10秒でいうと
情報Ⅰ・Ⅱの構成は維持。AI・データサイエンスを加え、両科目の最後にPBL(課題解決学習)
高校の情報科は、情報Ⅰ(必履修)と情報Ⅱ(選択)の構成を維持する方向です。そのうえで、AIやデータサイエンスに関する内容を新たに加えます。情報Ⅰ・Ⅱとも、最後に学んだことを総合的に使うPBL(課題解決型の学習)の項目を置く案です。情報Ⅱは、一定の幅で単位数を柔軟に配当できる方向です。AI時代でも、プログラミングの学習は大切とされています。
どこが変わる?現行⇔次期(高等学校)
黄色のマーカー=次期で新しく入る・強調される言葉赤の取り消し線=現行から消える・変わる言葉
情報活用能力のとらえ方
現行
「情報及び情報技術を活用する力」として、学習の基盤となる資質・能力に位置付け。
「情報及び情報技術を活用する力」として、学習の基盤となる資質・能力に位置付け。
次期(審議まとめの案・告示前)
情報活用能力は「情報技術の活用」に絞って整理し、「情報の活用」は各教科で育てる。「活用」「適切な取扱い」「特性の理解」の3要素で小中高を通して整理。
情報活用能力は「情報技術の活用」に絞って整理し、「情報の活用」は各教科で育てる。「活用」「適切な取扱い」「特性の理解」の3要素で小中高を通して整理。
高校情報科の科目と単位
現行
情報Ⅰ(共通必履修、2単位)と情報Ⅱ(選択、2単位)。
情報Ⅰ(共通必履修、2単位)と情報Ⅱ(選択、2単位)。
次期(審議まとめの案・告示前)
情報Ⅰ・情報Ⅱの構成は維持し、標準単位数はともに4新単位(1新単位=17コマ)。情報Ⅱは追加で単位を配当できる例を解説等で示し、柔軟に配当できるようにする案。
情報Ⅰ・情報Ⅱの構成は維持し、標準単位数はともに4新単位(1新単位=17コマ)。情報Ⅱは追加で単位を配当できる例を解説等で示し、柔軟に配当できるようにする案。
高校情報科の内容項目
現行
情報Ⅰは「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」の4項目。AIやデータの学習、探究的な学びが十分でなく、仕組みやセキュリティが複数項目に分散。
情報Ⅰは「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」の4項目。AIやデータの学習、探究的な学びが十分でなく、仕組みやセキュリティが複数項目に分散。
次期(審議まとめの案・告示前)
情報Ⅰは「情報の仕組みと社会との関わり」「情報デザインとデザイン思考」「データ分析とモデル化・シミュレーション」「アルゴリズムとシステム開発」「PBLによる課題解決の実践」。情報Ⅱには「社会課題とデータサイエンス」「AI」などを新設する案(すべて仮称)。
情報Ⅰは「情報の仕組みと社会との関わり」「情報デザインとデザイン思考」「データ分析とモデル化・シミュレーション」「アルゴリズムとシステム開発」「PBLによる課題解決の実践」。情報Ⅱには「社会課題とデータサイエンス」「AI」などを新設する案(すべて仮称)。
プログラミング的思考
現行
前回改訂で小・中・高を通じたプログラミング教育を充実したが、内容や指導にばらつきがあり、問題解決にプログラミングを使う学習も十分でない。
前回改訂で小・中・高を通じたプログラミング教育を充実したが、内容や指導にばらつきがあり、問題解決にプログラミングを使う学習も十分でない。
次期(審議まとめの案・告示前)
AIへの指示も含め、作ったものを論理的・批判的に評価・改善し、責任を持って使うまでを含む考え方に捉え直し、小学校だけでなく中学・高校でも育てる。
AIへの指示も含め、作ったものを論理的・批判的に評価・改善し、責任を持って使うまでを含む考え方に捉え直し、小学校だけでなく中学・高校でも育てる。
現行の解説を読む(公式PDF)
いまの高等学校の情報の解説です(文部科学省のPDFが新しいタブで開きます)。
学習指導要領の本文
高等学校の情報の指導案(試案)
もっとくわしく
出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。
