次期学習指導要領とのつながり

パフォーマンス課題外部人材からの評価材料持続的な連携
審議まとめは、専門高校ではペーパーテストにとどまらず、論述やレポート、発表、話し合い、作品の製作などのパフォーマンス課題を用いた評価を取り入れることが重要としています。また、外部人材による指導が増えることから、産業界などの外部人材からの評価材料を積極的に加味すべきとし、その際は教科の担当教員が最終的な責任をもつことを大前提に、評価規準などについて事前に共通理解を図ることが重要としています。産業界との連携は単発にとどまらず、計画から実施、評価まで一貫した持続的な関係が重要とされています。この発表会は、その評価の部分を外部の専門家と一緒に行う形です。 P287P298P299
ねらい
課題研究の中間成果を外部の専門家に説明し、評価規準に沿った助言を受けて、今後の改善点を明確にする。
準備するもの
- 評価規準表(3〜4項目程度。事前に連携先と共有し、言葉の意味をすり合わせておく)
- 専門家用コメント用紙(評価規準ごとに「よい点」「改善点」を書く欄)
- 生徒の中間成果(試作品、データ、レポートの下書きなど)
手順
- 評価規準表を生徒と専門家の両方に示し、今日見てもらう点を確認します。5分
- 班ごとに発表5分・質疑5分を3班分行います。専門家は評価規準に沿ってコメント用紙に記入し、教員は質疑の様子を記録します。30分
- 班ごとに専門家のコメントを読み、改善点を3つにしぼって今後の計画に書き込みます。10分
- 専門家から全体への講評を受け、教員が今後の流れを確認します。5分
評価(見取り)のポイント
専門家のコメントは評価材料の一つとして加味し、最終的な評価は担当教員が評価規準に照らして行います。質疑で生徒が自分の言葉で根拠を説明できたか、作成過程の記録が残っているかもあわせて見ます。
AIを使うなら
レポートや資料づくりでAIを使った班には、どの部分でAIを使ったかを記録させ、質疑で自分の考えを説明できるかを確かめます。作成過程の確認や口頭での説明と組み合わせることで、生徒自身が考えたかを見取ります。
うまくいくコツ・アレンジ
- 評価規準は専門用語をかみくだき、専門家と教員で「十分満足できる姿」の例を1つずつすり合わせておきます。
- 専門家には点数ではなく、規準に沿った具体的なコメントをお願いすると、生徒の改善につながりやすくなります。
- 同じ専門家に計画・中間・最終と続けて関わってもらうと、単発ではない連携になります。
アレンジ
- 遠方の専門家にはオンラインで参加してもらい、コメント用紙はデジタルで回収します。
- 最終発表会では地域の人にも聞いてもらい、提案の実現可能性について意見をもらいます。
ほかのアイデア
※ 次期学習指導要領は告示前です。審議まとめ(2026年10月5日)の方向性をふまえた原田英語.comのオリジナルのアイデアです。