本文へ
はじめての人へ
ISS…

MOON WORDS · BEAVER MOON

ビーバームーンとは?

読み方:びーばーむーん 英語:Beaver Moon

30秒でわかる!ひとことで言うと

ビーバームーンは、11月の満月の英語の呼び名です。川や沼がこおる前に、ビーバーをとるわなをしかけた季節だから、とも、ビーバーが冬にそなえて巣やダムづくりにいそがしくなる季節だから、ともいわれています。霜がおりるころなので「フロストムーン(霜の月)」とよばれることもあります。

11月の満月2026年11月24日(火) 23時53分ごろ一覧を見る ↓

アポロ11号から見た満月
画像:NASA

ビーバーの冬じたく

ビーバーは、木をかじってたおし、川をせき止めてダムをつくる動物です。ダムでできた池の中に、枝と泥で巣をつくり、冬のあいだの食べ物にする枝を水の中にたくわえます。秋の終わりは、こうした冬じたくでいちばんいそがしい季節です。ビーバーは夜に活動することが多く、まさに月明かりの下ではたらく動物です。

毛皮の取り引きの歴史

むかしの北アメリカでは、ビーバーのあたたかい毛皮がとても大切にされ、ヨーロッパとの取り引きの中心になっていました。冬の毛皮がいちばん質がよいため、水がこおる前の11月にわなをしかけたといわれます。ビーバームーンという名前には、そんな歴史も映っています。

晩秋の満月としし座流星群

11月は日本でも空気がすみ、月が美しく見える季節です。満月は夏よりずっと高く上がるようになり、冬の満月に近づいていきます。11月17日ごろはしし座流星群のピーク。下の表で、その夜の月明かりをチェックしてみましょう。2026年11月24日の満月は、地球にかなり近い満月で、NASA なども「スーパームーン」として紹介しています。

名前の由来と歴史

アメリカの農事暦『オールド・ファーマーズ・アルマナック』は、11月の満月の名前として「Beaver Moon」を紹介しています。由来は、わなをしかける季節という説と、ビーバーの冬じたくの季節という説があり、どちらも紹介されています。ほかに「Frost Moon(霜の月)」「Freezing Moon(こおる月)」などの呼び名がありました。

満月の英語の名前について ウルフムーン・ストロベリームーンなど、月ごとの満月の名前は、アメリカの農事暦(『オールド・ファーマーズ・アルマナック』など)で紹介されて広まった呼び名です。北アメリカの先住民やヨーロッパから来た人々の呼び名がもとになったといわれますが、実際の呼び名は部族や地域ごとにちがいます。天文学の正式な用語ではなく、月の色や大きさが特別になるわけでもありません。

英語では?

  • beaverビーバー
  • damダム
  • frost霜(しも)

Beavers build dams with branches and mud.ビーバーは枝と泥でダムをつくります。

The Beaver Moon is the full moon in November.ビーバームーンは11月の満月です。

宇宙の英単語をもっと覚えたいときは 宇宙英単語帳 へ。

11月の満月(ビーバームーン)はいつ?(2026〜2035年)

年満月の日時地球からの距離できごとしし座流星群のピーク(11/17)の月明かり
2026年11月24日(火) 23:53約360,867kmスーパームーン 51%
2027年11月14日(日) 12:25約378,657km— 85%
2028年11月2日(木) 18:17約398,930km— 1% 観察日和
2029年11月21日(水) 13:03約404,788km— 89%
2030年11月10日(日) 12:30約402,690km— 57%
2031年11月29日(土) 8:18約395,331km— 10% 観察日和
2032年11月17日(水) 15:42約374,220km— 100%
2033年11月7日(月) 5:32約358,827kmスーパームーン 17% 観察日和
2034年11月26日(日) 7:32約356,632kmその年いちばん大きい 35%
2035年11月15日(木) 22:48約364,865km— 94%

月明かりは、しし座流星群がピークをむかえる11月17日ごろの夜の月の明るさ(光って見える面積の割合)です。数字が小さいほど流れ星を見やすい年です。 時刻は日本時間で、このサイトが天文計算の式(Meeus『Astronomical Algorithms』)で求めた値です。数分ずれることがあります。正式な日時は国立天文台 暦計算室で確認できます。日付をおすと、その月の月カレンダーが開きます。

観察のコツ

  • 夜は冷えこむので、あたたかい服装で。空気がすんで、月のもようがくっきり見えます。
  • 双眼鏡で月のふちを見ると、月の山がぎざぎざに見えることがあります。

よくある質問

次のビーバームーンはいつですか?

2026年11月24日(火) 23時53分ごろです(日本時間)。

ビーバームーンの由来は?

川がこおる前にビーバーのわなをしかけた季節、またはビーバーが冬じたくをする季節だから、といわれています。

11月の満月のほかの呼び名は?

霜がおりる季節の「フロストムーン」などがあります。

関連する用語

月の用語集の一覧へ 2026年の月カレンダー

参考にしたページ

名前の由来に諸説あるものは「〜といわれています」と書いています。写真は NASA のパブリックドメインの画像です。