10秒でいうと
分野をまたぐ課題を学ぶ「理科と日常生活」を新設。内容を物理・化学・生物・地学の4分野で整理
小学校の理科は、学習内容を物理・化学・生物・地学の4つの「分野」で整理する方向です。小・中・高で目標もそろえます。ただし、小学校の内容を難しくするものではないと、国が丁寧に周知する必要があるとされています。分野をまたぐ課題を学ぶ「理科と日常生活」を新しく設ける方向です。授業時間に「余白」を生むため、内容の精選も進めます。
どこが変わる?現行⇔次期(小学校)
黄色のマーカー=次期で新しく入る・強調される言葉赤の取り消し線=現行から消える・変わる言葉
教科の目標(柱書)
現行
小学校は「問題を科学的に解決するために必要な資質・能力」、中・高は「科学的に探究するために必要な資質・能力」など、学校段階ごとに文言が少しずつ違う。
小学校は「問題を科学的に解決するために必要な資質・能力」、中・高は「科学的に探究するために必要な資質・能力」など、学校段階ごとに文言が少しずつ違う。
次期(審議まとめの案・告示前)
基本の方向は変えずに、小・中・高で同じ文言に統一する方向(到達の目安は解説で学校段階ごとに説明)。
基本の方向は変えずに、小・中・高で同じ文言に統一する方向(到達の目安は解説で学校段階ごとに説明)。
P185 ※現行の文言は資料編m3 P1(理①)
目標の「学びに向かう力」で育てたい心情
現行
「自然を愛する心情」などは小学校理科だけに書かれている。
「自然を愛する心情」などは小学校理科だけに書かれている。
次期(審議まとめの案・告示前)
小・中・高共通で「生命を尊重する心情や人と自然環境の調和に寄与しようとする心情」と示す案。
小・中・高共通で「生命を尊重する心情や人と自然環境の調和に寄与しようとする心情」と示す案。
見方・考え方
現行
「(身近な)自然の事物・現象」を「科学的な視点」で捉え、比較したり関係付けたりする方法で考える(小は問題解決、中高は科学的に探究する方法)。
「(身近な)自然の事物・現象」を「科学的な視点」で捉え、比較したり関係付けたりする方法で考える(小は問題解決、中高は科学的に探究する方法)。
次期(審議まとめの案・告示前)
「自然や社会の事象・言説」を「自然科学的な視点」から捉え、観察・実験の結果や科学的知見に基づいて客観的・論理的・批判的に考える、と小中高で統一する案。
「自然や社会の事象・言説」を「自然科学的な視点」から捉え、観察・実験の結果や科学的知見に基づいて客観的・論理的・批判的に考える、と小中高で統一する案。
現行の解説を読む(公式PDF)
いまの小学校の理科の解説です(文部科学省のPDFが新しいタブで開きます)。
学習指導要領の本文
小学校の理科の指導案(試案)
もっとくわしく
出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。
