締切間近 審議まとめへの意見募集(パブコメ)は 11月5日(木)23:59 まで(受付中) くわしく →
中学校 × 保健体育

保健体育どこが変わる?

まず現行と次期をマーカーで比べ、そのあと現行の解説(公式PDF)を読めます。

変わる所6項目解説PDF1件
もくじ(5項目)
  1. 10秒でいうと
  2. どこが変わる?現行⇔次期(中学校)
  3. 現行の解説を読む(公式PDF)
  4. 中学校の保健体育の指導案(試案)
  5. もっとくわしく

10秒でいうと

「体育理論」を「スポーツ理論」に改称。公正・協力などは「運動との関わり方」として学ぶ

小5〜中2は「多くの領域の運動を経験し、スポーツの基礎に触れる時期」と整理し直す方向です。中3からは「卒業後も多様な楽しみ方で関わる時期」です。「体育理論」は「スポーツ理論」に名称を変える案です。保健は、個人生活を中心とした健康・安全を科学的に学びます。公正・協力などは「運動との関わり方」として教える方向です。

どこが変わる?現行⇔次期(中学校)

黄色のマーカー=次期で新しく入る・強調される言葉赤の取り消し線=現行から消える・変わる言葉

公正・協力・責任などの態度の位置づけ

現行
「学びに向かう力、人間性等」の中に、愛好的な態度と並んで公正、協力、責任、参画、共生、健康・安全の態度が位置付けられている。
次期(審議まとめの案・告示前)
これらは「運動との関わり方」として「知識及び技能」を中心に整理し直す方向。愛好的な態度は「運動やスポーツの多様な楽しみ方を目指す態度(仮称)」として「学びに向かう力」に残す。
P268P269 ※現行と改善イメージの対比図は資料編m3 P204(保体⑯)

体育の12年間の時期の分け方

現行
小1〜4「各種の運動の基礎を培う時期」、小5〜中2「多くの領域の学習を経験する時期」、中3〜高3「卒業後も運動やスポーツに多様な形で関わることができるようにする時期」。
次期(審議まとめの案・告示前)
4年ごとの区切りは保ちつつ、小5〜中2を「多くの領域の運動を経験しスポーツの基礎に触れる時期」、中3以降を「卒業後も運動やスポーツに多様な楽しみ方で豊かに関わることができるようにする時期」と再整理。小1〜4は「遊び」の要素を取り入れた学習に。
P265P268P270 ※系統性の改善イメージ図は資料編m3 P202(保体⑭)

体育の領域名「体育理論」

現行
中学校・高校に「体育理論」の領域がある(中学校:運動やスポーツの多様性など、高校:スポーツの文化的特性や現代のスポーツの発展など)。
次期(審議まとめの案・告示前)
領域名を「スポーツ理論」に改め、改正スポーツ基本法の趣旨にも留意して内容を改善する案。
P270 ※現行の内容構成は資料編m3 P207(保体⑲)

高2以上で求める技能の水準

現行
学校段階が上がるにつれて技能の内容が積み上がっていく(例:ベースボール型で中3・高校の技能の記述が中1〜2より高度になる)。
次期(審議まとめの案・告示前)
高2以上(最終段階)で示す技能は、現行の中3〜高1程度を置くことを基本に全体の系統を整理。発展的な学習の余地は示す。
P272 ※ベースボール型の現行と改善イメージの例は資料編m3 P211(保体㉓)

保健の学校段階ごとの学び方

現行
小学校「身近な生活における健康・安全に関する基礎的な内容」、中学校「個人生活における健康・安全に関する内容」、高校「個人及び社会生活における健康・安全に関する内容」のスパイラル構造。
次期(審議まとめの案・告示前)
小学校は「身近な生活を中心とした」内容を実践的に、中学校は「個人生活を中心とした」内容を科学的に、高校は個人及び社会生活の内容を総合的に学ぶ系統に再整理。健康・安全の「概念」と「それに関わる原則」をスパイラルで深める。
P265P268 ※保健の系統性の改善イメージ図は資料編m3 P203(保体⑮)

体育・保健の「見方・考え方」

現行
体育は、運動やスポーツを価値や特性に着目し、楽しさや喜びとともに体力の向上に果たす役割の視点から捉え、「する・みる・支える・知る」の多様な関わり方と関連付けること(92字)。
次期(審議まとめの案・告示前)
体育は、運動やスポーツを心身の充実に果たす役割や多様な楽しみ方の視点から捉え、自他の豊かな生活と活力あふれる社会づくりにつなげること。全学校種で1つにそろえ、短く分かりやすく示す。
P267 ※現行と改善案の文案は資料編m3 P192(保体④)。本文P267は改善の方向性のみ

現行の解説を読む(公式PDF)

いまの中学校の保健体育の解説です(文部科学省のPDFが新しいタブで開きます)。

学習指導要領の本文

中学校の保健体育の指導案(試案)

もっとくわしく

出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。