にして増単する/単位をやめて時数で示す

実社会の課題を探究的に解決する学習を充実させるため。標準単位数は情報Ⅰ・Ⅱとも4新単位の案で、情報Ⅱは追加で単位を配当できる例を解説等で示す方向。

根拠:P82P242P256

超絶難問高単位の柔軟化の工夫例で、情報Ⅰと「それぞれの一部を取り出して一体化した科目」をつくる相手とされた科目は?

答え数学Ⅰ

ほかの選択肢:公共/理数探究基礎/物理基礎

数学Ⅰ・情報Ⅰで学ぶ統計やデータ活用をもとに課題解決に活用する力を育て、大学の数理・データサイエンス・AI教育につなげるねらい。情報Ⅰと情報Ⅱを一体化した科目の例もある。

根拠:P259

超絶難問中高令和7年度時点で、中学校技術分野の担当教員のうち「臨時免許状所有者」は何名とされた?

答え543名

ほかの選択肢:47名/97名/1,863名

高校情報科は臨時免許状47名・免許外97名。「危機的な課題」とされ、オンラインの免許法認定講習の充実や、複数校指導・遠隔授業の実証、外部人材の活用が進められる。

根拠:P239P262

むずかしい中新課程の授業実践のための研修コンテンツを国が作成・提供するとされた期限は、中学校向けで?

答え令和10年度末

ほかの選択肢:令和9年度末/令和11年度末/令和12年度末

小・中・高のすべての担当教員に研修を行い、特に中学校は教育委員会と連携して国が説明会や研修を行う。期限は、先行実施が始まる年度の前年度末にあたる。

覚え方研修は先行実施の前年度末まで

根拠:P261

ふつう小中高国が作る授業動画を含む学習者用教材は、技術の進展で古くならないよう、少なくともどのくらいの頻度でアップデートを図る?

答え1年に1度程度

ほかの選択肢:3年に1度程度/5年に1度程度/学習指導要領の改訂ごと

教師が過度な負担なく授業できるよう、授業でそのまま使える教材を国が開発する。公表のおおよその時期を前もって伝え、事前に視聴する時間を確保できるようにすることも含まれる。

根拠:P240P262

むずかしい小中高「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン」の改定時期として示されたのは?

答え令和8年度中

ほかの選択肢:令和9年度中/令和10年度中/学習指導要領の告示と同時

すべての学校で生成AIを適切に使えるようにするための参考資料。改訂を待たずに示し、周知・啓発、研修、環境整備もあわせて行うとされた。

根拠:P262

ふつう小中高AIへの指示も含める形で捉え直された「プログラミング的思考」は、どの学校段階で育成すべきと整理された?

答え小・中・高のすべて

ほかの選択肢:小学校のみ/中学校のみ/高校のみ

AIが作ったコードにも誤りがあるため、学習が不要になるわけではない。目的に応じてAIに指示し、出てきたものを論理的・批判的に評価・改善し、責任を持って使うまでを含む考え方に広げた。

覚え方AI時代こそ確かめる力

根拠:P249

むずかしい小情報の領域の例示で、情報を発信・再構成する体験を通して「AIの出力を含め情報を鵜呑みにしない姿勢」を育むとされた学年は?

答え第4学年

ほかの選択肢:第3学年/第5学年/第6学年

3年は情報の特徴や偽・誤情報を理解、4年は発信・再構成の体験からうのみにしない姿勢、5・6年はSNSの特性やエコーチェンバー、フィルターバブルも踏まえて多角的に判断する力へ発展させる例。

根拠:P251

超絶難問中調整授業時数制度で情報・技術科は対象教科等とされたが、35コマ以下になる場合に対象外となるのはどの学年?

答え第3学年のみ

ほかの選択肢:第1学年のみ/第1・2学年/全学年

3年は時数の目安が最大35コマ程度とされている学年。制度を使って数学に「データ」の内容を上乗せしたり、「情報活用能力を重点的に育成する時間」を創ったりする工夫例も示された。

根拠:P259

超絶難問小中高文部科学省が条件整備の取組を整理したプランの名称は「情報活用能力の抜本的向上を支える〇〇」。〇〇は?

答え指導体制改善プラン

ほかの選択肢:教員確保緊急プラン/学習環境整備計画/デジタル推進工程表

令和8年7月30日時点のプランとして、研修の充実、効果的な指導体制、免許状保有状況の改善などを体系的に整理。今後も施策を追加し随時改訂するとされた。

根拠:P261

体育・保健体育25問

かんたん小小学校1〜4年の体育は、何の要素を取り入れた学習として再整理する方向?

答え遊び

ほかの選択肢:競技/体力測定/鍛錬

幼児教育とのつながりを踏まえ、子供が夢中になって試行錯誤する中で多様な動きを身に付けるねらい。「運動遊び」はやらされる活動ではなく、教師の意図をもって計画する活動とされた。

覚え方「やらされる」から「やってみたい」へ

根拠:P270

かんたん小小学校4年までの体育は、具体的な運動のやり方を示すことを改め、何を軸に示す方向?

答え身に付けたい「動き」

ほかの選択肢:運動の種目名/体力テストの記録/競技の公式ルール

学習指導要領の具体的な運動を欠かさず行うことが教師・子供の負担になる状況を解消するため。ねらいとする動きは解説や指導参考資料で分かりやすく示すとされている。

根拠:P272

かんたん小中高体育で、公正・協力・責任・参画・共生・健康・安全といった態度に関する要素は、何として整理し直す方向?

答え運動との関わり方

ほかの選択肢:スポーツマンシップ/運動に向かう姿勢/集団行動の規律

意思的な部分だけを見る指導や評価は、なぜそうするのかの理解を伴わない形式的なものになりやすいとされた。理由と行い方を教える指導に変わる。

覚え方態度は「関わり方」として教える

根拠:P267P268

ふつう小中高「運動との関わり方」は、主にどの資質・能力を中心として再整理する方向?

答え知識及び技能

ほかの選択肢:学びに向かう力、人間性等/思考力、判断力、表現力等/体力

「なぜそうするのか」の知識と、実際の行い方の技能に着目する。現行は学びに向かう力に入っていた要素。評価が態度主義的にならないよう、指導と評価のイメージは今後さらに検討される。

根拠:P268P269P274

ふつう小中高体育の「愛好的な態度」は、「学びに向かう力」に引き続き位置付けたうえで、どんな名前で示す案?

答え運動やスポーツの多様な楽しみ方を目指す態度

ほかの選択肢:運動やスポーツに進んで親しむ態度/生涯にわたり運動を愛好する態度/最後まで粘り強く取り組む態度

(仮称)。「する」「みる」「支える」などの多様な楽しみ方を目指す姿を、いっそう積極的に価値づけるため。公正・協力などとは扱いが違い、学びに向かう力に残る点が覚えどころ。

覚え方愛好は残る、公正・協力は移る

根拠:P269

かんたん中高中学校・高校の体育の領域「体育理論」は、何という名称に改める案?

答えスポーツ理論

ほかの選択肢:運動理論/健康スポーツ論/スポーツ科学

多様な楽しみ方の視点や、文化・経済・教育面からの捉え方、安全な行い方を学ぶ領域。改正スポーツ基本法の趣旨にも留意して内容を改善し、目標の「豊かなスポーツライフ」との整合を図る。

根拠:P270

かんたん高高校の専門学科の教科「体育」は、その性格をより的確に表すため、何に名称を改める案?

答えスポーツ

ほかの選択肢:スポーツ科学/健康スポーツ/体育スポーツ

スポーツの推進・発展の担い手を育てることを軸にする。実際の指導が「する」に偏りがちだったため、「みる」「支える」「知る」も含めて学ぶ。共通教科の保健体育の名前は変わらない。

覚え方変わるのは専門学科だけ

根拠:P265P271

ふつう小中高体育の分野の学習は、何年間のまとまりごとに計画的に学ぶことを基本とする方向?

答え2年間

ほかの選択肢:1年間/3年間/4年間

2年間で学ぶ内容を分かりやすく示し、毎年同じ時期に入れがちな運動を意図的・計画的に見直すことを促す。そこで生まれた「余白」を学びの質を高める活動に使える。

覚え方2年で計画、余白を生む

根拠:P272

ふつう高指導内容が積み上がりすぎないよう、高2以上(最終段階)で示す技能は、現行のどの程度を位置付けることを基本とする?

答え中3〜高1程度

ほかの選択肢:中1〜中2程度/高2〜高3程度/小5〜小6程度

仲間とともに楽しさを十分に味わえるようにするため。子供の状況に応じて発展的な学習に取り組む工夫の余地があることも分かりやすく示すとされた。

根拠:P272

むずかしい小中体育の系統性で、小5〜中2の時期はどう名付け直す方向とされた?

答え多くの領域の運動を経験しスポーツの基礎に触れる時期

ほかの選択肢:多くの領域の学習を経験する時期/各種の運動の基礎を培う時期/運動の楽しさを深める時期

「多くの領域の学習を経験する時期」は現行の名前。筋骨格系や呼吸循環器系が発達する時期で、ルール等を簡易なものとした運動を通した学びを基本とする。

根拠:P265P268

かんたん小中高体育の学習の系統性は、小1〜高3の12年間を何年ごとのまとまりで捉える?

答え4年ごと

ほかの選択肢:2年ごと/3年ごと/6年ごと

小1〜4、小5〜中2、中3〜高3の3つの時期。神経系、筋骨格系・呼吸循環器系、運動機能の発達の完成と、体の発達に合わせた区切りになっている。計画は2年のまとまりが基本。

覚え方時期は4年、計画は2年

根拠:P265P268

むずかしい小中小5〜中2の体育は、何を通した学びを基本に整理する方向?

答えルール等を簡易なものとした運動

ほかの選択肢:公式ルールに沿った競技/体力向上のトレーニング/興味に応じた種目の選択

単に技能の水準を下げるのではなく、「好き」「楽しい」を育てながら楽しみ方を少しずつ広げる趣旨。選択制は中3からの時期で引き続き行う。

根拠:P270

かんたん小中高保健で、未知の健康課題にも対応できるよう整理して示すとされたのは、健康・安全の「概念」と何?

答えそれに関わる原則

ほかの選択肢:それに関わる法令/それに関わる統計/それに関わる習慣

知識をため込むだけでなく、生涯にわたって適切に意思決定や行動選択できる力を育てるため。評価も単なる暗記ではなく、概念と原則に照らして見ることを充実させる。

覚え方なぜ起きる+どうすればよい

根拠:P266P267P274

むずかしい小中高保健の「概念」は、ある事柄について何を表すものと整理された?

答えどんな要素が関連して起きるか

ほかの選択肢:どう働きかければ良い結果になるか/いつの学年で学ぶべきか/誰が責任を負うべきか

「どう働きかければ望ましい結果になるか」は「それに関わる原則」のほう。たとえば事故がどんな要因の重なりで起きるか(概念)と、どう防ぐか(原則)をセットで学ぶ。

覚え方概念=なぜ、原則=どうする

根拠:P267

ふつう中中学校の保健は、「個人生活を中心とした健康・安全に関する内容」をどのように学ぶ系統に再整理する方向とされた?

答え科学的に

ほかの選択肢:実践的に/総合的に/体験的に

中学校は抽象的な概念も理解できるようになる段階だから科学的に。小学校はまず主体的に受け止められるよう実践的に、高校はライフステージや社会との関わりも意識して総合的に学ぶ。

覚え方小は実践、中は科学、高は総合

根拠:P268

超絶難問中体育と保健で共通性が高い内容の例で、中1保健「心の健康」とともに挙げられた中2体育理論の内容は?

答え運動やスポーツの効果

ほかの選択肢:運動やスポーツの多様性/文化としてのスポーツの意義/スポーツの文化的特性

どちらもストレスへの対処と運動を扱っている。重なる内容は、その段階でどんな資質・能力を育てたいかを踏まえて慎重に整理し、適切な取扱いになるよう改善を促すとされた。

根拠:P272

むずかしい小中高教科書等で繰り返し丁寧に示されている内容の例として、審議まとめが挙げたのは?

答え健康には運動・食事・休養及び睡眠が関係

ほかの選択肢:喫煙や飲酒は健康を損なう/けがの応急手当の手順/感染症予防の三原則

学習指導要領や解説で示す以上に教科書で何度も扱われている内容は、個別の知識の指導に偏らないよう、扱い方の見直しを促すとされた。精選で生まれた時間を探究的な学習に回すイメージ。

根拠:P272

むずかしい高体育と保健を具体的に関連付ける例で、高校体育「実生活に生かす運動の計画」と組み合わされた保健の内容は?

答え健康に関する環境づくりと社会参加

ほかの選択肢:生涯を通じる健康/安全な社会生活/現代社会と健康

心と体を一体として捉えるため、関連を図りやすい内容を現場の創意工夫を妨げないよう整理して示すことも考えられている。単元配列で2つを近づけるだけでも関連が見えやすくなる。

根拠:P271

かんたん小中高審議まとめが水泳授業の教育的意義として整理したものの一つは?

答え水難事故から身を守る力につながる

ほかの選択肢:競泳の記録向上を目指せる/全員が4泳法を習得できる/夏の体力測定を兼ねられる

ほかに、水に親しむ楽しさを味わうこと、陸上と異なる環境で多様な動きに取り組めることが挙げられた。引き続き全ての子供の学習機会を確保し、中学校以降の安全指導の整理も期待されている。

根拠:P274

むずかしい小中高持続可能な水泳授業のため、プール管理について教師の負担軽減の観点から考えられるとされたのは?

答え指定管理者制度や民間への委託

ほかの選択肢:保護者による当番制/教員の夏季輪番制/児童生徒の清掃当番

活動場所も、学校のプールだけでなく社会体育施設と集約化・複合化した地域のプールの活用など、地域の状況に応じた中長期的な対応が必要とされた。

根拠:P274

ふつう小中高昨今の暑さへの対応で、安全管理に取り入れることも含めるとされた、暑さに体を慣らす取組は?

答え暑熱順化

ほかの選択肢:耐暑トレーニング/高温適応訓練/水分制限

実効的かつ現実的な安全管理、実施内容・場所・時期の工夫、体育館等における計画的な空調整備の3つを基本とする。年間計画で暑い時期に何を置くかを見直すきっかけになる。

根拠:P273

超絶難問小中高運動やスポーツの「多様な楽しみ方」に含める要素として、「する・みる・支える・知る」に加えて改正スポーツ基本法が示す2つは?

答え集う・つながる

ほかの選択肢:競う・高める/学ぶ・教える/鍛える・挑む

行動と、楽しさを味わうという結果が直接結び付くため、まとめて「多様な楽しみ方」と表現すると整理された。体育の見方・考え方のキーワードにもなっている。

根拠:P267

超絶難問小中高審議まとめが、運動やスポーツを通じた社会課題解決への期待の高まりとして触れたスポーツ基本法の改正は、何年?

答え令和7年

ほかの選択肢:令和5年/令和6年/令和8年

部活動の地域展開が進むことも背景に、学校で運動やスポーツを学ぶ本質的な意義を明確にする必要があるとされた。スポーツ理論や専門学科「スポーツ」の改善もこの法の趣旨に留意する。

根拠:P265

ふつう小中高性犯罪・性暴力の課題に関し、国の教材の内容と学習指導要領との関連を分かりやすく示すとされた教育は?

答え生命(いのち)の安全教育

ほかの選択肢:心のバリアフリー教育/情報モラル教育/防災安全教育

一人一人の発達に応じた指導が必要な事柄は、保護者の理解を得て外部の専門家の協力も得ながら個別の指導などで扱う。学習指導要領は現場の指導をためらわせない書き方を検討する。

根拠:P271

超絶難問小中運動に関する内容のまとまりの例は「体つくり運動」「器械運動」「陸上運動」「水泳運動」「表現運動」「ボール運動」と何?

答え武道

ほかの選択肢:ダンス/体育理論/体ほぐしの運動

小4〜中2段階の中学校をイメージした例示。保健は「健康な生活」「身体の機能の発達」「心の健康」「傷害の防止」「疾病の予防」「健康と環境」の6つ(中学校段階の例示)を基本とする。

根拠:P268

道徳26問

かんたん小中審議まとめで、道徳科は「考え、議論する道徳」への転換のフェーズから、何のフェーズに移るとされた?

答え「考え、議論する道徳」の実装

ほかの選択肢:「考え、議論する道徳」の導入準備/読み物中心の道徳への回帰/道徳科の教科外への移行

目標・評価・内容項目の骨格は維持し、「考え、議論する道徳」を全ての教室で実際に行う段階と位置付けた。だから改善の中心は、複数時間や深める教材など授業の進め方になる。

覚え方「転換」から「実装」へ

根拠:P304P306P308

かんたん小中1つの教材を「複数時間」で扱う場合、2コマ目はいつ行うことが念頭に置かれている?

答え翌週

ほかの選択肢:同じ日の連続したコマ/翌月/次の学期

1時間に1教材だと心情の読み取りで時間切れになりやすい。1週間あけて2コマ目に「深める教材」や話し合い・役割演技を入れ、じっくり考える時間をつくるイメージだ。

覚え方連続2コマでなく「翌週へ」

根拠:P309

かんたん中審議まとめで示された、中学校の教科書の「深める教材」の数の目安は?

答え13

ほかの選択肢:8/4/22

読み物教材を精選し、深める教材と合わせて35コマ分とする目安。小学校は高学年8・中学年4・低学年0。数は国が示す教科書のイメージとしての目安だ。

覚え方中13・高8・中4・低0

根拠:P312

むずかしい小「深める教材」の数の目安で、小学校低学年はいくつとされた?

答え0

ほかの選択肢:4/8/2

低学年では複数時間の運用に慎重であるべきとの意見もあり、発達の段階に応じて段階的に考えるとされた。中学年4、高学年8、中学校13と学年が上がるほど増える。

覚え方低学年はゼロからスタート

根拠:P312

ふつう小中精選した読み物教材と「深める教材」を合わせて、教科書の教材は何コマ分とすることが適当とされた?

答え35コマ分

ほかの選択肢:34コマ分/50コマ分/70コマ分

今の教科書は各学年35コマ分の読み物教材が基本で、「1時間1読み物」につながっていると指摘された。総量は変えずに中身を入れ替え、複数時間で深める授業を後押しする考え方だ。

根拠:P312

かんたん小中道徳科の「深い学び」の2つの視点は、「多面化・多角化」と何?

答え自我関与

ほかの選択肢:心情理解/価値の注入/規範の確認

一面的な見方から多面的・多角的に広がるか、自分との関わりで価値の理解が深まるかを見る。登場人物の気持ちを読み取るだけ、分かりきった善悪を言わせるだけの授業から抜け出す手がかりだ。

覚え方「広がる」と「自分ごと」

根拠:P308

ふつう小中問題解決的な学習で扱う「問題」の例は、平成28年の報告の4項目から何項目に整理して示される?

答え2項目

ほかの選択肢:3項目/5項目/6項目

4項目は互いの関係が分かりにくく授業に結び付けにくいと指摘された。そこで「価値の実現をめぐる葛藤」と「価値の対立をめぐる葛藤」の2つに絞り、解説で例示する方向だ。

根拠:P311

ふつう小中「何がよいかは分かっているが、行動するのが難しい」状況は、どの葛藤として整理された?

答え価値の実現をめぐる葛藤

ほかの選択肢:価値の対立をめぐる葛藤/価値の理解をめぐる葛藤/価値の選択をめぐる葛藤

例は「本当のことを言うべきだが、ごまかしてしまう(正直、誠実)」など。一方を取ると他方が損なわれるのが「価値の対立」。教材をこの2つの見方で点検すると、問いが立てやすくなる。

覚え方実現=自分の中、対立=価値どうし

根拠:P311

超絶難問小中「価値の対立をめぐる葛藤」の具体例で、「友情、信頼」と対立する内容項目として挙げられたのは?

答え公正、公平、社会正義

ほかの選択肢:規則の尊重/遵法精神、公徳心/生命の尊さ

ほかに「相互理解、寛容」と「規則の尊重」、「自由と責任」と「遵法精神、公徳心」なども例示。価値の対立を扱うときは、主題に関連して複数の内容項目を設定できると解説で明確化する方向だ。

根拠:P311

かんたん中現行の中学校学習指導要領で、道徳科の指導は誰が行うことが「原則」とされている?

答え学級担任

ほかの選択肢:道徳教育推進教師/学年主任/管理職

次期は、学校の実態に応じて教師が交代で学年・学級を回る「チームで行う道徳授業」を導入できると明確化する方向。同じ教材で繰り返し授業し、経験の浅い教師も含めて指導力を高められる。

根拠:P315

むずかしい小中「チームで行う道徳授業」を導入する際、それだけが目的にならないよう注意されているのは?

答え教師の負担軽減

ほかの選択肢:指導力の向上/授業の質の向上/考え、議論する道徳の実装

あくまで「考え、議論する道徳」をよりよく行うための方策。子供の成長を見取りにくい、低学年では同じ先生の方が安心して話せる、といった留意点もふまえて導入を考える。

覚え方楽になるためでなく、深めるため

根拠:P315

ふつう高高校の「人間としての在り方生き方に関する中核的な指導の場面」に、新たに加える案が示されたのは?

答え総合的な探究の時間

ほかの選択肢:理数探究/現代の国語/学校設定教科

今は公民科(公共、倫理)と特別活動。総合も自己の在り方生き方を考える学びとして位置付ける。ただし、総合の中で道徳教育のために別に時間をとる必要はないと明記されている。

根拠:P305P327

むずかしい高高校の道徳教育の全体計画も、小・中学校と同じように何を記載する方向とされた?

答え重点目標

ほかの選択肢:年間授業時数/道徳科の評価規準/教科書の採択方針

現行の高校は「指導の方針や重点」を明らかにするとされ、小中の「重点目標」との違いが分かりにくいと指摘された。小・中・高の規定に連続性を持たせ、道徳教育の接続を分かりやすくする。

根拠:P304

かんたん小中道徳科の評価は、他の子との比較ではなく、どのような評価として行う考え方が維持される?

答え個人内評価

ほかの選択肢:相対評価/数値による評価/内容項目ごとの評価

数値でなく記述で、内容項目ごとでなく大くくりのまとまりで、成長を認め励ます評価。調査書に書かず入試にも使わない。次期もこの考え方をそのまま維持する方向だ。

根拠:P308

ふつう中中学校[家族愛、家庭生活の充実]の「父母,祖父母を敬愛し」は、例えばどう見直す案とされた?

答え「父母、祖父母等の家族」

ほかの選択肢:「保護者や身近な大人」/「家族や地域の人々」/「両親や兄弟姉妹」

家族関係のさまざまな実態になじまない部分があるとの指摘を受けた見直し。「例えば」とされ最終的な文言は未確定。授業でも多様な家族の形をふまえた配慮が求められる。

根拠:P307

むずかしい中中学校[友情、信頼]の「心から信頼できる友達をもち」は、例えばどう見直す案とされた?

答え「友達と互いに信頼し合い」

ほかの選択肢:「多くの友達と仲よくし」/「友達を大切にし」/「よき友人を選び」

友人関係のさまざまな実態になじまない部分があるとの指摘から。「友達をもつ」ことを求める書き方から、互いの関係を築く書き方へ。四つの視点と内容項目の枠組み自体は維持する。

根拠:P307

ふつう小小学校低学年[節度、節制]で、子供の主体性を抑える趣旨ではないと解説で明確化するとされた文言は?

答え「わがままをしない」

ほかの選択肢:「うそをついたりごまかしたりしない」/「友達と仲よくし」/「約束やきまりを守り」

子供の主体性を過度に否定・抑制するニュアンスで受け取られる場合があると指摘された。あくまで「規則正しい生活」に関わる文言で、中学年の「節度ある生活」につながるものと解説で示す。

根拠:P307

超絶難問中平成27年の教科化の際、中学校の道徳の内容項目の数は24からいくつに見直された?

答え22

ほかの選択肢:20/19/26

同時に小学校低学年は16→19、中学年は18→20、高学年は22のまま。次期は四つの視点と内容項目の枠組みを維持し、一部の文言だけを見直す方向だ。

根拠:P307

ふつう小中情報モラルで「してはならない」と分かっていることも、何との関係で考え議論するとされた?

答えなぜしてしまうのかという心の弱さ

ほかの選択肢:法律の罰則の重さ/学校の校則の内容/端末の操作方法

個人情報を出さない、誹謗中傷をしない、は分かっていても起きる。デジタル・タトゥーや闇バイトなどのリスクが増えた今、「なぜしてしまうのか」まで掘り下げて考え議論する扱いに見直す。

根拠:P314

超絶難問小中炎上投稿のリポストなど単純な正誤で判断しにくい問いに関わる、「曖昧さに耐えること」を何という?

答えネガティブ・ケイパビリティ

ほかの選択肢:レジリエンス/メタ認知/セルフ・コンパッション

情報への接触が低年齢化する中、複数の価値が関わり白黒をつけにくい問い(匿名での不満の発信、不確かな事件情報の拡散など)と向き合う機会を設けるよう留意するとされた。

根拠:P314

むずかしい小中道徳科の解説のAIに関する記述は、何を念頭に必要に応じて見直すのが適当とされた?

答え教科書の検定サイクル

ほかの選択肢:学習指導要領の改訂周期/全国学力調査の結果/毎年度の予算編成

AIの技術は変化が速いため。「何のために、どこまでAIを使うか」「AIで個人向けに選ばれた情報をどう受け止めるか」など、AIが生む道徳的な問いを教材で扱えることを解説で示す方向だ。

根拠:P314

かんたん小中道徳科で教師がAIに異なる立場の意見を示させるときの留意点として、例として示された使い方は?

答え自分で考えた後で補助的に使う

ほかの選択肢:AIの回答を正解として扱う/子供が考える前に結論を示させる/迷いや葛藤を省くために使う

AIに異なる立場の意見を出させると考えの多面化・多角化を促せる一方、AIの回答を正解として扱わず批判的に吟味することが留意点。迷いや葛藤も含め子供自身が考える機会を守る。

根拠:P316

ふつう小中端末で意見を共有するとき、「多様な家族構成や家庭状況」への配慮が必要と例示された内容項目は?

答え家族愛、家庭生活の充実

ほかの選択肢:国際理解、国際親善/友情、信頼/希望と勇気、努力と強い意志

意見の可視化は有効だが「言いたくないことまで言わされる」圧力にもなりうる。生命の尊さでは家族の病気、友情・信頼ではいじめの経験への配慮も示された。共有しない選択肢も用意したい。

根拠:P316

超絶難問中中学校の「国際理解、国際親善」で宗教に関わる内容を扱うとき、配慮の根拠とされた教育基本法の条は?

答え第15条

ほかの選択肢:第1条/第9条/第14条

第15条は宗教教育の規定。宗教が社会で果たす役割や宗教に関する寛容の態度を扱うとき、デジタルでの意見共有も含めて配慮が必要とされた。内容項目ごとの留意点の一つとして示されている。

根拠:P316

かんたん小中道徳科で考え議論したことを、学級のルールづくり(合意形成)などに生かす連携が示された領域は?

答え特別活動

ほかの選択肢:外国語活動/生活科/部活動

特別活動は学級・学校を身近な社会として「合意形成」「意思決定」を行う領域で、道徳教育ととりわけ深く関わる。公正・寛容・相互理解などを考えた後に学級会を行うと、学びがつながる。

根拠:P303P347

むずかしい小中高道徳・総合・特活の役割の整理で、道徳が育むことに親和的な特質を持つとされたのは?

答え学びを方向付ける人間性

ほかの選択肢:初発の思考や行動を起こす力/他者との対話や協働/教科の知識の活用

総合は「初発の思考や行動を起こす力・好奇心」、特活は「他者との対話や協働」。資質・能力を割り付けるのではなく、それぞれの特質を生かして連携するための大まかな整理だ。

覚え方道徳=方向、総合=好奇心、特活=協働

根拠:P326P347

総合・探究26問

かんたん小中審議まとめで、小中学校の「総合的な学習の時間」の名称は何に変える方向とされた?

答え総合的な探究の時間

ほかの選択肢:総合的な学習・探究の時間/探究学習の時間/総合探究科

目標を小中高で一貫した形に整理してきたことや、前回の高校での名称変更が探究の推進に役立ったことが理由。小学校から高校まで同じ名前にし、総合の中心が「探究」だとはっきりさせる。

覚え方小中高そろって「探究」

根拠:P343

かんたん小小学校の総合は「探究の領域」と、新しく設ける何という領域の2つで構成する案?

答え情報の領域

ほかの選択肢:表現の領域/体験の領域/言語の領域

小学校には情報教育の決まった時間がなく学校差が大きいことが課題とされた。情報の領域は探究の領域や各教科の学びを支える土台という位置付けで、それぞれ別に標準授業時数を設定する方向だ。

根拠:P74P78P328

ふつう小「情報の領域」で、探究のプロセスの中で情報活用能力を学び、実際の課題解決に使う小単元を何という?

答えミニ探究ユニット

ほかの選択肢:情報ブロック/プチ探究タイム/デジタル単元

例は「デジタル技術の正と負の側面を踏まえたマイルールをつくる」「生成AIの特性やリスクを踏まえた作品制作を行う」など。探究に入れにくい基礎は別の「情報ブロック」で学び、両方を組み合わせる。

根拠:P329

むずかしい小「情報の領域」に必要な時数として示された、小5・小6の各学年最大の目安は?

答え35コマ程度

ほかの選択肢:30コマ程度/70コマ程度/17コマ程度

小3・小4は各学年最大30コマ程度。年間の標準総授業時数は増やさず、35コマ以下の教科等を除く教科等から少しずつ減らして生み出す考え方で、具体的な数は今後示される。

根拠:P78P79

むずかしい小中新教科・領域の時数を生み出すため、35コマ以下を除く教科等から一律に減らす割合の目安は?

答え3〜4%程度

ほかの選択肢:1%程度/10%程度/15〜20%程度

特定の教科から削るのではなく「広く薄く」減らす考え方。週1コマ程度は確保するため、標準授業時数が35コマ以下の教科等からは減らさない。具体的な時数は今後精査して示される。

覚え方「広く薄く」3〜4%

根拠:P79

かんたん小小学校の「情報の領域」は、全面実施を待たずに何年度から段階的に先行実施する方向?

答え令和10年度

ほかの選択肢:令和9年度/令和12年度/令和14年度

小学校の全面実施は令和12年度の想定だが、社会の変化が先に進むため2年早く始める経過措置が適当とされた。国は授業でそのまま使える動画教材や研修資料を用意するとしている。

根拠:P79P262

かんたん小中高学年・学級共通の「テーマ探究」に対し、一人一人の「好き」や「得意」を起点にする探究を何という?

答えマイ探究

ほかの選択肢:個人研究/フリー探究/自由研究

テーマ探究は興味・関心を「広げる」学び、マイ探究は「深める」学び。どちらも大切で、1年間1テーマだけでなく時期を分けたり並行させたりする年間計画の例も示す方向だ。

覚え方テーマで広げ、マイで深める

根拠:P322P323

ふつう高高校段階で、自律的に進められるようになることが目指されているのは?

答え自己の在り方生き方に関わるマイ探究

ほかの選択肢:学年共通のテーマ探究/教科書の発展課題/大学入試に向けた小論文

そのためには小中でテーマ探究とマイ探究の両方を経験することが大切。マイ探究は「子供に委ねればよい」という意味ではなく、教師の見取りや形成的評価を含む指導性の発揮が必要とされた。

根拠:P323

ふつう小中高探究の質を考える3つの視点は、「課題の質」「プロセスの質」と何?

答え成果の質

ほかの選択肢:発表の質/評価の質/体験の質

現行の「高度化」「自律化」の7要素は複雑で使いにくいとされ、3つに整理し直す。課題の質は、その課題が自分や他者・社会にとってどんな意味をもつかという、在り方生き方との関わりの視点だ。

根拠:P321

超絶難問小中高現行の探究の質の視点「高度化」の4要素は、整合性・効果性・鋭角性と、もう1つは?

答え広角性

ほかの選択肢:社会参画/自己課題/運用

誤答の3つは「自律化」の要素(自己課題・運用・社会参画)。合わせて7要素は分かりにくく振り返りに使いにくいと指摘され、「課題・プロセス・成果の質」の3視点に整理し直す方向だ。

覚え方高度化4つ+自律化3つ=7要素

根拠:P321

かんたん小中高課題に着目した探究の形態として示されたのは、「研究系」「行動系」と何?

答え創作系

ほかの選択肢:調査系/表現系/体験系

形態によって探究の進め方が違うことを参考資料で示す。創作系はアイデアを作品(アプリや具体物)として形にする探究で、AIに操られず人生を舵取りするため、作り手の経験を重ねる意義があるとされた。

根拠:P324

むずかしい小中高AIなどで、だれもがアイデアを自分の作品として形にできるようになったことを、審議まとめは何と呼んだ?

答えデジタル技術の民主化

ほかの選択肢:デジタル技術の大衆化/創作のコモディティ化/技術の自動化

一方で、おすすめされ続けるコンテンツを消費し続ける誘因も増えた。だからこそ、こだわりをもって作品を創り上げる「創作者(クリエイター)」の経験を積む創作系の探究を進めるとされた。

根拠:P324

ふつう小中高探究のプロセスについて、独立した一段階としては位置付けないとされたものは?

答え振り返り

ほかの選択肢:課題の設定/情報の収集/整理・分析

振り返りは各コマごと、一定のまとまりごとなど様々な場面で行うもので、順序のある流れになじまないため。軽く見るのではなく、自己評価としての振り返りは一層重視される。課題の設定はむしろ強調される。

根拠:P324

むずかしい小中高「課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現」の探究のプロセスが記載されたのは何年の改訂?

答え平成20年

ほかの選択肢:平成10年/平成29年/令和3年

探究の姿を共有するのに大きな役割を果たした一方、4つを順に回すこと自体が目的化している例もあると指摘された。次期は典型的な姿の一例と位置付け、たどること自体を目的にしないと明確化する。

根拠:P324

ふつう小中高総合の評価で、3観点を10の要素に分けた評価規準づくりを見直し、評価の視点例を何要素程度で示す方向?

答え5要素程度

ほかの選択肢:3要素程度/10要素程度/15要素程度

10要素の評価規準を単元ごとに作る扱いは負担が大きく、細かな評価場面の設定や材料集めにつながっていた。次期は教師の形成的評価と、子供の自己評価・相互評価の機会を一層重視する。

覚え方10要素から5要素へスリム化

根拠:P333P335

むずかしい小中高各学校が総合の目標を定める際の視点として示された2つは、「重点化」と何?

答え付加

ほかの選択肢:細分化/一般化/標準化

重点化は学校全体で重視する要素を明示したり記載を精選したりすること、付加は学習指導要領の目標にない要素を加えること。学校の事情に応じて目標を定める手がかりになる。

根拠:P334

かんたん小中高総合で学校行事を代替しないことが「原則」とされたのは、次のうちどれ?

答え儀式的行事

ほかの選択肢:修学旅行/職場体験/自然体験活動

文化的行事・健康安全・体育的行事の準備(学習発表会を除く)も原則代替しない。代替できるかは総合と特別活動の両方の目標・内容に照らした学習の実態で判断する。代替は「できる」扱いで義務ではない。

根拠:P336

ふつう中高修学旅行や職場体験などの行事は、どの部分について総合で代替できるとされた?

答え探究として成立する部分

ほかの選択肢:事前・事後の学習を除いた部分/移動や宿泊を含む全日程/教師が引率する部分

とくに中学校で、総合の本来の趣旨と距離のある活動が多いとの指摘がある。修学旅行や職場体験を質の高い探究として行うイメージや事例を、解説や指導資料で示す方向だ。

根拠:P336

ふつう小中高AIを使った探究が一見高度に見えても、実際には資質・能力が育っていない状態を何という?

答え偽の熟達

ほかの選択肢:見かけの習熟/過剰適応/学習性無力感

英語では false mastery。AIを使う場合は、元の一次情報を確かめることに加え、試行錯誤の過程、その場での説明と質疑、AIに代わりにくい現場体験や実験・観察などを重視する対応が考えられるとされた。

根拠:P330

むずかしい小中高総合は、各教科で得た学びを「道具」として使い、切実な課題に挑むという意味で、いわば何の場とされた?

答え試合

ほかの選択肢:練習/舞台/実験室

各教科で身に付けた知識や力を、自分で決めた課題の解決に横断的・総合的に使う場ということ。総合での探究は、言語能力や情報活用能力を通して各教科の深い学びにも寄与すると整理された。

覚え方教科で道具を磨き、総合で試合

根拠:P320

かんたん小中高学校裁量が大きく、教科間や学校と社会の壁を越える役割から、総合は教育課程上の何にたとえられた?

答え出島

ほかの選択肢:港/広場/橋

地域・企業・大学などとの連携の足場として期待される役割。一方、探究に関わる高校教師の4割超が外部との連携に課題を感じているとの調査もあり、コーディネーターや社会教育士の活用を進めるとされた。

根拠:P338P339P340

ふつう小中高「社会」側の関わり方の深まりを3層程度で示したイメージは、「出会い」「伴走」と何?

答え協働

ほかの選択肢:評価/委託/指導

出会いはゲストティーチャーの講話や体験、伴走は中間レビューや助言、協働は子供が責任の一部を担って課題に取り組む形。学校のニーズと社会側が提供できるものを合わせる参考になる。

根拠:P339

超絶難問小中高課題・プロセス・成果のすべてに学習者が裁量を持ち、「探究」とされるのはパターンいくつ?

答えパターン4

ほかの選択肢:パターン1/パターン2/パターン3

パターン3(プロセスと成果に裁量)やパターン2(成果に裁量)は「探究的な学び」の外形的な要素。各教科は探究的な学び、総合は探究を担い、互いに行き来する関係と整理された。

根拠:P325

超絶難問小中高「考えるための技法」の示し方の見直しで、当面追加するとされた観点は?

答え発散

ほかの選択肢:比較/構造化/順序付け

今は比較する・分類する・関連付けるなど10個の例が並ぶだけで、考えを広げる思考が入っていないと指摘された。発散と収束の観点から分類して示し、学習方略とともに使いやすく具体化する。

根拠:P337P338

超絶難問高高校の総合的な探究の時間の標準単位数は、新しい単位の数え方で何とする案が示された?

答え6〜12新単位

ほかの選択肢:3〜6新単位/4〜10新単位/8〜16新単位

現行は3〜6単位。1単位を35コマでなく17コマで数える新しい単位の考え方に合わせた数字で、名称も現行どおり「総合的な探究の時間」とする案。

根拠:P42P82

ふつう小中高各学校段階の最終学年などで、学習の成果や自らの変容を実感する探究を何という?

答え節目としての探究

ほかの選択肢:総仕上げ探究/卒業探究テスト/到達度探究

卒業研究のようなイメージ。細かな要件は国は求めず、幅広い事例を参考資料で示す。成果物のアーカイブなど、学校図書館(司書・司書教諭を含む)との連携の仕方も示すとされた。

根拠:P325

特別活動26問

かんたん小中高特別活動は「確かな民主主義の担い手を育み、( )を実現する基盤」と位置付けられた。空所は?

答え共生社会

ほかの選択肢:学力保障/規律ある集団/地域創生

民主主義の危機や社会の分断が指摘される中、異なる価値観の人と対話し合意できる力を、学級・学校という身近な社会で育てる。過度な「同調圧力」から抜け出すことも課題とされた。

根拠:P345

かんたん小中高特別活動の三つの視点のうち、「社会参画」は何という視点に整理し直す方向とされた?

答え社会創造

ほかの選択肢:社会貢献/社会形成/社会参加

子供一人一人が学級・学校という身近な社会の形成者として、よりよい社会を創ることを重視するため。三つの視点は「人間関係形成」「社会創造」「自己実現」となる方向だ。

覚え方参加するだけでなく、創る

根拠:P352

ふつう小中高三つの視点の関係の整理で、「社会創造」「自己実現」につながっていく基盤とされた視点は?

答え人間関係形成

ほかの選択肢:合意形成/意思決定/集団適応

人間関係をよりよく形成することを土台に、学級・学校づくりに参画する「社会創造」と、自分の生活の課題を改善する「自己実現」がつながり合って高まっていく関係として整理された。

根拠:P352

かんたん小中高学級活動(ホームルーム活動)は、何の「要」であると明確化することが適当とされた?

答え学級経営

ほかの選択肢:教科指導/学力向上/部活動運営

教育課程が柔軟になり学び方が多様になるほど、学びが孤立しないよう学級経営が欠かせなくなる。標準授業時数に含まれる学級活動で、人間関係や心理的安全性をつくり学校全体を下支えする。

根拠:P349

ふつう小中高学級経営が目指すものとして広く捉えるとされたのは、「一人一人の子供と学級全体の( )」の実現。空所は?

答えウェルビーイング

ほかの選択肢:学力向上/規律の確立/一体感

身体的・精神的・社会的に良い状態のこと。子供の主観的幸福感には友達関係と教師のサポートが深く関わるとされる。学級経営の担い手である教師のウェルビーイングも含まれる。

根拠:P349

むずかしい小中高特別活動は生徒指導の第1層(発達支持的生徒指導)の要。学級活動(2)が担うとされた第2層は?

答え課題未然防止教育

ほかの選択肢:課題早期発見対応/困難課題対応的生徒指導/発達支持的生徒指導

生徒指導提要(令和4年改訂)をふまえた整理。いじめ防止教育や自殺予防教育などが例。動画を見て終わりではなく、子供の主体的な活動と両立させることが欠かせないとされた。

根拠:P350

ふつう小中高学級活動(2)で扱うことを、新たに「内容の取扱い」で明示することが適当とされたのは?

答え自殺予防等に関わる事項

ほかの選択肢:部活動の運営/定期考査の対策/修学旅行の行程づくり

現行のいじめ防止の記載にとどまらず、命を守る学びを位置付ける。SOSの出し方に関する教育や生命の安全教育など現代的な課題への対応もはっきりさせ、中・高で多い項目数は精選する方向だ。

根拠:P350P354

むずかしい小中高学級活動(1)の項目名は、「学級や学校における生活の( )」とする案が示された。空所は?

答え創造

ほかの選択肢:向上/安定/管理

現行は「学級や学校における生活づくりへの参画」。(2)は「日常生活における自己の成長と健康安全」、(3)は「将来に向けた自己の成長とキャリア形成」とする案で、「適応」の語も見直される。

根拠:P346P354

超絶難問小中高学級活動(1)アの新しい名前の案は?

答え学級における生活づくりへの参画

ほかの選択肢:学級や学校における生活上の諸問題の解決/学校における多様な集団の生活の向上/学級内の組織づくりや役割の自覚

現行の「諸問題の解決」は否定的な状況の改善に限ってとらえられがちと指摘された。アは学級内の課題、イは学級内の組織や役割、ウは学級を越えた学校の課題を扱うと区別する案だ。

根拠:P354

かんたん小中高児童会・生徒会活動の内容に、校則など学校運営に関わる何の記載を設けることが適当とされた?

答え意見表明

ほかの選択肢:自己評価/規則遵守/奉仕活動

例えば「学校のきまりなど生活上の課題について子供が提案し、教師等との話合いを通して学校運営に関わる」形。教師の適切な指導が前提で、現行の「学校行事への協力」も見直す方向だ。

根拠:P355

かんたん小中高学校行事の「文化的行事」は、学習発表会の要素を加えて何という名称にする案?

答え文化・学習発表的行事(仮称)

ほかの選択肢:文化・探究発表的行事(仮称)/学習成果発表行事(仮称)/文化・芸術的行事(仮称)

「好き」や「得意」を伸ばした学習の成果を学校内外に発信する舞台が限られているため。総合やクラブ活動、裁量的な時間で育てた成果を発表する場として、地域とも連携しながら活用できる。

根拠:P337P357

ふつう小小学校のクラブ活動で、柔軟に設定できるようにするとされた学年の縛りは、現在「主として何年生以上」?

答え4年生以上

ほかの選択肢:3年生以上/5年生以上/1年生以上

異学年の原則は維持しつつ、学校規模などに応じて柔軟にする。特定の期間に集中して行うことや、教師が適切に関わる前提で社会教育団体等が活動を担えることも明確化する案だ。

根拠:P356

むずかしい小クラブ活動の意義として重視する方向とされたのは、「好き(興味・関心)の追求による( )」。空所は?

答え個性の伸長

ほかの選択肢:体力の向上/集団規律の習得/技能の検定合格

クラブ活動の時間は全国的に減少傾向で、時数確保を求めるのも難しい。学校のクラブを「好き」を追う「きっかけの一つ」とし、放課後子供教室や地域クラブ活動など地域の活動とつなげる方向だ。

根拠:P355

ふつう小中高特別活動の総括的評価で「○」を付けるのは、次期ではどのような場合とする案?

答え成長が特に顕著に見られる場合

ほかの選択肢:3観点とも十分満足できる場合/全ての活動に参加した場合/学期ごとに全員に必ず

3つの柱に分けた目標準拠の評価はやめ、話合いの過程で表れる「学びに向かう力」を一体的に個人内評価する。評価補助簿づくりなど過度な材料集めを抑え、声かけや振り返りを重視する。

根拠:P361

ふつう小中高キャリア・パスポートで、廃止する方向とされたのは?

答え事務連絡に基づく「例示資料」

ほかの選択肢:見通しと振り返りの活動/特別活動でのキャリア教育/児童生徒による活動の記録

例示資料に沿ったワークシート作りが目的化し、形骸化しているとの指摘から。本来のねらいである「見通し・振り返り」をシンプルに打ち出し、学校の実態に合った多様な取組へ進める方向だ。

根拠:P359

むずかしい小中高キャリア・パスポートの蓄積物の管理について、基本とする方向とされたのは?

答えクラウド上などでの個人管理

ほかの選択肢:学校による保管と進学先への引継ぎ/教育委員会による一括管理/学級担任による紙ファイル保管

学校の事務負担にも鑑み、蓄積物の学校による引継ぎは求めない方向。児童生徒が自分で必要な資料を管理し、学校種を越えて見通し、振り返る活動につなぐ。

根拠:P359

かんたん小中高キャリア教育の「要」の役割を担うとされたのは?

答え特別活動

ほかの選択肢:総合的な探究の時間/社会科/家庭科

各教科等はキャリア教育の実践の場。とくに総合は興味・関心にもとづく探究、家庭はライフキャリア、社会は主権者教育を通じて実践する、という役割分担の全体像が示された。

根拠:P337P358

かんたん小中高合意形成は、多様な意見・価値観や背景を認め合い、対立や葛藤と向き合いながら何を創造していくことと整理された?

答え納得解

ほかの選択肢:最適解/正解/多数意見

安易な多数決や予定調和に流されず、みんなが受け入れられる案(納得解)や、試しながら見直す暫定解をつくることが重視される。意思決定は、自己の価値観に照らし責任をもって行動を選ぶこととされた。

根拠:P345P360

むずかしい小中高合意形成の典型的なプロセスは「課題の設定→発散(意見表明・受容)→( )→実践・振り返り」。空所は?

答え収束(吟味・創造)

ほかの選択肢:収束(自己理解・自己決定)/決定(多数決)/発散(情報収集・相互参照)

意思決定は「課題の設定→発散(情報収集・相互参照)→収束(自己理解・自己決定)→実践・振り返り」。どちらも実践を特定の型にはめるものではなく、授業改善の参考として解説等で示すとされた。

根拠:P360

超絶難問小中高審議まとめの整理で、「意思決定」の主たる教育上の視点とされたのは?

答え自己実現

ほかの選択肢:社会創造/人間関係形成/社会参画

合意形成は社会創造・2人以上・学級活動(1)や児童会・生徒会活動、意思決定は自己実現・個人・学級活動(2)(3)が主に対応する。クラブ活動と学校行事は両方の要素をもつとされた。

根拠:P360

超絶難問小中高特別活動の英語訳の案「Tokkatsu (Student-Led Activities for ( ) Development)」の空所は?

答えCivic and Personal

ほかの選択肢:Social and Emotional/Moral and Civic/Academic and Personal

「Tokkatsu」として海外から注目される中、定まった英訳がなかったため定める案。学級活動はClassroom Activities、学校行事はSchool Eventsとされた。

根拠:P346P351

ふつう中特別活動でのAI活用の事例として、中学校の生徒会で挙げられたのは?

答え生徒会総会の議事録をまとめる

ほかの選択肢:生徒会役員を選ぶ/校則の改正を決める/行事の内容を最終決定する

いじめ防止月間の企画の練り上げやポスター・動画づくりの例もある。一方、合意形成や意思決定の主体はあくまで子供たちで、効率化を目的にせず、リアルな体験や協働を重視することが留意点だ。

根拠:P362

むずかしい小中高特別活動でAIを使うときの留意点で、効率化が目的化しないよう示された方法原理は「( )によって学ぶ」。空所は?

答えなすこと

ほかの選択肢:見ること/調べること/聞くこと

実際に話し合い、役割を担い、行動してみることで学ぶのが特別活動。AIで作業を短縮できても、リアルな体験や多様な他者との協働の中での学びを手放さないことが大切とされた。

根拠:P362

むずかしい小中高特別活動のうち、標準授業時数に含まれるのはどれ?

答え学級活動

ほかの選択肢:児童会・生徒会活動/クラブ活動/学校行事

児童会・生徒会活動、クラブ活動、学校行事は標準授業時数に含まず、各学校が適切な時数を充てる。確かな時間がある学級活動だからこそ「学級経営の要」として位置付けやすい。

根拠:P349

ふつう小中高特別活動の見直しの背景で、子供の意見表明や社会参画の機会の確保を基本理念に定めた法律とされたのは?

答えこども基本法

ほかの選択肢:学校教育法/いじめ防止対策推進法/社会教育法

令和5年施行。学校教育を通じて意見表明や社会参画の機会が十分確保されていない状況もあるとされた。学校のきまりづくりへの参画や、学校運営協議会への子供の参画などとつながる。

根拠:P345P363

超絶難問小中高特別活動の特質の三つの側面は、すべての子供の安心を支える「包摂性」、「創造性」と何?

答え当事者性

ほかの選択肢:協調性/自律性/多様性

当事者性は、身近な社会を創る「当事者」としての自己を形成していく側面。包摂性の基盤のもと、協働的な創造と当事者としての自己形成が往還する活動として特別活動を改善するとされた。

根拠:P345

専門教科(高校)16問

かんたん高審議まとめで、専門教科の学習指導要領の書き方は「指導項目」ベースから何ベースに改めるべきとされた?

答え資質・能力

ほかの選択肢:資格取得/実習時間/教材

「〔指導項目〕を指導する」という書き方を抜本的に見直し、「何ができるようになるか」が分かる形にする。年間指導計画やシラバスの組み立て方にも影響する。

覚え方何を教えるか→何ができるか

根拠:P288

ふつう高専門教科でこれまで使ってきた観点「知識及び技術」は、何にそろえる方向?

答え知識及び技能

ほかの選択肢:知識及び経験/技術及び技能/知識及び理解

資質・能力の三つの柱を「知・技」「思・判・表」「学びに向かう力」と、他教科と同じ表現で整理する。評価規準の文言を見直すときに関わる変更。

覚え方技術→技能で他教科とそろう

根拠:P288

かんたん高原則履修科目「課題研究」について、解説でどうする方向とされた?

答え履修学年を示さない

ほかの選択肢:第1学年での履修を求める/卒業年次に限定する/2か年での履修を求める

教育課程を柔軟に組み、探究的な学びの深まりを構想しやすくするため。探究課題や指導内容も各学校の特色や実態に委ね、内容は資質・能力や配慮事項中心に改める方向。

根拠:P289

むずかしい高「課題研究」の導入段階で取り入れるべきとされた活動は?

答え実社会・実生活の課題を探究する活動

ほかの選択肢:資格試験の対策講座/校内での作品展示会/進路別の補習授業

探究は自己の在り方生き方に関わる課題を自ら発見し解決していくことが重要とされたため。資格取得は意欲やキャリア形成に役立つ面もあるが、試験対策偏重の弊害に注意するとされた。

根拠:P289

ふつう高審議まとめによると、産業界等との連携に取り組んでいる専門高校の割合は?

答え約90%

ほかの選択肢:約30%/約50%/約70%

一方で、数回の出前授業や講演にとどまるなど連携の深さに課題があるとされた。約50%は専門高校卒業生の進学率で、別の数字なので混同しないように。

覚え方連携9割、進学5割

根拠:P287

かんたん高審議まとめが目指すとした、専門高校と産業界等との連携の形は?

答え計画から評価まで一貫した持続的な協働

ほかの選択肢:年1回の出前授業の定着/卒業式での企業講演/資格試験の外部委託

理論と実践の往還を繰り返す関係が重要とされ、「課題研究」などで取扱いを明示する必要があるとされた。コーディネーターの配置やコミュニティ・スクール、遠隔での専門家の助言も挙げられている。

根拠:P289P298

かんたん高専門教科の科目の履修による「情報Ⅰ」の代替について、示された方向は?

答え安易な代替を防ぐよう例示を見直す

ほかの選択肢:代替を全面的に禁止する/代替できる科目を広げる/情報Ⅰを専門教科に移す

多くの専門学科で各教科の情報に関する科目により代替しているが、情報活用能力を抜本的に伸ばす改訂の中で見直すことになった。代替する場合の配慮事項も解説等でさらに示す。

根拠:P100P289

むずかしい高産業教育の目標の「思考・判断・表現」で、データの収集・分析を前提に新たに明示されたのは?

答え科学的な根拠に基づいて探究

ほかの選択肢:熟練者の勘に基づいて探究/資格の基準に基づいて探究/前例に基づいて探究

これまで重視してきた「倫理観」や「合理的」の要素は引き続き明示し、「合理的かつ創造的に解決する力」を養うとする。データサイエンスやAIで根拠を見いだす授業づくりを促すねらい。

根拠:P291P293

むずかしい高職業に関する各教科の内容を表形式で整理するのに妥当とされたパターンは?

答え並列パターン

ほかの選択肢:並行パターン/螺旋パターン/段階パターン

「知・技」の系統性を示すことができ、その内容のまとまりごとに「思・判・表」が想定される構造だから。芸術系は「並行パターン」なので対比で覚えるとよい。

覚え方専門教科は並列、芸術は並行

根拠:P293

むずかしい高専門教科「情報」で、新たに設ける方向とされた分野は?

答えデータサイエンス、AI

ほかの選択肢:ゲーム開発/情報セキュリティ/ネットワーク工学

「情報システム・構築」「情報デザイン・社会表現」「データ・AI」の各分野に「基礎的な科目群」と「統合・発展科目」を新設して構造化する案。具体的な新科目名は示されていない。

根拠:P296

かんたん高職業に関する全ての教科で、AI・データサイエンス等とともに内容の充実を図るとされた学びは?

答え経営管理やビジネス

ほかの選択肢:外国語会話/芸術表現/体力づくり

農業経営の法人化や六次産業化、看護や介護分野のグローバル化などを背景に、職業人には経営感覚が欠かせないとされた。商業以外の学科でも経営の視点を持つ授業が求められる。

根拠:P289P294

ふつう高産業界等の外部人材からの評価材料を積極的に加味する際、最終的な責任をもって評価に当たるのは?

答え教科の担当教員

ほかの選択肢:外部人材/企業の人事担当者/教育委員会

これが大前提で、事前に評価規準などの共通理解を図ることが重要とされた。作品の製作や発表・実演など、専門高校の学びに即した評価も積極的に取り入れる方向。

根拠:P299

ふつう高AI等を活用した成果物でも生徒自身の思考が十分か確かめるため、評価で組み合わせる例として挙げられたのは?

答え口頭試問やプレゼンテーション

ほかの選択肢:文字数の上限の設定/手書きでの全文再提出/提出期限の短縮

論述やレポート、作品などのパフォーマンス課題を用いた評価を取り入れることが重要とされた。AIが思考を止めてしまう、著作権等の課題があるといったリスクにも十分配慮するよう求めている。

根拠:P298P299

超絶難問高専門教科「看護」で、科目同士の系統的・横断的な指導ができるよう、科目の内容を何で再構成するとされた?

答え看護の主要概念

ほかの選択肢:臨地実習の時期/国家試験の出題基準/診療科の区分

人口減少・高齢化に伴う医療ニーズの変化などを踏まえた改善。医療DXや看護DX、地域や産業界との関わりの中で課題を見いだし協働的に探究する学習の充実も示されている。

根拠:P296

超絶難問高審議まとめが示す、昨年度の工業高校卒業者に対する求人倍率は?

答え31.9倍

ほかの選択肢:3.19倍/13.9倍/19.3倍

専門高校は産業界の強い労働需要に応えきれていない状況にあるとされた。高卒工業科人材や理系人材の不足が見込まれる中、特色ある教育課程を「強み」とする「攻め」の編成が求められている。

根拠:P287

超絶難問高総則で削除する方向とされた、ホームプロジェクトに充てることができる授業時数の上限は、各教科・科目の授業時数の何以内?

答え10分の2以内

ほかの選択肢:10分の1以内/10分の3以内/2分の1以内

実施方法が多様で、ホームプロジェクトというだけで授業時数に充てる規定の適否が問われた。必要な場合は関連する科目や学校外の学修の単位認定などで単位として認める。

根拠:P100

総則・特別支援など33問

かんたん小中高障害のある子への合理的配慮について、次期で各学校段階のどこに書き込む方向とされた?

答え総則

ほかの選択肢:特別支援学校の学習指導要領だけ/解説の付録だけ/各学校の内規だけ

今の学習指導要領は「教師の工夫」として書くだけで、子供側が配慮を求める場合との関係があいまいだった。意思の表明を受け、話し合いで合意をつくり、過重な負担のない範囲で行うことを書き込む。

根拠:P96P117

かんたん小中新設する方向の、不登校の子のための特別の教育課程は、主にどこで学ぶ子が対象?

答え校内外の教育支援センター等

ほかの選択肢:学びの多様化学校だけ/自宅だけ/民間のフリースクールだけ

センターを使う子全員ではなく、学校や教育委員会が状態を見て合うと判断した場合に行う案。休み始めでも支援があれば学べる子や、回復して学びに向かいつつある子を主に想定している。

根拠:P54P367P368

かんたん小中特定分野に特異な才能のある子への支援で、まず考えるとされたのは?

答え通常の教育課程(1階)での支援

ほかの選択肢:すぐに特別の教育課程(2階)を組む/上の学年への編入/大学への早期入学

裁量的な時間の活用なども含めて1階で支え、それでは足りない子を特別の教育課程(2階)の対象にする「2階建て」の設計。困りごとを減らすことと「得意」を伸ばすことの両方をねらう。

根拠:P386P387

かんたん小中不登校・特異な才能の子の特別の教育課程(2階部分)は、いつから取り組めるようにする方向?

答え令和10年度からの先行実施期間

ほかの選択肢:令和12年度の全面実施から/令和14年度から/令和16年度から

調整授業時数制度(1階)と一体的に始める考え。間に合うよう国が「運用の手引き」を作る。特異な才能の子の制度は、まず一定数の事例をつくり、改善しながら少しずつ広げる方針だ。

根拠:P38P384P400

かんたん小中不登校の子の特別の教育課程で、計画(個別の指導計画)づくりについて重視されたことは?

答え子供自身が目標の設定などに関わる

ほかの選択肢:先生だけで作り本人には見せない/国が全員共通の計画を配る/保護者だけが作成する

小さな達成を積み重ね、意欲や自己肯定感を取り戻すため。振り返りはできるだけ子供の言葉で行い、教師や指導員が頑張りを受け止めるフィードバックを書く。教科の内容は単元などのまとまりごとに書く。

根拠:P372P373P375

かんたん小中高特別支援教育の「重層的な指導・支援」で、最初に取り組むとされたのは?

答え通常の学級での学びやすい授業・環境づくり

ほかの選択肢:特別支援学級への転籍/通級による指導の開始/特別支援学校への就学

どの学級にも配慮が必要な子がいる前提で、全員に学びやすい授業づくりから始め、個別の支援、通級、特別支援学級と段階を追って学びの場を考える。校内委員会で組織的に対応する。

根拠:P96P116

かんたん小中高通級による指導を受ける子の特例として、可能にする方向とされたのは?

答え通級の中で教科の指導も行うこと

ほかの選択肢:通級の利用を全員に義務付けること/通級の時数を週1コマに固定すること/通級を特別支援学校だけで行うこと

自立活動を行ったうえで、学習が遅れがちな場合などに、期間を区切るなど負担に気をつけて教科の指導もできるようにする考え。今は教科の内容についていけなくても教育課程上の対応が難しかった。

根拠:P53P118

かんたん小中高意見が分かれる事柄やまだ確定していない事柄の扱い方は、次期ではどこに共通事項として示すべきとされた?

答え総則

ほかの選択肢:社会科の内容の取扱いだけ/道徳科の内容/特別活動の目標

様々な見解を示し、特定の事柄を強調し過ぎたり一面的な見方を配慮なく取り上げたりしないよう留意する。社会的な事象はどの教科でも扱うため、社会科だけの決まりにしないという考えだ。

根拠:P101

かんたん小中高外国人児童生徒等への指導について、総則に書く必要があるとされた基本的な考え方は?

答え日本語の補充だけでなく資質・能力を育てる

ほかの選択肢:日本語能力の補充に専念する/母語の使用を控えさせる/取り出し指導だけで対応する

語彙や文法など「できないこと」に指導が偏りがちとの課題を踏まえた。担任や教科担当もできる日本語指導の方法や、母語・多文化の経験を生かす視点も重視する。生成AIの活用を含むガイドラインは令和8年度中に作る予定。

根拠:P97

ふつう小中総則で、授業時数の扱いを独立させて新しく設ける項目(案)の名前は?

答え授業時数に関する共通的事項

ほかの選択肢:教育課程の編成における共通的事項/調整授業時数制度の運用規程/時間割編成の基本方針

今は「教育課程の編成における共通的事項」の中にある。調整授業時数制度の運用の具体も含めて書く。この制度は多様な子供を包摂する柔軟な教育課程づくりの主な手立てと位置付けられた。

根拠:P94

ふつう小中高現行で別項目の「特別な配慮を必要とする児童への指導」は、総則のどこへ移す方向?

答え「第2 教育課程の編成」の中

ほかの選択肢:「第6 道徳教育に関する配慮事項」の中/総則の外の解説の付録/各教科の内容の取扱いの中

別項目だと「一部の子への特別サポート」と受け止められやすい。1階(学校共通の教育課程)と2階(特別の教育課程)を合わせて、多様な子を包み込む教育課程として編成する考えを形で示す。

根拠:P94P95

ふつう高高校総則で、「人間としての在り方生き方に関する中核的な指導の場面」に新たに加える方向とされたのは?

答え総合的な探究の時間

ほかの選択肢:情報Ⅰ/現代の国語/保健体育

現行は公民科の公共・倫理と特別活動。総合が道徳教育の一環として果たす役割を確かめる意味で、そのために別に時間を取る必要があるわけではないと注意書きがある。

根拠:P100

ふつう小中高合理的配慮は、本人・保護者の意思の表明を受け、何による合意形成を通じて行う?

答え建設的対話

ほかの選択肢:多数決/校長の単独判断/教育委員会の一律の基準

「過重な負担」のない範囲で行うことが前提。解説では、学習内容の変更・調整や情報保障などの観点、「過重な負担」の考え方、合意までの進め方を分かりやすく示すとしている。

根拠:P116P117

ふつう小中高1人1台端末などのデジタル学習基盤は、合理的配慮の土台となる何に位置付くとされた?

答え基礎的環境整備

ほかの選択肢:個別の教育支援計画/自立活動/交流及び共同学習

全員のために前もって整える環境のこと。読み上げなどのアクセシビリティ機能を授業に取り入れれば、一人一人への個別の配慮が必ずしも要らない場面も増える。その工夫を国が示す方向だ。

根拠:P96P117

ふつう高ラジオ・テレビ等を利用して面接指導の一部を免除する通信制の「メディア減免」は、どうする方向?

答え要件を厳格化する

ほかの選択肢:対象を全科目に広げる/全日制にも導入する/要件をなくす

行う学校は、面接・添削指導の計画、教材や視聴課題、減らす割合、評価の基準などを「通信教育実施計画」に書いて公表することが考えられている。特別活動は一律のメディア減免の対象から外す方向だ。

根拠:P125

ふつう小中不登校の子の特別の教育課程で、授業時数はどう設定できる方向?

答え計画段階から標準を下回って設定できる

ほかの選択肢:標準授業時数の1.5倍以上が必要/標準授業時数と同じ時数が必須/週30コマ以上が必要

背景がさまざまなので、国が一律に決めず校長が子の実態に合わせて決める。本人・保護者の意向も聞き、状態の変化に応じて途中で時数や内容を調整できることが前提だ。その中での頑張りを積極的に評価する。

根拠:P371P374

ふつう小中高不登校・特異な才能の子の特別の教育課程の対象は、当面どの段階とされた?

答え義務教育段階(小・中学校など)

ほかの選択肢:高等学校だけ/小・中・高のすべて/中学校と高等学校だけ

高校は学校設定科目による学び直しや単位制の柔軟化、大学の科目等履修など学校外学修の単位認定(最大36単位)といった通常の仕組みで対応できると考えられ、成果を見て必要なら検討する。

根拠:P369P400

ふつう小中特異な才能のある子の特別の教育課程の対象について示された考え方は?

答え特定の基準や数値で才能を定義しない

ほかの選択肢:知能指数の基準で対象を決める/全国共通テストの上位者に限る/保護者の申請だけで決める

ラベル付けによる過度な競争や、同級生から異質な存在と見られることを避けるため。対象とすることは才能を「診断」するのではなく、本人の意向を踏まえて合った支援を提供すると判断することだ。

根拠:P388P399

むずかしい小中高総則の生徒指導の記載で踏まえるとされた、全ての子の成長を日ごろから支える生徒指導の考え方は?

答え発達支持的生徒指導

ほかの選択肢:困難課題対応的生徒指導/事後対応型生徒指導/管理型生徒指導

改訂された生徒指導提要が示す、全ての子を対象とする生徒指導。学級経営も、安心して過ごせる生活の面に加え、多様な子の主体的な学習を支える学びの面を大切にする方向だ。

根拠:P95

むずかしい中総則で、学校が行う「部活動」と並べて新たに位置付けを書く方向とされたのは?

答え地域クラブ活動

ほかの選択肢:学校家庭クラブ活動/放課後子供教室/児童会活動

部活動の地域展開が進む一方、平日を中心に部活動が残る学校もあり、当面は両方が並ぶ前提。部活動は体罰・暴言・事故の防止や働き方改革の記載を充実し、地域クラブ活動は学校との連携を書く。

根拠:P101

むずかしい小「架け橋期のカリキュラム」は、園の5歳児のカリキュラムと何の総称として位置付ける方向?

答え小学1年生のスタートカリキュラム

ほかの選択肢:小学1〜3年生のカリキュラム/4歳児のカリキュラム/小学校6年間のカリキュラム

5歳児から小学1年生までの2年間を「架け橋期」と呼ぶ。園は遊びの中の「学び」を小学校と共有する「対話のための資料」をつくり、合同研修や相互参観で互いの教育を理解し合う。

根拠:P99P105P112

むずかしい小幼児教育で、自発的な遊びの流れが資質・能力の育成に深く結び付いていくことを何と呼び、実現が欠かせないとした?

答え遊びの深まり

ほかの選択肢:遊びの体系化/遊びの教科化/遊びの自由化

乳幼児にとって自発的な遊びは学習そのもの。先生は子供の理解とねらいに基づいて環境をつくり直し、遊びがつながっていくよう援助する。小学校側もこの学び方を知ると、接続がなめらかになる。

根拠:P106

むずかしい小中高障害のある子への教科の指導で、目に見える「困難さの状態」だけでなく目を向けるべきとされたのは?

答え困難さが生じる要因

ほかの選択肢:保護者の希望だけ/テストの順位/診断名だけ

同じ「できない」という状態でも、背景の要因は子供によって違う。要因に目を向けた手立てを示す方向で、校内委員会で組織的に対応し、特別支援学校のセンター的機能も活用する。

根拠:P116

むずかしい高高校生のうち、通信制課程に在籍している生徒の割合は約どれくらいとされた?

答え約1割

ほかの選択肢:約3割/約5割/約1%

かつての勤労青年の学びの場から、不登校経験者や特別な支援が必要な生徒など多様な生徒の場に変わった。「多様性への対応」と「共通性の確保」を両立させ、教育の質を守る手立てをとるとしている。

根拠:P125

むずかしい小中不登校の子の特別の教育課程で数字の評定を付けない場合、指導要録の評定欄には何を書く方向?

答え※のみ

ほかの選択肢:1/-/0

「1」や「-」が付いて子供や保護者の意欲が下がる、という指摘を受けたもの。文章による評価は総合所見欄や添付する計画で確認できるようにする。調査書での扱いや入試での考慮も国が検討する。

根拠:P380P381

むずかしい小中特異な才能のある子の特別の教育課程で、在籍学年のまま上の学年・学校の内容を部分的に学ぶことを何と呼ぶ?

答え部分早修

ほかの選択肢:完全早修/飛び入学/先取り卒業

飛び級や飛び入学などで上の学年・学校に在籍する「完全早修」ではない。通常の教育課程での「拡充」(深く幅広い学び)を重視しつつ部分早修も取り入れ、ほかの時間は学級で一緒に学ぶ。

根拠:P387

むずかしい小中特異な才能のある子が高度な「対象活動」に取り組むのに伴い、一部または全部を実施しなくてよいとされる教科等を何と呼ぶ?

答え相当教科等

ほかの選択肢:免除教科等/代替科目等/選択教科等

相当教科等は、一部または全部の内容・授業時数が対象になりうる。相当教科等も評価しないと入試で不利になるおそれがあるため、在籍学級の既存の評価規準で観点別評価・評定を行う案。対象活動でのレポートや作品なども評価材料に使える。

根拠:P390P397P398

むずかしい小中特異な才能の特別の教育課程を編成したことは、指導要録でどう扱う案?

答え本体に書かず、計画の写しを別紙で添付

ほかの選択肢:総合所見欄に必ず詳しく書く/評定欄に※を記載する/調査書にも必ず転記する

入試対策や単なる早修を助長しないための工夫。別紙を調査書に使うべきでないことも手引き等で明確にする。一方、大学のプログラムへの参加など学習活動そのものは、総合所見欄に書いても差し支えない。

根拠:P398

超絶難問小中高意見が分かれる事柄の扱いと同じ趣旨が書かれた、政治的教養の教育などに関する文部科学省の局長通知は何年のもの?

答え平成27年

ほかの選択肢:平成10年/平成20年/令和3年

現行の社会科の内容の取扱いにも同じ趣旨がある。次期はこれを特定の教科に限らず、どの教科等でも大切な視点として、総則に共通事項として置く方向だ。

根拠:P101

超絶難問高高校総則の「ホームプロジェクトに授業時数の10分の2以内を充てられる」という規定は、どうする方向?

答え削除する

ほかの選択肢:10分の3以内に広げる/全学科で必修にする/中学校にも広げる

実施方法が多様で、それだけで授業時数に充てられる規定の適否が問われた。必要な場合は関連する科目や学校外の学修の単位認定などで単位として認める。専門教科での「情報Ⅰ」の安易な代替も見直す。

根拠:P100

超絶難問小中小・中学校の通級による指導の授業時数の下限は、どうする方向?

答え下限を定めない

ほかの選択肢:年間35コマ以上とする/年間70コマ以上とする/年間10コマ以上とする

子供の教育的ニーズに合わせて柔軟にするため。1年の中でもニーズの変化に応じて弾力的に運用するよう促すことが考えられている。通級は通常の学級での配慮を実効的にするための指導と位置付け直す。

根拠:P118

超絶難問高新単位化で、通信制の添削指導や面接指導の回数に0.5回のような端数が出た場合、原則どうする方向?

答え回数を切り上げる

ほかの選択肢:回数を切り捨てる/四捨五入する/端数分を翌年度に回す

50分×17コマを1新単位とする細分化に伴う対応。必履修科目を減単して履修する場合も、本来の単位に必要な添削・面接指導の回数などは減らさずに保つ方向だ。

根拠:P125

超絶難問小中不登校・障害・日本語指導など複数の特例の計画を一つの電子ファイルでまとめて使える、国の参考様式(仮称)は?

答え2階シート(仮称)

ほかの選択肢:個別支援カルテ(仮称)/学びのポートフォリオ(仮称)/包摂支援シート(仮称)

今は支援ごとに別々の書類が作られ、内容が重なっていた。全員共通のシートと特例ごとの個別シートで構成する案。計画はクラウドなどで担任を含む関係者が共有し、運用は「運用の手引き」で示す。

根拠:P376P377

生成AI・情報活用31問

かんたん小中高情報活用能力の3つの要素は、情報技術の「活用」「適切な取扱い」と何?

答え特性の理解

ほかの選択肢:操作の習得/情報の発信/倫理の判断

どの学校種でもバランスよく育てる。「活用」は課題を解決し新たな価値をつくる力、「適切な取扱い」はリスクを判断しルールを守る力、「特性の理解」は仕組みを科学的に理解する力だ。

根拠:P73

ふつう小中高情報活用能力の3要素のうち、中核的な構成要素と整理されたのは?

答え活用

ほかの選択肢:適切な取扱い/特性の理解/情報モラル

「適切な取扱い」と「特性の理解」は、活用する力を発揮するための構成要素。小学校は体験を重視し活用を中心に、中学校以降は取扱いや特性の理解を専門的・体系的に高めていくとされた。

根拠:P73P74

かんたん中中学校の技術・家庭科の技術分野は、何という教科にする方向とされた?

答え情報・技術科

ほかの選択肢:技術・情報科/デジタル技術科/情報科

コンピュータやネットワークの仕組み、データの活用などを大きく充実させる。今は免許も担当も別なのに評定は1つの教科として付けるなどのデメリットが大きいとされ、分けることが適当とされた。

根拠:P74

ふつう中中学校の「情報・技術科」は、何年度から段階的に先行実施する方向とされた?

答え令和11年度

ほかの選択肢:令和10年度/令和13年度/令和15年度

中学校の全面実施は令和13年度の想定だが、社会の変化が先に進むため2年早めて始める経過措置。小学校の「情報の領域」は令和10年度からで、小学校から先に始めて中学校へ円滑につなぐ。

根拠:P79P262

ふつう高高校卒業生全員に育成を目指す、数理・データサイエンス・AIを日常の生活や仕事で使いこなせる力は何レベル?

答えリテラシーレベル

ほかの選択肢:応用基礎レベル/エキスパートレベル/入門レベル

大学などで進む数理・データサイエンス・AI教育と連動させ、進学しない人も含めた全員が対象。高校の情報科(情報Ⅰ・Ⅱ)でデータサイエンスやAIの内容を強化する方向だ。

根拠:P74

かんたん小中高学習の基盤となる資質・能力は、「言語能力」と何の2つに絞る方向とされた?

答え情報活用能力

ほかの選択肢:問題発見・解決能力/批判的思考力/数理的思考力

現行は問題発見・解決能力を含む3つ。問題発見・解決能力は総合の目標や各教科の問い・評価課題を通して教育課程全体で実質化する。情報活用能力は情報技術の活用に限って示す。

根拠:P24

むずかしい小中高「メディアリテラシー」は、情報モラルとともに情報活用能力のどの要素の一環として明確化された?

答え適切な取扱い

ほかの選択肢:活用/特性の理解/基本的な操作

真偽不明の情報を主体的に吟味・判断し、必要なら判断を保留する力。各教科等で育てたクリティカル・シンキングを、新教科・領域で総合的に働かせながら育てるものと位置付けられた。

根拠:P248

ふつう小中高審議まとめは、「AIを使いこなす力」を単なる( )ではないと捉えた。空所は?

答え操作技能

ほかの選択肢:批判的思考/創造的思考/自己表現

AIを適切かつ効果的に使い、問題を発見・解決したり自分の考えを形成したりする力のこと。新教科・領域で、内容項目を横断して発達段階に応じて扱う方向とされた。

根拠:P248

むずかしい小中高情報活用能力の中核をなす内容とされた3つは、メディアリテラシー、AIを使いこなす力と何?

答えプログラミング的思考

ほかの選択肢:タイピングの技能/表計算の技能/情報デザイン

2040年代の社会を見据えた整理。プログラミング的思考は、AIへの指示やプログラミングで解決策を形にし、できたものを評価・改善して責任をもって使うまでの考え方と捉え直された。

根拠:P248P249

かんたん小中高AIに自然言語で指示してプログラムを作れる時代、プログラミングの学習について審議まとめはどう捉えた?

答え不要になると捉えるのは適当ではない

ほかの選択肢:小学校では不要になる/高校の選択科目だけで扱う/AIへの指示の練習に置き換える

AIが生成したコードには誤りが含まれる場合もあるため。目的に応じてAIに適切に指示し、できたものの妥当性を論理的・批判的に検討して改善する力が一層重要になり、小・中・高で育てる。

根拠:P249

ふつう小中高AIへの過度な依存とともに学習効果を下げるリスクとされた「学習過程の省略」を、いわゆる何という?

答え認知的オフロード

ほかの選択肢:認知的不協和/確証バイアス/情報過多

考えることを道具に任せすぎて、学ぶのに必要な頭の努力がされなくなること。自分で考えずにAIの出力をそのまま使うと起きやすいので、書く・話すなどの「外化」を重視して防ぐ。

根拠:P28P248

かんたん小中高審議まとめは、AIの発展で価値が下がったのは知識そのものではなく何だとした?

答え意味理解を伴わない丸暗記など

ほかの選択肢:教科書で学ぶ知識/専門分野の知識/読み書きの基礎

AIに指示や問いを出すにも、出力の正誤を見極めるにも、その分野の知識が要る。最後に責任をもって判断するのも人間。だから意味の分かった「確かな知識」を身に付けることがこれまで以上に必要になる。

根拠:P9

超絶難問小中高「確かな知識」は認知的な努力を通じて身体化された知識でもあるとされた。この身体化に添えられた語は?

答え記号接地

ほかの選択肢:自動化/精緻化/転移

言葉や記号が体験や実感と結びついて意味をもつこと。AIが言葉を大量に作れる時代だからこそ、子供が実感を伴って理解した知識が、考える力や探究を支えるという整理だ。

根拠:P9

かんたん小中高AIに頼って自分の思考を経ていない成果物が通用しない評価の工夫として例示されたのは?

答え口頭試問の要素を取り入れる

ほかの選択肢:提出物の分量を増やす/評価をAIに任せる/課題をすべて家庭学習にする

検索結果の最上部に出るAI要約をそのままコピーする子への指導が足りていないとされた。テスト時にブラウザを使えないようにし、根拠をもって自分の考えを書かせる工夫も例に挙がっている。

根拠:P26P159

むずかしい小「情報の領域」で、情報を発信・再構成する体験を通して、AIの出力を含め情報を鵜呑みにしない姿勢を育む例は何年生?

答え第4学年

ほかの選択肢:第3学年/第5学年/第6学年

第3学年で情報の特徴や偽・誤情報を理解し、第5・6学年でSNSの特性やエコーチェンバー、フィルターバブルもふまえて多角的に判断する力へ。情報ブロックは3年から6年へ系統的に発展する。

根拠:P251

むずかしい小小学校低学年で、各教科等の体験的な活動の中で学ぶ例として示されたのは?

答えID・パスワードを適切に管理する

ほかの選択肢:生成AIで作品を制作する/SNSで情報を発信する/統計データを分析する

低学年はデジタルに体験的に慣れ親しむ段階。文字入力や写真・動画の撮影、録音の体験とあわせ、正しい姿勢で端末を使う、許可なく他者を撮影しないことなども学び、「情報の領域」へつなぐ。

根拠:P251

かんたん小中高国は「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン」を、いつ改定するとされた?

答え令和8年度中

ほかの選択肢:令和10年度中/学習指導要領の告示と同時/全面実施の年度

学習指導要領の改訂を待たずに改定し、周知・研修・環境整備も行う。AIの活用が深い学びにつながらない例や教科ごとの効果的な活用例など具体的なポイントも、改訂を待たずガイドライン等で示すとされた。

根拠:P248P262

ふつう小中高国が開発する授業動画を含む教材は、少なくとも何年に1度程度アップデートするとされた?

答え1年に1度程度

ほかの選択肢:3年に1度程度/5年に1度程度/10年に1度程度

情報技術は変化が速く、内容がすぐ古くなるため。学習指導要領には大きな枠を書き、具体は教材やガイドラインで更新していく。先生が授業でそのまま使える教材で負担を減らすねらいもある。

根拠:P75P262

かんたん小中高次期の「デジタル学習指導要領」では、どんな形式の学習指導要領データも提供される方向?

答え生成AIが読みやすい形式

ほかの選択肢:紙の冊子だけの形式/印刷専用のPDF形式/管理職だけが閲覧できる形式

AIを活用して指導案・評価計画案・教材などを練りやすくするため。キーワード検索や校種間の系統の確認もしやすくなる。現行は紙の冊子とそのPDF版で提供されている。

根拠:P21

超絶難問小中高デジタル学習基盤を構成する要素として示されたのは、端末・通信ネットワーク・周辺機器などいくつ?

答え7つ

ほかの選択肢:3つ/5つ/10個

端末、通信ネットワーク、周辺機器、デジタル教科書・教材・学習支援ソフト、CBTシステム(MEXCBT)、教育データ利活用、情報セキュリティ。総則でその意義を示し、いつでも使える前提で改訂する。

根拠:P26

むずかしい小中高言語による外化なしにAIの生成物をそのまま使うなど、外化を欠いた情報技術の活用はどうなる恐れがあるとされた?

答え空疎な情報の集積・共有

ほかの選択肢:通信量の不足/端末の故障の増加/授業時数の不足

言語能力と情報活用能力は支え合う関係。書く・話すで自分の考えを表す「外化」があってこそ、情報技術で考えやコミュニケーションを大きく広げられる。AIの出力も自分の言葉で説明させたい。

根拠:P25

かんたん小中高文部科学省の生成AIガイドライン(Ver.2.0)は、学校での生成AIの利用をどう位置付けている?

答え一律に禁止も義務付けもしない

ほかの選択肢:原則として全面禁止/全ての学校で義務付け/高校だけで認める

教職員や教育委員会を主な読み手とする、適切な利活用のための参考資料という位置付け。令和5年7月の暫定的なガイドラインを改訂したもので、今後も必要に応じて改訂する想定とされている。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P3ガイドラインVer.2.0 P4

ふつう小中高生成AIガイドラインが示す、学校現場での生成AIの利活用の基本となる原則は?

答え人間中心の原則

ほかの選択肢:効率優先の原則/全面委任の原則/学習者任せの原則

生成AIは人間の能力を補助・拡張する道具になりうる一方、出力は「参考の一つ」「最適解とは限らない」と認識し、最後は人間が判断して成果物に責任を持つ。審議まとめの考え方とも重なる。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P7

超絶難問小中高ガイドラインで共通して押さえる5つのポイントは、安全性、情報セキュリティ、個人情報等の保護、公平性と何?

答え透明性の確保、関係者への説明責任

ほかの選択肢:効率性の確保、業務時間の削減/匿名性の確保、記録の削除/独自性の確保、作品の差別化

利用目的やリスクなどの情報を整理して関係者に提供し、必要に応じて教職員・子供・保護者への説明の機会や問合せ窓口を設けることも考えられるとされた。保護者への情報提供も重要だ。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P10ガイドラインVer.2.0 P11

ふつう小中高ガイドラインで、学習場面での「不適切と考えられる例」とされたのはどれ?

答え定期考査や小テストで使わせる

ほかの選択肢:英会話の相手として使う/誤りを含む出力で限界に気付かせる/議論の途中で足りない視点を探す

学習の進捗や成果を把握・評価する目的に合わないため。詩や俳句、美術など感性を発揮させたい場面で安易に使わせる、コンクールに生成物をほぼそのまま出す、なども不適切な例に挙がっている。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P18

ふつう小ガイドラインで、小学校段階の児童が生成AIを直接利活用することについてはどうするとされた?

答えより慎重な見極めが必要

ほかの選択肢:原則として毎時間使う/保護者の同意なしで使える/中学校と同じ扱いでよい

例えば教師が生成AIとの対話内容を数多く見せて基本を学んだり、体験を重ねて冷静な態度を養ったりすることが考えられる。審議まとめでも小学校ではAIの負の側面やリスクに十分留意するとされた。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P17P74

むずかしい小中高入力した情報を生成AIに学習させないようにする設定を、ガイドラインでは何と呼んでいる?

答えオプトアウト

ほかの選択肢:オプトイン/フィルタリング/シングルサインオン

設定できるサービスでは機械学習を許容しない設定をして使うことなどが考えられるとされた。あわせて、子供にはプロンプトに氏名や写真などの個人情報を入力させないよう留意する。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P19

超絶難問小中高授業の過程で、生成物が既存の著作物に似ていても、要件を満たせば許諾なく利用できるとされる根拠は著作権法第何条?

答え第35条

ほかの選択肢:第30条/第32条/第36条

ただし学校のホームページへの掲載や外部コンテストへの提出など、授業目的の範囲を超える利用には同条が適用されず、著作権侵害となる可能性があると注意されている。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P11ガイドラインVer.2.0 P19

むずかしい小中高ガイドラインで、教職員が校務で使うとき、原則としてプロンプトに入力してはならない重要性の高い情報の例は?

答え成績情報

ほかの選択肢:学級だよりの文案/時間割の案/研修資料の構成案

授業準備や文書のたたき台作成など校務での活用は有用とされる一方、私用アカウントや許可のない私用端末は使わない。生成された内容の適切性を自分で判断できる範囲で使うことが前提だ。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P13ガイドラインVer.2.0 P15

超絶難問小中高課題で生成AIの出力を引用するとき明示させる例は、サービスの名称、入力したプロンプトと何?

答え生成AIを用いた日付

ほかの選択肢:利用料金/端末の型番/回答までの時間

文献やインターネットから引用するときと同じような引用ルールを設定するイメージ。レポートなどでは、口頭発表の機会を設けて内容が自分のものになっているか確かめる工夫も考えられるとされた。

根拠:ガイドラインVer.2.0 P20

ふつう小中高AIドリルの活用の前提は、①教材として一定の質、②教師の適切な指導助言の下と、③何とされた?

答え子供が学びを自ら調整しながら使える

ほかの選択肢:毎日決まった時間使う/家庭で必ず使う/正答率を成績に入れる

算数・数学の効果的なICT活用として挙がった。この3つを前提に、認知心理学等の知見もふまえて計画的に使えば、知識を効率よく身に付けることにつながるとされた。

根拠:P177

問題の出どころ

問題は、中央教育審議会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)などの公式資料の該当ページを確かめて作りました。答えのあとに出る P○ を押すと、その根拠のページが開きます。次期学習指導要領はまだ告示前なので、答えは「審議まとめ段階の案・方向性・見込み」です。答申・告示で変わったら、問題も直します。