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中学校 × 特別の教科 道徳

特別の教科 道徳どこが変わる?

まず現行と次期をマーカーで比べ、そのあと現行の解説(公式PDF)を読めます。

変わる所6項目解説PDF1件
もくじ(4項目)
  1. 10秒でいうと
  2. どこが変わる?現行⇔次期(中学校)
  3. 現行の解説を読む(公式PDF)
  4. もっとくわしく

10秒でいうと

複数時間での扱いと「深める教材」(13程度が目安)。教師が交代で学級を回る授業も可

中学校でも、道徳科の目標は今の書き方を保ちつつ、1つの教材を複数時間で扱う授業を進める方向です。深める教材の目安は13とされ、読み物教材は精選されます。また、先生が交代で学級を回って授業する「チームで行う道徳授業」を、学校の実態に応じて導入できると明確にする方向です。情報モラルやAIをめぐる問いを扱うことも示されています。

どこが変わる?現行⇔次期(中学校)

黄色のマーカー=次期で新しく入る・強調される言葉赤の取り消し線=現行から消える・変わる言葉

授業の進め方

現行
1授業で1つの読み物教材を扱うことが多い。学習指導要領には「一つの内容項目を複数の時間で扱う指導」も例として書かれている。
次期(審議まとめの案・告示前)
1つの教材を翌週にまたがるなど複数コマで扱い、2コマ目に「深める教材」や問題解決的・体験的な学習を組み合わせて「じっくりと深く学ぶ」。
P309P310 ※単時間でこうした工夫を行うことも引き続き考えられるとされる(P310注)。

教科書の教材構成

現行
各学年の教科書に35コマ分のいわゆる「読み物教材」が載っているのが基本。
次期(審議まとめの案・告示前)
読み物教材を精選し、「深める教材」と合わせて35コマ分に。深める教材の目安は中学校13、小学校高学年8、中学年4、低学年0。
P312 ※資料編m4 P88では、教科書のイメージであり現場の実践を制限しない、「深める教材」も使わなければならないものではないと注記。示し方は教科書検定基準との関係も含め今後検討(P312注)。

問題解決的な学習で扱う「問題」の例

現行
平成28年の報告で4項目(価値が実現されていない問題、理解不足や誤解の問題、分かっているのにできない葛藤、複数の価値の対立)を例示。
次期(審議まとめの案・告示前)
「価値の実現をめぐる葛藤」「価値の対立をめぐる葛藤」の2項目に整理して解説で例示。価値の対立を扱う際は複数の内容項目を設定できると明確化。

道徳科の授業者

現行
中学校は「学級担任が行うことを原則」。解説で、教師が交代で学年の全学級を回る取組も効果的と記載。
次期(審議まとめの案・告示前)
学校の実態に応じ、教師が交代で学年・学級を回って授業する方策の導入が可能と明確化(導入時の留意点も示す)。
P315 ※資料編m4 P89に、小中それぞれで内容項目を分担し週ごとに授業交換するイメージあり。

目標・見方考え方・評価

現行
目標は発達段階に応じて書き分け。見方・考え方は目標と別に示さない。評価は数値でなく記述式、大くくりのまとまりで、他者と比べない個人内評価。調査書に書かず入試に使わない。
次期(審議まとめの案・告示前)
いずれも現行の考え方を維持。資質・能力を観点別に分けて扱わない整理も継続。

内容項目の文言(中学校の例)

現行
[家族愛,家庭生活の充実]「父母,祖父母を敬愛し」、[友情,信頼]「心から信頼できる友達をもち」。
次期(審議まとめの案・告示前)
例えば「父母、祖父母等の家族」、「友達と互いに信頼し合い」とするなど記載を見直す。
P307 ※「例えば」とされており、最終的な文言は未確定。

現行の解説を読む(公式PDF)

いまの中学校の特別の教科 道徳の解説です(文部科学省のPDFが新しいタブで開きます)。

学習指導要領の本文

もっとくわしく

出典:中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(2026年10月5日)。P○ は本体PDFのページ、資料P○ は資料編のページ(クリックで該当ページが開きます)。