10秒でいうと
「科学と人間生活(8新単位)」1科目で必履修を満たす道を新設。各基礎科目に科学ガイダンス
高校の理科は、「○○基礎」と「○○」という科目の基本的な枠組みを保つ方向です。そのうえで、必履修の満たし方に新しい道を加える案です。「科学と人間生活(8新単位)」1科目だけで満たせるようにします。各基礎科目には「科学ガイダンス」を置く方向です。科目を組み合わせた柔軟な開設も考えられるとしています。暗記に偏らない授業づくりも促されます。
どこが変わる?現行⇔次期(高等学校)
黄色のマーカー=次期で新しく入る・強調される言葉赤の取り消し線=現行から消える・変わる言葉
見方・考え方
現行
「(身近な)自然の事物・現象」を「科学的な視点」で捉え、比較したり関係付けたりする方法で考える(小は問題解決、中高は科学的に探究する方法)。
「(身近な)自然の事物・現象」を「科学的な視点」で捉え、比較したり関係付けたりする方法で考える(小は問題解決、中高は科学的に探究する方法)。
次期(審議まとめの案・告示前)
「自然や社会の事象・言説」を「自然科学的な視点」から捉え、観察・実験の結果や科学的知見に基づいて客観的・論理的・批判的に考える、と小中高で統一する案。
「自然や社会の事象・言説」を「自然科学的な視点」から捉え、観察・実験の結果や科学的知見に基づいて客観的・論理的・批判的に考える、と小中高で統一する案。
高校の必履修科目の組合せ
現行
「科学と人間生活」+「○○基礎」1科目(4単位)、または「○○基礎」3科目(6単位)のどちらか。
「科学と人間生活」+「○○基礎」1科目(4単位)、または「○○基礎」3科目(6単位)のどちらか。
次期(審議まとめの案・告示前)
上の2通りに加え、「科学と人間生活(8新単位)」1科目を新設することが適当とされた。組合せは8新単位・8新単位・12新単位の3通りになる案。
上の2通りに加え、「科学と人間生活(8新単位)」1科目を新設することが適当とされた。組合せは8新単位・8新単位・12新単位の3通りになる案。
「科学と人間生活」の学び方
現行
物理・化学・生物・地学に関する各項目で、それぞれ2つのうち1つを選んで学ぶ。
物理・化学・生物・地学に関する各項目で、それぞれ2つのうち1つを選んで学ぶ。
次期(審議まとめの案・告示前)
両方を学ぶことも可能にすることが適当とされた(その場合は4単位程度=8新単位)。内容も中学校とのつながりと身近さを重視して見直す方向。
両方を学ぶことも可能にすることが適当とされた(その場合は4単位程度=8新単位)。内容も中学校とのつながりと身近さを重視して見直す方向。
P188 ※内容構成の新旧は資料編m3 P25(理⑮)
高校理科の標準単位数
現行
科学と人間生活2、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎 各2、物理・化学・生物・地学 各4(単位)。
科学と人間生活2、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎 各2、物理・化学・生物・地学 各4(単位)。
次期(審議まとめの案・告示前)
科学と人間生活「4 or 8」、各「○○基礎」4、各「○○」8(新単位)とする案(P82「構成(案)」)。
科学と人間生活「4 or 8」、各「○○基礎」4、各「○○」8(新単位)とする案(P82「構成(案)」)。
P82 ※総論の単位数表(P82)。1新単位=50分×17コマ(P46)
現行の解説を読む(公式PDF)
いまの高等学校の理科・理数の解説です(文部科学省のPDFが新しいタブで開きます)。
学習指導要領の本文
高等学校の理科・理数の指導案(試案)
もっとくわしく
出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。
