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高等学校 × 総合的な探究の時間

総合的な探究の時間どこが変わる?

まず現行と次期をマーカーで比べ、そのあと現行の解説(公式PDF)を読めます。

変わる所7項目解説PDF1件
もくじ(4項目)
  1. 10秒でいうと
  2. どこが変わる?現行⇔次期(高等学校)
  3. 現行の解説を読む(公式PDF)
  4. もっとくわしく

10秒でいうと

名称は現行どおり。自分の在り方生き方に関わる「マイ探究」を自分で進められる姿を目指す

高校の「総合的な探究の時間」は、名前は今のままです。標準単位数は、新しい単位の数え方で6〜12とする案です(今は3〜6単位)。高校段階では、自分の在り方生き方に関わる「マイ探究」を、自分で進められるようになることを目指すとされています。また、高校の道徳教育で在り方生き方を考える中心的な場面に、総合を加える方向です。

どこが変わる?現行⇔次期(高等学校)

黄色のマーカー=次期で新しく入る・強調される言葉赤の取り消し線=現行から消える・変わる言葉

名称

現行
小中学校は「総合的な学習の時間」、高校は「総合的な探究の時間」
次期(審議まとめの案・告示前)
小学校から高校まで一貫して「総合的な探究の時間」とすることが適当とされた

探究の質を考える視点

現行
「高度化」(整合性・効果性・鋭角性・広角性の4要素)と「自律化」(自己課題・運用・社会参画の3要素)で示され、分かりにくいとの指摘がある
次期(審議まとめの案・告示前)
「課題の質」「プロセスの質」「成果の質」の3つの視点に整理して参考資料等で示す

探究のプロセス

現行
平成20年改訂の「課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現」の4つの流れ。順に回すこと自体が目的化している例がある
次期(審議まとめの案・告示前)
4つの流れは典型的な姿の一例とし、課題の設定を強調。「振り返り」は様々な場面で随時行うものとし、プロセスの独立した一段階には位置付けない。課題によって「研究系」「行動系」「創作系」で進め方が違うことを示す

評価規準のつくり方

現行
3観点を10の要素(視点)に分けた詳しい評価規準を単元ごとに作る扱いが例示され、細かな評価場面や評価材料集めが必要になっている(指導要録には身に付いた力を文章で端的に記述)
次期(審議まとめの案・告示前)
文章で記述する基本は維持しつつ、評価の視点例を5要素程度に絞る。細かな評価場面の設定は求めず、形成的評価と自己評価・相互評価を一層重視
P333P335 ※現行の評価の流れ(10要素の評価規準作成)は資料編m4 P125・P127にも図示

総合で学校行事を代替できる範囲

現行
代替できる例として修学旅行等の「旅行(遠足)・集団宿泊的行事」と職場体験等の「勤労生産・奉仕的行事」、できない例として「文化的行事」「健康安全・体育的行事」の準備が挙げられるが、解説に曖昧さが残る
次期(審議まとめの案・告示前)
両方の目標・内容に照らした学習の実態で判断。「儀式的行事」と、文化的行事・健康安全・体育的行事の準備(学習発表会を除く)は原則代替しない。旅行・勤労生産の行事は探究として成り立つ部分だけ代替可能

総合の目標を決めるよりどころ

現行
各学校の総合の目標は学校教育目標との関連を図る
次期(審議まとめの案・告示前)
学校教育目標に加えて、校長が作る学校運営の「基本的な方針」とも関連を図る。目標を定める視点として「重点化」「付加」を示す
P334 ※資料編m4 P129に現行の総則・総合の記載との対比あり

考えるための技法

現行
比較する・分類する・関連付けるなど10個の例が並べて示されているだけで、考えを広げる(発散)思考が含まれていない
次期(審議まとめの案・告示前)
当面「発散」の観点を加え、「発散と収束」の観点から分類して示す。学習方略とともに使いやすく具体化

現行の解説を読む(公式PDF)

いまの高等学校の総合的な探究の時間の解説です(文部科学省のPDFが新しいタブで開きます)。

学習指導要領の本文

もっとくわしく

出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。