
このサイトが生まれたきっかけ、聞いてくれる? 作った原田先生が、アメリカで体験したお話だよ。

Kennedy Space Center, Florida
ロケットを見上げて、
言葉が出なかった日。
アメリカ・フロリダ州にある、NASA のケネディ宇宙センター。アポロ11号が月へ飛び立った、あの場所です。わたしは、そこを訪れたことがあります。
展示館に入ると、目の前に本物のサターンVロケットが横たわっていました。人を月へ運んだ、長さ約110メートルの巨大なロケット。見上げても、歩いても、なかなか端までたどり着きません。「人間は、これに乗って月へ行ったのか」。気がつくと、しばらくその場から動けなくなっていました。
館内には、管制室の英語の交信や、打ち上げのカウントダウンが響いていました。"Ten, nine, eight…" 教科書で知っていた英語が、本物の歴史の声になって、胸にとびこんできました。
あの「すごい!」を、日本の子どもたちにも届けたい。
でも、フロリダはとても遠く、だれもが行ける場所ではありません。そんなとき思い出したのが、NASA が写真や声を、パブリックドメインとして世界中に公開していることでした。月から見た地球も、本物の交信の声も、だれでも自由に見て、聞いて、使える。
だったら、パソコンやスマホの中に、だれでも無料で入れる宇宙のミュージアムを作ろう。宇宙のことばである英語にも、楽しくふれられるように。——それが、このサイトの始まりです。
いつか、ここで宇宙を好きになったあなたが、本物のロケットを見上げる日がきますように。
原田英語 原田高志







