10秒でいうと
ホームプロジェクト等を各領域の「生活の課題と実践」に。家庭総合に新F領域を追加
高校家庭科も、領域を5つ(家庭総合は6つ)に再編する方向です。ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動は、各領域の中の「生活の課題と実践」(仮称)に位置付け直す方向です。家庭総合には、新しいF領域「総合生活実践」(仮称)を設ける案です。家庭基礎と家庭総合の役割の違いもはっきりさせる方向です。家庭総合の履修年次も柔軟にする方向です。
どこが変わる?現行⇔次期(高等学校)
黄色のマーカー=次期で新しく入る・強調される言葉赤の取り消し線=現行から消える・変わる言葉
領域(内容)の構成
現行
A 家族・家庭生活/B 衣食住の生活/C 消費生活・環境(高校はさらにD ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動)
A 家族・家庭生活/B 衣食住の生活/C 消費生活・環境(高校はさらにD ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動)
次期(審議まとめの案・告示前)
A 家族・家庭と生涯発達/B 生活の経営と消費生活/C 食生活/D 衣生活/E 住生活(いずれも仮称)。「家庭総合」のみF 総合生活実践(仮称)を加えた6領域。
A 家族・家庭と生涯発達/B 生活の経営と消費生活/C 食生活/D 衣生活/E 住生活(いずれも仮称)。「家庭総合」のみF 総合生活実践(仮称)を加えた6領域。
P230 ※現行の構成は資料編m3 P104の図による
ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動(高校)
現行
独立した領域として位置付けられている。
独立した領域として位置付けられている。
次期(審議まとめの案・告示前)
各領域の中に位置付ける「生活の課題と実践」(仮称)とし、「個人探究(ホームプロジェクト)」(仮称)と「協働探究(学校家庭クラブ活動)」(仮称)を家庭基礎・家庭総合のどちらでも実施。
各領域の中に位置付ける「生活の課題と実践」(仮称)とし、「個人探究(ホームプロジェクト)」(仮称)と「協働探究(学校家庭クラブ活動)」(仮称)を家庭基礎・家庭総合のどちらでも実施。
「家庭総合」の履修年次
現行
複数年次に分けて履修する場合は原則として連続する2か年。内容のCは原則として入学年次とその次の年次の2か年のうちに取り上げる。
複数年次に分けて履修する場合は原則として連続する2か年。内容のCは原則として入学年次とその次の年次の2か年のうちに取り上げる。
次期(審議まとめの案・告示前)
連続2か年の規定を見直し、隔年での実施なども可能に。2か年のうちに取り上げる規定はB領域(生活の経営と消費生活)として明記。
連続2か年の規定を見直し、隔年での実施なども可能に。2か年のうちに取り上げる規定はB領域(生活の経営と消費生活)として明記。
「家庭基礎」と「家庭総合」の違い
現行
科目の目標や学習内容に明確な差異が見いだしにくく、教科書の記述にも大きな差がない。
科目の目標や学習内容に明確な差異が見いだしにくく、教科書の記述にも大きな差がない。
次期(審議まとめの案・告示前)
家庭基礎=生活を営み家庭や地域の生活を「支える」力、家庭総合=多面的に生活を捉え家庭や地域の生活を「向上させる」力を育てる科目として趣旨を明確化。
家庭基礎=生活を営み家庭や地域の生活を「支える」力、家庭総合=多面的に生活を捉え家庭や地域の生活を「向上させる」力を育てる科目として趣旨を明確化。
見方・考え方
現行
「協力・協働」「健康・快適・安全」「生活文化の継承・創造」「持続可能な社会の構築」等の事項を示していた。
「協力・協働」「健康・快適・安全」「生活文化の継承・創造」「持続可能な社会の構築」等の事項を示していた。
次期(審議まとめの案・告示前)
家庭科の本質に焦点化して短く示し、小・中・高で統一。上記の要素は「統合的な理解・総合的な発揮」の中で内容に即して示す。
家庭科の本質に焦点化して短く示し、小・中・高で統一。上記の要素は「統合的な理解・総合的な発揮」の中で内容に即して示す。
P229 ※新しい見方・考え方の案文は資料編m3 P94
現行の解説を読む(公式PDF)
いまの高等学校の家庭の解説です(文部科学省のPDFが新しいタブで開きます)。
学習指導要領の本文
もっとくわしく
出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。